イラクで日本人拘束

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軍e: タリバン 拉致の女性解放

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/05/07 03:43 投稿番号: [280789 / 280993]
jyonnconner様
wazi_wa様
レスをいただき、反論を書こうと思いましたが、間が空いてしまいましたので、
肯定する方向で考えることにしました。

私も、元々、米英軍を支持する気は更々ありませんし、「現状認識」には、
それほど差があるとは思われません。
「イエスかノーか」を要求されるjyonnconner様も、「テロという手段」
「タリバン政権に戻る」には、はっきりイエスとはご回答されませんし。
アフガニスタンもイラクも、明確に、こうすればいいという答えが
見つからない問題かと思います。


フランス人女性を解放した後、タリバンは、回答期限を1週間延長しました。
ところがその日(土曜日)が仏大統領選決選投票の前日で、もう1日延長。
さらに、先ほどのニュースでは、新政府が編成される6月17日まで待つ、と…
何か、間が抜けてますね。

サルコジ候補は、すでにアフガンからの部隊撤収を意志表明しており、
当選時に何らかの声明を出すでしょうから、その機会に、タリバンは
もうひとりのフランス人を解放するかもしれません。
表向きには要求をのんだワケではないと言えるフランスと、
のませたと言えるタリバン。

しかしそうなると、3人のアフガン人が心配です。

先の英国人ジャーナリストとアフガン人通訳の拉致でも、イギリス人を解放した後、
タリバンは、裏切って政府側についた者を引き渡せ、という、のめるはずのない
要求をつきつけ、自国民の方を殺しました。
「外国人への協力者は許さない」という国内向けメッセージ…それが最大の目的でしょう。


国際治安部隊が撤退すれば、タリバンはどこかの都市を陥落させて政権を樹立し、
内戦が再び本格化するでしょう。

国際社会は、それを放置しておいてよいか?

でも、おっしゃるとおり、どうしようもないのかもしれませんね。

外から介入する場合、対外的な敵対心をもたず、ともかくも選挙を実施して
民主的な国家を作ろうとする側を支援するのが妥当と思っていましたが、
民族や宗教、あるいは軍閥の方が国家や政治的信条よりも上位におかれるところで、
欧米型の民主主義がすぐに成り立つと期待する方が無理なのでしょう。

どうしても支配する側とされる側に分かれてしまうのであれば、
選挙なら勝てない少数派は、武力で争うしかありません。


選挙と言えば、
JIM-NET(イラク医療支援ネットワーク)のシンボルマークが、
サダム・フセイン大統領が信任投票(2002年)の時に子どもたちに描かせた絵
(「われらが偉大なリーダーにYes」と投票する様子)に変わりました。
http://www.jim-net.net/notice/07/notice070409.html

jyonnconner様が引用された
>「サダムの時代のほうがマシだった」イラク国民がよく口にする。
(クルド人などはイラク国民ではないと思っている人であるとよくわかりますが)
みたいなことが盛んに書かれるようになってきて、
運動の側も、すでに連合軍の撤退以後を見据えているように思われます。



>人質事件への対応では、私が主張していたのは、それを口実とした陸兵の撤退です。

>ちなみにどっかのバカ首相は「最善の努力」すらせず責任放棄したってのが現実。

このトピを訪れた頃、私も同意見でした。

自衛隊の任務は治安維持ではなく、NPOと同様な復興支援だけですから、
一時的に撤退したところで、武装ゲリラ側に何ら見返りを与えるものではありません。
むしろ、それをアピールするチャンスでもあったかと思います。
サマワの人々に我慢してもらえば、それで済むことでしょう。
あの時、サマワでは「自衛隊は撤退しないで欲しい」というデモがあったそうです。
人の命がかかっているときに、それもあんまりだと思いますが…。

小泉首相の「撤退はしない」はアメリカ向けのメッセージと思いますが、
そのおかげで、アメリカはファルージャ停戦延長をのみました。
結果論として、反政府勢力に、これ以上ない「見返り」を与えることになった…
それが「現実」ですよね。

もし賢明な首相が自衛隊を撤退させ、それで解放、なんて事態になっていたら、
彼らや支援者への批判は、あの「バッシング」どころではなかったのでは?
「バカ首相」には、いくら感謝してもしきれないんじゃないかなぁ…。

両者とも失策があったにせよ、詳しく追求しないことで、結果オーライ。
今さら一方的な攻撃ネタにするのは、ちょっと、反則と思うのですが。


それでは。

タリバン 拉致の女性解放 仏外相の軍撤

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/05/05 12:29 投稿番号: [280788 / 280993]
退示唆受け
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007042902012441.html

アフガニスタン南西部で非政府組織(NGO)のフランス人男女二人が今月初め、旧政権のタリバンに拉致される事件があり、タリバンの報道官を名乗る人物は二十八日、二人のうち女性一人を南部カンダハル州で解放したことをAFP通信に明らかにした。フランス外務省は同日、女性の解放を確認した。

  タリバンは人質の解放条件として、アフガンに駐留するフランス軍部隊千人の撤退などを要求。二十八日の解放交渉期限を前にフランスのドストブラジ外相は二十七日、「長期にわたる駐留計画はない」と述べ、軍の撤退を示唆していた。

  タリバン報道官は「フランス政府が努力を示したことで女性を解放した」と述べ、外相発言が女性の解放につながったと明言。残る男性一人の交渉期限については「一週間延長する」としている。

  アフガンでは先月、取材中のイタリア人記者がタリバンの人質になる事件が起きたばかり。アフガン政府は記者の解放と引き換えに服役中のタリバン幹部らを釈放した。

  この人質交換に対し、軍を派遣している各国から、同様の事件を誘発しかねないとの懸念が示され、アフガン政府は「今後、人質交換には応じない」と表明していた。

  同事件では、記者に同行したアフガン人の通訳兼記者と運転手も拉致されたが、タリバンに殺害されたとみられている。

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タリバンに拘束された仏人女性、解放され帰国   - フランス
http://www.afpbb.com/article/1552586

イスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)に24日間拘束され解放された援助活動家のフランス人女性が帰国した。カブール(Kabul)のフランス大使館が29日伝えた。

  拘束されていたのはCeline Cordelierさんで、年齢は20〜30歳。大使館はAFPの取材に対し、「女性は夜間のうちに帰国した」と述べ、今回の事件には「極めて慎重に対処している」と説明した。フランスでの到着地や帰国の同行者などについては明らかにしなかった。

  なお、Cordelierさんと一緒に拉致されたフランス人男性1人とアフガニスタン人3人は、依然、拘束されている。

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タリバンが仏女性を解放、残る4人の条件に兵士釈放を要求
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070429i311.htm

AP通信によると、仏外務省は28日、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンが同日、今月3日に同国西部で誘拐したフランスの民間活動団体(NGO)メンバー5人のうち、フランス人の女性を解放したことを確認した。

  タリバンは、残る4人の解放の条件として、駐留する仏軍の撤退とアフガン政府が拘束するタリバン兵士の釈放を要求している。

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さて、仏政府の「最善の努力」によってまず人質女性1名解放。

まずは喜ばしいことだ。

ここからの交渉も更に困難を極めるだろうが残りの人質の解放に尽力してもらいたいもの。

とりあえず今は責任を放棄しなかった仏政府の行動を評価しよう。

アフガンにとどまるつもりない−仏外相表明

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/29 23:01 投稿番号: [280787 / 280993]
=人質解放の部隊撤退期限控え
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/070427074229.15xl3hey.html?C=S

ドストブラジ仏外相は27日、人質2人の解放と引き換えに、アフガニスタン旧勢力タリバンが要求している同国からの仏部隊撤退の期限切れを前に、「フランスはアフガニスタンにとどまるつもりはない」と発表した。同外相は「長期的にある国を占拠し続ける計画はない。それは主権、国家の独立、領土保全を尊重するというフランスの価値観に反する」と述べた。(写真はカブールに駐留する仏部隊)

ドストブラジ外相はさらに、「2人をすぐに帰国させるため、われわれはカブールやパリであらゆることをしている」とし、「人質の健康状態は良好であるとの26日のタリバンの声明に留意している」と付け加えた。

人質の2人はフランスの非政府組織(NGO)「子どものための世界」のメンバーで、西部ニムロズ州で今月3日から、アフガン人のスタッフ3人とともに行方が分からなくなっていた。その後、タリバンが2人を拘束していると犯行声明を出していた。タリバンの武装勢力は今月20日に、人質の解放と引き換えに仏部隊が1週間以内に撤退するよう要求した。武装勢力は、要求が満たされなければ、外国人捕虜についてのタリバンの立場が直ちに適用されるとしている。タリバンはこれまでに、人質数人の首を切り落としている。

フランスは、アフガニスタンに展開する北大西洋条約機構(NATO)主体の国際治安支援部隊(ISAF)に1000人を派遣しているほか、同部隊を支援するためラファール戦闘機を提供している。

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ま、この辺りが国として取れる最善の努力ってとこだな。

これが交渉の突破口になって人質解放に繋がることを祈るけど。

ちなみにどっかのバカ首相は「最善の努力」すらせず責任放棄したってのが現実。

4/28 NHK-BS1「アフガニスタン国軍」

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/28 12:08 投稿番号: [280786 / 280993]
BSドキュメンタリー 「アフガニスタン国軍〜203部隊の一か月〜」
4月28日(土)   午後10:10〜11:00

  アフガニスタンの治安がこれまでになく悪化している。パキスタンとの
国境地帯に拠点を置く反政府武装勢力タリバンが勢力を拡大し、アフガニ
スタン各地でテロを繰り返している。去年1年間で米軍を含む国際治安支
援部隊の死者は130人、タリバン兵は500人に達した。

  アメリカはアフガニスタンを「中東民主化」の見本にするために米軍を
派遣、アフガニスタン国軍を強化して治安の維持に当てようとした。2002
年の計画では2006年までに7万人の国軍を作り、米軍は順次撤退する予定
だったが、現在3万6千人と半分しか集まっていない。米軍と国軍は計画を
2008年に延長、国軍兵士の訓練と兵員の募集に力を入れている。

  今年1月、取材班はパキスタンとの国境地帯の最前線でタリバンに対峙
し、治安維持にあたっているアフガニスタン国軍203部隊と米軍の軍事作
戦や訓練の様子をおよそ1ヶ月にわたって取材した。そこで見たのは、貧
弱な武器しか持たず、規律の乱れた国軍兵士たち、そして国軍に気を使い
ながらも彼らを信用しない米軍の姿だった。なぜアフガニスタンは混迷を
深めているのか。203部隊の一ヶ月を通してアフガニスタンの現状をリポー
トする。


