南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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スマイス調査 農村部の病死者 2)

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/05 20:41 投稿番号: [7758 / 41162]
>この部分を正しく関連づけ直すと、「病死者数は一見過小報告に思われるし、過去にも病死が変死として報告されるなど同様の(=過小報告の)傾向が見られたが、今回のケースにおいては病死が別の死因で報告された事例は無視し得る」という主張になっているのです。
>つまりいつもの年なら病死が変死として報告されているけれども、今年は病死が他の死因(この場合二者択一の暴行死)で報告されている例は考える必要がない。   何故ならば、

なるほどね、ここがおかしいのです。
「今回のケースにおいては病死が別の死因で報告された事例は無視し得る」
などと、スマイスの言ってないことを持ち込むから、全体の受取方に無理な解釈が
出るのですよ。
書かれていないことをことを勝手に想像で補ってはいけません。
その前であなたが言っている
「平時の死亡率と比べてみても分かるとおり、病死と混同した比率は大したものではないという結論になっています。」
の方が正確なのです。
ここから、「病死が別の死因で報告された事例は無視し得る」まで飛躍しては
いけません。

スマイスが述べているのはあくまでこれだけです。   すなわち
「この混同による限界は、平時の死亡率と比較して検べてみれば、殺害されたものとして回答のあった数にいちじるしく影響するほど大きくはありえない。」
著しく大きな影響という言葉は感覚的ではありますが、スマイスが平常年の基準と
しているバックの
「中国における土地利用」での年平均死者数(つまり戦乱の影響のない場合)
27.1人の100日間相当分7.4人と比較しての話です。
これは3.8人の1.9倍ですから、この数値に訂正したとしても、殺害された
ものとして回答のあったものの数、1000人あたり   29人を半減させることは
ありません。
だからスマイスはこう言っているのです。
「現在の調査の示すところでは、わずか12パーセントが病死者であるが、完全な報告では多くてもこの二倍であろう。このことは殺された者の多いことを示すのに役立つだけである。」
1000人あたりが29人が3.4人減るということであって、依然として
「殺害されたもの」が多数に上ると言うスマイス調査の結論には大きな変化は
ないと言うことです。

ということで、あなたのそこから以降の考察は、スマイスが述べてもいない「無理のある結論」を、
スマイスがそういう結論をひねり出すために「無理な論理展開」をしているからだと論証するという、
なんとも奇妙な論述になってしまっているのです。


>「期間中気温はやや高く、晴天の多い天候であった」と「疫病や変った病気が全然なかったことは明かである」は「独立したデータと観察結果」などではありません。
前者は明らかに、後者の理由付けとなっています。

私が独立したデータと言っているのは調査票による病死者数です、さらに
「常になく温和で晴れた気候」が観察された事実であることは異論がないと
思います。
では、「疫病や変わった病気が全然なかったことは明らかである。」は、
観察された事実ではなかったのでしょうか?
ここでは、推測であると述べられているのではなく、単に明白であると述べ
られているのです。
少なくとも、実際に現地を踏査した調査隊が疫病の蔓延を報告していれば、
このような表現にはなりませんから、ここは冬にしては気温が高く、晴天が
続いたことと、疫病の蔓延が対比的に矛盾のない事実の羅列として述べられて
いるように思われます。

なお、農村部は戦争被害があったとはいえ、過半の住民は元いた環境に暮らし
ており、通常の冬に比べて著しく変化した生活環境を強いられている訳ではない
と思われるのに対して、
都市では陥落前に多くの住民が安全区で避難生活を始め、陥落後はさらに自宅に
残っていた住民も安全区に避難しています。
こちらは住む家を離れて集団生活を送っており、しかも水道は陥落時に止まって
しまったので、しばらくはきわめて不衛生な生活を強いられています。
この状態で疫病の発生が報告されていないのですから、平時との差が少ない農村部で
疫病の発生が記録されていないことに特に不思議はありません。
また、スマイスが背景として気温が高く晴天が多かったことに言及しても、
何の不思議もありません。

スマイス調査 農村部の病死者

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/05 20:34 投稿番号: [7757 / 41162]
>雑草がはびこったということが、水が潤沢であるということを意味しないのは、少しでも農業に理解があれば分かることです。乾燥に強い雑草なんていくらでもあります。

私は農業の経験はありませんが、
冬季の中国内陸ですから、どちらにしても日本などより水利は悪いでしょうね。
問題は“unusually mild and fair weather”、“Remarkably dry weatherが
通常年に比べて著しく疫病の発生しやすい環境といえたかどうかです。
スマイスはそうは考えなかったし、unusually mild and fair weather”を
疫病の発生しなかった背景として書いても、当時の中国を知る大方の賛同を
得ると思って、そのように書いたことは否定できません。
それは自分の知る事実に従って書いたということでもあるでしょう。
60年以上後の日本の一読者が納得しないことなど、想定していなかったでしょうね。


>> いいえ、高温多湿地域での生活水不足で疫病が発生した実例をもって、
>> 冬季の低温において降水量僅少で疫病の蔓延が報告されていない事例を
>> 不可解であると断定するのはおかしいと言っているのです。
>何を言っているんですか。
>ルワンダの例を出したのは、
>貴方があくまでも、
>乾燥状態の方が人は病気にかかりにくい、という説に固執したからでしょう。

日本や中国のような気候条件での農村部の話ですよ。
赤道直下のルワンダだザイールだという所で、特殊の条件下で起きたことの
話をしてる訳じゃあありません。


>まさか、温和な気候が続いていたと認めたにもかかわらず、腐敗が進行しないほど寒冷だった等という恥知らずな主張はしないでしょうね?
>温度がそんなに重要であるなら、冬の方が夏よりも病気に罹る人は少ないと言うんですね?
>著しく常識に反する意見だと思いますが。

疫病というのは通常細菌性の伝染病を指しますが、伝染病、食中毒などは
温帯、亜寒帯よりも熱帯地域に多く、冬場よりは夏場に流行しやすいのは
「常識」だと思いますよ。
「著しく常識に反する意見」ということはありません。


>> 1.調査票の回答によるによる病死の数は例年より少ない
>> 2.期間中気温はやや高く、晴天の多い天候であった
>> 3.疫病や変った病気が全然なかったことは明かである
>あのね・・・
>「調査票の回答によるによる病死の数は例年より少ない」なんてスマイスは言ってないでしょ。
>調査票による回答を毎年集めている訳じゃないんですから。

おや、それでは何に対して「少ない」と言ってるのでしょうか。
対比するものがなければ「少ない」という言葉は出てきません。
“the normal death rate””usual“に対して少ないと言ってるのは明白です。
これを洞訳のように「平時」と訳すか「平年」と訳すか、それともあなた自身が
「(過小報告については)例年でも同様の傾向が目立つのであり、」と
表現しているように「例年」と訳すのが妥当か、それだけのことです。

なるほど。スマイス調査 病死の過少報告

投稿者: deliciousicecoffee 投稿日時: 2005/12/05 01:04 投稿番号: [7756 / 41162]
>Deaths from sickness were reported as very low, ... This is apparently a serious under-reporting; ... A similar tendency is noticeable in normal times, and in the past winter attention was inevitably centered upon the great number of abnormal deaths.
>概訳すると、「病死の報告例は非常に少ない。これは一見、過小報告に思われる。(過小報告については)例年でも同様の傾向が目立つのであり、冬にはお決まりのように多数の変死者(の報告例)が目を引いていた。」でしょう。
>・・・
>It is also possible that some deaths by sickness were confused with the killed, 〜

なるほど。
暴行による殺害にしても、支那軍(支那人)によるものか日本軍によるものか全然分からないのですが、実は病気による死亡なのか暴行による死亡なのかすらはっきり分かっていなかったようですね。

Re: Re: スマイス調査 病死の過少報告

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/04 22:12 投稿番号: [7755 / 41162]
> 1.調査票の回答によるによる病死の数は例年より少ない
> 2.期間中気温はやや高く、晴天の多い天候であった
> 3.疫病や変った病気が全然なかったことは明かである

あのね・・・
「調査票の回答によるによる病死の数は例年より少ない」なんてスマイスは言ってないでしょ。
調査票による回答を毎年集めている訳じゃないんですから。

Deaths from sickness were reported as very low, ... This is apparently a serious under-reporting; ... A similar tendency is noticeable in normal times, and in the past winter attention was inevitably centered upon the great number of abnormal deaths.

概訳すると、「病死の報告例は非常に少ない。これは一見、過小報告に思われる。(過小報告については)例年でも同様の傾向が目立つのであり、冬にはお決まりのように多数の変死者(の報告例)が目を引いていた。」でしょう。
“under-reporting”を「病死の報告数が少ない」と解釈すると、その後に続く「多数の変死」が一体「同様の傾向」とどのような関係にあるのか、訳が分からなくなります。
変死と報告されていた例の多数が実は病死だったという認識があるからこそ、“A similar tendency”と言っているんでしょう。
ところが、次の文でいきなり

It is also possible that some deaths by sickness were confused with the killed, though the original questions presented the two as alternatives; and the margin of this confusion, as tested by comparison with the normal death rate, could not have been large enough to affect in noticeable degree the number reported as killed.

平時の死亡率と比べてみても分かるとおり、病死と混同した比率は大したものではないという結論になっています。
“Deaths from sickness”の“the normal death rate”が“under-reporting”であるという認識があるにも関わらずです。
この部分を正しく関連づけ直すと、「病死者数は一見過小報告に思われるし、過去にも病死が変死として報告されるなど同様の(=過小報告の)傾向が見られたが、今回のケースにおいては病死が別の死因で報告された事例は無視し得る」という主張になっているのです。
つまりいつもの年なら病死が変死として報告されているけれども、今年は病死が他の死因(この場合二者択一の暴行死)で報告されている例は考える必要がない。何故ならば、

The 100 days occurred in a healthy season with unusually mild and fair weather, after two successive years of big harvests.

二年続きの豊作の後の、例年になく穏やかな好天に恵まれていたので、

It is plain that there was no epidemic or extraordinary disease.

