イラク戦争
Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー
サハリンから こんにちは (^−^)
投稿者: obahamh2003 投稿日時: 2004/05/04 11:13 投稿番号: [148 / 5091]
志穂美悦子
千葉真一
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/148.html
非溶解性の放射性物質のα線による体内被曝
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 11:12 投稿番号: [147 / 5091]
ベトナム戦争で使用された枯葉剤(エージェント・オレンジ)が被害の原因と
認められるまでにニ十数年かかりました。
劣化ウラン弾の研究は、まだまだ始まったばかりのようです。
しかし、数十年後に証明された時には、既に数万、数十万人?が亡くなって
いたというような悲劇にならないよう、今現在から警鐘を乱打する必要があると
思っています。
劣化ウラン弾について、ガンや白血病やその他の症状との科学的な因果関係は
立証されていはいません。
しかし、それは同時に、劣化ウラン弾が原因ではないということもまた、科学
的には実証されてはいないということです。
つまり、現在までのところ、まだ定説は確立してはいないということです。
その時点で”無罪説”を強調する意味が理解できません。
何故そんなに無罪にしたのかが理解できません。
放射性毒性と重金属毒性を併せ持つのですから、危険に決まっています。
ただ、その具体的な危険性についての定説がまだ確立していないというだけです。
危険性そのものなら、在日米国大使館HPですら認めています。
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031006d1.html#dushiyo
ウラン238は確かに低レベル放射性物質です。しかし、
<セラミック状の非溶解性の放射性物質ウラン238のα線による体内被曝という問題>は、
従来ほとんど研究されてきていません。
1991年の湾岸戦争後、初めて研究され始めたと言ってよいのではないでしょうか。
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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ここで本の宣伝をしていてもいいのですか?
投稿者: yamanikazegafuku 投稿日時: 2004/05/04 11:06 投稿番号: [146 / 5091]
貴方はinomoyamashoutengaiさんでしょう!
一晩中、イラク関連の本の宣伝をしていた!
なんで、名前変えてまで、宣伝を続けるのですか?
なんか、別の目的があるとか??
これは メッセージ 144 (letgogogojp さん)への返信です.
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劣化ウランに関する質問1/2
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 11:05 投稿番号: [145 / 5091]
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031006d1.html
(下記は国際原子力機関(IAEA)のウェブサイトから劣化ウランに関する文書を抜粋したものを仮翻訳した文書です。次のURLで原文は閲覧できます。 www.iaea.org/NewsCenter/ Features/DU/faq_depleted_uranium.html))
仮翻訳掲載−2003年10月
劣化ウランとは
劣化ウランは健康に有害か
劣化ウラン弾の軍事使用―着弾の後、何が起こるのか
人間が被ばくする場合とは
子どもや妊娠中の女性が特に被害を受けやすいのか
劣化ウランに被ばくした人々に関する調査の結果は
国際原子力機関(IAEA)の役割は
劣化ウランとは
劣化ウランは、天然ウラン鉱を原子炉や核兵器に使用するために濃縮する際に残る副産物である。有毒で高密度の超硬金属である。
濃縮プロセスの過程で、ウランに含まれるより放射性の強いアイソトープの大部分が取り除かれるために、「残された」劣化ウランの放射性はウランより約40%弱い。
劣化ウランの放射線は、われわれが日常的に受けているバックグラウンド放射線(自然界に偏在している微量の放射線)と大きな違いはない。劣化ウランの放射性は弱い。例えば、多くの古い夜光腕時計にいまだに使われているラジウムの300万分の1、また火災検知器に用いられているものの1000万分の1に過ぎない。
超高密度であることに加えて他の物理的特性を有するため、劣化ウランは、戦車の分厚い装甲を貫通する弾丸や、防御用の装甲保護に軍事利用する上で理想的なものである。劣化ウランは、核兵器ではない。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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劣化ウランに関する質問1/2
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 11:05 投稿番号: [145 / 5091]
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031006d1.html
(下記は国際原子力機関(IAEA)のウェブサイトから劣化ウランに関する文書を抜粋したものを仮翻訳した文書です。次のURLで原文は閲覧できます。 www.iaea.org/NewsCenter/ Features/DU/faq_depleted_uranium.html))
仮翻訳掲載−2003年10月
劣化ウランとは
劣化ウランは健康に有害か
劣化ウラン弾の軍事使用―着弾の後、何が起こるのか
人間が被ばくする場合とは
子どもや妊娠中の女性が特に被害を受けやすいのか
劣化ウランに被ばくした人々に関する調査の結果は
国際原子力機関(IAEA)の役割は
劣化ウランとは
劣化ウランは、天然ウラン鉱を原子炉や核兵器に使用するために濃縮する際に残る副産物である。有毒で高密度の超硬金属である。
濃縮プロセスの過程で、ウランに含まれるより放射性の強いアイソトープの大部分が取り除かれるために、「残された」劣化ウランの放射性はウランより約40%弱い。
劣化ウランの放射線は、われわれが日常的に受けているバックグラウンド放射線(自然界に偏在している微量の放射線)と大きな違いはない。劣化ウランの放射性は弱い。例えば、多くの古い夜光腕時計にいまだに使われているラジウムの300万分の1、また火災検知器に用いられているものの1000万分の1に過ぎない。
超高密度であることに加えて他の物理的特性を有するため、劣化ウランは、戦車の分厚い装甲を貫通する弾丸や、防御用の装甲保護に軍事利用する上で理想的なものである。劣化ウランは、核兵器ではない。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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日本国内の減損ウラン(科学百科)
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:58 投稿番号: [144 / 5091]
タイトルです↓
これは メッセージ 143 (letgogogojp さん)への返信です.
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日本
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:53 投稿番号: [143 / 5091]
http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/04020111_1.html
原子力発電の増加とともに低濃縮ウラン燃料の使用は増え、必然的にウラン濃縮過程で生ずるウラン滓、すなわち劣化ウランの発生量も増える。劣化ウランの積極的な利用を図り、消費しなければその貯蔵量は益々増加して行く。しかし、現状では非原子力分野での利用は、航空機のカウンターウエイト、砲弾、使用済燃料輸送容器などに限定されており、その使用量も貯蔵量にくらべればはるかに少ない。
原子力分野における劣化ウランの使用は、天然ウランの代替や節約にもつながる。世界原子力協会では、長期間の貯蔵に耐えられるように、劣化六フッ化ウランガスを安定な状態にして管理し、将来の需要に備えるなどの対応策を報告している。
[使用上の規制]
以上、一般産業分野での利用を述べたが、わが国では劣化ウランはウラン濃縮工程の副産物であり、「原子炉等規制法」により核燃料物質としての規制を受ける。したがって、劣化ウランの利用にあたってはこの法律を考慮しなければならない。欧米における劣化ウランの法的位置づけは必ずしも一様ではないが、米国では天然ウランとともに原料物質に分類されており、環境保護法の10CFRpart40によれば、核燃料以外の特定の製品または機器への利用を法律で認めている。
国際原子力機関(IAEA)の放射線防護基準では、放射性核種の危険度を4群に分類し、U−235,U−238および天然ウランは、危険度の最も低い第4群に属する。劣化ウランの放射線障害は主として透過力の小さいα線によるものであり、外部被ばくはほとんど問題にならない。経口または吸入摂取した場合には内部被ばくを受ける。
ウランは他の重金属と同様に化学毒性を持っているが、たとえば空気中の許容濃度限界は、U:0.2mg/m**3, As:0.2mg/m**3, Pb:0.15mg/m**3, Hg:0.05mg/m**3で、化学毒性は砒素と同程度、鉛や水銀よりも低い。
以上使用上の注意について述べたが、核燃料物質としての規制を受けることが、一般産業分野での利用の大きな障害になっている。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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放射線
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:52 投稿番号: [142 / 5091]
放射性物質が出すのが放射線。
放射線には、α(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線、中性子線がある。
・α(アルファ)線:ヘリウムの原子核、原子番号2番のヘリウムには、
2個の陽子と2個の中性子がある。だから質量は4。
電子は伴わないため、プラスの電荷を持つ。
α線を出す崩壊をアルファ崩壊という。
・β(ベータ)線:1個の電子。原子核から電子が出てくるのは、1個の中性子が、
陽子と電子に変わり、その変わった電子が飛び出して来る。
これがベータ崩壊。
ちなみに、1個の陽子が、中性子と陽電子に変わることもある。
その結果、出てくるのが陽電子。これも放射線。
・γ(ガンマ)線:波長の短い電磁波。
アルファ崩壊やベータ崩壊を起こした原子核は、励起状態にあるので、
(電子の周回軌道が上がっていく:K殻→L殻→M殻→)
そのエネルギーを放出して、落ち着く。(基底状態)(電子軌道が落ちる)
これがガンマ線。
ガンマ線より波長の長いのがX線。更に長いのが紫外線。
放射性同位体元素(ラジオ・アイソトープ)とは、同じ陽子数で、中性子の
数が違うもの。例えば、ウラン235とウラン238は、陽子数は92で同じ
だが、中性子数が違う。だから質量もその分違う。
更には、光子による光電効果のコンプトン電子。
逆に原子核による電子捕獲=オージェ効果とオージェ電子。
<放射線の与える影響>
・ガンマ線:エネルギーの高い光子であるので、原子核を回っている電子に
エネルギーを与える。エネルギーを与えられた電子は、その起動を上げて
いく。(励起状態)、更には、原子核から離脱して自由電子となる。(電離)
(内部転換電子)
この<励起>と<電離>が、放射線の基本的な作用です。
その与える影響力は、
ガンマ線<ベータ線<アルファ線(20倍)と、大きくなっていきます。
逆に、物質に対する透過力は、反対に、
ガンマ線>ベータ線>アルファ線
となります。
この<電離>と<励起>が化学変化を引き起こす。
<ラジカル>について、
<放射線感受性>
身体各部位によって、放射線に対する感受性が異なる。
より、細胞分裂が盛んな部位ほど、放射線感受性は高い。
細胞分裂が盛んな子どもの方が、大人よりも、放射線感受性は高い。
更には、胎児の方が更に高い。
大人でも、細胞分裂が盛んな部位、血液細胞を作る骨髄、内臓の内側の粘膜を
作る部位(臓器内壁)、皮膚、生殖細胞を作る生殖器。
また、リンパ球は放射線感受性が高い。
白血球は赤血球より、放射線感受性が高い。
<体内被曝>と<体外被曝>
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/142.html
放射線
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:52 投稿番号: [142 / 5091]
放射性物質が出すのが放射線。
放射線には、α(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線、中性子線がある。
・α(アルファ)線:ヘリウムの原子核、原子番号2番のヘリウムには、
2個の陽子と2個の中性子がある。だから質量は4。
電子は伴わないため、プラスの電荷を持つ。
α線を出す崩壊をアルファ崩壊という。
・β(ベータ)線:1個の電子。原子核から電子が出てくるのは、1個の中性子が、
陽子と電子に変わり、その変わった電子が飛び出して来る。
これがベータ崩壊。
ちなみに、1個の陽子が、中性子と陽電子に変わることもある。
その結果、出てくるのが陽電子。これも放射線。
・γ(ガンマ)線:波長の短い電磁波。
アルファ崩壊やベータ崩壊を起こした原子核は、励起状態にあるので、
(電子の周回軌道が上がっていく:K殻→L殻→M殻→)
そのエネルギーを放出して、落ち着く。(基底状態)(電子軌道が落ちる)
これがガンマ線。
ガンマ線より波長の長いのがX線。更に長いのが紫外線。
放射性同位体元素(ラジオ・アイソトープ)とは、同じ陽子数で、中性子の
数が違うもの。例えば、ウラン235とウラン238は、陽子数は92で同じ
だが、中性子数が違う。だから質量もその分違う。
更には、光子による光電効果のコンプトン電子。
逆に原子核による電子捕獲=オージェ効果とオージェ電子。
<放射線の与える影響>
・ガンマ線:エネルギーの高い光子であるので、原子核を回っている電子に
エネルギーを与える。エネルギーを与えられた電子は、その起動を上げて
いく。(励起状態)、更には、原子核から離脱して自由電子となる。(電離)
(内部転換電子)
この<励起>と<電離>が、放射線の基本的な作用です。
その与える影響力は、
ガンマ線<ベータ線<アルファ線(20倍)と、大きくなっていきます。
逆に、物質に対する透過力は、反対に、
ガンマ線>ベータ線>アルファ線
となります。
この<電離>と<励起>が化学変化を引き起こす。
<ラジカル>について、
<放射線感受性>
身体各部位によって、放射線に対する感受性が異なる。
より、細胞分裂が盛んな部位ほど、放射線感受性は高い。
細胞分裂が盛んな子どもの方が、大人よりも、放射線感受性は高い。
更には、胎児の方が更に高い。
大人でも、細胞分裂が盛んな部位、血液細胞を作る骨髄、内臓の内側の粘膜を
作る部位(臓器内壁)、皮膚、生殖細胞を作る生殖器。
また、リンパ球は放射線感受性が高い。
白血球は赤血球より、放射線感受性が高い。
<体内被曝>と<体外被曝>
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/142.html
DNA
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:51 投稿番号: [141 / 5091]
人間には、約60兆個の細胞がある。
1個の細胞には、23対の染色体DNA(デオキシリボ核酸)がある。
A、D、T、Cの4種類の遺伝物質がある。
A:アデニン:
NH2
↑
N-C-C-N-C-H
↓
↓
↓
H-C-N-C-
N-H
D:グアニン:
C:シトシン:
T:チミン
:
この4つの分子群は、13〜16個の原子から構成されている。
また、いずれも窒素Nを含んでいるので、塩基性=アルカリ性を示す。
この4種類の分子群が30億個繋がっている。これがDNA。
二重鎖になっており、対になる相手は必ず決まっている。
AとT、GとCである。
これは、AとTでは水素結合が2本。GとCでは水素結合が3本だからである。
その3個で、一つのアミノ酸を指定する。3つで一組のことをコドンと呼ぶ。
(例えば、GAA、GAGでグルタミン酸)
それによって、体内で20種類のアミノ酸=タンパク質を作り出す指令となる。
つまり、DNAとは、体内で必要なアミノ酸=タンパク質を作り出す命令書である。
しかし、アミノ酸を体内で、<いつ>、<どの場所に>、<どのくらいの量>
作り出すかも、命令しなければならない。
これらの特別な命令を出すのが、ホメオボックス遺伝子と呼ばれる。
30億のDNAの内、このように、現在、その意味が分かっているのは、
3万から3万5千である。これが遺伝子。
残りの90%以上のDNAについては、意味がないか、まだその役割が分かって
いないもの。
細胞分裂の際、コピーが行われるのだが、コピー・ミスが生じる。
それは、30億個につき、約3個だそうである。
これは、もうどうしようもない問題である。
しかし、DNA修復酵素(p53)が、これを修復してくれる。
しかも、修復不可能と判断すると、細胞に細胞自殺(アポトーシス)を命じる。
しかし、DNA修復酵素(p53)を作り出す遺伝子に異常が起こると、
DNAを修復することも、細胞自殺(アポトーシス)を起こさせることも
できなくなってしまう。
これが、遺伝性疾患やガンの直接の原因である。
ガン細胞とは、アポトーシスしなくなった細胞と規定できる。
何故、ガン細胞が生み出されるか?
