対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | [ メッセージ # オフセット ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

自爆テロはどうして生まれるのか

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/11/12 08:37 投稿番号: [84413 / 118550]
日本では「自爆テロ」という言葉で一括りにするが、英語での「Suicide attack」とは必ずしも同意語ではない。厳密には、「Suicide attack」は、自爆攻撃である。
「テロリスト=悪」という図式がある。

一口にテロリズムと言っても、一般に政治的意図を持って市民を無差別に狙うテロリズムと、止むに止まれぬ事情からの抵抗による「自爆攻撃」に分類される。
自爆テロであろうと、自爆攻撃であろうと、一般に市民を巻き込む意味では一見大差ない。
しかし、その行為に至る心のプロセスには大きな差がある。
テロリストが作られる背景は一様ではなく、時にカルト的な思想を吹き込んでの洗脳によってテロリストを育成する場合もあれば、経済的理由によってテロリストを志願する場合もある。
しかし、抵抗勢力としての自爆攻撃には、その背景において悲しい現実が多い。
1人の少年の虚ろな顔が、先の広河氏のスライドに映し出されていた。彼はやがて自爆攻撃でもって、その命を絶った。
イスラエル軍に占領された為、それに抵抗した者達は逮捕され拘置された。その大半は難民キャンプのパレスチナ人。
先の少年は、家族や女性達の目の前で裸にされるという辱めを受けた。イスラム教において、これは死んだ方がましなほどの最大の屈辱である。
イスラエル軍からの拘束から釈放された後、この少年はしばし引きこもった末、身体に爆弾を巻き付けて自爆攻撃で抵抗を謀った。

広河隆一代表の声明文!…これは正しい!

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2005/11/12 08:33 投稿番号: [84412 / 118550]
■ 日本ビジュアルジャーナリスト協会   『声明文』

Posted: 4/9/2004

  【東京 9 日】

声明文

内閣総理大臣    小泉純一郎殿
外務大臣        川口順子殿
防衛庁長官        石破茂殿

  私たちは、アルジャジーラに対し、拘束された日本人たちが、反占領運動、イラクの子どもたちへの支援運動、自衛隊に対する派兵反対運動を行ってきたことを説明するファックスを送り、緊急にその内容をイラク現地に向けて報道するように要請した。

  同時に、私たちは、日本人が拘束され、命を脅かされているからという理由からではなく、日本政府のアメリカ支援と自衛隊派遣が不正義であるという理由から、これに反対する。

  イラク占領は、その前提となる戦争も不正義であり、それを後押しした日本もその不正義に手を貸した。そのうえ自衛隊の派兵は、人道援助という名を用いようと、アメリカの占領を補完するものにほかならない。

  今回の拘束・脅迫という行為は、憎むべきものであるが、これを引き起こした責任は日本政府にある。拘束された3人の生命の責任はすべて日本政府にある。

  以上の理由により、ただちにイラクから自衛隊を撤退させることを日本政府に要請する。
東京都杉並区永福 1- 1 - 1 - 1117
03 - 5376 - 7898
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会
代表   広河隆一

バッタおばさんに格上げしてやろうか…

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2005/11/12 08:24 投稿番号: [84411 / 118550]
もう少し勉強して、頭の膿が出し切れたら…な

一貫して3人の人質を支援した広河隆一

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2005/11/12 08:21 投稿番号: [84410 / 118550]
http://www.hiropress.net/contents/

確かに立派なジャーナリストだ

フセイン裁判と東京裁判

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/12 08:08 投稿番号: [84409 / 118550]
こんにちわ、妹之山商店街さん。

「フセイン裁判」を考える時、どうしても避けて通れないのが「東京裁判」。

「東京裁判」を否定、もしくは、容認しないと言う人達には、「フセイン裁判」の不当性について、特によく考えてもらいたい問題だね。

※広河隆一略歴

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/11/12 07:59 投稿番号: [84408 / 118550]
※広河隆一略歴
フォトジャーナリスト、ビデオジャーナリスト、DAYS JAPN編集長

1943年、中国天津市に生まれる。2歳の時に日本に引き揚げる。
早稲田大学卒業後、イスラエルに渡る。
帰国後、中東諸国を中心に海外取材を重ねる。
レバノン戦争とパレスチナ人キャンプの虐殺事件のの記録で、「よみうり写真大賞」を受賞。
チェルノブイリとスリースマイル島原原発事故の報告で、講談社出版文化賞受賞。他
★著書:「核の大地」「戦火の4都市」「龍平の未来」「チェルノブイリと地球」「人間の戦場」「チェルノブイリ   消えた458の村」など多数。

「DAYS   JAPN写真展」
会     期   : 2005年11月10日(木)〜11月25日(金)
会     場   : 立命館大学国際平和ミュージアム1階   中野記念ホール
開館時間   : 9時30分〜16時30分(入館は16時まで)
休 館 日   : 月曜日(11月14日、21日、24日)
参観料金   : 大人400円/中・高生300円/小学生200円(常設展もご覧いただけます)

会     期   : 2005年11月29日(火)〜12月14日(水)
会     場   : 立命館大学びわこ・くさつキャンパス   アクロスウィング1階 (滋賀県草津市)

開館時間   : 9時30分〜16時30分(入館は16時まで)
参観料金   : 大人400円/中・高生300円/小学生200円
(立命館大学国際平和ミュージアム   常設展示場招待券付)
内     容   : 今回の展示においては、映像として情報を世界に発信しているフォトジャーナリズムの表現する様々な世界を知り、また、今世界では何が起っているのか、どこへ進んでいこうとしているのか、今いちど私たちが、この地球の上に生きていることの意味を見つめる一つのきっかけとなればと考えています。第一部では私達が直面している世界のテーマを取り上げています。第二部では「DAYS JAPAN」が設けた「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」で受賞した入賞作品を展示します。第三部においては、人間の尊厳をテーマとした作品を取り上げ、私達が守るべきものは何か、何を子孫に伝えるべきかを問いかけます。

講演3)メディアにおける情報操作

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/11/12 07:55 投稿番号: [84407 / 118550]
誤射数メートルと言われているトマホーク。
しかし、撃たれる側は数㎞どころか、無差別に近い程の甚大なる被害を受けている。
メディアは写す側からの視点でしか捉えていないから、見る側も被害の方にまで意識が及ばない。

イラクで市場に集う多くの人達が、爆弾の被害で犠牲になった。
その時、絶妙なタイミングで噂が流れた。
「アメリカの爆弾ではなく、イラクがそれを撃ち落とそうとして、失敗して市場に落ちたのだ」と。
メディアも、その情報を真実だとして報道した。
しかし、ひとりの優れた医者が、現場に残された爆弾の痕跡を執念で調査した結果、それがアメリカの爆弾であることを突き止めた。
砕けた爆弾の破片には、ロスアンゼルスで何年何月に作られ、何年何月に落とされたということが記されていたのだ。
しかし、一旦流してしまった誤報を、訂正するメディアは一切無かった。

クライスター爆弾が、最近ではよく使用されるという。
この爆弾は、空中で2つに分かれ、更に無数の小爆弾として広がり、一部地面に落ちたものは、やがて一定の時間経過で爆発する地雷となる。
この爆弾によって、多くのイラク市民が犠牲になっているという。
家の前を武装したイラク軍が通った後、必ずこの爆弾が落とされる。
つまり、1人のターゲットを確実に殺すために、クライスター爆弾を落とすのだ。
これによって犠牲となった人達のことを、アメリカでは「付随的、付属的」被害だという。たった1人を殺すために、多くの市民が殺され、かつ砲弾されているのだ。
スライドには、幼子を抱えた美しい女性が映し出されていた。その次のスライドには、目が潰れ顔がデコボコに腫れ上がった老女のような女性が映し出されていた。これは同一人物である。彼女は爆撃の被害で幼子を失い、彼女は失明して、顔中に無数のガラスが突き刺さっている。
アメリカに行けば、彼女の傷を治すことは可能だった。周囲の勧めを受け、彼女は渡米を決意したが、アメリカは彼女にビザを発行しなかった。彼女の存在により、アメリカの「正義の戦争」のイメージが覆ることを恐れたからだ。
このような話は、氷山の一角に過ぎない。メディアは自社の利益と防衛を優先し、真実を報道するという本来の使命を後回しにしているのが多くの実態である。
真相は、広河隆一氏のような報道者としての使命感に燃えた、ごく一部の良心的なフリージャーナリスト達によって漏れ伝わってくる。
私達が今、耳や目にしている情報が、ごく僅かであることは誰もが認識していることだろう。
しかし、その映像や写真ですら、必ずしも真実を伝えているとは限らないのだ。そういうことも認識した上で、あらゆる情報を洞察し、識別する必要がある。
そうでなければ、私達も戦争に意識の上で加担する加害者たり得るのである。