病気の蔓延は無かったことが明白であるからだ、という論理構成になっているのです。
「期間中気温はやや高く、晴天の多い天候であった」と「疫病や変った病気が全然なかったことは明かである」は「独立したデータと観察結果」などではありません。
前者は明らかに、後者の理由付けとなっています。

分かりますか?
例年であるならば、病死者数は過少に報告される傾向にあるが、今年はそれを考慮する必要がない。その理由は、穏やかな好天が続いていて病人の発生が少ないからだ、というのがスマイスのロジックです。
だから、「穏やかな好天」が実は「異常な水不足」であったと判明した以上、例年以上に病人の発生は少なく、病死の事例も少数であるという結論には疑問を覚えざるを得ないのですよ。

> 2.の期間中晴天が多いこと、気候が乾燥していることをもって、
> 1.のデータは疑わしく、3.は推測で、しかもこの推測に合理性がない、

ではありません。
“mild and fair weather”ならば“in a healthy season”と言うことも出来るが、“Remarkably dry weather”で水不足という状況は戦争直後という条件も加味されて“in a healthy season”とは到底言えないはずだ、だからこれを以て「例年のように病死者数が過小報告されている可能性」を切り捨てることは出来ない、ということです。

PS
> 水利が悪いだけで高温多湿の気候の地域であることには変わりありません。

旧ザイール、つまり今のコンゴは、夏は乾期なんですけどね。
それに、高温多湿なのは国土の30パーセントの熱帯雨林で、それ以外はサバンナ気候に分類されるんですけど。
乾期のサバンナが、高温「多湿」なんですか?w

Re: Re: スマイス調査 病死の過少報告

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/04 22:08 投稿番号: [7754 / 41162]
> で、“Remarkably   dry weather”も同じく「顕著に乾いた気候」という意味ですが、
> 続く一文を読んで下さい。

貴方こそ良く読んだらどうですか?

Moreover, the weather was unusually dry, another cause of delay which pushed some farmers along till early December, when the full calamity came and field work was impossible.

いいですか、まず農作業に遅れを生じざるを得ないほどの水不足が12月上旬の段階まで続いていたんですよ。
そしてそれが

Remarkably dry weather prevailed until March

3月まで継続しているんです。
雑草がはびこったということが、水が潤沢であるということを意味しないのは、少しでも農業に理解があれば分かることです。乾燥に強い雑草なんていくらでもあります。

> いいえ、高温多湿地域での生活水不足で疫病が発生した実例をもって、
> 冬季の低温において降水量僅少で疫病の蔓延が報告されていない事例を
> 不可解であると断定するのはおかしいと言っているのです。

何を言っているんですか。
ルワンダの例を出したのは、

>   確かにケースとしては水害と疫病のセットが多数派でしょうけど、旱魃と疫病のセットがレアケースというわけではありませんよ。
>   水が不足すると云うことは、下水処理能力が大幅に低下すると云うことです。
>   大量の死体が放置されていたであろう戦場跡で、腐敗物を押し流す水量が不足すればどういうことになるか、想像できませんか?
>   まさか、温和な気候が続いていたと認めたにもかかわらず、腐敗が進行しないほど寒冷だった等という恥知らずな主張はしないでしょうね?
(No.7725)

という私の発言に対して、貴方があくまでも、

> 乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと言う常識はここにおいても有効だと思います。

という具合に、乾燥状態の方が人は病気にかかりにくい、という説に固執したからでしょう。
元々の問題は水不足と病気の関係であって、温度の問題ではありません。
温度がそんなに重要であるなら、冬の方が夏よりも病気に罹る人は少ないと言うんですね?
著しく常識に反する意見だと思いますが。

Re*3: スマイス調査 病死の過少報告

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/04 11:46 投稿番号: [7753 / 41162]
>大体、「雨が少ない」と「雨が異常に少ない」は意味が違いますよ。

程度の問題です、乾燥していることには変わりないでしょう。
ではどの程度の乾燥であったのか、
“unusually mild and fair weather”、“the weather was unusually dry”は
「常になく温和で晴天」、「常になく乾燥」ですね、
で、“Remarkably   dry weather”も同じく「顕著に乾いた気候」という意味ですが、
続く一文を読んで下さい。
“Remarkably dry weather prevailed until March; and there was also minor injury not to be classed as destruction, along with excess of weeds.”
「非常に乾燥した天候が3月まで続いた。また、雑草がはびこったことに加えて、破壊とはいえないまでも小さな被害が他にあった。」
「雑草がはびこる」程度の乾燥状態であることがわかります。


>ははぁ・・・
貴方の辞書では「水不足」と「高温多湿」が結びつくらしい。

いいえ、高温多湿地域での生活水不足で疫病が発生した実例をもって、
冬季の低温において降水量僅少で疫病の蔓延が報告されていない事例を
不可解であると断定するのはおかしいと言っているのです。


>「高温」はともかく、「黒と灰色の火山岩でできた乾燥地」が「多湿」ですかw、

水利が悪いだけで高温多湿の気候の地域であることには変わりありません。
高温多湿の土地で100万ほどの難民が土地を追われて、集団で食料も水もなく
避難生活を送っている状態と、
戦乱で荒らされたとは言え、農地と家を持って定住している農民の生活は違います。


>つまり、スマイスのレポート結果を補強し得る暗黙の同意を与えることが出来る科学的な調査隊は居なかった、と。

一般的な記録事例に、スマイス報告の内容を否定するものが見あたらないというだけですね。

スマイスが「病気による死亡」の章の前半で報告しているのは次の3点です
1.調査票の回答によるによる病死の数は例年より少ない
2.期間中気温はやや高く、晴天の多い天候であった
3.疫病や変った病気が全然なかったことは明かである

あなたは、2.の期間中晴天が多いこと、気候が乾燥していることをもって、
1.のデータは疑わしく、3.は推測で、しかもこの推測に合理性がない、
と言っているのでしょ?

私はこの3点についてそれぞれが独立したデータと観察結果であり、無理矢理これが
相互に矛盾すると考える必要はないと思っています。

ちなみに、同じ章の後半でスマイスが記述していることは以下のとおりです。

「一九三一年の大水害では、ほぽ同じ時期に一〇〇〇人当り二二人の死亡者が出たという報告があり、死亡者については、病死者と限定されたものは70パーセント、24パーセントが溺死者であった。(1)   現在の調査の示すところでは、わずか12パーセントが病死者であるが、完全な報告では多くてもこの二倍であろう。このことは殺された者の多いことを示すのに役立つだけである。
(1)『中国における一九三一年の水害』九七頁。
(「南京大残虐事件資料集Ⅱ」   P240)   」

前半の記述と合わせて、別におかしなことは言ってないと思います。

病死者数については、スマイスがここで「完全な調査」と呼んでいる、バックの
「中国における土地利用」の数値を平均的病死者数として再計算したものを
バック修正値と呼ぶことがありますが、
このバック修正値によれば、農村部での兵の暴行による死者は
26、870人から22、960人になり、スマイスの記述通り
「現在の調査の示すところでは、わずか12パーセントが病死者であるが、完全な報告では多くてもこの二倍であろう。このことは殺された者の多いことを示すのに役立つだけである。」
ということになります。

それだけのことです、暴行による死者が多数あると考えられると言う結論は変わりません。

Re: Re: スマイス調査 病死の過少報告

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/04 01:44 投稿番号: [7752 / 41162]
> >雨が異常に少ないから病気が蔓延しない、という説明に合理性はありません。
>
> これって、あなたが
> 「雨が少ないときは病気が蔓延すると考えるのが自然である」
> という仮説を立てていると言うことなのではないのですか?
> それとも、
> 「雨の量とかの気候と、病気の蔓延は無関係である」
> という考え方でよろしいのですか?

本気で言っているんだったら日本語学校に入り直すことをお勧めします。
大体、「雨が少ない」と「雨が異常に少ない」は意味が違いますよ。

> はい、ルワンダだかザイールだかの場合は疫病の流行という事実があって、
> 原因として水不足が指摘されていたということがあるそうですね。
> この時の該当地域は日本や中国内陸部の冬に対して、相当高温多湿の状態に
> あったと思いますが、そうではないのですか?

ははぁ・・・
貴方の辞書では「水不足」と「高温多湿」が結びつくらしい。
それから私が引用した報告書にはこう書いてあるんですが、読みませんでしたか?

>   だが、避難民の数が容赦なく増えるにつれて、彼らは湖からどんどん遠くへと押しやられ、とうとう何十キロも離れた黒と灰色の火山岩でできた乾燥地で暮らすことを余儀なくされた。

「高温」はともかく、「黒と灰色の火山岩でできた乾燥地」が「多湿」ですかw

> 総合的な調査を行ってこれを報告書に纏めたのはスマイスだけですが、
> 他の人々が個別に残した記録で疫病の蔓延に言及しているものもまた
> 知られていません。

つまり、スマイスのレポート結果を補強し得る暗黙の同意を与えることが出来る科学的な調査隊は居なかった、と。
死因の調査記録でない記録に、通常の冬にも見られる病死の多発が記録されていないことがどうして病死の少ないことの証明になるのか分かりませんねぇ。
例年の冬と同じように病死者が出たなら、それは「いつものことだ」と考えてわざわざ記録に残したりしないのが普通ですが。

>   病死者の数は回答のなかできわめて少なく、全部で四〇八〇人、すなわち百日間で一〇〇〇人当り3.8人になる。
>   これは報告数がきわめて少ないように見える。

訳語の適正はこの際、別にします。(随分怪しい翻訳なんですが。)
問題は、病死に分類された死者が極めて少ない、という結論です。
「これは報告数がきわめて少ないように見える」の原文は
This is apparently a serious under-reporting
つまり、スマイスはこの病死者数が、実数よりも過小に報告されているのではないか、と自分でも疑いを持っていたのです。
そしてその疑念を払拭してみせる説明として、温和で好天が続いた、という理由付けをしているのです。
それに対して私は、温和で好天と言うけれども他の箇所を読めば異常な少雨で水不足だったことが判明している、単なる好天と違って、異常な少雨は病死が少ない理由にはならない、と言っているんですよ。
“This is apparently a serious under-reporting”と自分でも言いながら、合理性を欠く理由しか提示できずに異常データをそのままにしているスタンスには、疑問を覚えずにいられません。
私が言っているのは、そういうことです。

> そうなると、インフルエンザの蔓延が報告されているのかどうかが
> 問題になります。
> そういう記録はあったのでしょうか?

