米CIA工作員情報漏えい問題の背景3
投稿者: zakgokzugok0081 投稿日時: 2005/11/11 01:15 投稿番号: [84376 / 118550]
リチャード・パールらがネオコンであるとされている〜
〜2003年のイラク侵攻は、ネオコンにとって、湾岸戦争で果たせなかった「米軍をイラクに駐屯させる」という目標を12年ぶりに達成するものだった〜
〜中道派は、レーガン政権内で巻き返した後、レーガンとゴルバチョフの会談を成功させ、軍事産業が勢力拡大の道具として使っていた冷戦を終わらせた。同時に、ドイツ統一を促進し、統一ドイツを核としたEUの結成を促し、EUをアメリカに対抗する大きな勢力にした。これにより、世界の覇権構造を多極化し、イスラエルやネオコンがアメリカの政権を牛耳っても、それが世界全体を牛耳ることにはならないという、新しい世界体制を作ろうとした。
EUは、パレスチナ問題でイスラエルを強く批判しているが、これはネオコンに牛耳られたアメリカがイスラエルを批判できない分を肩代わりする意味がある。
2001年に就任したブッシュ政権で、再び米政府の中枢に入ったネオコンは、中道派が作った世界の多極化傾向を無効にするため、911を機に「単独覇権主義」を打ち出した。これは「EUの覇権拡大を容認しない」「アメリカはEUや、その他の国際社会の言うことなど聞かない」という方針である。
同時にネオコンは、ホワイトハウスや国防総省で、イラクに侵攻するための理屈を作る工作活動を行った。その一つが、ニジェールウランの契約書である。このニセの契約書を作ったのは、イタリアの諜報機関の関係者であると指摘されているが、それをホワイトハウスに持ち込み、開戦事由として使ったのはネオコンである。(関連記事)
今後、機密漏洩事件の捜査の進展によっては「ニセの契約書を使って米軍にイラク侵攻させたのはネオコンである」ということが、アメリカの公式見解になっていく可能性がある。この事件は、レーガン政権時代の「イラン・コントラ事件」と同じ意味を持つかもしれない。
つまり「単独覇権主義」「中東民主化」など、ネオコン的な理論がブッシュ政権から一掃され、EUとの関係を再び緊密化し、中国やロシアの台頭を黙認して世界の多極化を進めるという中道派の戦略に取って代わられる可能性がある〜
〜米政界には「ブッシュ政権がやっているネオコンの戦略は、アメリカの力を無駄遣いしているので、それをやめさせて、強いアメリカを復活させたい」と考えている「中道派」がいるのは事実である。しかしその一方で、中道派の中には「ネオコンの戦略をどんどん過激にやってアメリカの力を無駄遣いさせ、アメリカの覇権を故意に低下させることによって、世界を多極化したい」と考えている「新中道派」とでも呼ぶべき勢力がおり、こちらの方が、旧来の中道派よりも強い。
新中道派にとっては、ブッシュ政権を方向転換させる必要などない。タカ派的な強硬策をどんどん無茶にやっていれば、自然とアメリカは衰退し、中道派が目指していた多極化が実現され、弱くなったアメリカは国際協調主義の方針しかとれなくなる。ネオコンの政策を乗っ取って、中道派の政策を実現しようという戦略である。
私が見るところ、この乗っ取り策を最初にやったのは、パウエル前国務長官である。開戦前の記事「イラク戦争を乗っ取ったパウエル」にも書いたが、国務長官だったパウエルは、イラク侵攻の4カ月前の2002年12月中旬のホワイトハウスの会議以来、穏健派からタカ派に転じている。
パウエルはその後「EUとの協調など必要ない」「国連のイラク査察はやっても意味がないので、早くやめて侵攻した方がいい」などとネオコン風の発言を繰り返しつつ、2003年2月には国連で、誰が見ても証拠になりそうもない事柄を並べて「これが、イラクが大量破壊兵器を開発している証拠だ」と演説した。これはどうみても、わざとアメリカに対する信頼を損なう行為だった〜