講演2)メディアにおける情報操作

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/11/12 07:43 投稿番号: [84406 / 118550]
4年前の9月11日、アメリカで同時多発事故が起こった。この時世界中が、このニュース映像に釘付けになった。
私は、このテロを新しい戦争の始まりだと直感した。当時、私はカウンセリングの勉強をしていたのだが、何かに取り憑かれたかのように、私はカウンセリングのメーリングリストで、この事件にまつわる思いを毎日流し続けた。
テレビや雑誌等のメディアは、崩壊するツインビルの様子や、恐怖に泣け叫び逃げまどう人々、このテロによる被害者達の嘆きや悲しみを連日報道した。アメリカでは星条旗が至る所に掲げられ、人々の心はテロリストへの怒りと憎しみで一致団結しているかに見えた。
ふと、この時私は思った。この人々の怒りと団結の思いのベクトルを、戦意に利用することも出来るのではないかと。
その後、アメリカは報復としてアフガニスタンへの武力攻撃を行った。
この武力行使は、悪玉であるテロリストを絶滅させる正義の攻撃だと多くは疑わなかったのではなかったろうか。
人道に反する犯罪と、敵に対する犯罪では人間心理に及ぼす影響は全く異なる。
ホロコーストは、人道に反する犯罪なのか、ユダヤ人に対する犯罪なのか。
日本への原爆投下も、人道に反する犯罪なのか、野蛮人ジャップに対する犯罪なのかで、全く人の認識は変わってしまうのだ。

メディアは「正義の国」アメリカが、アフガニスタンを最新兵器で爆撃する映像を流し続けた。
しかし、その下にいる一般民衆がどのような被害を受けているのかはほとんど報道されなかった。
この一連の報道を見ながら、そこに住んでいる住民達は、この時どこでどうなっているのかと思いを馳せた人も多かったのではないだろうか。
しかし、その情報のほとんどを私達は知ることなく今日を迎えている。それはイラク戦争においてもしかりである。自爆テロや、アメリカの攻撃によって多くの住民が巻き込まれたという断片的なニュースを耳目にすることはあっても、そのミクロの部分は一切知らされていないし、知る術もない。
メディアも規制されている。時折フリーのジャーナリストから、そのごく一部が漏れ伝わるだけだ。
イラクや、アフガニスタンの民間人がどれだけ殺されたのかを多くは知らない。いくつかのNGOが実態を調査すべく部分的に活動しているが、そこを支配する米軍の妨害にあってままならない。
その土地を占領した側が、自国に都合の良い情報を流す。
メディアを通じてしか出来事を知ることの出来ない一般人は、あらゆる情報操作(隠蔽や情報攪乱)の中にあっても、その識別さえ難しい。
例えば、イラクがいかに酷いことをしたのかと思わせる一枚の証拠写真として、油田の前を通るラクダの写真が公開された。これは、わざわざラクダを現場に連れてきて作られたヤラセの写真だったと、広河氏はその舞台裏を明かした。
あるいは、「フセインが隠れ込んでいた防空壕」というキャンプションの添えられた1枚の写真。
しかし、実際に破壊されたのはフセインではなく、400人の人達が逃げ込んだ防空壕だったのだ。
時に、こうやって情報は「証拠写真」ですらキャンプションひとつで容易に操作することが出来る。それは南京大虐殺においてもしかりである。

講演1)チェルノブイリ原発事故関連

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/11/12 07:35 投稿番号: [84405 / 118550]
10月11日、立命館大学の国際平和ミュージーアムにて、DAYS JAPANの編集長かつ、フリージャーナリストの広河隆一氏の、スライドを伴った講演が行われた。
この一連の投稿は、その時の講演内容を元に一部私の雑感を交えて構成されている。
尚、基本的にこれは情報提供であるので、これに関する議論は一切するつもりはない。


1986年4月26日、ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた。わずか数秒の間に2度以上の大爆発が起き、原子炉は壊れ、核燃料はこなごなになってふき上げられた。千メートルから2千メートルもの上空に吹き上げられた放射能は、遠くの国々にまで運ばれ、地球全体に放射能が降った。チェルノブイリ原発周辺は、30キロメートルにわたって、人の住めないところとなり、14万人が避難した。
この事故による初期の死者は、原発の運転員と消防隊の隊員だった。先日のDAYS JAPNの編集長   広河隆一氏の講演で、最初彼らが埋葬された墓地をスライドで見た。それぞれ土が被せられ、その上に花が鏤められていた。ところが、その後被爆した遺体から残留した放射能が土に染み込んでいくことが分かり、遺体は掘り起こされ鉛とコンクリートで封印されたということだった。
原発の実験は、放射能は事故を起こさないということが前提となっており、起こった事故の対処法は分からないままに実験がなされているのが世界の現状だ。だから、その失敗で起こった事故は隠そうとする。
チェルノブイリ原発事故に付随して起こった火災の時、鉛を投入したり色んな手段をとって何とか消火には至ったが、二次原発の火災が起こった時、どうしたらそれを鎮火できるか世界はまだ分かっていない。

アメリカのネバダで核実験が行われる際には、その風向きを重視して行われる。ラスベガスやロスアンゼルス方面とは反対の風向きと決まっているのだ。
しかし、その反対方向に住む住人達は、放射能の影響を受け、多くの人が白血病や癌に冒され亡くなっている。その後も、住民は様々な症状に苦しみ続けている。
その街や人を称して、『風下の街』あるいは『風下の人々』と言われている。
原発事故による被害で、放射能を浴びた街の環境にも異変が起こった。
放射能を浴びた木々からは、黒い樹液が垂れ、60㎝にも肥大したタンポポの葉っぱ、3メートルにも成長したアザミ等々。
放射能が植物のDNAをも破壊し、突然変異を起こさせた一例である。
放射能は人間のみならず、自然環境にも変化を起こしたのだ。
そこはキリスト教信者がほとんどであったこともあり、「神が与えた試練」だとして住民は耐え続けたが、やがてあまりの被害の甚大さにたまりかね、彼らはアメリカ政府を訴えた。
しかし、核実験は「公共利益」のため、裁判所は取り上げてはくれなかった。
チェルノブイリにおけるプルトニウムの事故を、ロシアはもちろんのこと、イギリスも秘密にしたし、アメリカのCIAもその報告書を黒く塗りつぶして隠蔽した。
なぜならば、核開発は各国の国益に繋がることであり、その問題点を公にすることは、それぞれの国の核開発に支障が起こるからだ。

<パリ騒乱><トピずれ

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/12 07:22 投稿番号: [84404 / 118550]
毒舌のサルコジ内相、裏目に(毎日新聞)

〜移民系の若者を「ごろつき」と呼んで、フランス各地で暴動を激化させてしまったと批判されるニコラ・サルコジ内相(50)。これまでも数々の発言で物議を醸しながらも人気を集めてきたが、今回は裏目に出たようだ〜

〜「香港は魅惑的な都市だが、東京は息が詰まる。京都御所はうらぶれている」。04年1月、香港を訪問したサルコジ内相が食事会で同行記者団に向かって日本の都市を批判した。さらに、「太った男同士が戦うことがなぜそんなに魅力的なのか。知的なスポーツではない」と相撲をこきおろした。
  ライバル関係にあるシラク大統領が大の相撲ファンであることへの当てつけだったのは明白だ〜