誰がインフルエンザが蔓延したなんて言ってますか。
インフルエンザは病気じゃない、という結論になる貴方のロジックをからかっているんですよ(藁

Re: 根気だけの問題

投稿者: filthymacnasty2 投稿日時: 2005/12/03 19:03 投稿番号: [7751 / 41162]
農協に告ぐ
人並み外れた根気強さは認めるが、内容がねちねちとしつこいだけで、nmwgip氏への有効な反論になっていないぞ

Re:  J A P が今なすべきこと

投稿者: deliciousicecoffee 投稿日時: 2005/12/03 18:47 投稿番号: [7750 / 41162]
q_p_blueのコピペに大人げもなくマジレスします。


>そもそも中国で「反日」デモが広がったのは、小泉首相が過去の侵略戦争の責任者が祀られている靖国神社を参拝したり、日本のアジア諸国に対する侵略戦争や植民地支配を正当化する歴史教科書を文部科学省が検定で合格させたことが発端です。

支那事変は侵略戦争ではない。
支那事変は、支那共産党が盧溝橋事件を起こし、支那軍が停戦協定を何度も繰り返し破って継続・拡大した戦争。
盧溝橋事件の約3週間後には、支那保安隊が日本人居留民約260人を大虐殺し(通州事件)、更に2週間後、支那軍は数十万人という大軍で上海の国際租界の日本人居留区を包囲攻撃した。
支那軍機は上海市街地のホテルやデパートを爆撃して民間人や外国人を大量に殺害した。
その後も支那は、日本が提出した和平案をことごとく蹴り、戦争を継続し、支那人民を虐め抜いた。
支那軍による徴発・徴用・徴兵は過酷を極めた。
支那軍は、上海市街地爆撃の他、焦土作戦、黄河・揚子江の堤防決壊などによって多くの民衆を殺害し、世界で初めて違法毒ガスを使用したり細菌戦を行なうなどの暴虐・悪逆の限りを尽くした。
米英は、そのような暴虐支那に対して大々的にカネや武器を支援し、日本に対しては経済制裁を行なうなど理不尽な行動をとった。
特に、1941年8月1日、米英蘭は共謀して対日石油輸出を全面的に禁止するという暴挙(経済封鎖)に出たため、日本は米英蘭に対しても自衛戦争をするしかなくなってしまった。
また、1941年7月23日には、ルーズベルト大統領を始めとする米国首脳部は、フライング・タイガー(米国の爆撃機・戦闘機・パイロット)による日本本土爆撃計画に署名していた。


>中国人が日本軍に殺されたり、生物化学兵器の人体実験の対象にされたりといった話を、日頃おじいちゃんやおばあちゃんから聞いて育った中国の若い世代が日本の侵略戦争を正当化する教科書を許せるでしょうか。

日本軍が支那人に対し生物化学兵器の人体実験をしたというのは作り話で事実ではない。
嘘っぱちの作り話を信じて逆恨みされても困るんだよね。


>人を殴っておいて、その殴られた人が怒ったとき、「もっと冷静になろうよ」と殴った側が言うのはおかしいと思いませんか?

支那が戦争を始めて、支那が悪逆非道の数々を行なっておいて、「悪いのは、全て日本だ」と言うのはおかしいと思いませんか?


>日本の市民が今なすべきことは、まず日本政府に中国政府と中国の市民に謝罪させることであり、

日本が今なすべきことは、「日本は侵略戦争をしていないこと」、「南京大虐殺や生物化学兵器の人体実験などは嘘っぱちのでっち上げであること」を明確に表明することであり、そうすれば靖国問題も歴史教科書問題も全て解決する。

Re:  J A P が今なすべきこと

投稿者: hawaiiandream2010 投稿日時: 2005/12/03 13:25 投稿番号: [7749 / 41162]
いつまで謝罪を要求するのか!
いいかげんにしろ。
日中韓の過去の問題は公的にもすでに解決済みのはずだ。

 J A P が今なすべきこと

投稿者: q_p_blue 投稿日時: 2005/12/03 11:28 投稿番号: [7748 / 41162]
そもそも中国で「反日」デモが広がったのは、小泉首相が過去の侵略戦争の責任者が
祀られている靖国神社を参拝したり、日本のアジア諸国に対する侵略戦争や植民地支
配を正当化する歴史教科書を文部科学省が検定で合格させたことが発端です。1972年
の日中共同声明では、「過去において日本国が戦争を通して中国国民に重大な損害を
与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」という文言が謳われています。過去
の侵略戦争に対する反省は日中国交正常化の大前提であったはずです。中国人が日
本軍に殺されたり、生物化学兵器の人体実験の対象にされたりといった話を、日頃おじ
いちゃんやおばあちゃんから聞いて育った中国の若い世代が日本の侵略戦争を正当化
する教科書を許せるでしょうか。戦争は過去のことでも歴史教科書の記載内容は現在
の問題です。ヒロシマ、ナガサキの悲劇(被害者は日本人だけではありません)を忘れ
ないことが重要なのと同様に、日本軍がかつて中国で行ったこともきっちりと日本の教
科書に記載して日本の子どもたちに教えることが、未来に同じ過ちを繰り返さないため
に必要なのだと考えています。        

人を殴っておいて、その殴られた人が怒ったとき、「もっと冷静になろうよ」と殴った側が
言うのはおかしいと思いませんか?   日本の市民が今なすべきことは、まず日本政府
に中国政府と中国の市民に謝罪させることであり、そして、過去の日本の侵略戦争を正
当化する扶桑社の教科書の検定合格を撤回させ、今後、小泉首相に靖国神社への参
拝を取りやめさせることです。

根気だけの問題ですね (^^;

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/03 09:30 投稿番号: [7747 / 41162]
> スマイス以外に調査を行った者はいない、従ってスマイスの主張に賛同する調査結果も反対する調査結果も無いと分かっていながら、居もしない「他の人の記録」を持ち出して「疫病の蔓延に言及したものはありません」と結論づけるんですね。
>> 陥落後の南京農村部にいたのはスマイス調査隊だけではありませんが、
>へぇ・・・   これは初耳。

だから、何十万という住民がいたのだし、十万を越える日本軍がいたのです。
外国人もスマイスしかいなかったわけではありません。
総合的な調査を行ってこれを報告書に纏めたのはスマイスだけですが、
他の人々が個別に残した記録で疫病の蔓延に言及しているものもまた
知られていません。
客観的には疫病の蔓延は知られていないということで、よろしいのではないでしょうか。


>南京戦後の被害状況に関する科学的な調査はスマイスのレポートのみ、ということは否定派と虐殺派の共通認識だと思っていたんですけどねぇ。

私は最初からそう言っています。
だから、これと対立する記録(それは必ずしも総合的調査である必要はない)がない限り、
スマイス調査のデータは尊重されるべきである、と言ってるのです。
これに対して、あなたは
「自分が不審だと感じる点があれば、スマイス調査の信憑性は否定される、
唯一の学術調査も私にとって不審な点があれば全体を疑うに充分である」
と言っているように見えます。


>> >インフルエンザは病気じゃないと主張する人ですものね、jaさんはw
>> インフルエンザが流行ったという記録があるのなら、隠さずに見せて下さいw

>あははは、苦しい言い逃れですね。

何度も言いますが、私は事実とその記録を問題にしているのです。
記録を元に事実を論じるのは「言い逃れ」なのでしょうか。


>1.乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと主張した。

一般論として、他の条件が同等であれば湿度が低い方が
細菌やキャリアとなる小動物の活動は少なくなります。

>2.インフルエンザは乾燥状態で流行すると認識していた。

冬季にインフルエンザが流行する条件は乾燥だけではありません。
流行年とそうでない年があるし、人の移動が少ない農村部では
インフルエンザは蔓延しにくいかもしれない。
でも、私は「かもしれない」で話をするのは嫌いだから、
インフルエンザが流行した記録があるのかどうかを問題にしています。

>3.だから病原体という言葉を避けた。
=>つまり、インフルエンザは病原体に由来するものであっても、病気ではない。
と貴方は主張したわけです。

病気の原因である細菌の活動は湿度が低い方が少ないですからね。
ウィルスになるとそうとも言えないので、これは別です。
病気の原因のうち、細菌性の病気は蔓延しにくいことは言えるでしょう。
そうなると、インフルエンザの蔓延が報告されているのかどうかが
問題になります。
そういう記録はあったのでしょうか?

スマイスは
  「疫病や変わった病気は観察されたが、湿度が低いのだから
そんなはずはない、これは見間違いだろう」
とでも言っているのでしょうか?
そんなことはありません、「疫病や変わった病気の蔓延」は、把握されていないのです。



【参考】   スマイス調査
病気による死亡

  病死者の数は回答のなかできわめて少なく、全部で四〇八〇人、すなわち百日間で一〇〇〇人当り3.8人になる。
  これは報告数がきわめて少ないように見える。たとえば、五歳以下のものについては一人も病死者として回答されていない。同様な傾向が平時においても認められ、しかも、以前には冬になれば必ず多数の変死者が出ることが目立っていた。
  また、当初の質問では病死と殺害されたものの二者択一であったけれども、病死者のうち若干のものが殺されたものと混同されたこともありうる。そして、この混同による限界は、平時の死亡率と比較して検べてみれば、殺害されたものとして回答のあった数にいちじるしく影響するほど大きくはありえない。
  この一〇〇日聞は二年続きの豊作に続く例になく温和で天候のよい季節であった。   疫病や変った病気が全然なかったことは明らかである。

こうなるとほとんど根気だけの問題です

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/03 09:27 投稿番号: [7746 / 41162]
>> 「温和で天候がよい」ということは、病気が蔓延する条件にはならないと
>> 考えておられるということで、了解しておきます。

>何度同じことを繰り返せばいいんでしょうね。
>雨が異常に少ないから病気が蔓延しない、という説明に合理性はありません。

これって、あなたが
「雨が少ないときは病気が蔓延すると考えるのが自然である」
という仮説を立てていると言うことなのではないのですか?
それとも、
「雨の量とかの気候と、病気の蔓延は無関係である」
という考え方でよろしいのですか?


>水不足による衛生状態の悪化は疫病流行の原因となります。

はい、ルワンダだかザイールだかの場合は疫病の流行という事実があって、
原因として水不足が指摘されていたということがあるそうですね。
この時の該当地域は日本や中国内陸部の冬に対して、相当高温多湿の状態に
あったと思いますが、そうではないのですか?


>農作業に大幅な遅れをもたらす程の異常な乾燥状態が3月まで続いていたと述べられているのです。

秋捲きの作物が作付けできないまま日本軍の侵攻が始まったということですから
10〜11月頃に雨が降らず、それが12月の23日まで続いたということですね。
この後も雨の日は少なく、水の確保は大変だったようです。

冬季でもあり、非常に乾燥した状態であったわけですよ、
これ、高温多湿のアフリカと比べることが可能なほどに
「疫病が非常に蔓延しやすい状態」   で、
だから、
「疫病の蔓延が見られなかった」という報告はすべてウソの疑いがある、
という条件になりますか?


>病死が少ない原因を異常な少雨に求めるのは不自然だと言っているんです。

スマイスは
“It is plain that there was no epidemic or extraordinary disease.”
と報告していますので、私はこれは調査、観察の結果、疫病の蔓延は確認されていない
ということだと読みとっています。
“unusually mild and fair weather”とともに、観察された事実だったのではないでしょうか。

あなたは、これを、スマイスの推測に過ぎないと、主張しているのですか?
それとも、実際は疫病が蔓延していたのに、データが少ない病死を示したので、
スマイスはこう考えたということですか?

