イラク戦争
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「プーチニズム」アンナ・ポリトコフスカヤ
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/07/02 06:36 投稿番号: [4727 / 5091]
「私たちはブレジネフの『停滞期』からスターリンのあからさまな独裁へと
退行している」
「ロシアには独立した司法制度や検察制度が存在しないのもまた明らかだ。
判決は政治家の専横と政治の都合に左右されるのだ」
プーチンのロシアを筆者はそう分析する。
しかも、問題は、
「プーチンの配下は社会の反応を注意深く見守っている。彼らが国民など気に
しないと思うのは見当違いだ。今起こっていることに対しての責任は私たち
国民にある。まず私たちにであって、プーチンにではない」
「社会のあきらめムード、これは底なしだ。これがプーチン再選の免罪符なのだ」
「ロシアの政治情勢を変えられるのは私たち自身しかいない」
ロシア国民である自らこそがその責任者なのだと主体的に反省している。
ソ連崩壊で価値基軸を喪失した旧支配階層が、新興権力へと乗り移っていく、
その精神構造の分析も面白かった。
高支持率で再選されたプーチン。
最大の原因は、高い経済成長率だろう。
石油・天然ガスの輸出が好調。
原油高という幸運も重なった。
しかし、国内産業が育成されている訳でもない。
軍需産業くらいしかない。
第二次チェチェン戦争開始と共に始まったプーチン政権。
軍部の復活、強いロシアの復活、
FSBという名の旧KGBを実体的基礎にして、
旧共産党のノーメンクラツーラと
新興実業家という名の新旧マフィアと
これらの複合体がプーチン体制のようだ。
チェチェン人、イングーシ人、更にはコーカサスの人々を
民族排外主義的に国民総動員で排除する。
ロシア民族主義の高揚。
チェチェン戦争の進展と共に精神的にも腐敗が進行したようにも思える。
地方自治体の任命権を大統領へと中央集権制の強化。
相次ぐジャーナリストの不審な死。
民主主義への道から逆行しているとしか思えない。
国際的には、グルジア、ウクライナ、キルギスと、
『民主主義革命の輸出』にしてやられているように思える。
<プーチン流>は、ロシア国内的には貫徹できても、
国際的には敗退を重ね続けているように思える。
人類史上初めての「社会主義」から資本主義への退行。
資本の原始的蓄積の醜悪な再現。
私的所有という陣取りゲーム。
ただしそれは必ずしも一回限りとは限らないのがロシア的特殊性とは言えようか。
既存の理論だけでは、そもそも解明できない事態なのではないか。
これは メッセージ 4726 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「プーチニズム」アンナ・ポリトコフスカヤ
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/07/02 06:35 投稿番号: [4726 / 5091]
「プーチニズム」アンナ・ポリトコフスカヤ(NHK出版)①
にわかには信じられないような、嘘のようなロシアの現実。
軍の腐敗、マフィアと政治家の癒着、汚職と賄賂。
それらが具体的・実証的に赤裸々に記述されている。
「2002年の一年間だけで500人を超す兵士が戦闘ではなく、
暴行によって死亡した軍隊」
上官達は兵士達を安価な労働力として民間に提供し、労賃を受け取る。
不法な、信じ難いサイドビジネスに励む。
91年のソ連崩壊以降中流階級が創造された。
自由市場と民主主義を支える存在だった。
98年の債務不履行(デフォルト)で中流階級が消滅した。
こうして、特権階級(ノーメンクラツーラ)が蘇った。
「エリツィン政権下ではあり得なかったほど贈収賄で汚職にまみれた」
「ロシアには政権内に支援者あるいは後見人のいない巨大企業は存在しない。
こうした職権濫用は市場経済とは縁がない」
専業主婦だった一主婦が、闇市場で早朝から深夜まで働き、闇仕入れの元締めに
信頼され、やがては、自らが闇市場の仕入れ元となり、のし上がっていく。
彼女は言う。
「議会の腐敗がどんなにひどいかあなたは知らないのよ。
エリツィン時代の盗人どもなんて及びもつかないわ」
「物事のやり方は変わったのよ。店舗を手に入れるためには、
自分のお金で買う権利を役人に与えてもらわなきゃいけないの。
それがロシア式資本主義ってものよ」
ウラルの一匹狼のチンピラが、密造酒で一儲けし、警察に金を払って癒着を
深めていた。貯め込んだ資金でより大規模で、合法的な事業を始めようとした。
警察には過去の犯罪歴を消し去ってくれる者もいる。
こうして、一匹狼のチンピラは、新興実業家となった。
相対立する政治家、裁判官、警察署長、マフィアは、それぞれ二つの陣営に
分かれて抗争を繰り返す。次第に力で関係が決着していく。
アンドレイ・クルコフの「ペンギンの憂鬱」の世界がそっくりそのまま現実世界
で行われているようだ。
共同事業者が不審な死を遂げても、強引な乗っ取りを行っても、地区裁判所、
州裁判所、州警察と癒着しているので安泰だ。
今では州議会議員となり、不逮捕特権まで手中にしている。
今では「統一ロシア」ウラル支部の活動に協力を惜しまない。
マフィアに支配された街。
州警察、州裁判所、州議会、マフィア一体となった支配体制の完成。
プーチンの言う「法の支配」「法の独裁」の実態だ。
州裁判所長官は、ソ連時代からの生き残りだ。
ソ連時代を生き残ってきたのは、『決して上に逆らわない』という生き方
による。
ソ連崩壊で、一体何に従えばよいのか、自らの価値基軸崩壊に苛まれた。
そして、新たな価値基軸を見い出した。新興権力たるオリガルヒだ。
カムチャッカの最新鋭原子力潜水艦の艦長達は、薄給で食事は
街のパン工場の掛けだ。天気の良い日には漁に出て食料を入手する。
朝は全員徒歩で出勤する。車なんてない。ガソリンもない。
「こんなことが信じられるだろうか。国際的な大国で核の盾を守っている人間が
施しで食べているのだ」
そんな信じられないような境遇に耐えているのは、
「私はロシア国民を守っているのであって、国家の官僚を守っているのではない
のですから」という信念だ。
ロシア軍大佐が、チェチェンで18歳の女性を強姦し、殺害した容疑で裁判が
行われた。
かつてソ連時代の反体制活動家に対して、「精神障害」と判定され、
「治療」という名の下に、向精神薬を強制投与されていた。
その筆頭たる悪名高きペチェルニコヴァが復活した。
「政治目的の精神医学と診断命令が復活した」
ドイツの連邦議会やシュレーダー首相から圧力が掛かっていた
こうして、この裁判は二転三転する。
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4726.html
「プーチニズム」アンナ・ポリトコフスカヤ
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/07/02 06:35 投稿番号: [4726 / 5091]
「プーチニズム」アンナ・ポリトコフスカヤ(NHK出版)br>
にわかには信じられないような、嘘のようなロシアの現実。
軍の腐敗、マフィアと政治家の癒着、汚職と賄賂。
それらが具体的・実証的に赤裸々に記述されている。
「2002年の一年間だけで500人を超す兵士が戦闘ではなく、
暴行によって死亡した軍隊」
上官達は兵士達を安価な労働力として民間に提供し、労賃を受け取る。
不法な、信じ難いサイドビジネスに励む。
91年のソ連崩壊以降中流階級が創造された。
自由市場と民主主義を支える存在だった。
98年の債務不履行(デフォルト)で中流階級が消滅した。
こうして、特権階級(ノーメンクラツーラ)が蘇った。
「エリツィン政権下ではあり得なかったほど贈収賄で汚職にまみれた」
「ロシアには政権内に支援者あるいは後見人のいない巨大企業は存在しない。
こうした職権濫用は市場経済とは縁がない」
専業主婦だった一主婦が、闇市場で早朝から深夜まで働き、闇仕入れの元締めに
信頼され、やがては、自らが闇市場の仕入れ元となり、のし上がっていく。
彼女は言う。
「議会の腐敗がどんなにひどいかあなたは知らないのよ。
エリツィン時代の盗人どもなんて及びもつかないわ」
「物事のやり方は変わったのよ。店舗を手に入れるためには、
自分のお金で買う権利を役人に与えてもらわなきゃいけないの。
それがロシア式資本主義ってものよ」
ウラルの一匹狼のチンピラが、密造酒で一儲けし、警察に金を払って癒着を
深めていた。貯め込んだ資金でより大規模で、合法的な事業を始めようとした。
警察には過去の犯罪歴を消し去ってくれる者もいる。
こうして、一匹狼のチンピラは、新興実業家となった。
相対立する政治家、裁判官、警察署長、マフィアは、それぞれ二つの陣営に
分かれて抗争を繰り返す。次第に力で関係が決着していく。
アンドレイ・クルコフの「ペンギンの憂鬱」の世界がそっくりそのまま現実世界
で行われているようだ。
共同事業者が不審な死を遂げても、強引な乗っ取りを行っても、地区裁判所、
州裁判所、州警察と癒着しているので安泰だ。
今では州議会議員となり、不逮捕特権まで手中にしている。
今では「統一ロシア」ウラル支部の活動に協力を惜しまない。
マフィアに支配された街。
州警察、州裁判所、州議会、マフィア一体となった支配体制の完成。
プーチンの言う「法の支配」「法の独裁」の実態だ。
州裁判所長官は、ソ連時代からの生き残りだ。
ソ連時代を生き残ってきたのは、『決して上に逆らわない』という生き方
による。
ソ連崩壊で、一体何に従えばよいのか、自らの価値基軸崩壊に苛まれた。
そして、新たな価値基軸を見い出した。新興権力たるオリガルヒだ。
カムチャッカの最新鋭原子力潜水艦の艦長達は、薄給で食事は
街のパン工場の掛けだ。天気の良い日には漁に出て食料を入手する。
朝は全員徒歩で出勤する。車なんてない。ガソリンもない。
「こんなことが信じられるだろうか。国際的な大国で核の盾を守っている人間が
施しで食べているのだ」
そんな信じられないような境遇に耐えているのは、
「私はロシア国民を守っているのであって、国家の官僚を守っているのではない
のですから」という信念だ。
ロシア軍大佐が、チェチェンで18歳の女性を強姦し、殺害した容疑で裁判が
行われた。
かつてソ連時代の反体制活動家に対して、「精神障害」と判定され、
「治療」という名の下に、向精神薬を強制投与されていた。
その筆頭たる悪名高きペチェルニコヴァが復活した。
「政治目的の精神医学と診断命令が復活した」
ドイツの連邦議会やシュレーダー首相から圧力が掛かっていた
こうして、この裁判は二転三転する。
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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>うん・・?