1.放射線によるDNAの破壊
2.食物摂取等による、化学物質によるDNA破壊(化学反応)
3.ウイルスによるもの
1.には、A.自然放射線(宇宙から、地球の地殻にある放射性鉱物から)
(食物から摂取したカリウム40、炭素14という放射性同位体元素)
B.人工放射線(原水爆、原発、再処理工場、劣化ウラン弾、等)
2.には、食物、タバコ、有害煤煙
オンコ遺伝子(細胞を成長・増殖)=アクセル
ガン抑制遺伝子(p53タンパク質とRbタンパク質)=ブレーキ
言わば、車のアクセルとブレーキの両方が故障した場合、これがガン細胞が、
生み出される構造である。
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/141.html
DNA
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:51 投稿番号: [141 / 5091]
人間には、約60兆個の細胞がある。
1個の細胞には、23対の染色体DNA(デオキシリボ核酸)がある。
A、D、T、Cの4種類の遺伝物質がある。
A:アデニン:
NH2
↑
N-C-C-N-C-H
↓
↓
↓
H-C-N-C-
N-H
D:グアニン:
C:シトシン:
T:チミン
:
この4つの分子群は、13〜16個の原子から構成されている。
また、いずれも窒素Nを含んでいるので、塩基性=アルカリ性を示す。
この4種類の分子群が30億個繋がっている。これがDNA。
二重鎖になっており、対になる相手は必ず決まっている。
AとT、GとCである。
これは、AとTでは水素結合が2本。GとCでは水素結合が3本だからである。
その3個で、一つのアミノ酸を指定する。3つで一組のことをコドンと呼ぶ。
(例えば、GAA、GAGでグルタミン酸)
それによって、体内で20種類のアミノ酸=タンパク質を作り出す指令となる。
つまり、DNAとは、体内で必要なアミノ酸=タンパク質を作り出す命令書である。
しかし、アミノ酸を体内で、<いつ>、<どの場所に>、<どのくらいの量>
作り出すかも、命令しなければならない。
これらの特別な命令を出すのが、ホメオボックス遺伝子と呼ばれる。
30億のDNAの内、このように、現在、その意味が分かっているのは、
3万から3万5千である。これが遺伝子。
残りの90%以上のDNAについては、意味がないか、まだその役割が分かって
いないもの。
細胞分裂の際、コピーが行われるのだが、コピー・ミスが生じる。
それは、30億個につき、約3個だそうである。
これは、もうどうしようもない問題である。
しかし、DNA修復酵素(p53)が、これを修復してくれる。
しかも、修復不可能と判断すると、細胞に細胞自殺(アポトーシス)を命じる。
しかし、DNA修復酵素(p53)を作り出す遺伝子に異常が起こると、
DNAを修復することも、細胞自殺(アポトーシス)を起こさせることも
できなくなってしまう。
これが、遺伝性疾患やガンの直接の原因である。
ガン細胞とは、アポトーシスしなくなった細胞と規定できる。
何故、ガン細胞が生み出されるか?
1.放射線によるDNAの破壊
2.食物摂取等による、化学物質によるDNA破壊(化学反応)
3.ウイルスによるもの
1.には、A.自然放射線(宇宙から、地球の地殻にある放射性鉱物から)
(食物から摂取したカリウム40、炭素14という放射性同位体元素)
B.人工放射線(原水爆、原発、再処理工場、劣化ウラン弾、等)
2.には、食物、タバコ、有害煤煙
オンコ遺伝子(細胞を成長・増殖)=アクセル
ガン抑制遺伝子(p53タンパク質とRbタンパク質)=ブレーキ
言わば、車のアクセルとブレーキの両方が故障した場合、これがガン細胞が、
生み出される構造である。
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/141.html
劣化ウラン関連情報
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:48 投稿番号: [140 / 5091]
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20030401d1.html
国務省国際情報プログラム室
2003年4月1日
劣化ウランについて誤った情報と根拠の無い不安感が多くみられる。米軍は、劣化ウランが持つ優れた装甲車両貫通力を利用するため数種類の弾薬に劣化ウランを使用している。
劣化ウランは自然環境にごく普通に存在する元素である天然ウランの派生物である。自然環境には少量の天然ウランが存在しており、それを私たちは毎日、吸い込み、食べ、飲んでいるのだが、それに気がつかない人は多い。
U-235とU-234は、天然ウランの中の放射性の強いアイソトープで、それを抽出して核燃料や兵器用の濃縮ウランを製造する。劣化ウランとは、こうした放射性の高いアイソトープの大部分が分離された後に残ったものである。劣化ウランの放射性は、実際には、自然環境にある天然ウランの放射性より40%低いのである。
WHO(世界保健機関)は、2001年4月の報告で、「ウランや劣化ウランにさらされたことによる白血病をはじめとするがんの発生の増加は立証されていない」と述べている。
欧州委員会の2001年3月の報告書は、「人間が被ばくする経路と現実的なシナリオを考えてみると、劣化ウランによる被ばくが人間の健康に認められる影響(例えばがん)を及ぼしえない」という結論を出した。
NATO(北大西洋条約機構)は、2001年1月の報告書で、「今日のデータに基づくと、劣化ウランとがんとの関連は立証されていない」と述べている。
1999年、ランド・コーポレーションの劣化ウランに関する研究は、「がんその他の健康被害と、たとえ大量であっても呼吸や(食物に含まれた形での)摂取を通して天然ウランにさらされることで受ける放射能との関係を示す証拠は、文献に示されていない」と結論づけた。
おそらく、劣化ウランとがんとの間に関係がないことを示す最も印象的な例は、劣化ウラン弾を被弾した装甲車に乗っていて、劣化ウラン弾の破片に当たった湾岸戦争の復員兵20人に関する研究結果であろう。体内に残っている破片が長さ20㎜を超える者もいる。これらの復員兵の尿のウラン濃度は高かった。しかしながら、実際に劣化ウランを体内に持ったまま生活しているにもかかわらず、白血病、骨肉腫、肺がん、腎臓病を発病した者は1人もいなかった。さらに、彼らの子供たちについて出生異常は一件も報告されていない。1999年に行われた研究では、「これらの人々のうち誰一人として、現時点で、ウランにさらされたことと関連する臨床上の悪影響を示す証拠は皆無」であると結論づけている。
劣化ウランがイラクの新生児がんの原因だという非難は、事実無根である。実際に、イラクによる、発ガン性物質を使った化学兵器の使用こそが、劣化ウランのせいだとされるがんや出生異常の原因である可能性が最も大きい。
独立系の研究は、イラク政府が化学兵器を使用した地区で、がんや出生異常が大幅に増えたことを示している。イラク北部のスレマニヤ大学医学部の学部長であるフォウアド・ババン博士によると、1988年イラク政府が化学兵器で5000人のクルド人を殺害したハラブジャでの「先天異常の発生率」は、「広島と長崎の原爆投下後の住民における発生率の4から5倍も高い」。同博士は、「成人や子供の珍しい悪性のがんの発生率は、世界中のどこよりもずっと高い」と語っている。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/140.html
劣化ウラン関連情報
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:48 投稿番号: [140 / 5091]
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20030401d1.html
国務省国際情報プログラム室
2003年4月1日
劣化ウランについて誤った情報と根拠の無い不安感が多くみられる。米軍は、劣化ウランが持つ優れた装甲車両貫通力を利用するため数種類の弾薬に劣化ウランを使用している。
劣化ウランは自然環境にごく普通に存在する元素である天然ウランの派生物である。自然環境には少量の天然ウランが存在しており、それを私たちは毎日、吸い込み、食べ、飲んでいるのだが、それに気がつかない人は多い。
U-235とU-234は、天然ウランの中の放射性の強いアイソトープで、それを抽出して核燃料や兵器用の濃縮ウランを製造する。劣化ウランとは、こうした放射性の高いアイソトープの大部分が分離された後に残ったものである。劣化ウランの放射性は、実際には、自然環境にある天然ウランの放射性より40%低いのである。
WHO(世界保健機関)は、2001年4月の報告で、「ウランや劣化ウランにさらされたことによる白血病をはじめとするがんの発生の増加は立証されていない」と述べている。
欧州委員会の2001年3月の報告書は、「人間が被ばくする経路と現実的なシナリオを考えてみると、劣化ウランによる被ばくが人間の健康に認められる影響(例えばがん)を及ぼしえない」という結論を出した。
NATO(北大西洋条約機構)は、2001年1月の報告書で、「今日のデータに基づくと、劣化ウランとがんとの関連は立証されていない」と述べている。
1999年、ランド・コーポレーションの劣化ウランに関する研究は、「がんその他の健康被害と、たとえ大量であっても呼吸や(食物に含まれた形での)摂取を通して天然ウランにさらされることで受ける放射能との関係を示す証拠は、文献に示されていない」と結論づけた。
おそらく、劣化ウランとがんとの間に関係がないことを示す最も印象的な例は、劣化ウラン弾を被弾した装甲車に乗っていて、劣化ウラン弾の破片に当たった湾岸戦争の復員兵20人に関する研究結果であろう。体内に残っている破片が長さ20㎜を超える者もいる。これらの復員兵の尿のウラン濃度は高かった。しかしながら、実際に劣化ウランを体内に持ったまま生活しているにもかかわらず、白血病、骨肉腫、肺がん、腎臓病を発病した者は1人もいなかった。さらに、彼らの子供たちについて出生異常は一件も報告されていない。1999年に行われた研究では、「これらの人々のうち誰一人として、現時点で、ウランにさらされたことと関連する臨床上の悪影響を示す証拠は皆無」であると結論づけている。
劣化ウランがイラクの新生児がんの原因だという非難は、事実無根である。実際に、イラクによる、発ガン性物質を使った化学兵器の使用こそが、劣化ウランのせいだとされるがんや出生異常の原因である可能性が最も大きい。
独立系の研究は、イラク政府が化学兵器を使用した地区で、がんや出生異常が大幅に増えたことを示している。イラク北部のスレマニヤ大学医学部の学部長であるフォウアド・ババン博士によると、1988年イラク政府が化学兵器で5000人のクルド人を殺害したハラブジャでの「先天異常の発生率」は、「広島と長崎の原爆投下後の住民における発生率の4から5倍も高い」。同博士は、「成人や子供の珍しい悪性のがんの発生率は、世界中のどこよりもずっと高い」と語っている。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/140.html
>原爆は戦争の抑止力としては有効
投稿者: YBNO1 投稿日時: 2004/05/04 10:48 投稿番号: [139 / 5091]
>超小型で、放射能などの有害物質のでないものを開発すればよいと思う。
超小型はともかく、ウラン235の核分裂を利用する原爆や、原爆の超高温を利用する水爆において、爆発で発生するガンマ線や中性子や、未反応ウランなどの核物質が出ないものを開発することは原理からして不可能。
日本は自らの非核だけを唱えているのではなく、米ソ仏中などの核保有についても非難するべきである。
特にインド・パキスタンは危険な状態となっている。
北朝鮮についても、金のためならどこに核を拡散するやも知れない危険がある。
これは メッセージ 97 (takaha341 さん)への返信です.
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千の言葉
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:47 投稿番号: [138 / 5091]
FF-X2 のサウンド・トラックを買いました。
今度は、リュックのストラップ付きです。
OPとED、特にEDの歌「1000の言葉」が好きです。
カラオケで熱唱するべく毎日練習してます。
イラク問題の本を何冊か読みました。
「イラクとアメリカ」(岩波新書)
「アメリカのイラク戦略」(角川one新書)
「イラク」(光文社新書)
「クルド人
もうひとつの中東問題」(集英社新書)
フセインの銅像を倒し、歓喜する民衆。
それは確かに事実なんですが、それは百人くらいで、
その映像はアメリカのCNNのものです。
アラブ湾岸の国カタールのアルジャジーラの放送では、その歓喜する
百人くらいの更に周りには、その数倍の民衆が取り囲んでいて、その人たちは、
歓声もあげず、拍手もせず、泣いている人たちもたくさんいたそうです。
アメリカの情報操作を感じます。
アルジャジーラのバクダット支局は、米軍に爆撃され、記者が一人
亡くなりました。アフガニスタン空爆の時も、アフガニスタンのアルジャジーラ
支局が爆撃されたことと合わせ考えると、米軍の意図的な爆撃、恫喝だと
考える方が自然だと、私は思います。
確かにフセインは極悪人です。イラク人を数十万人も殺害してきています。
国内の批判勢力に対しても。秘密警察と密告制による恐怖政治。
更にクルド人を20万人も虐殺してきました。生物兵器すら使って。
イラン・イラク戦争ではイラン軍に対しても使用しました。
対イラン、対クルドに生物兵器を使用してもアメリカは、黙認してきたのです。
そもそも対イランという限りで、アメリカや湾岸諸国はイラクに対して、
軍事援助、経済援助をしてきたのです。
しかし空爆では、一般市民も数多く死傷者が出ています。
イラク兵といっても、給料の為に軍にいる人たちも多いでしょう。
その圧倒的な軍事力で、アフガニスタンとイラクで、そういう人々数万人を
殺戮するアメリカ。
アメリカこそが最大のテロ国家ではないのですか。
アメリカこそが最大のならず者国家ではないのですか。
FF-X2 のED曲「1000の言葉」
だから、書店を徘徊していた時
「千のため息、千の涙、千の反乱、千の希望」という本の帯の文字に
目が止まりました。
クルドの古詩だそうです。
そういえば、ノアの箱舟が着いたという伝説の山、アララト山は、
クルドの聖なる山だそうですが、何となくガガザト山と響きが似てませんか?
