イラク難民問題

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(横)海洋国際

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/18 18:09 投稿番号: [1534 / 1657]
>さて、
>※マラッカ海峡で海上保安庁の巡視船>に海賊船の逮捕権・追跡権はあるか?

>私の見解は『無い』
>但し正当防衛・緊急避難の権利はある。

上なんですけど、正解はですね、驚くなかれ『ある』なんですよ。

海賊という存在が国際法上どのように規定されているかご存知であるかどうかがカギになりますが…。

海賊というのはですね、国際法のどの基本書をお読みになっても必ず目にすることになると思いますが「人類共通の敵」なんです。

テロとの戦いだと騒がれている現在ですら、国際法上テロリストが人類共通の敵と規定されていない一方で、海賊だけは古くから法的な意味でも「人類共通の敵」だったわけです(笑)。

海賊への各諸国の対応は国連海洋法条約の§100〜§107で示されていますが、§100で規定されているように、「すべての国は、最大限に可能な範囲で、公海その他いずれの国の管轄権にも服さない場所における海賊行為の抑止に協力する」ことになっておりまして、したがって、日本の海上保安庁が海賊船の追跡・拿捕を求められれば、たとえマラッカ海峡であろうと、それをしなければならない法的義務が生じてしまうわけです。

予断ですが海洋法が…
>まさに西欧のキリスト教文化と大航海時代の影響を受けていると思う。
――とは、少なくとも大航海時代云々という部分はその通りです。キリスト教文化の国際法規への反映は、海洋法に止まりませんが。

たとえば領海は3海里となっていますが、これはご存知かもしれませんが、ヨーロッパ諸国が自国の領海の範囲を決めるときに陸から大砲を撃って大砲が届く範囲がだいたい3海里だったので、大砲がとどくまでの海域を自国の領海としていましたから。そのなごりが海洋法の規定に反映されていますね。

当時は3海里という領海範囲は、自国の大砲が届くギリギリの防衛ラインということだったのでしょう。

懲罰的武力行使と警護任務②

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/18 17:45 投稿番号: [1533 / 1657]
(続き)
その意味ではライターさんの、
>国連が『ある程度』の
>『強制力を持った平和維持部署』を
>持っても良いと思っている。
――との意見も、「ある程度」と注意深く強制力の限定付けをしているようですが(笑)、PKO戦略の中で考えられてもいいと僕は思っています。

国連が給料さえしっかり払えれば、民間警護会社などで働いているような軍事専門要員を、国連の「平和維持部署」ないしは「平和構築部署」に取り入れ、PKO要員として活動してもらうのもいいでしょうね。もはや民間ではなく、国連職員としての警護要員ですけど。

PKOに積極的な北欧諸国やカナダなどの中堅諸国は、たとえばカナダのレスター・ピアソンPKO研究センターのように、国内の軍関係者や民間の軍事専門要員、民間の開発援助関係者やNGO要員などからPKOに派遣させるための人材をプールするということをしていますが、そうした人材プールといざというときの派遣体制が国連側に未整備であるため、つくってもよいのでは思うときがあります。(ちなみに以前お話した明石さんの構想は、カナダのレスター・ピアソンPKOセンターのようなものを日本でも――っていうのがあるみたいです。ははは)。

では、懲罰ではなく警護任務としての武力行使に国連が至るとしたら…って論点ではなんですけど、
①懲罰的な武力行使同様一切しない
②ある程度の権限を認める
③PKFを多国籍軍並み(=つまり実質的な国連軍)にし、武装勢力の掃討作戦も実施可能にさせる(ガリ元国連事務総長が考えていたことですけど、ソマリアとユーゴで憂き目を見ましたので提案するの止めちゃいましたが)
――の3つが大きく考えられるかなと。

僕は②の線を視野に入れ考えているのですが、そうなるとアセアンさんが以前仰っていた…

>襲撃された際の
>小規模戦闘任務が出来るか否か?
>が警護任務を行う要員には
>必然的に求められてしまう・・・

――という点が問題になります。

国連がここまでの任務をするとなると、PKOに要員を派遣したいという国が減るのじゃないか――とのスカイさんのご意見ももっともで、このことはつまるところ、紛争地などで活動するという、国益とは本来関係ないかもしれない分野の行動のリスクを、国家はどこまで負うのか?――という問題だと思いますが。

さらに日本の場合、憲法上の問題も加わりますので、警護任務を担うPKOには参加しないという方針で動くことは火を見るよりも明らかでしょうし。

国連にそれほど期待はできないのはそうなのですが、ただ、紛争地におけるPKOのほかに、紛争地復興を国際的に担う方法が思いつかないし、国連側も国連側で、PKOですらまだおぼつかないのに、緊急展開部隊を国連が持つかどうかの話までしちゃっているから、Rapid Deployment Forceの話にまでなったら、警護任務じゃすまなくなるし、それこそ本格的な武力行使を含む強制力を考える議論をしなければならない。

国連が武力行使というリスクをどこまで負うのかについては、やはり気になるところではあるんですよ。

懲罰的武力行使と警護任務における武力行使

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/18 17:44 投稿番号: [1532 / 1657]
「国連は戦わない。戦うことができるのは多国籍軍だけだ」――とは、国連平和活動(「維持」の言葉が意図的に外されている)について検討し、改善策を提案したブラヒミ国連事務総長特別顧問によるレポートの中の言葉ですね。引用文言が若干不正確かもしれませんが。

>UNは武力行使を含んだ強制力に関する議論はするべきではない

――とのアセアンさんの仰ることについて、少し論点整理が必要ではないかと感じています。

他国に軍事侵攻するなどの国際法違反行為に及んだ国に対し、国連安保理決議をもとに国連軍、もしくは決議により権限授権された多国籍軍が編成され、軍事制裁として懲罰的な武力行使を行うことは、国連憲章が想定している活動の範囲であるわけです。

ですので、国連が武力行使を含む強制力に及ぶことについては、憲章上の法制度――というほどしっかりした形式が確立しているわけではないのですけど――として言われている以上は、議論をしなければいけない事柄であるとは思うのです。

ただ、アセアンさんの関心は、ブラヒミの「国連は戦わない」と言っているところに重なるのだろうなと思います。つまり、紛争地復興過程において活動するPKFが武力行使を含む強制力に及ぶべきかどうか――という点なのかな?と。

PKO要員に警護任務までさせるかどうか――は、まだまだ議論が不十分の分野ですが、ジュネーブ条約に人道救援団体の被害者へのアクセス確保についての規定がある関係で、近年の安保理決議でも、人道救援活動を行う赤十字や関連国際機関などの要員を保護するために、加盟国のPKFへの派遣部隊にその任務を課すようになってきているということのようです。

武力行使の伴う強制力と言うと、真っ先に思い浮かぶのはこの投稿の最初の方で述べた「懲罰的な武力行使」なのですけど、そうした懲罰的武力行使をPKFはそもそも「戦わない」という行動理念があるのでしないにしても、警護任務上必要となる武力行使についてはどうだろうか?――という関心ですね。(続く)

海洋国際法

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/18 07:25 投稿番号: [1531 / 1657]
個人的には陸戦法規は非常に単純で誰でも理解し納得しやすい法と思うが
海洋国際法は難しい・・・
http://www.houko.com/00/05/H08/006.HTM#s3
まさに西欧のキリスト教文化と大航海時代の影響を受けていると思う。

さて、
※マラッカ海峡で海上保安庁の巡視船に海賊船の逮捕権・追跡権はあるか?

私の見解は『無い』
但し正当防衛・緊急避難の権利はある。

************************************

『マラッカ海峡』
マラッカ海峡は国際航行に使用されている海峡、いわゆる国際海峡で
無害通行権とか通過通行権とかややこしいのだが
その主旨は国際的に重要な海峡は国際海上(航空)交通の自由を優先しようと言う事。
(が、しかし国際海峡の交通自由権で大きく得をするのは先進国。)

分かり易く言えば
通過するだけなら公海と一緒
主権の及ぶ領海だけど潜水艦が潜航したまま通行しても良い海峡。
(わかんないか・・・)

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/malaysia/news/20050322ddm003040075000c.html
************************************

但し国際海峡には二種類の国家に義務がある。

海峡沿岸国:マレーシア、シンガポール、インドネシア
海峡利用国:日本・米国・韓国・中国等々

利用国は主権は沿岸国にあるのだから海賊をチャンと取り締まれと言える。
沿岸国は利用しているのは利用国だから協力しろ!と言える。

そこで海洋国際法第43条では
海峡利用国及び海峡沿岸国は、合意により、海賊対策について協力する。
となっている。

その合意が出来るか?
ここから先はアセアン君のほうが詳しいだろうね。
マレーシア、シンガポール、インドネシア三カ国の思惑もあるだろうし

利用国にしてみても
日本が何かすると足を引っ張りたい中国・韓国
しかも中国は何が何でもアジアの親分のつもりでいる。

************************************

ちなみに、PMC(民間警備会社)による海洋警備

昔から海賊対策に商船は大砲を積んでいたのだから
海賊に対して正当防衛権や緊急避難権を使うのは陸より簡単だと思う。

しかし海には海の掟があって
旗国主義と言って国家の持つ意味が大きい。
国家の公用船には特別待遇をしている。

海で2万トンの米国豪華客船が
千トンの第三世界フリゲート艦(小さい軍艦)に出会ったら
豪華客船はフリゲート艦に挨拶(海の敬礼)をしなければならない。
それが海の掟

私有武装船の補給維持は陸よりも難しくなるだろうな。
下手すれば私有武装船であると言う理由だけで拿捕される事もありうる。

海洋国際

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/18 07:25 投稿番号: [1531 / 1657]
個人的には陸戦法規は非常に単純で誰でも理解し納得しやすい法と思うが
海洋国際法は難しい・・・
http://www.houko.com/00/05/H08/006.HTM#s3
まさに西欧のキリスト教文化と大航海時代の影響を受けていると思う。

さて、
※マラッカ海峡で海上保安庁の巡視船に海賊船の逮捕権・追跡権はあるか?