投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2005/07/01 22:17 投稿番号: [4725 / 5091]
>対立を煽って、危機バネに持っていきつつ生存を図る状況をあえて望む必要はないと言ってるだけ。
煽るも何も、現に起こりつつあるアメリカの脅威にどうするかという前提なんだが。
>そんなことはアメリカ占領時代の遺物のようなもんだと思うがね。
まあ、そう思い込みたいのも無理ないが、現実をみないと。
>現実的にアメリカのパワーが全世界を覆いつつある・・てのは所詮幻想に過ぎないわけで物理的手段で自立を選択せずともアメリカの力が退潮するに及べばいずれはあちらさんもコストの面から相応の対応をせざるを得ないだろうし。
アメリカのパワーが全世界を覆えるかどうかではなく、日本に対して向けられたときのことを考えているのだが。
それにアメリカの力が退潮すれば、アメリカの脅威は減るが、一方で秩序の崩壊し世界は不安定化するから今度はそれに対してどうするのかという問題が出てくる。
これは メッセージ 4724 (bakayuumongabakajyai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4725.html
うん・・?
投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2005/07/01 08:00 投稿番号: [4724 / 5091]
対立を煽って、危機バネに持っていきつつ生存を図る状況をあえて望む必要はないと言ってるだけ。
そんなことはアメリカ占領時代の遺物のようなもんだと思うがね。
現実的にアメリカのパワーが全世界を覆いつつある・・てのは所詮幻想に過ぎないわけで物理的手段で自立を選択せずともアメリカの力が退潮するに及べばいずれはあちらさんもコストの面から相応の対応をせざるを得ないだろうし。
日本もそれ相当のお付き合いをしてきたわけだからアチラの衰えに踵をいきなり返すようなことするのではなく要領よく離れるというのがいいだろう。
八方美人的外交は地続きの国境を持たない経済大国のわが国の生命線だと思うがな。
支持してくれる国はあった方が勿論いいに決まってるさ。
北だってあんな滅茶苦茶をやれるのも中国が見捨てていないてのもある、利害の面からもだが。
外交の破綻は一方だけに破滅をもたらすだけではない、アメリカの被った政治に対する国際的信用性のガタ落ちは一国支配の欠陥を現してると思うがな。
これは メッセージ 4723 (evangelical_knight さん)への返信です.
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>あーねぇ・・・・
投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2005/07/01 00:44 投稿番号: [4723 / 5091]
>中国の脅威を言い立てるのはサピオに任せときゃいいんじゃないの。
ふ〜ん、ずいぶんと極楽気分なんだね。
>国連、アメリカ、中国、時々で利用すればいいんじゃないの。
で、どう利用するの?
>我々は北の恫喝外交の二の舞をする必要はないし、第一核による自立は戦後日本の存立基盤を根底から変えることになる。
アメリカ支配という日本の存立基盤そのものを根底から変えるための核武装でもある。
>東アジアの不安定要因に日本のファクターが加われば中国はもとよりアメリカが黙っちゃいまい。
アメリカの支配による安定を覆すのが目的であるわけだからそうなるのは織り込み済み。
>核による自立を目指したところで一体どこが支持してくれるんだい?
外国の支持を求めるための核武装ではない。アメリカの脅威に対抗するためにはどうすかということ。
外国の支持なんぞアメリカの脅威に対抗するのにまるで役に立たなかったがな。
>気構えが必要なのは分かるが選択肢としてはどれも絞れないね。
で、君の選択肢は?
>虫が良すぎるだろうが、日本には曖昧な、よく言えばフリーハンドな外交のほうが性に合っていると思うがね。
まかり間違えれば、総スカンを食らうが。
無論、安定を求めるならアメリカによる秩序の基で生きる手もある。
これは メッセージ 4722 (bakayuumongabakajyai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4723.html
>あーねぇ・・・・
投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2005/07/01 00:44 投稿番号: [4723 / 5091]
>中国の脅威を言い立てるのはサピオに任せときゃいいんじゃないの。
ふ〜ん、ずいぶんと極楽気分なんだね。
>国連、アメリカ、中国、時々で利用すればいいんじゃないの。
で、どう利用するの?
>我々は北の恫喝外交の二の舞をする必要はないし、第一核による自立は戦後日本の存立基盤を根底から変えることになる。
アメリカ支配という日本の存立基盤そのものを根底から変えるための核武装でもある。
>東アジアの不安定要因に日本のファクターが加われば中国はもとよりアメリカが黙っちゃいまい。
アメリカの支配による安定を覆すのが目的であるわけだからそうなるのは織り込み済み。
>核による自立を目指したところで一体どこが支持してくれるんだい?
外国の支持を求めるための核武装ではない。アメリカの脅威に対抗するためにはどうすかということ。
外国の支持なんぞアメリカの脅威に対抗するのにまるで役に立たなかったがな。
>気構えが必要なのは分かるが選択肢としてはどれも絞れないね。
で、君の選択肢は?
>虫が良すぎるだろうが、日本には曖昧な、よく言えばフリーハンドな外交のほうが性に合っていると思うがね。
まかり間違えれば、総スカンを食らうが。
無論、安定を求めるならアメリカによる秩序の基で生きる手もある。
これは メッセージ 4722 (bakayuumongabakajyai さん)への返信です.
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あーねぇ・・・・
投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2005/06/30 19:58 投稿番号: [4722 / 5091]
設問が極端過ぎるなあ。
中国の脅威を言い立てるのはサピオに任せときゃいいんじゃないの。
国連、アメリカ、中国、時々で利用すればいいんじゃないの。
我々は北の恫喝外交の二の舞をする必要はないし、第一核による自立は戦後日本の存立基盤を根底から変えることになる。
東アジアの不安定要因に日本のファクターが加われば中国はもとよりアメリカが黙っちゃいまい。
それでも核保持が真の自立だと疑わないならそれはそれで構わないが俺は御免こうむるね。
核による自立を目指したところで一体どこが支持してくれるんだい?
気構えが必要なのは分かるが選択肢としてはどれも絞れないね。
だから、答えは3つともだね。
虫が良すぎるだろうが、日本には曖昧な、よく言えばフリーハンドな外交のほうが性に合っていると思うがね。
これは メッセージ 4721 (evangelical_knight さん)への返信です.
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>復員の既視君
投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2005/06/30 19:22 投稿番号: [4721 / 5091]
>現実的選択としてアメリカについて行くのが妥当だというのが君の主旨ではないのかね。
現実的選択として妥当だろう。
>それともマジ?
今後の選択肢として当然考えるべき課題だろう。
で、君はどうすべきと思う。アメリカにどこまでも着いていくの?それとも国連とかに甘えて暮らしていくの?それとも中国の属国になるの?
君はどうする?
これは メッセージ 4720 (bakayuumongabakajyai さん)への返信です.
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復員の既視君
投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2005/06/29 23:08 投稿番号: [4720 / 5091]
冗談にしても程度が低いね。
どうしちゃったの?
現実的選択としてアメリカについて行くのが妥当だというのが君の主旨ではないのかね。
それともマジ?
これは メッセージ 4719 (evangelical_knight さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4720.html
>強盗殺人国家アメリカ
投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2005/06/22 12:37 投稿番号: [4719 / 5091]
これでよく分かっただろう?
アメリカの恐ろしさが。
それゆえ、日本は先ずは強力な核武装をしてアメリカの脅威に対抗せんといかんのだよ。
これは メッセージ 4711 (takky77jp さん)への返信です.
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>強盗国家アメリカ
投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2005/06/22 12:35 投稿番号: [4718 / 5091]
はあ、そうだね、
北海道は元々そこにいた人たちを駆逐して、殺してつくった道だね。
人殺し道ですな。
これは メッセージ 4709 (qgpft945 さん)への返信です.
