イラク戦争

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バドル旅団とマハディ軍②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:52 投稿番号: [4704 / 5091]
  クルドについては、少し意見が違います。
クルドと米軍の関係は、完全に計算ずくのクールな関係です。
クルドは、過去十五年間ほどの間に、米から二度えげつない裏切りを味わって
いますから、心底米を信用したことは一度もないと思います。
冷静に現状を見極め、米軍との提携が有利だから共同行動を取っているだけだと
思います。

  自らの国家を持たぬ最大の民クルド民族は、その深い念願は独立に決まって
いますが、望み過ぎて何度も一切を失ってきた過去を痛切に反省し、
あくまで現実主義的に、現状で可能なことを着実に一歩一歩地歩を踏み固め
ながら進んでいます。
非常に自制の効いた、大人な態度だと思います。
現状では、自治権の維持・拡大と、
問題のキルクーク実効支配です。
  ただ、長きに亘るクルド二大政党支配に対する反発、特に若い世代の反発は、
一定程度鬱積しているのもまた事実だと思います。
  選挙での投票率も、七割程度だったと聞いています。
主に若い層の棄権だと聞いています。
  クルド二大政党支配の内実が問題だと思っています。
多分に、部族主義、長老主義、封建主義の残滓が濃厚のようです。


>既成事実化を民主化に対抗する勢力のあがきだと曲解してしまうのも
>奇妙な感じだと個人的には思っていますが・・・

  スンニ派住民の9割は、次回の選挙参加を望むそうです。
まあ、そうでしょうね。
ならば、選挙に参加する何の問題もないはずです。
住民を背景にするレジスタンスであるならば、
選挙参加を望む9割の住民の声を聞かなければならないと思います。



  しかし、各派の武装民兵組織が確固として存在していることもまた、
確実に一つの脅威ですね。

  旧ユーゴの陰惨な紛争激化の、一つの大きな原因は、
各派の武装民兵が、紛争激化に先鞭をつけたということがありました。

  極少数の過激武装組織が、対立勢力の一般市民を虐殺し、
それに対立勢力の、極少数の過激武装勢力が、報復として、
対立勢力の一般市民を虐殺するという悪循環で、紛争が陰惨なものと
なっていきました。

  ユーゴ連邦軍は、当初は、そういう各派の対立に割って入り、
中立的に紛争を止めようとしました。
当初は、ユーゴ連邦軍は、各民族から成り立つ混成部隊でした。
しかし、スロベニアが独立し、次に、クロアチアとの争いが激化していくに
つれて、スロベニア人とクロアチア人が抜けていき、結果的にセルビア色が
どんどん濃厚になっていきました。
そうすると、中立性が、保たれなくなっていきました。

  陰惨な旧ユーゴでの悲劇を繰り返さない為にも、
何とか、騒乱状況の激化による更なる悪化を懸念しています。

バドル旅団とマハディ軍①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:51 投稿番号: [4703 / 5091]
  今晩は、dejimodenuite2980 さん。

  サドル派と米軍の現状について、シーア派だからこそ可能だった
という意見については、概ねそうだと同感します。

  シスターニ師が米軍とサドル派を調停したのですから、
米としても、シスターニ師の影響力を一方では利用しつつも、
他方同時に無視する訳にもいかないと思います。

  そういう意味では納得できます。

  ただ、シーア各派は、少しも一枚岩ではありませんし、
競合、主導権争い、内紛を繰り返しています。
SCIRIの民兵バドル旅団とサドル派の民兵マハディ軍は、
武力衝突を度々起こしています。
聖地ナジャフを我が物顔で占拠し、米軍と戦い、聖地ナジャフを荒廃させた
サドル派に対して、SCIRIはバドル旅団を使って、サドル派をナジャフから
叩き出すことをシスターニ師にその許しを請いました。
シスターニ師は許しませんでした。

・サドル派は、シスターニ師の穏健路線に飽き足りない勢力を取り込み、
・シスターニ師はサドル派と米軍の調停を行うことによってその権威を誇示する
  そういう関係だと思います。
  そういう意味では、持ちつ持たれつと言えると思います。

  また、シーア派各派の競合、主導権争い、内紛もかなり深刻だと思います。
各派の衝突を、シスターニ師の権威で、なんとか止めているとも言えると
思います。
そういう意味でのギブアンドテイクもあると思っています。



>「大きい方と小さい方が利害対立をしているときに、勿論どちらにも譲歩を
>ひきださなきゃならない。でもまずは大きい方が先に譲らなければ小さい方は
>絶対に引き下がらないんだよ。」

  論語で孔子先生が言いそうな文言ですね。
あるいは、薩長同盟締結時に坂本竜馬が言ったような内容ですね。
それは、倫理としては、正しいのかもしれませんが、
リアルポリティックスの条理で、そのまま実行されるのは、
難しいのでしょうね。



>スンニ派の一部の勢力のやり方があまりにも杜撰で拙劣であるにしても、
>だからといってスンニ派にだけ改めよというのはどうでしょうか。

  スンニ派にだけ改めよと言っているつもりはありません。
シーア派・クルド連合の新政権とスンニ派とが、なんとか話し合いで解決して
欲しいと願っていますし、できない訳ではないと思っています。
テロの犠牲者は圧倒的にシーア派が多いのですが、スンニ派への報復を叫ぶ声を
シスターニ師がよく抑えているなと感心します。

  SCIRIのバドル旅団の内、治安維持部隊に正式に編入された兵士の蛮行に
ついても、何度か聞きました。
  そういうバドル旅団の蛮行も新政権が抑える責任があると思っています。


  英軍の「紳士的対応」、少なくとも米軍との違いはよく聞きます。
ただ、南部シーア派は、反フセインですから、基本的に外国軍に反対では
ありませんでした。当初は解放軍と考えていました。
勿論長期駐留は望んでいませんが。

土井敏邦氏のDVD「ファルージャ2004年4月」を観たのですが、
あのファルージャでさえ、当初は米軍を歓迎しました。


>一旦、信用が失われると取り戻すのは何十年もかかります。
>ましてや占領軍ですから、よほど現地住民の気持ちを掴む努力をしなくては
>立ち行きません
>少数派に陥ったスンニ派のイラクにおける状況を思うときに
>少なからず追い詰められている状況を考慮すべきだと思います。

  全く同感です。

バドル旅団とマハディ軍

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/07 04:51 投稿番号: [4703 / 5091]
  今晩は、dejimodenuite2980 さん。

  サドル派と米軍の現状について、シーア派だからこそ可能だった
という意見については、概ねそうだと同感します。

  シスターニ師が米軍とサドル派を調停したのですから、
米としても、シスターニ師の影響力を一方では利用しつつも、
他方同時に無視する訳にもいかないと思います。

  そういう意味では納得できます。

  ただ、シーア各派は、少しも一枚岩ではありませんし、
競合、主導権争い、内紛を繰り返しています。
SCIRIの民兵バドル旅団とサドル派の民兵マハディ軍は、
武力衝突を度々起こしています。
聖地ナジャフを我が物顔で占拠し、米軍と戦い、聖地ナジャフを荒廃させた
サドル派に対して、SCIRIはバドル旅団を使って、サドル派をナジャフから
叩き出すことをシスターニ師にその許しを請いました。
シスターニ師は許しませんでした。

・サドル派は、シスターニ師の穏健路線に飽き足りない勢力を取り込み、
・シスターニ師はサドル派と米軍の調停を行うことによってその権威を誇示する
  そういう関係だと思います。
  そういう意味では、持ちつ持たれつと言えると思います。

  また、シーア派各派の競合、主導権争い、内紛もかなり深刻だと思います。
各派の衝突を、シスターニ師の権威で、なんとか止めているとも言えると
思います。
そういう意味でのギブアンドテイクもあると思っています。



>「大きい方と小さい方が利害対立をしているときに、勿論どちらにも譲歩を
>ひきださなきゃならない。でもまずは大きい方が先に譲らなければ小さい方は
>絶対に引き下がらないんだよ。」

  論語で孔子先生が言いそうな文言ですね。
あるいは、薩長同盟締結時に坂本竜馬が言ったような内容ですね。
それは、倫理としては、正しいのかもしれませんが、
リアルポリティックスの条理で、そのまま実行されるのは、
難しいのでしょうね。



>スンニ派の一部の勢力のやり方があまりにも杜撰で拙劣であるにしても、
>だからといってスンニ派にだけ改めよというのはどうでしょうか。

  スンニ派にだけ改めよと言っているつもりはありません。
シーア派・クルド連合の新政権とスンニ派とが、なんとか話し合いで解決して
欲しいと願っていますし、できない訳ではないと思っています。
テロの犠牲者は圧倒的にシーア派が多いのですが、スンニ派への報復を叫ぶ声を
シスターニ師がよく抑えているなと感心します。

  SCIRIのバドル旅団の内、治安維持部隊に正式に編入された兵士の蛮行に
ついても、何度か聞きました。
  そういうバドル旅団の蛮行も新政権が抑える責任があると思っています。


  英軍の「紳士的対応」、少なくとも米軍との違いはよく聞きます。
ただ、南部シーア派は、反フセインですから、基本的に外国軍に反対では
ありませんでした。当初は解放軍と考えていました。
勿論長期駐留は望んでいませんが。

土井敏邦氏のDVD「ファルージャ2004年4月」を観たのですが、
あのファルージャでさえ、当初は米軍を歓迎しました。


>一旦、信用が失われると取り戻すのは何十年もかかります。
>ましてや占領軍ですから、よほど現地住民の気持ちを掴む努力をしなくては
>立ち行きません
>少数派に陥ったスンニ派のイラクにおける状況を思うときに
>少なからず追い詰められている状況を考慮すべきだと思います。

  全く同感です。

雑感2

投稿者: dejimodenuite2980 投稿日時: 2005/06/06 23:47 投稿番号: [4702 / 5091]
imonoyamaさん
こんばんは、遅レス失礼しました。

大島渚氏がまだ倒れる以前、朝まで生テレビの常連だった頃ですから相当前になりますが、何のテーマかは忘れてしまいましたが、大島さんが確かこのような意見を口にされていたことを覚えています。
「大きい方と小さい方が利害対立をしているときに、勿論どちらにも譲歩をひきださなきゃならない。でもまずは大きい方が先に譲らなければ小さい方は絶対に引き下がらないんだよ。」

大島渚氏はよく左翼側の論客としてとらえられがちですが、日本の過去の朝鮮侵略の被害をあまりにも言い立てた韓国人の発言にキレて「うるせー馬鹿野労!」と怒鳴りつけ罵りあいになったシーンをテレビで見た記憶があります。

のんべんだらりと日々を怠惰に暮らしているのは私も同様ですし、こうしてパソコンの前でキーを打っていても街角で爆弾が炸裂して巻き添えになって転がるイラクの市井の人たちの日常にどこまで思いをめぐらせられるかといえば限られた情報を斟酌して想像し感じるほかはないのです。
スンニ派の一部の勢力のやり方があまりにも杜撰で拙劣であるにしても、だからといってスンニ派にだけ改めよというのはどうでしょうか。確かにシスターニのやり方は巧妙で、直接的には政治に口を挿まず多数派のシーアに影響力を持つ自身の立場をうまく使って米軍に借りを作ってやっています。
スンニにはこのような政治力は今のところありません。そして米軍が活動している地域がイラクの中、北部のスンニ派の多い地域に当たるため、南部のイギリス軍管轄区域との治安活動の差がもろに出てしまっていることもひとつの要因だと思います。
極力、発砲を避ける英軍兵士に比べ米軍兵士は動くものだと見ればいきなり発砲するそうですし、ファルージャでの住民の抗議デモに発砲して死者を出すなど荒っぽい対処で反感を買いました。
一反、信用が失われると取り戻すのは何十年もかかります。ましてや占領軍ですからよほど現地住民の気持ちを掴む努力をしなくては立ち行きません。
テロを容認するのは論外だとしても、少数派に陥ったスンニ派のイラクにおける状況を思うときに少なからず追い詰められている状況を考慮すべきだと思います。