私の見解は『無い』
但し正当防衛・緊急避難の権利はある。

************************************

『マラッカ海峡』
マラッカ海峡は国際航行に使用されている海峡、いわゆる国際海峡で
無害通行権とか通過通行権とかややこしいのだが
その主旨は国際的に重要な海峡は国際海上(航空)交通の自由を優先しようと言う事。
(が、しかし国際海峡の交通自由権で大きく得をするのは先進国。)

分かり易く言えば
通過するだけなら公海と一緒
主権の及ぶ領海だけど潜水艦が潜航したまま通行しても良い海峡。
(わかんないか・・・)

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/malaysia/news/20050322ddm003040075000c.html
************************************

但し国際海峡には二種類の国家に義務がある。

海峡沿岸国:マレーシア、シンガポール、インドネシア
海峡利用国:日本・米国・韓国・中国等々

利用国は主権は沿岸国にあるのだから海賊をチャンと取り締まれと言える。
沿岸国は利用しているのは利用国だから協力しろ!と言える。

そこで海洋国際法第43条では
海峡利用国及び海峡沿岸国は、合意により、海賊対策について協力する。
となっている。

その合意が出来るか?
ここから先はアセアン君のほうが詳しいだろうね。
マレーシア、シンガポール、インドネシア三カ国の思惑もあるだろうし

利用国にしてみても
日本が何かすると足を引っ張りたい中国・韓国
しかも中国は何が何でもアジアの親分のつもりでいる。

************************************

ちなみに、PMC(民間警備会社)による海洋警備

昔から海賊対策に商船は大砲を積んでいたのだから
海賊に対して正当防衛権や緊急避難権を使うのは陸より簡単だと思う。

しかし海には海の掟があって
旗国主義と言って国家の持つ意味が大きい。
国家の公用船には特別待遇をしている。

海で2万トンの米国豪華客船が
千トンの第三世界フリゲート艦(小さい軍艦)に出会ったら
豪華客船はフリゲート艦に挨拶(海の敬礼)をしなければならない。
それが海の掟

私有武装船の補給維持は陸よりも難しくなるだろうな。
下手すれば私有武装船であると言う理由だけで拿捕される事もありうる。

>>警護任務のあり方

投稿者: zionisatou2 投稿日時: 2005/05/18 06:09 投稿番号: [1530 / 1657]
皆さん、こんばんわ
カカシさん、こんばんは。
警護任務などの問題ですよね。

私は、最近勉強する時間がないので、このトピはもっぱら勉強だけです。
それで、カカシさんの意見につられて最近の感想を少し。


>イギリス帝国は昔信じられないほど少ない数の占領軍で植民地を制圧することができた。これに習ってアメリカにも出来ることがあるんじゃないでしょうか。

イギリス帝国主義は、世界で一番、洗練されてましたよね。
香港を見ると、それがわかります。

難しいことは、皆さんにお任せするするとしてイギリス経済をほんの少し見た印象を少し。

イギリスも、大英帝国の栄光は今は昔、強いところと弱いところがはっきしてます。
弱いところは、住んでて大丈夫かなと思わせるところがありますよね。
自動車やパソコンは、自国ではもう作れない。
食い物と言えば、イギリス料理は世界でもっとも競争力が無い料理(まずいと言うこと)。
日常用品も、まともなものがほとんど無い。
大丈夫かなこの国は、とまで思わせてくれます。

ところが実際には、イギリスに住む日本人は物価高に悲鳴を上げてます。
それこそ日本経済は大丈夫なんでしょうか?
そう思わせるほど、ポンドは強い。
どういうことなんでしょう?
やはり金融が強い。
そしてインフラが強い。
そんな気がします。
イギリスと言うのは、制度ではないかと思わせるほど、よく整っていると思います。
大体自国の朝のニュースに、黒人だとかアラブ人だとか、平気で出てきますよね。
ああいうのも、インフラの強さの証明だななどと思ってます。

シルバーさんの方が、もっと詳しいと思いますが
取敢えずでした !!
(笑い)

需給関係

投稿者: sky_hyper_storm 投稿日時: 2005/05/18 01:39 投稿番号: [1529 / 1657]
言葉足らずだったようだ。
ただ、今話題にしているのは復興事業本体ではなくあくまでも警護に関してのみ述べたつもりなのだが。
警護だけに絞っても需要だけで考えればそれこそ星の数ほどの需要があるだろう。
しかし俺が言ってる需要とは警護を依頼する側の需要ではない。軍(又は国家)側が供給サイドと考えた場合、警護側が需要と考えての話。警護側が仮にいくら営業かけた所で供給側の協力が無ければ絶対に成立しない事業だと言う事。常に供給側がイニシャチブを握っているので供給側が全て自己完結すると決定すれば警護側の存在意義は無くなる。

>日本への原油輸送を行う民間船籍の船舶を護衛するってのは
越権行為よりは示威行為に近くなってしまうんじゃないでしょうか?

マラッカを例にしたに過ぎないのだけど船舶護衛の場合、陸地と違って公海上での護衛行為であるから越権行為にはならないと思う。シーレーン確保という観点から言えば当然の処置。越権か示威かが問題なのではなく、民間の為に国家が護衛している一つの例として提示してみただけ。原油輸送ルートの重要な拠点だから国家が動くのであって仮に原油ではなくこれがペルシャの美味しい水でも輸送してたとしたらどうなると思う?きっと国側はこう言うよ。「マラッカ海峡は海賊が出没して危険なので迂回して下さい」ってね。
ケースバイケースで国が率先して他国領域で警護してもいいんじゃないの?って話。

話が意味不明だったな

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/17 18:21 投稿番号: [1528 / 1657]
アレも言おうコレも言はねばと思ってたら支離滅裂な文章になってしまった。
失敬!

つまり!
欧米が国内世論と国際世論を非常に気にするようになった現代社会に於いては
紛争地の平和維持には国連が期待を持たれるようになると思う。

がしかし
君が言うように国連には権威が無い。
法治主義の社会で法が正義を代弁するのに対して
人治主義の社会で力が正義を代弁している以上

武力行使とまではいかなくても
『俺を撃ったら世界を敵に回す』と言う事を知らしめる部署が必要だと思う。

************************************

>ってのがですね、随分前に僕が、地元の武装勢力を
使ってその地域の治安維持業務に当たらせる(制服や装備を
支給して且給料を支払って)云々ってな話のことなんです。
彼らの面子が立って、その地域の治安維持者であるという
名誉を与える・・・みたいなことです。


で・・・コレうまく行きそう?
日本の国内問題として
暴力団が公然と看板を上げれたのは

戦後の混乱期、当局が治安の維持を確保できなかった。
(三国人問題)
だから当局が暴力団に治安維持を任せるしかなかった。
その経緯が、混乱終了後も暴力団が半ば公然と活動できる下地となってしまった。

同様にイタリアも戦勝国となれたのは
連合軍がイタリア攻略にマフィアを使った
(イタリアの歴史上、マフィアを壊滅寸前までに押しやったのはムッソリーニだけだそうだ。)
そして戦後イタリアのマフィアは大きくのし上がった。

私兵を使うくらいなら
現代の傭兵のほうがましでは無いだろうか?

セキュリティー関係者の地位と保障

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/17 17:06 投稿番号: [1527 / 1657]
『強制力を持った平和維持部署』
極めて柔らかい言い方(詭弁)をしたのだが・・・

私は国連をそれほど権威あるモノとは思っていないよ。
青年団の理事会のほうがよっぽどかしっかりしていると思っている。

国連が各国の利害の集合体である以上は
その国連が送り出したPKOやPKFは
今は運良く上手く言っているように見える
だけど近い将来、破綻するように私には思えるんだ。
イラク情勢を見て今後、進んで火中の栗を拾う者は出てこなくなるはずだ。

しかも
烏合の衆ほど悪く言ってはいないが(^^;
烏合の衆に近い
現状のPKOやPKFの弱点は正にゲリラ戦!

ブルーヘルメット(国連軍が被るヘルメットの色は水色)は
『俺を撃ったら世界を敵に回す事になるんだぞ』
と言う意味、
だから敢えて戦闘地では不適切な目立つ水色のヘルメットを被っている。
その常識が通用しないチンピラ愚連隊には
水色のヘルメットは目立つ標的になってしまう。

この職種こそ、ボランティア精神で顔を出している正規軍よりも
セキュリティー関係者に適した職種だと思える。

***********************************

『兵器と武器』

兵器(weapon)と武器(arm)の違いを
私は

兵器とは最初から戦争の為に作られた道具。
武器とは自分の身を守ったり、戦う時に使う道具。

戦車も戦闘機も軍隊の食堂の皿も兵器で
鉛筆でも武器になるし警官の拳銃も武器。

敵対行為を行う部署が軍隊なら
治安の改善を行う部署が『強制力を持った平和維持部署』と私は思っている。

先日、ニュース特集でアフガンの武装勢力(軍閥)の武装解除をやっている元自衛官が出ていた。
(確か、彼の肩書きは国連職員だったかな?)

目つきは鋭いが何処にでもいる初老の男性で
武器の一つも持っていない。
他の職員も同じ
そんな彼らに武装勢力が武器を提出するのは
彼らのバックに米軍が付いているから。

>警護任務のあり方

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/05/17 16:57 投稿番号: [1526 / 1657]
実は、今アメリカ軍の構成が新しく検討されているわけですが、アメリカ軍は戦闘部隊と警護部隊に分けるべきだという話をこの間しましたよね。

で、アセアンさんが正規軍が警護部隊をつくるとなると、それは占領軍なのではないか、とおっしゃてますが、まさにそれなんですよ。

で、イギリス帝国が過去にインド、アフリカ、中東などで行ったような思いきった占領軍隊をつくるべきなんじゃないか、という話があります。

誤解しないでいただきたいのですが、これは別にアメリカ政府の公式な姿勢じゃなく、我々一般人の間で模索されている考えですけどね。

イギリス帝国は昔信じられないほど少ない数の占領軍で植民地を制圧することができた。これに習ってアメリカにも出来ることがあるんじゃないでしょうか。例えばもう植民地に骨を埋めるつもりの外交官をたて、言葉もできる、文化も理解できる、統率能力もある、というような役人を育てる。ほとんどネイティブでありながら祖国に忠誠をもつ人間をこれら植民地の統治にあたらせる。

植民地の復興ならびに行政はこの役所をとおさねばできないようにする。

時間切れなので明日続きをかきます。

>積極的な予防行動

投稿者: katuragi1940 投稿日時: 2005/05/17 15:41 投稿番号: [1525 / 1657]
>UNは武力行使を含んだ強制力に関する議論はするべきではない

これに関しては「現状では」という留保をつけてですが同意してしまいますね。

現状において国連とは各主権国家が交渉する枠組みのひとつでしかないわけです。
もちろん国連の名において行われているさまざまなことを否定するつもりはありませんが、本質的な話ではないと思います。

国連難民事務所等の活動が具体的な武力の前に阻まれる自体は往々にしてあるわけですが、ではそれをUNが実力を持って排除していいかとなると話は別でしょう。

人権に対する「建前」で行動できる軍隊なんて先進国でも数少ないし、兵站も含めて小なりとはいえ一国を制圧できるのは米国、かろうじて露中も入るかというところだと思います。