イラン、イラク、トルコの3国にまたがって住むクルド民族について、
初めて知りました。その人口は2500万人から3000万人だそうです。
自分達の国を持たない最大の民族だそうです。
それぞれの国から迫害されてきました。百万とも二百万人とも言われる
くらい虐殺されてきました。その3国とアメリカにさんざん利用されてきました。
特にトルコでは、1000万人くらいも住んでいるのですが、トルコ政府は、
「トルコには、トルコ民族しかいない」と、クルド人の存在自体を認めません。
クルド語の使用すら認めていません。クルドに言及する政党は、ことごとく
非合法化されてきました。トルコ国内に5000あったクルドの村の内、
何と4500を燃やし尽くし、強制移住させました。
まるで、クルド民族そのものを、この世から抹殺しようとしているとしか
思えません。
こんなことが、21世紀現代で行われているんですね。
そんなトルコはNATO軍に加盟している訳です。
EU加盟申請もしてるんですが、さすがに、西洋諸国は、「トルコの人権問題」を
理由にトルコのEC加盟を認めていません。
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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千の言葉
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:47 投稿番号: [138 / 5091]
FF-X2 のサウンド・トラックを買いました。
今度は、リュックのストラップ付きです。
OPとED、特にEDの歌「1000の言葉」が好きです。
カラオケで熱唱するべく毎日練習してます。
イラク問題の本を何冊か読みました。
「イラクとアメリカ」(岩波新書)
「アメリカのイラク戦略」(角川one新書)
「イラク」(光文社新書)
「クルド人
もうひとつの中東問題」(集英社新書)
フセインの銅像を倒し、歓喜する民衆。
それは確かに事実なんですが、それは百人くらいで、
その映像はアメリカのCNNのものです。
アラブ湾岸の国カタールのアルジャジーラの放送では、その歓喜する
百人くらいの更に周りには、その数倍の民衆が取り囲んでいて、その人たちは、
歓声もあげず、拍手もせず、泣いている人たちもたくさんいたそうです。
アメリカの情報操作を感じます。
アルジャジーラのバクダット支局は、米軍に爆撃され、記者が一人
亡くなりました。アフガニスタン空爆の時も、アフガニスタンのアルジャジーラ
支局が爆撃されたことと合わせ考えると、米軍の意図的な爆撃、恫喝だと
考える方が自然だと、私は思います。
確かにフセインは極悪人です。イラク人を数十万人も殺害してきています。
国内の批判勢力に対しても。秘密警察と密告制による恐怖政治。
更にクルド人を20万人も虐殺してきました。生物兵器すら使って。
イラン・イラク戦争ではイラン軍に対しても使用しました。
対イラン、対クルドに生物兵器を使用してもアメリカは、黙認してきたのです。
そもそも対イランという限りで、アメリカや湾岸諸国はイラクに対して、
軍事援助、経済援助をしてきたのです。
しかし空爆では、一般市民も数多く死傷者が出ています。
イラク兵といっても、給料の為に軍にいる人たちも多いでしょう。
その圧倒的な軍事力で、アフガニスタンとイラクで、そういう人々数万人を
殺戮するアメリカ。
アメリカこそが最大のテロ国家ではないのですか。
アメリカこそが最大のならず者国家ではないのですか。
FF-X2 のED曲「1000の言葉」
だから、書店を徘徊していた時
「千のため息、千の涙、千の反乱、千の希望」という本の帯の文字に
目が止まりました。
クルドの古詩だそうです。
そういえば、ノアの箱舟が着いたという伝説の山、アララト山は、
クルドの聖なる山だそうですが、何となくガガザト山と響きが似てませんか?
イラン、イラク、トルコの3国にまたがって住むクルド民族について、
初めて知りました。その人口は2500万人から3000万人だそうです。
自分達の国を持たない最大の民族だそうです。
それぞれの国から迫害されてきました。百万とも二百万人とも言われる
くらい虐殺されてきました。その3国とアメリカにさんざん利用されてきました。
特にトルコでは、1000万人くらいも住んでいるのですが、トルコ政府は、
「トルコには、トルコ民族しかいない」と、クルド人の存在自体を認めません。
クルド語の使用すら認めていません。クルドに言及する政党は、ことごとく
非合法化されてきました。トルコ国内に5000あったクルドの村の内、
何と4500を燃やし尽くし、強制移住させました。
まるで、クルド民族そのものを、この世から抹殺しようとしているとしか
思えません。
こんなことが、21世紀現代で行われているんですね。
そんなトルコはNATO軍に加盟している訳です。
EU加盟申請もしてるんですが、さすがに、西洋諸国は、「トルコの人権問題」を
理由にトルコのEC加盟を認めていません。
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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劣化ウランの脅威
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:46 投稿番号: [137 / 5091]
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-jp0285.html#劣化ウラン
連合軍は湾岸戦争の際、その高濃度性のため理想的な武器となる劣化ウラン製の徹甲弾を使用した。イラク政府は近年、連合軍が使用した劣化ウラン弾が、イラク国内でのガンや先天性異常を引き起こす原因となってきたとの虚偽の主張を広めようとしている。イラクは、先天性の異常を持った子どもたちを写した衝撃的な写真を配布し、劣化ウランがその原因であると主張してきた。この政治的な運動には、プロパガンダとして2つの有利要素がある。
一般人は、ウラニウムという言葉に恐怖を覚えるため、この虚偽の主張が比較的通じやすいものとなっている。
反核活動家の国際的なネットワークが、劣化ウランの反対運動を独自に展開しており、イラクはこの組織網を利用することができた。
しかし、世界保健機関(WHO)、国連環境計画(UNEP)、および欧州連合(EU)の科学者らは、劣化ウランに被ばくしても健康に影響はないとしている。
しかし、こうした真実をもってしても、イラクの偽情報活動は止まることがない。ロンドンのアラビア語新聞「アルクッズ・アルアラビ」紙の2000年11月15日の報道によると、イラクはこの問題を追求するため、タリク・アジズ副首相の直接指揮下に「汚染の影響追跡のための中央委員会」と称する組織を設置した。同紙によれば、イラクのアブドアルワハブ・ムハマド・アルジュブリ少将を長とする、軍関係者や科学者等から成る作業グループが、データの作成や国際メディアのための視察ツアーを企画した。イラクは、劣化ウランの「悪影響」に関する国際会議を主催し、「専門家」を海外に派遣して、この問題について講演をさせている。その「専門家」の中には、イラクの「侵略的爆撃がもたらす汚染に関する委員会」の委員であるイラク人科学者モナ・カマス教授も含まれている。
イラクの化学兵器による医学的影響に関する事実
国営イラク通信のウェブサイトは、モスルの町に住む少年の無残な写真にリンクを張り、次のような解説を付けている。「われわれは人権擁護派に訴える。彼らの爆弾がイラクの子どもたちに何をしたか見よ。彼らはイラクに対する侵略に、劣化ウラン弾など国際的に禁止されている武器を使用している現実を見よ」。2000年11月、イラクの「アリフ・バ」誌は、母親が劣化ウランに被ばくしたため、「2つの頭を持ち、腕も3本」ある子どもが生まれたと報道した。
イラク各地で先天性異常やガンの発生が急増しているとするなら、それは、フセイン政権が1983年から1988年までの間にマスタードガスや神経ガスなどの化学兵器を使用したためである可能性が最も高い。サダム・フセインは、1980年から1988年まで続いたイラン・イラク戦争の際、イラク南部および北部に居住したイラン人に対し化学兵器を使用した。また、広く知られているように、北部の町ハラブジャでは、少数民族のクルド人に対し化学兵器を使用した。マスタードガスがガンを引き起こすことは以前から知られており、先天性異常の原因となることも強く疑われている。
医療遺伝学が専門のリバプール大学のクリスティーン・ゴスデン教授は、1998年、ハラブジャにおける先天性奇形や生殖能力、そしてガンに関する調査を行った。ゴスデン博士は次のように話した。「私が見た状況は、想像した以上にはるかにひどいものであった・・・。当時ハラブジャに住む人々の間では、不妊症、先天性奇形、ガン(皮膚、頭部、頸部、呼吸器系、胃腸管、乳房のガンおよび小児ガン)の発生率が、攻撃の10年後でさえも、3−4倍以上だった。白血病やリンパ球腫で死ぬ子どもたちの数が年々増え続けている。ハラブジャでは他地域に比べて、ガンの発生年齢がかなり低く、また悪性の腫瘍が多い」(注19)
ゴスデン博士はまた、ハラブジャで訪問した病院についてこう語る。「分娩室のスタッフによると、胎児に重度の奇形が発生している妊娠が非常に多い。胎児死亡、周産期死亡に加えて、乳児死亡も非常に多い。ハリビヤの女性の間では、こうした死亡例の発生頻度が、隣接するスレイマニアに比べ4倍以上高い。化学兵器攻撃の何年も後に生まれた子どもたちの間で、遺伝性の重度の先天性奇形が見られることは、こうした化学兵器物質の影響が世代を超えて受け継がれていることを示している」(注20)
スレイマニア大学のフアド・ババン医学部長によると、「(ハラブジャ)における先天性異常の発生率は、広島と長崎における原爆投下後の人口に占める発生率の4−5倍である。この町の死産、流産の発生率は、さらに深刻である。成人や子どもの間でも、珍しいガンや悪性のガンも、世界で最も高い率で発
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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劣化ウランの脅威
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:46 投稿番号: [137 / 5091]
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-jp0285.html#劣化ウラン
連合軍は湾岸戦争の際、その高濃度性のため理想的な武器となる劣化ウラン製の徹甲弾を使用した。イラク政府は近年、連合軍が使用した劣化ウラン弾が、イラク国内でのガンや先天性異常を引き起こす原因となってきたとの虚偽の主張を広めようとしている。イラクは、先天性の異常を持った子どもたちを写した衝撃的な写真を配布し、劣化ウランがその原因であると主張してきた。この政治的な運動には、プロパガンダとして2つの有利要素がある。
一般人は、ウラニウムという言葉に恐怖を覚えるため、この虚偽の主張が比較的通じやすいものとなっている。
反核活動家の国際的なネットワークが、劣化ウランの反対運動を独自に展開しており、イラクはこの組織網を利用することができた。
しかし、世界保健機関(WHO)、国連環境計画(UNEP)、および欧州連合(EU)の科学者らは、劣化ウランに被ばくしても健康に影響はないとしている。
しかし、こうした真実をもってしても、イラクの偽情報活動は止まることがない。ロンドンのアラビア語新聞「アルクッズ・アルアラビ」紙の2000年11月15日の報道によると、イラクはこの問題を追求するため、タリク・アジズ副首相の直接指揮下に「汚染の影響追跡のための中央委員会」と称する組織を設置した。同紙によれば、イラクのアブドアルワハブ・ムハマド・アルジュブリ少将を長とする、軍関係者や科学者等から成る作業グループが、データの作成や国際メディアのための視察ツアーを企画した。イラクは、劣化ウランの「悪影響」に関する国際会議を主催し、「専門家」を海外に派遣して、この問題について講演をさせている。その「専門家」の中には、イラクの「侵略的爆撃がもたらす汚染に関する委員会」の委員であるイラク人科学者モナ・カマス教授も含まれている。
イラクの化学兵器による医学的影響に関する事実
国営イラク通信のウェブサイトは、モスルの町に住む少年の無残な写真にリンクを張り、次のような解説を付けている。「われわれは人権擁護派に訴える。彼らの爆弾がイラクの子どもたちに何をしたか見よ。彼らはイラクに対する侵略に、劣化ウラン弾など国際的に禁止されている武器を使用している現実を見よ」。2000年11月、イラクの「アリフ・バ」誌は、母親が劣化ウランに被ばくしたため、「2つの頭を持ち、腕も3本」ある子どもが生まれたと報道した。
イラク各地で先天性異常やガンの発生が急増しているとするなら、それは、フセイン政権が1983年から1988年までの間にマスタードガスや神経ガスなどの化学兵器を使用したためである可能性が最も高い。サダム・フセインは、1980年から1988年まで続いたイラン・イラク戦争の際、イラク南部および北部に居住したイラン人に対し化学兵器を使用した。また、広く知られているように、北部の町ハラブジャでは、少数民族のクルド人に対し化学兵器を使用した。マスタードガスがガンを引き起こすことは以前から知られており、先天性異常の原因となることも強く疑われている。
医療遺伝学が専門のリバプール大学のクリスティーン・ゴスデン教授は、1998年、ハラブジャにおける先天性奇形や生殖能力、そしてガンに関する調査を行った。ゴスデン博士は次のように話した。「私が見た状況は、想像した以上にはるかにひどいものであった・・・。当時ハラブジャに住む人々の間では、不妊症、先天性奇形、ガン(皮膚、頭部、頸部、呼吸器系、胃腸管、乳房のガンおよび小児ガン)の発生率が、攻撃の10年後でさえも、3−4倍以上だった。白血病やリンパ球腫で死ぬ子どもたちの数が年々増え続けている。ハラブジャでは他地域に比べて、ガンの発生年齢がかなり低く、また悪性の腫瘍が多い」(注19)
ゴスデン博士はまた、ハラブジャで訪問した病院についてこう語る。「分娩室のスタッフによると、胎児に重度の奇形が発生している妊娠が非常に多い。胎児死亡、周産期死亡に加えて、乳児死亡も非常に多い。ハリビヤの女性の間では、こうした死亡例の発生頻度が、隣接するスレイマニアに比べ4倍以上高い。化学兵器攻撃の何年も後に生まれた子どもたちの間で、遺伝性の重度の先天性奇形が見られることは、こうした化学兵器物質の影響が世代を超えて受け継がれていることを示している」(注20)
スレイマニア大学のフアド・ババン医学部長によると、「(ハラブジャ)における先天性異常の発生率は、広島と長崎における原爆投下後の人口に占める発生率の4−5倍である。この町の死産、流産の発生率は、さらに深刻である。成人や子どもの間でも、珍しいガンや悪性のガンも、世界で最も高い率で発
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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imonoyamashoutemgaiさんは本屋さん?
投稿者: yamanikazegafuku 投稿日時: 2004/05/04 10:44 投稿番号: [136 / 5091]
あの〜imonoyamoshotemgaiさんは
一晩中、イラク関連の、本の紹介を
していたみたいですけど、本屋さんですか?
ここで、本の宣伝をしてはいけません。
yahoo規約にも書いてありますよ!