サドルは若造でハネッ返りですが、シーア派の重みというものを逆にアメリカに解らせるという意味では、シスターニは借りは返してくれよ。でないとサドルはバグダッドだけではないよというメッセージとして充分だったことでしょうし、サドルの民兵だけではとてもシーア派の大勢が後に就こうとは思わないでしょうから、コマとしては有用だったと思います。ですから名を捨て実を取るという戦略も多数派の即ち勝ち組としてだからこそ可能だったのではないでしょうか。

少数派の負け組みのスンニ派ではなかなかこのような数に任せた戦略はとり辛いのではないか。クルドは実質的には米軍の傀儡お抱えですから、寄らば大樹の陰でイラク国家といってもほとんど独立しているようなものですし。

ですから結果的にはサダム時代にいい思いをしたスンニ派が崩壊した前政権の割を食ったと解釈されがちですし、テロの嵐の中で占領という事実は既成化され米軍の行動に正当性をもたらしているかのような報道も見受けられるようになりました。抵抗と名がつけば何でも許されるわけではありませんが、少なくとも日本人がこうした既成事実化を民主化に対抗する勢力のあがきだと曲解してしまうのも奇妙な感じだと個人的には思っていますが・・・
結論のない駄文を長々と連ねてやはり浮かぶのは冒頭の大島渚氏の言葉でした。
そうなるように祈るのみです。

>反占領の非暴力直接行動

投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/06/05 22:12 投稿番号: [4701 / 5091]
こんばんわ。

たまにしか読めませんが、
ここはすごい情報が埋まっていますね。

前から注目はしていましたが。

イラクについては関心はあるのですが、
宗派やら、周辺各国、米英の思惑・・・

さまざまに複雑すぎて、私などにはとても【未来を予想】できそうにありません。

米英は【大うそつきの狼少年】ですから、彼らの情報のどこを信用していいのか、疑心暗鬼ですしね。

鋳物山さんは、空しいとおっしゃいますが、しかし殆どの人間は【流血を】望んではいません。


レジスタンスや、テロリストといわれる人々もでしょう。


でもどなたかがおっしゃっていましたが、【平和を実現するには】
【戦争を強く憎むこと】と。
私もそう思っています。

皆がそう思えば、何とか知恵を出し合えば・・・。


あ、いろいろ質問があったのですが、
【テロとの戦い】が始まるので、今日はここまでで。

いきなり失礼しました。又お邪魔します。

>ライス国務長官

投稿者: need2003jp 投稿日時: 2005/06/05 17:13 投稿番号: [4700 / 5091]
  パウエルと比べると、迫力不足かな、という感じ。
  パウエルも、なんだかんだ言っても、戦争の何たるかを知っていた人だからね。何で、あの人が国連にこだわったかというと、アメリカの軍事力っていうのを、冷静に見ていたからじゃないのかな。軍事面で言うと、現実派というか・・・アメリカも、イラクに傾けるカネが、ボディーブローのように重石になっている。

反占領の非暴力直接行動という闘争形態も④

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/05 14:57 投稿番号: [4699 / 5091]
  平和な日本で、日々安穏と、のんべんだらりんと怠惰に生きている
無力な一市民である私が何をほざいても、ただ空しいだけなのだが、
それでも尚、言わずにはおれないのだ。

スンニ派の人々に言いたい。

サドル派の現在には、学ぶべきことが多々あるのではないかと。

サドル派は、ナジャフ、カルバラ等で何度も米軍と激烈な死闘を繰り返した。

現在は、米軍と停戦し、本拠地であるバグダッドのサドルシティでは、
米軍から復興資金3億ドルをせしめ、街の復興に努めている。
選挙にもうって出て、数議席ではあるが、獲得した。
更には、新政権に閣僚も出すという。
しかも、サドルシティでは、テロは一件も起きないという。
それが何故なのかは、分からないが、推測するに、公認されたマハディ軍が、
チェックポイントで検問しているのではないか。
そもそも、米軍と幾度も激烈に交戦したサドル派にテロを仕掛ける理由も
『口実』もないからだろう。

その上で、しかも、米軍の早期撤退を堂々と主張している。

そういうサドル派に大いに学ぶべきではないのか。

2004年4月、シーア派のサドル派は、ファルージャに援軍を送った。
スンニ派の長老達は、「でかした若造」と賞賛したそうだ。

父親と叔父との、ダブルの『七光り』のサラブレッドのお坊ちゃま君、
暴れん坊将軍だと思われていたのだが、なかなかやるではないか。
粘り腰で、したたかではないか。

スンニ派の人々よ、再度言わねばならないのではないか、
「でかした若造、我々もお前に学ぶ」と。


  私は、サドル派を全面肯定はできない。
宗教勢力として、その実効支配地域では、市民生活レベルで、宗教色を強めて
いるものと推測される。特に女性への抑圧はひどいのではないかと推測する。
バグダッド・バーニングの著者も、サドル派の女性への抑圧ぶりを告発していた。

是々非々である。
ある面を肯定し、ある面を批判する。
それでよいではないか。


ヒジャーブを被っていない女性を小突き回すというのは、勿論肯定できない。
しかし、テロに脅えることなく、復興の進むサドル・シティで暮らすのと、
大義を掲げつつも、日々テロに脅え、米軍の掃討作戦の被害を被り、
インフラはほぼ破壊し尽され、生きるのと。

それは勿論当事者が決めることではあるが、
「大義」は、一時、降ろしても、よいではないか。
名を捨てて、実をとるというのもよいのではないか。
もう既に命を捨てているムジャヒディンはともかく、
一般市民にはもはや耐えられないのではないか。
普通の市民が日々暮らせる状況を取り戻すことを優先するべきではないか。

  チェチェンでは、闘争の第一世代は、ロシアとも行き来があったので、
良いロシア人もいれば、そうではないロシア人もいるということを肌で知って
いた。
しかし、第二世代以降にとっては、ロシア人=悪魔でしかない。
パレスチナ人の場合も似ているとも思う。
つまり、第二世代は、より妄信的な強硬派が優勢になっていく。
なにより、チェチェンの場合、民族そのものの再生産ができなくなっている。
学校・教育機関が完全に機能停止している為に、若い世代は、ほとんど
まともな教育を受けることすらできていない。
つまり、民族の伝統等を次の世代に、きちんと伝達することすら、できなく
なっている。
これこそが、本当の民族の危機、民族そのものの存続の危機だと思う。

  スンニ派の人々よ
日々学校にもろくに行くこともできない次の世代
日々日常生活をまともに過ごせない一般市民達
日々の戦争しか知らない世代

  、、こんなことでよいのか?



  シスターニ師は、さすがに最長老だけあって、本当に思慮深いと思う。
圧倒的な軍事力を有する米軍の占領下で、いかに現実的に対処するかに
長けていると感心させられる。
民主的な選挙を実現させ、イラク人に選ばれた政権を作った。
これが、シスターニ師の<第一戦略目標>であり、実現した。
では次なる<第二戦略目標>は、米軍撤退であろう。
「即時撤退」は求めていないだけで、数年以内の撤退を急がずに、
実現するだろう。

米軍は、中東での橋頭堡確保に失敗することになる。
そうはさせない為に、米はどう立ち回るのであろうか?

・<米>(共和党と民主党)
・<シスターニ師>と<シーア各派>
・<スンニ派>
・<クルド>

  この四実体を措定して、その
・打ち出す<政策>
・動向
・発言
  等々をじっくりと分析しなければならない。

  個別的問題としては、
・憲法とシャリーアに\xA4

反占領の非暴力直接行動という闘争形態も④

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/05 14:57 投稿番号: [4699 / 5091]
  平和な日本で、日々安穏と、のんべんだらりんと怠惰に生きている
無力な一市民である私が何をほざいても、ただ空しいだけなのだが、
それでも尚、言わずにはおれないのだ。

スンニ派の人々に言いたい。

サドル派の現在には、学ぶべきことが多々あるのではないかと。

サドル派は、ナジャフ、カルバラ等で何度も米軍と激烈な死闘を繰り返した。

現在は、米軍と停戦し、本拠地であるバグダッドのサドルシティでは、
米軍から復興資金3億ドルをせしめ、街の復興に努めている。
選挙にもうって出て、数議席ではあるが、獲得した。
更には、新政権に閣僚も出すという。
しかも、サドルシティでは、テロは一件も起きないという。
それが何故なのかは、分からないが、推測するに、公認されたマハディ軍が、
チェックポイントで検問しているのではないか。
そもそも、米軍と幾度も激烈に交戦したサドル派にテロを仕掛ける理由も
『口実』もないからだろう。

その上で、しかも、米軍の早期撤退を堂々と主張している。

そういうサドル派に大いに学ぶべきではないのか。

2004年4月、シーア派のサドル派は、ファルージャに援軍を送った。
スンニ派の長老達は、「でかした若造」と賞賛したそうだ。

父親と叔父との、ダブルの『七光り』のサラブレッドのお坊ちゃま君、
暴れん坊将軍だと思われていたのだが、なかなかやるではないか。
粘り腰で、したたかではないか。

スンニ派の人々よ、再度言わねばならないのではないか、
「でかした若造、我々もお前に学ぶ」と。


  私は、サドル派を全面肯定はできない。
宗教勢力として、その実効支配地域では、市民生活レベルで、宗教色を強めて
いるものと推測される。特に女性への抑圧はひどいのではないかと推測する。
バグダッド・バーニングの著者も、サドル派の女性への抑圧ぶりを告発していた。

是々非々である。
ある面を肯定し、ある面を批判する。
それでよいではないか。


ヒジャーブを被っていない女性を小突き回すというのは、勿論肯定できない。
しかし、テロに脅えることなく、復興の進むサドル・シティで暮らすのと、
大義を掲げつつも、日々テロに脅え、米軍の掃討作戦の被害を被り、
インフラはほぼ破壊し尽され、生きるのと。

それは勿論当事者が決めることではあるが、
「大義」は、一時、降ろしても、よいではないか。
名を捨てて、実をとるというのもよいのではないか。
もう既に命を捨てているムジャヒディンはともかく、
一般市民にはもはや耐えられないのではないか。
普通の市民が日々暮らせる状況を取り戻すことを優先するべきではないか。

  チェチェンでは、闘争の第一世代は、ロシアとも行き来があったので、
良いロシア人もいれば、そうではないロシア人もいるということを肌で知って
いた。
しかし、第二世代以降にとっては、ロシア人=悪魔でしかない。
パレスチナ人の場合も似ているとも思う。
つまり、第二世代は、より妄信的な強硬派が優勢になっていく。
なにより、チェチェンの場合、民族そのものの再生産ができなくなっている。
学校・教育機関が完全に機能停止している為に、若い世代は、ほとんど
まともな教育を受けることすらできていない。
つまり、民族の伝統等を次の世代に、きちんと伝達することすら、できなく
なっている。
これこそが、本当の民族の危機、民族そのものの存続の危機だと思う。

  スンニ派の人々よ
日々学校にもろくに行くこともできない次の世代
日々日常生活をまともに過ごせない一般市民達
日々の戦争しか知らない世代

  、、こんなことでよいのか?



  シスターニ師は、さすがに最長老だけあって、本当に思慮深いと思う。
圧倒的な軍事力を有する米軍の占領下で、いかに現実的に対処するかに
長けていると感心させられる。
民主的な選挙を実現させ、イラク人に選ばれた政権を作った。
これが、シスターニ師の<第一戦略目標>であり、実現した。
では次なる<第二戦略目標>は、米軍撤退であろう。
「即時撤退」は求めていないだけで、数年以内の撤退を急がずに、
実現するだろう。

米軍は、中東での橋頭堡確保に失敗することになる。
そうはさせない為に、米はどう立ち回るのであろうか?