===
アフガン人1名を殺害という情報は、誤報であった可能性が高いようです。
タリバンは、要求に対する回答期限を1日延長しましたが、
アフガン政府は、兵士の釈放には一切応じないことを表明。
一方、もともと国際治安支援部隊の軍事活動に批判的なフランスは、
アフガニスタンに長期駐留する意志は無いことを発表しました。
今回、「これ幸い」と本当に撤退、という予測も報道されています。
この連携が功を奏すことを祈りますが、今日28日、
タリバンはどう動くでしょう。


GWのオツトメに一息つけたら、また来ます。。。

国際ボランティアが必要な地域は概ね。。。

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/28 09:14 投稿番号: [280785 / 280993]
世情不安で貧困が蔓延る外来者にとっては危険地帯がほとんど。

そうでなければその国の政府や国内ボランティアで用が足りる。

ragさんがボランティアの「プロ」と持ち上げる中村医師とて一つ間違えれば拉致や殺害の危険は常にあったし故・橋田信介さんの死自体がそれを証明している。

そもそも現地のためになる活動をしている人間が危険になるような武力行使等を支持し支援するような政府の外交政策なんざあ下策もいいとこ。

拉致被害者を叩いてる連中もそういったスチャラカな政策を批判する世論を喚起すると困るから一生懸命叩いているだけで犯罪被害者をここまで叩く道理なんてどこにもない。

ま、延々とこじつけているようではあるが。

利己的で短絡的なオバカな国粋主義者達、それがバッシングをしたバカたちの実態だね。

中村医師だって拉致られれば「海上ガソリンスタンド」の撤去の一つも発言したことだろう。

命がかかっているのにオバカな連中の支持するオバカな政策に配慮する余裕もないしする必要もない。

続き

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/28 08:32 投稿番号: [280784 / 280993]
えないと思うよ。

すでにカルザイは民意を失いつつあり、しかも一応は一国の代表であるカルザイの「補佐役」であるはずのNATO軍がその選択を尊重しない。

典型的な傀儡と言えるだろう。

そして春の攻勢で多くの血が流され傷が深まるのは目に見えている。

最後まで現実認識がすれ違っているね

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/28 02:29 投稿番号: [280783 / 280993]
タリバーンの反転攻勢に苦戦のNATO軍
http://www.janjan.jp/world/0609/0609211522/1.php

(前略)
タリバーンの仇敵だった、地元の北部同盟と手を結んだ米軍は、開戦の翌月(2001年11月)には早くも首都カブールを制圧した。米マスコミをはじめとする各国メディアは「米軍勝利」の大見出し付きで報じた。さらに翌月には暫定統治機構が発足。それから約半年後には憲法が発布され、国家としての再スタートを切った。

  国家再建は一見順調に行っているかのように見えた。ところが、大間違いだった。タリバーンは前線から単に兵を引いただけだったのだ。

  「出身地」のトライバルエリア(部族地帯)に戻って、体制を整えたタリバーンは、いまや、お家芸のゲリラ攻撃でNATO軍を苦しめている、というのが現状なのだ。部族地帯はパキスタン〜アフガニスタン国境沿いの峻険な山岳地帯だ。内戦時はここから聖戦士(ムジャヒディーン)が、続々アフガンに送り込まれていった。

  タリバーンの進撃を食い止めなければならないNATO軍は、部族地帯沿いで大規模な作戦を展開してきた。NATO軍地上部隊は地元パキスタン軍の案内なしには同地帯の中に踏み込めない。部族地帯の人口は100万人とも300万人とも言われる(日本のような国勢調査はないから、正確な数は不明極まりない)。その大半はパシュトーン族で、彼らは強烈なイスラム原理主義に染まっている。

  筆者はアフガニスタンに入る際、車で部族地帯を通った。GPS(Ground Positioning System)も意味をなさない、標高3000〜5000メートル級の険しい山々と吸い込まれるような深い谷で遮られている。踏み込めば米軍といえども、袋のねずみになることは必定だ。ビン・ラデンが潜んでいると言われるゆえんである。

「カブール市長」のカルザイ大統領

  NATO軍の展開をめぐっては「Operation Mountain Thrust」「Operation Medusa」などと勇ましい作戦名が並ぶ。兵力1万を投入し、同じ期間としてはイラク空爆の2倍もの爆弾を投下したこともあるほどだ。「タリバーン兵400人殺害」などといったNATO軍優位の報道が繰り返されている。

  だが、実際の戦果は相当に疑わしい。NATO軍劣勢を裏付ける戦闘が9月上旬から2週間にわたって続いた。首都カブール南近郊の戦略要衝にあるタリバーンの拠点を、米軍は兵力1万を投入して攻撃したというのだ。

  これまで、NATO軍はカブールからはるか南東の部族地帯沿い(パキスタン国境)で、攻勢を強めているはずだった。それなのに、カブール近郊で大規模な戦闘があったということは、タリバーンに首都まで迫られている、ということではないか。これは軍事知識のない人でも分かる理屈だ。

  同様の戦闘は、イランにほど近い西部地域の戦略要衝ヘラートでも展開されている。となれば、NATO軍はタリバーンに西と東から挟撃されている、ということだ。

  「封じ込めるのがやっと」。前線から本音が漏れるが、実際は封じ込めることもできなくなっているのではなかろうか。米軍当局の情報は「大本営発表」とも受け取れる。

  NATO軍とアフガニスタン政府は、かろうじて首都周辺を守ることで威厳を保っていると言ってよい。米国の後押しで誕生したカルザイ大統領が、「カブール市長」と揶揄されるゆえんだ。
(後略)

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アフガン、タリバーンが大攻勢の準備着々
http://www.janjan.jp/world/0702/0701319165/1.php

(前略)
タリバーンによる「大攻勢予告」があった2日後、カルザイ大統領は、タリバーンに和平協議を申し入れたことを明らかにした。宗教指導者会議の席上だった。本格的な戦闘突入は避けたいと考えたのだろう。

  NATOはカルザイ大統領の提案に否定的だ。シェーファー事務局長はドイツのテレビ局のインタビューに答え、「学校を襲撃し先生や生徒を殺害するタリバーンと和平協議を持っても得にはならない」と斬って捨てた。

アフガン戦争の図式再現

  外国部隊の駐留に地元民は反発を強める。アフガンでは2006年、戦闘や軍事行動に絡んで約4000人が死亡したが、4分の1は民間人だった。

  タリバーン掃討作戦で家屋のドアを蹴破って進入される。葡萄畑は戦車のキャタピラーで無残な姿となる。政治家、役人は汚職まみれ。

  「サダムの時代のほうがマシだった」イラク国民がよく口にする。アフガニスタンでもタリバーンの復活を望む声が聞こえてくる。
(後略)

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一方的な考えで硬直的に判断してれば真実は見

Re: ならこっちは『撤退拒否を「表明」せず

投稿者: wazi_wa 投稿日時: 2007/04/27 04:56 投稿番号: [280782 / 280993]
>つまり、こうしたテロという手段を使う組織が、
>まがりなりにも国民が選挙で選んだ政府を倒し、
>元のイスラム原理主義の過激な政権に戻る方が、
>アフガン人のためになるとおっしゃるのですね。

元のイスラム原理主義の過激な政権   に、戻らない可能性もあります。
完全に同じ政権ではないのですから。

ご一新では、
テロという手段を使う組織、薩摩と長州が、まがりなりにも260年の平和を継続させた政府を倒し、尊王と攘夷を旗印にして政権を打倒したにもかかわらず、天皇親政にはせず、攘夷もせずに明治の世を作りました。
結果、近代化と暴力を手に入れ、暴れ者の国を作りました。
暴れ者が暴れたのは事実ですが、欧米列強の毒牙からは身を守れたという果実を手に入れたのは、僥倖でしょう。
何が善で何が悪か、実は私にはさっぱりわかりません。
同様に、アフガニスタンの民にとってためになるかならないかなぞ、誰にも推測はできないものと思います。良かれと思ってしたことも、長い目で見たらマイナスが大きいということもあるでしょうし。


人質事件への対応では、私が主張していたのは、それを口実とした陸兵の撤退です。
フィリピンが、この手法で税金の無駄遣いを最低限に留めたと思います。
そして、そのフィリピン政府は、アメリカから見捨てられてもいません。

出兵に正義がなかったのですから、アメリカへの義理立てのみが成立すればいいわけです。
陸兵の撤退をし、海軍での協力のみを続けるのが正着だったと私は思っています。
人質衆の是非は別です。

人質については、自己責任なる言葉を政府関係者が用いたのですから、死を覚悟した者ならば、行ってもいいということになってしまいます。
彼らが覚悟していたかどうかとは別次元ですが、私は覚悟したからと、行っていいとは思っていません。
また、同時に、そういった無鉄砲が全面的な間違い・悪とも決め付けられないとも思っています。
現政権にとっては、渡航禁止区域に行くことは悪でしょうし、国家に対してのマイナスと、当人への危険がありますので、現政権を完全なものと考えていたら、それはしてはいけないことです。
ですが、現政権そのものも、どこまで正しいのかはわからないことです。
長州のある若者は、ロシアとアメリカにわたるべく、異国船への乗り込みを画策し、失敗しました。
その人物の志は、明治の日本に生きています。
私はその人物をさほどには評価してはいませんが(w
してはいけないことをする。これは、ある価値観からは、悪です。
ですが、その価値観が絶対である保証はどこにもないってことです。

散漫になってきたなあ、われながら。

無謀ともおもえる危険地帯への渡航などは、おおむねよろしくないことではありますが、それをすることが絶対的悪とも言い切れないと、そういうことです。

こんな「女」に誰がした

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/27 03:40 投稿番号: [280781 / 280993]
週刊新潮
5月3・10日ゴールデンウイーク特大号
【ワイド】こんな「女」に誰がした
【22】「自衛隊のせい」でイラク人は日本嫌いと「高遠菜穂子」サン


内容は、オーマイニュースでのインタビュー
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000006085
から、

<やはりショックでした。「日本人だから殺す」というのが。>
<日本に新しく付いたイメージが、殺したくなるほど悪いイメージだと
いうのは、ちょっと日本人としてはショックですよ。>

の部分について、

『まるで、“善玉” の自分が拘束されたのは “悪玉” 自衛隊のせいと
  言わんばかりなのだ。』
  :
  :
  :
『   高遠さんがこれまで各地で行ってきた講演には “特定勢力のプロパガンダを
  鵜呑みにしている” という批判が寄せられている。今回の発言についても、
  イラク情勢に詳しい研究者は、こう疑問を呈する。

  「たとえば、彼女が主張する “拷問による死亡者が4万〜12万人” というのは
  初めて聞く数字。一体どこから出てきたのでしょう。一部のスンニ派の人たちの
  主張に偏りすぎではないか」