これは メッセージ 135 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/136.html
「人は放射線になぜ弱いか」②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:37 投稿番号: [135 / 5091]
筆者に一つ苦言を呈させて頂ければ、DNA修復酵素群とp53に対する
評価です。
私も心から感動するシステムなのですが、残念ながら万能ではありません。
1.DNA修復酵素群でも修復ミスを犯すこと。
2.p53もまたタンパクですので、p53というタンパクを生み出す命令を
出すDNA部分が存在します。そのDNA部分を損傷された場合、p53が
生み出されず、細胞自死(アポトーシス)が行われません。
(1個のタンパク質を指令する遺伝子は2個存在しますが)
アポトーシスしなくなった細胞、これがガン細胞ですね。
「少しの放射線は心配無用」というテーゼに対して、
ある限定性に於いては、理解できます。
低レベル放射線が、
<人体の約60兆個の細胞に、ランダムに、つまり同じ箇所に連続して放射し
続けるのでなければ>、という限定性です。
劣化ウラン弾に使用されているウラン238の放射能被害は、確かに、低レベ
ル放射線です。
本来的には、ウランは水溶性ですので、体内に摂取されても水分に溶けて、
運ばれ、20時間程度で体外に排出されます。
ウラン238はアルファ線を発します。
アルファ線は、陽子2個と中性子2個の質量4、つまりヘリウムの原子核です。
ベータ線は、電子です。陽子は、電子の1833倍。その4倍とは7332倍。
アルファ線はベータ線の7332倍の質量を持ちます。
(陽子の質量 mp = 1.67×10-27 (kg))
(電子の質量 me = 9.11×10-31 (kg))
(陽子と中性子の質量差は無視します)
アルファ線はその質量の為に通過力は極端に弱いです。
紙一枚あれば遮断できます。
空気中をわずか数センチしか進めません。空気中の他の分子と衝突し、そのエネ
ルギーを使い果たすからです。
人体中ではわずか1ミリも進めません。体内の水分子や他の高分子と衝突し、
そのエネルギーを使い果たすからです。
通過力が弱いとは、危険がないのではなく、その反対に、ミクロン単位のごく
狭い範囲にその高エネルギーを使い果たすという意味で強力なのです。
劣化ウラン弾のウラン238の被害については、
1.不溶解性のセラミック状化している
2.タバコの煙程度の大きさの粒子は、肺胞の奥底に入り込み、数年〜永久に
残留し続ける。
(2.5〜5ミクロン以下の大きさのもの。それ以上の大きさのものは滞留
期間は短くなっていく)
3.高エネルギーのアルファ線を
4.数ナノ、数十ナノ、数百ナノメートル程度の周囲の細胞に放射し続ける。
5.しかもその半減期は約44.7億年
6.更にウラン238から生まれる娘や孫元素も放射線を発し続ける。
強力なアルファ線といえども、一過性、つまりランダムに周囲の細胞を傷つけ
るだけであるならば、DNA修復酵素群が修復してくれるでしょう。
それでも駄目ならp53がいますし。
しかし、一つ所で連続的に放射されれば、たまったものではありません。
これを「ホット・パーティクル」と呼ぶそうです。
DNA修復酵素群の修復複製の期間は、約10〜15時間だそうです。
この期間は、「確定的突然変異」を含む損傷に対する複製中の細胞の感受性は
極めて高いそうです。
DNA修復中は、DNAの二重鎖を部分的にほどいている状態ですから、
放射線に対して極めて脆弱な状態、つまり放射性感受性が高い訳ですね。
ワンヒット目を受けて修復中の所へ、ツーヒット目、スリーヒット目と連続的に
照射され続けると、修復ミスが起こる確率はかなり高まるそうです。
まあそうでしょうね。
劣化ウラン弾のウラン238は、確かに低レベル放射線なのですが、
1.肺胞の奥底等に定着し、(他にも胃腸系、肺リンパ節等)
2.数ナノから、数十、数百ナノメートル単位の周囲の細胞のみに
3.強力なアルファ線を発し続ける。
という意味に於いて、
「低レベル放射線ではあるけれども、心配無用とは言えない」
いや、それどころか、かなり危険である。
というのが、現在の私の考えです。
筆者は、「アルファ線の体内被曝」という問題については、何も記述していま
せんし、それを想定して記述してもいません。
まあそれは無いものねだりだと思われます。
1991年の湾岸戦争で初めて劣化ウラン弾が使用され、その被害についての
研究は、まだまだ始まったばかりなのだからです。
ちなみに、重金属毒性については、割愛しました。
放射性毒性と重金属毒性の複合作用・相乗効果は、予想以上であったという研究
報告もなされています。
これは メッセージ 134 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/135.html
「人は放射線になぜ弱いか」①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:34 投稿番号: [134 / 5091]
「人は放射線になぜ弱いか:少しの放射線は心配無用」
(ブルーバックス)
冒頭の寺田寅彦の
「ものを怖がらな過ぎたり、
怖がり過ぎたりするのはやさしいが、
正当に怖がることはなかなかむつかしい。」
という言葉には同感致します。
放射線に対して「正しく怖がる」ということだと思います。
私は「放射線」と聞けば、それだけで「怖い」と感じてきました。
筆者も「日本人には放射能を過敏なまでに危険に思う理由がある。」
広島長崎の経験とビキニ実験(第五福竜丸)の経験だと。
私も全く同様でした。
それでいて他方、日本人はお風呂や温泉好きで、平気でラジウム温泉やラドン
温泉を楽しんでいます。
放射線医療は既に無くてはならないものになっていますし、今後は更に広く
利用されていくものと思われます。
お馴染みのエックス線=レントゲン、CTスキャン、放射線治療、、、
また、民生用機器にも利用されています。
私達は日々放射線を受け続けています。
<自然放射線>
・宇宙線
・大地放射線(地殻内の放射性同位体元素からの放射線)
・体内から(食物や呼吸により摂取したカリウム、ラドン等の放射性同位体元素
例えば、必須ミネラルであるカリウムは体内に常に体重の0.2%存在する。
その内の一万分の一のカリウムの放射性同位体元素も含まれる。
体重が50キロだとすると、50キロ×0.002×0.0001=0.01
グラム。
これは3000ベクレル、つまり毎秒3000個の放射線粒子を浴びている訳で
す。
しかし、生物の体内には、何重もの防護システムがあります。
DNA修復酵素群です。
たとえ、放射線によりDNAを傷つけられても、それを修復するシステムがある
ということ。
しかも、DNA修復が不可能と判断するp53タンパクは、その細胞に細胞
自死(アポトーシス)を命じて、体全体を守ります。
(筆者は、「放射線の傷害作用の主因はDNAに2本鎖切断ができること)
(である」と書いています。2本鎖切断は修復がかなり難しいのでアポトー)
(シスを指令するに至る場合も多いです。)
まさに驚嘆すべき驚異のシステムです。
唯物論者たらんとする私にとっても、まさに「神の手」によるものとしか感じ
得ないような感動的な仕組みです。
ちなみに、本書では書かれていませんが、不幸にしてがん細胞が生まれても、
今度は免疫細胞群が闘ってくれます。
ヤクルトのTVCMで観たのですが、がん細胞を免疫細胞マクロファージが
バクバク食っているのを観ました。
その日以来、私は毎日ヤクルトを飲んでいます。
(※註:私はヤクルトの回し者ではありませんが、、、)
ということで、自然放射線程度の低レベル放射線に対しては、人体の防御
システムがあるということでは、異存はありません。
しかし、筆者も認めているように、危険性はゼロにはなりません。
例えば、0.025%の発がん率上昇と言われても、個人にとっては、安全と
同義です。しかし、1億人にとっては、0.025%は2万5千人になり、無視
できません。つまり、「確率的被害」なのです。
放射線が影響を与えるのは、DNAだけではありません。
もっと大きな種々の細胞組織にも影響を与えます。
1個の細胞の中のDNAは約30億あり、その内、現在その意味が分かっている
ものは、つまり遺伝子は、わずか6.6%だそうです。
残りは(もう)意味がないか、まだ意味が分かっていないものです。
つまり、運悪く、決定的なDNAに放射線を受けた場合、不運としか言いよう
がないのですが、やはり不運な出来事に遭遇してしまいます。
同じ放射線量を受けても、その場所(放射性感受性の高い・低い)、同じ人で
も体調の状態、等々、、、、
たまたま細胞分裂している場所に、たまたま重要なDNA部位に、、、等々、、
もう確率の世界ですね。
1個の細胞中のDNAの数は、約30億。
細胞分裂時にコピーミスがたったの3個程度生じるそうです。
このコピーミスは、もうどうしようもありません。
(自然突然変異)
更にちなみにガン細胞が生まれる原因には、
・放射線
・化学物質
・ウィルス
・生命活動に伴う活性酸素
等々があります。
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/134.html
「人は放射線になぜ弱いか」
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:34 投稿番号: [134 / 5091]
「人は放射線になぜ弱いか:少しの放射線は心配無用」
(ブルーバックス)
冒頭の寺田寅彦の
「ものを怖がらな過ぎたり、
怖がり過ぎたりするのはやさしいが、
正当に怖がることはなかなかむつかしい。」
という言葉には同感致します。
放射線に対して「正しく怖がる」ということだと思います。
私は「放射線」と聞けば、それだけで「怖い」と感じてきました。
筆者も「日本人には放射能を過敏なまでに危険に思う理由がある。」
広島長崎の経験とビキニ実験(第五福竜丸)の経験だと。
私も全く同様でした。
それでいて他方、日本人はお風呂や温泉好きで、平気でラジウム温泉やラドン
温泉を楽しんでいます。
放射線医療は既に無くてはならないものになっていますし、今後は更に広く
利用されていくものと思われます。
お馴染みのエックス線=レントゲン、CTスキャン、放射線治療、、、
また、民生用機器にも利用されています。
私達は日々放射線を受け続けています。
<自然放射線>
・宇宙線
・大地放射線(地殻内の放射性同位体元素からの放射線)
・体内から(食物や呼吸により摂取したカリウム、ラドン等の放射性同位体元素
例えば、必須ミネラルであるカリウムは体内に常に体重の0.2%存在する。
その内の一万分の一のカリウムの放射性同位体元素も含まれる。
体重が50キロだとすると、50キロ×0.002×0.0001=0.01
グラム。
これは3000ベクレル、つまり毎秒3000個の放射線粒子を浴びている訳で
す。
しかし、生物の体内には、何重もの防護システムがあります。
DNA修復酵素群です。
たとえ、放射線によりDNAを傷つけられても、それを修復するシステムがある
ということ。
しかも、DNA修復が不可能と判断するp53タンパクは、その細胞に細胞
自死(アポトーシス)を命じて、体全体を守ります。
(筆者は、「放射線の傷害作用の主因はDNAに2本鎖切断ができること)
(である」と書いています。2本鎖切断は修復がかなり難しいのでアポトー)
(シスを指令するに至る場合も多いです。)
まさに驚嘆すべき驚異のシステムです。
唯物論者たらんとする私にとっても、まさに「神の手」によるものとしか感じ
得ないような感動的な仕組みです。
ちなみに、本書では書かれていませんが、不幸にしてがん細胞が生まれても、
今度は免疫細胞群が闘ってくれます。
ヤクルトのTVCMで観たのですが、がん細胞を免疫細胞マクロファージが
バクバク食っているのを観ました。
その日以来、私は毎日ヤクルトを飲んでいます。
(※註:私はヤクルトの回し者ではありませんが、、、)
ということで、自然放射線程度の低レベル放射線に対しては、人体の防御
システムがあるということでは、異存はありません。
しかし、筆者も認めているように、危険性はゼロにはなりません。
例えば、0.025%の発がん率上昇と言われても、個人にとっては、安全と
同義です。しかし、1億人にとっては、0.025%は2万5千人になり、無視
できません。つまり、「確率的被害」なのです。
放射線が影響を与えるのは、DNAだけではありません。
もっと大きな種々の細胞組織にも影響を与えます。
1個の細胞の中のDNAは約30億あり、その内、現在その意味が分かっている
ものは、つまり遺伝子は、わずか6.6%だそうです。
残りは(もう)意味がないか、まだ意味が分かっていないものです。
つまり、運悪く、決定的なDNAに放射線を受けた場合、不運としか言いよう
がないのですが、やはり不運な出来事に遭遇してしまいます。
同じ放射線量を受けても、その場所(放射性感受性の高い・低い)、同じ人で
も体調の状態、等々、、、、
たまたま細胞分裂している場所に、たまたま重要なDNA部位に、、、等々、、
もう確率の世界ですね。
1個の細胞中のDNAの数は、約30億。
細胞分裂時にコピーミスがたったの3個程度生じるそうです。
このコピーミスは、もうどうしようもありません。
(自然突然変異)
更にちなみにガン細胞が生まれる原因には、
・放射線
・化学物質
・ウィルス
・生命活動に伴う活性酸素
等々があります。
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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>イラクに原爆を
投稿者: YBNO1 投稿日時: 2004/05/04 10:30 投稿番号: [133 / 5091]
正気ですか?
当時、日本に原爆を落とさなくても抵抗する戦力がないことは米に分かっていた。しかし、戦後の米ソ対立を視野に、米がソ連より優位であることを誇示するために原爆は落とされた。
現在は日米は同盟国であるが、このことは忘れてはならないと思う。
と同時に、今度は日本に水爆ミサイルを向けている中国に注意する必要がある。
中国が日本に水爆を落としたら、米は報復するだろうか?極めて疑問である。
また、中国の核管理はどうなっているのだろうか?誤射はないのか?
そんな国に援助するなど、納税者への説明責任を果たしてもらいたい。
日本を敵国扱いする国連への分担金についても同様だ。
これは メッセージ 22 (hentinpocoider さん)への返信です.