基本的にUNが軍事力を持ったとき誰がそれを掣肘するのか・・・疑問です。
緊急避難的な例外として正規軍でないリースの軍事力を使う場合があるにしてもそれはあくまで「例外」にとどめるべきでしょう。

PKFの任務拡大の趣旨はわかるつもりですが、UNの組織自体が地球市民としての人類から何らかの手段で担保され、監視される仕組みが作られない限り、そして独自の予算編成が同時に可能にならない限り固有の軍事力は持たせるべきではありません。

それこそ大国の恣意的な思惑のネタになりかねないし、UN自体における腐敗や恣意的行動の温床になる可能性が高いのではないでしょうか。

供給がなければですか・・・

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/17 13:03 投稿番号: [1524 / 1657]
スカイさん、こんにちは
スンマセン、ダラダラと書いて。。

え〜っとですね、スカイさんが仰ってる需要と供給というのが何を
指していらっしゃるのか?はちょっと分かりませんので
僕の独断でお話させて貰いますが

需要は山ほどあると思いますよ、現地には。
但し、その現地の需要ってのは先進国の人達が
『何もこんな時にそんな要望を言わなくたって』
っという需要だと思います(実際、サマーワでも自衛隊に
遊園地作ってくれ!ってな要望があったと思います、はは)

ですから、現地の需要をそのまま聞いていたんじゃ
復興所の騒ぎじゃなくなるんで、先ずは優先順位を
設定することさえも復興に出かけて行った先進国側が
主導しなくては、纏まりも何も付かなくなる・・・
ってのが本当だと思います。

例えば、サマーワの自衛隊に対してムサンナ県の役所が
責任を持って社会インフラの整備事業等に優先順位を
付けていて、尚且つ地域的な優先度も明確にして
その地域に居住する住民のコンセンサスも取り纏めた書類を
自衛隊の先遣隊に速やかに提出していた・・なんて話は
イラクに限らずほとんどの第三世界では奇跡に近い
出来事だと思います。

ですんで、
CPAでも何でも「こうした復興事業をイラクで実施するけど
誰かやりたい人(企業)は手を上げて!・・ちょっと危ないけどね」
っと言うだけの話だったと思います。

シルバーさんも仰ってますが
意外と行政と民間は日本程に親密な関係を持っていない
ってのが本当です。
中には行政と関わると自前の活動が自由に出来ないから
敢えて関わらない・・・という意識さえも存在します。

そうした姿勢と、受注高を稼ぐってのは又話が違うんじゃないでしょうか?

ODAの場合なんかでも、ある施設を建設する為の
技術的な問題で・・・・実際は現地の建設会社に丸投げですけどね(はは)
・・・それが出来る所が受注するってな意味では
自由な経済活動っということになると思います。

なぜなら、如何にODAであろうが現地の国内法等に
決定的に左右されますから如何に日本政府が日本企業を
優先したとしても絶対にその日本企業が落札出来るとは
限りませんし・・・実際、タイの地下鉄工事でそうしたことが
発生していますし。

契約は契約なんで、その契約を履行する為には
ああした地域で営利活動を実施する為には危険負担も
民間の責任だよ・・・って言いますか、発注する側も
危険負担料込みなんで平時の公共工事よりは割高になる
ってことは百も承知している・・・

マラッカの場合は海上保安庁が行ったとしても直接的な
警備行動や追跡逮捕活動は出来ないですし・・・
マレーやインドネシア等の海上警察力に不足があるので
協力する・・・ってのが限界だと思いますので、
日本への原油輸送を行う民間船籍の船舶を護衛するってのは
越権行為よりは示威行為に近くなってしまうんじゃないでしょうか?

失礼しました

積極的な予防行動に・・・

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/17 12:32 投稿番号: [1523 / 1657]
おはようございます、シルバーさん。

う〜〜ん、この話はねぇ僕の本音としてはなんですが

UNは武力行使を含んだ強制力に関する議論はするべきではない

っと思っているんですよ。
議論されないモノは存在しない訳ですから・・・・
(かと言って、内戦やジェノサイドを見過ごせっと言うのでも
ないんですけど・・もうちょっとシビアかなぁ?
つまり、UNで議論されていない事象は全てUNは認めない・・・ってな
理屈にもなる、はは)

例え警護活動であっても、襲撃された場合は明確に反撃する
(つまり戦闘する)っという意思を持っていないとならない
女性、子供、高齢者等を保護する・・・ってことは
そうした無抵抗に近い人間が襲撃される確率が高いから
警護しなくてはならない・・・っという”事実”があるからですよね
(襲う側の意図はそう難しい理屈でそうした人達を
襲っている訳ではないけど)・・・

で、ですね
ライターさんへのレスで僕が書いたように、UN本体はともかく
ブルーヘルメットで派遣する側の正直な意識としては
「国際社会」とか「世界平和」とか言われてもそうした目的や
意義がしっかりと腑に落ちている訳では
無いってことが問題なんですよ。
(ライターさんは烏合の衆とか言ってますけど、はは)

>ブルーヘルメットが警護するから占領ではない

ってのもですね、かかしさんじゃないですが、腰抜けと
言われたくないからヤル!ってな話でもないでしょうが(苦笑)
資金やソフトハード両面でも正直な所は問題があり過ぎる

これ迄のようなUN方式の議論を行っているとですね
(以下のことが考えられるので、僕はICCでさえも
少し急ぎ過ぎる・・・っという懸念があるんですが)

単独主義的な正規軍派遣による大規模な軍事介入を
主権国家に行う・・・・と国際世論が問題にするから
積極的な予防行動を引き受けましょう!なんて政策を
採用してしまう主権国家が現れないとも限らない(はぁあ)

実際は、そんなことを声高に言わないで積極的な予防行動なのだから
被害も最小局所的だし速やかにその地域の正当な政権への
復帰も可能になる・・・なんてことにもなり兼ねない

ですからUNは国際社会の理想の姿だ・・・っといのであれば
絶対に武力行使を含む強制力は議題にしてはならない
って言うか、現実に日和っては絶対に駄目なんじゃないか?
っと思うんですよね・・・・

確かに現状では、役に立たないUNかも知れないですけど
だからと言って、その理想に強制力を持たせることで
理想が現実になるのか?っということなんじゃないでしょうか?

ぅうっ、ライターさん、それは・・

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/17 11:58 投稿番号: [1522 / 1657]
おはようございます。

>私は国連が『ある程度』の
『強制力を持った平和維持部署』を持っても良いと思っている

ですが。。。正直な所僕は感覚的には反対です。

理屈としては(言わずもがなですけど)「国連とは何か」
に現在以上の定義が成立していないとこの強制力を持った部署
ってのは出来ないですし・・・・早い話が
『国連は軍事力等の強制力を持った主権体なのか?』
ってぇことですけどね・・・・

>国連のお墨付き

ってのもなぁ・・・・(はは)
日本くらいじゃないですか?国連、国連って言ってるの?
ASEANのキャリアでも国連が国際社会の中で公権力を持っている
とか
権威がある・・・なんて誰も思っていないですよ
(カンボジアでは国連PKOは評判未だに悪いっすから、はい)

余談ですけど、シルバーさんが仰ってる国連関連のNGOにしても
下手に申請して承認されたりすると(あはは)動きづらくなってしまって

どうもですね、主権国家の「上」に国連が位置づけられている
みたいな錯覚してません?
(ライターさんじゃなくて、日本が、かなぁ?)

PKOでもPKFでも、ブルーヘルメットで出て行った地域で
戦闘に巻き込まれて損害を出す・・・ってのはその部隊を
出した所からすると(乱暴な言い方ですけど)
間尺に会わない
ってのが本当だと思いますし・・・自国の危機に対応して
派遣した訳ではないですから
(PKO、PKFを実際に担っている多くは第三世界の国々な訳ですけど
自分達の国と直接的に関係の無い第三世界へ行って
何を護らにゃならんのか?って辺りが本当は明確には
理解出来ていないと思いますよ、そうした状況で
モチベーションも糸瓜も実は出しようがない・・・
その地域の民主的な安定と国際社会の平和の為に・・とか
言われても、自国内程度しか行ったことの無い兵士に「世界」
なんて言った所で何処の話か分からんですよ、はぁあ〜)

ですからシルバーさんの
>国連の一機関が、各国の民間警備会社に警護を個別的に依頼するということはこれまでもありました。

ってのは、そうした紛争地域では国連であっても
襲われるんですよ・・・って言うか関係ないですからね
襲う側からすると、単に相手は「金持った偉そうな外国人」にしか
見えないんだから・・・

んで、ライターさんが前の投稿で書いてらした
>みかじめ料を払う

ってのがですね、随分前に僕が、地元の武装勢力を
使ってその地域の治安維持業務に当たらせる(制服や装備を
支給して且給料を支払って)云々ってな話のことなんです。
彼らの面子が立って、その地域の治安維持者であるという
名誉を与える・・・みたいなことです。

ですから、ライターさんには申し訳ないんだけど
未だ、ライターさんのお話は「西欧概念の中だけでの理屈」
な感じ持ってしまうんですよ・・・何て言うかなぁ
「引き上げる意識」ではなくて「上からの押し付け」(あははは)

因みに、例のスマトラ沖地震の際のUNの本部で
担当者が現地から電話報告を受けているTV画像を見たんですけど
悪いけど、笑えた・・・多分、相手の言ってることの半分も
NY本部は理解出来なかったはずですよ・・・それにそのUNの
担当者もアチュやら何やらとか地名言われても何処のことだか
分からなかったんじゃないかなぁ・・・

つまり、事情を知らないNYの指示を待っていると
何時まで経っても埒が明かない・・・ってことなんですが・・・

取敢えずでした

ぅうっ、ライターさん、それは・・

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/17 11:58 投稿番号: [1522 / 1657]
おはようございます。

>私は国連が『ある程度』の
『強制力を持った平和維持部署』を持っても良いと思っている

ですが。。。正直な所僕は感覚的には反対です。

理屈としては(言わずもがなですけど)「国連とは何か」
に現在以上の定義が成立していないとこの強制力を持った部署
ってのは出来ないですし・・・・早い話が
『国連は軍事力等の強制力を持った主権体なのか?』
ってぇことですけどね・・・・

>国連のお墨付き

ってのもなぁ・・・・(はは)
日本くらいじゃないですか?国連、国連って言ってるの?
ASEANのキャリアでも国連が国際社会の中で公権力を持っている
とか
権威がある・・・なんて誰も思っていないですよ
(カンボジアでは国連PKOは評判未だに悪いっすから、はい)

余談ですけど、シルバーさんが仰ってる国連関連のNGOにしても
下手に申請して承認されたりすると(あはは)動きづらくなってしまって

どうもですね、主権国家の「上」に国連が位置づけられている
みたいな錯覚してません?
(ライターさんじゃなくて、日本が、かなぁ?)