   その辺を本人に確かめるべく、来日したイラク青年と全国行脚を続ける高遠さんを
  4月17日、東京での報告会に訪ねたが、記者が社名を名乗った途端、目を逸らして
  取材拒否。なんでも本紙記事のせいで “今まで何度も命を狙われそうに“ なり、
  いまでも ”お腹に防弾ベルトを巻いている“ のだとか。一方で、
  「彼女の発言には、自分たちを誘拐した武装テロリストへの批判が一切出てこない。
  最も批判すべき相手でしょうに」』


お腹に防弾ベルト・・・おもしろい方ですね。


記事の写真の脚注には、『「人質」から「代弁者」へ』と…。

もう、「特定勢力のプロパガンダを鵜呑み」ではないですね。
「プロパガンダを作る」ことをされてますから…。

Re: ならこっちは『撤退拒否を「表明」せず

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/27 03:12 投稿番号: [280780 / 280993]
jyonnconnerさま。
こんばんは。

>ならこっちは『撤退拒否を「表明」せずに人質解放に最善を尽くすべき』だな。
>撤退拒否を明確にしなければいくらでも手段がある。

タリバンは、フランス人教師と一緒に拉致したアフガン人医師を一人、
殺害しました。

http://www.azadiradio.org/en/dailyreport/2007/04/25.ASP


>それと、まずありえないが例え相手が拉致が無駄と判断したところで
>今度はソフトターゲットを拉致もせずにあっさり殺すことに移行するだけで
>なーんの解決にもなっていない。

誘拐犯は、身代金を取るために誘拐するのでしょう。
殺したら、身代金は取れませんから。


>ついでに言っておくとNATO軍の駐留が続いてもイラクと同じで
>多くの血が流れ傷が深まりにっちもさっちも行かなくなるだろうね。

つまり、こうしたテロという手段を使う組織が、
まがりなりにも国民が選挙で選んだ政府を倒し、
元のイスラム原理主義の過激な政権に戻る方が、
アフガン人のためになるとおっしゃるのですね。

私は、そうは思いませんが、アフガン人ではないので、
わかりません。

このあたりで終わりにしましょう。
どうもありがとうございました。

Re: 高遠さんがモデルの映画

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/27 02:37 投稿番号: [280779 / 280993]
小林政広監督の『バッシング』
WOWOWにてオンエア。
5月23日(水) 深夜0:10

http://www.wowow.co.jp/schedule/ghtml/020092001G1.html

ならこっちは『撤退拒否を「表明」せずに

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/27 02:36 投稿番号: [280778 / 280993]
人質解放に最善を尽くすべき』だな。

撤退拒否を明確にしなければいくらでも手段がある。

逆に明確にすれば大概そこでジ・エンド。

「最善」ではなく「責任の放棄」に過ぎんな。

それと、まずありえないが例え相手が拉致が無駄と判断したところで今度はソフトターゲットを拉致もせずにあっさり殺すことに移行するだけでなーんの解決にもなっていない。

そもそも政治的拉致被害がすでにバンバン起こっている以上「テロに屈しない」の結果は出ている。

ついでに言っておくとNATO軍の駐留が続いてもイラクと同じで多くの血が流れ傷が深まりにっちもさっちも行かなくなるだろうね。

「共通認識」、仏軍を含むNATO軍が本当にアフガン人のためになっているのか?って前提条件すら一致してないってことさ。

国連なんかで紛争解決のためにやっているPKOつーのは各勢力間の仲裁役であって治安維持はおこなっても基本的に掃討作戦等の手出しはしない。

紛争の当事者になっちゃあ事態を混迷させるだけだからさ。

アフガンやイラクにおける紛争当事者の中での最大暴力集団は米英なんだから事が収まる訳もない。

Re: テロに屈しないでテロは無くなったのか

投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2007/04/26 14:35 投稿番号: [280777 / 280993]
>「テロに屈しない」「国家に従え」それが最善の道だ、なんて硬直的な発想が事態の理解や解決を困難にし被害を拡大させてんだよ。

エジプトとぁヨルダンとかイスラエルのテロに屈したが、それなりに平和になった例もあるし。
イラクもアフガンもアメリカのテロに屈すれば被害も増えずに済むか。

Re: つまり君は「テロに屈しない」(続)

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/26 00:11 投稿番号: [280776 / 280993]
(最後が切れてました・・・)


銃さえ持っていなければ殺されないなんて、そんな甘い理屈が通用しないことは、
いくつも実例が示しているのに、いまだに言っている人もいます。

そういう人は、必ず、都合の悪いニュースはスルーしますから。。。


>「テロに屈しない」「国家に従え」それが最善の道だ、なんて硬直的な発想が
>事態の理解や解決を困難にし被害を拡大させてんだよ。

「テロには、屈する」
「国家には、従わない」
それが最善の道とはどうしても思えないのですが。



なんだか本当に懐かしくて、長文になり、失礼をいたしました。
それでは。

Re: つまり君は「テロに屈しない」で

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/26 00:01 投稿番号: [280775 / 280993]
jyonnconner様
お名前をミスタイプしたようで…たいへん失礼いたしました。


>つまり君は「テロに屈しない」で全部見殺しかい?への回答は、
>イエスということでいいんだね。

撤退はせずに、人質解放の道を探すことに最善を尽くすべき…
この回答ではご不満でしょうか。

相手はタリバン。
要求を拒否すれば、すぐに殺されるかもしれません。
しかし、屈したら、より多くの血が流されるでしょう。
違いますか?
NATO軍が撤退したら、タリバンは武力を捨て、北部同盟と和解して
これまでの復興活動を推し進める…そうお考えでしょうか。

私はそう思いませんので、イエスとノーしか選択肢がなければ、前者です。

イエス…そうはっきり答えることに、胸が痛まない人はいないでしょう。
それで「自己責任論」なんて、変な理屈づけが出てくるんですよね。

「撤退はしない。救出に全力をあげる」…コイズミさんのこの発言を
さんざん攻撃する人たちがいました。
この掲示板でも。
見殺しにする…そこだけを取り上げ、撤退に賛成しない人を人格破綻者のように…

すごく卑怯なやり方と思いましたが、いかがでしょう?


>共通認識がないのに「イエス」「ノー」の答えを決めつけたって
>あんまり意味がないと思うけどねぇ。

共通認識…どういう意味でしょう?
「人の命は地球より重い」ですか?

イエスにせよノーにせよ、どんなケースでも同じという事はないでしょう。

jyonnconner様は、
NATO軍撤退が「お好み」の要求なので、支持されているのではないですか?
フランスへの要求が「核兵器をよこせ」でも、のむべきと思われるでしょうか?


>君は仏軍を含めNATO軍がアフガン人の役に立っていることを
>こっちに理解できるように説明しなきゃあいけないんじゃあないかい?

http://www.nato.int/issues/afghanistan/index.html

報道の全てを鵜呑みにするわけじゃないですが…
国連安保理決議に基づく国際治安支援部隊と、
「市民を攻撃対象とするという方針を故意にとっているのはタリバンだけだ」
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=285
とまでアムネスティに言われる組織を比べ、
それでもタリバンの肩をもつ理由は何でしょう?
教えてください。


>住民を巻き込む無茶な掃討作戦

もっとましなやり方はないものか、と、本当にいつも、
虚しく思いますが…

他に、どうすればよいとお考えでしょうか?


ついでに、以前の質問にも。

>国の「 退避勧告 」が出ているのに従わない個人が悪いって?

Terre d'Enfanceというフランスの教育支援団体のことを全く知らないので、
何とも言えませんが・・・HPには、解放を望むメッセージだけ。
http://terre.enfance.free.fr/
大統領選で、フランスは人質事件どころじゃないらしく・・・

安全への準備は十分されていたのでしょうか?
護衛は?

以前、このトピで、
「アマチュアはイラクに入るな − プロのNGOが紛争地でやっていること」
という本を紹介したことがあります。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019567&tid=a5a4a5ia5afa4gffckdcbfm94bab&sid=552019567&mid=233078

『まず「何のために危険地域に足を踏み入れるのか」という目的をしっかい定める。
  確固たる動機と目的を持つことによって、それを成し遂げるために、危険を身に
  さらすことはすまいと考えて行動も慎重になってくる。・・』

これが全てかと。


>従ってたらこの用水路は出来なかっただろうねぇ。

私は、「ペシャワール会」の中村哲医師は、プロだと思いますよ。
タリバンを決して悪く言いませんよね。むしろ、味方につけようとされます。
タリバン支持の地域でも活動することを考えたら、当然なのでしょう。
故・橋田信介さんが、目を負傷したモハマドくんを利用(言い方は悪いですが)
して、ファルージャに潜入しようとしたのも同じ。
身を守るのは、銃だけではない。。。

丸腰なら大丈夫…中村氏の発言からそこだけ抜き出して、
自衛隊派遣の攻撃材料にされていました。

銃さ>280774

つまり君は「テロに屈しない」で全部見殺し

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/25 02:28 投稿番号: [280774 / 280993]
かい?への回答は、イエスということでいいんだね。

共通認識がないのに「イエス」「ノー」の答えを決めつけたってあんまり意味がないと思うけどねぇ。

君は仏軍を含めNATO軍がアフガン人の役に立っていることをこっちに理解できるように説明しなきゃあいけないんじゃあないかい?

ま、行動規定が厳しい仏軍は米英軍ほど無茶はやっていないようだが米英軍の住民を巻き込む無茶な掃討作戦という名の「逆らうアフガン人&一般アフガン人巻き込み殺し」の結果NATO軍全体が憎まれているようでもあるけど。

take_the_rag_away様へ

投稿者: s_s_i_kulvalcan 投稿日時: 2007/04/24 05:18 投稿番号: [280773 / 280993]
take_the_rag_away様、こんばんは。
前回に続き色んな情報をありがとうございます。

>高遠さんのカラオケ店は、「経済活動を学ぶ目的」とのことです

えっ、そういう事だったのですか!?
ということは、これもボランティアというか慈善事業家への1ステップだったのでしょうか?