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「放射能兵器劣化ウラン:核の戦場」②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 10:20 投稿番号: [132 / 5091]
自軍戦車には、劣化ウランの装甲板を取り付けている。
95年沖縄の鳥島で劣化ウラン弾を射爆。
「米軍はソマリアでも劣化ウラン弾を使用」(ドイツのシュピーゲル紙)
米軍は「劣化ウランからの放射線はテレビ並み」の弱いものである発表し、
日本政府はそれをオウム返しに宣伝している。確かに塊となっている金属状態で
はそのように表現できる。しかし微粒子となった場合は、たちまち悪魔の申し子
のような存在になる。
塊状態では放射されたアルファ線の大部分が他の原子により遮蔽されて、外に
出ないのに対して、微粉末になれば全てのアルファ線が外に打ち出される。
化学反応は表面積に比例して進むので、微粉末になった場合の全表面積は金属の
塊だった場合の表面積に対して桁違いに大きくなる。
化学毒も微粒子になって全面的に解放される。
劣化ウランが標的に激突すると、その運動エネルギーは標的に穴を開ける
「仕事」と「熱」に変わる。
劣化ウランは熱せられると燃え、また穴を穿つさいに激しく摩擦されることに
よって砕け散った破片は空気中で激しく発火する。
直径10マイクロメートルの酸化ウランの微粒子が体内に入った場合、
この微粒子からは約1分に1個程のアルファ線の放射がある。
アルファ線は0.1ミリに満たない距離内で止められる。このたった1個の劣化
ウラン微粒子が体内に形成する放射線のホットスポットの年間被曝量は、およそ
100シーベルトに達し、制限値の10万倍もの値になる。
この微粒子たった1個で発ガンの危険が十分にある。
・<第三章
核燃料サイクルと劣化ウラン>
天然ウランは、ウラン238が約99.3%、ウラン235が約0.7%。
原発で使うために、ウラン235の濃度を高める。(濃縮)
この放射性廃棄物が劣化ウラン。
100トンの天然ウランから、濃縮ウランは約15トン、残りの約85トンが
劣化ウラン。
ちなみに、日本の原発から出る劣化ウランは英国核燃料会社(BNFL)に
無償で譲渡される。
そして、日本からの劣化ウランもまた戦場で使われている。
(関西電力は、「分からない」と答えている。しかし、BNLFは、別に日本か
らの物を区別して保管してはいない)
ウラン238は、アルファ線(ヘリウムの原子核:質量4)を放出して、
質量234のトリウムになる。
更にトリウム230、ラジウム226、ラドン222と放射性崩壊していき、
最後に鉛206となって安定する。
(平衡状態=永続平衡)
この段階では、もともとのウラン238の放射線量の5倍以上。
国連人権小委員会は劣化ウラン弾の使用中止を勧告。
・<第四章
身近にあらわれる劣化ウラン>
航空機の劣化ウラン部品
85年日本航空機事故・御巣鷹山
ボーイング747ジャンボジェットには約240キロの劣化ウランが使用され
ていた。
(水平尾翼のカウンターウェイト等)
日本航空は95年、全機体から劣化ウランを取り除き、タングステンに交換。
コソボで使用された劣化ウランを分析したところ、天然には存在しない
ウラン236やプルトニウム239も検出された。
プルトニウム239はウラン238の18万倍もの放射性毒性を持つ。
これら天然には存在しない放射性物質が存在していたのは、再処理された放射性
廃棄物が混入されていたとしか考えられない。
99年、米国エネルギー省は、「53年から64年までの間、回収ウランが
濃縮ウランに」混ざったことを認めている。
検出されたのは、全体の0.002〜0.004%とごくわずかである。
全体からすれば、ごくごくわずかな量ではあるが、人体内に入った場合、事情は
一変する。
体内でウラン238の18万倍の放射線を発し続けるからだ。
バンカーバスター、巡航ミサイルには、「突入体」として「密度の高い金属」と
公表されている。正体は秘密とされている。
しかし、強化コンクリートで防護した設備を破壊・貫通するためには、考えられ
るのは、劣化ウランか、タングステンしか考えられない。しかし、
・タングステンは融点が3000度を超える。
・加工性が悪い。
・価格が高い。
・主な生産地が中国。
(軍事戦略兵器を中国に押さえられるのは軍事戦略上マズイ、、、、)
ラムズフェルド国務長官は、アフガン戦争中に劣化ウランなどの放射性物質を
発見したことを認めた。
アフガニスタンには古代からカレーズ(地下隧道)と呼ばれる地下水道が縦横に
張り巡らされている。
これが劣化ウランに汚染されれば、恐ろしいことになる。
ウランは水溶性が高い、つまり
これは メッセージ 130 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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↓
投稿者: rtnhbwber 投稿日時: 2004/05/04 09:56 投稿番号: [131 / 5091]
めんどうなので、よんでない。
よみやすく投稿してください^^
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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「放射能兵器劣化ウラン:核の戦場」①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:25 投稿番号: [130 / 5091]
「放射能兵器
劣化ウラン:核の戦場
ウラン汚染地帯」
(劣化ウラン研究会:技術と人間)2500円+税
・<第一章
危険な劣化ウラン弾>
米英軍は危険性を知っている。
米陸軍環境政策報告(95年6月)「現在のところ劣化ウラン弾に内在する
化学的・放射線的毒性を有効に減少させる方法は存在しない」
米英海軍では、劣化ウラン弾の使用を中止し、タングステン弾に切り替えた。
91年の湾岸戦争後、イラク南部では、遺伝子欠損による先天性形成異常を持つ
幼児の誕生は、戦前の8%から28%に増加。
湾岸戦争に参加した米兵のうち、25万人強が健康被害を訴え、治療を要求して
いる。
汚染地区に入った米兵の43%に相当する。
18万2千人が疾病・障害補償を請求している。この内、9千人以上が既に亡く
なっている。
当人だけでなく、家族にも被害は広がっている。
ガルフウォー・ベビーと呼ばれる。
ミシシッピー州の退役兵2世の67%もが障害を持って生まれた。
湾岸戦争帰還兵の英兵2万9千人の内、8千人が健康障害を訴えている。
既に5百人以上が亡くなっている。
ボスニア、コソボ空爆による被害。ハジッチ住民の10%がガンで死亡。
劣化ウラン弾の射爆場がある米国メリーランド州ボルティモアでは、ガンの
罹患率が毎年全米で3〜5位。
この基地の風下のデラウェア州のガン死亡率は全米1位。
地球上の離れた2地域(イラクとボスニア・コソボ)、条件の異なる4集団
(イラク住民、湾岸戦争帰還兵、ボスニア・コソボ住民、NATO軍帰還兵)
だけを取り上げても、これだけ共通する疾病がでている。
この全部に共通する条件は、劣化ウラン弾以外に考えられない。
セラミックウラン(不溶解性ウラン)
劣化ウラン弾が戦車などを貫通する際に生まれる劣化ウラン粒子は、
セラミック状になり、体外に出されるのに10〜20年かかる。
微粒子が5ミクロン以下だと半永久的に肺に留まる。
溶解性のウランなら20時間で尿とともに体外に排出される。
劣化ウランは放射性毒と化学毒をあわせ持つ。複合し、相乗作用を及ぼす。
米陸軍環境政策報告AEPI:「劣化ウラン酸化物を含む煙霧は、風下地域を
汚染する可能性がある。
また、劣化ウラン酸化物によって汚染された装備は、その酸化物が再び浮遊し、
吹き飛ばされ、洗われ、または移動途中で落下するため、汚染源となりうる」
フランスは、かつては劣化ウラン弾を使用していたが、現在は使用していない。
劣化ウラン弾に汚染された米戦車等の移送・クリーンアップ作業の指揮を
とったダグラス・ロッキー物理学博士(米陸軍少佐)は、「たった24台の汚染
された車輌だけで3年間の時間と数百万ドルがかかった。
イラクやユーゴに放置されている何千という汚染車輌のクリーンアップには、
どれ程のお金と労力が必要とされているのだろう。」
「二度と戦闘にウランを使うな、売らせるな。全ての汚染地域の完全なクリーン
アップと全ての被害者への医療補償を」と、自身もその作業過程で病魔に犯され
た身で強く訴えている。
コソボのアルバニア系住民は、劣化ウラン弾を拾い集めている。
住民達はNATO軍は解放軍だと思っているので、NATO軍の言い分
(「劣化ウラン弾は安全」)を信じ切っていて、危険だなどと考えもしない。
2001年国連環境計画(UNEP)は、コソボで発見された劣化ウラン弾を
分析したところ、プルトニウム239が含まれていたと発表。
他にプルトニウム240やウラン236も。
国連環境計画(UNEP)は、天然には存在しないこれらの超ウラン元素が検出
された理由として、劣化ウランの原料に、原発の使用済み核燃料を再処理して
得られたウランを、一部使ったためではないかとしている。
・<第二章
劣化ウラン弾とは(劣化ウランの軍事転用)>
ボスニア症候群
ボスニハで、ギリシャ軍は、「劣化ウラン弾の健康への影響に不安を感じる
者には帰国を認める」と通告。
欧州議会は劣化ウラン弾の使用停止を求める動議を賛成多数で可決。
通常の銃弾では戦車の装甲板を打ち抜くことはできないが、劣化ウラン弾は、
鋼鉄の装甲を「豆腐に槍を突き刺す」かのように打ち抜く。
内部に飛び込むときには装甲板との摩擦熱により劣化ウランが溶ける。
空気中に溶けた高温(1133度以上)の劣化ウランが飛び散り、一瞬のうちに
発火し燃焼する。
燃焼により3000度にも達するために、戦車内部の砲弾や燃料が誘爆を起こし
てしまう。
劣化ウラン弾を「徹甲焼夷弾」とも呼ぶのは、このためである。
内
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「放射能兵器劣化ウラン:核の戦場」
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:25 投稿番号: [130 / 5091]
「放射能兵器
劣化ウラン:核の戦場
ウラン汚染地帯」
(劣化ウラン研究会:技術と人間)2500円+税
・<第一章
危険な劣化ウラン弾>
米英軍は危険性を知っている。
米陸軍環境政策報告(95年6月)「現在のところ劣化ウラン弾に内在する
化学的・放射線的毒性を有効に減少させる方法は存在しない」
米英海軍では、劣化ウラン弾の使用を中止し、タングステン弾に切り替えた。
91年の湾岸戦争後、イラク南部では、遺伝子欠損による先天性形成異常を持つ
幼児の誕生は、戦前の8%から28%に増加。
湾岸戦争に参加した米兵のうち、25万人強が健康被害を訴え、治療を要求して
いる。
汚染地区に入った米兵の43%に相当する。
18万2千人が疾病・障害補償を請求している。この内、9千人以上が既に亡く
なっている。
当人だけでなく、家族にも被害は広がっている。
ガルフウォー・ベビーと呼ばれる。
ミシシッピー州の退役兵2世の67%もが障害を持って生まれた。
湾岸戦争帰還兵の英兵2万9千人の内、8千人が健康障害を訴えている。
既に5百人以上が亡くなっている。
ボスニア、コソボ空爆による被害。ハジッチ住民の10%がガンで死亡。
劣化ウラン弾の射爆場がある米国メリーランド州ボルティモアでは、ガンの
罹患率が毎年全米で3〜5位。
この基地の風下のデラウェア州のガン死亡率は全米1位。
地球上の離れた2地域(イラクとボスニア・コソボ)、条件の異なる4集団
(イラク住民、湾岸戦争帰還兵、ボスニア・コソボ住民、NATO軍帰還兵)
だけを取り上げても、これだけ共通する疾病がでている。
この全部に共通する条件は、劣化ウラン弾以外に考えられない。
セラミックウラン(不溶解性ウラン)
劣化ウラン弾が戦車などを貫通する際に生まれる劣化ウラン粒子は、
セラミック状になり、体外に出されるのに10〜20年かかる。
微粒子が5ミクロン以下だと半永久的に肺に留まる。
溶解性のウランなら20時間で尿とともに体外に排出される。
劣化ウランは放射性毒と化学毒をあわせ持つ。複合し、相乗作用を及ぼす。
米陸軍環境政策報告AEPI:「劣化ウラン酸化物を含む煙霧は、風下地域を
汚染する可能性がある。
また、劣化ウラン酸化物によって汚染された装備は、その酸化物が再び浮遊し、
吹き飛ばされ、洗われ、または移動途中で落下するため、汚染源となりうる」
フランスは、かつては劣化ウラン弾を使用していたが、現在は使用していない。
劣化ウラン弾に汚染された米戦車等の移送・クリーンアップ作業の指揮を
とったダグラス・ロッキー物理学博士(米陸軍少佐)は、「たった24台の汚染
された車輌だけで3年間の時間と数百万ドルがかかった。
イラクやユーゴに放置されている何千という汚染車輌のクリーンアップには、
どれ程のお金と労力が必要とされているのだろう。」
「二度と戦闘にウランを使うな、売らせるな。全ての汚染地域の完全なクリーン
アップと全ての被害者への医療補償を」と、自身もその作業過程で病魔に犯され
た身で強く訴えている。
コソボのアルバニア系住民は、劣化ウラン弾を拾い集めている。
住民達はNATO軍は解放軍だと思っているので、NATO軍の言い分
(「劣化ウラン弾は安全」)を信じ切っていて、危険だなどと考えもしない。
2001年国連環境計画(UNEP)は、コソボで発見された劣化ウラン弾を
分析したところ、プルトニウム239が含まれていたと発表。
他にプルトニウム240やウラン236も。
国連環境計画(UNEP)は、天然には存在しないこれらの超ウラン元素が検出
された理由として、劣化ウランの原料に、原発の使用済み核燃料を再処理して
得られたウランを、一部使ったためではないかとしている。
・<第二章
劣化ウラン弾とは(劣化ウランの軍事転用)>
ボスニア症候群
ボスニハで、ギリシャ軍は、「劣化ウラン弾の健康への影響に不安を感じる
者には帰国を認める」と通告。
欧州議会は劣化ウラン弾の使用停止を求める動議を賛成多数で可決。
通常の銃弾では戦車の装甲板を打ち抜くことはできないが、劣化ウラン弾は、
鋼鉄の装甲を「豆腐に槍を突き刺す」かのように打ち抜く。
内部に飛び込むときには装甲板との摩擦熱により劣化ウランが溶ける。
空気中に溶けた高温(1133度以上)の劣化ウランが飛び散り、一瞬のうちに
発火し燃焼する。
燃焼により3000度にも達するために、戦車内部の砲弾や燃料が誘爆を起こし
てしまう。
劣化ウラン弾を「徹甲焼夷弾」とも呼ぶのは、このためである。
内
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「イラクの中心でバカと叫ぶ」橋田信介
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:19 投稿番号: [129 / 5091]
「イラクの中心でバカと叫ぶ」
(橋田信介:アスコム:1500円・税別)
フォトジャーナリストの橋田氏のイラク突入記です。
痛快ドタバタ活劇というノリが面白かったです。
偽造ビザで入国し、強制退去させられても、何と日本人ムジャヒディンとして
しっかり再入国するというのは、とっても面白いですね。
なんともはや、ベテランの現場での臨機応変というか、冒険野郎マクガイバー
のように、ピンチを何とか乗り切るという器量が凄いです。敬服いたします。
出てくるイラク人のほとんどが、ワイロを当然のことのように要求するのも
印象に残りました。
・巻頭座談会:戦場でジャーナリストは詐欺師になる
不肖宮嶋氏と勝谷氏との座談会
・偽造ビザ作戦
なんと偽造ビザでイラクに入国
「アジアの農耕世界とアラブの遊牧世界では思考方法がまったく違う
問い詰めると、農耕社会では沈黙、遊牧社会ではウソを教える」(p.65)
「パシャンという建物をたたく音が聞こえる。劣化ウラン弾を落としているの
だろう。貫通力が強いから、頑丈なビルでもダメージが大きい」(p.127)
「ベトナム戦争などと比べると米軍の爆撃ははるかに正確なのだが、
やはり誤爆はまぬがれない」(p.141)
人間の盾は「事実上の軟禁状態。人間の盾ではなく、人間の檻」(p.148)
情報省への爆撃に対しては、「それにしても米軍の爆撃の精度に驚く。
アンテナは情報省とキリスト教会にはさまれた狭い地域にあった。それを、
ただ一発だけのピンポイント爆弾で破壊したのだから。「国連査察委員会の
メンバーが、前もって誘導装置をしかけていたんじゃないの」「そうかもなー、
たった一発だったもんねー」」(p.151)
「戦争前から国連による「査察委員会」という合法的組織がハナ毛からケツの
アナまで調べ上げている。委員会のメンバーには、アメリカのプロの軍事専門
家も入っていただろう。戦う相手国の軍事機密を前もってすべて手に入れてい
たのだから。それも一年近くかけて。今度の戦争は、前もって相手国の軍事情
報をすべて調べ上げている前代未聞の戦争である。それほどバカげた戦争。
これはまともな戦争ではなく、ネコが、死んでいるネズミをもてあそんでいる
だけ」(p.152)
「爆撃は続いていますが、炎が立たない、どうしてでしょう?
