イラク戦争

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バドル旅団とマハディ軍②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:52 投稿番号: [4704 / 5091]
  クルドについては、少し意見が違います。
クルドと米軍の関係は、完全に計算ずくのクールな関係です。
クルドは、過去十五年間ほどの間に、米から二度えげつない裏切りを味わって
いますから、心底米を信用したことは一度もないと思います。
冷静に現状を見極め、米軍との提携が有利だから共同行動を取っているだけだと
思います。

  自らの国家を持たぬ最大の民クルド民族は、その深い念願は独立に決まって
いますが、望み過ぎて何度も一切を失ってきた過去を痛切に反省し、
あくまで現実主義的に、現状で可能なことを着実に一歩一歩地歩を踏み固め
ながら進んでいます。
非常に自制の効いた、大人な態度だと思います。
現状では、自治権の維持・拡大と、
問題のキルクーク実効支配です。
  ただ、長きに亘るクルド二大政党支配に対する反発、特に若い世代の反発は、
一定程度鬱積しているのもまた事実だと思います。
  選挙での投票率も、七割程度だったと聞いています。
主に若い層の棄権だと聞いています。
  クルド二大政党支配の内実が問題だと思っています。
多分に、部族主義、長老主義、封建主義の残滓が濃厚のようです。


>既成事実化を民主化に対抗する勢力のあがきだと曲解してしまうのも
>奇妙な感じだと個人的には思っていますが・・・

  スンニ派住民の9割は、次回の選挙参加を望むそうです。
まあ、そうでしょうね。
ならば、選挙に参加する何の問題もないはずです。
住民を背景にするレジスタンスであるならば、
選挙参加を望む9割の住民の声を聞かなければならないと思います。



  しかし、各派の武装民兵組織が確固として存在していることもまた、
確実に一つの脅威ですね。

  旧ユーゴの陰惨な紛争激化の、一つの大きな原因は、
各派の武装民兵が、紛争激化に先鞭をつけたということがありました。

  極少数の過激武装組織が、対立勢力の一般市民を虐殺し、
それに対立勢力の、極少数の過激武装勢力が、報復として、
対立勢力の一般市民を虐殺するという悪循環で、紛争が陰惨なものと
なっていきました。

  ユーゴ連邦軍は、当初は、そういう各派の対立に割って入り、
中立的に紛争を止めようとしました。
当初は、ユーゴ連邦軍は、各民族から成り立つ混成部隊でした。
しかし、スロベニアが独立し、次に、クロアチアとの争いが激化していくに
つれて、スロベニア人とクロアチア人が抜けていき、結果的にセルビア色が
どんどん濃厚になっていきました。
そうすると、中立性が、保たれなくなっていきました。

  陰惨な旧ユーゴでの悲劇を繰り返さない為にも、
何とか、騒乱状況の激化による更なる悪化を懸念しています。
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