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「終わらぬ「民族浄化」セルビア」②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/22 02:09 投稿番号: [4717 / 5091]
ミロシェビッチ政権を崩壊させた2000年の10月革命には、
米の民主主義革命のプロモートが刻印されていた。
後の、グルジア、ウクライナでの「民主主義革命の輸出」の雛形だ。
1991年、ドイツは、スロベニアとクロアチアを世界で初めて承認する。
1999年、ドイツは、ユーゴ空爆という第二次大戦後、初めて戦争に参加する。
こうしてドイツは、『普通に戦争をやれる国』となった。
北部、ボイボディナ自治州、30もの民族、公用語は六ヵ国語。
州議長は一貫した反ミロシェビッチ派。
10回以上逮捕され、懲役代わりに激戦地ブコバルに送り込まれた。
ミロシェビッチによる反体制派への間接的な暗殺の仕方だった。
ボイボディナで最も人口が減ったのは意外にもセルビア人だった。
元々住んでいたセルビア人が出て行き、コソボ等からのセルビア人難民が
入って来た。
議長は語る。
「独立は全く考えていない。我々が願うのはあくまでも自治権の拡大だ。
中央政府とのより良き連絡関係と立法の権利。独自に法を政策することで
ユーゴの他の地域にも安定をもたらせたい」
古き良きユーゴの匂いが残る最後の場所のようだ。
セルビアは難民大国だ。クロアチア、ボスニアから80万人、コソボから20万人、
計100万人の難民大国だ。
空爆でインフラも破壊され、戦後の支援もクロアチアやボスニアよりかなり
後回しだ。
コソボ難民へのセルビア本国での支援も不足している。
コソボ難民は、自分達は難民ではなく、母国政府からも見捨てられた棄民だと
思っている。
コソボからのセルビア人の難民が、ベオグラードでコソボ訛りが虐めの対象に
なり、うまく溶け込めないという同胞からの差別もあるそうだ。
「自らの加害性を互に歴史として自覚し合ってこそ、真の民族融和の再構築が
始まるのだ」と著者は述べている。
私は、チトーを全面賛美するつもりは全くない。
しかし、民族融和に心血を注いだチトーの肯定的に評価すべきことはきちんと
評価するべきだと考えている。
同時に、チトーの限界、否定面もそれとしてきちんと批判され、反省され、
教訓化されなければならないと考えている。
例えば、チトーは、過去の諸民族の対立の歴史に対して、封印し、触れること
を法律で禁止した。
しかし、それでは、何ら問題の本質的解決にはならない。
目を背けたくなるような陰惨な現実でも、真正面から受け止め、それと対峙し、
乗り越えることによってしか、本質的解決への道はないのではないか。
チトーの遣り残したこともまた、旧ユーゴ紛争の本質的要因の一つであると思う。
これは メッセージ 4716 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4717.html
「終わらぬ「民族浄化」セルビア」①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/22 02:08 投稿番号: [4716 / 5091]
「終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ」木村元彦(集英社新書)
「国連安保理決議を迂回して行われた軍事攻撃はイラクではなく
このユーゴで最初に行われたのだ」と著者は言う。
そうなのだ、1999年、国連安保理決議なしで、宣戦布告もなく、
ユーゴ空爆が行われた。
ミロシェビッチ政権による民族浄化から、コソボのアルバニア系住民を守る
という口実で、「人道的介入」という名の下に空爆が行われた。
「ベルリン・天使の詩」の脚本を書いた現代ドイツを代表する文学者ペーター・
ハントケは、孤立無援の中、ユーゴ空爆を「一国に対する世界戦争」だと
糾弾した。(「空爆下のユーゴスラビアで」同学社)
確かに、空爆前から、相互の衝突による死傷者が出ていた。
これは事実である。
セルビア側からの蛮行があったのも事実である。
しかし、被害が質的にも量的にも飛躍的に増大したのは、
実は、空爆開始後なのだ。
空爆開始に激昂したセルビア民兵による、アルバニア系住民宅への放火、
殺人、追い出しにより90万人もの難民が生み出された。
しかし、78日間に及ぶ空爆後、コソボのセルビア人20万人が難民となって、
セルビア本国へと流入した。
コソボに残ったセルビア人3000人が誘拐・拉致され、1500人の遺体が
確認されている。
UNMIK(国連コソボ暫定統治機構)とKFOR(コソボ治安維持部隊)の
統治下にあるにもかかわらずである。
数々の証拠と共に、国際機関に何度も訴えているが、犯人は一人として
検挙されない。
KLA(コソボ解放軍)は、NATO部隊と共に、旧ユーゴ連邦軍と戦った後、
そのままコソボの警察などの公的機関の要職に就いているのだから
当然の結果だろう。
KLAは、その後、隣国マケドニアに軍事侵攻し、支配領域を拡大している。
セルビア本国へもジワジワと侵攻しつつある。
コソボは、「世界で一番親米的なイスラム教徒のいる地域」だ。
アルカイダ、タリバンなど、米が育て、支援した組織が、その後、
米を標的にする。
KLAもまたそうならないという保証は全くない。
いや、もう既にその兆候は現れ始めている。
コソボでは、「コソボのガンジー」と呼ばれたルゴバの非暴力直接行動という
穏健路線が主流だった。
KLAは極少数の武装組織にしか過ぎなかった。
アルカイダはKLAにムジャヒディンを送り込み、米国は、KLAをテロ組織と認定し
KLAと戦う用意があると発言していた。
KLAはセルビア警官や民間人、更には穏健派のアルバニア系住民までをも
テロの標的とした。
麻薬、売春、武器売買では、セルビアとアルバニアのマフィアは協調している
そうだ。皮肉なもんだ。
現職内務省の警視正がマフィアのボスを兼務するなど、セルビア政治の腐敗、
暗部も厳然と持続している。
これは メッセージ 4715 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4716.html
「終わらぬ「民族浄化」セルビア」
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/22 02:08 投稿番号: [4716 / 5091]
「終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ」木村元彦(集英社新書)
「国連安保理決議を迂回して行われた軍事攻撃はイラクではなく
このユーゴで最初に行われたのだ」と著者は言う。
そうなのだ、1999年、国連安保理決議なしで、宣戦布告もなく、
ユーゴ空爆が行われた。
ミロシェビッチ政権による民族浄化から、コソボのアルバニア系住民を守る
という口実で、「人道的介入」という名の下に空爆が行われた。
「ベルリン・天使の詩」の脚本を書いた現代ドイツを代表する文学者ペーター・
ハントケは、孤立無援の中、ユーゴ空爆を「一国に対する世界戦争」だと
糾弾した。(「空爆下のユーゴスラビアで」同学社)
確かに、空爆前から、相互の衝突による死傷者が出ていた。
これは事実である。
セルビア側からの蛮行があったのも事実である。
しかし、被害が質的にも量的にも飛躍的に増大したのは、
実は、空爆開始後なのだ。
空爆開始に激昂したセルビア民兵による、アルバニア系住民宅への放火、
殺人、追い出しにより90万人もの難民が生み出された。
しかし、78日間に及ぶ空爆後、コソボのセルビア人20万人が難民となって、
セルビア本国へと流入した。
コソボに残ったセルビア人3000人が誘拐・拉致され、1500人の遺体が
確認されている。
UNMIK(国連コソボ暫定統治機構)とKFOR(コソボ治安維持部隊)の
統治下にあるにもかかわらずである。
数々の証拠と共に、国際機関に何度も訴えているが、犯人は一人として
検挙されない。
KLA(コソボ解放軍)は、NATO部隊と共に、旧ユーゴ連邦軍と戦った後、
そのままコソボの警察などの公的機関の要職に就いているのだから
当然の結果だろう。
KLAは、その後、隣国マケドニアに軍事侵攻し、支配領域を拡大している。
セルビア本国へもジワジワと侵攻しつつある。
コソボは、「世界で一番親米的なイスラム教徒のいる地域」だ。
アルカイダ、タリバンなど、米が育て、支援した組織が、その後、
米を標的にする。
KLAもまたそうならないという保証は全くない。
いや、もう既にその兆候は現れ始めている。
コソボでは、「コソボのガンジー」と呼ばれたルゴバの非暴力直接行動という
穏健路線が主流だった。
KLAは極少数の武装組織にしか過ぎなかった。
アルカイダはKLAにムジャヒディンを送り込み、米国は、KLAをテロ組織と認定し
KLAと戦う用意があると発言していた。
KLAはセルビア警官や民間人、更には穏健派のアルバニア系住民までをも
テロの標的とした。
麻薬、売春、武器売買では、セルビアとアルバニアのマフィアは協調している
そうだ。皮肉なもんだ。
現職内務省の警視正がマフィアのボスを兼務するなど、セルビア政治の腐敗、
暗部も厳然と持続している。
これは メッセージ 4715 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「悪者見参:ユーゴスラビアサッカー戦記」
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/22 02:07 投稿番号: [4715 / 5091]
「悪者見参:ユーゴスラビアサッカー戦記」木村元彦(集英社文庫)
この本は不思議な本です。とっても不思議な本です。
サッカー選手のルポルタージュなんですが、それをはるかに超えてしまってい
ます。
スポーツルポのはずが、第一級の旧ユーゴ紛争の現地ルポルタージュとなって
いるという意味において、私にはとっても不思議な本です。
ボスニア紛争、コソボ紛争、旧ユーゴでの相次ぐ紛争。
その紛争を巡る書物を5、6冊読みました。
しかし、それらの紛争を真っ向から扱ったはずの本よりも、
この本の方がはるかに現地の生きた現実をより多く含んでいます。
そういう意味において、この本は第一級の旧ユーゴ紛争のルポです。
筆者は、セルビアだけが一方的に悪者扱いされることに憤激しています。
しかし、セルビア側に同情的だけではありません。
コソボでのセルビア民兵によるとされる虐殺現場(ラチャク村)にもいち早く
駆けつけ、虐殺死体を自分の目で実際に検分しています。
少なくとも、服を着替えさせた形跡はない、女性や子供の死体もあった、と。
筆者は、「絶対的な悪者は生まれない。絶対的な悪者は作られるのだ」と
主張する。
世界中から一方的な悪者にされたセルビアのことだ。
筆者は、対立勢力の双方の意見に十分に耳を傾けている。
筆者と語る、セルビア人、クロアチア人、コソボのアルバニア系住民、モンテ
ネグロ人、皆が皆、皆本当にいい奴ばかりなのだ。
なのに何故、、、、こんなことになってしまったのか、、、、
確かに、セルビアは民族浄化、レイプ、悪逆非道なことをした、それは筆者も
認めている。
しかし、対立勢力(クロアチア、ムスリム、コソボのアルバニア系)も同様の
ことをしたのだ。
1999年3月27日、神戸ユニバーシアード記念競技場。
ストイコビッチのアシストで名古屋グランパスが得点。
ストイコビッチはユニフォームをたくし上げて咆哮した。
Tシャツには、「NATO
STOP
STRIKES」が浮かんでいた。
日頃、「スポーツと政治は別だから」と語っていた彼が、、、
ストイコビッチたち、セルビアのJリーガー達は、国際情勢を非常にしっかり
認識している。セルビアの大本営発表だけを信じているわけでは決してない。
西側先進国の情報もちゃんと入手している。インターネットの情報、現地への
電話連絡等々、しかも、彼等はミロシェビッチを支持していない。
彼らの情熱には感心した。
しかも、私は知らなかったのだが、ユーゴ空爆直前、セルビア側は譲歩しよう
としていた。空爆回避のために合意文書に調印する予定だった。そこで、アメリ
カは、アネックスBという付属文書を提出し、交渉を決裂させた。
その内容は、「コソボのみならず、ユーゴ全域でNATO軍が展開・訓練がで
き、なおかつ治外法権を認めよ」というものだった。
NATO軍への課税や犯罪訴追をも免除しろというこの条項は、ユーゴの占領
地化を意味するもので、こんな条件を飲めるはずがない。
そういうことまで、彼等はちゃんと把握していたとは驚きでした。
私はそんな情報は知りませんでしたし、私の読んだ5、6冊の本にも書かれて
いませんでした。
NATOの空爆は、コソボのアルバニア系住民を保護するためだという。
しかし、難民を受け入れているモンテネグロまで空爆した。
コソボでセルビア民兵による虐殺が起きたのは空爆開始後のことだ。
虐殺を止める為の空爆というのはまやかしだ。
コソボのアルバニア系住民地区に、劣化ウラン弾を大量に打ち込んだ。
その後、劣化ウラン弾を除去することは一切やっていない。
コソボのアルバニア系住民の生命を守る為ではなかったのか?