火薬の調合でしょう、硝酸を少なくしているのでしょう」(p.162)
「最初の本格的な爆撃は、バクダッド市民に心理的ダメージを与えるために、
意識的に炎が燃え立つ爆弾を投下したのだろう。それから後の爆撃は、本当に
効果が上がる貫通爆弾を投下しているのだろうと推測する」(p.162)
イラクから強制退去させられ、シリアのダマスカスに戻る。
しかし、シリアのダマスカスのイラク大使館でイスラム義勇兵ムジャヒディンを
見かけるや、日本人ムジャヒディンとしてビザを取得する。
なんともはや、よくやるよなぁ〜と感心させられる。
「B52による絨毯爆撃の跡だ。ベトナム戦争のハノイで見た光景と同じだった
。」「ひどいな」人口密集地域にも絨毯爆撃を加えたのだ」(p.231)
「ブッシュは嫌い。でもフセインよりは、いいかも」
「アメリカによって、新しい平和と繁栄の時代が来るかもしれない。そう期待
しているのだろう。だから米軍の爆撃に対しても「生みの苦しみ」として、
ある程度許しているのだろう」(p.233)
「今度の戦争で米軍は従軍記者を募った。これは事実上、敵と味方のジャーナリ
ストを区別するという意味となる。米軍のこの記者会見は、今後の記者活動に
対する新しい恫喝と警告でもある。今後は敵側からの取材はさせないという
米軍の決意表明にもなる」(p.238)
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/129.html
「イラク戦争の30日」豊田直己②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:18 投稿番号: [128 / 5091]
「イラクの情報管理に代わって、これからはアメリカの情報操作の駒に使われる
可能性があるということだ。その象徴は、「サダム像引き倒し」だろう」
(p.128)
「バグダッド陥落前には不発弾を処理する消防のレスキュー隊がいた。今、無政
府状態の中では、警察ばかりか、公共交通も消防もなくなってしまった。誰が
責任を取るのだろう」(p.146)
「『アリババ(略奪者)が出入りしているんだ。近所の人たちと交代で周辺の夜
のパトロールもしている』と自警団を組織して地域を守らざるを得ない状況を
嘆いた」
『イラクの人々が全員ドロボーしているわけではないからね。アリババは一割
にも満たないんだから』
「病院の門の所には、白衣を着てカラシニコフ自動小銃を構えた男たちが、数人
守衛のように警備についている。聞けばみんな周辺の住民で、ボランティアで
病院を略奪から守っているのだという」(p.148)
一週間前にA10攻撃機のバルカン砲を打ち込まれた計画省の資料室で、
「ガイガーカウンターを出してスイッチを入れる。静寂の中にガリガリと警報
音が響く。怖い。何も見えない、何も匂わない。しかし、この部屋には間違い
なく放射能が満たされている」(p.162)
カルバラでは、
「市内は、いたって静かで落ち着いている。バグダッドと異なり、ここではほと
んど略奪もなかったという。「ハウザ」と呼ばれるイスラム神学学校組織が
住民自治を組織しているからだという。イラク国家は崩壊したかもしれないが
、ここでは社会は崩壊も解体もしていない」(p.163)
帰国後、豊田氏は広島大学で尿検査を行うが、検出されたウラン238の量が
自然界との有意差を認められるほどの量は検出されなかった。
これは メッセージ 127 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「イラク戦争の30日」豊田直己①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:17 投稿番号: [127 / 5091]
「イラク戦争の30日」(豊田直己:七つ森書館)
『非武装地帯に放置された装甲車の車輪が、地元民によって回収されて、
バグダッド市内の市場で活躍している大八車のような車輪に使われている』
(p.13)
『以前は赤ちゃんが生まれると両親は、まず男の子か、女の子かを聞きました。
でも今では、まず正常か異常かを聞くのです』(p.14)
「精密誘導兵器の命中率など85〜90%に過ぎないのだから」(p.54)
「私たちはイラク政府の側に立った取材をしたいわけでもない。またイラク政府
を防衛するために、あるいはそのメディア戦略、情報戦に参加するためにバグ
ダッドに来たわけでもない。だからこそ情報省の役人とのせめぎ合いをせざる
を得ないし、すでに何人ものジャーナリストがカメラ没収や国外退去の憂き目
に遭っている」(p.55)
ピーター・アネット記者は「米NBCテレビの専属契約を解除されてしまった
。三月三十日にイラク国営テレビのインタビューに応じて、『米英軍の作戦は
イラクの抵抗により今のところ失敗に終わっている』と発言したことが問題と
なったという。その日の段階ではNBCも『発言はよく分析されたものだ』と
言っていたのに、翌31日に彼を解雇したというのだから、アメリカの報道
自由の程度も知れる」(p.56)
「こいつ本当は袖の下が欲しいのか?と疑ってしまうほど、その規則と権力を
笠に着た非論理性に腹が立つ」
「こうなると人間の心理は怖い。私もふと思わず、どうせ情報省への爆撃をやる
のなら、早くやって欲しいものだなどと思ってしまうのだから」(p.60)
「アメリカはイラクに対してのみならず、「捕虜」についてどれほどジュネーブ
条約違反を繰り返しているかは、アムネスティなどが警告する通りだろう」
(p.63)
「現在のところ、確かに「誤爆」率は15%に収まっているのかも知れない。
しかし、この15%に入ってしまった者には、「率」は関係ない。死は死以外
の何ものでもないのだから。この日の死者が七名。彼らには今さら「15%」
は何の意味も持たない。100%、そのものだ」(p.74)
「毎日の記者会見で発表されるイラク各地での被害状況は、本当はやはりこの目
で確かめないとわからない部分が大半だ。確かに限られた取材の延長線に想像
を巡らせば、どれほどの悲惨が人々に襲い掛かっているか、とは思う。しかし
、本当は、その悲惨の一つひとつを丁寧に取材しなければ、ここに来られない
多くのメディアの受け手に理解を促すことができるのか、とも思うのだ」
(p.106)
路上の物売りのおばあちゃんは、『戦争であまりお客が来ないから、むしろ
値段は下がり気味だ』と意外なことを言った」「マスコミ情報とはまた別に
庶民の論理で左右される生活実態というものもあるということ。やはり少し
でも「現場」に出なければわからないと反省」(p.107)
「幼稚園の園庭にもクラスター爆弾がばら撒かれていようとは」
「消防士たちがクラスターの不発のこども爆弾を回収している」(p.114)
『お前たちの写真は、お前たちの記事は、何の役に立つというのか。毎日米軍が
爆撃しているというのに』
「私の写真がこの空爆を止めることに寄与することははじめからあり得ない。
もどかしくもある。せめて「次の戦争を止めるため」には役に立ちたいと願っ
てはいても、殺された人が生き返るわけでも、失われた腕や足が戻るわけでも
ない」(p.119)
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「イラク戦争の30日」豊田直己
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:17 投稿番号: [127 / 5091]
「イラク戦争の30日」(豊田直己:七つ森書館)
『非武装地帯に放置された装甲車の車輪が、地元民によって回収されて、
バグダッド市内の市場で活躍している大八車のような車輪に使われている』
(p.13)
『以前は赤ちゃんが生まれると両親は、まず男の子か、女の子かを聞きました。
でも今では、まず正常か異常かを聞くのです』(p.14)
「精密誘導兵器の命中率など85〜90%に過ぎないのだから」(p.54)
「私たちはイラク政府の側に立った取材をしたいわけでもない。またイラク政府
を防衛するために、あるいはそのメディア戦略、情報戦に参加するためにバグ
ダッドに来たわけでもない。だからこそ情報省の役人とのせめぎ合いをせざる
を得ないし、すでに何人ものジャーナリストがカメラ没収や国外退去の憂き目
に遭っている」(p.55)
ピーター・アネット記者は「米NBCテレビの専属契約を解除されてしまった
。三月三十日にイラク国営テレビのインタビューに応じて、『米英軍の作戦は
イラクの抵抗により今のところ失敗に終わっている』と発言したことが問題と
なったという。その日の段階ではNBCも『発言はよく分析されたものだ』と
言っていたのに、翌31日に彼を解雇したというのだから、アメリカの報道
自由の程度も知れる」(p.56)
「こいつ本当は袖の下が欲しいのか?と疑ってしまうほど、その規則と権力を
笠に着た非論理性に腹が立つ」
「こうなると人間の心理は怖い。私もふと思わず、どうせ情報省への爆撃をやる
のなら、早くやって欲しいものだなどと思ってしまうのだから」(p.60)
「アメリカはイラクに対してのみならず、「捕虜」についてどれほどジュネーブ
条約違反を繰り返しているかは、アムネスティなどが警告する通りだろう」
(p.63)
「現在のところ、確かに「誤爆」率は15%に収まっているのかも知れない。
しかし、この15%に入ってしまった者には、「率」は関係ない。死は死以外
の何ものでもないのだから。この日の死者が七名。彼らには今さら「15%」
は何の意味も持たない。100%、そのものだ」(p.74)
「毎日の記者会見で発表されるイラク各地での被害状況は、本当はやはりこの目
で確かめないとわからない部分が大半だ。確かに限られた取材の延長線に想像
を巡らせば、どれほどの悲惨が人々に襲い掛かっているか、とは思う。しかし
、本当は、その悲惨の一つひとつを丁寧に取材しなければ、ここに来られない
多くのメディアの受け手に理解を促すことができるのか、とも思うのだ」
(p.106)
路上の物売りのおばあちゃんは、『戦争であまりお客が来ないから、むしろ
値段は下がり気味だ』と意外なことを言った」「マスコミ情報とはまた別に
庶民の論理で左右される生活実態というものもあるということ。やはり少し
でも「現場」に出なければわからないと反省」(p.107)
「幼稚園の園庭にもクラスター爆弾がばら撒かれていようとは」
「消防士たちがクラスターの不発のこども爆弾を回収している」(p.114)
『お前たちの写真は、お前たちの記事は、何の役に立つというのか。毎日米軍が
爆撃しているというのに』
「私の写真がこの空爆を止めることに寄与することははじめからあり得ない。
もどかしくもある。せめて「次の戦争を止めるため」には役に立ちたいと願っ
てはいても、殺された人が生き返るわけでも、失われた腕や足が戻るわけでも
ない」(p.119)
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編④
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:13 投稿番号: [126 / 5091]
・米国の軍事戦略が、脅威基盤戦略から能力基盤戦略へと転換
・世界各地へ96時間以内に緊急展開可能な中型装甲旅団の創設
・96年のオペレーション・マニューバー・ザ・シー(海上からの機動作戦行動
海兵隊が奥地まで機動的に一気に展開
・事前集積団(MPS)の増強を図り、機動性を高めている
沖縄駐留の海兵隊:第三海兵機動展開部隊では高速輸送船を取得
・96年のフォワード・フロム・ザ・シー(海からの前進)
①海から陸上への戦力投入
②海洋管制と海上優勢
③戦略的抑止
④海上輸送
⑤前方プレゼンス
機動力向上のため、陸軍重師団を高速輸送、洋上集積する車輌輸送艦を
2005年までに40隻整備する予定:2個師団を世界各地に30日以内に
展開することが可能となる
・96年グローバル・エンゲージ戦略を修正し、従来のような海外の基地に恒久
的に空軍部隊を駐留させておくのではなく、必要とされる場所に期間を限定し
て、その部隊だけで独立的に任務を遂行できる方向へと向かっている
空軍戦力の長距離戦力投射能力が向上したため
C17大型輸送機を120機配備予定
・95年の「国家軍事戦略」では、「前方展開兵力」と「パワー・プロジェク
ション(兵力を特定地域へ投入する能力)」
・小型化・機動力を増すことで、大規模な前方展開に依存する必要性は低減
リアル・プレゼンスからヴァーチャルプレゼンスへと比重を移行
・米国の安全保障政策の重心が「本土防衛」へ移っているから
前方展開兵力を大幅削減、撤収できれば、
・駐留経費の節約
・駐留国への政治的考慮の回避
・前方展開兵力の脆弱性回避
そのため、
・前方展開の「ハブ基地(MOB))」を重視し、
・その「ハブ基地」からいくつかの「アクセスポイント(FOB)」へと
「スポークス」状にのばす、前方展開の「ハブ・スポークス」型へと移行
・ハブ基地(MOB):日本、韓国、グアム、ディエゴ・ガルシア
しかし、北東アジアにおけるハブ基地は集中しているため、
①西欧と北東アジアに集中する海外プレゼンスでは不十分
②それはハブとして追加的な役割が期待される
③空軍は、太平洋、インド洋、アラビア海の有事基地を増やす
・アジアには新しい基地は建設せず、アクセス能力を高める
基地使用を認めている国:シンガポール、フィリピン、タイ、オーストラリア
交渉中の国:ベトナム、マレーシア
米国がベトナムのカムラン湾を使用できれば、南沙諸島の領有権問題にも安定
要因となる
<日米間でのパワー・シェアリング>
・装備・錬度を徹底的に変更するか、特定の部隊のみを日米防衛協力や国際協力
に指向する手段をとる必要に迫られる可能性がある
・日欧とも、米軍と総合戦闘力の面で同盟協力が実施できる状況にない
コソボでは米軍とNATO軍が共同活動さえできず作戦にも齟齬を発生した
・日米間の統合指揮命令システムを確立することが次の課題
<第7章>自衛隊のイラク派遣(森本氏編)
「イラクに対する武力行使の根拠を安保理決議678に求めようとする米国の
主張には無理があるものの、イラク戦争をしてまでフセイン政権の打倒・排除
を狙ったのは、米国が今後、中東・湾岸戦略を推進していくための戦略的根拠
をイラクにつくろうとしたのであり、大量破壊兵器の武装解除は、その理由づ
けの一つにすぎなかったと思われる。米国は今後、相当期間にわたりイラクに
軍事プレゼンスを維持・確保するつもりであり、それはイラクの大量破壊兵器
を捜すためではないことが明らかである。米国は、バグダッドに館員2000
名近くの大使館を維持する予定ともいわれるが、このことも米国の意図を示す
ものと受け止められる」
「北東アジアの緊急事態に、米国が日本を助けて地域的安定を図ろうとするのは
、あくまで、それが米国の国益にかなうからであって、日本がイラク支援に参
加したからではない」
「日米両国は、それぞれ異なる狙いを持って、日米同盟を強化することに努め、
その目的を達して冷戦期を乗り切ったのである」
「現在の日本の防衛力は、アジアで第一級の戦力である。周辺諸国が日本の防衛
力に懸念を表明するのは、日本の防衛力を恐れている証拠である」
これは メッセージ 125 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編④
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:13 投稿番号: [126 / 5091]
・米国の軍事戦略が、脅威基盤戦略から能力基盤戦略へと転換
・世界各地へ96時間以内に緊急展開可能な中型装甲旅団の創設
・96年のオペレーション・マニューバー・ザ・シー(海上からの機動作戦行動
海兵隊が奥地まで機動的に一気に展開
・事前集積団(MPS)の増強を図り、機動性を高めている
沖縄駐留の海兵隊:第三海兵機動展開部隊では高速輸送船を取得
・96年のフォワード・フロム・ザ・シー(海からの前進)
①海から陸上への戦力投入
②海洋管制と海上優勢
③戦略的抑止
④海上輸送
⑤前方プレゼンス
機動力向上のため、陸軍重師団を高速輸送、洋上集積する車輌輸送艦を
2005年までに40隻整備する予定:2個師団を世界各地に30日以内に
展開することが可能となる
・96年グローバル・エンゲージ戦略を修正し、従来のような海外の基地に恒久