PKOでもPKFでも、ブルーヘルメットで出て行った地域で
戦闘に巻き込まれて損害を出す・・・ってのはその部隊を
出した所からすると(乱暴な言い方ですけど)
間尺に会わない
ってのが本当だと思いますし・・・自国の危機に対応して
派遣した訳ではないですから
(PKO、PKFを実際に担っている多くは第三世界の国々な訳ですけど
自分達の国と直接的に関係の無い第三世界へ行って
何を護らにゃならんのか?って辺りが本当は明確には
理解出来ていないと思いますよ、そうした状況で
モチベーションも糸瓜も実は出しようがない・・・
その地域の民主的な安定と国際社会の平和の為に・・とか
言われても、自国内程度しか行ったことの無い兵士に「世界」
なんて言った所で何処の話か分からんですよ、はぁあ〜)

ですからシルバーさんの
>国連の一機関が、各国の民間警備会社に警護を個別的に依頼するということはこれまでもありました。

ってのは、そうした紛争地域では国連であっても
襲われるんですよ・・・って言うか関係ないですからね
襲う側からすると、単に相手は「金持った偉そうな外国人」にしか
見えないんだから・・・

んで、ライターさんが前の投稿で書いてらした
>みかじめ料を払う

ってのがですね、随分前に僕が、地元の武装勢力を
使ってその地域の治安維持業務に当たらせる(制服や装備を
支給して且給料を支払って)云々ってな話のことなんです。
彼らの面子が立って、その地域の治安維持者であるという
名誉を与える・・・みたいなことです。

ですから、ライターさんには申し訳ないんだけど
未だ、ライターさんのお話は「西欧概念の中だけでの理屈」
な感じ持ってしまうんですよ・・・何て言うかなbr>「引き上げる意識」ではなくて「上からの押し付け」(あははは)

因みに、例のスマトラ沖地震の際のUNの本部で
担当者が現地から電話報告を受けているTV画像を見たんですけど
悪いけど、笑えた・・・多分、相手の言ってることの半分も
NY本部は理解出来なかったはずですよ・・・それにそのUNの
担当者もアチュやら何やらとか地名言われても何処のことだか
分からなかったんじゃないかなぁ・・・

つまり、事情を知らないNYの指示を待っていると
何時まで経っても埒が明かない・・・ってことなんですが・・・

取敢えずでした

PKOとボランティア

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/17 07:01 投稿番号: [1521 / 1657]
私は町のボランティア活動をしているけど
ボランティアってある意味、寄せ集めの集団なのよね。
主旨に賛同して一生懸命やる人もいれば
社会的な名誉の為に付き合いで来ている人もいる。
顔を見せに来た人ってのが曲者ではっきり言って邪魔!!!
ボランティア活動しようって言うのに背広を着てきて
はなから手伝うつもりは毛頭ない。

************************************

PKOに正規軍を派遣すると言っても
結局、現地じゃ寄せ集めと同じじゃ無いのかな?
各国の正規軍は各国の意思で動くし
世論が騒げばケツを割るかもしれない。
国連は国連でボランティアで来てくれているのだから強く言えない。

何より!指揮・連絡・統率は難しいだろうね。
同じ少佐でも各国で違うだろうし・・・

実際、映画『ブラックフォークダウン』の映画で有名になったソマリア
国連平和維持軍の主力である米軍が孤立した米兵救出の為に
現地に展開しているパキスタン(だったような〜?)の機甲部隊に応援を要請した。
が・・・それ以前に武装勢力のテロを受け自軍兵士に死傷者を出していたパキスタン軍はビビッてなかなか出てこなかった。

************************************

>国連の一機関が、各国の民間警備会社に警護を個別的に依頼するということはこれまでもありました。

私はこれに賛成だね。
『公然武器(兵器)携行者』は
国連もしくは国家から
『公の任務で派遣された者』
であるべきだ。

乱暴な意見だが
私は国連が『ある程度』の
『強制力を持った平和維持部署』を持っても良いと思っている。

こうすれば現代の傭兵達も責任所在が明確になるし(ハーグ陸戦法規1-1)
建前は文民の平和維持部署に被害が出れば
英米等の正規軍も大手を振って活動できる。


コスト面だけど
武器最終使用者証明の関係と身分保障の関係で民間警備会社はコスト高になっていると思う。

国連のお墨付きなら
安価に公然武器携行が出来るので
少数精鋭の人件費だけで済むからトータルで考えれば
あの手この手でセキュリティー関係者をかき集めるより安く済むのではないだろうか?

「国連管轄下」というと語弊がありますが

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/17 02:58 投稿番号: [1520 / 1657]
実際の事例としては、国連の権限で行われる全体的なオペレーションの中で、各国の民間警備会社が管理されるというようなことはありませんが、国連の一機関が、各国の民間警備会社に警護を個別的に依頼するということはこれまでもありました。

そうした事例があるのだから、全体としての国連の管轄下に民間警備会社も組み込んでしまうのかどうかという点については
>現実問題としてそんな事可能???
――という疑問も当然出てくるのでしょうけれど。

それから、少し話がずれますが…、

>それ以前にニューヨーク市の予算の4%しかない
>国連が民間に委託出来る程潤沢に金があるとも思えない。

ここなのですが、国連の予算といった場合、
①国連のニューヨーク本部の事務局とその他、世界中の現地事務所の活動を対象とする「通常予算」
②紛争地で国連が行う様々な活動の資金を賄う「平和維持予算」
――の2種類があります。

「ニューヨーク市の予算の4%」というのは、通常予算額のみを指して揶揄している言葉ですね。かといって、平和維持予算も加盟国の分担金から拠出されているので、滞納国の増加などの影響を受け、予算確保は厳しい実情にありますが。

平和維持予算の水準は、PKO活動の規模に応じて、年額10億ドル台から30億ドル台まで大きく変動します。2001年には30億ドルを超えていましたが、02年、03年は22億ドル台で推移。昨年は、アフリカなどで大型ミッションが立ち上がりましたので、30億ドル程度に達っしていると見られています。年間14億ドル程度にすぎない通常予算に比べれば、平和維持予算の方が額は大きいようです。

PKOで活動する国連機関は、たとえばUNHCRであれば、自身の難民支援事業を難民救援関連のNGOに委託することがあります。UNHCRに割り当てられている予算の一部をNGOに拠出するという形で、UNHCRの活動をNGOにやらせるというやり方です。民間警備会社と国連機関との契約関係は、国連機関がNGOに事業委託する際の関係に似ていると考えていいと思います。さらにはNGOが民間警護会社に警護を個別的に依頼するというパターンもありますが。

かつてPKOの軍事要員は、警護任務権限はありませんでしたので、国連機関の活動の安全を確保する要員がいなかったということもあり、国連機関が民間警護会社と契約することもあったということです。

PKOにおける人道救援活動で、民間警護会社を活用してはどうかという提案は実際にすでになされていることでもあります。

たとえば、国連安保理内で各国の政府代表ばかりでなくNGOも含めた非公式協議の場であるGlobal Security Policy Forumというのがあり、そこでPKOにおける難民支援のコーディネートをしている担当官が、The Private Sector’s Role in Peacekeeping
and Peace Enforcementと題して提案したりしています。
http://www.globalpolicy.org/security/peacekpg/training/1118peacekeeping.htm#author

>そんな状況だからこそ国連は何も出来ないし
>米国主導で民間警備会社に委託してるという現実があるんじゃないの?

という「米国主導で」という話が具体的に何なのかよく分かりませんが、単純に民間警護会社への任務発注元が国ばかりでなく、国連機関からNGOまで多様にあるということだろうと思います。

国連管轄下

投稿者: sky_hyper_storm 投稿日時: 2005/05/16 23:58 投稿番号: [1519 / 1657]
>PKOにおいて、民間警護会社への任務委託ということも視野に入ってくる可能性もあるのではないかと思いまして…。つまり、国連決議下での活動枠への民間警護会社要員の取り込みです。

現実問題としてそんな事可能???

>人間の安全保障委員会が出した報告書では、難民支援などの人道救援活動要員や、虐殺やレイプなどの対象になりやすい女性、子ども、高齢者などを保護するための警護任務を、PKO要員が担うということも検討すべきであるとの言及が見られました

ターゲットがソフトターゲットでありPKO要員は除外されるケースだよね。イラクの場合だとターゲットはソフトターゲットのみでは無い。正規軍であろうと民間警護会社であろうとお構いなしでしょ。そんな状況だからこそ国連は何も出来ないし米国主導で民間警備会社に委託してるという現実があるんじゃないの?

PKOにしろ国連管轄下で民間委託にしろ銀杏君自身が述べているように規制も多く動かしにくい。国連平和維持活動とはある意味現地での身の安全が確保されなければどの国も派遣を躊躇するんでない?PKO要員として警護可能な状況という環境は武装勢力、テロリストがほとんど居なくなった状況で初めて実現出来ると考えるけどね。そんな環境だとしたら、それこそ民間警護で事足りる訳だし斉藤さんらが襲われる事も無かったと思うが。

技術的な問題になるけど国連管轄下で民間を取り込んだ場合雇用主は誰になるの?よもや国連とはいかないよね?各国からの供託金で運営されている国連が一民間企業に支出するとなるとコンセンサスを取るのは容易な事ではないと思うけど。それ以前にニューヨーク市の予算の4%しかない国連が民間に委託出来る程潤沢に金があるとも思えない。平和維持予算を増額するにしても一体何処の国が供託出来るの。と考えると又日米しか考えられない。金の出所が一緒ならば日本はともかくアメリカは恐らく国連管轄下での委託は反対すると思うな。

警護任務の在り方とは(続)②

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/16 22:55 投稿番号: [1518 / 1657]
(続き)ゆえに、アセアンさんの仰っている
>>
ですんで、襲撃された時に戦闘も辞さない・・・という
前提であれば、カツラギさんが最後の方で仰ってる
特殊部隊と同程度の装備が要ることになりますが・・・
いわゆる自力で退路を切り開ける程の火力ということになると
結構な規模になりますし(防弾防爆装備迄入れるとなると
これ又大変ですよ)・・・・で、そこ迄やるとなると
ライターさんじゃないですが、傭兵レベルと言いますか
とんでもない組織になってしまうんじゃないですかね・・