>更に続けると、マザーテレサに憧れて
>『30歳になる2000年を機にインド、タイ、カンボジアでボランティア活動を
>開始。   2003年4月からはイラクで緊急支援活動開始。』

イラク以前に東南アジアやインドでボランティア活動をしていたのですか、恥ずかしながら全然知りませんでした   (^^;

>ブログでの記事を2002年にまとめたのがこの本ですが、その頃、
>ジャミーラさんにスカウトされたのでしょうか。

そういえば本を出していましたね・・・全然興味が無かったので内容やタイトルどころか本の存在自体完全に失念しておりました   (^^;;

>イラクに入った目的は、元々、ストリートチルドレン支援ではなく、
>フセインのイラクを守るためだったんですね…。

何故あのような危険を冒したのか、未だにその意図というか真意がよく分かりません。
もし戦争をやめさせたかったとしても、普通あの程度の行動で終結などさせられないのは、彼女達も分かっていたでしょうし・・・まさか本当にフセイン政権を守ろうとしてたのかな?   (汗
しかし、実際に発電所や工場など重要施設の目立つ場所に繋がれてしまった時は、さぞ肝を冷やしたことでしょうね   (^^;
もちろん、参加者達の真意がどのようなものであろうと、その勇気や行動力自体は敬服に値しますし、少なくとも私には絶対に出来ない事なのは間違いありませんね   ><;

ただ、そんな事に命を懸けるより、ストリートチルドレンや難民達に救いの手を差し伸べるほうが、より重要で意義深いような気がするのですが・・・(^^;

>今、「人間の楯」出身者の多くがサヨク系NPO代表やジャーナリストとして
>自立し、活躍しているのを見ると、スター誕生(お笑いスター誕生?)みたいな
>タレントスカウトの役割を果たしたように思います。

うゎ〜っ、スター誕生ですか!!えらく懐かしいですねぇ。   ^^
まあしかし、わざわざ戦争中の国にまで出かけて、自ら楯になろうとするほどの行動力と肝っ玉を備えた方々ですから、私のような凡人には無いスター性を元々持っていて、その資質が「スター誕生」・・・じゃなくて、『人間の楯』をきっかけに開花したのかも知れませんね   (苦笑

>あはは、以前に、「高遠さんがノーベル平和賞を取るとしたら」、
>なんてことを話題にしたことがありました。

これもまた面白いですねぇ。
特に「逆説的手法による平和実現」というタイトルは、かっこ良いですし説得力もありそうで最高ですね   (爆

>社民党が、今度の参院選で再出馬を要請、なんて話しが昨年ありました。
>いくら何でも、って感じですが…。

たしかに「いくら何でも」ですねぇ・・・でも両サイドに福島党首と辻本女史を従え演説する土井さんの勇姿も見てみたいような   (^^;

ということで、今回はこのへんで失礼します。
どうもありがとうございました   m(_   _)m

それではまた!   ^^/

タカトウさん

投稿者: miniiwa2 投稿日時: 2007/04/24 03:03 投稿番号: [280772 / 280993]
北海道出身   大麻好き   資産家のお嬢様   共産党

すんばらしい

Re: テロに屈しないでテロは無くなったの

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/24 02:25 投稿番号: [280771 / 280993]
Kyonnconner 様。

>営利・政治目的含めて拉致はこれまでもあったしこれからもあるだろう。
>「テロに屈しない」で全部見殺しかい?
>国の「 退避勧告 」が出ているのに従わない個人が悪いって?

了解いたしました。

『「アフガニスタンからの仏兵の即時撤退」と「タリバン兵士の釈放」をのめと?』
へのご回答は、イエスということですね。

私は、やはり同意しかねます。

アフガニスタン国民の皆さんは、どちらでしょうね。


こういう議論、懐かしいなぁ、と…。

テロに屈しないでテロは無くなったのかい?

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/24 02:08 投稿番号: [280770 / 280993]
どう見ても悪化してるけど?

アフガンでタリバンは活発化しているしイラクは地獄になっている。

営利・政治目的含めて拉致はこれまでもあったしこれからもあるだろう。

「テロに屈しない」で全部見殺しかい?

国の「 退避勧告 」が出ているのに従わない個人が悪いって?

従ってたらこの用水路は出来なかっただろうねぇ。
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/living/CO2007040501000557.html

海上ガソリンスタンド、イラクに派遣された自衛隊やまだ残っている空自より少ない金額でアフガン人のためになる実のあるいい仕事をしているし日本人の好感度をアップしてくれてもいる。

何故拉致やテロの発生率が高くなっていると思うんだい?

米英の傲慢でデタラメで暴力的な政策の結果だろうに。

拉致や残虐な行為を無くすことは不可能だが、その発生率を抑えることはまともな施策でなんとかなるのさ。

「テロに屈しない」「国家に従え」それが最善の道だ、なんて硬直的な発想が事態の理解や解決を困難にし被害を拡大させてんだよ。

Re: s_s_i_kulvalcan さまへ

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/24 00:41 投稿番号: [280769 / 280993]
s_s_i_kulvalcan さま。
ご丁寧なお返事に感謝いたします。

>カラオケ店主から一転海外ボランティア活動家ですか・・・すごい変り様ですね。
>しかし、一体イラクの何が彼女をそこまで変えさせたのでしょうか?
>それともジャミーラ女史の影響がそれほど大きかったという事なのでしょうか?

高遠さんのカラオケ店は、「経済活動を学ぶ目的」とのことです(最初の著書
『愛してるって、どう言うの? 生きる意味を探す旅の途中で』の紹介文から)。

更に続けると、マザーテレサに憧れて
『30歳になる2000年を機に、インド、タイ、カンボジアでボランティア活動を開始。
  2003年4月からはイラクで緊急支援活動開始。』

ブログでの記事を2002年にまとめたのがこの本ですが、その頃、ジャミーラさんに
スカウトされたのでしょうか。

『あのとき人間の盾になるか、ならないかで、すごく悩みました。私は、イラク戦争に
  行くのを決断するまでに「9.11」から1年以上悩んでいます。アフガンで行こうと
  思っていたけれど、怖くて行けなくて、それから1年間ずっと悩んで、イラク戦争が始
  まって、決断するのにまた数カ月かかって……。』(オーマイニュース)

イラクに入った目的は、元々、ストリートチルドレン支援ではなく、
フセインのイラクを守るためだったんですね…。

やはり、日本のマザーテレサ、ジャミーラさんの影響でしょうか。

高遠さんは、ジャミーラさんとの関係について一切何も書かれませんが、
今、「人間の楯」出身者の多くがサヨク系NPO代表やジャーナリストとして
自立し、活躍しているのを見ると、スター誕生(お笑いスター誕生?)みたいな
タレントスカウトの役割を果たしたように思います。


>う〜ん、彼女の思惑は理解できるのですが、今さらのような気も・・・
   :
>彼女の意向を代弁させる為に現地の声を利用しているようなものです。

完全に同意します。
政治色を消して伝える方が、政治的影響が大きいことを良くおわかりなのでしょう。


>>海外へ出て、9条の理念を実践し、
>どういう事なのでしょうか?まさか、彼女の言う実践って・・・(汗

あはは、以前に、「高遠さんがノーベル平和賞を取るとしたら」、
なんてことを話題にしたことがありました。

受賞のタイトルは、「逆説的手法による平和実現」

受賞理由
「武装勢力と仲良くする」という逆説的手法により、
  奇跡のような平和的解放を実現した功績。


>そう言えば最近土井さんって見ないけど、まだ生きているのでしょうか?(笑)

社民党が、今度の参院選で再出馬を要請、なんて話しが昨年ありました。
いくら何でも、って感じですが…。

大田昌秀氏も田秀夫氏も引退、比例区のトップで票をかせげるような
顔になる人がいないですもんね。

がんばれ、みずほ!



s_s_i_kulvalcan様、こちらこそ、どうもありがとうございました。
また宜しくお願いいたします。

Re: s_s_i_kulvalcan さまへ

投稿者: s_s_i_kulvalcan 投稿日時: 2007/04/23 17:06 投稿番号: [280768 / 280993]
take_the_rag_away様、こんにちは。

お手間を取らせてすいませんでした。

>カラオケ店主をされてましたから、運動とは無関係だったと思いますが、
>少なくともジャミーラ高橋さんとの仲でイラクと関係し

カラオケ店主から一転海外ボランティア活動家ですか・・・すごい変り様ですね。
しかし、一体イラクの何が彼女をそこまで変えさせたのでしょうか?
それともジャミーラ女史の影響がそれほど大きかったという事なのでしょうか?

>ご自身の発言の中では、そうした主張を決してされません。
>ボランティアとしての顔を守り、個人として一般市民から支持を拡大させること>に細心の注意を払ってこられたと思います

う〜ん、彼女の思惑は理解できるのですが、今さらのような気も・・・

たしかに、現地の声の代弁のみ行い、あえて政治的発言を避け政治色を消す事で、政治的意図を持たない善意の第三者的な一ボランティアという立場を強調し、余計なトラブルの回避、さらに悪意や敵意からの脱却と賛同や支援の拡充を計る、つまり保身や活動の発展、円滑化を意図しているのでしょう、が、人質事件の当事者の一人である以上、そもそも世間一般の人々とは明らかに立場が異なる半公人のようなものですので、その言動には(時と共に低下していきますが)依然として政治的影響力がある事も事実です。

そして、いくら直接的な政治活動を行わず、その類の主張もせず、現地の声や状況だけを伝えているとしても、それが公の場で語られる場合、程度の差こそあれ政治的影響を及ぼす事は十分あり得ますので、本人の意図に関わりなく政治活動の一環になっていたり、そう見られても仕方がないケースも多々あるでしょうし、もしそれがいやなら公の場での発言を控えるしかないでしょうね。

それから、現地の声にしても、今回貴方が提示してくださったものを見ても分かるのですが、どれも彼女が当時から主張していた自身の見解に沿ったものばかりで、そこには明らかに作為的な意図が存在しているとしか思えず、これでは結局のところ、彼女が現地の声を代弁しているのではなく、彼女の意向を代弁させる為に現地の声を利用しているようなものです。

>海外へ出て、9条の理念を実践し、

どういう事なのでしょうか?まさか、彼女の言う実践って・・・(汗

>PKOと言えば、反対を訴え知名度をあげたピースボートの辻本清美さんが
>土井たか子さんに一本釣りされた時のことが思い出されたりするのですが…。

なつかしいですねぇ、当時は土井さんも辻本さんも元気でしたしねぇ・・・そう言えば最近土井さんって見ないけど、まだ生きているのでしょうか?(笑)

ありがとう御座いました。色々と勉強になりました。   m(_   _)m

Re: 「殺される」タリバンに拉致のフラン

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/23 03:11 投稿番号: [280767 / 280993]
【アフガニスタン政府、タリバンの要求に今後一切応じず】