空爆後にコソボで殺されたセルビア人の数は、空爆中のアルバニア人の死者の
数を既に超えている。KFOR(コソボ平和維持軍)がいるにもかかわらずに。
そして、コソボ情勢は沈静化したそうである、、、
現在、コソボでは、ベトナム戦争時のダナン基地に匹敵する巨大な軍事基地が
建設されている。
「アメリカが何が何でも空爆したかったのは、世界制覇の戦略構築のためだっ
たのではないか」と。
筆者は地雷がたくさん埋まるコソボで、実際に劣化ウラン弾を見つけ出し、
自然界の100倍の放射能を測定した。
パンチェボのバルカン最大規模の化学コンビナートが空爆された。同行した
慶応大学の藤田教授は、「世界最大規模の環境破壊だ」と指摘した。
筆者は、コソボのUCK(コソボ解放戦線)支配地区にも車で乗り込んだ。
現地司令官とインタ
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「悪者見参:ユーゴスラビアサッカー戦記」
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/22 02:07 投稿番号: [4715 / 5091]
「悪者見参:ユーゴスラビアサッカー戦記」木村元彦(集英社文庫)
この本は不思議な本です。とっても不思議な本です。
サッカー選手のルポルタージュなんですが、それをはるかに超えてしまってい
ます。
スポーツルポのはずが、第一級の旧ユーゴ紛争の現地ルポルタージュとなって
いるという意味において、私にはとっても不思議な本です。
ボスニア紛争、コソボ紛争、旧ユーゴでの相次ぐ紛争。
その紛争を巡る書物を5、6冊読みました。
しかし、それらの紛争を真っ向から扱ったはずの本よりも、
この本の方がはるかに現地の生きた現実をより多く含んでいます。
そういう意味において、この本は第一級の旧ユーゴ紛争のルポです。
筆者は、セルビアだけが一方的に悪者扱いされることに憤激しています。
しかし、セルビア側に同情的だけではありません。
コソボでのセルビア民兵によるとされる虐殺現場(ラチャク村)にもいち早く
駆けつけ、虐殺死体を自分の目で実際に検分しています。
少なくとも、服を着替えさせた形跡はない、女性や子供の死体もあった、と。
筆者は、「絶対的な悪者は生まれない。絶対的な悪者は作られるのだ」と
主張する。
世界中から一方的な悪者にされたセルビアのことだ。
筆者は、対立勢力の双方の意見に十分に耳を傾けている。
筆者と語る、セルビア人、クロアチア人、コソボのアルバニア系住民、モンテ
ネグロ人、皆が皆、皆本当にいい奴ばかりなのだ。
なのに何故、、、、こんなことになってしまったのか、、、、
確かに、セルビアは民族浄化、レイプ、悪逆非道なことをした、それは筆者も
認めている。
しかし、対立勢力(クロアチア、ムスリム、コソボのアルバニア系)も同様の
ことをしたのだ。
1999年3月27日、神戸ユニバーシアード記念競技場。
ストイコビッチのアシストで名古屋グランパスが得点。
ストイコビッチはユニフォームをたくし上げて咆哮した。
Tシャツには、「NATO
STOP
STRIKES」が浮かんでいた。
日頃、「スポーツと政治は別だから」と語っていた彼が、、、
ストイコビッチたち、セルビアのJリーガー達は、国際情勢を非常にしっかり
認識している。セルビアの大本営発表だけを信じているわけでは決してない。
西側先進国の情報もちゃんと入手している。インターネットの情報、現地への
電話連絡等々、しかも、彼等はミロシェビッチを支持していない。
彼らの情熱には感心した。
しかも、私は知らなかったのだが、ユーゴ空爆直前、セルビア側は譲歩しよう
としていた。空爆回避のために合意文書に調印する予定だった。そこで、アメリ
カは、アネックスBという付属文書を提出し、交渉を決裂させた。
その内容は、「コソボのみならず、ユーゴ全域でNATO軍が展開・訓練がで
き、なおかつ治外法権を認めよ」というものだった。
NATO軍への課税や犯罪訴追をも免除しろというこの条項は、ユーゴの占領
地化を意味するもので、こんな条件を飲めるはずがない。
そういうことまで、彼等はちゃんと把握していたとは驚きでした。
私はそんな情報は知りませんでしたし、私の読んだ5、6冊の本にも書かれて
いませんでした。
NATOの空爆は、コソボのアルバニア系住民を保護するためだという。
しかし、難民を受け入れているモンテネグロまで空爆した。
コソボでセルビア民兵による虐殺が起きたのは空爆開始後のことだ。
虐殺を止める為の空爆というのはまやかしだ。
コソボのアルバニア系住民地区に、劣化ウラン弾を大量に打ち込んだ。
その後、劣化ウラン弾を除去することは一切やっていない。
コソボのアルバニア系住民の生命を守る為ではなかったのか?
空爆後にコソボで殺されたセルビア人の数は、空爆中のアルバニア人の死者の
数を既に超えている。KFOR(コソボ平和維持軍)がいるにもかかわらずに。
そして、コソボ情勢は沈静化したそうである、、、
現在、コソボでは、ベトナム戦争時のダナン基地に匹敵する巨大な軍事基地が
建設されている。
「アメリカが何が何でも空爆したかったのは、世界制覇の戦略構築のためだっ
たのではないか」と。
筆者は地雷がたくさん埋まるコソボで、実際に劣化ウラン弾を見つけ出し、
自然界の100倍の放射能を測定した。
パンチェボのバルカン最大規模の化学コンビナートが空爆された。同行した
慶応大学の藤田教授は、「世界最大規模の環境破壊だ」と指摘した。
筆者は、コソボのUCK(コソボ解放戦線)支配地区にも車で乗り込んだ。
現地司令官とインタ
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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はっはっは・・
投稿者: qgpft945 投稿日時: 2005/06/20 21:57 投稿番号: [4714 / 5091]
勉強しなさいよ・・
これは メッセージ 4710 (cpa_03 さん)への返信です.
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>キルクーク、シャリーア、ワッハーブ派
投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/06/17 05:51 投稿番号: [4713 / 5091]
>チェチェンでは、神秘主義のスーフィー派が主流でした。
>そこへ外国からワッハーブ派が入って来て、
>反露の戦いの支援を行いました。
>チェチェンの若い世代は、
>徐々にワッハーブ派へ傾倒する者が増えました。
サダムフセイン政権下でも民衆の不満から
ワッハーブ派が根付いたと聞いています。
すべてのワッハーブ派といえば嘘になりますが、
イラクでサダムフセイン下でワッハーブ派のイラク人が
テロ組織を支援しているとのことです。
これは メッセージ 4712 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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キルクーク、シャリーア、ワッハーブ派
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/17 03:23 投稿番号: [4712 / 5091]
今晩は、dejimodenuite2980 さん。
「論座」と「世界」は読んでいます。
キルクークの油田についてですが、
今後制定される憲法の内容次第なんですが、
石油収入というのは、一旦国庫に入って、
しかる後に、各地域に分配されるのではないでしょうか。
フセイン独裁政権時代には、国庫に入った資源を、
少数派のスンニ派、更に厳密に言えば、フセインの言うことを聞く勢力に
恣意的に分配し、独裁政権の維持に活用していたのでしょうね。
キルクークの石油収入が、その地域に入るなんてことにしたら、
血で血を洗う修羅場になってしまいます。
そうしない為にも、一旦国庫に入れて、しかる後に各地域に分配というのが
筋だと思うのですが。
>テロやレジスタンスの攻撃が混在している状況ではどちらかを区別して非難し
>たり少なからず共感するなどというのは無意味なことなのかもしれませんね。
混在しているのは、その通りだと思いますが、
分からないことだらけの中で、一つ確かなことは、
テロリストとは、テロを行った者がテロリストだということです。
テロを行っていない者までテロリストというレッテル張りするのは
間違っていると思います。
しかも、テロを行った者は、拘束、逮捕し、法の下で裁くというのが原則だと
思っています。
憲法とシャリーアの関係については、私は、シャリーアを唯一の法源とする
というところまでは、いかないのではないかと推測しています。
ジャファリ首相のダアワ党は、シャリーアも法源の一つとするという線だから
です。
サウジアラビアの国教であるワッハーブ派それ自体は、イスラム原理主義では
あっても、危険思想でも、過激思想でもありません。
原理主義と原理主義過激派は、似て非なるものだと思っています。
現実的には、テロを行うのか、行わないのかという違いだと思っています。
イスラム原理主義という点では、スンニ派武装勢力の自称によると、
半分は民族派で、半分は宗教派だと述べています。
イスラム原理主義とは、本来は、スンニ派が発祥でした。
そういう意味では、シーア派にもスンニ派にも原理主義者は多いです。
例えば、サドル派も原理主義勢力です。SCIRIもそうですね。
チェチェンでは、神秘主義のスーフィー派が主流でした。
そこへ外国からワッハーブ派が入って来て、反露の戦いの支援を行いました。
チェチェンの若い世代は、徐々にワッハーブ派へ傾倒する者が増えました。
サウジが様々な宗教的、経済的、更には軍事的援助を行い、
それとタイアップして、ワッハーブ派が増えたものだと推測しています。
つまり、純粋に宗教的観点から、ワッハーブ派が増えたというよりは、
種々の援助とバーターでワッハーブ派が増えたのではないかと推測しています。
これは メッセージ 4708 (dejimodenuite2980 さん)への返信です.
