イラク戦争

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「イラク戦争の30日」豊田直己②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 09:18 投稿番号: [128 / 5091]
「イラクの情報管理に代わって、これからはアメリカの情報操作の駒に使われる
  可能性があるということだ。その象徴は、「サダム像引き倒し」だろう」
(p.128)

「バグダッド陥落前には不発弾を処理する消防のレスキュー隊がいた。今、無政
  府状態の中では、警察ばかりか、公共交通も消防もなくなってしまった。誰が
  責任を取るのだろう」(p.146)

「『アリババ(略奪者)が出入りしているんだ。近所の人たちと交代で周辺の夜
  のパトロールもしている』と自警団を組織して地域を守らざるを得ない状況を
  嘆いた」
『イラクの人々が全員ドロボーしているわけではないからね。アリババは一割
  にも満たないんだから』
「病院の門の所には、白衣を着てカラシニコフ自動小銃を構えた男たちが、数人
  守衛のように警備についている。聞けばみんな周辺の住民で、ボランティアで
  病院を略奪から守っているのだという」(p.148)

  一週間前にA10攻撃機のバルカン砲を打ち込まれた計画省の資料室で、
「ガイガーカウンターを出してスイッチを入れる。静寂の中にガリガリと警報
  音が響く。怖い。何も見えない、何も匂わない。しかし、この部屋には間違い
  なく放射能が満たされている」(p.162)

  カルバラでは、
「市内は、いたって静かで落ち着いている。バグダッドと異なり、ここではほと
  んど略奪もなかったという。「ハウザ」と呼ばれるイスラム神学学校組織が
  住民自治を組織しているからだという。イラク国家は崩壊したかもしれないが
  、ここでは社会は崩壊も解体もしていない」(p.163)


  帰国後、豊田氏は広島大学で尿検査を行うが、検出されたウラン238の量が
自然界との有意差を認められるほどの量は検出されなかった。
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