  アフガニスタン政府は15日、イスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)の人質交換の要求に今後一切応じないと断言した。国内では、がタリバンに誘拐され、イタリア人記者が解放される一方で、アフガニスタン人2人が殺害された。
  ランジン・ダドファル・スパンタ(Rangeen Dadfar Spanta)外相は、誘拐が反政府勢力の「ビジネス」になりつつあると警告。現在アフガニスタンでは、フランス人の人道支援活動家2人がタリバンに拉致されており、解放に向けてあらゆる「合法的手段」を取るとしている。
  アフガニスタン政府は3月、同月始めに誘拐されたイタリア人のダニエレ・マストロジャコモ(Daniele Mastrogiacomo)記者の解放と引き換えに、幹部らを含む5人のタリバン兵を解放した。さらにタリバンは、マストロジャコモ記者と共に誘拐した通訳、Ajmal Naqshbandi氏の解放を条件に同組織のメンバー2人の解放を要求したが、政府がこれを拒否したためNaqshband氏を殺害した。

http://www.afpbb.com/article/1515515



【タリバン、仏兵撤退なら人質解放】

  アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンが今月初め拉致した2人のフランス人人質解放とひき換えにアフガニスタンからの仏兵の即時撤退などを要求していることが20日、わかった。
  人道支援団体の仏人男女2人はアフガン人ガイドら3人とともに3日、アフガニスタン南西部で失踪。タリバンが拉致したことを認めていた。20日、タリバンがネットに出した声明は、人質解放の条件としてアフガニスタンからの1週間以内の仏兵撤退とタリバン兵士の釈放を求めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000010-san-int


外務省・海外安全HP
危険情報(スポット)「アフガニスタン:治安情勢」
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2007C123

=====



jyonnconner 様。


同じことが繰り返されています。


>拉致被害者に対して心配する以外の感情の持ち合わせは自分にはないな。

「アフガニスタンからの仏兵の即時撤退」と「タリバン兵士の釈放」をのめと?
私は、同意しかねます。

ご意見があれば、どうぞよろしく…。

これは、ずっと、このトピの主題だった問題ですね。

意見が分かれ、議論があるのならば、
まだ終わってない、ということではないでしょうか?

s_s_i_kulvalcan さまへ

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/23 03:06 投稿番号: [280766 / 280993]
s_s_i_kulvalcan 様。
初めまして。

>今まで深く考えもしなかったのですが、自衛隊に対する彼女の基本的な認識は、
>一体どういうものなのでしょうか?
>PKOでカンボジアなどに派遣された時も、やはり反対だったのかなぁ?
>それ以前に自衛隊の存在自体をどのように認識してるのだろうか?

PKOの頃はカラオケ店主をされてましたから、運動とは無関係だったと思いますが、
少なくともジャミーラ高橋さんとの仲でイラクと関係し、「人間の楯」参加を
迷っていた(結局参加されませんでしたが)頃からは、思想は一貫していると
思います。

ただ、高遠さんは、直接的な政治活動からは一定の距離を保ってこられたので、
ご自身の発言の中では、そうした主張を決してされません。
ボランティアとしての顔を守り、個人として一般市民から支持を拡大させることに
細心の注意を払ってこられたと思います。

自衛隊イラク派遣なんかも、イラク人はこう考えている、みたいに表現されます。

『私は、たった一つの理由で殺されそうになりました。それは「日本人である」
  ということです。「お前は日本人だから、殺す。なぜ、日本軍をイラクに送った?
  お前はスパイに違いない」。なんて、受け入れがたい理由でしょうか。でも、
  これが事実です。』

『あれから時は流れ、アメリカの進めた「テロとの戦い」はイラクを地獄にし、
  アメリカを支持する日本に対して抱かれる「日本人だから殺す」という殺意は、
  イラク国内に限らなくなってきました。』


最近の講演会でも、カーシム氏の話しとして、

『もともと共和国防衛隊に所属し、実際に兵役を経験した彼が、なぜ非武装を決めた
  のか。彼は、「怒りに任せて報復するのは、私にとっても家族にとってもためになら
  ない。このテーマに関しては、高遠さんと何度も口論をし、その上で、平和的な方br>   が最上の武器だということに納得した。」憲法の話に触れると、「イラクの憲法にも、
  日本の憲法9条を取り入れたい」とも強調した。』

また、

『カシムさんは「報復は平和にはつながらない」と、報復しようとする若者達を
  学校やメディカルセンターの建築に携わらせて武器を取らせないようにしている。
  カシムさんと一緒に逮捕された経験のある日本人ジャーナリストの人が「日本人が
  憲法9条を忘れて武器を取ろうとしているのに、あなたは武器を手放して平和を
  実現しようとしているんですね」と発言した。』

というように(このジャーナリストは、シバレイさんですね)。


高遠さんご自身の話しとしては、

『よく9条の会の人たちから講演を頼まれるけれど、9条を守るということだけでは
  守ることにはならない。海外へ出て、9条の理念を実践し、その海外での成果を
  日本に逆輸入させることでしか守ることはできない、という話もしてくれました。』

と、改憲反対運動からも少し距離をおいておられますが・・・

こういう主張が、逆に、9条関係の人には受けるんですよね。
自分が、それを言える特異な立場にあることに自覚をおもちなのでしょう。


PKOと言えば、反対を訴え知名度をあげたピースボートの辻本清美さんが
土井たか子さんに一本釣りされた時のことが思い出されたりするのですが…。
どうでしょうね。

「殺される」タリバンに拉致のフランス人

投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/04/23 01:25 投稿番号: [280765 / 280993]
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070415-184981.html

ロイター通信は15日までに、アフガニスタン南西部ニムルズ州で今月上旬、旧政権タリバンに拉致された援助団体のフランス人男女らが拘束されている様子を撮影した映像を入手した。フランス人女性は同国政府に対し、タリバン側の要求に従わなければ殺されるとして、解放に向け全力を尽くすよう訴えた。

  タリバンは5日、フランス人男女とアフガン人3人の計5人を拉致したとの声明をインターネット上に出した。男女はニムルズ州で子どもたちへの教育援助に携わっていた。今回の映像は13日に撮影されたというが、タリバン側の要求内容は明らかにされていない。

  女性は白いスカーフをかぶり「彼ら(タリバン)は私たちの首を切断し、フランスに送ると言っている」と助けを求めた。

  中東のテレビ局アルアラビーヤも14日、音声なしの映像を放映した。

[2007年4月15日16時25分]

----------------

拉致被害者に対して心配する以外の感情の持ち合わせは自分にはないな。

かれらに悪意を抱くのであればそれは自分自身の歪んだバイアスで目が曇っているだけさ。

悪意じゃあないって主張するかい?

人権侵害トピに何年も居座って何をやっているのか理解しているのかねぇ?

少なくとも自分が同じことをされたらどう感じるか、ほんのちょっと考えれば分かることなのだが。

Re: イラク青年講演会(上)

投稿者: s_s_i_kulvalcan 投稿日時: 2007/04/22 02:33 投稿番号: [280764 / 280993]
take_the_rag_away様、はじめまして。

高遠女史ですか、懐かしいですねぇ・・・しかもリンク先のニュースを拝見する限り、相変わらずお元気そうでなによりです(苦笑

>講演会ではだいたいいつも、改めての自衛隊派遣批判や、憲法9条の話題で
終わったようです。

そうなのですか!?
誘拐され殺されかけても、犯人達を許せるほど寛大な方が、相も変わらず自衛隊には全く理解を示そうとしないようですねぇ・・・自衛隊に何か恨みでもあるのでしょうかねぇ?

まあ、冗談はさておき、
今まで深く考えもしなかったのですが、自衛隊に対する彼女の基本的な認識は、一体どういうものなのでしょうか?
PKOでカンボジアなどに派遣された時も、やはり反対だったのかなぁ?
それ以前に自衛隊の存在自体をどのように認識してるのだろうか?

う〜ん、少々気になりますので、何かご存知なら、take_the_rag_away様の知っている範囲で結構ですので、教えて頂ければありがたいのですが・・ヨロシクお願い致します   m(_ _)m

それでは、失礼します。   ^^/

論説:イラク・バアス党の解体について

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/22 01:17 投稿番号: [280763 / 280993]
【論説:イラク・バアス党の解体について】

2007年02月14日付   al-Sabah al-Jadid紙
アーザー・ハシーブ・アル=カルダーギー


イラク全体、特にクルディスタンの安定のために不可欠なのは、
バアス党のファシズム、民族主義的政治、圧政、野蛮な行いに
決して戻らない事である。

その破壊的哲学、独善的な見解、集団殺戮、強制退去、略奪、
化学兵器による攻撃、近隣諸国との戦争、この地域の利に背く
陰謀、テロ支援等を繰り返さないこと。

秘密警察国家、ただ1人−アッラーが彼を守りたまうように−
のための独裁国家、子どもの遊技場や病院に武器を隠匿するよ
うな国家へは戻らぬ事。

民族主義が瓦解する中で熱狂的にアラブ統一を求めたり、全ア
ラブの自由を収監した刑務所内での自由を讃えたり、協力して
イラク国民を困窮させ飢えさせるようなことを二度としない事。

アラブ統一の旗じるしの下にアラブ人を殺し、イラク統一計画
の一環としてクルド人、アラブ世界の東の門ではイラン人を、
共和国防衛隊のエルサレムへの通り道にいたクウェイト人を殺
すような真似は二度としない事。

イラクの発展と安定、アラブ、クルド、トゥルクメン、カルディ
ア、アッシリア各々の民が、自由で気高い生を送るためには、
バアス党の政治文化には戻らぬ事が肝要である。

近隣諸国が脅かされる事なく協力と慈善の手をイラクへ伸ばせ
るようにするため、大西洋から湾岸までのアラブ世界発展のた
め、アラブ国家間、その政府、政治勢力間の争いを終結させる
ためにも、バアス党に帰ってはならない。

希望の光は、バアスの偶像が陥落し、罪の象徴は逮捕拘束され
法廷に送られ、その頭目が処刑された事である。真に初のイラ
ク国会選挙、イラク連邦の憲法制定、その中でも第140条の適
用、各勢力の権利を基調とした予算の編成、これらはバアス党
時代へ戻らない事を誓う重要な歩みであった。

一方、バアス残党の間には不和があり、喜ばしい事に我々は、
闇の時代の終焉を見て、彼らが二度と戻って来ないであろうと
確信する。内部分裂、背信容疑、怯懦、かつてバアス党員がそ
の仲間_彼らにアッラーの恵みあれ_に対して用いていたバアス
党の専門用語は広場を去った。

国境を越えてくる資金や武器を手に、イラク国内でギャング団
を率いるサッダームの将校たちは、自らをバアス党指導部だと
みなしている。サッダームのバアスに反対し、国外に住みなが
らイラク占領反対などと言っているバアス党も、自らを指導部
とみなしている。イッザト・アル=ドゥーリー他バアスの象徴
で、イラク解放の間に消え失せた者達は、他所のアラブ国家で
自らをバアス指導部として取引していると聞く。