「しめしめ、死者が多いのは日本軍のせいに出来るぞ。
疫病が大流行してるのに、どう見てもこのデータ少なすぎて不自然なんだけど、
なに、疫病は一切なかったことにしてしまえば、誰もわかるもんか。」

そんな馬鹿な報告書を書く学者がいるとも思えませんが、
あなたは、スマイスがそのように考えたと推測しているのですね   (−−;

Re: 南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

投稿者: konoyo_anoyo 投稿日時: 2005/12/02 22:13 投稿番号: [7745 / 41162]
一日本人として、南京事件と言うんであれば、それで良し。

南京大虐殺って言うので有るならば、シナ人のプロパガンダに踊らされている日本人。

シナ人の狡猾さを、次第に学びつつ有る人々が増えて貰いたい物で有ります。

Re: Re: スマイス調査 疫病の蔓延(2)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/02 21:38 投稿番号: [7744 / 41162]
> ん?
> >> >実際には病死の事例が多数あったとしても、それを観察した研究者はスマイスの他に居ないのですから、
> のことですか?

いいえ。

> スマイス以外に調査を行った者はいない、従ってスマイスの主張に賛同する調査結果も反対する調査結果も無いと分かっていながら、居もしない「他の人の記録」を持ち出して「疫病の蔓延に言及したものはありません」と結論づけるんですね。
> それを認識しながら、多数の病死の事例が報告されている例が無いことを暗黙の同意にすり替えて、スマイスの主張が「他の人」に補強されていると決めつける――私から見れば随分質の悪い詐術に思われるんですが、自分ではそう思いませんか?

この部分のことですよ。

> それに、調査員がたくさん派遣されてるのですから、疫病の蔓延があれば
> 気が付くでしょう。

大笑い。
スマイスの雇った調査員が、スマイスの纏めた報告書以外に別途記録を残しているはずだとでも主張するんですか。

> 陥落後の南京農村部にいたのはスマイス調査隊だけではありませんが、

へぇ・・・
これは初耳。
もし本当なら南京戦後調査に対する認識を抜本的に改めなければなりませんね。
スマイスの組織した調査隊以外に、陥落後の南京農村部の被害状況について科学的な調査をした調査隊がいるなら、一体何処の誰が組織してどんな規模のものでどのような調査を行いどのような記録が残されているのか、是非教えて下さい。

> はあ、記録の裏付けがあることを根拠に話をするのは「詐術」なのですか。

最初からありもしない「他の人の記録」を暗黙の同意にすり替えて、スマイスの説が第三者から補強されたように見せかける論法を詐術というのですよ。
でも、貴方の主張するようにスマイスの調査隊以外に南京郊外農村部の被害状況について科学的な調査をした調査隊がいるなら、他の人の記録が無いことを暗黙の同意と見做すことも不可能ではありませんね。
もしそのようなものが存在しているなら謝罪しますが。
南京戦後の被害状況に関する科学的な調査はスマイスのレポートのみ、ということは否定派と虐殺派の共通認識だと思っていたんですけどねぇ。

> >インフルエンザは病気じゃないと主張する人ですものね、jaさんはw
> インフルエンザが流行ったという記録があるのなら、隠さずに見せて下さいw

あははは、苦しい言い逃れですね。

> > > 乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと言う常識はここにおいても有効だと思います。
> > これが「常識」で無いことは理解できたようですね。
> >インフルエンザの流行のパターンを見るだけで分かりそうなものですけどw
> はは、それがあるので「病原体」という言葉を避けてきたのに気付いてました?

1.乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと主張した。
2.インフルエンザは乾燥状態で流行すると認識していた。
3.だから病原体という言葉を避けた。
=>つまり、インフルエンザは病原体に由来するものであっても、病気ではない。
と貴方は主張したわけです。
思い出しましたか?(藁

Re: Re: スマイス調査 疫病の蔓延(1)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/02 21:36 投稿番号: [7743 / 41162]
> 私の勘違いのようですね。
> では、あなたは   「温和で天候がよいなら疫病が蔓延するはずだ」   などとは
> 主張していない。
> 「温和で天候がよい」ということは、病気が蔓延する条件にはならないと
> 考えておられるということで、了解しておきます。

何度同じことを繰り返せばいいんでしょうね。
雨が異常に少ないから病気が蔓延しない、という説明に合理性はありません。
水不足による衛生状態の悪化は疫病流行の原因となります。
Moreover, the weather was unusually dry, another cause of delay which pushed some farmers along till early December, when the full calamity came and field work was impossible.
(EXTENT OF LAST FALL'S PLANTING)
Remarkably dry weather prevailed until March
(DESTRUCTION OF CROPS)
農作業に大幅な遅れをもたらす程の異常な乾燥状態が3月まで続いていたと述べられているのです。
天気がいいから病気が流行しなかった、というレベルの気候ではないでしょう、これは。
もう一度繰り返しますが、私の指摘は

> 農業用水にも事欠く状態で戦場となった地域の衛生が保たれるものでしょうか?   直接戦場になっていなかったとしても、下水の整備されていない地域の事なのです。
> 異常な少雨によって疫病が発生し難かったというロジックには、不自然な感を禁じえません。

です。
ただでさえ衛生状態の悪化する戦争直後において、農業用水にも事欠く乾燥状態が続いて衛生状態が保たれるのか、ということです。病死が少ない原因を異常な少雨に求めるのは不自然だと言っているんです。
合理性を考慮せずに書かれていることを鵜呑みにするだけでは、プロパガンダの餌食になるだけですよ。

Re: Re: スマイス調査 疫病の蔓延(2)

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/02 06:25 投稿番号: [7742 / 41162]
>この部分はスルーなんですね。

ん?
>> >実際には病死の事例が多数あったとしても、それを観察した研究者はスマイスの他に居ないのですから、
のことですか?

「実際には病死の事例が多数あったとしても」   って、仮定で物言ってどうするんですか。
だから私は「想像でものを言うのはやめましょう」と言ってるんですけど。
それに、調査員がたくさん派遣されてるのですから、疫病の蔓延があれば
気が付くでしょう。


>これもスルーしましたね。
>>>スマイス以外に調査を行った者はいない、従ってスマイスの主張に賛同する調査結果も反対する調査結果も無いと分かっていながら、居もしない「他の人の記録」を持ち出して「疫病の蔓延に言及したものはありません」と結論づけるんですね。

だから、あなたは想像でものを言っている、私は残っている記録を元に
ものを言っている。   これだけのことです。
陥落後の南京農村部にいたのはスマイス調査隊だけではありませんが、
誰も疫病の蔓延したという記録を残したということを知りません。
あるんですか?


>まっ、言い訳の余地も無い詐術ですから、反論なんて出来るはず無いんですけど。

はあ、記録の裏付けがあることを根拠に話をするのは「詐術」なのですか。

では、仮定と想像で話をするのは何というのでしょうか?



>インフルエンザは病気じゃないと主張する人ですものね、jaさんはw

インフルエンザが流行ったという記録があるのなら、隠さずに見せて下さいw



Re: Re: スマイス調査 疫病の蔓延(1)

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/02 06:24 投稿番号: [7741 / 41162]
>> あなたは「温和で天候がよいなら疫病が蔓延するはずだ」と言ってるのです。

>それは初耳です。
  いつ私がそんなことを言いましたか?

私の勘違いのようですね。
では、あなたは   「温和で天候がよいなら疫病が蔓延するはずだ」   などとは
主張していない。
「温和で天候がよい」ということは、病気が蔓延する条件にはならないと
考えておられるということで、了解しておきます。


>貴方は異常な少雨を「天候がよい」と形容するんですね。
>貴方と違って、異常な少雨を「天候がよい」とは認識しませんので悪しからず。

“fair weather”とは晴れていると言うことに他ならず、降水量が少ないのは
当然のことです。
干ばつの時に晴天を「よい天気」と表現すれば、顰蹙を買うこともあるでしょうが
それでも、“fair weather”を通常より降水量が多いと言う意味で使うことはありません。
やはり、通常よりも降水量は少ないことを指します。

これは当時の記録からも明らかなことで、雨が少ないことを外国人達は“fair weather”と
表現していますし、避難生活の中ではこれは好ましいことと考えられています。

ヴォートリン日記   12月23日
  きょうは雨が降っている。ベランダで寝ている人たちを、ともかく建物の中に押し込まなければならない。これまで数週間も続いた晴天は大いなる恵みだった。

ヴォートリン日記   1月17日
  きょうは雨が降っている。大きな恵みであった日照は、わたしたちを見捨ててしまった。ベッドが泥で汚れている。ぜひ建物を覗いてもらいたいものだ。


>貴方と違って、異常な少雨を「天候がよい」とは認識しませんので悪しからず。

雨は少なく、晴天が続いた、別になにもおかしくはありません。
事実であり、表現も妥当です。
上に示したとおり、安全区の外国人はこれを好ましいことと見ています。

Re: Re: スマイス調査 疫病の蔓延(2)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/01 22:24 投稿番号: [7740 / 41162]
> >実際には病死の事例が多数あったとしても、それを観察した研究者はスマイスの他に居ないのですから、スマイス以外から病死の事例が報告されることも当然ありません。
> 想像でものを言うのはやめましょうよ。
> 私は事実を理解する手段としての歴史資料の話をしてるのですから。

この部分はスルーなんですね。

> スマイス以外に調査を行った者はいない、従ってスマイスの主張に賛同する調査結果も反対する調査結果も無いと分かっていながら、居もしない「他の人の記録」を持ち出して「疫病の蔓延に言及したものはありません」と結論づけるんですね。

これもスルーしましたね。

> それを認識しながら、多数の病死の事例が報告されている例が無いことを暗黙の同意にすり替えて、スマイスの主張が「他の人」に補強されていると決めつける――私から見れば随分質の悪い詐術に思われるんですが、自分ではそう思いませんか?

まっ、言い訳の余地も無い詐術ですから、反論なんて出来るはず無いんですけど。
とりあえず、「他の人の記録でも疫病の蔓延に言及したものはありません。だからこれは事実でしょう。」(No.7727)は取り消すんですね?
「他の人」は最初からいないんですから。

> あなたの言ってることは市部調査と農村部調査がごちゃごちゃになっています。
> この辺は面白いところで、市部調査についてはスマイス調査は「日本軍によるもの」
> と明記しているのですが、農村部調査になると、「日本軍による」と明記していないのですね。
> この辺の理由の考察はまた別途。

ふーん・・・

> スマイスは調査開始時に「中国兵による暴行」が多数にのぼるとは予測していなかった。
> 調査の結果、事例が出て来なかったので項目を追加することはしなかった。
> これだけでしょう。
(No.7736)

じゃあ、これは一体どういう意図の発言なんですか?
それから、農村地帯の調査に挙げられている民間人の死因には、中国兵及び中国人によるものが含まれている、という点については認める訳ですね。
半歩前進、と評価して差し上げます。

PS
> たしかに高温多湿というのは病気の蔓延しやすい条件ですし、
> 以前に例に挙げられたルワンダなどはこの条件に当てはまります。

一体何を読んでいるんですか?