的に空軍部隊を駐留させておくのではなく、必要とされる場所に期間を限定し
て、その部隊だけで独立的に任務を遂行できる方向へと向かっている
空軍戦力の長距離戦力投射能力が向上したため
C17大型輸送機を120機配備予定
・95年の「国家軍事戦略」では、「前方展開兵力」と「パワー・プロジェク
ション(兵力を特定地域へ投入する能力)」
・小型化・機動力を増すことで、大規模な前方展開に依存する必要性は低減
リアル・プレゼンスからヴァーチャルプレゼンスへと比重を移行
・米国の安全保障政策の重心が「本土防衛」へ移っているから
前方展開兵力を大幅削減、撤収できれば、
・駐留経費の節約
・駐留国への政治的考慮の回避
・前方展開兵力の脆弱性回避
そのため、
・前方展開の「ハブ基地(MOB))」を重視し、
・その「ハブ基地」からいくつかの「アクセスポイント(FOB)」へと
「スポークス」状にのばす、前方展開の「ハブ・スポークス」型へと移行
・ハブ基地(MOB):日本、韓国、グアム、ディエゴ・ガルシア
しかし、北東アジアにおけるハブ基地は集中しているため、
①西欧と北東アジアに集中する海外プレゼンスでは不十分
②それはハブとして追加的な役割が期待される
③空軍は、太平洋、インド洋、アラビア海の有事基地を増やす
・アジアには新しい基地は建設せず、アクセス能力を高める
基地使用を認めている国:シンガポール、フィリピン、タイ、オーストラリア
交渉中の国:ベトナム、マレーシア
米国がベトナムのカムラン湾を使用できれば、南沙諸島の領有権問題にも安定
要因となる
<日米間でのパワー・シェアリング>
・装備・錬度を徹底的に変更するか、特定の部隊のみを日米防衛協力や国際協力
に指向する手段をとる必要に迫られる可能性がある
・日欧とも、米軍と総合戦闘力の面で同盟協力が実施できる状況にない
コソボでは米軍とNATO軍が共同活動さえできず作戦にも齟齬を発生した
・日米間の統合指揮命令システムを確立することが次の課題
<第7章>自衛隊のイラク派遣(森本氏編)
「イラクに対する武力行使の根拠を安保理決議678に求めようとする米国の
主張には無理があるものの、イラク戦争をしてまでフセイン政権の打倒・排除
を狙ったのは、米国が今後、中東・湾岸戦略を推進していくための戦略的根拠
をイラクにつくろうとしたのであり、大量破壊兵器の武装解除は、その理由づ
けの一つにすぎなかったと思われる。米国は今後、相当期間にわたりイラクに
軍事プレゼンスを維持・確保するつもりであり、それはイラクの大量破壊兵器
を捜すためではないことが明らかである。米国は、バグダッドに館員2000
名近くの大使館を維持する予定ともいわれるが、このことも米国の意図を示す
ものと受け止められる」
「北東アジアの緊急事態に、米国が日本を助けて地域的安定を図ろうとするのは
、あくまで、それが米国の国益にかなうからであって、日本がイラク支援に参
加したからではない」
「日米両国は、それぞれ異なる狙いを持って、日米同盟を強化することに努め、
その目的を達して冷戦期を乗り切ったのである」
「現在の日本の防衛力は、アジアで第一級の戦力である。周辺諸国が日本の防衛
力に懸念を表明するのは、日本の防衛力を恐れている証拠である」
これは メッセージ 125 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編③
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:12 投稿番号: [125 / 5091]
・EUは米国主導の既存のイラク復興基金とは別勘定・別建ての信託基金の創設
を提案
「国際社会を挙げてのイラク支援体制というわけではなく、米国と一部の同盟国
・友好国および国際機関によるイラク支援体制に終わっている。これは、米国
主導によるイラクの統治・復興の現状への国際社会の不満の大きさを示すもの
である」
「バグダッドでは、ガソリンの配給がスタンドでの対象車を奇数ナンバーの日と
偶数ナンバーの日に分けられるようになった。しかも、ガソリンを買うために
は寒い冬の気候の中で毛布にくるまりながら12時間から24時間も待ち続け
なければならない上に、一回の供給量は30リットルに制限」
「イラク国民は米国やCPAが有効な対応策を打てないのか、あるいは有効な
対応策を意図的にとろうとしていないのか確信を持てないでいる」
<第5章>危機に直面した国連(星野氏)
「国連は冷戦期からほとんど機能しなかった。冷戦後に国連はようやく本来の
機能を回復したかに思えたが、今回のイラク戦争でそれは幻想であったことが
はっきりした」
「国連を創設した時に想定した戦勝国の共同管理による国際社会の平和と安定
維持を期待することは、もはや誤りである」
国連加盟国はそれぞれの国内的な法制度の範囲内でテロ対策は講じられるが、
①内政不干渉原則があり、他国の内部で活動するテロ組織に対して直接的な行動
は外部からはとれない
②誰をテロリストと見るかという定義を巡る基本的な不一致もある。ある国で
「反体制」の活動をするグループは、別の解釈では「自由の戦士」であるかも
しれず、時の政府に対抗する勢力がテロ組織として恣意的に指定されかねない
「安保理決議1441だけで対イラク武力行使が授権されたと考えるのは無理が
ある。仏独露中が、本決議が『明示的に武力行使を容認したものではない』と
いう理解のもとに賛成票を投じたことからもわかるであろう」
<米英中心の連合軍の武力行使が国際的波乱を巻き起こした理由>
①国連安保理の授権を得ることなく実施された
②「先制的自衛」の観点から行動が急がれたこと
③イラクの「体制変更(フセイン政権の打倒)」が目的とされたこと
①「米英軍の武力行使は、厳密には「違法」である」
(NATOのユーゴ空爆は事後的に安保理で権限が付与された)
・日本の復興支援に関する五原則
・「十分な国連の関与」
・「国際協調を重視する」
「今回の米国と国連との関係を、変えようのない真理だとして受け入れなければ
ならない理由はない。むしろ、これを『あるべき姿からの逸脱』のエピソード
ととらえる視点こそが重要」
米マイケル・グレノン氏は『国連憲章を無視した(政権転覆目的の)単独の
軍事行動という恫喝策を背景にした外交の勝利』
これは「米国の違法な行為こそが、イラクの態度変化をもたらしたという分析」
「二重の意味で、国連は米国を拘束できない。
①国際法に照らして合法か違法かが、超大国米国の行動の判断基準にならない
②国際ルールをつくるにしても、理念(国家がいかに行動すべきか)にでは
なく、経験(国家が現実にはどのように行動しているか)に基づくべきだ」
「国連外交が権力政治であることは事実だが、政治を超える理念のパワーを無視
してはならない。現状を肯定するばかりが、現実主義の国際政治なのではない
。イラク戦争を巡る国連安保理の機能不全も国連の『常態』なのではなく、
一過性の『例外』にする努力が、米国に求められている」
<第6章>変貌する米国の同盟関係と日本(川上氏と神保氏)
「冷戦後、同盟の基準は共有する共通の価値観になった」
テロ組織と「いかに戦い、いかに共同行動をとるかという基準に変化した」
「前方展開兵力の再編」が最重要課題(ウォルフォウィッツ)
①米軍を展開している地域の特異性に応じて軍事能力を調整
②世界中どこでも、どんな時でも前方展開兵力を補足し、グローバルな軍事行動
を即座にとれる能力を強化
<前方展開>は、
・リアル・プレゼンスの「前方展開兵力(前方展開している陸海空軍兵力)」と
・ヴァーチャル・プレゼンスの「前方展開兵力(空母戦闘群等)」
・「米国本土兵力(緊急展開部隊と戦略爆撃機など)」
航空・ミサイル作戦優先で作戦を先行させ、米国本土から短時間に機動展開で
きる戦力を米国本土に拘置する方が効率的である。また、その方が経費もかから
ない
これは メッセージ 124 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/125.html
「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 08:12 投稿番号: [124 / 5091]
4月1日、2日のカルバラ周辺での共和国防衛隊殲滅戦は、「全世界の人に
「見えない」戦闘。「なぶり殺しに遭っている」イラク軍部隊の姿をメディアに
登場させる訳にはいかなかったのだろう。」
・イラクは一機の航空機さえ作戦に投入できなかった
これは「第一次大戦以来、初めてのケースであろう」
・「航空優勢」の獲得
湾岸戦争後、飛行禁止区域を設け、監視、かつ防空機能に対して空爆
つまり、実質的な航空作戦はイラク戦争開戦以前に既に開始されていたので
あり、戦争開始時には既にイラク側防空機能は既に壊滅していた。
これにより開戦開始と同時に地上部隊の進撃が可能となった
・ネットワークセントリック
指揮・通信・統制・コンピュータ・情報・偵察情報(C4ISR)の共有化に
よる戦場認識能力の向上
・タイム・センシティブ・ターゲティング(TST):航空攻撃指示方式
「これまで、センサーもしくは諜報機関からの情報入手から航空機への攻撃
指示までの時間は、湾岸戦争では数日単位、アフガン戦争では数時間単位
であったものが、イラク戦争では約数十分単位にまで短縮された」
・TSTを可能にしたのが戦場認識能力の向上
・50を超える偵察衛星
・「航空優勢」確保による偵察機の自由飛行
・精密誘導兵器の多用(湾岸戦争時:7〜9%、コソボ:35%、アフガン:
56%、イラク戦争:68%)
「戦場認識能力の向上と精密誘導兵器を組み合わせることによって、これまでの
敵を『撃破・破壊』する爆撃思想から、敵の神経中枢を破壊して敵の機能を
『麻痺』させる効果重視爆撃思想への転換が進んだ」
・作戦間の総攻撃任務の約63%を近接航空支援(CAS)活動が占めた
CASにより、特殊部隊の運用リスクが低減し、その多用が可能
・ジョイント・ビジョン2020(2000年5月:統合参謀本部)
①軍の活動の全方位における優越
②情報優勢
③統合作戦の基本概念の徹底的追及
・海兵隊の内陸作戦:バグダッドまで実に700キロも進攻
・特殊作戦部隊が地上戦の表舞台に登場
<イラク戦争で実証できなかったこと>
①デジタル化師団の実力
②米軍の市街戦の能力
③CBR(生物・化学・放射能)環境下の作戦能力
「掃討作戦はテロの発生場所を拡散し、攻撃対象を米軍以外へといっそう拡大
させる傾向を強めている感すらある」
「国立博物館での略奪の際には、目の前に配置されていた戦車上の米軍兵に助け
を求めたにもかかわらず、無視されるイラク人の姿が報道された。その一方で
米軍は、石油省だけには厳重な警戒体制を敷き、略奪を許さなかった。抑圧か
らの解放に見えたサドル・シティ解放も、バグダッド市民にとっては、米軍が
『トラを檻から解き放った』ように見えたのだろう。バグダッド市民の間には
『米軍が略奪に加担している』『米軍が略奪をそそのかしている』という噂が
まことしやかに拡大した」
・戦後に出現した新聞は200紙を超えた(全て弱小で最大でも3万部)
「米国の占領政策は、これまで米国にとって好ましい勢力を優遇し、好ましく
ないと考える者たちを排除してきた」
「皮肉なことに、民主化を主張する米国が行っていることは恣意的で、民主主義
になじまないと批判されてきたイスラーム教勢力が直接選挙を求める構図が
できあがっている」
「米国と関係が深いとされている統治評議会内にすら、CPAの選出方法に
対する不満をあからさまに表明する者たちが増えはじめている」
「直接選挙要求デモは、きわめて平和的でかつ抗争を繰り返していたシーア派内
の諸勢力が協調するものとなっている」
「統治権を引き渡した後の米軍が駐留する大義名分は何であるか、また、イラク
人に不信感を植え付けてしまった米国の駐留を国民は納得するのかという問題
が残る」
「現在のイラクの統治評議会は、イラク国民を代表しているとは考えられておら
ず、逆に米国が恣意で押しつけたと考えられている傾向が強い」
<第4章>イラクの戦後復興(畑中氏)
・96年に104億ドルだったGDPが、2000年には318億ドル
・オイル・フォー・フードにより、逆に国内農業は壊滅的打撃を受ける
加耕地の内、利用されているのは半分以下
・イラク復興会議:復興には、10年の期間と900億ドルの資金が必要
・石油民営化に抵抗が強い理由は、イラク石油省のテクノクラート達が石油生産
量を日量230万バレルまで回復させた実績が大きくものをいっているため
・予想外に大きい油
これは メッセージ 123 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/124.html
「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 08:11 投稿番号: [123 / 5091]
「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編(東洋経済)2100円
森本敏氏を含め六名の共著です。
森本氏は防衛大→防衛庁→外務省の方なんですが、私のとっては「朝までテレ
ビ」でお馴染みの方という印象を持っています。
アメリカの軍事的突出ということの内実を学びました。
・イラク戦争前から飛行禁止区域を設け、かつ空爆も行い、「航空優勢」の下、
偵察機からの情報や50を超える偵察衛星からの「情報を戦力化」し、ネット
ワークセントリック(指揮・通信・統制・コンピュータ・情報・偵察情報(C
4ISR)の共有化による戦場認識能力の向上に基づきタイム・センシティブ
・ターゲティング(TST):航空攻撃指示方式(約数十分単位にまで短縮)
これに精密誘導兵器や特殊作戦部隊を組み合わせていること。
・今後の米軍事戦略の方向性:前方展開兵力を縮小し、拠点=ハブと、ハブから
必要な時に、必要な部隊を即座に派遣する=スポークスという「ハブ&スポー
クス戦略」
・ハイテク技術の活用による軍事変革:これこそが「軍事革命」
これらのことを学んだことが私にとっての最大の収穫でした。
<はじめに>(森本氏)
「イラク戦争の大義が、(略)その理由・目的がイラクの大量破壊兵器を武装
解除することにあったとすれば、この点に関するイラク戦争の大義はないと
いうことになる」
「本書は、イラク戦争の真の理由は大量破壊兵器問題だけにあったのではない
という立場」
イラク戦争が途中から対テロ戦争へと変化した。
「フセイン側がイラク戦争の開始以前から、バグダッド陥落後の戦闘に重点を
置いて備えていたとしか考えられない」
「米国の一極主義、単独行動主義だけでは、困難な国際問題を解決し、国際秩序
を取り戻すことが不可能」
<第1章>イラク戦争の背景(森本氏)
「新しい戦争の始まりを示す代表的な冷戦後型戦争」
「途上国から見ても米国の新保守主義は覇権主義的傾向が強いことから、米国の
一極制は他の主要国や途上国から常に挑戦や反発を受ける」
「グローバル化の陰の部分が国際社会の安定と繁栄を損ないつつある」
「国家間の関係は『力の均衡』から『力の協調』へと変化し、軍事力よりもソフ
トパワーが重視されるようになっているが、同時に、『伝統的な同盟関係』
よりも、『価値観に基づく国家関係』が国際社会の主流を占めるようになり
つつある」
「日米同盟の再定義がナイ・イニシアティブの結論という形で明らかに」
この辺りの叙述は、パウエル国務長官の「パートナーシップ戦略」
(「論座」2月号収録)を彷彿とさせる叙述になっていると感じました。
「一般論として、テロ事件を宗教上の対立という観点からとらえることは誤り
である」
<第2章>米国のイラク戦争とイラク情勢(森本氏と大野氏)
イラク戦争に至る過程を時系列に沿って整理してくれていますので、きちんと
把握していなかった私としては、きちんと整除されていて復習になりました。
「イラクが化学剤を貯蔵していた可能性はあるが、化学兵器という形でいつでも
使用可能な状況にはなかった」
「イラク戦争の国際法上の根拠は確定されたものがない」
湾岸戦争後の経済制裁によって、高福祉産油国という「パトロン関係」の維持
が困難となり、フセインの独裁構造が崩壊し、中間層が消滅。
他方、地方部族は農業を経済基盤としていたため、制裁下の食糧不足に乗じて
、勢力を強める。フセインは部族に一定の地方自治を認めざるをえなかった。