つまり、ジレンマが生まれてしまうと思う訳です
民主国家として自力再生の道に誘導しようとしているのに
軍事的な介入を正規軍を問わずかなりな装備レベルの
武力組織を該当する地域に送り込まなくてはならなくなる
>>
――という悩ましいお話が、何気に現実味を帯びた話にもなりかねないのではとも思っています。国連が、紛争地復興におけるプレゼンスを高めようと本気で考えていて、そのためのアイデアを真剣に討議していればの話ですけど。

また、
>>
例えばですが、あるコンボイが武装勢力の襲撃を受けた場合
無線等で救援を呼べる状態、地域なのか?とか
どの程度の時間でそうした救援が来るか?等といったことが
未知数である場合は、
>>
――といった軍と民間の連携状況が、少なくともイラクの場合はないに等しいと感じております。単純に民間警護会社の契約先が米軍ではないからだとは思いますけど(そうした実態は正確には日本に伝わっておらず、日本では民間警護会社に対する過剰評価が生まれてしまっていますが。つくづく日本はこの手の話が苦手な国だと思います)、ゆえに

>早い話が自力で脱出するしか方法が無い訳です。

――となってもいるんですよね…。

僕がイラクで調査するときに協力してくれたクウェートのHumanitarian Operation Centerの人がお願いしていた民間警護員の人も、「逃走経路の確保に全力を尽くすという」スタンスで、命の保障ができない戦闘状況にできるだけさせないための努力をしていましたから。(「ウチの要員はベテラン揃いです!
」は言ってました。ははは)軍と民間警護員の間には連携関係はないことが前提でしたし。

紛争地など治安が不安定な地域で復興業務に関わる人たちの安全を確保するにはどうすべきかについての具体的なプロジェクトは、未だ議論が不十分な分野だと感じていますよ。

警護任務の在り方とは(続)①

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/16 22:52 投稿番号: [1517 / 1657]
ようやく仕事が落ち着きました。ふぅ…。

警護任務についていろいろ意見をお伺いしたかったのは、今後の紛争地復興におけるこの種の仕事が、特に国連平和維持部隊も担うべきだとの声も聞かれるようになっていたからです。

たとえば、比較的最近のものに、緒方貞子さんとアマルティア・セン氏が共同議長を務める人間の安全保障委員会が出した報告書では、難民支援などの人道救援活動要員や、虐殺やレイプなどの対象になりやすい女性、子ども、高齢者などを保護するための警護任務を、PKO要員が担うということも検討すべきであるとの言及が見られました。

一方、
>正規軍は基本的に警護任務は担当しない方が良いっ!
とのアセアンさんのご見解は、僕も理解できます。

アセアンさんが#1513で説明されている理由もよく分かります。

ただ、PKO要員に求められるなりつつある警護任務に参加するかしないかについては、レッセ・フェール的原則で活動する民間警備会社とは異なり、国としての意思が直接関与するので、まだアイデアがはっきりしていない部分である警護任務を行うためのPKO部隊の訓練や編成、装備などをどうしていくのかということが問題になると思ったのです。

特に、先の投稿でも述べましたが、国連安保理決議の中で、PKO部隊に国連要員の警護任務を課すような規定が見られるようになってきましたので、自国の正規の軍事要員を、そうした任務のために派遣する局面で、どのような編成や装備でそうした部隊を現地に送ればよいのかという判断に迫られるようにもなるでしょう。

イラクで活動する米軍などの場合は、アセアンさんや葛城さんが指摘している通り、復興任務に適した編成で投入されていませんし、また、PKOという形ではありませんので法的正統性に欠けていると判断されてしまうということもあり、「正規軍が復興任務の一環として警護活動を行うことは、つまるところあからさまな占領になる」とのアセアンさんの懸念もよく分かります。そういう意味でも、イラクの事例を一般化して議論するのは難しい。

ただ、従来通り国連の決議に則り、PKOとして投入された各国の正規軍が警護任務を行う場合は、「警護=占領」と国際法的にはならない状況が生まれます。

また、ここでは、イラクでの米軍のような火力の強い装備の軍隊ではなく、より軽装備の部隊が派遣されることになるとは思いますが、各国が派遣した正規の軍事要員が警護任務に当たる局面が出てくるということにもなります。

ただ、正規の軍事要員は正規であるがゆえに規制も多く、動かしにくい。

ザイールの難民キャンプの中に、武装闘争に参加していた人も混じっており、難民とそうした人たちとの間でいざこざが起こった際、事態の収拾をはかるため、PKO部隊の難民キャンプの派遣をUNHCRが要請するも、いつまでたっても来なかった――ということを苦い体験として緒方さんはよく語っていますが…。

それゆえに、PKOにおいて、民間警護会社への任務委託ということも視野に入ってくる可能性もあるのではないかと思いまして…。つまり、国連決議下での活動枠への民間警護会社要員の取り込みです。
(続く)

警護任務の在り方とは(続)

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/16 22:52 投稿番号: [1517 / 1657]
ようやく仕事が落ち着きました。ふぅ…。

警護任務についていろいろ意見をお伺いしたかったのは、今後の紛争地復興におけるこの種の仕事が、特に国連平和維持部隊も担うべきだとの声も聞かれるようになっていたからです。

たとえば、比較的最近のものに、緒方貞子さんとアマルティア・セン氏が共同議長を務める人間の安全保障委員会が出した報告書では、難民支援などの人道救援活動要員や、虐殺やレイプなどの対象になりやすい女性、子ども、高齢者などを保護するための警護任務を、PKO要員が担うということも検討すべきであるとの言及が見られました。

一方、
>正規軍は基本的に警護任務は担当しない方が良いっ!
とのアセアンさんのご見解は、僕も理解できます。

アセアンさんが#1513で説明されている理由もよく分かります。

ただ、PKO要員に求められるなりつつある警護任務に参加するかしないかについては、レッセ・フェール的原則で活動する民間警備会社とは異なり、国としての意思が直接関与するので、まだアイデアがはっきりしていない部分である警護任務を行うためのPKO部隊の訓練や編成、装備などをどうしていくのかということが問題になると思ったのです。

特に、先の投稿でも述べましたが、国連安保理決議の中で、PKO部隊に国連要員の警護任務を課すような規定が見られるようになってきましたので、自国の正規の軍事要員を、そうした任務のために派遣する局面で、どのような編成や装備でそうした部隊を現地に送ればよいのかという判断に迫られるようにもなるでしょう。

イラクで活動する米軍などの場合は、アセアンさんや葛城さんが指摘している通り、復興任務に適した編成で投入されていませんし、また、PKOという形ではありませんので法的正統性に欠けていると判断されてしまうということもあり、「正規軍が復興任務の一環として警護活動を行うことは、つまるところあからさまな占領になる」とのアセアンさんの懸念もよく分かります。そういう意味でも、イラクの事例を一般化して議論するのは難しい。

ただ、従来通り国連の決議に則り、PKOとして投入された各国の正規軍が警護任務を行う場合は、「警護=占領」と国際法的にはならない状況が生まれます。

また、ここでは、イラクでの米軍のような火力の強い装備の軍隊ではなく、より軽装備の部隊が派遣されることになるとは思いますが、各国が派遣した正規の軍事要員が警護任務に当たる局面が出てくるということにもなります。

ただ、正規の軍事要員は正規であるがゆえに規制も多く、動かしにくい。

ザイールの難民キャンプの中に、武装闘争に参加していた人も混じっており、難民とそうした人たちとの間でいざこざが起こった際、事態の収拾をはかるため、PKO部隊の難民キャンプの派遣をUNHCRが要請するも、いつまでたっても来なかった――ということを苦い体験として緒方さんはよく語っていますが…。

それゆえに、PKOにおいて、民間警護会社への任務委託ということも視野に入ってくる可能性もあるのではないかと思いまして…。つまり、国連決議下での活動枠への民間警護会社要員の取り込みです。
(続く)

ヤクザの理論

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/16 17:28 投稿番号: [1516 / 1657]
私の個人的な見解は
正規軍が基本的に治安を確保し
軍隊並みの装備が必要な警備員が不必要な状態にすべき。
夜警国家じゃ無いが治安の維持は国家の責任だと思う。

************************************

日本にも『ヤクザ』『暴力団』は公然と存在する。
彼等はありとあらゆる言い掛かりを付けて金を要求する。
要求を拒否すればいわゆる『いやがらせ』を実施する。

これはイラクも同じだ
(と言うよりも、古今東西普遍の価値観だろう。。。( ̄ー ̄)ニヤリ)
例:サマワの自衛隊が地元部族に警護料を要求された。

人治主義から法治主義に切り替える為にも
強制力を持った法の執行機関を
政府はそして
国連は強化すべきだろう。

なぜなら現在、
紛争の隙間産業としてセキュリティー関係者が注目されてきた。
彼等プロを雇うのには巨額の金がいる。

ならば、武装勢力に直接『みかじめ料』『税金』を払ったほうが安くつく仕組みが次に生まれてくると私は思う。

難解で良く判らんよ。<アセアンピース君

投稿者: sky_hyper_storm 投稿日時: 2005/05/16 17:22 投稿番号: [1515 / 1657]
文章が難解なのではなく要は何を言いたいのか良く判らない・・・・

ジレンマがあるけど線引きは崩すな、という事なのかな。

>民間のやっていることは民間にお任せしますが
政府は責任は取りませんよ・・・ってのが自由経済の基本ですから、
民間の運送会会社がイラクのような地域で物資輸送を請け負うってことは
それなりの危険負担をその民間会社が負う訳ですから
その民間運送会社が自社の危険負担を軽減する為に
民間警備会社に武装した警備員の派遣と警護任務を要請する
・・・全てが民間会社の業務の範疇であって、政府からすると
そうした分野迄背負い込みたくなければ、此処で
商売しなけりゃ良いんでないの?ってことに過ぎない

これはかなり乱暴だと思うよ。自由経済の原則を尊重するのが基本みたいな事言ってるけどそれはケースバイケースだな。警察と市民に置き換えれば民事不介入に近いが君が述べているのは自国での場合に限定されると思うぜ。
例えばマラッカ海峡で海賊が出れば海上保安庁から巡視船が出張るじゃん。マラッカ海峡通過するのはほとんど民間の船舶。君が言ってるのは、国がマラッカ海峡通らなければいいじゃんと言ってるのと一緒。迂回すればその分航海日数とガス代がかさむ。当然それは商品代金に上乗せされるじゃん。商品とはなんぞや?勿論石油だよ。エネルギーの価格が景気に左右されるのは言わずもがなだから省略。

警察は民事不介入だが、これが国家間をまたがる時、自由経済の原理、原則だけで囚われるともっと重大な結末に至る場合があるんじゃないの?と俺は言ってるの。

イラクの場合、例えば米国の企業が警護会社に発注したとしてもではその米国の
企業は警護費用含めたイラクでの経済活動を行った結果の見返り、要するに請求はどこにするの?まさか暫定政府ではないよね。発注者である米国企業にでしょ。米国の企業は最終的には米国政府に請求する理屈だよ。民間の名を借りた実質の発注者は米国政府でしょう。政府開発援助なんかでもよくやる手口じゃん。
こんなんが民間の自由な経済活動なんて一言で片付けられるの?