>   1994年の夏、ジェノサイド(民族大虐殺)を逃れようとわずか数日で100万人をこえるルワンダ人が隣国、ザイール(現コンゴ民主共和国)になだれ込んだ。数週間のうちに数十億ドルにのぼる国際的な援助努力が払われたが、6万人が水不足から疫病にかかり、コレラにいたる悪循環に陥って死亡した。

「6万人が水不足から疫病にかかり」が「高温多湿というのは病気の蔓延しやすい条件」の例なんですか?
根本的に理解力というものを疑わせる発言ですね。
・・・いや、仕方ないか。
インフルエンザは病気じゃないと主張する人ですものね、jaさんはw

Re: Re: スマイス調査 疫病の蔓延(1)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/01 22:22 投稿番号: [7739 / 41162]
> あなたが北村教授の指摘が妥当と信じていることは解りましたが、
> 北村教授の翻訳に関する指摘についても問題があるという批判は
> 多くの人が納得しているものです。

貴方たち虐殺派が納得しているだけでしょw

> いえ、言いっぱなしで中身の裏付けをしないのは単なる印象操作
> にしかならないことを指摘しているのですw

洞富雄氏の翻訳ではなく、スマイスのレポートそのものを題材としていることは最初から一貫して明言されています。
被害妄想ですか?

> あなたは「温和で天候がよいなら疫病が蔓延するはずだ」と言ってるのです。

それは初耳です。
いつ私がそんなことを言いましたか?
私が最初に指摘したことはこうです。

>   つまり、この時期は異常に乾燥した気候が続いていたと述べられています。確かに、言い換えればunusually mild and fair weatherでしょうけど、農業用水にも事欠く状態で戦場となった地域の衛生が保たれるものでしょうか?   直接戦場になっていなかったとしても、下水の整備されていない地域の事なのです。
>   異常な少雨によって疫病が発生し難かったというロジックには、不自然な感を禁じえません。
(No.7645)

次に指摘した内容はこうです。

>   確かにケースとしては水害と疫病のセットが多数派でしょうけど、旱魃と疫病のセットがレアケースというわけではありませんよ。
>   水が不足すると云うことは、下水処理能力が大幅に低下すると云うことです。
>   大量の死体が放置されていたであろう戦場跡で、腐敗物を押し流す水量が不足すればどういうことになるか、想像できませんか?
(No.7725)

次はこうでした。

>   疫病蔓延の決定的ファクターは衛生状態と食糧事情ですよ。
>   水不足による衛生状態の悪化は疫病流行の原因となります。
(中略)
>   雨が少なかったから病死を考慮する必要が無い、という論述には合理性が無いのですよ。
(No.7731)

前々回はこうでしたね。

>   雨が異常に少ないから病気が蔓延しない、という説明に合理性はありません。
(No.7734)

「温和で天候がよいなら疫病が蔓延するはずだ」???
貴方は異常な少雨を「天候がよい」と形容するんですね。
・・・よほどひどい湿地帯にお住まいのようで。
まあ、劣悪な住環境には同情しますけど、私が問題にしているのは一貫して水が不足していたという記録ですので――貴方と違って、異常な少雨を「天候がよい」とは認識しませんので悪しからず。

Re: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/01 06:55 投稿番号: [7738 / 41162]
>私は北村教授の指摘が妥当と考え、これほど重大な改竄をする人間の翻訳は基本的に信頼できないと考えています。

あなたが北村教授の指摘が妥当と信じていることは解りましたが、
北村教授の翻訳に関する指摘についても問題があるという批判は
多くの人が納得しているものです。
統計値処理に関する見解で大ポカをやらかしている北村教授です
から、そういう指摘を受けるのもやむを得ないと思います。


>ああ、もしかして、スマイスの書いた原文よりも、洞富雄氏の訳文の方を優先しなかったのが怪しからん、と憤っているわけですかw

いえ、言いっぱなしで中身の裏付けをしないのは単なる印象操作
にしかならないことを指摘しているのですw


>それにね、病死が少なかったというデータの合理性を問題にしているんですよ?

病死が例年以上の値を示さなかったことが調査データであって、想像ではないと
いうことを理解されていることは確認しました。


>問題解決の根拠に問題点そのものを持ち出してどうするんですか。

はて、調査結果が、ある値を取り、それが平均より多かったり少なかったりするのは
調査方法に問題がない限り、客観的データとみなされます。
スマイスは、調査方法の不備による偏りが発生していることを恐れて、
「疫病の蔓延はなかった」ことを裏付けに挙げているのです。

「この一〇〇日聞は二年続きの豊作に続く例になく温和で天候のよい季節であった。」
「疫病や変った病気が全然なかったことは明らかである。」

いずれも観察された事実であり、疫病の発生をスマイスは把握していないということです。
こんなこと、ウソを書けばすぐに指摘されますよ。
「病死者が少ない」という調査データと「疫病や変った病気が全然なかった」という
観察された事実に、別に矛盾がないことは明かです。

あなたは「温和で天候がよいなら疫病が蔓延するはずだ」と言ってるのです。
たしかに高温多湿というのは病気の蔓延しやすい条件ですし、
以前に例に挙げられたルワンダなどはこの条件に当てはまります。
しかし、中国内陸部の12月から2月というのは温和と言っても
相当低温であり、そこで湿度が低かったのですから、総じて疫病の蔓延が
起こりにくい状態にあったと判断したのでしょう。


>実際には病死の事例が多数あったとしても、それを観察した研究者はスマイスの他に居ないのですから、スマイス以外から病死の事例が報告されることも当然ありません。

想像でものを言うのはやめましょうよ。
私は事実を理解する手段としての歴史資料の話をしてるのですから。



>スマイスのレポートの前文でベイツが中国軍による放火、中国人による強盗犯罪の多発を指摘している事については、貴方自身が以前投稿していたと記憶しているんですが?

あなたの言ってることは市部調査と農村部調査がごちゃごちゃになっています。
この辺は面白いところで、市部調査についてはスマイス調査は「日本軍によるもの」
と明記しているのですが、農村部調査になると、「日本軍による」と明記していないのですね。
この辺の理由の考察はまた別途。

Re: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/12/01 00:39 投稿番号: [7737 / 41162]
> 北村教授の指摘のことなら、むしろ北村教授の指摘の方が
> 妥当を書いているケースが多いと認識しています。

それは貴方がそう認識しているだけです。
私は北村教授の指摘が妥当と考え、これほど重大な改竄をする人間の翻訳は基本的に信頼できないと考えています。
だから原資料を当たった、それだけのことです。
一体何を絡んでいるんですかね?
ああ、もしかして、スマイスの書いた原文よりも、洞富雄氏の訳文の方を優先しなかったのが怪しからん、と憤っているわけですかw

> > > 乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと言う常識はここにおいても有効だと思います。
> > これが「常識」で無いことは理解できたようですね。
> >インフルエンザの流行のパターンを見るだけで分かりそうなものですけどw
> はは、それがあるので「病原体」という言葉を避けてきたのに気付いてました?

あははは、貴方の脳内辞書では、インフルエンザは病気ではないらしい(藁
それにね、病死が少なかったというデータの合理性を問題にしているんですよ?

> それも含めて、「病死」は少なかったというのが調査データだったのです。

問題解決の根拠に問題点そのものを持ち出してどうするんですか。

> > >> 他の人の記録でも
> > >> 疫病の蔓延に言及したものはありません。
> > >そもそも「他の人」なんていないでしょ。
> > 中国人数十万人と日本人十万人以上、外国人数十人が存在しましたが、
> > 「疫病の蔓延」を記録した人を今のところ知りません。

> この時期に総合的な調査を行ったのはスマイスだけですから、
> 「病死が少ない」というスマイスの調査データを尊重すべきだ、
> と言ってるのは私の方なのです。
> 総合的な調査に対して、これと対立する個別の観察結果はないので
> 事実だと認められると思いますが、何か異論がありますか?

開き直りましたか。
「総合的な調査に対して、これと対立する個別の観察結果はない」ではなく、「他に総合的な調査を行った観察結果は、対立する物であれ補完し合う物であれ残っていない」でしょう。
スマイス以外に調査を行った者はいない、従ってスマイスの主張に賛同する調査結果も反対する調査結果も無いと分かっていながら、居もしない「他の人の記録」を持ち出して「疫病の蔓延に言及したものはありません」と結論づけるんですね。
実際には病死の事例が多数あったとしても、それを観察した研究者はスマイスの他に居ないのですから、スマイス以外から病死の事例が報告されることも当然ありません。
それを認識しながら、多数の病死の事例が報告されている例が無いことを暗黙の同意にすり替えて、スマイスの主張が「他の人」に補強されていると決めつける――私から見れば随分質の悪い詐術に思われるんですが、自分ではそう思いませんか?

> 「信頼性が欠如している」と判断する客観的合理的な理由はありません。

「中国兵・中国人による暴行死がカウントされていないことがその最大の根拠ですが」

> スマイスは調査開始時に「中国兵による暴行」が多数にのぼるとは予測していなかった。
> 調査の結果、事例が出て来なかったので項目を追加することはしなかった。
> これだけでしょう。

スマイスのレポートの前文でベイツが中国軍による放火、中国人による強盗犯罪の多発を指摘している事については、貴方自身が以前投稿していたと記憶しているんですが?
それにも関わらず、中国兵・中国人による民間人被害がカウントされていないことに疑問を感じないんですか?

> 安全区のメンバーには医者もいるのですから、当時の医学常識からして
> 「冬季でも多湿の方が疫病は発生しやすい」という考え方は間違いでは
> なかったのじゃあないでしょうか。

なんだ、結局理解できなかったんですね。
まあそれはそれとして、「安全区のメンバーには医者もいるのですから、当時の医学常識からして」という発言には一体何の根拠があるんですか?
スマイスのレポートには医師の見解を頼ったなんて書かれていなかったと思うんですがねぇ。

Re: Re: Re2: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/30 06:45 投稿番号: [7736 / 41162]
>皮肉のつもりかもしれませんが、

そうです,   ご明察

>ましてや翻訳者の信頼性が欠けると他の例で分かっていればね。

そういう例がどの程度あるのでしょうか。
全体として信頼性に欠けるような、たとえば田中正明氏の
松井大将日記改竄事件のような例があったのでしょうか。
洞氏の翻訳が多くの場合当てにならないと言うようなことを
言っている人はいませんし、
北村教授の指摘のことなら、むしろ北村教授の指摘の方が
妥当を書いているケースが多いと認識しています。


>例えば「南京における民間人犠牲者数がこんなに少なかったはずはないので、都市部調査の被害者数推計値は過小である」、これが「想像で資料を否定する」例でしょうか。

対立データを示すことなくそういう主張をする人がいたら、単なる想像としか
言いようがありません。
この場合、「数字が完全でない」ということだけからこういう主張をすることは
論理的とは言い難いでしょう。


>貴方が答えるべき部分はここです。
  「それとも誰か、農村地帯の死因について他に調査した人がいるんですか?」

この時期に総合的な調査を行ったのはスマイスだけですから、
「病死が少ない」というスマイスの調査データを尊重すべきだ、
と言ってるのは私の方なのです。
総合的な調査に対して、これと対立する個別の観察結果はないので
事実だと認められると思いますが、何か異論がありますか?