そして、沈黙して語らず何も明かそうとしないバアス党員たち
がいる。彼らは、政治に少しでも関わるサークル内ではぴくり
とも動かず、バアス内紛の結果を待っている。彼らはこういっ
た内紛が何をもたらすか理解している。サッダームが政党支配
の門口にやって来た時、同志たちに何が起きたかを忘れていな
いのだ。そして彼らは、互いを疑い裏切ろうとする。

既に重要な取り組みは開始された。中でも、既に擦り切れた組
織の内部からバアス党を解散させる作業は重要であった。その
中から、バアス党へは二度と戻らない兆しが現れた。イラク国
民、アラブの人々、そしてこの地域と世界の全ての人々に恵み
あれ。

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20070215_161806.html





それでは・・・

cambodian_lotusさま、
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

Re: ブッシュ政権とイラク占領1

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/22 01:01 投稿番号: [280762 / 280993]
【ブッシュ政権とイラク占領】
「市民の意見30の会・東京ニュース」100号。
http://www1.jca.apc.org/iken30/n-main2.html

フセイン時代のシステムの解体を徹底的に非難し、抵抗勢力を擁護、
最後にフセイン賛美・・・。
やっぱり、現イラク政府が打倒され、バース党支配のような時代が復活することを
心待ちにされているのでしょうね。


関係団体のサイトをいろいろ調べてて、ちょっと、びっくり…
サダム・フセイン元大統領を「さっちゃん」と呼んでいたPEACE ONのかおりんさん、
代表のYATCHさんとご結婚されたそうで…

『陥落

  私事で恐縮ですが、この場を借りまして。

  代表 相澤恭行と事務局長 高瀬香緒里は、バグダード陥落の日4月9日に
  おかげさまで結婚しました。
  わたし香緒里は、氏が変わり「相澤香緒里(あいざわかおり)」となります。
  ちいさな団体のなかでおんなじ姓というのはややこしいかもしれませんが、
  何卒ご理解くださいませ。
  今後ともPEACE ONともども、よろしゅうご贔屓にお願いします。

  以上、ご報告まで。』
http://peaceonkao.exblog.jp/5503640/


【陥落】ってタイトルがいいですね。
どうぞ、お幸せに。


・・・話しがそれましたが、
膨大な情報アップのお礼に、私もひとつ、アップさせていただきます。
「東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト」で紹介された、
イラクのメジャー紙の論説です。

(次へ)

Re: イラク報道はタブーなのか

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/22 00:44 投稿番号: [280761 / 280993]
【イラク報道はタブーなのか〜フリー記者いのちがけ現地リポート】
JANJANのニュース。
http://www.janjan.jp/media/0704/0704153825/1.php

「イラクの子どもを救う会」の西谷文和さん。
前はいつも「○○市職員   西谷文和」って書いてましたが、
公務員をやめて、フリージャーナリストになったんですね。

この人は、クルド人地区も取材して、フセインの「ハラブジャ虐殺」をきちんと
批判してましたから、この関係の人の中では信頼してたんですが・・・

>   最後に「911」をめぐる報道の不審点について

「911陰謀説」にまで便乗とは、残念です。

フリーになると、次のネタやら、仲間との関係やらで、たいへんなんでしょうね。


それにしても、「いのちがけ」取材の報告会の参加者が、たった10人とは…。

高遠さんは、この3年間で300回以上講演し、集めた寄付は約三千万円。
それ以外に、講演の謝礼や本・DVDの売り上げも相当あるでしょう。

西谷さんは、3年前、高遠さんたちとほぼ同時期、同じルートでイラクに入り、
一歩間違えば拘束されたのは自分だった、とおっしゃってましたが…

拘束された人とされなかった人、3年後の、この違い。
感慨深いですね。

Re: あるイラク人男性の話

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/22 00:28 投稿番号: [280760 / 280993]
【あるイラク人男性の話】
高遠さんのブログからですね。
http://iraqhope.exblog.jp/6578664/

>マレーシアで知り合ったあるイラク人男性(52歳)の体験談です。

他にも、脅迫を受けマレーシアに逃げてきた女性の話しも。

マレーシアにはイラクからの難民が多いそうですが、
短期間で、こういう人を見つけ出す・・・すごい取材能力ですね。

あるメディア関係者のブログには、高遠さんがこれらの記事をもって
「3月20日のイラク戦争開戦の日を前にイラク特集はやらないの?」
と、「売り込み」があったことが述べられていました。


高遠さん、以前の講演で使っていた「変色した死体」などの映像は、
反米・反政府勢力から提供されたものでした。

今は、自分で材料を作り、提供する側になったようです。

階段を一段上った、というところでしょうか。


それにしても、最近の講演で映し出されるのは、「拷問」「レイプ」…
あまりの残虐さに、吐き気をもよおした、といった感想が目につきました。

どこまで行くのやら。。。

Re: イラク青年講演会(上)

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/22 00:12 投稿番号: [280759 / 280993]
【イラク青年講演会】
PJニュース。これも#280731のときに(中)まで読んでました。
http://news.livedoor.com/article/detail/3108208/
http://news.livedoor.com/article/detail/3109539/
http://news.livedoor.com/article/detail/3111059/

カーシム氏については、高遠さんからの情報しかありませんので
よくわかりませんが…。

フセイン時代のイラク軍兵士だったとは、今回初めて知りました。
バース党員?

銃を捨て、ラマディ・ファルージャ再建に奔走されているというのは、
たいへんご立派ですが、そういう活動の様子が、高遠さんから送られた
机の写真しかないのはなぜ?

高遠さん以外の財源はどこなんでしょう?
そういう説明がないと、ね…。

学校や診療所の建設って、本来政府がやることですよね。
橋田幸子さんの「モハマドくん基金」やライオンズクラブがやったように、
支援なら、地元の自治体や日本・イラク両政府と連携してやるのが筋でしょう。
本気で復興を願うなら、そうすると思うのですが…

やはり、現イラク政府への敵対心の方が上まわっているのでしょう。
それをどう評価するかで、支持できるかどうか、意見が分かれるのでは
ないでしょうか。


>   講演後、出席者から「日本政府に対してどう思われるか」との質問に対し、
>カーシムさんは「いかなる支援でも、銃を持つ支援は偽りの支援です。兵士は
>兵士であり、民間の支援は民間の支援です。イラクの人たちの支持は得られま
>せん」と語り、「いかなる米軍に対する支援は、アメリカの犯罪に対する支援
>です」と航空自衛隊をいまだに派遣している日本政府を批判した。

テレビ出演のとき、最後に、筑紫さんから日本へのメッセージを聞かれたとき、
カーシムさんは「イラクのことを忘れないで欲しい」というような返答で、
横の高遠さんが「違うでしょ」みたいな不満顔に見えましたが…

講演会ではだいたいいつも、改めての自衛隊派遣批判や、憲法9条の話題で
終わったようです。

今回、何のために、わざわざカーシム氏を日本に呼んだんでしょう?
何か、客寄せパンダ役にしか見えなくって…。
ハンサムですしね。
高遠さんのTVドキュメンタリーで、夕焼けをバックにした
ホントに絵になるシーンに、しびれた女性もたくさんいたでしょう。

高遠さんはいつも、現地のスタッフを他国に呼び出します。
アンマン、マレーシア、今回は日本。
お金もかかるし、入国・出国は命がけ…いつもそれを強調しますけど、
メールがつながっているんですから、再建の相談ならそれで済むのでは?

メールや電話だと、傍受される心配があるのかな?
学校や診療所の建設の打ち合わせだけなら、傍受されたところで
何の問題もないと思うんですけどね。

Re: 高遠菜穂子さんに聞く、イラクの現実

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/21 23:54 投稿番号: [280758 / 280993]
【高遠菜穂子さんに聞く、イラクの現実】
この記事は、私も#280731で紹介しました。
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000006085

3月20日のキャッシュを保存された方がいらっしゃいますが、
http://megalodon.jp/?url=http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx%3fnews_id%3d000000006084&date=20070320112447

そこから、
「3月23日にはその過酷な状況におかれているスンニ派避難民の1人
カーシム氏が来日する予定だ。彼が語るであろう避難民の現状はより生々
しいものとなるだろう。これについてもオーマイニュースでは追加取材を
予定している。」
の部分が削除されています。

来日前の22日には、すでに消されていました。
講演会のせっかくのPRなのに、なぜ消したんでしょう?

思うに、「スンニ派」と入っているからではないかと…

イラクの一般市民を助けたいと言いながら、実際に支援しているのは、
以前からのお仲間であるスンニ派の一部の人のみ。
それは、一番ふせておきたいことなのかなぁ、と…。

Re: 高遠菜穂子のイラク報告

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/21 23:36 投稿番号: [280757 / 280993]
【高遠菜穂子のイラク報告】
TBSラジオ「下村健一の眼のツケドコロ」
http://tbs954.cocolog-nifty.com/eye/2007/04/18_4d3f.html
http://tbs954.cocolog-nifty.com/eye/2007/04/19_b75d.html

下村健一さん、NEWS23でも高遠さんの紹介役でしたね。

>高遠:   拘束事件から帰国した後、かなり長い間寝たきりで、
>コンピューターも触っていなかったんです。Eメールも全然
>チェックしていなくて…。でも、あるとき、外国人からの英語
>メール専用ボックスを開けたら、カーシムからのメールが何通
>かありました。私をいろいろ励ましてくれていて、『君はイラク
>で、「ネバー・ギブアップ(諦めるな)!」って、何回僕に言っ
>た?』と書いてありました。そのメールを読んだ頃は、本当に
>ギブアップしそうになっていたので、ハッと目が覚めたという
>感じでした。

このあたり、またちょっとニュアンスが変わりました。
当時、イラク支援活動への批判の嵐の中、PSTDで引き籠もっている
人に「ネバー・ギブアップ」はないでしょう。
高遠さんの本「戦争と平和」の中では、カスム(カーシム)氏からの
メールの内容は「君はまだイラク人のことを愛してるかい?」という
穏やかな問いかけになってます。

「あるとき、外国人からの英語メール専用ボックスを開けたら」…
この部分、本の中では、
「ジャーナリストの橋田信介さんと小川功太郎さんが、バグダッド郊外で
武装グループに殺害されたのである。5月28日の朝、父から事件について
聞かされ…(中略)…何かにすがらないではいられなかった。私はパソコン
の前に座り、帰国してから一度も手を触れていなかった、eメールの受信
ボックスを開けた。…」

「外国人からの英語メール専用ボックス」と入れるようにしたのは、
日本人へのメールがそれ以前にあったからでしょうか。

それでも、カーシム氏への返事は、最初が5月22日、その後、
橋田さんの事件とは無関係に、メールのやりとりが5月末まで。
テレビでも、メールの日付が出ましたが…まずいんじゃないかな?