・<米>(共和党と民主党)
・<シスターニ師>と<シーア各派>
・<スンニ派>
・<クルド>

  この四実体を措定して、その
・打ち出す<政策>
・動向
・発言
  等々をじっくりと分析しなければならない。

  個別的問題としては、
・憲法とシャリーアに

↓すばらしい3連打

投稿者: miniiwa2 投稿日時: 2005/06/05 12:46 投稿番号: [4698 / 5091]
個人的には、実現可能な事だと思いますし、そうなってもらいたいです。

反占領の非暴力直接行動という闘争形態も③

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 08:21 投稿番号: [4697 / 5091]
  数百万人のパレスチナ人達は、半世紀以上にも及ぶ、辛酸を舐めてきた。
それでも、種々の勢力が辛抱強く、審議を重ね、停戦に合意し、
一応、停戦は守られようとしている。
  ファタハ、PFLP、DFLP、ハマス、イスラム聖戦、アルアクサ、
パレスチナ共産党等々、たくさんの組織が存在している。
様々な考え方が存在している。
実は、路線の違いは、各派でかなり大きい。
それでも尚、共同行動を積み重ね、統一戦線という観を呈してきた。
運動のその中で、路線の違いを、競争すればよいではないか。
例えば、オスロ合意、ロードマップに反対の立場でも、共同行動をとっている。
反対ではあるが、停戦に合意し、停戦を守っている。
その中で、自派の主張の正当性を主張すればよいではないか。
私は、そういう立場を支持する。


  チェチェンのマスハードフ元大統領は、一方的停戦宣言を行い、実行した。
しかし、ロシアに惨殺された。
一番の和平調停者を惨殺するとは、今後、更に悲惨な状況になるかもしれない、


強硬派からすれば、私の戯言は敗北主義だと罵られるだろう。
敗北で結構ではないか、一時的敗退でよいではないか、流血が止まるのなら。
臥薪嘗胆、数年後には、選挙でヘゲモニーを握ることは不可能ではない。
そういう努力をこそするべきではないのか。

私の戯言は、現実政治の前では、無力だろう。
現実政治のリアル・ポリティックスの条理では、
魑魅魍魎、謀略も横行している。
したがって、奇麗事のみでは、無力だとは思う。
周辺諸国が、イラクの混乱に自らの利害を見い出している以上、
周辺諸国からの「見えざる介入」は続く。
誰が、テロを行っているのか?
アルカイダ系、スンニ派武装勢力だけではないだろう。
イラン、シリア、ヨルダン、イスラエル、そしてアメリカ等々。
おそらくは、彼らによる「政治的謀略」も含まれているのだろう。
それならば、その謀略を暴くことにこそ尽力するべきではないのか。
非常に難しいことではあろうが、スンニ・シーア・クルドにとって、
つまり全イラク国民にとって無差別テロは共通の敵だ。
全イラク人が、正真正銘のテロリストを摘発し、
他国の政治的謀略を摘発することは絶対に不可能だとも思えない。
テロリストのアジトを摘発し、外国組織の関与を示す、文書、現物、組織成員
等々の物証を、全世界に提示するという努力にこそ傾注するべきではないのか。
例えば、イスラエルのモサドが関与していると言うのであれば、
その決定的な物証を執念で暴き出し、全世界に提示すればよいではないか。


  私は、単に流血を止めて欲しいという、安っぽいヒューマニズムから、
その願望を基底的動因として書いている。
それ故、無力なのであろう。
情勢分析もまた、その願望から行っている観も否めない。
しかし、今の私にはそれしかできない。
その願望が、私を衝き動かす全てだからだ。

現状は異常以外のなにものでもない。
様々な言い分がある。
どれか一つだけが正しい。
俺だけが正しい。
それもいいだろう。
しかし、違いを、「差し当たり」認め合い、
異常な流血の現実を停止するという、より大いなる結果を導き出す為に、
妥協することは、恥ずべきことではない。
いきなり、あるいは一挙に<本質的解決>を実現できなくてもいいではないか。
まずは、<現実的解決>で、現状を打開することの方が、より緊急性を持って
いると思う。

反占領の非暴力直接行動という闘争形態も②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 08:20 投稿番号: [4696 / 5091]
  アフガニスタンでは、タリバン穏健派が、武装解除に応じ、
選挙にも参加しようとしている。
ムタワキル元外相は、カンダハルから立候補。
独立委員会のムジャディディ師は、恩赦を提言。
ヘクマチアル氏やオマル師への恩赦も提言。
現地の米軍は、
「アフガニスタンの統一と安定が実現されるのであれば、ムジャディディ師の
  立場を支持する」という声明を発表。
  米は、アフガニスタン政府がタリバン穏健派を政治プロセスに取り込む
という方針に対して、これを支持するものと思われる。

  アメリカも、アフガニスタンでは、穏健派タリバンの選挙参加を認めるので
あるから、停戦を申し出ているイラクのスンニ派地元武装勢力と停戦し、
その選挙参加を認めない理屈はないと思えるのだが、、、
  泥沼化を呈している現状で、アメリカにとっても、そう悪い話でもないと
思えるのだが、、、


米により、「テロリスト」と名指しされているハマスが、選挙で躍進している。
レバノンでも選挙が行われている、ヒズボラも躍進するそうだ。

  テロリストとレッテル張りされる者達が、堂々と選挙に打って出て、
しかもかなりの数の民衆から得票を得て、正々堂々と合法的に、民主主義的に
戦っているし、躍進している。
それは同時に武装闘争から離れていくことでもあると思う。


  中東民主化というものが、一定程度は、確かに進展しつつあることもまた
事実だ。
  確かに、アメリカの御都合主義的なモメントもあるだろう。
それでもよいではないか。
言わば、それを逆手に取って、中東の民主化を進めればよいではないか。
中東の民主化は、中東の民衆の心から求めているものであるからだ。

  例えば、アラブの大義、シオニストとの戦いという口実で、国内矛盾を
排外主義的に外部に転嫁し、独裁政権を延命してきた。
中東のほとんどの政権は今まではそうだったのではないか。


  スンニ派武装勢力は、スンニ派宗教指導者層や政治指導者層と連結している。
穏健派層を表に立て、
<一方的停戦>→<停戦>→<復興・選挙参加・テロリスト排除>
という方向へ向かえないわけではないと思う。

  アラウィ政権では無理だったものの、スンニ派をも取り込んだ新政権では
無理だとも思えない。
  事実、新政権とスンニ派武装勢力との交渉が始められた。

  新たに国防相となったドゥレイミ氏。
ドゥレイミ部族は、ファルージャ近郊の大きな有力部族だ。
しかも、1995年、ファルージャのドゥレイミ族がフセイン政権に対して
反乱を起こし、鎮圧され、処刑者を150人も出した。

  ドゥレイミ氏は、ファルージャ近郊の有力スンニ派部族の力を背景にしている
と思われる。

  ドゥレイミ氏の国防相就任は、シーア派、クルドも合意している。
ということは、新政権が、スンニ派武装性勢力に対して、
歩み寄りのサインを送ったものとも解釈は可能だと思う。

  スンニ派宗教指導者層は、イラク軍、イラク警察への参入を推奨している。
シーア派、特にSCIRIのバドル旅団に暴力装置のヘゲモニーを握られるという
現実政治の力関係への、現実的対応というモメントが大きかったと思う。
しかし多面同時に、スンニ派側からの歩み寄りのサインという解釈も
成り立たない訳ではないとも思う。

  つまり、双方からの歩み寄りの兆候がない訳ではない。

2004年4月のファルージャ停戦後、地元武装勢力の治安機関への編入という
かたちでの決着の方式。
  それを、現在的に再度、スンニ派武装勢力の治安機関への編入というかたちで
スンニ派武装勢力を取り込む方式。

クルドのペシュメルガ、SCIRIのバドル旅団、サドル派のマハディ軍などは
公認されている。
ならば、スンニ派系の武装組織の一定の公認化ということも妥当だとも
思えなくはない。
むしろ、民族・宗派間のバランスをとるという意味では、その方が安定すると
言えると思う。

反占領の非暴力直接行動という闘争形態も①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 07:11 投稿番号: [4695 / 5091]
  この数ヵ月で一体どれだけ多くのイラクの一般市民の命が奪われたのだろう。
しかも毎日毎日だ。こんな状況は明らかに異常だ。
もし、反米武装勢力の内、レジスタンスという矜持がある組織なら、
こんな異常事態には耐えられない筈だ。
無差別テロを行っている勢力と縁を切り、戦うべきだ。
もはや黙認は許されない。
「別個に進んで一緒に撃つ」というのも、この場合、もはや欺瞞だ。

  無差別テロを行っていない地元武装勢力は、
①一方的停戦宣言
  (自衛の為の防衛的権利はもちろん保有しつつも)
②テロリスト組織を排除する
③その上で、合法的な反米レジスランス活動を行う。
  平和的な集会、デモ、選挙参加、労働組合運動、女性団体への支援

  確かに、占領への抵抗権は正当だ。
しかし、その闘争形態が、平和的な闘争形態であってもよいわけだし、
事実、非暴力のレジスタンスも確かに存在している。
  もちろん、ファルージャの掃討戦のように、街ごと包囲して殲滅するという
相手に対しては、正当防衛の権利は当然ある。
  しかし、数万単位の街の住民を巻き添えにするということは、誰にとっても、
悲惨な敗北局面だと思う。
  米軍にとっても、政府にとっても、レジスタンスにとっても。
あんな悲劇はもう二度と繰り返してはならないと強く思う。

  選挙に種々の問題点があったことは、確かだ。
しかし、今後、選挙に参加しない理由が理解できない。
欺瞞的な選挙になど参加する必要がないとの見解に対して、
レーニンは「左翼小児病」の中で、議会的手段を使った闘争形態を
否定する者達を諭している。
議会を種々の悪行の暴露の演壇にせよという革命的議会主義を述べた。
議会の場で、正々堂々と不正を暴き出せばよいではないか。

  アラウィ首相は、米に指名されたという傀儡性があった。
しかし、現在の新政権は、イラク国民が選挙で選んだものだ。
この事実を否定することはできない。
その上で、現政権に不満があるのなら、非暴力の種々の反政府活動を行えば
よいではないか。
  自らの主張が正しいと言うのであれば、民主的且つ非暴力のルールに則って、
正々堂々と主張し、支持を広げていく努力をこそすればよいではないか。

  もし、それができないというのであれば、むしろ私はスンニ派の政治的計算を
こそ邪推してしまう。
  イラク建国以来一環してイラク政治の主導権はスンニ派が独占してきた。
今、民主的選挙に則ると、人口の二割のスンニ派に主導権を握ることは、
人口構成上は不可能であり、したがって、選挙に参加せず、むしろ、武装闘争
というかたちでの方が、自らの政治的要求を貫徹できるという政治主義、
政治技術主義的な極めて醜悪な発想と計算だ。
事実、そうなっていると言えなくもないと思う。
選挙に参加しなかったスンニ派も取り込む必要があるという配慮から、
スンニ派の閣僚が抜擢されている。
そうではないと言うのなら、民主的な選挙活動を行うべきではないのか。

人の数だけ正義はある。人の数だけ理想はある。
それはつまり、唯一絶対の正義も理想もないということだ。
自らの主張こそが最も正しいと主張するのは構わない。
しかし、主張の正当性を認めるか否かは、提起される側が決めることだ。
正々堂々と主張すればよい。しかし、民主的に非暴力で行えばよいではないか。
埴谷雄高は、「目的は手段を浄化するか」と問題提起した。
理想実現という美しい「目的」は、その為の汚れた「手段」を正当化できるのか
という問題提起だ。
勿論、正当化などできない。
否、むしろ、手段が汚れていれば、その汚れた手段の積み重ねによって実現され
る理想自体が、汚れたものにしかならないということだ。
論理的には、個々の手段に目的が内在していない限り、理想的目的は
実現し得ないということだ。

反占領の非暴力直接行動という闘争形態も

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 07:11 投稿番号: [4695 / 5091]
  この数ヵ月で一体どれだけ多くのイラクの一般市民の命が奪われたのだろう。
しかも毎日毎日だ。こんな状況は明らかに異常だ。
もし、反米武装勢力の内、レジスタンスという矜持がある組織なら、
こんな異常事態には耐えられない筈だ。
無差別テロを行っている勢力と縁を切り、戦うべきだ。
もはや黙認は許されない。
「別個に進んで一緒に撃つ」というのも、この場合、もはや欺瞞だ。

  無差別テロを行っていない地元武装勢力は、
①一方的停戦宣言
  (自衛の為の防衛的権利はもちろん保有しつつも)
②テロリスト組織を排除する
③その上で、合法的な反米レジスランス活動を行う。
  平和的な集会、デモ、選挙参加、労働組合運動、女性団体への支援

