あるイラク人男性の話
投稿者: cambodian_lotus 投稿日時: 2007/04/19 23:56 投稿番号: [280748 / 280993]
あるイラク人男性の話
マレーシアで知り合ったあるイラク人男性(52歳)の体験談です。彼にとっての2006年は壮絶すぎるものでした。そして、次々と殺されていく身内。息子の話を聞かせてくれた時、周りにいた人たちももらい泣きをしていました。
<1回目の不当逮捕>
2005年7月、自宅から夜中2時に突然イラク警察が自宅にやって来て、35台のパトカーでやって来た。金の指輪2つを盗まれ、妻を殴られ、携帯を取られた。全員が警察の特殊部隊の制服で、黒いマスクを全員が被っていた。私は飛び起きて、何事だ?と聞いたら、警察官は「アブオマルを逮捕する」と言った(_アブオマルとは、オマルのお父さんという意味で、オマルはスンニ派特有の名前)。私は「ここら辺にはたくさんのアブオマルがいる」と言うと、警察は私を指差して、「お前だ」といった。
私は最初逮捕を拒否したが、下着姿のまま家の床に押し倒された。後ろ手に手錠をかけられ、頭に袋をかぶせられた。そして、トラックの荷台に載せられた。荷台では、彼の上に1人の警察官が座り、彼を叩き続けた。
後で知ったのだが、逮捕の理由は「ファルージャ総攻撃の時に人道支援活動をしていたから」。彼のNGOは国連に登録していたにもかかわらず。2004年8月にアラウィ時代にNGOは計画省に登録、アラウィのサインもある。
収監されていた所でオフィサーが「なぜ、ファルージャの人間とつきあい、支援をしたのか?」と聞いてきた。刑務所ではなく、元政府系軍需産業企業のビルに収監されていた。大きな部屋に12畳ほどの部屋に100人くらいが立ったまま収監されていた。私は年配だったので、若者が場所を譲ってくれて、水ボトルの入っていた段ボールを敷いてくれた。警察官は入れ墨をしていたので、元囚人だった。罵詈雑言、叩く、水は一口ずつ。食料は100人に2つの大皿にご飯がもられてきて、朝食には5人分のスープだけが配られ、それを100人で分けた。
1人90歳以上の老人もいた。警察は大量の銃を持ってきて、囚人を一列に並ばせ、銃と一緒に写真を撮った。それはイラキーヤで放送された。深夜になると、一人ずつ呼び出された。呼び出しに来た人たちはバドル軍団のメンバーだった。ただの民兵だった。イラク語とペルシャ語が混ざっていた。書類にサインを強いられた。その書類は「武器を密輸した」などの内容で、それにサインしろと言われ、拒否した。
警察が私たち囚人を叩く時、歌を歌っていた「ようこそ、ようこそ、囚人さん」。
時々、何人かの囚人を30〜40台のトラックに載せて、バグダッド市内をまわった。スピーカーで、「シーア派のみなさん、安心してカルバラ、ナジャフに行けますよ。私たちがラティフィヤのテロリストを捕まえましたよ。見てください」と言っていた。2006年2月に釈放された。約8ヶ月間収監された。
<息子の死、甥の死>
息子の1人がマフディ軍に誘拐されて殺された。拷問されていた。目を潰されていた。舌を抜かれていた。後頭部に2カ所穴が開いていた。彼の名前はオマルで長男。最も辛かったのは、死体の山の中から、息子の足にロープをくくり付け、ひっぱり出したことだ。(彼はその話をした際、嗚咽した)息子の遺体を引き取るために600ドルを病院に支払った。埋葬しに行く途中シーア派地区を通った時、マフディ軍がやってきて、私の甥が銃殺された。彼の名前はファルカット。その墓はスンニの墓地だから、そこを通る者はみな殺されている。
<2回目の不当逮捕>
2006年3月、マリキ政権がスタートしてすぐにまた警察に逮捕された。警察は私に内務省に1回目の逮捕歴の書類を取りに来るように言った。息子ムハンナドと車で内務省に行った。内務省のビルに着いて、「書類を取りに来ました」と受付で言ったら、誰かがやって来て、手錠はかけず、そのまま別室に連れていかれ、そのまま収監された。それはビルの7階だった。このビルの7階は人々から「イラニアンフロア」と呼ばれている。私は、その階にいる人たちがイラン人であることに気がついた。そこに2ヶ月以上収監された。50センチの幅しかない狭い部屋だった。1メートルの長さしかなかった。内務省はこのフロアを刑務所用に改築していた。私は戦前にこのビルを訪ねたことがあり、改装していたことは間違いない。
今回、警察は2つのことを強要した。一つはイラキーヤテレビに出演し、「ダリ氏(イスラム法学者協会の代表)はテロリストのために資金を調達し、外国からイラクに武装勢力を送っている」と言えと言われた。もちろん、拒絶した。2つ目は、レジスタンスの情報を持ってこいと言われた。もちろん、拒絶した。警察が私を選んだのには理由がある。それは、私がイギリス人の拘束事件で解放に尽力してい