>インフルエンザの流行のパターンを見るだけで分かりそうなものですけどw

はは、それがあるので「病原体」という言葉を避けてきたのに気付いてました?
それも含めて、「病死」は少なかったというのが調査データだったのです。


>スマイスの調査には死因に関する信頼性が欠如している、この点については以前にも議論されていたはずですが。

「信頼性が欠如している」と判断する客観的合理的な理由はありません。
「信じたくない」という前提でものを見る人を納得させるだけのデータが揃っていない
というのは事実かもじれませんが、報告が書かれた当時は「戦争被害」の調査として
充分な信頼性があったのでしょう、これは「南京虐殺」を証明するために書かれた
報告書ではなく、戦後復興のための基礎データとして書かれたのですから。


>中国兵・中国人による暴行死がカウントされていないことがその最大の根拠ですが、

スマイスは調査開始時に「中国兵による暴行」が多数にのぼるとは予測していなかった。
調査の結果、事例が出て来なかったので項目を追加することはしなかった。
これだけでしょう。
あらゆる統計は、予想されない項目まで挙げて集計されることはないし、
まして調査結果にそれが出て来なければ、項目には挙がりません。

関東大震災の死者の死因別統計表に
「朝鮮人が井戸に毒を入れたことによる死者」
という項目がないから、この統計は信頼性に欠ける。
と言い出すバカはいません。


>否定までは行かなくても、疑問に思うくらいはしなければデータの分析として不十分だと思うんですけどねぇ

それはしてるんですよ。
してる内容に対して、あなたが「納得行かないぞ」と言ってるだけです。
安全区のメンバーには医者もいるのですから、当時の医学常識からして
「冬季でも多湿の方が疫病は発生しやすい」という考え方は間違いでは
なかったのじゃあないでしょうか。

スマイス調査はおかしいと思います

投稿者: deliciousicecoffee 投稿日時: 2005/11/29 23:45 投稿番号: [7735 / 41162]
>スマイスの調査には死因に関する信頼性が欠如している、この点については以前にも議論されていたはずですが。
>中国兵・中国人による暴行死がカウントされていないことがその最大の根拠ですが、ここでも、説明のつけられていない異常データがあった、ということですよ。

そう思います。
つまり、スマイスの戦争被害調査は、二重、三重におかしいということなんですよね。

Re: Re2: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/11/29 22:46 投稿番号: [7734 / 41162]
> そりゃまた、まことに実証的なお話ですね。

  皮肉のつもりかもしれませんが、原資料を当たるのは実証的なやり方ですよ。
  ましてや翻訳者の信頼性が欠けると他の例で分かっていればね。

> 科学的、論理的な検証の結果であれば問題ないのですが、想像で資料を否定するのはどうかと思います。

  やれやれ。
  私はね、スマイスの論理の展開がおかしいといっているんですよ。
  それをNo7643〜7647で説明しているんです。
  本当に読んだんですか?
  こんなことはあったはずがないという想像で物を言っているわけじゃありません。
  そうですね・・・例えば「南京における民間人犠牲者数がこんなに少なかったはずはないので、都市部調査の被害者数推計値は過小である」、これが「想像で資料を否定する」例でしょうか。

> >> 他の人の記録でも
> >> 疫病の蔓延に言及したものはありません。
> >そもそも「他の人」なんていないでしょ。
> 中国人数十万人と日本人十万人以上、外国人数十人が存在しましたが、
> 「疫病の蔓延」を記録した人を今のところ知りません。
> 日本軍の報告書「華中宣撫工作資料」にも記載はないですね。

  質問に答えていませんね。
  いつもの手口ですが、どうして一番重要な部分を引用から外すんですかね?
  貴方が答えるべき部分はここです。
  「それとも誰か、農村地帯の死因について他に調査した人がいるんですか?」

> > 乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと言う常識はここにおいても有効だと思います。

  これが「常識」で無いことは理解できたようですね。
  もっともこんなことは、ルワンダの例を持ち出さなくてもインフルエンザの流行のパターンを見るだけで分かりそうなものですけどw

  しかし、本当に理解できないんですか?
  貴方自身の発言の中に、答えは既にあるんですが。

> スマイス調査の場合、病死の数字が少ないというデータに対して、
> 平時でももっと病死が多いことがあるのに少なすぎるのではないか
> と疑ったスマイスが、データに合う説明を考察しているだけです。

  その「説明」が合理性に欠けているんです。
  スマイスの調査には死因に関する信頼性が欠如している、この点については以前にも議論されていたはずですが。
  中国兵・中国人による暴行死がカウントされていないことがその最大の根拠ですが、ここでも、説明のつけられていない異常データがあった、ということですよ。
  雨が異常に少ないから病気が蔓延しない、という説明に合理性はありません。
  何故スマイスは、病死が少ないという異常データに対して、こんな合理性の無い説明を持ち出さなければならなかったのか。
  否定までは行かなくても、疑問に思うくらいはしなければデータの分析として不十分だと思うんですけどねぇ。

Re: Re2: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/29 06:59 投稿番号: [7733 / 41162]
>> そうすると、「洞富雄の訳文は信用できませんから。」というのは言い捨てたきりで、
>> 「洞富雄の訳文が信用できるかどうか」は検証しなかったということですね。

>信頼できないからわざわざ原文を当たったんですよ。

検証した結果信頼できないという結論に達したのではなく、
信頼できないに決まっているから参考にしなかったと言うわけですか
そりゃまた、まことに実証的なお話ですね。


>他のデータと照合しなくてもこの程度のことは言えます。
  きちんと読んで、判断すればね。

合理性の物差しをどこに置くかの問題なのです。


>> 想像で実際の観察者の報告を否定してもしょうがないでしょ。
>つまり紙に書かれたものは鵜呑みにする、と。
>まあ、そんなものでしょうね。

いえ、データの信頼度を検証するのに対立データがないのに想像で否定してもしょうがないと言ってるのです。
科学的、論理的な検証の結果であれば問題ないのですが、想像で資料を否定するのはどうかと思います。


>> 他の人の記録でも
>> 疫病の蔓延に言及したものはありません。
>そもそも「他の人」なんていないでしょ。

中国人数十万人と日本人十万人以上、外国人数十人が存在しましたが、
「疫病の蔓延」を記録した人を今のところ知りません。
日本軍の報告書「華中宣撫工作資料」にも記載はないですね。


>分かりましたか?
>雨が少なかったから病死を考慮する必要が無い、という論述には合理性が無いのですよ。

ああなるほど、あなたはスマイスが想像で病死が少ないと言っていると思っているのですね。

そうじゃありませんよ。
調査データで病死が少なかったから、少ない理由の説明として考察を行っているのです。
ルワンダで疫病による死者が多かったのは観察された   事   実   であり、
何も「水不足だから疫病が多かったに違いない」という   想   像   で言われて
いるわけではないのです。

これが   想   像   によるあなたの主張との大きな違いなのです。


スマイス調査の場合、病死の数字が少ないというデータに対して、
平時でももっと病死が多いことがあるのに少なすぎるのではないか
と疑ったスマイスが、データに合う説明を考察しているだけです。

【参考】
病気による死亡

  病死者の数は回答のなかできわめて少なく、全部で四〇八〇人、すなわち百日間で一〇〇〇人当り3.8人になる。
  これは報告数がきわめて少ないように見える。たとえば、五歳以下のものについては一人も病死者として回答されていない。同様な傾向が平時においても認められ、しかも、以前には冬になれば必ず多数の変死者が出ることが目立っていた。
  また、当初の質問では病死と殺害されたものの二者択一であったけれども、病死者のうち若干のものが殺されたものと混同されたこともありうる。そして、この混同による限界は、平時の死亡率と比較して検べてみれば、殺害されたものとして回答のあった数にいちじるしく影響するほど大きくはありえない。
  この一〇〇日聞は二年続きの豊作に続く例になく温和で天候のよい季節であった。疫病や変った病気が全然なかったことは明らかである。

時間が足りなくなったので、人口論は後日。

Re: Re2: スマイス調査 人的被害 2)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/11/28 21:51 投稿番号: [7732 / 41162]
  人口調査及び被害者調査についての反論は2点だけで事足ります。

(1)一次抽出率X二次抽出率
  が正しい解釈と言うなら、一次抽出率は何パーセントですか?

(2)原データが不足しているサンプル調査に留保つきの資料として以上の価値があるんですか?
  つまり

> >the Agricultural Surveyは暫定的な調査結果であり、the City Surveyと同じ推計方法を採用した場合、調査された範囲で死者の数は4千人弱と見られる、としておくのが誠実な科学者としての態度だと思われます。
>
> 推計方法自体は妥当と考えられます。

  これ以上のことが言えるんですか、という意味ですが。
  【参考】の部分もちゃんと読んだ上ですから何度も引用する必要はありませんよ。

Re: Re2: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/11/28 21:49 投稿番号: [7731 / 41162]
> そうすると、「洞富雄の訳文は信用できませんから。」というのは言い捨てたきりで、
> 「洞富雄の訳文が信用できるかどうか」は検証しなかったということですね。
> 結構です。

  信頼できないからわざわざ原文を当たったんですよ。
  最初からそう言っているでしょう?

> つまりスマイス報告の結論の妥当性は検証していない、と。
> 検証していないから結論の妥当性に異を差し挟むものではないとおっしゃるなら
> それでもいいんですけど、そうは見えんかったけどなあ   (^◇^

  合理性に欠けている、と言っているんです。
  他のデータと照合しなくてもこの程度のことは言えます。
  きちんと読んで、判断すればね。
  つまらない言いがかりは程々にしたらどうですか?

> 想像で実際の観察者の報告を否定してもしょうがないでしょ。

  つまり紙に書かれたものは鵜呑みにする、と。
  まあ、そんなものでしょうね。
  書かれた内容よりも誰が書いたかを優先すると常々公言している人らしい。

> 他の人の記録でも
> 疫病の蔓延に言及したものはありません。
> だからこれは事実でしょう。

  そもそも「他の人」なんていないでしょ。
  それとも誰か、農村地帯の死因について他に調査した人がいるんですか?