でイラクの場合は需要があるから供給があるのではない。供給があるから雨後の竹の子のように需要が出てくると考えたほうがスッキリする。見積もりが安い高いだけで企業を指名はしないと思うぜ。特殊部隊崩れとかの連中が会社立ち上げたのがほとんどだと思われるので当然軍隊筋、政府筋と何かしらのコネクションはあって然るべきだな。政府からの天下りみたいなもんさ。そんな関係に仮に日本の警護会社大手のセコ○が入札しても落札は金額以前に不可能。

線引きするなら当該政府は何があっても黙殺、それが出来ないのであればアウトソーシングはしない。供給が無ければ需要が無いのがこの世界なのでなんら問題無い。

警護任務の在り方-2

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/16 13:00 投稿番号: [1514 / 1657]
装備とか体制の問題に関しては
いわゆる先進国都市部での要人警護とはちょっとイラク等で
行う警護活動とは又性格が違うんですよね・・・これが
(第三世界の多くや、内戦地域では、っと言う意味ですが)

例えばですが、あるコンボイが武装勢力の襲撃を受けた場合
無線等で救援を呼べる状態、地域なのか?とか
どの程度の時間でそうした救援が来るか?等といったことが
未知数である場合は、早い話が自力で脱出するしか方法が無い訳です。

そして、往々にしてこうした地域で襲撃してくるのは
「何らかの軍事的訓練を受けた連中」が(型落ちでも)
「軍事装備を持って襲撃してくる」訳ですから、
反撃するとか何とか言っても、ざっくばらんな言い方をすると
「戦闘」をするしか脱出方法が無いのも又事実な訳です。

ですから、警護任務と言うよりは襲撃された際の
小規模戦闘任務が出来るか否か?が警護任務を行う要員には
必然的に求められてしまう・・・

それと、襲撃の目的によっても戦闘の内容が変化してしまう
つまり、輸送している積荷の強奪が目的なのか?それとも
イラクのように襲撃すること自体が目的なのか?では
反撃するという行為の内容自体が変わってしまう訳です。
(カツラギさんが仰ってたことだと思いますが、はい)

輸送路の安全確保を事前に行えるだけの装備ってのは
分からない訳ではないですが、もしもこれを本当にやったとしたら
運送費はそれこそ馬鹿っ高いモノになってしまうのは
明らかですから、事業委託を受けようと思えば民間ですから
「ウチはアソコよりも〜%安い価格で警護出来る!」ってな
形でセールス掛けることになるはずですから、その分
警護要員の装備のレベルが落ちるのは仕方が無い
(電子索敵装備を持っていなくても、ウチの要員はベテラン揃いです!
ってのがまぁセールストークの常套句ですよ、はは)

ですんで、襲撃された時に戦闘も辞さない・・・という
前提であれば、カツラギさんが最後の方で仰ってる
特殊部隊と同程度の装備が要ることになりますが・・・
いわゆる自力で退路を切り開ける程の火力ということになると
結構な規模になりますし(防弾防爆装備迄入れるとなると
これ又大変ですよ)・・・・で、そこ迄やるとなると
ライターさんじゃないですが、傭兵レベルと言いますか
とんでもない組織になってしまうんじゃないですかね・・

つまり、ジレンマが生まれてしまうと思う訳です
民主国家として自力再生の道に誘導しようとしているのに
軍事的な介入を正規軍を問わずかなりな装備レベルの
武力組織を該当する地域に送り込まなくてはならなくなる

っとまぁ今回のイラクに関しては、前にもシルバーさんと
同じだったように「初手の投入量」が少な過ぎた結果
だと思うんですよ、それと元々存在していた地元の武装勢力
の使い方が拙かった・・・・(今更、言っても始まらないんですけどね)

あれ?話が完璧にズレたっ?スンマセン
取敢えずでした

>警護任務の在り方-1

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/16 12:59 投稿番号: [1513 / 1657]
どもども、おはようございます
シルバーさん

僕の個人的な見解なんですが・・・
正規軍は基本的に警護任務は担当しない方が良いっ!
っと思っています。

イラクでも同様なことが考慮されたと思うんですが
復興という領域の活動も、連合軍側の政府がまとめてやってしまう
という形なら、正規軍がそうした警護任務をやっても
良いかも知れませんが・・・その形態はいわゆる”占領”
になってしまうでしょ?
(以前からの話でも、今回カツラギさんが再度仰ってるように
米軍は元々占領能力を持っていない訳ですし・・はい)

武力行使と復興ってのは、まぁ早い話が全くアベコベの
領域ですから、軍事組織にそうした任務を与えるべきでは
ないでしょうし、現実に「出来るか?」っとなっても
かなり難しい・・・(以前、僕がライターさんとお話したように
軍隊ってのは基本的に生産性を持っていないですから)

つまり、復興領域ってのは軍事組織の仕事ではない
という線引きっと言うか、そういったモノがないと
やっぱり駄目だと思う訳です。

警察機能にしても、実は先進国型の警察が確実に機能する為には
「法律の整備」と「順法精神」というのがその該当国内に
出来上がっていないと、本当は機能しない・・・・ので
現状のイラクでは「武装警察」という形態で治安維持活動を
実施するしか方法が無い・・・(こそ泥逮捕するってなレベル
じゃないですからね、苦笑)

各国の対応マニュナルの未整備ってなお話もあるようですが
民間の会社が(運送会社でも土木屋さんでも)政情不安定な
地域で自分の商売を実施する必要上から正規軍に対して
警護依頼が出来るのか?は・・・当然の回答として
「そんなモノ要請も受理も出来る訳が無い」・・・
(東インド会社時代ならいざ知らず・・はは)

まぁ、政治的な解釈としてはですが
「本当に知らない方が嘘を付く必要が無い」
ってなこともないことはないでしょうが(はは)就業の自由を認めている
憲法を持った先進国では、国民がどのような職業に就こうが
政府はそれを規制することが出来ない訳ですから
(自由ってのは、そういうことでしょ)「外国へ行って勝手に
コレコレの職業に就くことは禁止する」なんて法律を作る
なんてことはそれこそ憲法違反になる・・・

まぁ、民間のやっていることは民間にお任せしますが
政府は責任は取りませんよ・・・ってのが自由経済の基本ですから、
民間の運送会会社がイラクのような地域で物資輸送を請け負うってことは
それなりの危険負担をその民間会社が負う訳ですから
その民間運送会社が自社の危険負担を軽減する為に
民間警備会社に武装した警備員の派遣と警護任務を要請する
・・・全てが民間会社の業務の範疇であって、政府からすると
そうした分野迄背負い込みたくなければ、此処で
商売しなけりゃ良いんでないの?ってことに過ぎない

戦闘集団に対する戦闘行為継続の為の補給とは基本的に
性格が違いますし・・・・

ですから、米軍の方針変更による云々・・・ってな話と
民間警備会社の仕事量の増加ってのは余り関係が無いんじゃないかなぁ?

自軍兵士の損傷を軽減するってのも、民間委託事業を増加させる
ことによって現地での雇用創出が行えるってな理屈と上手く一致する
結果でしかない訳です

続きます

>警備任務と戦闘任務の分担

投稿者: fufufusan 投稿日時: 2005/05/15 08:14 投稿番号: [1512 / 1657]
民間の警備会社だったら

なんでもありで

やりたい放題、し放題

だからな。





軍隊に所属してる兵士がへたなことを

やったら軍法会議に

かけられちまうからよ・・・





まあ、やりたくってもよ、

法が手枷足枷になっちまってんのよな。





そこに民間警備会社の出番があるわけさ。

高額の報酬目当て、

或いは、

人殺しをやりたくてたまらん

といった人間を傭兵として雇い入れて

戦場へと送り込めばいいわけでさぁ。





送り込んだ傭兵が戦場で何をやろうが、

おかまいなしさ。

なぜなら、傭兵は民間の警備会社に所属してるわけだから、

軍法会議にかけられることはねぇもんな。





イラクで捕虜に対する虐待騒ぎがあったけど、

あの虐待にも相当数の民間警備会社の傭兵が

関わっていたそうじゃねぇか。

そういう連中はお咎めなしなんだろうなあ・・・


ん?




民間警備といっても、

まあ、民間の軍隊みてぇなもんだよな

これは、今後ますます増えていくんじゃねぇのかな





おっとろちい世の中に

なりそうだなあ







ニャハハ

アメリカ軍深刻な人手不足

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/05/14 19:14 投稿番号: [1511 / 1657]
ちょっと話題がそれてしまうのですが、本日アメリカ国内では向こう2〜3年の間に閉鎖される米軍基地の候補が発表されました。

よく、となりのトピでボンボンがアメリカでは志願者が少ないから軍人が足りないと言ってますが、実はその反対で、軍隊に残りたくても残れないひとのほうが多いのです。その理由は冷戦後のパパブッシュの時代に始まった軍事縮小の政策が、戦争時である現在も何故かそのままかわらずに引き継がれているからなんです。(ブッシュ大統領でも基地閉鎖に口を挟むことさえできないんですからね)

また同時期に、正規の軍隊を減らし、スペシャリストをすべて予備軍にまわしてしまうという私にいわせたら愚かなことをやってしまったので、いざ戦争となると予備軍を呼び戻さなくちゃならない。民間企業で高給取りだった予備兵を雀の涙ほどの給料でしかも1年以上も危険な戦地へ送り込むというのだから反感を買うのは当たり前。

なんか基地閉鎖のニュースで腹がたってるもんで、まとまらなくなってしまった、、、しょうがない、決めての言葉でおわらせよう。

とりあえずでした!