〜サルコジ氏はパリ生まれのハンガリー移民2世。22歳で地元ヌイイ市会議員、仏最年少の28歳で同市長、33歳で国会議員となった。04年に与党・国民運動連合党首となり、次期大統領選(07年)をうかがう。
  02年5月〜04年3月の最初の内相時代に警察力を動員して不法移民対策を強化した。「移民2世だから逆に移民に厳しく対応しているのか」との批判に対して、「私は移民反対のルペン(極右・国民戦線)党首とは違う。この国には優秀な移民が必要だ」と反論した。
  昨春の訪米時にも米国のパウエル前国務長官(元統合参謀本部議長)、ライス国務長官に言及して「仏には何人の黒人の将軍、外交官がいるのか」と語り、米国のように移民が成功できる社会を模索している側面も持つ。熟練労働者、起業家、研究者ら職業で移民の受け入れ枠の導入を提唱してきたのも、「移民の成功」を実現させる方策と考えているからだ。
  政治スタイルは、どこにでも現場に現れて即断即行を身上とする。大衆と同じ言葉で語りかける気さくさもあり、これがサルコジ氏の人気の源泉だった。今年6月に発足したドビルパン内閣で内相に復帰した。
  今回の暴動で若者の猛反発を招いた「ラカーユ(ごろつき)」という言葉は、郊外の移民系住民が使う俗語だ。「他の政治家と違って、郊外のことを知っている」と言いたかったために俗語を使ったとみられるが、裏目に出てしまった。今年6月には郊外の集合団地で殺害された少年の父親に「この地域を高圧掘削機で掃除する」と語って問題になったが、これも治安対策への熱意をストレートに出しすぎたためのようだ。
  仏メディアでの登場も政治家の中では突出している。仏各紙は先月、サルコジ氏に政治担当の女性記者の愛人がいると報じた。仏メディアはこれまで、政治家の愛人問題があっても報じない慣例を守ってきただけに異例だが、サルコジ氏は現在離婚係争中のセシリア夫人とともに大衆紙などに頻繁に登場している〜

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000256-kyodo-int


略歴を見るかぎり、彼を支持する理由は「日本人」にはないように思うけどね。

少なくとも、知日家・親日家であるシラク大統領(訪日45回)よりは。

まあ、どのみち、礼節に則った言動は、特に公人には必要だと思うけど。

社会的にマイナスの影響が大きいから。

「フセイン裁判の裏側」ニュースの視点②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/12 03:53 投稿番号: [84403 / 118550]
  10月25日、イラク弁護士協会(2000人)が
国際監視団の下で、国際法廷を開くべきだと提案するも否決される。

  ヨルダンの弁護士協会(800人)が、イラクの弁護士協会を支援。
フセイン支援弁護団の会合(ヨルダン   10月25日)
サーレハ会長は、
・正当な理由なしにイラクに武力行使したことは、戦争犯罪
・アメリカこそが戦争犯罪人として国際法廷で、ICCという国際刑事裁判所で
  裁かれるべきだと提案

  前団長のジアード氏は、
・占領下における住民の裁判は、国際法上、ジュネーブ条約上許されない。
・合法な国際裁判を開くべきだと提案

  フセイン支援弁護団(ヨルダン)イッサム・ガッザウイ弁護士は、
「私達は大統領が起訴されないように尽くします。
  彼は今でもイラクの大統領です。元大統領ではありません。
  ブッシュ大統領が終戦を宣言した時に、その戦争は終わったんです。
  国際法によると、その時点で、大統領は釈放されるべきだったんです」

イッサム氏は、決してフセイン支持者なのではなく、
あくまでも法に携わる人間として違法性を主張している。
法解釈という論理的な話をしている。
前の憲法は生きている。
だからフセインは今も法的には大統領。
そういう解釈。

「フセイン支援弁護団」というのは、フセイン支援ではなくて、
フセイン弁護団を支援するということ。
命懸けの弁護団を支援する弁護士の団体ということ。
弁護士が弁護士として当たり前にできなければならない活動が、
今のイラクではできないので、支援するということ。
フセインを支援することと混同されているようだが。


<日本人に求めることは>(ドレイミ氏へのインタビュー)
「我々は日本の方々にイラクで何が起こっているのか、
  その真実を知ってもらいたいんです。
  イラクはアメリカに破壊され、そして占領されている状態です。
  イラクは国際連合のメンバーです。
  世界中にとってイラクは、中東のバランスを保つ意味でも重要な国の筈です。
  なのに、いわれもない侵略が行われたんです。
  これはジュネーブ条約に反します。
  また、国連憲章にも反する行為なんです。
  アメリカのイラク攻撃は法に反した、正当性に欠く行為だったんです」


10月10日、国連の国際的人権侵害を調べる会のレアンドロー代表が報告書を提出。
フセイン裁判は司法の独立を侵害する、非合法なものと警告を発している。
・占領期間中に裁判を行っていること
・米占領当局がスポンサーとしてお金を出している
・明らかにフセインを死刑にする為に裁判が行われている
  これらは、司法の独立に反し、公正でなく、非合法である。
  その上で、国連が指導する国際法廷を開くことを提案
  この提案は安保理に上がってこない。

「フセイン裁判の裏側」ニュースの視点①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/12 03:52 投稿番号: [84402 / 118550]
  「フセイン裁判の裏側」ニュースの視点(TBS)

  ジャーナリストの平田伊都子女史の報告。

  フセインの唯一の弁護士であるハリル・ドレイミ氏は、
アンマンにいるフセインの長女のラバドに雇われている。

  ハリル・ドレイミ氏へのインタビュー

<フセイン大統領は一時間も喋ったんですか>
「ええ、実は多くの場面がカットされていました。
  編集の専門家がいて、放送する段階で編集が加えられていました。
  生中継されていた映像は、実はコントロールされていたんです。
  私はこの裁判で合わせて三回発言しました。
  検事の発言に対して反論したんです。
  法廷では検事は我々の敵です。
  彼は犠牲者の為に発言しますが、我々は被告人の為に発言します。
  しかしその我々の発言はテレビでは放送されませんでした。
  また休廷の時、大勢の兵士がフセイン元大統領を取り囲んで、
  乱暴に引きずっていきました。
  その場面もまたテレビでは見られませんでした。
  法廷の中では映像に映らない場所にチャラビ氏などの政府高官が大勢いました。
  イラク移行政府は裁判にかかわっていないと主張していますが、
  これは事実を語っていません。
  政府が司法・行政・立法、この全ての権利を握っている状況なんです。
  法廷の中は政府によってつくられたものです。
  その目的は裁判の捏造なんです。
  何もかもがまるでハリウッド映画のようでした」


  アルジャジーラでは、これは20分遅れで配送されてきていますと
三回くらいアナウンスがあった。
カメラは二台あって、カメラマンはアメリカ人。
アメリカ人の超スーパー編集マンが、編集して、それを送っていた。
20分間は編集とカットの時間だった。

法廷の中にも米兵がいて、仕切っていた。

・裁判長はクルド人
・検事五人はシーア派
・被告八人はスンニ派
  平田女史は、
「どう考えても、これは政治的リンチ」
「10月19日という日付を設定したのは米占領当局」
「米自身の発表によれば、この裁判セットをつくる為に米は160億円投資した」
「判事、裁判長はド素人、一年間かけて即席養成した」
「給料、特別手当も貰っている」
「弁護団も給料を要求したが、否決された」
(被告達は資産凍結されているので、給料を貰っていない)
「急ごしらえのハリウッド製の裁判劇」

  フセイン弁護団のサードゥーン弁護士が、10月21日に殺害される。
「拉致したのは内務省の人間だとはっきり本人達が言っている。
  イラク内務省諜報部のある階は、イランの諜報部が占めている。
  ある階は、バドル軍が占めている。
  結局バドル軍がやったと本人達も声明を出している」