  確かに、占領への抵抗権は正当だ。
しかし、その闘争形態が、平和的な闘争形態であってもよいわけだし、
事実、非暴力のレジスタンスも確かに存在している。
  もちろん、ファルージャの掃討戦のように、街ごと包囲して殲滅するという
相手に対しては、正当防衛の権利は当然ある。
  しかし、数万単位の街の住民を巻き添えにするということは、誰にとっても、
悲惨な敗北局面だと思う。
  米軍にとっても、政府にとっても、レジスタンスにとっても。
あんな悲劇はもう二度と繰り返してはならないと強く思う。

  選挙に種々の問題点があったことは、確かだ。
しかし、今後、選挙に参加しない理由が理解できない。
欺瞞的な選挙になど参加する必要がないとの見解に対して、
レーニンは「左翼小児病」の中で、議会的手段を使った闘争形態を
否定する者達を諭している。
議会を種々の悪行の暴露の演壇にせよという革命的議会主義を述べた。
議会の場で、正々堂々と不正を暴き出せばよいではないか。

  アラウィ首相は、米に指名されたという傀儡性があった。
しかし、現在の新政権は、イラク国民が選挙で選んだものだ。
この事実を否定することはできない。
その上で、現政権に不満があるのなら、非暴力の種々の反政府活動を行えば
よいではないか。
  自らの主張が正しいと言うのであれば、民主的且つ非暴力のルールに則って、
正々堂々と主張し、支持を広げていく努力をこそすればよいではないか。

  もし、それができないというのであれば、むしろ私はスンニ派の政治的計算を
こそ邪推してしまう。
  イラク建国以来一環してイラク政治の主導権はスンニ派が独占してきた。
今、民主的選挙に則ると、人口の二割のスンニ派に主導権を握ることは、
人口構成上は不可能であり、したがって、選挙に参加せず、むしろ、武装闘争
というかたちでの方が、自らの政治的要求を貫徹できるという政治主義、
政治技術主義的な極めて醜悪な発想と計算だ。
事実、そうなっていると言えなくもないと思う。
選挙に参加しなかったスンニ派も取り込む必要があるという配慮から、
スンニ派の閣僚が抜擢されている。
そうではないと言うのなら、民主的な選挙活動を行うべきではないのか。

人の数だけ正義はある。人の数だけ理想はある。
それはつまり、唯一絶対の正義も理想もないということだ。
自らの主張こそが最も正しいと主張するのは構わない。
しかし、主張の正当性を認めるか否かは、提起される側が決めることだ。
正々堂々と主張すればよい。しかし、民主的に非暴力で行えばよいではないか。
埴谷雄高は、「目的は手段を浄化するか」と問題提起した。
理想実現という美しい「目的」は、その為の汚れた「手段」を正当化できるのか
という問題提起だ。
勿論、正当化などできない。
否、むしろ、手段が汚れていれば、その汚れた手段の積み重ねによって実現され
る理想自体が、汚れたものにしかならないということだ。
論理的には、個々の手段に目的が内在していない限り、理想的目的は
実現し得ないということだ。

「イラク〝武装勢力〟その実態」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 07:10 投稿番号: [4694 / 5091]
  NHKBS「きょうの世界」2005.6.1(水)

  大野元裕氏は、
「選挙の問題点
  ①安定的な政局の運営
  ②スンニ派を取り込んで国民融和
  シーア派とクルドの連合で、スンニ派排除
  4/27スンニ派とジャファリ首相との対話の決裂
  この決裂を契機にしてテロ事件が増加

  <イラクの武装勢力>
①旧フセイン政権中枢の残党
②外国人テロ集団
③地元部族勢力

  ①→②:資金・情報
  ②→③:人集め(リクルート)
  ③→②:黙認

  新政権への信頼感醸成を妨害
  国が安定することを妨害


  米ABC:ENEMY TACTICS
インターネットの武装勢力のサイト
・米兵を狙撃する方法
・どうすれば大きな被害を与えられるか
・標的は司令官、将校、パイロット:
     卒業させるのに2〜4年と50万ドル以上の経費が掛かるから
・特殊部隊も標的
・訓練の為のゲームもある

・問題:<一発しか撃てないとしたら誰を殺しますか>
  答え:兵士より一般市民を選べ:警備が手薄、殺害が容易
・戦車:砲手や操縦士を殺せば、戦車は使えなくなる

「このサイトがあれば、どこにいても兵士の訓練ができます。
  標的の優先順位をつけさせることで、実際にイラクの武装勢力の狙撃は
  より精度が上げってきています」
(米軍事コンサルタント TONY CORDESMAN 氏)

  大野氏は、
「①外国の義勇兵
  ②イラク人の中から勧誘:お金、米軍への反発、失業、排除感
  政治的・経済的不満を利用
  一回参加すれば、報酬を支払う、しかし一回参加すれば、命を脅かされて
抜けることができなくなる。
その内、テロリストと運命共同体の関係になる。
洗脳されていく。
  こういう悪い循環が存在している」と述べていました。

  <武装勢力の新戦術>
・対戦車地雷2、3個を一つにまとめ、道路に埋める。
  その威力は強力で6トンの車輌が吹き飛ぶ。
・155ミリ弾を何本かまとめて、威力を増す

「新戦術が次から次へと出てきて、対応しきれていないのが実情です」
(米戦略予算評価センター MICHAEL VICKERS 氏)

<武器の調達は?>
  大野氏は、
「もちろん、外からもあるが、ほとんどは、地雷、不発弾だと言われています」
「イラン・イラン戦争中の地雷、国境沿いに十万発以上あると言われている」
「あるいは、旧政権の倉庫から持ち出してきたり」
  その典型的なものは、自動車爆弾で、こういう地雷・不発弾を積んで、
使用している。

  民衆自体が割れている。
反米勢力に親近感を抱く一部スンニ派がいることは間違いないだろう。
選挙後、シーア派、クルド系住民の多くは、身の危険を承知で、武装勢力の
隠れ家を通報することも増えてきている。

  米は、サドルシティに三億ドルの復興資金援助を行った。
復興に住民を数多く加えている。
<停戦><復興><住民による街作り>
この三つが揃った為、去年の10月からサドルシティでサドル派が行ったテロは
皆無
  これは、イラク全体に対して、安定へのレシピとなる可能性がある。

「イラク〝武装勢力〟その実態」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/06/04 07:10 投稿番号: [4694 / 5091]
  NHKBS「きょうの世界」2005.6.1(水)

  大野元裕氏は、
「選挙の問題点
  ①安定的な政局の運営
  ②スンニ派を取り込んで国民融和
  シーア派とクルドの連合で、スンニ派排除
  4/27スンニ派とジャファリ首相との対話の決裂
  この決裂を契機にしてテロ事件が増加

  <イラクの武装勢力>
①旧フセイン政権中枢の残党
②外国人テロ集団
③地元部族勢力

  ①→②:資金・情報
  ②→③:人集め(リクルート)
  ③→②:黙認

  新政権への信頼感醸成を妨害
  国が安定することを妨害


  米ABC:ENEMY TACTICS
インターネットの武装勢力のサイト
・米兵を狙撃する方br>・どうすれば大きな被害を与えられるか
・標的は司令官、将校、パイロット:
     卒業させるのに2〜4年と50万ドル以上の経費が掛かるから
・特殊部隊も標的
・訓練の為のゲームもある

・問題:<一発しか撃てないとしたら誰を殺しますか>
  答え:兵士より一般市民を選べ:警備が手薄、殺害が容易
・戦車:砲手や操縦士を殺せば、戦車は使えなくなる

「このサイトがあれば、どこにいても兵士の訓練ができます。
  標的の優先順位をつけさせることで、実際にイラクの武装勢力の狙撃は
  より精度が上げってきています」
(米軍事コンサルタント TONY CORDESMAN 氏)

  大野氏は、
「①外国の義勇兵
  ②イラク人の中から勧誘:お金、米軍への反発、失業、排除感
  政治的・経済的不満を利用
  一回参加すれば、報酬を支払う、しかし一回参加すれば、命を脅かされて
抜けることができなくなる。
その内、テロリストと運命共同体の関係になる。
洗脳されていく。
  こういう悪い循環が存在している」と述べていました。

  <武装勢力の新戦術>
・対戦車地雷2、3個を一つにまとめ、道路に埋める。
  その威力は強力で6トンの車輌が吹き飛ぶ。
・155ミリ弾を何本かまとめて、威力を増す

「新戦術が次から次へと出てきて、対応しきれていないのが実情です」
(米戦略予算評価センター MICHAEL VICKERS 氏)

<武器の調達は?>
  大野氏は、
「もちろん、外からもあるが、ほとんどは、地雷、不発弾だと言われています」
「イラン・イラン戦争中の地雷、国境沿いに十万発以上あると言われている」
「あるいは、旧政権の倉庫から持ち出してきたり」
  その典型的なものは、自動車爆弾で、こういう地雷・不発弾を積んで、
使用している。

  民衆自体が割れている。
反米勢力に親近感を抱く一部スンニ派がいることは間違いないだろう。
選挙後、シーア派、クルド系住民の多くは、身の危険を承知で、武装勢力の
隠れ家を通報することも増えてきている。

  米は、サドルシティに三億ドルの復興資金援助を行った。
復興に住民を数多く加えている。
<停戦><復興><住民による街作り>
この三つが揃った為、去年の10月からサドルシティでサドル派が行ったテロは
皆無
  これは、イラク全体に対して、安定へのレシピとなる可能性がある。

「ユダヤ人問題について」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/27 04:18 投稿番号: [4693 / 5091]
>当初ハマスの台頭を黙認しPLOに対抗させる目的で組織化を目こぼししていた
>のはイスラエル当局だったと思います。

  その通りです。
  左翼全盛時代ですから、宗教勢力が、左翼勢力の対抗勢力として、その勢力を
少しでも削いでくれたらという政治的計算があったのだろうと思っています。


>そしてやはりもう疲れ果てたということもあると思います。
>ここまで追い詰められてしまった(自らも下手を打った)
>パレスチナ人の苦悩も考慮すべきだと思います。

  全く同感です。
私は、できるだけ一般民衆の立場に立ちたいと考えています。
パレスチナの一般民衆のほとんどは、生活に疲弊しています。
高い失業率。一般市民にとって、大義も大事ですが、家族を養う日々の暮らしが
根本です。その生活自体が破壊されてしまっています。
だからこそ、反感は拭い去ることができないと思います。


>イスラエル国家の成立をヨーロッパの国々は黙認してきました。ナチスドイツ
>の台頭を許しユダヤ人迫害の根本的要因を抱えているヨーロッパの国々はその
>一切をイスラエル建国というユダヤ人の占領支配を容認することで贖罪と変え
>たわけです。

  そうですね。ユダヤ人問題というヨーロッパの根深い問題の解決の為に、
パレスチナの民衆を犠牲にしたとも言えると思います。


  イスラエルの初期の指導者達は、当時の統治者イギリスへの、爆弾闘争などを
行っていた、正真正銘のテロリストでもありました。


<アラブナショナリズム>と<イスラム>、この二つの要因は、アラブ政治運動
の根本理念ですね。
  必ずしも二律背反でもないようですが。
米軍との停戦を呼びかけたイラクのファルージャのレジスタンスは、
民族派と宗教派が半々だと自ら述べていました。


  アメリカが、アラブ民主化に対して本気だということが、段々分かって
きました。
  その為にイラク戦争を起したとは思いませんし、正当化もできません。

・アラブ民衆が民主化を求めていることも事実です。
・アラブの政治権力者達が、非民主的、封建的、強権的なのも事実です。

  アラブで、民主化が進むことには、大いに賛成です。


何か突飛な話ですが、イスラエルが大イスラエル主義を標榜するなら、
貫徹すれば良いのではないかとも思うのです。
  つまり、パレスチナ全土をイスラエルという一国にしてしまうのです。
その代わり、一人一票です。パレスチナ人も等しく一票を持ちます。
それが民主主義というものです。
そうすると、人口増加率では、圧倒的にアラブ人の方が高いので、
数年後には、アラブ人の方が、イスラエル国家の政治的多数派となります。

  さて、この考えは、どこがおかしいのでしょうか?
  どこが、非現実的なのでしょうか?