高遠さんのお話しって、脚色にあふれてますから…
こういうのを取り払ってもらわないと、何を信じていいのか
わからないんですよね。

cambodian_lotusさまへ

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/21 23:34 投稿番号: [280756 / 280993]
cambodian_lotus様
初めまして。
あるいは、前にお話しさせていただいた方でしょうか。

素敵なニックネームですね。JVCの関係の方ですか?

怒濤の情報アップ、どうもありがとうございました。
ここでこういうの、懐かしいですね。
私が書いた事へのレス?
コピペだけだと、意図がわかりませんが…
何か一言でも、コメントをつけ加えていただけると
お返事しやすいのですが。

また、URLを入れていただけるとありがたいです。
検索すれば、すぐに見つかりますが…。

それでは、せっかくですので、
ちょっとずつでも、コメントさせていただきますね。

(続く)

イヴさんのお返事、埋もれちゃってますね

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2007/04/21 01:59 投稿番号: [280755 / 280993]
こんばんは。
イヴさんもお元気そうで。

>   …って、んーーーーー。誰だろう。。。(-_-;)キニナル、キニナル

あはは、どうか忘れてください。

>ラガウェイさんが「アラシ」に思われるなんて!!

「ログイン失敗」私のところにも…。
まあ、別の場所では別の名前を使ってますから、疑う人は疑うでしょうが。

先月、あるブログに、「おまえの元ハンを知っている」なんて、
わざわざ書きに来る人がいましてね。
子どもがどうの、アバターがどうの・・・余計なお世話じゃ〜

別の話題でコメントしてるのに、
こっちでいろいろ書いたこととリンクされるのは、やっぱりイヤですね。

多少専門的なコメントをすると、しょっちゅう「関係者」と疑われます。
「正体を明かせ」と執拗にせまられ…正直、恐怖を感じることも。
自分の活動を「正義」と疑わない人は、めちゃくちゃなことも悪気なくされるので。
個人を特定し、会社に電話したり…それでサイト閉鎖、とかも見てますし。

この「元ハン」はバラされなかったし、「当たり」なので、まあ、いいですけど。
人違いで、もっと激しい人への怨みがこっちに、なんてことも有り得ますし…
(Unknown様、読んでおられたら、もう、止めてくださいね。)

自分も結構、恨まれることやってるかな〜
楽しく議論してたつもりでも、ブログ主さん、突然ぶち切れて消えちゃったり…
実は自分は「アラシ」だったのかって…こういうの、こたえるもんです。

それでは。

ブッシュ政権とイラク占領3

投稿者: cambodian_lotus 投稿日時: 2007/04/20 18:38 投稿番号: [280754 / 280993]
3   さらなる破壊の予兆―サダム・フセインの処刑

  06年12月30日早朝、イスラム教の大事な宗教行事である犠牲祭の初日にサダム・フセインは絞首刑になり69歳の生涯を閉じた。これについて、イスラム教徒から平和を願うイード(犠牲祭)での処刑はイスラム教への冒涜だとして批判が続出した(1月3日アル・ジャジーラのアンケートより)。

  さらに、イラクの法律では判決確定の30日以降に刑の執行を行うことになっているが、サダムについては死刑確定のわずか4日後に執行された。執行時期に関して、イラク司法当局は早期執行に難色を示し、イラク大統領タラバーニも執行のサインを拒絶した。強行したのはマリキ首相だ。マリキは米大使館と話し合いの末、30日早朝に執行を決定した。これに関し、1月2日、米国は執行時期を延期するように進言したが、すべてはイラク政府が決定したことであると発表している。しかし、サダム・フセインの裁判がすべて米国の政治的判断のもとで行われていたことは世界中が知っている。死刑判決は米中間選挙前の11月に出ていたのだ。

  処刑当日、申し合わせたようにバグダッドでは爆発事件が続出した。サダム・フセインの処刑が宗派対立をさらに深めたと報道されたがそうだろうか?イラク人にとって彼は過去の人間でしかない。もし怒りを持っていたとしたら占領に対する怒りに他ならない。イラク人(スンニ派)を怒らせ戦わせるのも3年間行ってきた常套手段だ。しかし、私にはそれも米国の戦略のひとつに思える。イラクが混乱していると見えれば見えるほどイラクへの増派はしやすくなり、たとえ失敗して撤退したとしても米国世論への言い訳にもなる。イラクはどうしようもない国だと。

  イラクの反占領抵抗運動はさらに広がるだろう。マスコミが宗派対立だといくら煽っても米兵の死が宗派対立による死でないことは明らかだ。彼らの多くはアンバール州における抵抗軍の攻撃で亡くなっているのだから。私たちはマスコミの報道のままに「宗派対立」という言葉に踊らされてはならない。

  サダム・フセインは独裁者として圧制を強いていたが彼は最後に強烈なメッセージをイラク国民に残した。私は彼の「憎悪するなかれ」という言葉にイラクの希望を見出す。


  「私が皆さんに憎悪するなかれと呼びかけるのは、憎悪は人が公正であることを妨げ、憎悪は皆さんを盲目にして思考する道を閉ざし、バランスのとれた思考と正しい選択をさせなくするからである。

  私はまた皆さんに私たちを攻撃した諸国の国民を憎むことなく、政策決定者と国民を区別することを呼びかける。皆さんは、侵略国民の中にも侵略に反対する皆さんの戦いを支持する者がいること、そのなかのある者はサダム・フセインを含む拘束者の法的弁護活動を志願したことを知っておくべきである。

  誠実な国民の皆さん。

  私は皆さんに別れを告げるが、私は慈悲深き神とともにあり、神は避難を求める人々を支援し、誠実で正直な信徒を決して裏切ることはない。

  神は偉大なり。神は偉大なり。イラク国民万歳。戦い続ける偉大なる国民万歳。

  イラク万歳、イラク万歳。パレスチナ万歳。聖戦と聖戦をたたかう戦士万歳。

          サダム・フセイン」


(ほそい・あけみ、『イラク女性リバーベンドの日記』訳者、編集委員)

ブッシュ政権とイラク占領2

投稿者: cambodian_lotus 投稿日時: 2007/04/20 18:35 投稿番号: [280753 / 280993]
2   新たな軍事作戦

  04年7月イラクの主権移譲とともに大使として任命されたのが当時国連大使をしていたジョン・ネグロポンテだ。

  ネグロポンテとは如何なる人物か?   ネグロポンテの任命については、「ウォールストリート・ジャーナル」4月号でカーラ・アン・ロビンスが大見出しで『現代の植民地提督』と書いた。なぜなら彼はホンジュラスで『殖民地提督』として知られていたからだ。すなわち79年にニカラグァで革命政権が樹立したとき、彼はその政権をつぶすためにホンジュラスで傭兵たちの軍隊―コントラ(死の部隊)を設立、ニカラグァに送った。その結果ニカラグァは内戦状態となり6万人の犠牲者をうみ、経済は壊滅状態に陥った。

  ネグロポンテがイラクに赴任してから5ヵ月後の04年11月、第2次ファルージャの虐殺が始まる。ファルージャは周囲を米海兵隊に囲まれ、15歳から50歳までの成年男子は街から出ることを禁止され、その後数日間にわたる米軍の激しい攻撃を受け、瓦礫の街と化した。

  04年12月10日、米CIAとイラク政府は合同の暗殺・拷問特殊部隊を設立した。(バーレーンのアハバール・アル・ハリージ紙より、以下抜粋)

  <バドル軍(シーア派の有力政党イスラム革命最高評議会の民兵組織)と、ペシュメルガ(クルド人の民兵組織)が武装勢力との対決に失敗したため、米国の治安と軍の諸機関は、イラク人と米国人から成り、法律の縛りを受けないで対ゲリラ戦の実行を任務とする特殊な諜報・軍事作戦部隊の養成に望みを託した。この部隊は襲撃や投獄、拷問、殺害を実行するに当たって法を無視することが認められている。
  フランス治安筋の情報によると、約1年前、米国の戦略家たちが、反米武装勢力が急速にイラクの多方面に拡大していることを認識した時に、この部隊の結成が検討された。戦略家たちは、ベトナムでの体験に基づきこのような特殊部隊の養成を勧告する報告書を米統合参謀本部とホワイトハウスに提出した。フィンサン・カネストラロCIAテロ撲滅室室長補佐は、現在イラクにこのような部隊が存在すると臆面も無く認めている。
  米国の軍事専門家たちは、「アルジェリア解放戦争でのテロリストに対するフランス特殊部隊や、パレスチナ人によるテロ撲滅のためにモサドが養成したイスラエル特殊部隊の手法を活用する切実な必要性がある」と見ている。ラテンアメリカでの対共産勢力戦争における米国殺し屋部隊の方式によって、イラク、米国特殊部隊は行動する。>(ゴシックは引用者)

  私はこの文章の意味を当時正確に把握していなかった。残念なのは、いまだに日本のメディアおよびジャーナリスト諸氏が正確にこのことを認識していないことだ。以前より私はイラクが「内戦状態」にあるのではなく、なんらかの組織が計画的に破壊活動をしていると考えていたが、今回この報道をみつけて改めてその認識を強くした。「内戦状態」を装うことが米政府の戦略なのだ。

  05年バグダッドの街に拷問死体が打ち捨てられるようになり、それ以降、襲撃・殺人・誘拐・爆発等、ありとあらゆる犯罪がバグダッドを中心にした都市で繰り広げられるようになった。現在、この犯罪を行っているのはサドル派のマフディー軍(シーア派)といわれている。しかし、それとは別に「暗殺団」がいるのは確かで、彼らが米軍基地を出入りしているという目撃情報も流れている。

  日本の報道で恐ろしいのは、これら暴力行為と反占領のレジスタンス活動をすべて「テロ」としていることだ。日本のマスコミは民衆の「抵抗運動」をいつから「テロ」と呼ぶようになったのだろうか?バグダッドで行われている破壊活動とレジスタンス活動はその対象が違うにも関わらず、すべて「テロ」と名指しし、その背景に言及しないのはジャーナリストの怠慢としか言いようがない。

ブッシュ政権とイラク占領1

投稿者: cambodian_lotus 投稿日時: 2007/04/20 18:32 投稿番号: [280752 / 280993]
ブッシュ政権とイラク占領
細井明美

1   経済植民地と化したイラク

  03年3月20日の侵攻以来、ブッシュ政権がイラクにおいてどのような政策を取ってきたのかを検証してみようと思う。WHO(世界保健機構)の調査によれば91年(湾岸戦争以前)イラク住民の90%は安全な飲み水を供給されていた。この後、10年間の経済封鎖とイラク戦争の結果、04年5月の国連調査によると地方におけるイラク住民の80%が安全でない飲み水を使用し、都市においてはその51%の家庭で未処理のままの下水が道路に流されている。さらに06年1月には下水道網につながっている家庭は3%のみとなった。06年1月米国政府の調査によると、再建のための米国資金93%がすでに使われたにも関わらず上下水道計画は約40%しか完成されていないことが判明した(下水道計画は10件のうち2件が完成)。ちなみに湾岸戦争後、イラク政府は3ヶ月でライフラインの復興をしている

  なぜこのようなことが起きたのか?