警備任務と戦闘任務の分担

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/05/14 19:00 投稿番号: [1510 / 1657]
いやあ、レギュラーのみなさん、こちらにいらしたのね。ここ2週間ちょっと忙しくてみなさんの投稿を詳しく読んでなかったのですが、いまやっと一応斜め読みしました。

実は、アメリカの将来の軍隊のありかたとして、戦闘任務の部隊と警備任務の部隊をわけるべきなのではないか、というのは以前から私も考えていました。それというのも、バグダッドが堕ちた日、バグダッドの美術館だの色々な建物が略奪の目にあったとき、アメリカ軍がなにもしなかったと批判がでましたよね。その時私はアメリカの陸軍は警備隊ではないから治安維持は無理な話だと思ったものです。

よく隣のトピでニオ君が、アメリカ軍はもっと多くの軍人を出動させるべきだったと言ってますが、警備の訓練をうけていない軍人を数だけ出動させてもかえってテロの標的になるだけで逆効果ではないかというのが私の意見だったわけです。

その真空をうめるのが要するに民間の警備会社ということなら、かなり納得がいきますね。もっとも私は割合体制主義なんで、出来ればアメリカは軍隊を拡大して警備隊を予備軍などではなく、正規の軍隊として新たに構成してほしいと思ってます。

任務の在り方

投稿者: sky_hyper_storm 投稿日時: 2005/05/13 23:45 投稿番号: [1509 / 1657]
民間委託に否定的なのは銀杏君が述べている通り有事の際、当該各国のマニュアルが未整備だから。
今回の場合当該国は実質的には日本でしょ。斉藤さんの国籍は日本なわけだから。
フジモリ元大統領のようにペルーで生まれて日本大使館に出生届け出したのとは訳が違う。(どうでもいいけど二重国籍じゃん。戸籍法に守られているのか?)
よって日本政府が面倒見るのは当然と言えば当然だが実際の所は政府関係者にしてみれば青天の霹靂だっただろう。

現在でも一応軍隊と民間警護の線引きは出来ているようなのでそれを変えた所でテロリスト、武装勢力との力関係はそれほど変わらない。
線を引き上げれば敵もそれに呼応するだけだから。では銀杏君が言うように防弾チョッキ着て装甲車に乗れば軍隊と民間の違いって何なの?という話になる。
違いがあるから民間に委託するんであって同じであれば委託する意味が薄れる。違いがあるから、民間警護会社はハイリスクハイリターンを選択している訳だ。しかし既に述べた通り現状は民間に有事の際、手が負える相手が少なからず存在するという事実がある。
同一国の国籍、所属会社の人間が拉致されればおのずと責任の所在は明確になるが今回のように多国籍にまたがるような事案が出た場合のマニュアルが実績としても乏しいという事だ。
今回の場合で言えば日本政府の対応次第では内閣支持率にも影響してくるだろうし国内政策遂行上支障になる可能性も少なくないと思う。
日本で言えば亀井静香とかがこれ幸いと気勢を上げる可能性だってある。
斉藤さんが仮に天涯孤独で家族も親族も居なければ少しは政府の対応も変わったかもしれないが一人の民間人が政情を変える事だって無くは無い。
これは日本だけではなく何処の国でも同じ危険性があるという事。
暴論ではあるが政府の預かり知らない所でこんな事がままあるんであれば今後政府は関知しない等の国際ルールでも決めた方がいいんじゃないか?
イラク支援の為に援助国が人的損害ならいざ知らず本国に影響でるようであればそれ位の事しないと本末転倒だと思うがね。

日本の自衛隊も

投稿者: fufufusan 投稿日時: 2005/05/13 19:14 投稿番号: [1508 / 1657]
今ではアメリカの傭兵さ〜





自衛隊はアメリカの傭兵!





女の売春、男の傭兵





哀しいかな傭兵







ニャハハ

害敵手段と敵対行為

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/13 18:10 投稿番号: [1507 / 1657]
傭兵の定義
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552020085&tid=a2e0kbfa5ha5thv30jta8a10v0bixldbja4r 8la4ma4a6a2e0&sid=552020085&mid=2957

そもそも、傭兵の定義は
義勇兵・フランス外人部隊・グルカ兵
達と
アフリカ動乱で名をはせたワイルドギースを区別する為に・・・
逆に言えばワイルドギースを狙い撃ちにする様に作られた定義だと私には思える。

************************************

さて、シルバー氏はセキュリティー関係者に期待する気持ちから
かなりセキュリティー関係者に寄った解釈をしていると感じる。

私も必要悪としてセキュリティー関係者の存在を認めるが
そもそもPMCは
ワイルドギースの血を引いていると言っても過言では無い。

セキュリティー関係者は
傭兵なのか?傭兵では無いのか?

ジュネーブ条約の重箱の隅を突付けば
傭兵となる可能性が完全否定できないと私は思う。
ならばジュネーブ条約にセキュリティー関係者の項目を追加すべきかも知れない。

難しい質問

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/13 17:43 投稿番号: [1506 / 1657]
まず

>葛城さんがイラクでの米軍の編成が占領業務を行うようになっていないことを指摘していますが、軍隊が警護任務も行うのであればどういった形態であればいいのか?

コレは以前からシルバー氏とアセアン君が指摘していた
地上部隊の兵員が少ないと言う事。
戦車・戦闘機・戦闘ヘリ等を複合させたら
敵の前線を突破したり拠点を叩いたりするのに適している。

けれど町のパトロールには歩兵(普通化部隊)と呼ばれる兵士が適している。

歌に歌われる
『敵地に一歩   我踏めば
   軍の主兵は   ここにあり
   最後の決は   我が任務
   騎兵砲兵   共同せよ』

最後の決は歩兵の仕事。

************************************

『ハードとソフト』

>そもそも外国から傭兵的民間警護要員まで招き入れてしまわなければ、インフラ整備一つ進まないイラクという国の状況を生み出す原因をつくっている一部のイラクの人たちのおつむ弱さ加減が問題なわけで。

コレが先決だと思う。
そもそも、民間警備会社はあくまで民間に過ぎず。
ハーグ陸戦条約で言うところの
『害敵手段』を持つ事は出来ないし持つべきでは無い。

害敵手段を持てるのは国際法的には
国家の正規軍と交戦団体・・・
警察の強制力を持った法の執行でも害敵手段とは言わないと思う。
民間が害敵手段を行使すればコレこそ傭兵部隊となる。

ヘリを装甲して防戦や航空支援に使ったり
自動車を防弾装甲したり
軍用小銃程度の装備で防衛する
この程度までが民間のギリギリの範疇だと思う。
(理想は拳銃やショットガン程度にすべきと思う。)

これ以上の武装が必要な場合は
軍に任せるべき。

************************************

治安に関して
イラクとアフガン・・・
どうして二つの地域に大きな違いが出ているのか原因を考察すべきだと思う。

>警護任務の在り方とは?

投稿者: katuragi1940 投稿日時: 2005/05/13 17:33 投稿番号: [1505 / 1657]
>警護任務を行う際、装備はどのようなものが適切なのか――という点です。

カンボジア、アフガン、東チモールなどの事例で考えれば原則的にはPKFの後、文民警察の段階に相当すると考えるべきかと思います。

それならばニュース情報の範囲の火器(基本的に点制圧の個人携行兵器)で十分ということになるでしょう。

現在のイラクは武装勢力の装備がグループによってはかなり火力が高いものがあるので問題がありますが。

原則論から言えば彼らの手に余るグループに対しては正規の軍隊が「掃討」に出ることになるわけですから、兵器のレベルをむやみに上げる必要はないわけです。

このあたりは事前の危険評価の問題でしょう。

武装勢力の装備が意外といいとしてもすべてのグループがそうであるわけでもありませんし、今回のように事前情報を得た上での待ち伏せでは襲撃側が火力で圧倒できるように準備するのは「常識」の範囲なので、どこまで装備をエスカレートさせてもいたちごっこの嫌いがあります。

したがってリスク評価と役割分担という話になろうかと思います。


現実的な話としては市街地での対テロ特殊班の装備程度は必要かなとは思います。

警護任務の在り方とは?

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/05/13 16:37 投稿番号: [1504 / 1657]
アセアンさん、お久しぶりですね。

下で仰っていることがおかしかったのですが(笑)。

>前職が正規軍の隊員だった・・・というのは簡単に
>判明してしまうのが現代ですから、今回のような事件が
>発生してしまうと、一番「困惑」するのは前職の軍事組織を
>統括していた主権国家であって、そうした前歴をネタに
>「それ見ろっ!コイツラはぁ!」的なプロパガンダをやり始めるのは
>”正義”の攻撃を仕掛けた武装勢力側・・・っという
>まぁ、先進国側からすると「痛いかも知れない腹を探られる」

今回の事件においては、武装勢力側がうんともすんとも言ってこない一方で、「それ見ろっ!コイツラはぁ!」的なプロパガンダをやり始めたのは、思いの外というのかやっぱりというのか、日本人の方でした。

民間警備会社のイラクでの活動がどのようなものであったのかということを正確に伝えることよりも、斎藤さんが「傭兵としていかに優秀であったのか」という側面が強調され、極端なものになると「戦場の英雄」やら「ランボー」やら「金の亡者の人殺し」やらのイメージが先行し、果ては「今やイラクでは軍の代わりに民間警備員が戦闘している」という論調まで飛び出し、戦争の民営化の話につなげるような主張まで出る始末。

さすがにいかがなものかと思いまたが。

そして、

>日本政府としては、自分達の与り知らない所で、
>結構な数の日本人が仏のエトランジェ等に入隊していてそれも
>自衛隊出身者だった・・・って辺りが、何ともなぁ・・・
>っと困惑している・・んじゃないでしょうか?)