  イスラエルは、そんなことは重々承知しています。
だからこそ、パレスチナ国家の独立を認める方が、イスラエルにとっても、
有利なのだと考えるに至ったのではないでしょうか。

  現在でも、イスラエル国家には、百万人を超えるアラブ人が
イスラエル国民として暮らしています。
  しかし、彼らが多数派となることは決してありません。

<全パレスチナを掌握して、数年後には少数派となる>か、
<南アのようなアパルトヘイト国家となるか>
  イスラエルには、その両方ともできません。
  イスラエルにとっても、パレスチナ国家成立は、必要なのだと思います。
ただし、分断され、まともな国家とは言えないような代物としてでなければ
なりませんが。

雑感

投稿者: dejimodenuite2980 投稿日時: 2005/05/27 02:14 投稿番号: [4692 / 5091]
当初ハマスの台頭を黙認しPLOに対抗させる目的で組織化を目こぼししていたのはイスラエル当局だったと思います。確か・・・認識違いがあればお詫びしますが。
でだからなに?というわけでもないのですが、PLOの宗派を超えたパレスチナの解放という目的は今や彼方へ追いやられてしまったかのようです。シオニズムと戦うのであってユダヤ人攻撃が主ではないとは殺されたハマスのヤシン師もインタビューで答えていましたし、ユダヤ人との共存を否定しているのでもないとも答えていました。記憶違いかもしれませんが。
imonoyamaさんが主張される暴力の応酬の否定については同意します。
PLOのアッバス議長がイスラエルとの共存を受け入れた一因にはイスラエルにつけこまれるような、つまりイスラエルの占領化にあるにもかかわらずごり押しを黙認するアメリカがいてイスラエルの安全を保障する行動には一定の理解を示し一方では追い立てられるパレスチナ人の憤激をあまり考慮していない状況では現実を受け入れイスラエル側に口実を与えないほうが得策だということでしょう。
そしてやはりもう疲れ果てたということもあると思います。ここまで追い詰められてしまった(自らも下手を打った)パレスチナ人の苦悩も考慮すべきだと思います。
だからといって暴力、テロの蛮行を許してよいかといえばむろんそうではありません。
イスラエル国家の成立をヨーロッパの国々は黙認してきました。ナチスドイツの台頭を許しユダヤ人迫害の根本的要因を抱えているヨーロッパの国々はその一切をイスラエル建国というユダヤ人の占領支配を容認することで贖罪と変えたわけです。シャロンはイスラエル建国のためにイギリス領だったパレスチナの地でイギリスからの解放をうたってテロ活動に専従していました。賞金の懸かったお尋ね者、イスラエルの古参の指導者たちにはおおくいたそうです。
とりとめもない話ですが・・・
それにしてもアラブはいつも世俗かイスラムかで揺れています。そして必ず双方が対立します。結果、つけ込まれるということになってあまり成就したためしがありません。カダフィがアメリカと和解したひとつにはいつまでたってもまとまらないアラブ世界に嫌気がさしたこともあると思います。
アラブ世界の知識人にも変化が訪れているようです。アメリカによるイラク攻撃が民主化の拡大という呼び水になったとまではいきませんがなんでもかんでもイスラエルやアメリカに責任転嫁し自己の正当化を測っていたアラブの為政者、民衆、識者に現状追認では立ち行かないことを解らせる一因にはなったと思います。アラブ側がイスラエルやアメリカの行動に有無を言わさず、今度はそちらが
行動を見せる番だと言い渡せるような立場にならなければどうにもならない。
そういう時代に入ったんだろうと思います。

「完成 カスピ海パイプライン」 NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/26 04:57 投稿番号: [4691 / 5091]
  「完成 カスピ海パイプライン」
   NHKBS「きょうの世界」(2005.5.25(水)放映)

  NHKモスクワ支局長の石川記者は、
「アゼルバイジャン沖の原油はアゼル・ライトとして大変軽く、
  品質が高く、高値で取引されます。
  ロシア産の重い原油と混ぜない独自のルートを持つことは、
  その面でもアゼルバイジャンにとって大きな利益となります」
「この十年間で大きく変化したのは、覇権、影響力を争うという地政学的な
  考えではなく、経済的な合理性を考えるということが主流となったこと。
  BTCパイプラインが完成したとしても、余りある膨大な石油がカスピ海周辺で
  発見されたこと。石油の高値。
  露自体が欧米への積極的な輸出戦略を採っている。
  パイプラインを独占しているトランスネフチという会社にとっては、
  競争相手として不愉快な存在でしょう。
  露の民間石油会社にとっては価格競争が生まれることは、石油会社にとっては
  歓迎すべきことです。
  『どこを通るかは問題ではない。石油とは、パイプラインの通行料がより安く
   しかも石油がより高い市場に流れるルートに流れていくんだ』
  地政学から経済合理性への逆らい難い時代の流れ


  対岸のカザフスタンのカシュガン油田:ここ30年で発見された最大の油田
産出量は北海油田を抱える英一カ国に匹敵
採掘を行っているのは、米伊仏日などの国際共同企業体
タンカーでバクーへ送る計画(2008年六万トン級タンカーを六隻)
更には海底パイプラインも計画

・同ルートのガスパイプラインも来年完成
・鉄道や通信網でも欧と繋がり強化の共同宣言
・カザフ→グルジア→ウクライナ→欧州石油ルートも現実性を帯びる
  (エネルギーの露依存を低下させる)
・カザフ・中国パイプラインは今年末に完成予定
・経済面では、経済成長の続く露市場は、貿易相手国としての重要性は
  高まっている


  <私の感想>
  CIS諸国(アゼルバイジャン、カザフ、ウクライナ、グルジア等)は、
反ロシアなのではなく、露の政治的・経済的一極支配から、
その影響力の相対的低下=相対的自立を狙っているのだと思う。
少なくとも経済的には、露との関係は切っても切れない。
政治的には欧米寄りになっても、経済的には最大の貿易相手国であることに
変わりはない。
電気供給などは、露に一手に握られている。
また、露への出稼ぎ労働者からの仕送りは国家予算規模に巨大だ。
また、カザフなどは、露、中、欧米と石油輸出先を多様化しようとしている
のであって、決して反露ではない。
個々の国から言えば、露・中・欧米と対象を多様化させ、より有利な条件を
引き出すという、基本的な政治手法を採っているのだと思う。

「完成 カスピ海パイプライン」 NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/26 04:57 投稿番号: [4691 / 5091]
  「完成 カスピ海パイプライン」
   NHKBS「きょうの世界」(2005.5.25(水)放映)

  NHKモスクワ支局長の石川記者は、
「アゼルバイジャン沖の原油はアゼル・ライトとして大変軽く、
  品質が高く、高値で取引されます。
  ロシア産の重い原油と混ぜない独自のルートを持つことは、
  その面でもアゼルバイジャンにとって大きな利益となります」
「この十年間で大きく変化したのは、覇権、影響力を争うという地政学的な
  考えではなく、経済的な合理性を考えるということが主流となったこと。
  BTCパイプラインが完成したとしても、余りある膨大な石油がカスピ海周辺で
  発見されたこと。石油の高値。
  露自体が欧米への積極的な輸出戦略を採っている。
  パイプラインを独占しているトランスネフチという会社にとっては、
  競争相手として不愉快な存在でしょう。
  露の民間石油会社にとっては価格競争が生まれることは、石油会社にとっては
  歓迎すべきことです。
  『どこを通るかは問題ではない。石油とは、パイプラインの通行料がより安く
   しかも石油がより高い市場に流れるルートに流れていくんだ』
  地政学から経済合理性への逆らい難い時代の流れ


  対岸のカザフスタンのカシュガン油田:ここ30年で発見された最大の油田
産出量は北海油田を抱える英一カ国に匹敵
採掘を行っているのは、米伊仏日などの国際共同企業体
タンカーでバクーへ送る計画(2008年六万トン級タンカーを六隻)
更には海底パイプラインも計画

・同ルートのガスパイプラインも来年完成
・鉄道や通信網でも欧と繋がり強化の共同宣言
・カザフ→グルジア→ウクライナ→欧州石油ルートも現実性を帯びる
  (エネルギーの露依存を低下させる)
・カザフ・中国パイプラインは今年末に完成予定
・経済面では、経済成長の続く露市場は、貿易相手国としての重要性は
  高まっている


  <私の感想>
  CIS諸国(アゼルバイジャン、カザフ、ウクライナ、グルジア等)は、
反ロシアなのではなく、露の政治的・経済的一極支配から、
その影響力の相対的低下=相対的自立を狙っているのだと思う。
少なくとも経済的には、露との関係は切っても切れない。
政治的には欧米寄りになっても、経済的には最大の貿易相手国であることに
変わりはない。
電気供給などは、露に一手に握られている。
また、露への出稼ぎ労働者からの仕送りは国家予算規模に巨大だ。
また、カザフなどは、露、中、欧米と石油輸出先を多様化しようとしている
のであって、決して反露ではない。
個々の国から言えば、露・中・欧米と対象を多様化させ、より有利な条件を
引き出すという、基本的な政治手法を採っているのだと思う。

停戦合意後の双方の暴力行使に反対します

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/25 03:31 投稿番号: [4690 / 5091]
十代の自爆テロ犯を逮捕
http://www.haaretz.com/hasen/spages/578988.html

  停戦合意後にも、このような蛮行が行われていたんですね。
それも最近二ヶ月で14回も。
私は衝撃を受けました。
このような蛮行は絶対に許せません。

①停戦合意に反する
②自爆テロという闘争形態は許せない
③子供を使っている

  上記の三つの意味において、極めて悪質な蛮行だと非難します。

  私の読んでいる日本のパレスチナのサイトでは、イスラエル側の蛮行は、
一つ一つ事細かに報道してくれるのですが、パレスチナ側の蛮行については、
全く何一つ報道しないということが、分かりました。

  私は、反占領という立場ですが、パレスチナ側の蛮行についても、
当然これを批判します。

  ハアレツの記事を読むと、この少年の父親は、「アルアクサによるもの」と
証言しています。
  アルアクサは、関与を否定しています。
  爆発物の入手経路などを調査していけば、背後関係も徐々に分かってくるもの
と思われます。
  関与した個人、組織等を拘束・逮捕し、処罰せねばならないと思います。

  ただ、
①未遂事件であるということ。
②イスラエルの一般市民への無差別テロではなく、軍の検問所という軍事機関を
  狙ったものであるということ。

  それで、免罪するつもりは、全くないのですが、一般市民への無差別テロを
狙ったものとは言えないのではないでしょうか。

  占領軍への抵抗権はあります。
ただ、自爆テロという闘争形態は、私は反対です。

  しかも、停戦合意以降のものについては、停戦合意違反ですから、
処罰されねばならないと思います。
  停戦合意した組織が関与していたことが判明すれば、処罰されねばならないと
思います。


  私の読んでいる日本のパレスチナのサイトでは、イスラエル側の蛮行は、
一つ一つ事細かに報道してくれるのですが、パレスチナ側の蛮行については、
全く何一つ報道しません。
  その報道姿勢は、おかしいと思います。

  しかし、これらのサイトによると、
イスラエル側も、停戦合意以降、何一つ暴力を行使していないというわけでは
全然ありません。

  停戦合意以降も、
①パレスチナ側に死傷者が出ていること
②入植者によるパレスチナ市民への暴力行使が行なわれていること
  等々、、、

  イスラエル側の暴力行使については、全く無視するのもまた同様におかしな
ことです。
  片手落ちというものです。


  私は双方の軍事行動に反対します。

  最初にどちらが、先に攻撃したのかは、問題です。
今の所、双方が、相手が先に攻撃したと主張しています。
どちらが先かは、今後明らかになっていくでしょう。

  問題は、たとえ相手が先に攻撃したのだとしても、すぐに反撃してもいいとは
いえません。
  停戦に合意したのだから、反撃せず、先に攻撃してきた相手を非難することに
留めるべきです。

私は、イスラエルによる、武装ヘリによる攻撃を非難します。
私は、ハマスによる入植地への攻撃を非難します。

  ハマスが手製の金属パイプ製の迫撃砲を何発も発射する映像を観ました。
その殺傷力は、高くはないとは思いますが、人の近くに着弾すれば、殺傷力は
あると思います。

  占領地への入所活動自体を、私は批判します。
しかし、停戦に合意したのですから、入植地への攻撃は、停戦違反です。
入植者には、宗教右派などの確信犯もいるとは思いますが、全ての入植者が
そうであるとはいえません。その幼い家族には何の罪もありません。
しかるに、この攻撃は無差別攻撃です。
 
