日本
投稿者: letgogogojp 投稿日時: 2004/05/04 10:53 投稿番号: [143 / 5091]
http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/04020111_1.html
原子力発電の増加とともに低濃縮ウラン燃料の使用は増え、必然的にウラン濃縮過程で生ずるウラン滓、すなわち劣化ウランの発生量も増える。劣化ウランの積極的な利用を図り、消費しなければその貯蔵量は益々増加して行く。しかし、現状では非原子力分野での利用は、航空機のカウンターウエイト、砲弾、使用済燃料輸送容器などに限定されており、その使用量も貯蔵量にくらべればはるかに少ない。
原子力分野における劣化ウランの使用は、天然ウランの代替や節約にもつながる。世界原子力協会では、長期間の貯蔵に耐えられるように、劣化六フッ化ウランガスを安定な状態にして管理し、将来の需要に備えるなどの対応策を報告している。
[使用上の規制]
以上、一般産業分野での利用を述べたが、わが国では劣化ウランはウラン濃縮工程の副産物であり、「原子炉等規制法」により核燃料物質としての規制を受ける。したがって、劣化ウランの利用にあたってはこの法律を考慮しなければならない。欧米における劣化ウランの法的位置づけは必ずしも一様ではないが、米国では天然ウランとともに原料物質に分類されており、環境保護法の10CFRpart40によれば、核燃料以外の特定の製品または機器への利用を法律で認めている。
国際原子力機関(IAEA)の放射線防護基準では、放射性核種の危険度を4群に分類し、U−235,U−238および天然ウランは、危険度の最も低い第4群に属する。劣化ウランの放射線障害は主として透過力の小さいα線によるものであり、外部被ばくはほとんど問題にならない。経口または吸入摂取した場合には内部被ばくを受ける。
ウランは他の重金属と同様に化学毒性を持っているが、たとえば空気中の許容濃度限界は、U:0.2mg/m**3, As:0.2mg/m**3, Pb:0.15mg/m**3, Hg:0.05mg/m**3で、化学毒性は砒素と同程度、鉛や水銀よりも低い。
以上使用上の注意について述べたが、核燃料物質としての規制を受けることが、一般産業分野での利用の大きな障害になっている。
原子力発電の増加とともに低濃縮ウラン燃料の使用は増え、必然的にウラン濃縮過程で生ずるウラン滓、すなわち劣化ウランの発生量も増える。劣化ウランの積極的な利用を図り、消費しなければその貯蔵量は益々増加して行く。しかし、現状では非原子力分野での利用は、航空機のカウンターウエイト、砲弾、使用済燃料輸送容器などに限定されており、その使用量も貯蔵量にくらべればはるかに少ない。
原子力分野における劣化ウランの使用は、天然ウランの代替や節約にもつながる。世界原子力協会では、長期間の貯蔵に耐えられるように、劣化六フッ化ウランガスを安定な状態にして管理し、将来の需要に備えるなどの対応策を報告している。
[使用上の規制]
以上、一般産業分野での利用を述べたが、わが国では劣化ウランはウラン濃縮工程の副産物であり、「原子炉等規制法」により核燃料物質としての規制を受ける。したがって、劣化ウランの利用にあたってはこの法律を考慮しなければならない。欧米における劣化ウランの法的位置づけは必ずしも一様ではないが、米国では天然ウランとともに原料物質に分類されており、環境保護法の10CFRpart40によれば、核燃料以外の特定の製品または機器への利用を法律で認めている。
国際原子力機関(IAEA)の放射線防護基準では、放射性核種の危険度を4群に分類し、U−235,U−238および天然ウランは、危険度の最も低い第4群に属する。劣化ウランの放射線障害は主として透過力の小さいα線によるものであり、外部被ばくはほとんど問題にならない。経口または吸入摂取した場合には内部被ばくを受ける。
ウランは他の重金属と同様に化学毒性を持っているが、たとえば空気中の許容濃度限界は、U:0.2mg/m**3, As:0.2mg/m**3, Pb:0.15mg/m**3, Hg:0.05mg/m**3で、化学毒性は砒素と同程度、鉛や水銀よりも低い。
以上使用上の注意について述べたが、核燃料物質としての規制を受けることが、一般産業分野での利用の大きな障害になっている。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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