イラク戦争

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キルクーク、シャリーア、ワッハーブ派

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/17 03:23 投稿番号: [4712 / 5091]
  今晩は、dejimodenuite2980 さん。

「論座」と「世界」は読んでいます。

  キルクークの油田についてですが、
今後制定される憲法の内容次第なんですが、
石油収入というのは、一旦国庫に入って、
しかる後に、各地域に分配されるのではないでしょうか。

  フセイン独裁政権時代には、国庫に入った資源を、
少数派のスンニ派、更に厳密に言えば、フセインの言うことを聞く勢力に
恣意的に分配し、独裁政権の維持に活用していたのでしょうね。

  キルクークの石油収入が、その地域に入るなんてことにしたら、
血で血を洗う修羅場になってしまいます。
そうしない為にも、一旦国庫に入れて、しかる後に各地域に分配というのが
筋だと思うのですが。


>テロやレジスタンスの攻撃が混在している状況ではどちらかを区別して非難し
>たり少なからず共感するなどというのは無意味なことなのかもしれませんね。

  混在しているのは、その通りだと思いますが、
分からないことだらけの中で、一つ確かなことは、
テロリストとは、テロを行った者がテロリストだということです。
テロを行っていない者までテロリストというレッテル張りするのは
間違っていると思います。
しかも、テロを行った者は、拘束、逮捕し、法の下で裁くというのが原則だと
思っています。


  憲法とシャリーアの関係については、私は、シャリーアを唯一の法源とする
というところまでは、いかないのではないかと推測しています。

  ジャファリ首相のダアワ党は、シャリーアも法源の一つとするという線だから
です。


  サウジアラビアの国教であるワッハーブ派それ自体は、イスラム原理主義では
あっても、危険思想でも、過激思想でもありません。

  原理主義と原理主義過激派は、似て非なるものだと思っています。

  現実的には、テロを行うのか、行わないのかという違いだと思っています。

  イスラム原理主義という点では、スンニ派武装勢力の自称によると、
半分は民族派で、半分は宗教派だと述べています。

  イスラム原理主義とは、本来は、スンニ派が発祥でした。

  そういう意味では、シーア派にもスンニ派にも原理主義者は多いです。
例えば、サドル派も原理主義勢力です。SCIRIもそうですね。


  チェチェンでは、神秘主義のスーフィー派が主流でした。
そこへ外国からワッハーブ派が入って来て、反露の戦いの支援を行いました。
チェチェンの若い世代は、徐々にワッハーブ派へ傾倒する者が増えました。
サウジが様々な宗教的、経済的、更には軍事的援助を行い、
それとタイアップして、ワッハーブ派が増えたものだと推測しています。
つまり、純粋に宗教的観点から、ワッハーブ派が増えたというよりは、
種々の援助とバーターでワッハーブ派が増えたのではないかと推測しています。
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