イスラエルによる、無関係の者への攻撃を非難するのであれば、
ハマスによる、無関係の者への攻撃も同時に非難するべきです。

  そもそも、ガザは、八月には入植地も撤去することになっています。
既にイスラエルの国会を通過し、入植者への補償金支払いも通過しています。
  それなのに何故、ハマスは入植地攻撃を行うのでしょうか。
私には、その政治的意図が、憶測されてなりません。
つまり、ハマスの攻撃によって、入植地は撤去されたのだと主張したい、
それによって、自らの政治的支持を高めたい、
このような政治的目論見が憶測されてなりません。

停戦合意後の双方の暴力行使に反対します

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/25 03:31 投稿番号: [4690 / 5091]
十代の自爆テロ犯を逮捕
http://www.haaretz.com/hasen/spages/578988.html

  停戦合意後にも、このような蛮行が行われていたんですね。
それも最近二ヶ月で14回も。
私は衝撃を受けました。
このような蛮行は絶対に許せません。

①停戦合意に反する
②自爆テロという闘争形態は許せない
③子供を使っている

  上記の三つの意味において、極めて悪質な蛮行だと非難します。

  私の読んでいる日本のパレスチナのサイトでは、イスラエル側の蛮行は、
一つ一つ事細かに報道してくれるのですが、パレスチナ側の蛮行については、
全く何一つ報道しないということが、分かりました。

  私は、反占領という立場ですが、パレスチナ側の蛮行についても、
当然これを批判します。

  ハアレツの記事を読むと、この少年の父親は、「アルアクサによるもの」と
証言しています。
  アルアクサは、関与を否定しています。
  爆発物の入手経路などを調査していけば、背後関係も徐々に分かってくるもの
と思われます。
  関与した個人、組織等を拘束・逮捕し、処罰せねばならないと思います。

  ただ、
①未遂事件であるということ。
②イスラエルの一般市民への無差別テロではなく、軍の検問所という軍事機関を
  狙ったものであるということ。

  それで、免罪するつもりは、全くないのですが、一般市民への無差別テロを
狙ったものとは言えないのではないでしょうか。

  占領軍への抵抗権はあります。
ただ、自爆テロという闘争形態は、私は反対です。

  しかも、停戦合意以降のものについては、停戦合意違反ですから、
処罰されねばならないと思います。
  停戦合意した組織が関与していたことが判明すれば、処罰されねばならないと
思います。


  私の読んでいる日本のパレスチナのサイトでは、イスラエル側の蛮行は、
一つ一つ事細かに報道してくれるのですが、パレスチナ側の蛮行については、
全く何一つ報道しません。
  その報道姿勢は、おかしいと思います。

  しかし、これらのサイトによると、
イスラエル側も、停戦合意以降、何一つ暴力を行使していないというわけでは
全然ありません。

  停戦合意以降も、
①パレスチナ側に死傷者が出ていること
②入植者によるパレスチナ市民への暴力行使が行なわれていること
  等々、、、

  イスラエル側の暴力行使については、全く無視するのもまた同様におかしな
ことです。
  片手落ちというものです。


  私は双方の軍事行動に反対します。

  最初にどちらが、先に攻撃したのかは、問題です。
今の所、双方が、相手が先に攻撃したと主張しています。
どちらが先かは、今後明らかになっていくでしょう。

  問題は、たとえ相手が先に攻撃したのだとしても、すぐに反撃してもいいとは
いえません。
  停戦に合意したのだから、反撃せず、先に攻撃してきた相手を非難することに
留めるべきです。

私は、イスラエルによる、武装ヘリによる攻撃を非難します。
私は、ハマスによる入植地への攻撃を非難します。

  ハマスが手製の金属パイプ製の迫撃砲を何発も発射する映像を観ました。
その殺傷力は、高くはないとは思いますが、人の近くに着弾すれば、殺傷力は
あると思います。

  占領地への入所活動自体を、私は批判します。
しかし、停戦に合意したのですから、入植地への攻撃は、停戦違反です。
入植者には、宗教右派などの確信犯もいるとは思いますが、全ての入植者が
そうであるとはいえません。その幼い家族には何の罪もありません。
しかるに、この攻撃は無差別攻撃です。

イスラエルによる、無関係の者への攻撃を非難するのであれば、
ハマスによる、無関係の者への攻撃も同時に非難するべきです。

  そもそも、ガザは、八月には入植地も撤去することになっています。
既にイスラエルの国会を通過し、入植者への補償金支払いも通過しています。
  それなのに何故、ハマスは入植地攻撃を行うのでしょうか。
私には、その政治的意図が、憶測されてなりません。
つまり、ハマスの攻撃によって、入植地は撤去されたのだと主張したい、
それによって、自らの政治的支持を高めたい、
このような政治的目論見が憶測されてなりません。

穏健派タリバンの選挙参加

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/25 02:04 投稿番号: [4689 / 5091]
  「穏健派タリバン」
   NHKBS「きょうの世界」2005.5.24(火)

  最近二ヶ月間の戦闘で双方に百人近くの死者。

  ムタワキル元外相は、カンダハルから立候補。

  独立委員会のムジャディディ師は、恩赦を提言。
  ヘクマチアル氏やオマル師への恩赦も提言。

  現地の米軍は、
  「アフガニスタンの統一と安定が実現されるのであれば、ムジャディディ師の
   立場を支持する」という声明を発表。

  米は、アフガニスタン政府がタリバン穏健派を政治プロセスに取り込む
という方針に対して、これを支持するものと思われる。

  カヌニ元教育相ら北部同盟は、タリバンに譲歩しすぎだと政府を非難。

  タリバン武闘派は、選挙自体を否定。
  しかし、穏健派の選挙参加に対しては、批判していない。


  ムタワキル元外相:NHKとのインタビュー

「祖国のため行動を起します。
  我々はタリバンが目指した理想を現体制の中で実現させます」

「どんな国でも体制の盛衰はつきものです。
  しかし将来への選択は常に国益を重視すべきです。
  今我が国に必要なのは平和であり、その為の唯一の手段は議会です。
  議会を通じて国の課題に適切に対応すべき時です」


  <私の感想>
  一般市民の最も求めるものは、平和、安定だと思う。
タリバンを選挙参加という政治プロセスに取り込めるのであれば、
戦闘停止、平和と安定の実現という一般市民の最も求める方向に
進むのであれば、肯定的に評価します。

穏健派タリバンの選挙参加

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/25 02:04 投稿番号: [4689 / 5091]
  「穏健派タリバン」
   NHKBS「きょうの世界」2005.5.24(火)

  最近二ヶ月間の戦闘で双方に百人近くの死者。

  ムタワキル元外相は、カンダハルから立候補。

  独立委員会のムジャディディ師は、恩赦を提言。
  ヘクマチアル氏やオマル師への恩赦も提言。

  現地の米軍は、
  「アフガニスタンの統一と安定が実現されるのであれば、ムジャディディ師の
   立場を支持する」という声明を発表。

  米は、アフガニスタン政府がタリバン穏健派を政治プロセスに取り込む
という方針に対して、これを支持するものと思われる。

  カヌニ元教育相ら北部同盟は、タリバンに譲歩しすぎだと政府を非難。

  タリバン武闘派は、選挙自体を否定。
  しかし、穏健派の選挙参加に対しては、批判していない。


  ムタワキル元外相:NHKとのインタビュー

「祖国のため行動を起します。
  我々はタリバンが目指した理想を現体制の中で実現させます」

「どんな国でも体制の盛衰はつきものです。
  しかし将来への選択は常に国益を重視すべきです。
  今我が国に必要なのは平和であり、その為の唯一の手段は議会です。
  議会を通じて国の課題に適切に対応すべき時です」


  <私の感想>
  一般市民の最も求めるものは、平和、安定だと思う。
タリバンを選挙参加という政治プロセスに取り込めるのであれば、
戦闘停止、平和と安定の実現という一般市民の最も求める方向に
進むのであれば、肯定的に評価します。

バグダッド西部で大規模作戦、285名拘束

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/05/24 17:39 投稿番号: [4688 / 5091]
バグダッド西部で大規模作戦、285名拘束

AP通信の話としてバグダッド西部で米軍が大規模な作戦、スクイーズプレイ作戦を開始、285名を拘束したと伝えた。最近では、国境沿いのカイムでも大規模な武装勢力掃討作戦、マタドール作戦を実施、125名を殺害、約39名を拘束したとしている。また、20日にはイラクのポーランド軍は現地イラク治安部隊と合同の半島作戦で184名を拘束した。今月に入り、100人単位で武装勢力側が拘束・殺害された作戦が少なくても3度、確認されている。今月だけで武装勢力側は少なくても633名が殺害、または拘束されている。スクイーズプレイ作戦は継続中であり、今後も武装勢力側は拘束・殺害される人数が更に増えると予想される。

スクイーズプレイ作戦(一部)
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ap/20050523/ap_on_re_mi_ea/iraq

マタドール作戦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000048-reu-int

半島作戦(ポーランド軍・イラク治安部隊合同)
http://www.radio.com.pl/polonia/article.asp?tId=23128

映像「ファルージャ2004年4月」土井敏邦

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/21 00:57 投稿番号: [4687 / 5091]
  ドキュメンタリー映像「ファルージャ   2004年4月」土井敏邦
  http://www.doi-toshikuni.net/blog/archives/Falluja.jpg
  DVD・VHS(55分):3500円
  申し込み・問い合わせ:falluja2004@hotmail.co.jp

  第1章   米軍によるデモ銃撃事件
  第2章   米人4人の惨殺事件の背景
  第3章   米軍4月侵攻の住民被害

 
「米軍はイラクで何をしたのか―ファルージャと刑務所での証言から」
岩波ブックレット   504円
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/2/0093310.html
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0093310/top.html

I ファルージャで何が起こったのか
II 米軍によるファルージャ無差別攻撃
III 医療関係者たちの証言
IV 米軍と闘った住民
V ファルージャの歴史
VI イラク軍元将軍の拷問死
VII 囚人虐待――聖職者の証言
VIII 囚人とされた女性たちの証言
  あとがき

  この岩波ブックレット取材時の記録映像が、このドキュメンタリー映像作品
です。

  全く同じ取材から作成したこの映像作品は、岩波ブックレットの内容の
上記のⅠからⅤとほぼ全く同じ内容です。

  しかし、書籍の文字情報だけよりも、やはり映像は、はるかにリアリティを
突きつけてきます。

  はっきり言って、目を覆いたくなるような映像もいくつかありました。
こびり付いた血痕だけでなく、壁にこびり付いた髪と頭皮、子供のミイラ化した
足先、、、


  2004年4月のファルージャへの米軍の攻撃に対して、スンニ派とシーア派
という宗派の違いを超えて、イラク全土からファルージャを救え!という運動が
瞬く間に巻き起こりました。
  ファルージャ攻撃を命じられた新生イラク軍は、半数以上がその命令を拒否、
逃亡したり、武器をファルージャ住民側へ手渡したり、あるいは住民側に立って
戦いました。
  シーア派のサドル派も援軍を送りました。
シーア派とスンニ派の結束は万全のように思われました。
ファルージャで戦っていたのは、アルカイダ系ではなく、そのほとんどは、
地元のレジスタンスでした。

  しかし、それから、わずか七ヶ月後の2004年11月のファルージャ攻撃において
は、事態は一変してしまいました。
  ファルージャを救えという声は、全く聞こえてきませんでした。
新生イラク軍も今回は命令拒否したのは少数だったようです。
サドル派は個人的な援軍は送ったようですが、全面的支援というわけでも
ありませんでした。

  シーア派は、戦略的第一目標である年内選挙実施に全力を傾注していました。
クルドも同様です。
スンニ派は、選挙の半年延期を求めていました。

  調停役たるムスリム・ウラマー協会と武装勢力とも齟齬がありました。
その後、聖職者達は米軍により次々と逮捕・拘束されました。
スンニ派のイラク・イスラム党は、ファルージャ攻撃に抗議し、暫定政権から
離脱しました。
  もはや停戦を調停する者すらいませんでした。