アサド大統領頭を下げるのは神に対してのみ

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/12 01:16 投稿番号: [84401 / 118550]
  (2005.11.11)アルジャジーラ
・「アサド大統領がダマスカス大学で行った演説は、シリア国内の全ての勢力に
   好意的に受け止められました。特に大統領が誰にも頭を下げないと断言した
   ことが、満足をもって受け入れられたようです。

   『バッシャール・アサドは、自分や国民や祖国を世界の誰かに対し頭を
    下げさせるような大統領にはなりません。我々が頭を下げるのは
    全知全能のアッラーに対してのみです』

   大統領は、はっきとした方向性を示しました。
   その為国民はその中に今後予想される展開を見ることになりました。
   それにはシリアに対する更なる圧力の増大も含まれます。

   市民です。
   『これから先の段階は、シリアにとって難しいものになるでしょう。
    国民はそのことを分かっています。それでも難しい道を選んだ大統領を
    支持すると思います』

   『調査委員会やその他のこと全て、以前からアメリカの侵略的な計画に
    よって、元々決められていたものです。
    私達が何をしても仕方ないのです』


   アサド大統領は、多数のクルド人にシリア国籍を与えること、
   腐敗を追及し、会計基準を強化するなど、内政の改革を断行すると
   約束しましたが、観測筋は、今後も一般国民が政治に参加することには
   強い拒否の姿勢が見られると分析しています」



  <私の感想>

  アサド政権に批判的な勢力も、欧米のシリアへの圧力に、
無批判的に追随する姿勢は見せていないように思われます。
・反アサド・反バアス党感情と
・反欧米感情
  この両者の、バランスに踏まえているものと思われます。

  アサド大統領からすれば、国民の反欧米感情を利用し、
そこに準拠して、ナショナリズムを煽り、内部固めを基礎に、
延命しようということなのでしょうね。

  シリアとイラクのバアス党。
アラブ民族主義と社会主義を掲げる党ですが、
サッダーム・フセインもその最末期には、
イスラームを表面的には強調していましたね。
自らの延命にイスラームを利用しようとしたと思います。



  <参照>
・「権威主義・独裁維持のための「多元主義」」
   バッシャール・アサド政権下のシリア
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/07/post_1ead.html

・「シリア〝民主化〟への攻防」NHKBS
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/07/nhkbs_58ca.html

・「シリアとレバノン」小山茂樹(東洋経済新報社)
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/08/post_4fa0.html

TIKRIT:イラク軍採用センター前で車爆弾

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/12 01:08 投稿番号: [84400 / 118550]
  (2005.11.11)米CNN
・「ティクリートで、イラク軍の採用センターの前で自動車が爆発し、
   七人が死亡し、13人が負傷しました。
   犠牲になったのは、かつてイラク軍で働いていた元兵士達で、
   最近復帰するように要請されていました」

  ティクリートの元イラク軍といえば、フセイン個人独裁体制を
その根幹で支えた基幹部隊を輩出した地ですね。
  それ故、恨みを持っている人々も多いでしょうね。
敵が多いだろうと思います。

  アラブ・スンナのムスリム・ウラマー聖職者協会は、
イラク警察、イラク軍内での、SCIRIの影響力拡大に危機感を抱き、
アラブ・スンナの人々にも、イラク警察・イラク軍に加わるよう声明を出して
います。

  今回、ティクリートでも、イラク軍への復帰要請が為されたということは、
現政権が、公式に認めたことでしょうから、それ自体は、宗派・民族対立を
解消する方向性を持ったものだとは思います。
現政権内部にも、旧フセイン政権を支えた者達への怨念を強く抱く勢力は
多いし、ティクリートは、その象徴のような所ですからね。

Re: では、今日のお別れに

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/12 00:05 投稿番号: [84399 / 118550]
  私は君を殺さない。
  生きろ、生きてくれ!

Re: アメリカとの決別

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/12 00:01 投稿番号: [84398 / 118550]
>でも、えらい貧乏になったら意味ないからねえ。

  殺され損貧乏。
  板で愚痴もいえない。

Re: では、今日のお別れに

投稿者: evangalical_knight 投稿日時: 2005/11/11 23:59 投稿番号: [84397 / 118550]
君が殺されたらもっと楽しいですね。
花火を上げてお祝いしちゃうんですけど。

Re: では、今日のお別れに

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/11 23:34 投稿番号: [84396 / 118550]
  君が殺されたら楽しいですね。
  花火を上げてお祝いしちゃうんですけど。

Re: 夢のカリフォルニア 3

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/11 23:34 投稿番号: [84395 / 118550]
>こんな密集地に白リン弾をぶち込んだわけですね。

  密集地効果。
  至近距離では使用禁止。
  フセインは知らない。

Re: >>それはアメリカ様から

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/11 23:31 投稿番号: [84394 / 118550]
>戦前の生き残りが現在の状況にどう対応するか、面白いじゃないですか。

  だから今なのだよ。

Re: 夢のカリフォルニア 2

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/11 23:29 投稿番号: [84393 / 118550]
>「ある。焼ける。肉体が焼ける。子供も女も焼く。白リンは無差別に殺す。たいていの場合150メートルの範囲にある白リンの雲が広がり、あらゆる人間、動物を焼き尽くす。」

フセインは知ってのか?

Re: アメリカとの決別

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/11 23:16 投稿番号: [84392 / 118550]
>でも、えらい貧乏になったら意味ないからねえ。

  北朝鮮になりたくはないな。

日米軍事一体化・・いよいよ

投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/11/11 22:15 投稿番号: [84391 / 118550]
自衛隊も、米の【自衛的先制攻撃】とやらに、世界中に駆り出される日も近づいているようだ。


★2005年11月11日発行911号


【911号主張   軍事一体化宣言した日米安保協   強権で新基地建設許すな】


日米の軍事一体化

  10月29日、日米の外務・軍事担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)は、

「日米同盟『未来のための変革と再編』」と題した「中間報告」を発表した。

それは、当初報道されていた「普天間基地移設」「在日米軍再編」にとどまるものではなかった。

日米両政府は、アジア太平洋地域から世界までを照準に、いつでもどこでも先制攻撃するために軍事一体化をめざすというとんでもない宣言を行なったのである。


  2プラス2後の記者会見で

大野防衛庁長官は「日米同盟の変革に向けた歴史的なプロセスだ」と自賛した。

いったい何が変わるのか。


  【情報共有、基地使用、訓練、作戦行動、あらゆる段階での日米両軍の共同と自衛隊の役割拡大だ。】


【在日米軍司令部のある横田基地に航空自衛隊総司令部を移転する、】


などはその象徴だ。


「相互運用性の向上」「訓練機会の拡大」として、

【全国の米軍基地で自衛隊との共同使用が開始され、】


自衛隊基地では米航空部隊が訓練を行なう。


【民間空港・港湾の使用拡大も打ち出された。】


  グローバル資本の戦争路線のために、米軍・自衛隊を全面再編しようとしている。


新基地強行へ特措法


  焦点であった普天間基地「移設」=新基地建設について、日米政府はキャンプ・シュワブ「沿岸案」で合意した。


五百数十日を超えた現地阻止闘争、県外移設を求める県民世論、そしてジュゴン保護を求める国内外世論―これらの声の前に、

【辺野古沖現行案は完全に破綻した。】


にもかかわらず、あらためて全長1800メートルの巨大基地建設案を一方的に決定する。


こんなデタラメに沖縄県も賛成できるわけがない。

それを見越して、政府は、【県から公有水面の埋め立て許可権限を奪う】特別措置法まで準備している。

(どら・・許可権限を国にする予定だとか)


  それだけではない。

那覇軍港など一部施設返還の代わりに、中南部の海兵隊キャンプを北部に統合し機能を集中する。


【嘉手納基地の自衛隊共同使用、】

【キャンプ・ハンセンでの日米共同訓練が盛り込まれた。】


垂直離着陸機オスプレイ配備を想定した新基地も、将来的に日米共同使用を狙っていることは間違いない。



  日米軍事一体化を進める小泉は、沖縄の負担軽減どころか、基地強化、要塞化を押し付けているのである。


11月ブッシュ来日反対


  「これが沖縄差別でなくて何なんだ」。10月30日、沖縄県民の怒りを集めた総決起大会は「日米合意案の撤回、普天間基地即時閉鎖・撤去、あらゆる基地のたらい回しをやめること」などを決議した。