96年からの「オイル・フォー・フード」がフセインを生き返らせた。
食糧配給システムを握ったフセインは、歴代のイラク政権が成し遂げることが
できなかった地方部族勢力を封じ込める。
また、人道物資の輸入先決定権を得たフセインは海外政府や企業とも政治的裏
取引を再開。私腹も肥やす。
こうして、フセイン政権は国内で唯一の『持てる者』になった。
<第3章>イラク戦争の作戦過程(森本氏と大野氏)
湾岸戦争後の「奇妙な秩序は、域内各国にとって好ましいものであったかも
しれないが、制裁と封じ込めの『つけ』は常にイラク国民が負っていた」
「フセイン政権の崩壊自体は、多くの国民に歓迎されるべきものであったかもし
れないが、、極めて強力な支配体制を築いていたフセイン政権の代替選択肢が
示されないままに戦争に突入することは、将来への不安を拡大させたに違いな
い」
これまでの20世紀型の戦争とは異なった新しい戦争のプロトタイプ
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/123.html
「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 08:11 投稿番号: [123 / 5091]
「イラク戦争と自衛隊派遣」森本敏編(東洋経済)2100円
森本敏氏を含め六名の共著です。
森本氏は防衛大→防衛庁→外務省の方なんですが、私のとっては「朝までテレ
ビ」でお馴染みの方という印象を持っています。
アメリカの軍事的突出ということの内実を学びました。
・イラク戦争前から飛行禁止区域を設け、かつ空爆も行い、「航空優勢」の下、
偵察機からの情報や50を超える偵察衛星からの「情報を戦力化」し、ネット
ワークセントリック(指揮・通信・統制・コンピュータ・情報・偵察情報(C
4ISR)の共有化による戦場認識能力の向上に基づきタイム・センシティブ
・ターゲティング(TST):航空攻撃指示方式(約数十分単位にまで短縮)
これに精密誘導兵器や特殊作戦部隊を組み合わせていること。
・今後の米軍事戦略の方向性:前方展開兵力を縮小し、拠点=ハブと、ハブから
必要な時に、必要な部隊を即座に派遣する=スポークスという「ハブ&スポー
クス戦略」
・ハイテク技術の活用による軍事変革:これこそが「軍事革命」
これらのことを学んだことが私にとっての最大の収穫でした。
<はじめに>(森本氏)
「イラク戦争の大義が、(略)その理由・目的がイラクの大量破壊兵器を武装
解除することにあったとすれば、この点に関するイラク戦争の大義はないと
いうことになる」
「本書は、イラク戦争の真の理由は大量破壊兵器問題だけにあったのではない
という立場」
イラク戦争が途中から対テロ戦争へと変化した。
「フセイン側がイラク戦争の開始以前から、バグダッド陥落後の戦闘に重点を
置いて備えていたとしか考えられない」
「米国の一極主義、単独行動主義だけでは、困難な国際問題を解決し、国際秩序
を取り戻すことが不可能」
<第1章>イラク戦争の背景(森本氏)
「新しい戦争の始まりを示す代表的な冷戦後型戦争」
「途上国から見ても米国の新保守主義は覇権主義的傾向が強いことから、米国の
一極制は他の主要国や途上国から常に挑戦や反発を受ける」
「グローバル化の陰の部分が国際社会の安定と繁栄を損ないつつある」
「国家間の関係は『力の均衡』から『力の協調』へと変化し、軍事力よりもソフ
トパワーが重視されるようになっているが、同時に、『伝統的な同盟関係』
よりも、『価値観に基づく国家関係』が国際社会の主流を占めるようになり
つつある」
「日米同盟の再定義がナイ・イニシアティブの結論という形で明らかに」
この辺りの叙述は、パウエル国務長官の「パートナーシップ戦略」
(「論座」2月号収録)を彷彿とさせる叙述になっていると感じました。
「一般論として、テロ事件を宗教上の対立という観点からとらえることは誤り
である」
<第2章>米国のイラク戦争とイラク情勢(森本氏と大野氏)
イラク戦争に至る過程を時系列に沿って整理してくれていますので、きちんと
把握していなかった私としては、きちんと整除されていて復習になりました。
「イラクが化学剤を貯蔵していた可能性はあるが、化学兵器という形でいつでも
使用可能な状況にはなかった」
「イラク戦争の国際法上の根拠は確定されたものがない」
湾岸戦争後の経済制裁によって、高福祉産油国という「パトロン関係」の維持
が困難となり、フセインの独裁構造が崩壊し、中間層が消滅。
他方、地方部族は農業を経済基盤としていたため、制裁下の食糧不足に乗じて
、勢力を強める。フセインは部族に一定の地方自治を認めざるをえなかった。
96年からの「オイル・フォー・フード」がフセインを生き返らせた。
食糧配給システムを握ったフセインは、歴代のイラク政権が成し遂げることが
できなかった地方部族勢力を封じ込める。
また、人道物資の輸入先決定権を得たフセインは海外政府や企業とも政治的裏
取引を再開。私腹も肥やす。
こうして、フセイン政権は国内で唯一の『持てる者』になった。
<第3章>イラク戦争の作戦過程(森本氏と大野氏)
湾岸戦争後の「奇妙な秩序は、域内各国にとって好ましいものであったかも
しれないが、制裁と封じ込めの『つけ』は常にイラク国民が負っていた」
「フセイン政権の崩壊自体は、多くの国民に歓迎されるべきものであったかもし
れないが、、極めて強力な支配体制を築いていたフセイン政権の代替選択肢が
示されないままに戦争に突入することは、将来への不安を拡大させたに違いな
い」
これまでの20世紀型の戦争とは異なった新しい戦争のプロトタイプ
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「ザ・グレートゲーム:石油争奪戦の内幕」2
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 08:10 投稿番号: [122 / 5091]
<第五章>サウジアラビア王室の崩壊
・9.11テロ実行犯19人のうち12人がサウジ南部の貧困地帯出身者
・イエメンとの国境は、麻薬、大麻、武器取引、不法入国のサウジの主権の及ば
ない無法地帯
・武器購入、人口増加、石油価格下落、外国人労働者の本国送金による外貨準備
の目減りにより赤字財政へ転落
・国民の半分は20歳以下
・民間企業の労働力の9割が外国人(家族を含めると総人口の40%)
・アラブ世界では「イスラエル・パレスチナは”休戦中”」とする認識が普遍的
<第六章>天然ガスを握る資源国イラン
・イランンの石油埋蔵量は世界第5位
・天然ガスは世界埋蔵量の4分の1
・イラク戦争中、米軍の誤射した領内へのロケット弾着弾事件(3発)にも、
米側に丁重に調査を要請しただけ
・イラク・アフガニスタン・タジキスタンに米軍が駐留、周囲を米軍に取り囲ま
れている
・2001年のイラン大統領選挙では改革派のハタミ大統領を支持する若者は87%
・ホメイニ後の世代が年月とともにイラン政治の基本性格を徐々に変えていく
・原発はロシアの技術支援を受けている
<第七章>トルコ、北朝鮮・・・伏兵群の動向
・トルコ国営石油会社はキルクーク付近のフマラ油田の鉱区開発権を2001年12月
に取得
・トルコのインフレ率30%、2002年の国家予算の7割が債務返済(多くは利息
払い)
・クルド:イラクのKDPとPUKは6年間も武力対立
・北朝鮮のミサイルが「米国西海岸まで到達するか」との問いに、「可能だろう
」(CIA長官)
・日本海に対艦ミサイルを発射:イージス艦展開への牽制・威嚇
・シベリア石油に「北朝鮮ルート」が浮上。韓国の提案:核開発放棄の見返り、
パイプライン通過料・パイプライン沿いにガス火力発電所の建設
・サハリンのガス採掘権はエクソンと日本の「サハリン石油ガス開発」が握って
いる
・エジプト:兵力は中東随一だが、兵器は米国式なため、米国から武器弾薬の
供給を受けなければならない
・イラク通貨ディナール:1981年と比べると8000倍のインフレ
・イラク戦争直前の石油価格高騰はベネズエラの政情不安が原因
チャベス政権:マイナス7%成長、失業率30%
チャベス大統領派の秘密警察の暗躍
<エピローグ>
・フセイン政権下でイラクの440万人の若年就労人口の130万人が軍・警察
・秘密警察
・国連決議986
オイル・フォー・フードの
・72%:人道的プログラムに
・25%:施設修繕
・2.2%:国連事務所維持費
・0.8%:武器査察費用
・石油危機の体験に踏まえ、IEA(国際エネルギー機関)には、国際市場の価
格高騰を抑制する目的などで加盟国が協調して備蓄原油を放出する「CERM」
(協調的緊急時対応措置)がある
これは メッセージ 121 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「ザ・グレートゲーム:石油争奪戦の内幕」2
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 08:10 投稿番号: [122 / 5091]
<第五章>サウジアラビア王室の崩壊
・9.11テロ実行犯19人のうち12人がサウジ南部の貧困地帯出身者
・イエメンとの国境は、麻薬、大麻、武器取引、不法入国のサウジの主権の及ば
ない無法地帯
・武器購入、人口増加、石油価格下落、外国人労働者の本国送金による外貨準備
の目減りにより赤字財政へ転落
・国民の半分は20歳以下
・民間企業の労働力の9割が外国人(家族を含めると総人口の40%)
・アラブ世界では「イスラエル・パレスチナは”休戦中”」とする認識が普遍的
<第六章>天然ガスを握る資源国イラン
・イランンの石油埋蔵量は世界第5位
・天然ガスは世界埋蔵量の4分の1
・イラク戦争中、米軍の誤射した領内へのロケット弾着弾事件(3発)にも、
米側に丁重に調査を要請しただけ
・イラク・アフガニスタン・タジキスタンに米軍が駐留、周囲を米軍に取り囲ま
れている
・2001年のイラン大統領選挙では改革派のハタミ大統領を支持する若者は87%
・ホメイニ後の世代が年月とともにイラン政治の基本性格を徐々に変えていく
・原発はロシアの技術支援を受けている
<第七章>トルコ、北朝鮮・・・伏兵群の動向
・トルコ国営石油会社はキルクーク付近のフマラ油田の鉱区開発権を2001年12月
に取得
・トルコのインフレ率30%、2002年の国家予算の7割が債務返済(多くは利息
払い)
・クルド:イラクのKDPとPUKは6年間も武力対立
・北朝鮮のミサイルが「米国西海岸まで到達するか」との問いに、「可能だろう
」(CIA長官)
・日本海に対艦ミサイルを発射:イージス艦展開への牽制・威嚇
・シベリア石油に「北朝鮮ルート」が浮上。韓国の提案:核開発放棄の見返り、
パイプライン通過料・パイプライン沿いにガス火力発電所の建設
・サハリンのガス採掘権はエクソンと日本の「サハリン石油ガス開発」が握って
いる
・エジプト:兵力は中東随一だが、兵器は米国式なため、米国から武器弾薬の
供給を受けなければならない
・イラク通貨ディナール:1981年と比べると8000倍のインフレ
・イラク戦争直前の石油価格高騰はベネズエラの政情不安が原因
チャベス政権:マイナス7%成長、失業率30%
チャベス大統領派の秘密警察の暗躍
<エピローグ>
・フセイン政権下でイラクの440万人の若年就労人口の130万人が軍・警br>
・秘密警察
・国連決議986
オイル・フォー・フードの
・72%:人道的プログラムに
・25%:施設修繕
・2.2%:国連事務所維持費
・0.8%:武器査察費用
・石油危機の体験に踏まえ、IEA(国際エネルギー機関)には、国際市場の価
格高騰を抑制する目的などで加盟国が協調して備蓄原油を放出する「CERM」
(協調的緊急時対応措置)がある
これは メッセージ 121 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「ザ・グレートゲーム:石油争奪戦の内幕」1
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 08:09 投稿番号: [121 / 5091]
「ザ・グレート・ゲーム:石油争奪戦の内幕」
宮崎正弘(小学館文庫)476円+税
<プロローグ>
「日本はともすれば「産油国」に関心を抱いても、石油を運搬するパイプライン
が通る国を度外視している」
「欧米では『パイプラインの政治学』という言葉までが囁かれている」
<序章>開戦前夜
<イラクの石油輸出量の><武器輸入の><貿易額>
・仏:22.5%
13%
60社
15億ドル
・独:
80企業が部品を輸出
101社
3.5億ドル
・露:5.8%
・中:5.8%
18%
<武器の内容>
・独:部品、トラック
・露:夜間暗視ゴーグル、対戦車ミサイル・コルネット、GPSジャミング装置
・中:シルクワームミサイル、スカッド・ミサイル、対戦車砲、一部の禁止品目
は北朝鮮を代理経由して輸出
国連の承認を得て探査衛星を売却、光ファイバー通信網も
・埋蔵確認鉱区は
:
74
・実際に生産しているのは:
15
・試掘スポットは
:125
<第一章>グレート・オイル・ゲーム
バクーからの石油パイプラインがチェチェンを通過していたため、カザフスタン
のテンギス油田から1580キロの新パイプラインを完成。(この間、チェチェ
ンへ軍事攻撃を仕掛けたが、最近は石油との関係が薄まったので手抜きの戦争を
している)
このパイプラインへは、シェブロン、エクソン、ロシア、カザフスタンが出資
「カスピ海パイプライン・コンソーシアム」
石油利権の多くは石油メジャーと組んだプーチン主流派が寡占
「上海シックス」(上海協力機構)反テロ情報軍事協議会
(中国、、ロシア、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン)
<第二章>米国の中央アジア・中東支配
<第三章>ロシア石油帝国の野望
・ロシアとサウジが密かに石油価格協定を結べば新オペック誕生になる
・ロシアにとって外国へ輸出できる品物は武器と石油しかない
・ブルーストリーム:ロシア南部から黒海海底を縦断しトルコの首都アンカラに
至る天然ガスパイプライン。全長1200キロ。黒海の深さ約2100メート
ルの海底にも施設。2001年12月開通
・武器輸出の軍部マフィアは顧客の減少とともに衰退し、今や石油マフィアが
牛耳る
・「ロシアはイラクの石油という実践的目標以外に関心はない」(元第一副首相
・イラク戦争後に石油価格の劇的な値下がりが起これば、ロシア経済が停滞に陥
る懼れがある
・ロシアにとって中国は武器を買ってくれる大切な顧客
・「中国の新疆ウイグル自治区とロシアのチェチェン共和国の分離・独立派勢力
は国際的なテロ勢力の一部分である」(中露共通認識)
・中央アジアからの石油・ガスはロシア領内を経由しないと西側への輸出は不可
能
・「テロ事件以降、石油戦争で一方的な勝利を獲得したのはロシアではないか」
・プーチンはロシア闇経済を権力側にもぎ取り、利権を復活
・サンクトペテルブルクの港湾施設を西側並みに機能強化を果たす
・プーチンの功績を認めた最大の政敵プリマコフと最大企業ガスプロムがプーチ
ン同盟に加わってきた。(「ロシア工業企業家連合」)
・ロシア経済は冷戦の最中からドル本位制。現在はますます米ドルが万能の神
<第四章>石油大国・チャイナ
・中国は1994年から石油輸入国に
・石油備蓄がない(2005年には完成予定)
・中国の石油消費は現在世界第3位
・日本は折角の戦略的石油備蓄を国際協調の名の下に中国にむしり取られる危険
性がある
・秘密裏にサウジ・イラン・イラク・パキスタンに武器を供与し、北朝鮮を通じ
ても紛争国に代理輸出させた
・中東との原油取引は武器との交換(例えばサウジへ射程1800キロのCSS
2ミサイルなど)を通じて急激に拡大
・アフリカには53カ国に経済援助、特に産油国重視の経済援助外交
・イラク、カスピ海、シベリアにも鉱区を確保
・メジャーから利権を次々に買い取る
・インドネシア、オーストラリアの天然ガス鉱区とも契約
・中国最大の海底油田蓬莱油田が2003年末から稼動開始
・この5年間で新たに確認された油田・天然ガスは殆ど全て新疆ウイグル自治区
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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