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強盗殺人国家アメリカ
投稿者: takky77jp 投稿日時: 2005/06/16 22:20 投稿番号: [4711 / 5091]
私もほんとにそう思います、インデアンを殺しまくって土地を分捕り作ったのがアメリカ合衆国、戦後朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン、イラク(これは戦争とはいえない)一方的な攻撃である、戦後これほど多くの他国民を殺した国家は世界にはないでしょう、米国は世界最大の人殺し国家です、過去の戦争で広島長崎に核を使った米国は謝罪をするべきです、戦争を終わらせるのに原爆は必要だったと米国人は思っているが、なぜこのような恐ろしい大量破壊兵器を、しかも民間都市に落としたのか、なぜ事前に警告をしなかったのか、事前警告をしていれば弁明もできたろうに、これは以前米国の高校生もいっていた。ベトナム戦争のとき米軍が不利な状況になったとき核兵器の使用もあり得ると米軍高官がいっていたこれが米国の正体です、アフガンイラクで使用された劣化ウラン弾は核兵器の一種だ、これによる悲惨な後遺症、奇形児の発生、バンカーバスターとゆう地下数十メートルにもぐってから爆発する恐ろしい兵器等数え上げたらきりがない非人道的な兵器をつかっている米国は、北朝鮮の核実験を非難する資格はない、東京裁判で人道に対する罪で日本を裁いた米国にこの言葉をそっくり米国に返したい。何の哲学もなくただただブッシユ盲従するしか脳のない小泉国民が望んでもいない郵政民営化に血道をあげている小泉は戦後最低の総理だ、一刻も早くやめさせろ。
これは メッセージ 4709 (qgpft945 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4711.html
qgpft945 = 北、又は中国の工作員
投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/06/16 05:31 投稿番号: [4710 / 5091]
これは メッセージ 4709 (qgpft945 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4710.html
qgpft945 = 北、又は中国の工作員
投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/06/16 05:31 投稿番号: [4710 / 5091]
これは メッセージ 4709 (qgpft945 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4710.html
強盗国家アメリカ
投稿者: qgpft945 投稿日時: 2005/06/14 22:30 投稿番号: [4709 / 5091]
アメリカは元々そこにいた人たちを駆逐して、殺してつくった国家だね。
人殺し国ですな。
イラクの石油の利権を、フセインの暴虐を理由に(大量破壊兵器があったなど、いまや世界の誰も信じていないし、なかったことが明らかに)人の家に(国に)土足で上がりこんで住民を殺しまくって
正義を主張する強盗国家だ。
日本流にいえば「ろくでなし」だ。
それに加担する小泉など、もっとろくでなしだ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4709.html
雑感3
投稿者: dejimodenuite2980 投稿日時: 2005/06/14 02:36 投稿番号: [4708 / 5091]
またまた遅いレスで申しわけありません。
imonoyamaさん、今晩は。
もう読まれておられるとおもいますが、今月号の論座誌上にレスリー・ゲルプという米外交問題評議会名誉会長のイラク訪問のインタビューが掲載されています。
記事によればゲルプは現地において広範囲に各層のイラクの人々に聞き取りをし、意見交換を交わしたとのことです。
そこで言われていることは、イラク人の大多数はテロの横行を憎んでおり、彼ら(イラク人)の要請に応え得る信頼に足る政権が構築されればテロや武装勢力は正当性を失い能力を大きく損なうだろうということ。
一方では中部に於けるスンニ派の多い地域での頻発するテロや米軍への攻撃の根本については米軍もイラク軍や警察も確実な情報を持っておらず、容疑者や武器、資金の没収など幾度か試みてもまたすぐどこからか調達され行き渡ってしまっていること。
物理的な対応ではもはや限界があり、米軍は後手に回らざるを得ない状況であること。
スンニ派の政権参加については、シーア派やクルド側などがどれだけ譲歩できるか、または指摘されておられるように、キルクークの大油田地帯をクルド側に組み込まれればたいした石油資源もない中部スンニ派地域は石油収入の恩恵から外れ、将来の見通しが立てられないこと。南部の油田地帯は言うに及ばず、どうやら旧政権の庇護を受けてきた側の利益の分配への不満と占領への反駁がスンニ派がなかなか統一した見解を出せない一因であるこちは間違いはなさそうです。
スンニの法学者たちはアメリカに対する抵抗を認めています。市民への攻撃は断罪していますが、テロやレジスタンスの攻撃が混在している状況ではどちらかを区別して非難したり少なからず共感するなどというのは無意味なことなのかもしれませんね。
さて仮に新生イラク国家が生まれ憲法の創案になった場合、シーア派の多くが望むであろうシャーリアを反映させた憲法による統治を求めるのであれば、世俗体制の中で宗教の寛容性に慣れたバグダッドなどの市民にとっては(一般のスンニ派にとっては)堅苦しいものになるでしょうし、一番の問題は何より厳格で排他的な法理解を持つワッハーブ派の総本山サウジの動向です。
イラクでシーア派住民にたいしてテロを行っているのはワッハーブのスンナたちだといわれていますが、憲法の創案の中身を巡って揺れに揺れるかもしれません。
とはいえ、もはや後戻りはできません。
占領を終わらせる為の方策を合法的に画策するか、物理的抵抗で追い立てるか、この選択は今のところは両様成り立つということなのだろうと思います。
仕方のない事なのだろうけれども。
これは メッセージ 4703 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「アフリカ原油争奪戦」NHKBS
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/08 05:16 投稿番号: [4707 / 5091]
NHKBS「きょうの世界」2005.6.7(火)
・英北海油田は枯渇し、五年後には英は輸入国になる。
・まだ独立すらしていない西サハラ原油にさえ注目が集まる。
今年5月西サハラ原油入札説明会:手付かずの原油
・埋蔵量八位のリビア:長年の経済制裁で原油が眠ったまま
今年1月第一回リビア原油入札説明会:十か国40社が参加
今年5月第二回入札説明会:40の鉱区を入札
「10年前のベネズエラに匹敵」(日本企業社員)
・アフリカ最大の産油国ナイジェリア:五年後までに50%UP
・欧米に地理的に近い
・中東と違い、外資に積極的に解放
・品質がガソリンに加工し易い
・スーダン南部:中国企業の石油精製施設:中国にとって最も重要な石油供給国
・英シェルの牙城ナイジェリアに中国が権益確保
・米メジャーの勢力化アンゴラにも中国が権益確保
・原油がまだ出ていないケニアでも中国が掘削の権利を交渉中
約20か国のアフリカの原油生産国の内、16か国で石油を確保
中国が輸入した原油の四分の一以上はアフリカ産
・政府への融資の見返りに権益を獲得
これは メッセージ 89 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4707.html
Amnesty International Report 2005
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/08 03:59 投稿番号: [4706 / 5091]
Amnesty International Report 2005
the state of the world's human rights
NHKBS「きょうの世界」2005.6.6(月)
米軍基地は、現代の「ソビエト強制収容所の再来」
the gulag of our times
来日したアムネスティ・インターナショナルのアイリーン・カーン事務総長
とのインタビュー
・米:「テロとの戦い」を理由にイスラム教徒らを裁判もなく長期拘束
「イラクやアフガニスタンなどには実態の分からない秘密の収容施設が
いくつもあることが分かっています。米政府が発表しただけで、この数年
少なくとも7万人が収容されています。この他にいわゆる『幽霊収容者』と
呼ばれる人達もいます」
・露:露軍とチェチェン武装勢力双方による殺人・拷問が横行
・中:ウイグル、チベットなどの少数民族に対する人権侵害
「中国では世界で最も多数の処刑が執行されています。
毎年何人が処刑されているのか実態はつかめていません」
「9.11以降はウイグル族のイスラム教徒に対する弾圧も強まっています。
宗教活動をテロ行為と決め付けた上での逮捕が横行」
「米が世界に対して『人権侵害の免罪符』を出している」
http://www.amnesty.or.jp/
これは メッセージ 4359 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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「援助と民主化 アメリカの新戦略」NHKBS
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/08 02:42 投稿番号: [4705 / 5091]
「援助と民主化
アメリカの新戦略」
NHKBS「きょうの世界」2005.5.27(金)
新設したミレニアム・チャレンジ公社
職員は150人
四つの地域に分かれる
CEOポール・アップルガース氏
・参政権
・市民の自由
・汚職対策
・法治体制
・教育制度
・医療制度
など16項目
過半数の項目で合格点に達した国が援助を受ける資格がある国と認定
ミレニアム・チャレンジ公社が始めて援助を行うと決めたのはマダガスカル
<私の感想>
テロの温床となる貧困の撲滅といっても、そういう国は、
上記の合格点に達しない、かえって、真っ先に援助対象国から除かれる。
経済的自由主義等、米好みの政策を採る国を優先するということは、
つまり、親米政権の育成とも言える。
かつて、米ソ二大陣営の対立下、第三世界が米ソの草刈場となった。
・世銀総裁にネオコンのウォルフォウィッツを送り込んだこと
・民主主義革命の輸出を目指す民主主義基金(NED)
と考え合わせると、
米の世界支配戦略の内、経済戦略のその重層的構造が少し垣間見えてきた。
<政治><経済><軍事>相互に連関しながら、重層的構造となっている。
これは メッセージ 4594 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4705.html
「援助と民主化 アメリカの新戦略」NHKBS
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/08 02:42 投稿番号: [4705 / 5091]
「援助と民主化
アメリカの新戦略」
NHKBS「きょうの世界」2005.5.27(金)