稲嶺知事、岸本名護市長さえ頭越し決定に異議を唱えている。

基地を抱える各自治体首長も、住民無視の受け入れ強要に「絶対に反対」(座間市長)「容認できない」(岩国市長)と声を上げはじめた。



  【日米同盟強化、戦争協力への「国民保護計画」進展、自民党全面改憲案の動きに市民の危機感はかつてなく強まっている。】


無防備地域宣言運動のように地域から反撃していく展望はむしろ広がっている。


  【11月15日、日米軍事一体化をうたいあげるためにブッシュが来日する。】


小泉・ブッシュ会談に、新基地建設反対、普天間撤去、イラク占領軍撤退を突きつけ、戦争国家路線を打ち砕こう。(10月30日)


http://www.mdsweb.jp/doc/911/0911_01a.html

Re: >目覚めなあかんよー、日本は。

投稿者: momotarou_no_noroi 投稿日時: 2005/11/11 22:02 投稿番号: [84390 / 118550]
Ω\ζ゜)チーンッ





御愁傷様

Re: アメリカとの決別

投稿者: moriya99 投稿日時: 2005/11/11 21:00 投稿番号: [84389 / 118550]
>>
アメリカからの独立は簡単

1.核武装
2.徴兵制義務
>>

でも、えらい貧乏になったら意味ないからねえ。

では、今日のお別れに

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/11/11 19:02 投稿番号: [84388 / 118550]
イラク武装勢力(?)からの映像メッセージ。30秒もないみたいですが、今宵存分にお楽しみください。

http://blip.tv/file/get/Aliveinbaghdad-IEDExplodesUSHumveeVideoB yIraqiResistance940.mov

夢のカリフォルニア 3

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/11/11 18:46 投稿番号: [84387 / 118550]
何かファルージャの作戦に参加した米軍の上官とかが、連名で白リン弾が効果的な兵器だと報告しているようですね。

「WP [i.e., white phosphorus rounds] proved to be an effective and versatile munition. 」

The Fight for Fallujah
Indirect Fires in the Battle of Fallujah
by By Captain James T. Cobb, First Lieutenant Christopher A. LaCour and Sergeant First Class William H. Hight
http://sill-www.army.mil/FAMAG/Previous_Editions/05/mar-apr05/PAGE24-30.pdf

いやあ、こんな密集地に白リン弾をぶち込んだわけですね。素晴らしい!

Re: >>それはアメリカ様から

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/11/11 18:30 投稿番号: [84386 / 118550]
namahamu3maiさん、現在の状況を考えてみてください。官僚を含めて、米国のおかげで生き延びてきた戦前からの生き残りのやれることなんて、たかだか知れていると思いますよ。結局、とことんやらなきゃ自分の能力なんて解らないないんですから。単純に、自分たちの能力を自覚できないのが、米国の力を借りて再び日本を牛耳っちゃったってだけの話だと思いますが。まあいろいろあるでしょうが、やってもらうしか選択肢はないんではないでしょうか?

>>それはアメリカ様から

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/11/11 18:15 投稿番号: [84385 / 118550]
こんばんは、namahamu3maiさん。俺は別に憲法を変えてもいいと思っているのですが、俺が考える正しい手順は、日本から米軍を追い出してからですね。占領状態である以上、日本の政治勢力とかの中に、あらゆる形で米国の力が働いていた、そして現在も働いていると考えていい。しかし、日本国民の大多数は日本は独立国だと考えている。その中で憲法改正があるわけです。だったら、選挙で選ばれた自民党が憲法草案を出して、それを国民が受け入れるんだったら、それいいんじゃないでしょうか。これが日本の戦後ってことだけと思うのですが。

ただ、米国のおかげで生き延びてきた小泉君とかの先祖たちの戦前の状況と現在の状況はまるで違うということです。まあ、無責任な言い方になるかもしれませんが、この戦前の生き残りが現在の状況にどう対応するか、面白いじゃないですか。

夢のカリフォルニア 2

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/11/11 17:39 投稿番号: [84384 / 118550]
「夢のカリフォルニア」のちょっときれいな曲に乗って、ファルージャで白リン弾がばらまかれ、どのような効果を挙げたかを書くのはなかなかシュールで笑える。「Fallujah: the Hidden Massacre」でインタビューを受けていたJEFF ENGLEHARTさんの発言を引用させて貰おう。

ENGLEHART:   白リン弾頭からのガスは雲状に散らばる。皮膚に触れると、後戻り不可能なダメージを与え、肉体を焼いて骨だけにする。必ずしも衣服は燃えないが、衣服の下の皮膚を燃やす。これこそ、保護マスクが役に立たない理由だ。マスクのゴムをも通って燃える。顔面の内側に入り込む。白リンを吸い込むと、喉や肺が水ぶくれ状態になり、窒息する。体の内側から燃えていく。基本的に白リンは皮膚や酸素、水に反応する。燃えるのを止める唯一の方法は、泥だ。しかし、その時点で止めることは完全に不可能だ。
レポーター:白リン弾の効果を目にしたことがありますか?
ENGLEHART: 「ある。焼ける。肉体が焼ける。子供も女も焼く。白リンは無差別に殺す。たいていの場合150メートルの範囲にある白リンの雲が広がり、あらゆる人間、動物を焼き尽くす。」

Democracy Now!のインタビューに答えていたイラク駐留の米軍担当者の話はけっこう大笑いする。白リン弾を使っことを認め、使ったのは、照明弾のような目的として使ったのであって、武器として使ったのではないと言っているのだ。つまり、こういうことになる。照明弾として使っただけだから、それがファルージャの人たちにどんな影響を与えたかは知ったことではない。

>それはアメリカ様から下賜いただいたから

投稿者: namahamu3mai 投稿日時: 2005/11/11 17:13 投稿番号: [84383 / 118550]
何時もの事だが、お前の言い方は、

異性に振られたくせに、「こちらが振ってやったんだ」と、言い張る情けない奴と同じだな。

Re: 役立たず↓

投稿者: etaonrishdlfcum 投稿日時: 2005/11/11 07:19 投稿番号: [84382 / 118550]

役立たずの陸自は撤退…空自は残る

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2005/11/11 06:59 投稿番号: [84381 / 118550]
http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY200511100370.html

米軍の後方支援だけを残すとは

インド洋では海自が海上ガソリンスタンド
イラクでは陸自が運送屋
いっそのこと民営化したら…おっと、儲けがないからすぐ潰れるか

アゼルバイジャン情勢:米露の妥協の産物②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/11 06:47 投稿番号: [84380 / 118550]
  NHK現地特派員の瀬川明成氏は、
「アリエフ政権にとって最も重要なことは、政権の維持です。
  その為にどう対応するのか。アリエフ大統領の対応を見ていますと、
  旧ソビエト諸国で相次いだ民主化ドミノを研究し、
  その対策を十分に検討したと思われる。
  まず、アリエフ大統領は、選挙前にも父の代からの保守派の閣僚を相次いで
  解任するなど、改革路線を打ち出すことで、野党支持者の切り崩しを図りま
  した。
  更に、選挙に対する欧米からの批判については、いくつかの選挙区で投票を
  やり直すことで、国内外の批判や不満のガス抜きをして、危機を乗り切ろうと
  考えているのです」

  9日首都バクーで開催された二万人を超える野党側集会の
参加者のムハンマド・アガエフ氏を取材。
アガエフ氏はバクー郊外で子供や親戚13人と暮らしています。
80年前の建物は階段が崩れかかるなど老朽化が進んでいますが、
修繕する余裕もありません。
仕事もなく、月二千円ほどの手当てが家族にとって唯一の収入源です。
石油による経済成長が続くアゼルバイジャンですが、
その恩恵を受けているのは、政権につながる一部の人達にすぎません。
アゼルバイジャンでは、国民の半数が、一ヵ月の収入が四千円に満たない
厳しい生活に追い込まれている。
「国家の富が庶民に行き渡っていない」
「ウクライナのようにこの国も民主化革命は避けられない」