マレーシアで知り合ったあるイラク人男性(52歳)の体験談です。彼にとっての2006年は壮絶すぎるものでした。そして、次々と殺されていく身内。息子の話を聞かせてくれた時、周りにいた人たちももらい泣きをしていました。
<1回目の不当逮捕>
2005年7月、自宅から夜中2時に突然イラク警察が自宅にやって来て、35台のパトカーでやって来た。金の指輪2つを盗まれ、妻を殴られ、携帯を取られた。全員が警察の特殊部隊の制服で、黒いマスクを全員が被っていた。私は飛び起きて、何事だ?と聞いたら、警察官は「アブオマルを逮捕する」と言った(_アブオマルとは、オマルのお父さんという意味で、オマルはスンニ派特有の名前)。私は「ここら辺にはたくさんのアブオマルがいる」と言うと、警察は私を指差して、「お前だ」といった。
私は最初逮捕を拒否したが、下着姿のまま家の床に押し倒された。後ろ手に手錠をかけられ、頭に袋をかぶせられた。そして、トラックの荷台に載せられた。荷台では、彼の上に1人の警察官が座り、彼を叩き続けた。
後で知ったのだが、逮捕の理由は「ファルージャ総攻撃の時に人道支援活動をしていたから」。彼のNGOは国連に登録していたにもかかわらず。2004年8月にアラウィ時代にNGOは計画省に登録、アラウィのサインもある。
収監されていた所でオフィサーが「なぜ、ファルージャの人間とつきあい、支援をしたのか?」と聞いてきた。刑務所ではなく、元政府系軍需産業企業のビルに収監されていた。大きな部屋に12畳ほどの部屋に100人くらいが立ったまま収監されていた。私は年配だったので、若者が場所を譲ってくれて、水ボトルの入っていた段ボールを敷いてくれた。警察官は入れ墨をしていたので、元囚人だった。罵詈雑言、叩く、水は一口ずつ。食料は100人に2つの大皿にご飯がもられてきて、朝食には5人分のスープだけが配られ、それを100人で分けた。
1人90歳以上の老人もいた。警察は大量の銃を持ってきて、囚人を一列に並ばせ、銃と一緒に写真を撮った。それはイラキーヤで放送された。深夜になると、一人ずつ呼び出された。呼び出しに来た人たちはバドル軍団のメンバーだった。ただの民兵だった。イラク語とペルシャ語が混ざっていた。書類にサインを強いられた。その書類は「武器を密輸した」などの内容で、それにサインしろと言われ、拒否した。
警察が私たち囚人を叩く時、歌を歌っていた「ようこそ、ようこそ、囚人さん」。
時々、何人かの囚人を30〜40台のトラックに載せて、バグダッド市内をまわった。スピーカーで、「シーア派のみなさん、安心してカルバラ、ナジャフに行けますよ。私たちがラティフィヤのテロリストを捕まえましたよ。見てください」と言っていた。2006年2月に釈放された。約8ヶ月間収監された。
<息子の死、甥の死>
息子の1人がマフディ軍に誘拐されて殺された。拷問されていた。目を潰されていた。舌を抜かれていた。後頭部に2カ所穴が開いていた。彼の名前はオマルで長男。最も辛かったのは、死体の山の中から、息子の足にロープをくくり付け、ひっぱり出したことだ。(彼はその話をした際、嗚咽した)息子の遺体を引き取るために600ドルを病院に支払った。埋葬しに行く途中シーア派地区を通った時、マフディ軍がやってきて、私の甥が銃殺された。彼の名前はファルカット。その墓はスンニの墓地だから、そこを通る者はみな殺されている。
<2回目の不当逮捕>
2006年3月、マリキ政権がスタートしてすぐにまた警察に逮捕された。警察は私に内務省に1回目の逮捕歴の書類を取りに来るように言った。息子ムハンナドと車で内務省に行った。内務省のビルに着いて、「書類を取りに来ました」と受付で言ったら、誰かがやって来て、手錠はかけず、そのまま別室に連れていかれ、そのまま収監された。それはビルの7階だった。このビルの7階は人々から「イラニアンフロア」と呼ばれている。私は、その階にいる人たちがイラン人であることに気がついた。そこに2ヶ月以上収監された。50センチの幅しかない狭い部屋だった。1メートルの長さしかなかった。内務省はこのフロアを刑務所用に改築していた。私は戦前にこのビルを訪ねたことがあり、改装していたことは間違いない。
今回、警察は2つのことを強要した。一つはイラキーヤテレビに出演し、「ダリ氏(イスラム法学者協会の代表)はテロリストのために資金を調達し、外国からイラクに武装勢力を送っている」と言えと言われた。もちろん、拒絶した。2つ目は、レジスタンスの情報を持ってこいと言われた。もちろん、拒絶した。警察が私を選んだのには理由がある。それは、私がイギリス人の拘束事件で解放に尽力してい
これは メッセージ 280747 (cambodian_lotus さん)への返信です.
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