〜2003年のイラク侵攻は、ネオコンにとって、湾岸戦争で果たせなかった「米軍をイラクに駐屯させる」という目標を12年ぶりに達成するものだった〜
〜中道派は、レーガン政権内で巻き返した後、レーガンとゴルバチョフの会談を成功させ、軍事産業が勢力拡大の道具として使っていた冷戦を終わらせた。同時に、ドイツ統一を促進し、統一ドイツを核としたEUの結成を促し、EUをアメリカに対抗する大きな勢力にした。これにより、世界の覇権構造を多極化し、イスラエルやネオコンがアメリカの政権を牛耳っても、それが世界全体を牛耳ることにはならないという、新しい世界体制を作ろうとした。
EUは、パレスチナ問題でイスラエルを強く批判しているが、これはネオコンに牛耳られたアメリカがイスラエルを批判できない分を肩代わりする意味がある。
2001年に就任したブッシュ政権で、再び米政府の中枢に入ったネオコンは、中道派が作った世界の多極化傾向を無効にするため、911を機に「単独覇権主義」を打ち出した。これは「EUの覇権拡大を容認しない」「アメリカはEUや、その他の国際社会の言うことなど聞かない」という方針である。
同時にネオコンは、ホワイトハウスや国防総省で、イラクに侵攻するための理屈を作る工作活動を行った。その一つが、ニジェールウランの契約書である。このニセの契約書を作ったのは、イタリアの諜報機関の関係者であると指摘されているが、それをホワイトハウスに持ち込み、開戦事由として使ったのはネオコンである。(関連記事)
今後、機密漏洩事件の捜査の進展によっては「ニセの契約書を使って米軍にイラク侵攻させたのはネオコンである」ということが、アメリカの公式見解になっていく可能性がある。この事件は、レーガン政権時代の「イラン・コントラ事件」と同じ意味を持つかもしれない。
つまり「単独覇権主義」「中東民主化」など、ネオコン的な理論がブッシュ政権から一掃され、EUとの関係を再び緊密化し、中国やロシアの台頭を黙認して世界の多極化を進めるという中道派の戦略に取って代わられる可能性がある〜
〜米政界には「ブッシュ政権がやっているネオコンの戦略は、アメリカの力を無駄遣いしているので、それをやめさせて、強いアメリカを復活させたい」と考えている「中道派」がいるのは事実である。しかしその一方で、中道派の中には「ネオコンの戦略をどんどん過激にやってアメリカの力を無駄遣いさせ、アメリカの覇権を故意に低下させることによって、世界を多極化したい」と考えている「新中道派」とでも呼ぶべき勢力がおり、こちらの方が、旧来の中道派よりも強い。
新中道派にとっては、ブッシュ政権を方向転換させる必要などない。タカ派的な強硬策をどんどん無茶にやっていれば、自然とアメリカは衰退し、中道派が目指していた多極化が実現され、弱くなったアメリカは国際協調主義の方針しかとれなくなる。ネオコンの政策を乗っ取って、中道派の政策を実現しようという戦略である。
私が見るところ、この乗っ取り策を最初にやったのは、パウエル前国務長官である。開戦前の記事「イラク戦争を乗っ取ったパウエル」にも書いたが、国務長官だったパウエルは、イラク侵攻の4カ月前の2002年12月中旬のホワイトハウスの会議以来、穏健派からタカ派に転じている。
パウエルはその後「EUとの協調など必要ない」「国連のイラク査察はやっても意味がないので、早くやめて侵攻した方がいい」などとネオコン風の発言を繰り返しつつ、2003年2月には国連で、誰が見ても証拠になりそうもない事柄を並べて「これが、イラクが大量破壊兵器を開発している証拠だ」と演説した。これはどうみても、わざとアメリカに対する信頼を損なう行為だった〜
これは メッセージ 84375 (zakgokzugok0081 さん)への返信です.
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