ロシアは、選挙に重大な不正はなかったとアリエフ政権擁護を明確に打ち出す。
トルコやイランとも国境を接する戦略的要衝に位置する
アゼルバイジャンとの良好な関係を維持すると共に、
これ以上の民主化ドミノの拡大は何としても阻止したい。

米は、野党勢力が影響力を強め、民主化が進むことを期待。
米は、アリエフ政権の崩壊そのものは、望んでいない。
カスピ海石油BTCパイプラインは、戦略的に重要。



  <私の感想>
  野党集会参加者の中に
”STOP Trading our Democracy for oil.”というプラカードもありました。
これは、なかなか鋭いですね。
<長期独裁政権>と<欧米>との、カスピ海石油資源を確保したいという
思惑からの『政治的妥協』、予め、ある制限された範囲内での『改革』なのでは
ないかというラディカルな問題提起ですね。
鋭い政治的洞察力ですね。
私も同感です。


  <参照>
・「完成 カスピ海パイプライン」 NHKBS
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/05/__nhkbs_73aa.html

・「カスピ海・地中海パイプラインをいく〜石油の中東依存を変えられるか」NHKBS
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/chechen/2005/01/nhkbs.html

・CIS諸国を巡る米露の角逐
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/chechen/2004/11/post_4.html

・「民主化ドミノ〜市民パワーと米ロの攻防〜」(NHKBS世界潮流2005)
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/09/nhkbs2005_fd84.html


アルメニア正教のアルメニア、グルジア正教のグルジア、
アゼルバイジャンは、イスラム教徒が多いので、同じイスラム教徒ということで
チェチェンの難民も、かなり多くがアゼルバイジャンのチェチェン難民キャンプ
等でも暮らしている。
もちろん自由な政治活動などできるはずもないのだが、、、

アゼルバイジャン情勢:米露の妥協の産物①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/11 06:46 投稿番号: [84379 / 118550]
  (2005.11.10)ロシアRTR
・「勝利の広場を埋め尽くした反対派は、アゼルバイジャン語で
   自由を意味するアサドレイクというスローガンを叫びました。
   オレンジ色の旗の下に行われたこの日の集会は
   市当局の許可を受けたものでした。
   警官隊が取り囲み、見守りましたが、衝突などはありませんでした。
   内務省は、法の範囲を超える行動があったり、決められた時間が
   守られなかった場合には、厳しく取り締まるとしていました。

   緊急対応警察部隊司令官です。
   『もしきちんと解散しなければ、解散させます。
    集会の許可は、15時から18時です。
    18時には完全に終了してもらいます』

   三つの政党が構成した野党連合アサトゥリークが、六議席しか
   取れなかった議会選挙に、野党は選挙結果は歪曲されていると主張します。

   アゼルバイジャン国民戦線のケリムリ党首です。
   『次の行動は11月12日に予定しています。
    それまでに中央選管には誤りを認めて欲しい。
    我々は十分な証拠を提出し、11月6日の選挙は、歪曲され、
    国民の意思を反映していないと訴えています』



・NHKBS「きょうの世界」特集「民主化ドミノ:アゼルバイジャンに及ぶのか」

  欧州安保協力機構選挙監視団
「今回の選挙は民主的な選挙の国際基準を満たしていない」

  アリエフ政権は、二つの選挙区の結果を無効とし、
  その二人の知事を解任しました。

  BTCパイプラインが来月完成予定。

  原油高の中、アゼルバイジャンも空前の好景気に沸いています。
今年の経済成長率は、20%に達する見込み。
街には高級ブティックが次々に現れています。
「買い物に来る人は金持ちばかりです。
  世界各国の高級品を買いあさっています」

  アリエフ長期独裁政権が、一昨年、父から息子へと世襲。

  NHK現地特派員の瀬川明成氏は、
「野党側は今日もここで集会を開くことにしていましたが、許可されませんでし
  た。替わりにここでは政権を支持するグループによる集会が開かれました。
  与党の発表によりますと、およそ四万人が集まったということです」

  野党側は集会等を繰り広げ、これまでに約千人が拘束されたといいます。
反政府指導者グリエフ氏の亡命先からの帰国も認められませんでした。

・与党「新アゼルバイジャン」:63議席
・野党連合:7議席(現有を下回る)

「経済を発展させた我々の石油戦略を国民が支持してくれたのです」
(与党副党首アフメトフ氏)

米NGO USAID選挙本部は、選挙当日2800人のスタッフを送り込み、
出口調査を行いました。
その結果、少なくとも10の選挙区で出口調査と選管の公式発表との間に
大きく食い違いがあったとして、選挙の不正を訴えたのです。
「重大な不正行為は直ちに調査すべき」(米政府エレリ報道官)

「国際選挙監視団の意見を我々は尊重する」(アリエフ大統領)

米CIA工作員情報漏えい問題の背景5

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/11 01:55 投稿番号: [84378 / 118550]
〜このような新中道派の故意の失策は、ホワイトハウスの機密漏洩スキャンダルにも反映されている。機密漏洩事件の5番目の深層は「なぜイラク侵攻するのに、明らかにニセモノだと分かる契約書を本物だと言い続けるウソをつく必要があったのか」という疑問である。

  ニジェールウランの契約書は、IAEA(国際原子力機関)も鑑定しているが、彼らは数時間の鑑定でニセモノと断定し「これがニセモノだと言うことは、素人がインターネットを使って調べれば分かることだ」と述べている。(関連記事)

  古今東西の戦争の中には、最初から勝つと分かっている側が作った言いがかりや、粉飾された開戦事由によって引き起こされているものが意外に多いのではないかと私は思うのだが、勝者は開戦前の粉飾やウソを隠し通すことで「正義」を貫き、ウソは歴史の闇に葬られ、後世の人間がそれを知ることはない。

  こうした歴史の常態からすると、アメリカのイラク戦争は、まるで異常である。ニジェールウラン契約書を開戦事由に使ってイラクに侵攻しようとするホワイトハウスのやり方に、CIAが反対したのは、契約書がすぐにニセモノと分かるものだったからだろう。もっと巧妙なニセモノ、巧妙なウソに基づいて戦争が行われるのなら、それは歴史の常態なのだから、CIAは反対しなかっただろう。

  ニジェールウランを開戦事由とする件が、米政府の機密文書の段階で止まっていれば、後で誤魔化すことができ、まだ被害は少なかったはずだ。ホワイトハウスの高官たちも、文書はニセモノだと分かっていただろうから、当然そうすべきだった。

  しかし実際には逆に、ニジェールウランの件は、わざわざブッシュ大統領の重要演説(年頭教書)の中にまで盛り込まれた。CIAのテネット長官は止めたが、ブッシュの演説文を書いたハドレイ大統領副補佐官は聞かなかった。ホワイトハウスの高官たちは、すぐにニセモノと分かる証拠に基づいた主張を、ブッシュの重要演説の中に盛り込むことで、後からウソがばれたときに被害が大きくなるように伏線を張ったかのようである。

  ここから読みとれることは、ニジェールウランのニセの契約書は、ネオコンによってホワイトハウスに持ち込まれたが、ネオコンと対立していたはずの中道派も、ニセの契約書と知りながら、それを「アメリカを自滅させて世界を多極化する」という新中道派の戦略として使ったのではないか、という疑惑である。

  しかし、こうした疑惑は、おそらく今後も表面化せず、歴史の闇にしまわれる可能性が高い。イラク戦争は「ネオコンが起こした失敗」として歴史に刻まれ「この失敗の結果、アメリカは衰退し、世界は自然に多極化した」というのが歴史の定説になるのかもしれない。中道派が戦争政策を乗っ取って世界の多極化のために使った、などとという話には、最後までならないだろう〜

http://tanakanews.com/f1101whitehouse.htm


田中宇氏の解説は、やや深読みの気もするけど、的確ではあるように思う。

まあ、私は「穏健派」「中道派」も色々画策はしているとは思うけど、それほど先が見えている訳じゃあなく、結果的に現在の状況が作られていっているんじゃあなかなろうかとも思うけれど。