新設したミレニアム・チャレンジ公社
職員は150人
四つの地域に分かれる
CEOポール・アップルガース氏
・参政権
・市民の自由
・汚職対策
・法治体制
・教育制度
・医療制度
など16項目
過半数の項目で合格点に達した国が援助を受ける資格がある国と認定
ミレニアム・チャレンジ公社が始めて援助を行うと決めたのはマダガスカル
<私の感想>
テロの温床となる貧困の撲滅といっても、そういう国は、
上記の合格点に達しない、かえって、真っ先に援助対象国から除かれる。
経済的自由主義等、米好みの政策を採る国を優先するということは、
つまり、親米政権の育成とも言える。
かつて、米ソ二大陣営の対立下、第三世界が米ソの草刈場となった。
・世銀総裁にネオコンのウォルフォウィッツを送り込んだこと
・民主主義革命の輸出を目指す民主主義基金(NED)
と考え合わせると、
米の世界支配戦略の内、経済戦略のその重層的構造が少し垣間見えてきた。
<政治><経済><軍事>相互に連関しながら、重層的構造となっている。
これは メッセージ 4594 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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バドル旅団とマハディ軍②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:52 投稿番号: [4704 / 5091]
クルドについては、少し意見が違います。
クルドと米軍の関係は、完全に計算ずくのクールな関係です。
クルドは、過去十五年間ほどの間に、米から二度えげつない裏切りを味わって
いますから、心底米を信用したことは一度もないと思います。
冷静に現状を見極め、米軍との提携が有利だから共同行動を取っているだけだと
思います。
自らの国家を持たぬ最大の民クルド民族は、その深い念願は独立に決まって
いますが、望み過ぎて何度も一切を失ってきた過去を痛切に反省し、
あくまで現実主義的に、現状で可能なことを着実に一歩一歩地歩を踏み固め
ながら進んでいます。
非常に自制の効いた、大人な態度だと思います。
現状では、自治権の維持・拡大と、
問題のキルクーク実効支配です。
ただ、長きに亘るクルド二大政党支配に対する反発、特に若い世代の反発は、
一定程度鬱積しているのもまた事実だと思います。
選挙での投票率も、七割程度だったと聞いています。
主に若い層の棄権だと聞いています。
クルド二大政党支配の内実が問題だと思っています。
多分に、部族主義、長老主義、封建主義の残滓が濃厚のようです。
>既成事実化を民主化に対抗する勢力のあがきだと曲解してしまうのも
>奇妙な感じだと個人的には思っていますが・・・
スンニ派住民の9割は、次回の選挙参加を望むそうです。
まあ、そうでしょうね。
ならば、選挙に参加する何の問題もないはずです。
住民を背景にするレジスタンスであるならば、
選挙参加を望む9割の住民の声を聞かなければならないと思います。
しかし、各派の武装民兵組織が確固として存在していることもまた、
確実に一つの脅威ですね。
旧ユーゴの陰惨な紛争激化の、一つの大きな原因は、
各派の武装民兵が、紛争激化に先鞭をつけたということがありました。
極少数の過激武装組織が、対立勢力の一般市民を虐殺し、
それに対立勢力の、極少数の過激武装勢力が、報復として、
対立勢力の一般市民を虐殺するという悪循環で、紛争が陰惨なものと
なっていきました。
ユーゴ連邦軍は、当初は、そういう各派の対立に割って入り、
中立的に紛争を止めようとしました。
当初は、ユーゴ連邦軍は、各民族から成り立つ混成部隊でした。
しかし、スロベニアが独立し、次に、クロアチアとの争いが激化していくに
つれて、スロベニア人とクロアチア人が抜けていき、結果的にセルビア色が
どんどん濃厚になっていきました。
そうすると、中立性が、保たれなくなっていきました。
陰惨な旧ユーゴでの悲劇を繰り返さない為にも、
何とか、騒乱状況の激化による更なる悪化を懸念しています。
これは メッセージ 4703 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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バドル旅団とマハディ軍①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:51 投稿番号: [4703 / 5091]
今晩は、dejimodenuite2980 さん。
サドル派と米軍の現状について、シーア派だからこそ可能だった
という意見については、概ねそうだと同感します。
シスターニ師が米軍とサドル派を調停したのですから、
米としても、シスターニ師の影響力を一方では利用しつつも、
他方同時に無視する訳にもいかないと思います。
そういう意味では納得できます。
ただ、シーア各派は、少しも一枚岩ではありませんし、
競合、主導権争い、内紛を繰り返しています。
SCIRIの民兵バドル旅団とサドル派の民兵マハディ軍は、
武力衝突を度々起こしています。
聖地ナジャフを我が物顔で占拠し、米軍と戦い、聖地ナジャフを荒廃させた
サドル派に対して、SCIRIはバドル旅団を使って、サドル派をナジャフから
叩き出すことをシスターニ師にその許しを請いました。
シスターニ師は許しませんでした。
・サドル派は、シスターニ師の穏健路線に飽き足りない勢力を取り込み、
・シスターニ師はサドル派と米軍の調停を行うことによってその権威を誇示する
そういう関係だと思います。
そういう意味では、持ちつ持たれつと言えると思います。
また、シーア派各派の競合、主導権争い、内紛もかなり深刻だと思います。
各派の衝突を、シスターニ師の権威で、なんとか止めているとも言えると
思います。
そういう意味でのギブアンドテイクもあると思っています。
>「大きい方と小さい方が利害対立をしているときに、勿論どちらにも譲歩を
>ひきださなきゃならない。でもまずは大きい方が先に譲らなければ小さい方は
>絶対に引き下がらないんだよ。」
論語で孔子先生が言いそうな文言ですね。
あるいは、薩長同盟締結時に坂本竜馬が言ったような内容ですね。
それは、倫理としては、正しいのかもしれませんが、
リアルポリティックスの条理で、そのまま実行されるのは、
難しいのでしょうね。
>スンニ派の一部の勢力のやり方があまりにも杜撰で拙劣であるにしても、
>だからといってスンニ派にだけ改めよというのはどうでしょうか。
スンニ派にだけ改めよと言っているつもりはありません。
シーア派・クルド連合の新政権とスンニ派とが、なんとか話し合いで解決して
欲しいと願っていますし、できない訳ではないと思っています。
テロの犠牲者は圧倒的にシーア派が多いのですが、スンニ派への報復を叫ぶ声を
シスターニ師がよく抑えているなと感心します。
SCIRIのバドル旅団の内、治安維持部隊に正式に編入された兵士の蛮行に
ついても、何度か聞きました。
そういうバドル旅団の蛮行も新政権が抑える責任があると思っています。
英軍の「紳士的対応」、少なくとも米軍との違いはよく聞きます。
ただ、南部シーア派は、反フセインですから、基本的に外国軍に反対では
ありませんでした。当初は解放軍と考えていました。
勿論長期駐留は望んでいませんが。
土井敏邦氏のDVD「ファルージャ2004年4月」を観たのですが、
あのファルージャでさえ、当初は米軍を歓迎しました。
>一旦、信用が失われると取り戻すのは何十年もかかります。
>ましてや占領軍ですから、よほど現地住民の気持ちを掴む努力をしなくては
>立ち行きません
>少数派に陥ったスンニ派のイラクにおける状況を思うときに
>少なからず追い詰められている状況を考慮すべきだと思います。
全く同感です。
これは メッセージ 4702 (dejimodenuite2980 さん)への返信です.
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バドル旅団とマハディ軍
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:51 投稿番号: [4703 / 5091]
今晩は、dejimodenuite2980 さん。
サドル派と米軍の現状について、シーア派だからこそ可能だった
という意見については、概ねそうだと同感します。
シスターニ師が米軍とサドル派を調停したのですから、
米としても、シスターニ師の影響力を一方では利用しつつも、
他方同時に無視する訳にもいかないと思います。
そういう意味では納得できます。
ただ、シーア各派は、少しも一枚岩ではありませんし、
競合、主導権争い、内紛を繰り返しています。
SCIRIの民兵バドル旅団とサドル派の民兵マハディ軍は、
武力衝突を度々起こしています。
聖地ナジャフを我が物顔で占拠し、米軍と戦い、聖地ナジャフを荒廃させた
サドル派に対して、SCIRIはバドル旅団を使って、サドル派をナジャフから
叩き出すことをシスターニ師にその許しを請いました。
シスターニ師は許しませんでした。
・サドル派は、シスターニ師の穏健路線に飽き足りない勢力を取り込み、
・シスターニ師はサドル派と米軍の調停を行うことによってその権威を誇示する
そういう関係だと思います。
そういう意味では、持ちつ持たれつと言えると思います。
また、シーア派各派の競合、主導権争い、内紛もかなり深刻だと思います。
各派の衝突を、シスターニ師の権威で、なんとか止めているとも言えると
思います。
そういう意味でのギブアンドテイクもあると思っています。
>「大きい方と小さい方が利害対立をしているときに、勿論どちらにも譲歩を
>ひきださなきゃならない。でもまずは大きい方が先に譲らなければ小さい方は
>絶対に引き下がらないんだよ。」
論語で孔子先生が言いそうな文言ですね。
あるいは、薩長同盟締結時に坂本竜馬が言ったような内容ですね。
それは、倫理としては、正しいのかもしれませんが、
リアルポリティックスの条理で、そのまま実行されるのは、
難しいのでしょうね。
>スンニ派の一部の勢力のやり方があまりにも杜撰で拙劣であるにしても、
>だからといってスンニ派にだけ改めよというのはどうでしょうか。
スンニ派にだけ改めよと言っているつもりはありません。
シーア派・クルド連合の新政権とスンニ派とが、なんとか話し合いで解決して
欲しいと願っていますし、できない訳ではないと思っています。
テロの犠牲者は圧倒的にシーア派が多いのですが、スンニ派への報復を叫ぶ声を
シスターニ師がよく抑えているなと感心します。
SCIRIのバドル旅団の内、治安維持部隊に正式に編入された兵士の蛮行に
ついても、何度か聞きました。
そういうバドル旅団の蛮行も新政権が抑える責任があると思っています。
英軍の「紳士的対応」、少なくとも米軍との違いはよく聞きます。
ただ、南部シーア派は、反フセインですから、基本的に外国軍に反対では
ありませんでした。当初は解放軍と考えていました。
勿論長期駐留は望んでいませんが。
土井敏邦氏のDVD「ファルージャ2004年4月」を観たのですが、
あのファルージャでさえ、当初は米軍を歓迎しました。
>一旦、信用が失われると取り戻すのは何十年もかかります。
>ましてや占領軍ですから、よほど現地住民の気持ちを掴む努力をしなくては
>立ち行きません
>少数派に陥ったスンニ派のイラクにおける状況を思うときに
>少なからず追い詰められている状況を考慮すべきだと思います。
全く同感です。
これは メッセージ 4702 (dejimodenuite2980 さん)への返信です.