> 乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと言う常識はここにおいても有効だと思います。

  疫病蔓延の決定的ファクターは衛生状態と食糧事情ですよ。
  水不足による衛生状態の悪化は疫病流行の原因となります。
  少し極端な例ですが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の出している機関紙「難民」誌から1994年ルワンダの例を引用してみましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  恐怖に震え国境に押し寄せた数十万人のルワンダ人が目にしたのは、残酷な現実だった。広大なキブ湖は、アフリカの太陽の下でキラキラ輝きながら、はるか地平線にむかって伸びている。汚れ、疲れ果てた避難民たちは、“命の水”がすぐにでも、無制限に手に入ると希望で胸を膨ふくらませた。
  だが、避難民の数が容よう赦しゃなく増えるにつれて、彼らは湖からどんどん遠くへと押しやられ、とうとう何十キロも離れた黒と灰色の火山岩でできた乾燥地で暮らすことを余儀なくされた。
  1994年の夏、ジェノサイド(民族大虐殺)を逃れようとわずか数日で100万人をこえるルワンダ人が隣国、ザイール(現コンゴ民主共和国)になだれ込んだ。数週間のうちに数十億ドルにのぼる国際的な援助努力が払われたが、6万人が水不足から疫病にかかり、コレラにいたる悪循環に陥って死亡した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
http://unhcr.or.jp/news/pdf/refugees27/ref27_p12.pdf

  分かりましたか?
  雨が少なかったから病死を考慮する必要が無い、という論述には合理性が無いのですよ。
  これは知識と、因果関係を思考する能力の問題です。ただ、小学校程度では教えていないかもしれませんね。

ってか、南京大橋の売店で

投稿者: hyougarapanntsu 投稿日時: 2005/11/28 14:04 投稿番号: [7730 / 41162]
たくさんの、南京大虐殺に関する本、写真集みたいなのが日本語、英語、etc・・・売られてます。   その売り場をゾロゾロ通り抜ける日本人観光客。お客さんは美しい橋をバックに写真を撮ることに夢中、売店の中国人はというと、そんな日本人には一切関心なし!・・・添乗員としてそこを訪れていた私は一人、緊張してました。    そぉ〜っと売店で本を立ち読み。日本語版だからよくわかるんですよねぇ〜内容が。涙でそうになりました。慌てて読むのを止め、周りをチラと気にしてみましたが、やっぱり無関心な中国人販売員達。今の生活を生き抜くのが大切で、この本を売って生計たてる事に一番の興味を示す、中国人を見た!!   暴動起こしてた中国人たちはこの販売員たちの態度には暴動起こさないのかなぁ〜   同志として。

Re2: スマイス調査 人的被害 2)

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/28 06:37 投稿番号: [7729 / 41162]
>それにも関わらず、スマイスは妥当性を欠く推計方法で農村地帯の被害総数を推計し、日本非難の材料としている訳です。

統計調査というのは採用された手法の中で妥当な処理が行われていれば、妥当性を
欠いていることにはなりません。
全体をくまなく調査すれば、より正確度の高いデータが得られるのは当然ですが、
大規模な会戦後の、調査対象域を日本軍が占領していたり中国軍が占領したりしている中で
行われた調査です。
統計調査というのは全数調査の代替物として行われることはあたりまえのことですので、
取りうる手法として採用されたものは、その手法の中において適切に処理されているなら、
データはデータとして尊重するべきでしょうね。




【参考】

”EFFECTS OF WAR;FARMS AND CITY COMPARED”
戦前には、調査した四・五県の農業人口は南京の人口よりも大して多くはなかったけれども、三月の調査期間には四倍以上も多くなっていた。
  残留した農家の場合、移動によりおよそ11パーセントだけ人口を減じており、30パーセントほどのものは一家ぐるみ離村して遠くに行っていた。
  市部では移動によって残留家族の人口の14パーセントが減じ、当初の全居住家族のおよそ75パーセントであった。
  調査によれば、南京の人口は二二万一〇〇〇人で、農村では一〇七万八〇〇〇人であった。


“APPENDIX   A    FURTHER NOTES ON ORGANIZATION AND METHOD”
1   実地調査の手順
  J ・ L ・パック教授がその調査のなかで行なっているように、「平均的な村」を設定する代りに、任意抽出のやり方に従って調査が進められた。現状のもとでの諸困難によって、調査員が現地に二度行くことが不可能となっていたからである。
  その上、一九三二年の上海周辺の農村地区で戦時調査をおこなった時のように、訓練された観察者の大集団を実地調査に向けることもできなかった。
  こうした機会もなく、一九三二年の戦争の被害がいかに部分的なものであったかを知っていたために、一定の間隔をおいて選ばれた任意抽出の方が、「平均的な村」をあわてて選定するよりも、誤りが少なくなると考えられた。
  さらに、このように一定の間隔ごとに間をおいて任意抽出を行なうことは、「代表的な事例」を選ぼうとするよりも、原則としては通常、より客観的なものであるといわるべき点がある。
  この方法でうまくゆかなかったように思われる一例は、江浦県の耕地調査の場合で、農家平均耕地面積と、それによる耕地面積の総計が多すぎるという結果になった。 ( 第十七表を見よ)
この手続きは当初の予想以上に成功をおさめた。しかしながら、六合県では調査員が県の北部を掌握している中国人当局に身元を疑われ、委員会が手紙を出すまでスパイとして留置された。同じ困難が現地調査のはじまったときに高淳県でも起った。

(以下、   2.集計上の手続き、   3.正確度の点検、と続きますので確認下さい)
 

Re2: スマイス調査 人的被害 

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/28 06:35 投稿番号: [7728 / 41162]
>「調査員が道筋で発見した村」の総数が、南京地区農村部の村総ての数の何パーセントに当たるのかが分かっていればこれも正しい結論です。

統計というものの考え方を基本で共有できていることまでは確認しました。


>しかし、貴方の云うところの「一次抽出率」が分からないから、スマイスは
サンプル数/母集団に対するサンプルの比率(貴方と云うところの抽出率)
という都市調査で採用した推計方法を使えなかったのです。

これは、因果関係が逆です。
地域が広大で、都市調査と同じ手法が使えないから、サンプリングで全体を推定せざるを
得ないのです。
地域全体の農家の数については、1932年のバック調査に基礎を置いているわけで、
ここからサンプリングで得た情報を元に、母集団全体を推定しているのです。
統計というものは、サンプルから母集団を推定するものであって、これ自体は別に不思議でも
何でもありません。
1932年と1938年との間に、「戦争被害」以外の大きな擾乱が入っていない限り、
統計の手法上は何も問題ないことです。


>問題は被害率の差だけでなく、不在率の差、つまり村落単位で集団疎開したようなケースが全く考慮されていないことと、そもそも1932年調査時点の人口分布と1938年調査時点の人口分布が同一であるという仮定自体が不自然であるという要因がありますが、「そのために使えるデータがない」という指摘はその通りですよ。

統計調査ですから、「村落単位で集団疎開したようなケース」が統計上無視し得ないような
頻度で発生していれば、それはサンプルの中に入ってくることで、全体の結果に反映されます。
南京地区全体でごくまれに発生したケースが統計上反映されないことはあり得ます。
私はむしろ、「街道沿いにサンプリングする」という調査手法から見て、
「村落単位で集団疎開したようなケース」があるとすれば、平均以上の頻度で調査対象に
なっている可能性が高いと思います。



Re2: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/28 06:34 投稿番号: [7727 / 41162]
>英文の資料を検証しようとしているところに何故日本語訳との比較検証を行わなければならないのか意味不明。

そうすると、「洞富雄の訳文は信用できませんから。」というのは言い捨てたきりで、
「洞富雄の訳文が信用できるかどうか」は検証しなかったということですね。
結構です。


>また、スマイス報告の結論の妥当性を検証するならともかく、スマイス報告自体の合理性を検証するために何故他の独立したデータとの比較が行われなければならないのか、これも意味不明。

つまりスマイス報告の結論の妥当性は検証していない、と。
検証していないから結論の妥当性に異を差し挟むものではないとおっしゃるなら
それでもいいんですけど、そうは見えんかったけどなあ   (^◇^


>大量の死体が放置されていたであろう戦場跡で、腐敗物を押し流す水量が不足すればどういうことになるか、想像できませんか?

想像で実際の観察者の報告を否定してもしょうがないでしょ。
実際に疫病の蔓延があったり、著しい病死率の上昇があったりしたら、実地調査の
結果に反映されるはずですが、それが表に現れなかったということです。


>なお私は「温暖小雨だから病死を考慮する必要がない」というスマイスの論理破綻を指摘しているのであって、疫病発生の実例を挙げている訳ではありませんからこれもお間違えなく。

疫病の蔓延がなかったというのはスマイスの観察した事実であり、他の人の記録でも
疫病の蔓延に言及したものはありません。
だからこれは事実でしょう。
疫病の蔓延がなければ、病死率は通常時に対してそう高くならないだろうと言うのも
おかしな推測ではありません。
冬季にしては気温が高く、降水が少なかったことも事実でしょう。
これも、他の人の記録から見て、(たとえばヴォートリン日記12月23日、
1月17日)裏付けられます。
二つの事実を結びつけること、因果関係を認めることは不思議な思考ではないし、
乾燥状態の方が人は病気にかかりにくいと言う常識はここにおいても有効だと思います。


Re: スマイス調査 人的被害 2)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/11/27 21:18 投稿番号: [7726 / 41162]
> 「調査員が道筋で発見した村」の総数が、南京地区農村部の村総てではないことは
> 理解いただけると思います。    解りますね?
> だから、この記述の段階で、抽出がすでに行われているのです。

  ここまでは正しい。

> つまり、サンプリングは二段階に分けて行われたのですから、
> サンプルの抽出率全体は
>   一次抽出率X二次抽出率     になります。

  「調査員が道筋で発見した村」の総数が、南京地区農村部の村総ての数の何パーセントに当たるのかが分かっていればこれも正しい結論です。
  しかし、貴方の云うところの「一次抽出率」が分からないから、スマイスは
  サンプル数/母集団に対するサンプルの比率(貴方と云うところの抽出率)
  という都市調査で採用した推計方法を使えなかったのです。
  ここが全く理解できていないようですね。

> したがって、スマイスの計算方法は基本的に正しいのです。

  もう一度考え直してみることをお勧めします。

> この疑問が当たっているかどうかを検証するためには、地域による被害率の差と、
> スマイスの調査対象とした村落の分布を比較してみなくてはならないのですが、
> そのために使えるデータがない以上、不可能なわけです。

  問題は被害率の差だけでなく、不在率の差、つまり村落単位で集団疎開したようなケースが全く考慮されていないことと、そもそも1932年調査時点の人口分布と1938年調査時点の人口分布が同一であるという仮定自体が不自然であるという要因がありますが、「そのために使えるデータがない」という指摘はその通りですよ。
  その為に使えるデータがあったなら、都市調査と同じように
  サンプル数/母集団に対するサンプルの比率
  で被害総数を推定していたでしょうから。
  それにも関わらず、スマイスは妥当性を欠く推計方法で農村地帯の被害総数を推計し、日本非難の材料としている訳です。
  農村調査の被害者総数は、都市調査の被害者総数よりも著しく妥当性を欠くという点については合意を得られたものと理解します。

Re: スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/11/27 21:16 投稿番号: [7725 / 41162]
> とのことですが、拝見したところでは、日本語訳と英文との比較検証を行ったわけでもなく、

  英文の資料を検証しようとしているところに何故日本語訳との比較検証を行わなければならないのか意味不明。
  また、スマイス報告の結論の妥当性を検証するならともかく、スマイス報告自体の合理性を検証するために何故他の独立したデータとの比較が行われなければならないのか、これも意味不明。
  下らない中傷ですな。

> まさしくこれは「感情的な反論」にしかなりません   (^^;

  感情的な反論とはスマイスのデータ処理方法について検証も行わず「都市調査の犠牲者数は過小だが、農村調査の犠牲者数は信頼できる」などと頭から決めつけるような論法を云います。

> 湿度が高い方が病原体となる細菌や小動物の繁殖には好条件であることは、日本人なら
> 小学校でも習うと思います。
> 乾燥状態の方が疫病は蔓延しにくいのです。
> だから、これも問題ありません。

この部分を読まなかったんですか?