米CIA工作員情報漏えい問題の背景4

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/11 01:18 投稿番号: [84377 / 118550]
〜私は当時は、パウエルは戦争を回避するために、タカ派に転じたふりをしているのだろうと思っていた。だから、イラク侵攻が実際に起きた時、これはパウエルら中道派の敗北で、ネオコンの勝利であると考えた。ところが、その後のブッシュ政権の行動は、予想に反するものだった。口ではタカ派的なことを言いながら、実際にやっていることは中国やロシアなどに対して譲歩する「隠れ多極化戦略」が始まったのである。(関連記事)

(多極化戦略の意味については こちらを参照)

  その一方で、米軍はイラクの占領を故意に泥沼化しているのではないかと思われるような事態も始まった。当然の帰結として、イラク占領は泥沼化した。(関連記事)

  2004年初めには、パウエルは「フォーリン・アフェアーズ」に「ブッシュ政権はロシア、インド、中国といった、大国との関係を強化する」「アメリカは、強くて安定し、経済力と外交力を持った大国として中国が台頭することを望んでいる」と主張する論文を書いた。私が「パウエルはタカ派のふりをすることで、中道派的な多極化を実現する作戦を実行していたのだ」と感じたのは、この論文を読んだときだった。(関連記事)

  今年初めにブッシュ政権の1期目が終わり、パウエルが辞任してライスが国務長官になった後は、ライスがパウエルの「隠れ多極主義」の戦略を引き継いだ。

  たとえばライスは先日、中央アジアのタジキスタンを訪問し、ウズベキスタンから米軍基地が追い出されたことを受け、代わりにタジキスタンに米軍基地を置こうとしたが、断られた。ライスは、タジキスタンの大統領に対して「民主化せよ」と強く求めたため、嫌がられたのである。その結果、ウズベキスタンに続いてタジキスタンも、ロシア寄りの姿勢をはっきりと打ち出すようになった。(関連記事)

  ライスは、相手が怒ることを知りつつ「民主化」を会談のテーマとして持ち出し、うまくやれば親米になってくれる国々を、故意に反米の方向に追いやっている。そして、すべてが失敗した後になって譲歩を行い、世界を多極化する方向に動かしている。極端にタカ派的な姿勢をとることで、中道派的な結果を導き出している。

  ライスは最近、イランやシリアを攻撃する言葉をさかんに発している。ライスは、ブッシュにも「ここで方向転換してはなりません」とアドバイスしているらしく、ブッシュもイランやシリアを非難する発言を繰り返している。(関連記事)

  すでに述べたように、イランやシリアを反米の方向に追いやると、イラクから米軍がスムーズに撤退できなくなる。新中道派は、ブッシュを操り、ブッシュの願望とは正反対の、イラク占領の失敗すら画策しているように見える〜

米CIA工作員情報漏えい問題の背景3

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/11 01:15 投稿番号: [84376 / 118550]
リチャード・パールらがネオコンであるとされている〜

〜2003年のイラク侵攻は、ネオコンにとって、湾岸戦争で果たせなかった「米軍をイラクに駐屯させる」という目標を12年ぶりに達成するものだった〜

〜中道派は、レーガン政権内で巻き返した後、レーガンとゴルバチョフの会談を成功させ、軍事産業が勢力拡大の道具として使っていた冷戦を終わらせた。同時に、ドイツ統一を促進し、統一ドイツを核としたEUの結成を促し、EUをアメリカに対抗する大きな勢力にした。これにより、世界の覇権構造を多極化し、イスラエルやネオコンがアメリカの政権を牛耳っても、それが世界全体を牛耳ることにはならないという、新しい世界体制を作ろうとした。

  EUは、パレスチナ問題でイスラエルを強く批判しているが、これはネオコンに牛耳られたアメリカがイスラエルを批判できない分を肩代わりする意味がある。

  2001年に就任したブッシュ政権で、再び米政府の中枢に入ったネオコンは、中道派が作った世界の多極化傾向を無効にするため、911を機に「単独覇権主義」を打ち出した。これは「EUの覇権拡大を容認しない」「アメリカはEUや、その他の国際社会の言うことなど聞かない」という方針である。

  同時にネオコンは、ホワイトハウスや国防総省で、イラクに侵攻するための理屈を作る工作活動を行った。その一つが、ニジェールウランの契約書である。このニセの契約書を作ったのは、イタリアの諜報機関の関係者であると指摘されているが、それをホワイトハウスに持ち込み、開戦事由として使ったのはネオコンである。(関連記事)

  今後、機密漏洩事件の捜査の進展によっては「ニセの契約書を使って米軍にイラク侵攻させたのはネオコンである」ということが、アメリカの公式見解になっていく可能性がある。この事件は、レーガン政権時代の「イラン・コントラ事件」と同じ意味を持つかもしれない。

  つまり「単独覇権主義」「中東民主化」など、ネオコン的な理論がブッシュ政権から一掃され、EUとの関係を再び緊密化し、中国やロシアの台頭を黙認して世界の多極化を進めるという中道派の戦略に取って代わられる可能性がある〜

〜米政界には「ブッシュ政権がやっているネオコンの戦略は、アメリカの力を無駄遣いしているので、それをやめさせて、強いアメリカを復活させたい」と考えている「中道派」がいるのは事実である。しかしその一方で、中道派の中には「ネオコンの戦略をどんどん過激にやってアメリカの力を無駄遣いさせ、アメリカの覇権を故意に低下させることによって、世界を多極化したい」と考えている「新中道派」とでも呼ぶべき勢力がおり、こちらの方が、旧来の中道派よりも強い。

  新中道派にとっては、ブッシュ政権を方向転換させる必要などない。タカ派的な強硬策をどんどん無茶にやっていれば、自然とアメリカは衰退し、中道派が目指していた多極化が実現され、弱くなったアメリカは国際協調主義の方針しかとれなくなる。ネオコンの政策を乗っ取って、中道派の政策を実現しようという戦略である。

  私が見るところ、この乗っ取り策を最初にやったのは、パウエル前国務長官である。開戦前の記事「イラク戦争を乗っ取ったパウエル」にも書いたが、国務長官だったパウエルは、イラク侵攻の4カ月前の2002年12月中旬のホワイトハウスの会議以来、穏健派からタカ派に転じている。

  パウエルはその後「EUとの協調など必要ない」「国連のイラク査察はやっても意味がないので、早くやめて侵攻した方がいい」などとネオコン風の発言を繰り返しつつ、2003年2月には国連で、誰が見ても証拠になりそうもない事柄を並べて「これが、イラクが大量破壊兵器を開発している証拠だ」と演説した。これはどうみても、わざとアメリカに対する信頼を損なう行為だった〜

米CIA工作員情報漏えい問題の背景2

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/11 01:09 投稿番号: [84375 / 118550]
〜機密漏洩事件の3番目の層は「開戦前からニセモノと分かっていたニジェールウラン契約書の問題を、なぜ今になってスキャンダルにするのか」ということに関係している。

  ニジェールウラン契約書の件は、イラク侵攻前から米英の新聞に出ていた。米議会の議員らは皆、この件を簡単に知ることができたはずだ。しかし当時は皆、この件に知らんぷりをして、挙国一致でブッシュのイラク侵攻に賛成していた。

  それはおそらく「米軍はイラクで快勝し、簡単に親米政権を作れる」という、当時のウォルフォウィッツ国防副長官らネオコンの主張を信じていたからだろう。当時のアメリカの好戦的な世論の中では、政治家は、快勝できる戦争に反対すると、後で政治生命を失うことになりかねなかった。

  だがその後、予想に反してイラクは泥沼化し、アメリカの財政は逼迫し、戦死者は増え続け、ブッシュ大統領に対する支持率も下がり続けている。戦死を恐れて米軍に志願する人が減って新兵募集も滞っているのに、イラクの状況は好転せず、米軍は、開戦時よりも多い16万1千人をイラクに駐屯させざるを得ない状況だ。(関連記事)