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雑感2
投稿者: dejimodenuite2980 投稿日時: 2005/06/06 23:47 投稿番号: [4702 / 5091]
imonoyamaさん
こんばんは、遅レス失礼しました。
大島渚氏がまだ倒れる以前、朝まで生テレビの常連だった頃ですから相当前になりますが、何のテーマかは忘れてしまいましたが、大島さんが確かこのような意見を口にされていたことを覚えています。
「大きい方と小さい方が利害対立をしているときに、勿論どちらにも譲歩をひきださなきゃならない。でもまずは大きい方が先に譲らなければ小さい方は絶対に引き下がらないんだよ。」
大島渚氏はよく左翼側の論客としてとらえられがちですが、日本の過去の朝鮮侵略の被害をあまりにも言い立てた韓国人の発言にキレて「うるせー馬鹿野労!」と怒鳴りつけ罵りあいになったシーンをテレビで見た記憶があります。
のんべんだらりと日々を怠惰に暮らしているのは私も同様ですし、こうしてパソコンの前でキーを打っていても街角で爆弾が炸裂して巻き添えになって転がるイラクの市井の人たちの日常にどこまで思いをめぐらせられるかといえば限られた情報を斟酌して想像し感じるほかはないのです。
スンニ派の一部の勢力のやり方があまりにも杜撰で拙劣であるにしても、だからといってスンニ派にだけ改めよというのはどうでしょうか。確かにシスターニのやり方は巧妙で、直接的には政治に口を挿まず多数派のシーアに影響力を持つ自身の立場をうまく使って米軍に借りを作ってやっています。
スンニにはこのような政治力は今のところありません。そして米軍が活動している地域がイラクの中、北部のスンニ派の多い地域に当たるため、南部のイギリス軍管轄区域との治安活動の差がもろに出てしまっていることもひとつの要因だと思います。
極力、発砲を避ける英軍兵士に比べ米軍兵士は動くものだと見ればいきなり発砲するそうですし、ファルージャでの住民の抗議デモに発砲して死者を出すなど荒っぽい対処で反感を買いました。
一反、信用が失われると取り戻すのは何十年もかかります。ましてや占領軍ですからよほど現地住民の気持ちを掴む努力をしなくては立ち行きません。
テロを容認するのは論外だとしても、少数派に陥ったスンニ派のイラクにおける状況を思うときに少なからず追い詰められている状況を考慮すべきだと思います。
サドルは若造でハネッ返りですが、シーア派の重みというものを逆にアメリカに解らせるという意味では、シスターニは借りは返してくれよ。でないとサドルはバグダッドだけではないよというメッセージとして充分だったことでしょうし、サドルの民兵だけではとてもシーア派の大勢が後に就こうとは思わないでしょうから、コマとしては有用だったと思います。ですから名を捨て実を取るという戦略も多数派の即ち勝ち組としてだからこそ可能だったのではないでしょうか。
少数派の負け組みのスンニ派ではなかなかこのような数に任せた戦略はとり辛いのではないか。クルドは実質的には米軍の傀儡お抱えですから、寄らば大樹の陰でイラク国家といってもほとんど独立しているようなものですし。
ですから結果的にはサダム時代にいい思いをしたスンニ派が崩壊した前政権の割を食ったと解釈されがちですし、テロの嵐の中で占領という事実は既成化され米軍の行動に正当性をもたらしているかのような報道も見受けられるようになりました。抵抗と名がつけば何でも許されるわけではありませんが、少なくとも日本人がこうした既成事実化を民主化に対抗する勢力のあがきだと曲解してしまうのも奇妙な感じだと個人的には思っていますが・・・
結論のない駄文を長々と連ねてやはり浮かぶのは冒頭の大島渚氏の言葉でした。
そうなるように祈るのみです。
これは メッセージ 4699 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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>反占領の非暴力直接行動
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/06/05 22:12 投稿番号: [4701 / 5091]
こんばんわ。
たまにしか読めませんが、
ここはすごい情報が埋まっていますね。
前から注目はしていましたが。
イラクについては関心はあるのですが、
宗派やら、周辺各国、米英の思惑・・・
さまざまに複雑すぎて、私などにはとても【未来を予想】できそうにありません。
米英は【大うそつきの狼少年】ですから、彼らの情報のどこを信用していいのか、疑心暗鬼ですしね。
鋳物山さんは、空しいとおっしゃいますが、しかし殆どの人間は【流血を】望んではいません。
レジスタンスや、テロリストといわれる人々もでしょう。
でもどなたかがおっしゃっていましたが、【平和を実現するには】
【戦争を強く憎むこと】と。
私もそう思っています。
皆がそう思えば、何とか知恵を出し合えば・・・。
あ、いろいろ質問があったのですが、
【テロとの戦い】が始まるので、今日はここまでで。
いきなり失礼しました。又お邪魔します。
これは メッセージ 4699 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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>ライス国務長官
投稿者: need2003jp 投稿日時: 2005/06/05 17:13 投稿番号: [4700 / 5091]
パウエルと比べると、迫力不足かな、という感じ。
パウエルも、なんだかんだ言っても、戦争の何たるかを知っていた人だからね。何で、あの人が国連にこだわったかというと、アメリカの軍事力っていうのを、冷静に見ていたからじゃないのかな。軍事面で言うと、現実派というか・・・アメリカも、イラクに傾けるカネが、ボディーブローのように重石になっている。
これは メッセージ 4586 (yasei7 さん)への返信です.
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反占領の非暴力直接行動という闘争形態も④
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/05 14:57 投稿番号: [4699 / 5091]
平和な日本で、日々安穏と、のんべんだらりんと怠惰に生きている
無力な一市民である私が何をほざいても、ただ空しいだけなのだが、
それでも尚、言わずにはおれないのだ。
スンニ派の人々に言いたい。
サドル派の現在には、学ぶべきことが多々あるのではないかと。
サドル派は、ナジャフ、カルバラ等で何度も米軍と激烈な死闘を繰り返した。
現在は、米軍と停戦し、本拠地であるバグダッドのサドルシティでは、
米軍から復興資金3億ドルをせしめ、街の復興に努めている。
選挙にもうって出て、数議席ではあるが、獲得した。
更には、新政権に閣僚も出すという。
しかも、サドルシティでは、テロは一件も起きないという。
それが何故なのかは、分からないが、推測するに、公認されたマハディ軍が、
チェックポイントで検問しているのではないか。
そもそも、米軍と幾度も激烈に交戦したサドル派にテロを仕掛ける理由も
『口実』もないからだろう。
その上で、しかも、米軍の早期撤退を堂々と主張している。
そういうサドル派に大いに学ぶべきではないのか。
2004年4月、シーア派のサドル派は、ファルージャに援軍を送った。
スンニ派の長老達は、「でかした若造」と賞賛したそうだ。
父親と叔父との、ダブルの『七光り』のサラブレッドのお坊ちゃま君、
暴れん坊将軍だと思われていたのだが、なかなかやるではないか。
粘り腰で、したたかではないか。
スンニ派の人々よ、再度言わねばならないのではないか、
「でかした若造、我々もお前に学ぶ」と。
私は、サドル派を全面肯定はできない。
宗教勢力として、その実効支配地域では、市民生活レベルで、宗教色を強めて
いるものと推測される。特に女性への抑圧はひどいのではないかと推測する。
バグダッド・バーニングの著者も、サドル派の女性への抑圧ぶりを告発していた。
是々非々である。
ある面を肯定し、ある面を批判する。
それでよいではないか。
ヒジャーブを被っていない女性を小突き回すというのは、勿論肯定できない。
しかし、テロに脅えることなく、復興の進むサドル・シティで暮らすのと、
大義を掲げつつも、日々テロに脅え、米軍の掃討作戦の被害を被り、
インフラはほぼ破壊し尽され、生きるのと。
それは勿論当事者が決めることではあるが、
「大義」は、一時、降ろしても、よいではないか。
名を捨てて、実をとるというのもよいのではないか。
もう既に命を捨てているムジャヒディンはともかく、
一般市民にはもはや耐えられないのではないか。
普通の市民が日々暮らせる状況を取り戻すことを優先するべきではないか。
チェチェンでは、闘争の第一世代は、ロシアとも行き来があったので、
良いロシア人もいれば、そうではないロシア人もいるということを肌で知って
いた。
しかし、第二世代以降にとっては、ロシア人=悪魔でしかない。
パレスチナ人の場合も似ているとも思う。
つまり、第二世代は、より妄信的な強硬派が優勢になっていく。
なにより、チェチェンの場合、民族そのものの再生産ができなくなっている。
学校・教育機関が完全に機能停止している為に、若い世代は、ほとんど
まともな教育を受けることすらできていない。
つまり、民族の伝統等を次の世代に、きちんと伝達することすら、できなく
なっている。
これこそが、本当の民族の危機、民族そのものの存続の危機だと思う。
スンニ派の人々よ
日々学校にもろくに行くこともできない次の世代
日々日常生活をまともに過ごせない一般市民達
日々の戦争しか知らない世代
、、こんなことでよいのか?
シスターニ師は、さすがに最長老だけあって、本当に思慮深いと思う。
圧倒的な軍事力を有する米軍の占領下で、いかに現実的に対処するかに
長けていると感心させられる。
民主的な選挙を実現させ、イラク人に選ばれた政権を作った。
これが、シスターニ師の<第一戦略目標>であり、実現した。
では次なる<第二戦略目標>は、米軍撤退であろう。
「即時撤退」は求めていないだけで、数年以内の撤退を急がずに、
実現するだろう。
米軍は、中東での橋頭堡確保に失敗することになる。
そうはさせない為に、米はどう立ち回るのであろうか?
・<米>(共和党と民主党)
・<シスターニ師>と<シーア各派>
・<スンニ派>
・<クルド>
この四実体を措定して、その
・打ち出す<政策>
・動向
・発言
等々をじっくりと分析しなければならない。
個別的問題としては、
・憲法とシャリーアに\xA4
これは メッセージ 4697 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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反占領の非暴力直接行動という闘争形態も④
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/05 14:57 投稿番号: [4699 / 5091]
平和な日本で、日々安穏と、のんべんだらりんと怠惰に生きている
無力な一市民である私が何をほざいても、ただ空しいだけなのだが、
それでも尚、言わずにはおれないのだ。
スンニ派の人々に言いたい。
サドル派の現在には、学ぶべきことが多々あるのではないかと。
サドル派は、ナジャフ、カルバラ等で何度も米軍と激烈な死闘を繰り返した。
現在は、米軍と停戦し、本拠地であるバグダッドのサドルシティでは、
米軍から復興資金3億ドルをせしめ、街の復興に努めている。
選挙にもうって出て、数議席ではあるが、獲得した。
更には、新政権に閣僚も出すという。
しかも、サドルシティでは、テロは一件も起きないという。
それが何故なのかは、分からないが、推測するに、公認されたマハディ軍が、
チェックポイントで検問しているのではないか。
そもそも、米軍と幾度も激烈に交戦したサドル派にテロを仕掛ける理由も
『口実』もないからだろう。
その上で、しかも、米軍の早期撤退を堂々と主張している。
そういうサドル派に大いに学ぶべきではないのか。
2004年4月、シーア派のサドル派は、ファルージャに援軍を送った。
スンニ派の長老達は、「でかした若造」と賞賛したそうだ。
父親と叔父との、ダブルの『七光り』のサラブレッドのお坊ちゃま君、
暴れん坊将軍だと思われていたのだが、なかなかやるではないか。
粘り腰で、したたかではないか。
スンニ派の人々よ、再度言わねばならないのではないか、
「でかした若造、我々もお前に学ぶ」と。
私は、サドル派を全面肯定はできない。
宗教勢力として、その実効支配地域では、市民生活レベルで、宗教色を強めて
いるものと推測される。特に女性への抑圧はひどいのではないかと推測する。
バグダッド・バーニングの著者も、サドル派の女性への抑圧ぶりを告発していた。
是々非々である。
ある面を肯定し、ある面を批判する。
それでよいではないか。
ヒジャーブを被っていない女性を小突き回すというのは、勿論肯定できない。
しかし、テロに脅えることなく、復興の進むサドル・シティで暮らすのと、
大義を掲げつつも、日々テロに脅え、米軍の掃討作戦の被害を被り、
インフラはほぼ破壊し尽され、生きるのと。
それは勿論当事者が決めることではあるが、
「大義」は、一時、降ろしても、よいではないか。
名を捨てて、実をとるというのもよいのではないか。
もう既に命を捨てているムジャヒディンはともかく、
一般市民にはもはや耐えられないのではないか。
普通の市民が日々暮らせる状況を取り戻すことを優先するべきではないか。
チェチェンでは、闘争の第一世代は、ロシアとも行き来があったので、
良いロシア人もいれば、そうではないロシア人もいるということを肌で知って
いた。
しかし、第二世代以降にとっては、ロシア人=悪魔でしかない。
パレスチナ人の場合も似ているとも思う。
つまり、第二世代は、より妄信的な強硬派が優勢になっていく。
なにより、チェチェンの場合、民族そのものの再生産ができなくなっている。
学校・教育機関が完全に機能停止している為に、若い世代は、ほとんど
まともな教育を受けることすらできていない。
つまり、民族の伝統等を次の世代に、きちんと伝達することすら、できなく
なっている。
これこそが、本当の民族の危機、民族そのものの存続の危機だと思う。
スンニ派の人々よ
日々学校にもろくに行くこともできない次の世代
日々日常生活をまともに過ごせない一般市民達
日々の戦争しか知らない世代
、、こんなことでよいのか?