  一体何故こんなことになってしまったのか、私にはいまだに理解できません。

  一つには、アルカイダ系の外国勢力が伸張したこともあると思います。
  スンニ派武装勢力自身が、イスラム原理主義過激派へと一層傾倒しつつあった
ようにも思えます。
アルカイダ系だけでなく、地元武装勢力自身が、人質を残酷に殺害する戦術を
採り出したと思います。

  アルカイダ系の一般市民をも多く殺傷する外国勢力は、正真正銘のテロリスト
です。

  スンニ派の地元レジスタンス達も、もはやレジスタンスという名に値する質を
持っているのかどうか、私には、もはや分からなくなってしまいました。

  ただ、一言でスンニ派武装勢力といっても、数十のグループがあるわけです
から、十把一からげに、論ずることは間違っていると思います。
  ある組織はテロに手を染めているかもしれませんが、だからといって、
全ての武装組織がテロを行っていると断定するとしたら、それは論理的にも
誤っています。
  あくまでも、罪のない一般市民を殺傷する行為がテロなのであり、テロを
行った実行行為者がテロリストです。
  テロの実行行為者は処罰されねばなりません。
それが個人的な犯行なのか、組織方針を担った組織構成員の一員としての犯行
なのかによって、処罰の対象は広がります。

映像「ファルージャ2004年4月」土井敏邦

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/21 00:57 投稿番号: [4687 / 5091]
  ドキュメンタリー映像「ファルージャ   2004年4月」土井敏邦
  http://www.doi-toshikuni.net/blog/archives/Falluja.jpg
  DVD・VHS(55分):3500円
  申し込み・問い合わせ:falluja2004@hotmail.co.jp

  第1章   米軍によるデモ銃撃事件
  第2章   米人4人の惨殺事件の背景
  第3章   米軍4月侵攻の住民被害


「米軍はイラクで何をしたのか―ファルージャと刑務所での証言から」
岩波ブックレット   504円
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/2/0093310.html
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0093310/top.html

I ファルージャで何が起こったのか
II 米軍によるファルージャ無差別攻撃
III 医療関係者たちの証言
IV 米軍と闘った住民
V ファルージャの歴史
VI イラク軍元将軍の拷問死
VII 囚人虐待――聖職者の証言
VIII 囚人とされた女性たちの証言
  あとがき

  この岩波ブックレット取材時の記録映像が、このドキュメンタリー映像作品
です。

  全く同じ取材から作成したこの映像作品は、岩波ブックレットの内容の
上記のⅠからⅤとほぼ全く同じ内容です。

  しかし、書籍の文字情報だけよりも、やはり映像は、はるかにリアリティを
突きつけてきます。

  はっきり言って、目を覆いたくなるような映像もいくつかありました。
こびり付いた血痕だけでなく、壁にこびり付いた髪と頭皮、子供のミイラ化した
足先、、、


  2004年4月のファルージャへの米軍の攻撃に対して、スンニ派とシーア派
という宗派の違いを超えて、イラク全土からファルージャを救え!という運動が
瞬く間に巻き起こりました。
  ファルージャ攻撃を命じられた新生イラク軍は、半数以上がその命令を拒否、
逃亡したり、武器をファルージャ住民側へ手渡したり、あるいは住民側に立って
戦いました。
  シーア派のサドル派も援軍を送りました。
シーア派とスンニ派の結束は万全のように思われました。
ファルージャで戦っていたのは、アルカイダ系ではなく、そのほとんどは、
地元のレジスタンスでした。

  しかし、それから、わずか七ヶ月後の2004年11月のファルージャ攻撃において
は、事態は一変してしまいました。
  ファルージャを救えという声は、全く聞こえてきませんでした。
新生イラク軍も今回は命令拒否したのは少数だったようです。
サドル派は個人的な援軍は送ったようですが、全面的支援というわけでも
ありませんでした。

  シーア派は、戦略的第一目標である年内選挙実施に全力を傾注していました。
クルドも同様です。
スンニ派は、選挙の半年延期を求めていました。

  調停役たるムスリム・ウラマー協会と武装勢力とも齟齬がありました。
その後、聖職者達は米軍により次々と逮捕・拘束されました。
スンニ派のイラク・イスラム党は、ファルージャ攻撃に抗議し、暫定政権から
離脱しました。
  もはや停戦を調停する者すらいませんでした。

  一体何故こんなことになってしまったのか、私にはいまだに理解できません。

  一つには、アルカイダ系の外国勢力が伸張したこともあると思います。
  スンニ派武装勢力自身が、イスラム原理主義過激派へと一層傾倒しつつあった
ようにも思えます。
アルカイダ系だけでなく、地元武装勢力自身が、人質を残酷に殺害する戦術を
採り出したと思います。

  アルカイダ系の一般市民をも多く殺傷する外国勢力は、正真正銘のテロリスト
です。

  スンニ派の地元レジスタンス達も、もはやレジスタンスという名に値する質を
持っているのかどうか、私には、もはや分からなくなってしまいました。

  ただ、一言でスンニ派武装勢力といっても、数十のグループがあるわけです
から、十把一からげに、論ずることは間違っていると思います。
  ある組織はテロに手を染めているかもしれませんが、だからといって、
全ての武装組織がテロを行っていると断定するとしたら、それは論理的にも
誤っています。
  あくまでも、罪のない一般市民を殺傷する行為がテロなのであり、テロを
行った実行行為者がテロリストです。
  テロの実行行為者は処罰されねばなりません。
それが個人的な犯行なのか、組織方針を担った組織構成員の一員としての犯行
なのかによって、処罰の対象は広がります。

民主化:統治形態・不均等発展

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/19 03:44 投稿番号: [4686 / 5091]
「動き始めた〝中東民主化〟」NHKBS(2005.5.16(月)放映)

・エジプト:大統領候補複数制へ憲法改正案可決(5/10)
・サウジ:地方評議会選挙:女性の参政権なし、定員の半数、立法権なし


  アルジャジーラ
・クウェート:再来年から女性に参政権(賛成35:反対23)
        (これで湾岸ではサウジのみが唯一女性に参政権がない)


  「湾岸諸国の民主化:光と影」NHKBS(2005.5.18(水)放映)
  湾岸諸国:首相の任免は国王や首長が行う
・クウェート:女性参政権:スローガン「もはや、その時が来た」

・バーレーン:スンニ派王政:国民の75%はシーア派
  湾岸諸国民主化の先頭を走る国:男女平等の議会選挙
  英に亡命していたシーア派指導者アリ・サルマン師帰国
「求職の際、必ず宗派をたずねられ、シーア派だと答えると、
  たちまち帰れと言われます」
  就職差別や経済格差への不満
  ホメイニ師のポスターも解禁
  首都マナマ市議会バデル議長「宗教警察」設立を求める

・アルジェリア:1991年:初の複数政党制選挙:原理主義政党が圧勝
         軍部が選挙結果を無効に


  <私の感想>
  中東民主化の流れは、もはや誰にも止められないように思われます。
民主化は基本的に肯定します。
ただ、現実には、教育、経済格差、貧困という問題と同時並行的に解決して
いかないと、貧困層が過激な原理主義を支持すれば、その結果を受け入れ
ないわけにはいきません。

  欧米日での選挙制度は、百年、二百年、それ以上の長い時間をかけ、
下からの選挙権拡大要求運動という、力関係によってこそ、進展してきました。
それを中東や中央アジア等で、
・一挙に
・上から
  行うという点に、無理もあると思います。
  民主化に反対なのではありません。大いに賛成です。
しかし、<統治形態>は<階級的力関係>の結果現象だとも思います。

  また、グローバリズム:資本主義の世界的普遍化という、
<経済的不均等発展>という<条件>は、外的条件でもあります。

  欧米日の民主主義、それに到達するまでに多くの犠牲も払ってきたのですが、
その現在的到達点という、いわば『高み』から、見下ろすというのは、おかしい
と思います。
  そうではなく、中東・中央アジアなどの、現状から、次の一歩前進へと
<下から><自主的・内発的に>向かうのを、手助けするということだと
思います。

民主化:統治形態・不均等発展

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/19 03:44 投稿番号: [4686 / 5091]
「動き始めた〝中東民主化〟」NHKBS(2005.5.16(月)放映)

・エジプト:大統領候補複数制へ憲法改正案可決(5/10)
・サウジ:地方評議会選挙:女性の参政権なし、定員の半数、立法権なし


  アルジャジーラ
・クウェート:再来年から女性に参政権(賛成35:反対23)
        (これで湾岸ではサウジのみが唯一女性に参政権がない)


  「湾岸諸国の民主化:光と影」NHKBS(2005.5.18(水)放映)
  湾岸諸国:首相の任免は国王や首長が行う
・クウェート:女性参政権:スローガン「もはや、その時が来た」

・バーレーン:スンニ派王政:国民の75%はシーア派
  湾岸諸国民主化の先頭を走る国:男女平等の議会選挙
  英に亡命していたシーア派指導者アリ・サルマン師帰国
「求職の際、必ず宗派をたずねられ、シーア派だと答えると、
  たちまち帰れと言われます」
  就職差別や経済格差への不満
  ホメイニ師のポスターも解禁
  首都マナマ市議会バデル議長「宗教警察」設立を求める

・アルジェリア:1991年:初の複数政党制選挙:原理主義政党が圧br>          軍部が選挙結果を無効に


  <私の感想>
  中東民主化の流れは、もはや誰にも止められないように思われます。
民主化は基本的に肯定します。
ただ、現実には、教育、経済格差、貧困という問題と同時並行的に解決して
いかないと、貧困層が過激な原理主義を支持すれば、その結果を受け入れ
ないわけにはいきません。

  欧米日での選挙制度は、百年、二百年、それ以上の長い時間をかけ、
下からの選挙権拡大要求運動という、力関係によってこそ、進展してきました。
それを中東や中央アジア等で、
・一挙に
・上から
  行うという点に、無理もあると思います。
  民主化に反対なのではありません。大いに賛成です。
しかし、<統治形態>は<階級的力関係>の結果現象だとも思います。

  また、グローバリズム:資本主義の世界的普遍化という、
<経済的不均等発展>という<条件>は、外的条件でもあります。

  欧米日の民主主義、それに到達するまでに多くの犠牲も払ってきたのですが、
その現在的到達点という、いわば『高み』から、見下ろすというのは、おかしい
と思います。
  そうではなく、中東・中央アジアなどの、現状から、次の一歩前進へと
<下から><自主的・内発的に>向かうのを、手助けするということだと
思います。

停戦の第一段階の合意内容は?

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/19 03:10 投稿番号: [4685 / 5091]
  英BBC「ガザ撤退:入植者は今」というニュースをNHKで観ました。
  (2005.5.18(水)NHKBS「今日の世界」)

ガザの入植地、三年前自宅近くでパレスチナ過激派に19歳の娘を射殺された父親
娘さんの部屋は三年前のままの状態にしてありました。

「家は取り壊すことに決めました。明け渡さないと政府の補償金は貰えませんが
  お金の問題ではありません。娘の思い出が詰まったこの家に奴らを住まわせ
  たくないのです」

  私は政治的意見は異なりますが、
この父親の気持ちは痛いほどよく理解できるつもりです。
また、それを否定するつもりもありません。
そもそも本人の問題ですから、否定もできませんが。


  リセットすることなどできません。
殺された人間がよみがえるわけではないからです。
罪のないイスラエルの多くの一般市民が殺されてきました。
罪のないパレスチナの多くの一般市民も殺されてきました。

  ある別の入植者の女性は、
「こんなに広い家ですから、子供がたくさんいるパレスチナ人家族に使って
  もらえればと思っています。そしていつの日か私もこの家を訪れて、
  その家族と会うことを夢見ています」


  第一段階の合意内容は、正確にはどういうものなのでしょうか?
私は無知にして正確には知りません。
ネットで検索してみたのですが、公式文書は公開されていないようですね。

  ニュース番組の解説では
・パレスチナ側:暴力の停止
・イスラエル側:入植地拡大を凍結

  と、聞きました。
また、
・受刑者の釈放:2月に500人釈放以来進展なし
・西岸五都市の治安維持権の移譲:二か所実施以降は凍結
・検問所の撤去も進んでいない
  とも解説していました。

停戦の第一段階の合意内容は?