  それは03年5月ポール・ブレマー(連合国暫定当局行政官)が行った「ブレマー指令」から始まる(彼はその任を解かれるまで100の指令を行う)。ブレマーは「指令1、2」により12万名の職員、専門家、技術者を解雇し、イラクの非バース党化(バース党員の排除)の過程で50万名の軍事・情報職員を解雇した。次に「指令39」で外国投資家による公共サービスの民営化を促した。この範囲は病院・学校・工場・食糧と農業・水と電気。生活すべてに及ぶ。これはイラクの「再建」につながらず、イラクを「搾取」する結果になった。水のような生活必需品が民営化されることで人々の生活はさらに窮乏を極めるようになる。

  また石油埋蔵量世界第2位の国でありながらサウジアラビアから石油を輸入し、人々はガソリンを求めるために一日行列することになる。これは戦前のイラクでは考えられないことだ。

  「指令80、81」で外国の製造会社と製造品に保護と保証を与えるために、イラクの特許と商標と版権の法律が書き換えられた。これにより種(たね)の交配・保存・分配の権利を持つ農業多国籍企業が保護され、一般農家はイラク原産の農業生産物の種の保存・分配が出来なくなった。また80、81でイラクでの収益をすべて本国に送金することを許可した。占領前のイラクでは、政府は大麦や小麦などを固定価格で買い上げ、砂糖や茶など生活必需品を無料で市民に供給していた。ところが「指令12」で、イラクに出入りするあらゆる製品にかかる関税や税を停止し地方経済の保護を一切なくしたため、安い外国製品が多数導入され、地方の生産者は大打撃を受けることになった。

  さらに「指令40」で、外国の銀行がイラクの銀行を100%買収することを可能にした。外国銀行にとって利益とならない地方の銀行は資金の導入もなく、なんの優遇措置も受けないままつぶれていった。

  これらに加え、イラク人に追い討ちをかけたのが、イラク企業を復興事業から排除する「外国企業の内国民待遇」措置であり、さらには米国の請負業者や兵士に対するイラクの法律からの完全免責の適用などだった。

  これを「植民地政策」といわずして何と呼ぼう……。イラクの復興援助というが、ブッシュ政権はたった一年でイラクを米国の植民地にし、イラク経済を徹底的に破壊した。

Re: イラク報道はタブーなのか

投稿者: cambodian_lotus 投稿日時: 2007/04/20 17:46 投稿番号: [280751 / 280993]
  最後に「911」をめぐる報道の不審点について、当時撮影・放映された映像を元に検証が行われた。「航空機が突入した」と信じて疑われることのないペンタゴンに関しては、(1)高さの低いペンタゴンに高速の航空機を突入させることは可能か、(2)ペンタゴンの破壊痕の大きさが航空機の大きさに比べて小さすぎ、小型ミサイルを突入させた可能性がある、(3)ペンタゴンではフライトレコーダーが回収されていないといった不審点が紹介された。

  ワールドトレードセンターに関しては、(1)WTC I、IIに航空機が突入する際と崩壊の際に、謎のヘリコプターが飛来している様子が撮影されていること、(2)「発破作業」のような美しすぎる垂直崩壊の不自然さが紹介された。ヘリから航空機を遠隔操作していたとか、あらかじめ仕掛けておいた爆薬をヘリから遠隔起爆したのではないかという推論が示された。

  また航空機が突っ込んでいないWTC7という建物が、WTCI、II崩壊の5時間後に崩壊している映像も紹介された。同ビルのオーナーは911の直前に保険に加入し、ビル崩壊によって多額の保険金を得ていたという。この崩壊の事実は一切報道されていない。「911陰謀説」の真偽については断定できる根拠を筆者は持ち合わせていないが、少なくとも日本では報道されていない事実があることは確かなようだ。

  講演を終え、聴講者との質疑応答と意見交換が行われた。議論を通じて、日本の大手メディアが日本政府やアメリカ政府に配慮した報道を行っている可能性、911前後のアメリカ国内における様々な不審な動き(自作自演疑惑)、911以後のアメリカにおける反戦的活動の抑圧と情報統制、イラクにおける「エンベッド取材」の現実と限界、内戦と分断の継続を望むアメリカや周辺諸国の思惑、非暴力な市民的抵抗で困難を乗り切ろうとするイラク人自身の声などが浮き彫りになった。

  参加した市民は10名程度であったが、活発に意見をぶつけ合い、細かいデータまでおさえている方が多く、その関心の高さに驚かされた。
 
  講演会を通じて、911に端を発する「対テロ戦争」は、我々市民にとっては「情報統制との戦い」であると感じた。しかし日本人はイラク戦争を遠い異国の単なる物理的戦争と感じているだけで、自分たちと無関係であると考えているから無関心・無感動でいられるのだと思う。我々自身の「知る権利」や思想・表現の自由が危機に瀕しているという意識が希薄なのだ。

  加えて日本の大手メディアは、アメリカや日本政府の顔色をうかがい、イラクなどの現場に行く意欲のある記者の行動を阻止し、「自己責任論」による批判を回避すべく自主規制に懸命である。

  西谷氏いわく「専門家であるはずの大手メディアが事実を伝えることができず、素人であるフリージャーナリストが代役を担う逆転現象」にある現在、同氏のようなフリージャーナリストの活動はたいへん重要であると思う。こうした状況を踏まえ、大手メディアは果たして変わっていけるのか。また我々は情報統制との戦いにどう向き合っていけばよいのか。

  西谷氏はメディアの責任に加え、学校教育の問題も指摘する。社会の動きと分断した形でしか教育が行われておらず、応用の利かない人間が多い。外国では屋外でも政治談議に花を咲かしたりしているが、日本ではどうも政治の話がしづらい。そういう「マジメな」話をしていると集団から浮いてしまうことが多いと語る。教育基本法や教科書の記述内容といった教育をめぐる論議と、イラク戦争報道をめぐる問題は決して無関係ではないのだ。  

  本講演会はイラク戦争の悲惨な現実を知る貴重な機会であった。と同時に、報道をめぐる情報統制の問題を考えることで、知る権利や教育の問題、つまりは我々に直接関わるような問題とイラク戦争が接合していることを意識させられた点で有意義であった。

(編集部注)
WTC:WorldTradeCennter
「エンベッド取材」:この場合アメリカ軍に同行して取材すること
(福山弘泰)

イラク報道はタブーなのか

投稿者: cambodian_lotus 投稿日時: 2007/04/20 17:45 投稿番号: [280750 / 280993]
イラク報道はタブーなのか〜フリー記者いのちがけ現地リポート
2007/04/17

  4月14日、大阪市東淀川区のアジア図書館にて、西谷文和氏の講演会「報道されなかったイラク戦争―緊急!イラク最新リポート」が行われた。フリージャーナリストである同氏が今年2月から3月にかけて敢行したイラク取材の報告会である。

  イラクの凄惨な現実を示す生々しい映像や証言の紹介のみならず、「国家による情報統制」をめぐる問題も提起され、イラク戦争を他人事として考えがちな日本人の意識に一石を投じる内容となった。開会に先立ち、アジア図書館の坂口氏から挨拶があった。

  「日本ではイラクの現状に関するニュースがほとんど入らず、あってもそれはテロ事件とその犠牲者数を伝える断片的なものである。もはやイラク戦争は終わったものとの認識すら広まりつつある。この背景には、マスコミを巻きこんだ日本政府の「大本営的」情報統制が見え隠れする。この講演会に先立ち、大手日刊紙にイベント案内の掲載を依頼したが、その反応は冷ややかなものであった。このような状況は、日本人の「知る権利」の観点から鑑みても由々しき事態であり、西谷氏のリポートを通じて、報道されないイラクの現実とその背後にある問題を考えよう」

  講演ではまず映像資料として、スレイマニア市で劣化ウラン弾による癌と闘う子ども、キルクーク市のクルド人難民キャンプの劣悪な環境、隣国シリアのダマスカスに逃れたイラク人難民の生活が紹介された。中でもダマスカスに逃れたディア君(9歳)の話が印象的であった。

  彼はアメリカ兵によって狙撃され脊髄を損傷し、足が不自由になった。彼の夢はサッカー選手になることであったが、その夢は厳しいものとなっている。学校には行きたいが、友達がサッカーをしているのを見るのが辛いので、現在は通学していないと涙を浮かべる。そんな兄に対し弟は、「将来医者になってお兄ちゃんを治すんだ」と語る。西谷氏の通訳のイラク人男性は絶句して泣き出してしまい、取材が中断してしまうという何とも痛ましい映像であった。
 
  続いて、劣化ウラン弾やクラスター爆弾による2次被害の様子が紹介された。特に市民の2次被害を狙ってクラスター爆弾に不発弾が意図的に混入されているという話を聞くと、日本の大手メディアが「偶然欠陥品が混入していた」とした報道との乖離を感じた。また、クラスター爆弾を製造している日本企業の存在も紹介された。

  サダム・フセインとアメリカの蜜月と敵対関係の説明を経て、「戦争の民営化」について発表が行われた。ヨルダンの団体から入手したというDVDを用いて、イラク戦争における傭兵の境遇について知ることができた。砂漠に落ちていた喘息治療薬の小瓶。誰かが何らかの目的で使用していたと考えた撮影者らが付近を掘り返してみると、遺体収納用の袋が出てきた。

  中からミイラ化、白骨化した遺体が多数発見された。それはアメリカ軍に参加していたアジア系傭兵の遺体であった。正規の米兵が殉死すると遺体が丁重に扱われ英雄視されるが、他方民間傭兵の場合は母国に返還されるどころか、このように砂漠に遺棄されてしまう。同氏はこの映像の放映を日本の某放送局に依頼したが、オンエアされなかった。

  話は自衛隊イラク派遣に移る。航空自衛隊は武器輸送等の軍事的活動はしないはずだったが、実際は米兵と武器弾薬を輸送していると同氏は語る。実際、活動実態の公開を求めても、出てくる文書では活動内容の部分が黒塗りされていることが紹介された。
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