>> 農業用水にも事欠く状態で戦場となった地域の衛生が保たれるものでしょうか?

  北アフリカの砂漠地帯じゃあるまいし、揚子江下流域地帯が微生物の繁殖も出来ないほど乾燥するものですかw
  確かにケースとしては水害と疫病のセットが多数派でしょうけど、旱魃と疫病のセットがレアケースというわけではありませんよ。
  水が不足すると云うことは、下水処理能力が大幅に低下すると云うことです。
  大量の死体が放置されていたであろう戦場跡で、腐敗物を押し流す水量が不足すればどういうことになるか、想像できませんか?
  まさか、温和な気候が続いていたと認めたにもかかわらず、腐敗が進行しないほど寒冷だった等という恥知らずな主張はしないでしょうね?
  小学校が何ですって?
  ああそれから、前回指摘し損なっていましたが、飢餓による体力低下も疫病流行の原因となります。

> だから、これも問題ありません。

  もう少し論理的に思考することをお勧めします。
  なお私は「温暖小雨だから病死を考慮する必要がない」というスマイスの論理破綻を指摘しているのであって、疫病発生の実例を挙げている訳ではありませんからこれもお間違えなく。

スマイス調査 人的被害 2)

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/27 07:04 投稿番号: [7724 / 41162]
>具体的な手順は本文から、
(1)サンプル調査で不在率を算定
(2)1932年Buck調査の総数に不在率を掛けて人口を推定
(3)更に、推定人口に死亡率を掛けて死亡者数を推定
というロジックを採用しているものと読み取れますが、

「不在率」というのが残留家族の11%にすぎないこと、一家全体での移動は30%で
あったことが、“MIGRATION FROM FARMS”と”FFECTS OF WAR;FARMS AND CITY COMPARED”
の部分から読みとれますね。

>しかし果たして、中国軍の清野作戦で大打撃を受けた進軍ルートの農村地帯が、

ここでまたしても事実と違う前提で推理が行われているのです。
中国軍が焼き払ったのは、城壁外の10マイルですから(ニューヨークタイムズ12月8日記事)、
行政区としてはほぼ南京市の範囲、街道沿いのみであることを考慮すれば江寧県の半分にも
達しません。
農村調査の行われた範囲は南京市を中心に半径でその数倍、50キロぐらいの範囲であり、
調査範囲の村落全体が中国軍によって焼き払われたわけではありません。


ただし、次のような疑問は残ります。
「主要街道を中心にして、その後背地の村落を調査したのなら、日本軍の進撃路沿いの、
日本軍が実際に通過した地域を中心に調査が行われたのであって、
日本軍が到達し得なかった村落はサンプリングから洩れているのではないか?」
つまり、被害の激しい地域の被害率から全体の被害を算出しているのではないか、
と言うことです。

この疑問が当たっているかどうかを検証するためには、地域による被害率の差と、
スマイスの調査対象とした村落の分布を比較してみなくてはならないのですが、
そのために使えるデータがない以上、不可能なわけです。

なお、スマイス自身はこの点の問題には気付いており、一応の考察を加えています。
“APPENDIX   A    FURTHER NOTES ON ORGANIZATION AND METHOD”を
確認して下さい。
平均的モデルの設定について言及するとともに、不在家族の死亡率により、
死者数の推定は変化することが述べられています。



スマイス調査 人的被害

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/27 07:03 投稿番号: [7723 / 41162]
>ところで、北村教授の『「南京事件」の探求』(文春文庫)にも指摘されていますが、スマイス調査の内、the Agricultural Surveyについては奇妙な推計方法が採用されています。
>the Agricultural Surveyは暫定的な調査結果であり、the City Surveyと同じ推計方法を採用した場合、調査された範囲で死者の数は4千人弱と見られる、としておくのが誠実な科学者としての態度だと思われます。

推計方法自体は妥当と考えられます。


>しかし、3集落ごとに、10軒に1軒の割合で調査をしたのだから、サンプルを30倍するのが普通の推計方法です。現にthe City Surveyではこちらの推計方法が採用されています。

なるほど、ここが間違っているのですね。

「調査員は主要道路にそって進み、それから8の字を描きながらその道路をジグザグに横断して戻り、道路の後背地にある地域をカバーするように指示された。この一巡のさいに道筋にある村三つから」

というのは、この段階で第一段階のサンプリングが行われていることなのです。
「調査員が道筋で発見した村」の総数が、南京地区農村部の村総てではないことは
理解いただけると思います。    解りますね?
だから、この記述の段階で、抽出がすでに行われているのです。

こうして一次抽出された村から
「村三つから一つをえらんで村落調査表を作製し、それらの村で帰村している農家のうち一〇家族に一家族を選んで農家調査表に記入することにした。」
わけです。   ここでもサンプリングが行われ、これが第二次の抽出になります。
つまり、サンプリングは二段階に分けて行われたのですから、
サンプルの抽出率全体は
  一次抽出率X二次抽出率     になります。

したがって、スマイスの計算方法は基本的に正しいのです。


スマイス調査 疫病の蔓延

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/27 07:01 投稿番号: [7722 / 41162]
「この一〇〇日聞は二年続きの豊作に続く例になく温和で天候のよい季節であった。疫病や変った病気が全然なかったことは明らかである。」

「さらに天候が異常乾燥であったことも作付けをおくらせ、農民のうちには十二月初旬までおくらせたものもあったが、そうするうちに、戦禍がおそいかかり、畑仕事は不可能になったのである。」

>つまり、この時期は異常に乾燥した気候が続いていたと述べられています。確かに、言い換えればunusually mild and fair weatherでしょうけど、農業用水にも事欠く状態で戦場となった地域の衛生が保たれるものでしょうか?

はいはい、「温和である」とは気温があまり下がらなかったと言うこと、「天候がよい」とは、
雨や雪の日が少なく晴れた日が多かったということです。
「天候が異常乾燥であった」とは、降水量が少なく、湿度が低かったということですから、
「天候がよい」とは全く矛盾しませんね。
だからこれは問題ありません。


>異常な少雨によって疫病が発生し難かったというロジックには、不自然な感を禁じえません。

梅雨時から初夏にかけて食中毒が多くなることは常識であり、これが不自然と感じるのは
奇妙なことです。
湿度が高い方が病原体となる細菌や小動物の繁殖には好条件であることは、日本人なら
小学校でも習うと思います。
乾燥状態の方が疫病は蔓延しにくいのです。
だから、これも問題ありません。

超遅レスへの遅レス

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/11/27 07:00 投稿番号: [7721 / 41162]
msg6530で
>まっ、私もスマイス報告の英語原文を当たり直してみることにしますよ。
  洞富雄の訳文は信用できませんから。
  暫くご無沙汰になると思いますが、悪しからず。

と宣言された、スマイス調査の読み取りご苦労様でした。

少しコメントさせてもらいます。


>以上は"WAR DAMAGE IN THE NANKING AREA"を論理的に検証した結果です。
従って、感情的あるいは教条的な反論は受け付けませんので悪しからず。

とのことですが、拝見したところでは、日本語訳と英文との比較検証を行ったわけでもなく、
独立したデータとの比較が行われたわけでもないので、大部分はnmwgipさんの印象を
述べたものになっています。

それは次のような表現からも明らかなことですね。   いわく、
「という印象を持ちました」、「ように見えます」、「根拠にはならないはずです。」、「根拠とはならない、
と論じることも十分可能であり」、「姿が垣間見られるようでなりません」、「姑息な印象を覚えます」、

これに対して   「私はそういう印象を持ちません」、「私にはそのように見えません」
「根拠になるはずです」、「姑息な印象は覚えません」と言ってみても、
まさしくこれは「感情的な反論」にしかなりません   (^^;


というわけで、看板通りに「論理的検証」が行われていると認められる部分についてだけ
少しく「論理的、科学的な事実」を指摘しておこうと思います。

なお、nmwgipさんが英文で引用された文については、理解しやすさを考慮して、日本文で引用します。


Re: 戦争責任――ソ連編

投稿者: deliciousicecoffee 投稿日時: 2005/11/26 03:41 投稿番号: [7720 / 41162]
>『・・・GHQが東京裁判の準備を進めつつあった1945年12月、アメリカのプライス陸軍法務官は「ニューヨーク・タイムズ」紙で、
「東京裁判は、日本が侵略戦争をやったことを、懲罰する裁判だが、無意味に帰するからやめたらよかろう。なぜならそれを訴追する原告アメリカが、明らかに責任があるからである。ソ連は日ソ不可侵条約を破って参戦したが、これはスターリンだけの責任ではなく、戦後に千島、樺太を譲ることを条件として、日本攻撃を依頼し、これを共同謀議したもので、これはやはり侵略者であるから、日本を侵略者呼ばわりして懲罰しても精神的効果は無い」』
>(『世界がさばく東京裁判』佐藤和男監修   明成社)

なるほど。
これも言うまでもなく、(米国と)ソ連による侵略でしたね。

最近、プーチンが来ましたが、ふざけたことしか言ってませんね。
領土は、軍事・経済・交渉の全ての面において、強力・強硬・強圧的・具体的に推し進めていかないと、まず奪い返すのは無理でしょう。

Re: 戦争責任――オランダ編

投稿者: deliciousicecoffee 投稿日時: 2005/11/26 03:27 投稿番号: [7719 / 41162]
>つまり時間的な前後関係に関係なく、挑発を受けない攻撃であり、領土の占拠を目的とする攻撃は侵略戦争であるという理屈です。
>   しかしここで採り上げられた裁判所側の意見だけでも、日本が挑発を受けない攻撃をした事実は無いことが分かります。日本のオランダ領への攻撃は、オランダから日本が宣戦布告を受けた後の出来事なのですから。

なるほど。
対オランダ戦争に関しては、日本の侵略戦争でなかったことが決定的ですね。
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