シスターニ師は、さすがに最長老だけあって、本当に思慮深いと思う。
圧倒的な軍事力を有する米軍の占領下で、いかに現実的に対処するかに
長けていると感心させられる。
民主的な選挙を実現させ、イラク人に選ばれた政権を作った。
これが、シスターニ師の<第一戦略目標>であり、実現した。
では次なる<第二戦略目標>は、米軍撤退であろう。
「即時撤退」は求めていないだけで、数年以内の撤退を急がずに、
実現するだろう。
米軍は、中東での橋頭堡確保に失敗することになる。
そうはさせない為に、米はどう立ち回るのであろうか?
・<米>(共和党と民主党)
・<シスターニ師>と<シーア各派>
・<スンニ派>
・<クルド>
この四実体を措定して、その
・打ち出す<政策>
・動向
・発言
等々をじっくりと分析しなければならない。
個別的問題としては、
・憲法とシャリーアに
これは メッセージ 4697 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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↓すばらしい3連打
投稿者: miniiwa2 投稿日時: 2005/06/05 12:46 投稿番号: [4698 / 5091]
個人的には、実現可能な事だと思いますし、そうなってもらいたいです。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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反占領の非暴力直接行動という闘争形態も③
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 08:21 投稿番号: [4697 / 5091]
数百万人のパレスチナ人達は、半世紀以上にも及ぶ、辛酸を舐めてきた。
それでも、種々の勢力が辛抱強く、審議を重ね、停戦に合意し、
一応、停戦は守られようとしている。
ファタハ、PFLP、DFLP、ハマス、イスラム聖戦、アルアクサ、
パレスチナ共産党等々、たくさんの組織が存在している。
様々な考え方が存在している。
実は、路線の違いは、各派でかなり大きい。
それでも尚、共同行動を積み重ね、統一戦線という観を呈してきた。
運動のその中で、路線の違いを、競争すればよいではないか。
例えば、オスロ合意、ロードマップに反対の立場でも、共同行動をとっている。
反対ではあるが、停戦に合意し、停戦を守っている。
その中で、自派の主張の正当性を主張すればよいではないか。
私は、そういう立場を支持する。
チェチェンのマスハードフ元大統領は、一方的停戦宣言を行い、実行した。
しかし、ロシアに惨殺された。
一番の和平調停者を惨殺するとは、今後、更に悲惨な状況になるかもしれない、
強硬派からすれば、私の戯言は敗北主義だと罵られるだろう。
敗北で結構ではないか、一時的敗退でよいではないか、流血が止まるのなら。
臥薪嘗胆、数年後には、選挙でヘゲモニーを握ることは不可能ではない。
そういう努力をこそするべきではないのか。
私の戯言は、現実政治の前では、無力だろう。
現実政治のリアル・ポリティックスの条理では、
魑魅魍魎、謀略も横行している。
したがって、奇麗事のみでは、無力だとは思う。
周辺諸国が、イラクの混乱に自らの利害を見い出している以上、
周辺諸国からの「見えざる介入」は続く。
誰が、テロを行っているのか?
アルカイダ系、スンニ派武装勢力だけではないだろう。
イラン、シリア、ヨルダン、イスラエル、そしてアメリカ等々。
おそらくは、彼らによる「政治的謀略」も含まれているのだろう。
それならば、その謀略を暴くことにこそ尽力するべきではないのか。
非常に難しいことではあろうが、スンニ・シーア・クルドにとって、
つまり全イラク国民にとって無差別テロは共通の敵だ。
全イラク人が、正真正銘のテロリストを摘発し、
他国の政治的謀略を摘発することは絶対に不可能だとも思えない。
テロリストのアジトを摘発し、外国組織の関与を示す、文書、現物、組織成員
等々の物証を、全世界に提示するという努力にこそ傾注するべきではないのか。
例えば、イスラエルのモサドが関与していると言うのであれば、
その決定的な物証を執念で暴き出し、全世界に提示すればよいではないか。
私は、単に流血を止めて欲しいという、安っぽいヒューマニズムから、
その願望を基底的動因として書いている。
それ故、無力なのであろう。
情勢分析もまた、その願望から行っている観も否めない。
しかし、今の私にはそれしかできない。
その願望が、私を衝き動かす全てだからだ。
現状は異常以外のなにものでもない。
様々な言い分がある。
どれか一つだけが正しい。
俺だけが正しい。
それもいいだろう。
しかし、違いを、「差し当たり」認め合い、
異常な流血の現実を停止するという、より大いなる結果を導き出す為に、
妥協することは、恥ずべきことではない。
いきなり、あるいは一挙に<本質的解決>を実現できなくてもいいではないか。
まずは、<現実的解決>で、現状を打開することの方が、より緊急性を持って
いると思う。
これは メッセージ 4696 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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反占領の非暴力直接行動という闘争形態も②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 08:20 投稿番号: [4696 / 5091]
アフガニスタンでは、タリバン穏健派が、武装解除に応じ、
選挙にも参加しようとしている。
ムタワキル元外相は、カンダハルから立候補。
独立委員会のムジャディディ師は、恩赦を提言。
ヘクマチアル氏やオマル師への恩赦も提言。
現地の米軍は、
「アフガニスタンの統一と安定が実現されるのであれば、ムジャディディ師の
立場を支持する」という声明を発表。
米は、アフガニスタン政府がタリバン穏健派を政治プロセスに取り込む
という方針に対して、これを支持するものと思われる。
アメリカも、アフガニスタンでは、穏健派タリバンの選挙参加を認めるので
あるから、停戦を申し出ているイラクのスンニ派地元武装勢力と停戦し、
その選挙参加を認めない理屈はないと思えるのだが、、、
泥沼化を呈している現状で、アメリカにとっても、そう悪い話でもないと
思えるのだが、、、
米により、「テロリスト」と名指しされているハマスが、選挙で躍進している。
レバノンでも選挙が行われている、ヒズボラも躍進するそうだ。
テロリストとレッテル張りされる者達が、堂々と選挙に打って出て、
しかもかなりの数の民衆から得票を得て、正々堂々と合法的に、民主主義的に
戦っているし、躍進している。
それは同時に武装闘争から離れていくことでもあると思う。
中東民主化というものが、一定程度は、確かに進展しつつあることもまた
事実だ。
確かに、アメリカの御都合主義的なモメントもあるだろう。
それでもよいではないか。
言わば、それを逆手に取って、中東の民主化を進めればよいではないか。
中東の民主化は、中東の民衆の心から求めているものであるからだ。
例えば、アラブの大義、シオニストとの戦いという口実で、国内矛盾を
排外主義的に外部に転嫁し、独裁政権を延命してきた。
中東のほとんどの政権は今まではそうだったのではないか。
スンニ派武装勢力は、スンニ派宗教指導者層や政治指導者層と連結している。
穏健派層を表に立て、
<一方的停戦>→<停戦>→<復興・選挙参加・テロリスト排除>
という方向へ向かえないわけではないと思う。
アラウィ政権では無理だったものの、スンニ派をも取り込んだ新政権では
無理だとも思えない。
事実、新政権とスンニ派武装勢力との交渉が始められた。
新たに国防相となったドゥレイミ氏。
ドゥレイミ部族は、ファルージャ近郊の大きな有力部族だ。
しかも、1995年、ファルージャのドゥレイミ族がフセイン政権に対して
反乱を起こし、鎮圧され、処刑者を150人も出した。
ドゥレイミ氏は、ファルージャ近郊の有力スンニ派部族の力を背景にしている
と思われる。
ドゥレイミ氏の国防相就任は、シーア派、クルドも合意している。
ということは、新政権が、スンニ派武装性勢力に対して、
歩み寄りのサインを送ったものとも解釈は可能だと思う。
スンニ派宗教指導者層は、イラク軍、イラク警察への参入を推奨している。
シーア派、特にSCIRIのバドル旅団に暴力装置のヘゲモニーを握られるという
現実政治の力関係への、現実的対応というモメントが大きかったと思う。
しかし多面同時に、スンニ派側からの歩み寄りのサインという解釈も
成り立たない訳ではないとも思う。
つまり、双方からの歩み寄りの兆候がない訳ではない。
2004年4月のファルージャ停戦後、地元武装勢力の治安機関への編入という
かたちでの決着の方式。
それを、現在的に再度、スンニ派武装勢力の治安機関への編入というかたちで
スンニ派武装勢力を取り込む方式。
クルドのペシュメルガ、SCIRIのバドル旅団、サドル派のマハディ軍などは
公認されている。
ならば、スンニ派系の武装組織の一定の公認化ということも妥当だとも
思えなくはない。
むしろ、民族・宗派間のバランスをとるという意味では、その方が安定すると
言えると思う。
これは メッセージ 4695 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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