  与党共和党内には、早期撤退を望む声が広がっている。その一方で、ブッシュ大統領は「何が何でもイラク占領を成功させて歴史に名を残す」と決意しているらしく、ゲリラが強い今の状況下で撤退計画を立てることを拒否している。(関連記事)

  そのため、イラクの泥沼化がひどくなってきた今春以降、共和党内では、ブッシュを追い詰め、イラク占領に対する態度を変えさせて早期撤退を実現したいと考える勢力が増えている。おそらくこの勢力は、今回の機密漏洩スキャンダルをなるべく大きな事件にしようと、特別検察官を後押ししている


〜ブッシュが「強硬派」「右派」なので、これに対抗し、共和党内でイラクからの早期撤退を求めている勢力は「穏健派」「中道派」と呼ばれている。共和党の穏健派は、アメリカの軍事力や経済力、国際的な威信が、イラク戦争によって自滅的に削がれていることに歯止めをかけ「世界最強のアメリカ」を何とか維持することが目的である。

  だが、イラクからの撤退は上手に行わないと、ベトナム戦争の「サイゴン陥落」のように、アメリカの威信を失墜させ、世界の反米勢力を活気づけ、ドル暴落などを引き起こす事態になりかねない。

  アメリカがイラクから上手に撤退するためには、イラク国内の武装した諸勢力が米軍の撤退に乗じないよう、イラクの周辺諸国に頼んでコントロールしてもらう必要がある。イラクのシーア派はイランの支援を受けているし、スンニ派はサウジアラビアやシリアの言うことなら聞く。アメリカが上手に撤退するには、イランやシリアとの関係改善が必要である。共和党の穏健派は、秘密裏にシリアに代表団を派遣し、この件について話し合ったりした。(関連記事)

  ところがホワイトハウスのブッシュ大統領やライス国務長官は、こうした穏健派の動きを阻止するかのように、シリアやイランに対し「次はお前たちを潰す」と言っているに等しい敵対的な態度をとり続けている。

  今後、ホワイトハウスの中枢にスキャンダルが及び、ブッシュ大統領は窮地に陥り、事件の摘発を推進する共和党穏健派と折り合いをつけるため、イラクから撤退せざるを得なくなるかもしれない。しかし、それまでにシリアやイランとアメリカの関係が改善されている可能性は低い。スキャンダルの結果、来年あたりに米軍がイラクから撤退するとなると、アメリカにとって「サイゴン陥落」以来の屈辱的な展開になりかねない。

  しかも、米軍撤退後のイラクでは、シーア派に対するイランの、スンニ派に対するシリアの影響力が強まることは必至だ。アメリカは、イラクに侵攻したことにより、この地域の人々を前より反米にしてしまい、石油利権も失うことになる。

  以上の3番目の深層からすると、機密漏洩事件は、ブッシュを追い詰めてイラクから撤退させるために、共和党穏健派が糸を引いていると思われるが、穏健派が思っているような上手なイラク撤退は、現状では難しい〜

〜機密漏洩事件の4番目の深層は、このスキャンダルが「ネオコンの罪を暴く」という様相を呈していることである。

  ネオコン(新保守主義派)とは、イスラエルの右派(リクード右派)のアメリカ支部ともいうべき勢力で、イスラエルのためにアメリカの政策を動かす人々である。今回起訴されたルイス・リビーのほか、国防副長官だったポール・ウォルフォウィッツ(現・世界銀行総裁)、国防次官だったダグラス・ファイス(イスラエルのロビー団体AIPACが絡んだスパイ疑惑で辞任)、国務次官だったジョン・ボルトン(現・国連大使)、国防政策委員長だったリチ

米CIA工作員情報漏えい問題の背景1

投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/11 00:58 投稿番号: [84374 / 118550]
まあ、おさらいを・・・↓

ホワイトハウス・スキャンダルの深層(田中   宇)

〜このスキャンダルは構造として「イラク戦争は正しかったのか」という巨大な疑問に答えを出そうとする事件となっている〜

〜事件の発端は2003年7月、シンジケート・コラム(複数の媒体に同時配信される論評記事)やニューヨーク・タイムスなど、アメリカのいくつかのマスコミに、バレリー・プレイム・ウィルソンという女性がCIAの秘密要員であることを暴露する記事が出たことだ。

  CIAは、世界各地で秘密裏に核兵器開発がおこなわれていないかを探知する秘密調査網を持っており、それは表向き、一般企業の国際支店網という形を取っていた。プレイムは、その企業に勤め、国際的な秘密調査網を管理する任務を負っていた。プレイムがCIA要員だということが暴露されたため、秘密調査網の存在も世界に暴露されてしまい、CIAは重要な情報収集の手段を無効にされてしまった。

  アメリカではCIAの秘密要員の正体を暴露することは違法とされている。そのため、誰がマスコミにプレイムの正体を暴露したのかが米議会で問題になり、司法省はフィツジェラルドを特別検察官に任命し、昨年春から捜査が始められた。

  以上の説明は、事件の最も表層の部分である。事件には、この下に何層もの深層がある。2番目の層は、プレイムがCIAであることを暴露する最初の記事が出る8日前の2003年7月6日、プレイムの夫である外交官のジョセフ・ウィルソンが、ニューヨークタイムスに載せた投稿に関係している。ウィルソンは「ブッシュ政権は、イラクがニジェールからウランを買って核兵器を開発しようとしていた、という事実でない主張を行い、イラク侵攻を正当化した」とする政権批判の論文を書いた。

  イラク侵攻の1年半前の2001年暮れから、米政府の中枢では、イタリアから持ち込まれたとされる1枚の「契約書」をめぐって論議になっていた。それは、アフリカのニジェール政府が、自国の鉱山のウランを、フセイン政権のイラクに売る約束をした文書だった。ウィルソンは、この契約書に対する調査を行った人である。(関連記事)

  この文書については私は、すでに何度か記事にしている。契約書には、ニジェールの外務大臣の署名が入っていたが、署名は契約書が作られる10年前に退任した以前の大臣のものだった。契約書はニジェール政府の紋章の入った紙に印字されていたが、その紋章も、契約書の作成日にはすでに使われていない古いものだった。(関連記事)

  ニジェールのウラン鉱山のうち一つは、フランスが採掘・販売の管理をしており、ニジェール政府が自由にできるものではなかった(全量が、フランスを通じ、日本などの電力会社に原発の燃料として長期契約で売られており、スポット売買はできない)。もう一つの鉱山は水没しており、採掘不能だった〜

〜CIAは、この契約書をニセモノと判断したが、チェイニー副大統領らホワイトハウスの高官たちの何人かは「ニセモノではない」と言って聞かなかった。しかたがないのでCIAは2002年2月、アフリカ担当が長い外交官のウィルソンをニジェールに派遣して詳細に調べ、契約書がニセモノであることをホワイトハウスに納得させようとした。しかし、それも聞き入れられなかった。

「イラクがアフリカからウランを買って核兵器を開発しようとしている」という主張は、開戦直前の2003年1月にブッシュ大統領が発表した年頭教書演説にも盛り込まれ、イラクに侵攻する主な理由とされた。

  開戦後、一段落したところで、ニジェールウランの契約書がニセモノだという話が再び米政界で問題になり、ウィルソンはホワイトハウスを批判する論文をニューヨークタイムスに書いた。

  それに対するホワイトハウスからの「反撃」が、ウィルソンの妻のプレイムはCIA要員だということを暴露する記事を、8日後にマスコミに書かせたことだった。そして、これに対するCIA側からの「再反撃」が、プレイムの正体を暴露したことの違法性を問う今回のスキャンダルである。

  つまり、多重構造をなす今回の機密漏洩事件は、1番目の層が「ホワイトハウスの高官がCIA要員の正体を暴露した罪」で、2番目の層が「ホワイトハウスが、ニジェールウランの契約書がニセモノだと知りながら、それを本物であるかのように装い、それを開戦事由にしてイラクに侵攻した罪」である〜
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | [ メッセージ # オフセット ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)