――というアセアンさんが指摘されている困惑も当然ありました。

この困惑はまた、本来日本の憲法の関係で、武装勢力と正面対峙する可能性のある任務を避けてきた日本であったはずが、突如日本国籍を持つ者が武装勢力と対峙する可能性のある任務を行っていたということが明確になったことによる困惑という意味もありました。(この意味での困惑は、「それ見ろっ!コイツラはぁ!」的なプロパガンダに拍車をかけているわけでもありますが)

つまり、復興事業関係の「警護任務」という日本がこれまで逃げてきた任務をしていた日本人が実際にいて、しかも事件に巻き込まれたということの衝撃であったわけです。

警護任務が紛争地復興過程において重要であると認識されるようになったのは比較的最近のことで、PKO関連の国連安保理決議でPKOの軍事要員に、人道支援を行う国連要員や人道救援NGOの警護を行うよう要請する規定が見られるようになったものの、そうした警護任務の在り方がしっかり整備されるほどの経験の積み上げがまだ乏しいと感じています。

ゆえに、警護任務が比較的最近注目されるようになった事例であるにもかかわらず、僕が紛争地復興過程の活動を極めてオーソドックスに説明していたことを、スカイさんが「腑に落ちない」と率直に述べ、問題提起してくださっている論点が非常に興味深いです。

僕はアセアンさんやライターさん、葛城さんなどと比べると軍事的な知識に暗いですので、ご意見がうかがえるとありがたいのですが。以下のスカイさんが指摘されていることに関してです。

>>
斉藤さんを襲った武装勢力は大砲のような火力のある武器を使ったそうじゃん。で民間が携行を許されているのがライフルと小銃だけとの報道もある。これは民間では手に負えないというのを暗示していない?
警察が手が負えなければ戒厳令、治安出動の名目で軍隊が治安維持にあたるでしょ。要するに知識、経験というソフト以上に武力というハードの方がイラクの場合上まっているという事になるんじゃない?
>>

警護任務を行う際、装備はどのようなものが適切なのか――という点です。

葛城さんがイラクでの米軍の編成が占領業務を行うようになっていないことを指摘していますが、軍隊が警護任務も行うのであればどういった形態であればいいのか?はたまた、民間が行う場合でも、どのようなハードであれば、危機管理能力を高めることができるのかについて考えてみたいです。

特に装備面では民間はどうしてもたいした物は用意できませんが、そうであるなら、防弾チョッキや装甲車など、防御面での装備を充実できないのか?――などが気に掛かります。

横:セキュリティー関係者

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/13 15:24 投稿番号: [1503 / 1657]
日本はそもそも銃をもてないので
アメリカの様な
連射(フルオート)と単射(セミオート)の違いのうるささが良く判らない。

***********************************

『バースト』

セレクターが見れないので何とも言えないが・・・
以前、武装勢力に拘束され殺害されたイタリア人警備員(元パン屋と言う話らしいが)が古いタイプのMP5を持っていたと思う。
だから、イラクでフルオートの武器携帯許可をセキュリティー関係者に許しているのでは無いだろうか?

『弾倉』
20連発にしては長いし
30連発にしては短いのでは?
20連では少なすぎ
30連では寝撃ちの時に邪魔になると言うので特殊な25連を使っているのでは無いか?

ちなみに私が持っている写真は拡大できる。
左側の警備員は弾倉を二重にしているが
真ん中の警備員の弾倉はシングルだ。

『ポールブレーマ:Paul Bremer』
彼等は暫定当局のブレーマ行政官のボディーガードだろう。
(左から三番目はブレーマ行政官だと思う。)

まぁ世界でもトップレベルのセキュリティー関係者だろうな。

>民間委託のコスト・・

投稿者: katuragi1940 投稿日時: 2005/05/13 15:03 投稿番号: [1502 / 1657]
ある局面をとってみれば民間委託のコストが高くなるのは当然の話で、ケースバイケースということでしょう。

所要の目的に対してベストではないまでもベターを選ぶときそこにいろいろとニッチなニーズが生まれてきます。

あちらのトピで米軍について話したときも話題になりましたが、基本的に今の米軍は占領業務をやるような編成になっていません。
あくまで懲罰行動がメインですから、アフガンはまだしも、イラクでのフセイン打倒後の作戦行動は米軍にとって見れば「想定外」の行動でしょう。
軍隊もすべてが同一装備であるわけではなく最前線での火力優先の部隊から警備行動を主にする部隊などバリエーションがあります。
米軍は従来型の警備行動をする軽装備の歩兵師団を削減して重装備で高機動の機械化師団の装備にシフトしていますから、米国が軍の民営化を推し進めているわけではなく、その軍事ドクトリンに沿った編成にした結果として警備業務に対するニッチなニーズが生まれたということでしょう。

セキュリティーの歴史

投稿者: lighter101rethgil 投稿日時: 2005/05/13 14:48 投稿番号: [1501 / 1657]
『政治的配慮』

政治的配慮は理解したかな?
防衛出動にまで話を飛ばす必要性を感じないのだが

『セキュリティーの歴史』
山本五十六は右翼の壮士をボディーガードにしていた。
それくらいボディガードの歴史は浅い。

現代セキュリティーの基礎を元軍人達が築き上げたので
元軍人がこの業界で幅を利かせているのだろう。
だがそれだけでなく
『警備』と言う分野に於いて最も適した職種が軍人であるのは間違い無いだろう。
警察や消防やプロレスラーよりも軍人の方が適している。

>責任の所在が何処にあるのかという論議が必要だと思うぜ。

責任の所在を不明確にしたままで誤魔化す為に
各国は彼らに高額の報酬を払っている。

バーストですね(ついでに誤字訂正)

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/13 14:15 投稿番号: [1500 / 1657]
ライターさん

あの画像で2人が携帯しているヤツはバースト迄ですよ
マガジンは短いし(Wにもしていない?)、
スペア4だし・・・・

イラクだから、なおのことフルオートには携帯許可は
出さないんじゃないですかね?・・いわゆる政治的配慮ってヤツで
明確に区別を付ける意味からもですけど

戦闘ヘリ
ってのは、まぁ大げさですね(笑)
いくら英国でもそんなモン民間の会社が持とうと
考えたら大騒ぎになるしメーカーが売ってなんかくれませんよ
******************

火盗〆・・・・っはですね
過日、某先進国へ行った時に池波正太郎の時代小説を
まとめて買い込んで来た・・・ってのがあります(あっはは)
******************

日本なら元警察官ってのがいいでしょうね・・・
いきなりパチンコ屋でAKを乱射されるなんてことも
ないでしょうし。。。。。
*****************

誤字訂正

人海戦術
ってのが前の投稿では正しい変換でした、スンマセン

民間委託のコスト・・

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2005/05/13 13:40 投稿番号: [1499 / 1657]
こんにちはライターさん

いやぁ〜、これが意外と高いんです。

特に施設警備とか、ある程度の広域を活動対象にしようとすると
目の玉飛び出る程の値段が掛かる・・・

特に設備や装備面での価格が非常に割高になりますね

例えば、ある所で(はは)要人移送の警備を依頼したら
ヘリ2機に陸上車両3台が必要だ!っと見積もって来た(笑)
流石に、武装したヘリや車両ではないんですが、
電子的装備やら防弾装備やら出力等は完全に正規軍用だった
(民間会社が軍隊仕様の装備を購入することは出来ない訳ですから
仕方が無いんですけど、民生用であってもかなりな改良を
加えないと耐久性やら精度等の面で要求するレベルにならない)

おまけに、正規軍ならある程度まとまった数を発注しますから
1台辺りの単価は落ちるんですが、要人移送みたいな
場合はせいぜいスペアを入れて4機が限界な訳ですから
値引き交渉する以前の問題で・・

施設内警備装備にしても・・・かなりな高額になってしまった

つまり、実はこうした警備会社に業務委託をすると
人件費が一番安かった・・・ってなことになるんですよね

第三世界では公務員さんは往々にして給金が非常に安い(笑)
な、もんですから何処とは言いませんが(・・・)実際に
部隊丸ごとお抱えで使おうと思えば使えないことはない・・・(ぅう)
警察でも同じで。。。。。。

おまけに、現地の物価レートだったりしたらそれこそ
とんでも無く安い金額で装備丸ごと可・・・なんてことも
あったりする訳で。。。で、変な話ですが、警察と軍とで
どっちが安心か?って言うと問答無用で軍の方が
安全だっ!とかになったりするですよ、これが

まぁ、今のイラクでは未だこの段階迄も行っていないとは
思いますから結果的に外国の警備会社にってことなんだと
思いますけど・・・それでもあくまでも民間会社が
民間警備会社に依頼している形な訳ですから
陣間戦術優先(人件費の方が安いですし、補充も利くんで。。)
っとなれば「そう、大それた装備は出来ない」ってことで
逆に武装勢力やテロ組織には”チョッカイ出し易い対象”
ってなことになるかも知れませんね・・・
(襲った方は、プロパガンダとしては相手は武装した先進国の人間
ってだけで十分に宣伝効果はありますし)

それでは武装しなかったら襲われないか?ってのも
まぁ、無いから困る・・・こんなこと言うと何ですが
TVや映画みたいに「手を上げろ!」なんて予め何か言ってから
襲うなんてことはしない訳で・・・(それでは襲うにはならない)
端っから、襲撃することを目的にしている訳ですから
いきなり銃撃したりRPGを打ち込む・・まさか民間警備の連中が
道路っぱたに止まってる車両を片っ端から片付けながら
走行するなんてことも出来ない訳ですから・・・

でも、民間”でも”やろうと思えば出来る行動を軍事組織や
警察組織が肩代わりするってのは・・・問題あるような気がしますです。

お邪魔しました

事実誤認がある

投稿者: sky_hyper_storm 投稿日時: 2005/05/13 13:33 投稿番号: [1498 / 1657]
不審船の時、自衛隊は既に哨戒活動で動きを把握していたが海上保安庁に下駄を預けたのは対処出来ると踏んだから。しかし工作船から対戦車ミサイルを巡視艇に向けて発射したのを見て、海上保安庁にも情報を迅速に与えるべきだったと反省したと聞く。自衛隊は機関砲撃つにしても現場の判断で撃てない。装備では遥かに上を行っても使えないのであればオモチャの軍隊だよ。海上保安庁の特殊部隊が時間的に間に合わなかったので現場の判断で応戦したら沈めちゃったというのが実際のところじゃん。ただエンジンを見事に打ち抜いたのは自衛隊によるフォローがあったのは確かだが。自衛隊は指揮系統に問題があると思われるのでいざとなったら役立たずかもしれないな。
政治的配慮以前の問題だと思うがね。

>セキュリティー関係者が重宝されるのは
元特殊部隊の現代の傭兵のほうが
アルバイト州兵よりも信頼性があるからだろう。

その通り。しかし気がつかないかね?元特殊部隊という事は彼らは元々は生粋の軍人であり警護のプロではない。警備会社に所属したらあっという間に警備のプロになれるのであれば現役軍人を使えばもっと強固なガードが構築出来るではないか。

>国家の代紋を背負った正規軍と
ヒステリックな直情論に流される世論が

軍の動きを縛り
結果的に
セキュリティー関係者の活動の場を増やしたと私は考える。

だろ?結局雷太君もアセアンピース君が言ってる事も俺が言ってる事と一緒だよ。正規軍を投入すれば自国の世論が黙っていないから外人を重用する一番の理由だ。それが根底にある。
但し、雇われている方も先刻承知しているからこそ需給バランスが取れるという寸法。
斉藤さんは別に正義感から警護の任務に就いていた訳ではないでしょ。単にビジネスとして淡白に業務をこなしていたと考えられる。
彼の業務がたまたま現状のイラクのニーズに応えていたというだけであって彼の仕事の崇高ぶりを評価するつもりは無い。
問題なのはこういった民間委託は使いようによっては薬にもなるが毒にもなり得るという事。
責任の所在は君が言うように大切だな。これを契機に今後、責任の所在が何処にあるのかという論議が必要だと思うぜ。
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