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/19 03:10 投稿番号: [4685 / 5091]
  英BBC「ガザ撤退:入植者は今」というニュースをNHKで観ました。
  (2005.5.18(水)NHKBS「今日の世界」)

ガザの入植地、三年前自宅近くでパレスチナ過激派に19歳の娘を射殺された父親
娘さんの部屋は三年前のままの状態にしてありました。

「家は取り壊すことに決めました。明け渡さないと政府の補償金は貰えませんが
  お金の問題ではありません。娘の思い出が詰まったこの家に奴らを住まわせ
  たくないのです」

  私は政治的意見は異なりますが、
この父親の気持ちは痛いほどよく理解できるつもりです。
また、それを否定するつもりもありません。
そもそも本人の問題ですから、否定もできませんが。


  リセットすることなどできません。
殺された人間がよみがえるわけではないからです。
罪のないイスラエルの多くの一般市民が殺されてきました。
罪のないパレスチナの多くの一般市民も殺されてきました。

  ある別の入植者の女性は、
「こんなに広い家ですから、子供がたくさんいるパレスチナ人家族に使って
  もらえればと思っています。そしていつの日か私もこの家を訪れて、
  その家族と会うことを夢見ています」


  第一段階の合意内容は、正確にはどういうものなのでしょうか?
私は無知にして正確には知りません。
ネットで検索してみたのですが、公式文書は公開されていないようですね。

  ニュース番組の解説では
・パレスチナ側:暴力の停止
・イスラエル側:入植地拡大を凍結

  と、聞きました。
また、
・受刑者の釈放:2月に500人釈放以来進展なし
・西岸五都市の治安維持権の移譲:二か所実施以降は凍結
・検問所の撤去も進んでいない
  とも解説していました。

「密着!アフガンの元自衛官」報道特集

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/18 02:02 投稿番号: [4684 / 5091]
  「密着!アフガンの元自衛官」:「報道特集」(2005.5.15(日)放映)

  元自衛官田川友康氏(62歳)
国連の国際監視団の一員として軍閥の武装解除を監視
2月20日パンジシール閥852歩兵連隊基地:約600人の兵士の武装解除
米軍の警備の下
確認を終えた一人一人の兵士の手の平に赤マジックを書いていました。
約500丁の自動小銃を点検:パキスタン製、中国製、イラン製RPG7、
「ほとんど使えない銃です」打ち続けると銃身が溶け出してしまう粗悪な銃
こうした使えない武器は武装解除の対象としては認められない。
国連担当者が軍閥の指揮官に問いただす。
軍閥連隊長は隠し持っていることを認めようとはしない。
国連担当者が更に詰め寄る。
「駄目だ。あそこの倉庫にまだ武器が残っているのではないか」
「我々は300以上の武器を持っている。しょうがない、それを出すよ」
しかし、すぐ提出することはできないという。
しかも明日は、別の場所に行かなければならないので、今日はこれで終了。
「なかなかうまくいかないですね」(田川氏)

  田川氏が所属する日本のNGO:JMASが国際監視団を組織
園部宏明団長(63)ら日本人7人、独人、カンボジア人:計13人

「国連やNGOの車が狙われるという情報があった。それまでIOG(国際監視団)
  というマークをつけていたが、逆に危険だと判断し、剥いだ」

2月末パンジシール閥主力部隊武装解除
数百台の旧ソ連製戦車(T62:アフガンにある戦車としては一番新しい)
何と旧ソ連製短距離弾道ミサイル・スカッド14機まで持っていた!!
「とんでもない兵器を軍閥が保持していた」(田川氏)
軍閥は一国家の軍隊に匹敵するほどの軍事力を有していた。

「小火器はどこかにまだ保管していると思う。
  戦略的な意味での軍事力はほとんどなくなってきている」(田川氏)

  国際監視団の芹沢智一氏(32)はバーミヤンで約130人を武装解除
バーミヤン第34師団参謀長のボディガードが、武装解除手続き後、
別の銃を持ち、護衛の任務についていた。
「これは完全にDDR(武装解除)の精神に反した行為」(芹沢氏)
ここで、軍閥側に抗議すれば、武装解除そのものを拒否するかもしれない。
記念品を渡し、記念写真を装って、証拠写真を撮っていました。
名前と武装解除の証明番号を控え、写真と書類を国連や米軍の参加する
武装解除の最高機関に送付

  抵抗する軍閥の幹部達
しかし、一般兵士達は、武装解除を終えると、笑顔だった。
「うれしいよ。銃を持つのにもう疲れた。これから職業訓練を受けるんだ」

  カブール郊外:日本紛争予防センター(JCCP)職業訓練センター
除隊した兵士に半年間、金属加工、木工技術などを学ぶ。
しかし、職業訓練を終えても、職はなかなか見つからない。
「社会復帰は非常に難しい。受け皿になる市場が育っていない。
  社会復帰事業の後に職が見つからず、軍閥の元に戻ってしまう構造がある」
(JCCP在アフガン代表高木博也氏)

「国際社会が兵士達に十分な配慮をしなければ皆簡単にテロリストの味方と
  なるだろう」(第5軍団ハジ・アルマス・ハーン司令官)

「武器を取り上げただけでは、アフガニスタンに平和は戻らない。
  産業が振興して、人々が仕事に就いて初めて安定した国になる。
  それがなければ、若者達はまた軍閥に戻って銃を持つ暮らしに
  逆戻りしてしまう」(田川氏)


  <私の感想>
  したたかな軍閥との、粘り強い交渉、
御苦労様です。素晴らしい仕事だと思いました。

「加熱するコーヒービジネス:ベトナム」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 22:31 投稿番号: [4683 / 5091]
  「加熱するコーヒービジネス〜ベトナム   ホーチミン〜」
  「地球街角アングル」NHK(2005.5.14(土)放映

  ホーチミン市でカフェが七年前から一大ブーム。

  カフェの周りには毎晩、若者達のバイクが何百台も並びます。
若者達の最新のトレンドは、仲間とカフェで一杯だそうです。

  今年一月に五階建てのディエム・ヘン・カフェがオープン。
最上階の五階は熱帯夜でも涼しく過ごせるオープン・テラス。
四階はミュージック・カフェ。ライブ演奏が楽しめます。
三階は海中をイメージした静かな落ち着いたカフェ。恋人達に人気。
一階から五階まで計1500席が毎晩若者達で埋まります。
この建物の周りだけでも800台のバイクが駐車してありました。

  ベトナム独自のコーヒーの入れ方:カフェ・フィン
コンデンスミルクの上に、フィン:抽出機を載せ、
五分間で滴り落ちる。(一杯170円)
(仏統治下での仏の道具)

  コーヒー・ブームの火付け役となったのは、チュングエンカフェ。
社長は34歳、大学生の時に仲間と操業。今では15000人の社員。
「スタバのような世界的なコーヒーブランドを作る!!」
市内に200ものフランチャイズ加盟店を持つ。(ベトナム全土に500店舗)
マネージャーが毎日巡回し、品質管理。
マニュアルもあり、器具(ロゴ入り)、服装、接客態度等々を指導・管理。
(...まるでマクドナルド...)

  コップとコースターのロゴを揃えて出すように指導していたマネージャーは、
「お客様の要求がどんどん高くなっています。コーヒーの種類だけでなく、
  雰囲気やサービスにもこだわります」

  ベトナムは、ブラジルに次ぐ世界第二位のコーヒー豆生産国。

イリーカフェ:カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソなどの新メニュー
オーナーはタイ人。イタリア製の機械を使用。流行に敏感な人々で賑わう。

  家庭でも楽しむようになってきています。
スーパーの棚にたくさんのコーヒーが並んでいました。

今、現在が出発点だと思うのです

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 22:30 投稿番号: [4682 / 5091]
  歴史的過去は決して消せません。

いかに現在からみて、都合が悪かろうと、過去は事実として決して消せません。

過去の諸事実をきちんと何度でも再確認することは、とても大切だと思います。

  パレスチナ武装勢力が過去、数多くのひどいことをしてきたのは、事実です。
  イスラエル政府・軍が、数多くのひどいことをしてきたのも事実です。

  過去を、無かったことにしろとは、誰も言わないでしょう。

  しかし、問題なのは、今、現在から出発することです。
具体的には、今年の停戦合意以降です。

  <イスラエル政府>と<パレスチナ暫定自治政府>
  この二実体が、<合意した内容>が基準です。

  確かに、パレスチナ過激派による暴力行為が、2、3件発生しました。
(イスラム聖戦とアルアクサですよね?   ハマスは合意以降はやっていないと
  思っているのですが、認識が間違っていますか?)

  これらに対して、<パレスチナ暫定自治政府>は、取り締まろうとしていると
思っています。
  かつて、「アラファトはテロを容認している」というような声、
つまり、アッバスも、アラファト同様に「テロを容認している」とは、
私には思えません。
  イスラエルは、「手ぬるい」「武装解除せよ」と言っています。
しかし、ハマスは、選挙で躍進し、評議会選挙でも躍進が予想されています。
現実には、ハマスを、選挙政党として、成長させることの方が、強権による抑圧
より、本質的な解決という内実を持っているのではないかと考えています。
現実に、ハマスは、停戦を守っているのではないかと思っています。
  確かにハマスは、<選挙>と<武装闘争>という二本立てだと思います。
しかし、選挙で躍進すればするほど、武装闘争には戻りにくくなっていくのでは
ないでしょうか。

  イスラエル政府は、入植地拡大停止を合意したのではなかったのですか?
もし、合意したのであれば、合意違反なのではないですか?

今、現在が出発点だと思うのです

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 22:30 投稿番号: [4682 / 5091]
  歴史的過去は決して消せません。

いかに現在からみて、都合が悪かろうと、過去は事実として決して消せません。

過去の諸事実をきちんと何度でも再確認することは、とても大切だと思います。

  パレスチナ武装勢力が過去、数多くのひどいことをしてきたのは、事実です。
  イスラエル政府・軍が、数多くのひどいことをしてきたのも事実です。

  過去を、無かったことにしろとは、誰も言わないでしょう。

  しかし、問題なのは、今、現在から出発することです。
具体的には、今年の停戦合意以降です。

  <イスラエル政府>と<パレスチナ暫定自治政府>
  この二実体が、<合意した内容>が基準です。

  確かに、パレスチナ過激派による暴力行為が、2、3件発生しました。
(イスラム聖戦とアルアクサですよね?   ハマスは合意以降はやっていないと
  思っているのですが、認識が間違っていますか?)

  これらに対して、<パレスチナ暫定自治政府>は、取り締まろうとしていると
思っています。
  かつて、「アラファトはテロを容認している」というような声、
つまり、アッバスも、アラファト同様に「テロを容認している」とは、
私には思えません。
  イスラエルは、「手ぬるい」「武装解除せよ」と言っています。
しかし、ハマスは、選挙で躍進し、評議会選挙でも躍進が予想されています。
現実には、ハマスを、選挙政党として、成長させることの方が、強権による抑圧
より、本質的な解決という内実を持っているのではないかと考えています。
現実に、ハマスは、停戦を守っているのではないかと思っています。
  確かにハマスは、<選挙>と<武装闘争>という二本立てだと思います。
しかし、選挙で躍進すればするほど、武装闘争には戻りにくくなっていくのでは
ないでしょうか。

  イスラエル政府は、入植地拡大停止を合意したのではなかったのですか?
もし、合意したのであれば、合意違反なのではないですか?

アッバス議長:NHKとのインタビュー③

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 07:09 投稿番号: [4681 / 5091]
  <私の感想>
「和平に逆行する既成事実を積み重ねているイスラエルに対して、
  打つ手がないと語っていました。
  パレスチナ人の希望が奪われないよう、国際社会からイスラエルに圧力を
  かけて欲しいと最後に切々と訴えていた姿から、新しいパレスチナの
  リーダーが置かれている極めて厳しい状況が浮かび上がっていた」と
  国谷裕子女史は感想を述べていました。

アッバス議長が語る過去に少々歴史の偽造も感じましたが、まあいいでしょう。

  確かに、国際社会が、イスラエルの
・合意に反する入植地の拡大
・壁建設
  に対して、圧力をかけるべきだと思います。
  しかし、最大の支援国アメリカが、それを止めようとしないということが、
最大の問題点だと思います。

  小泉首相は、パレスチナに一億ドルの支援を約束しました。
来日するシャロン首相に対して、合意に反する行為、つまり、
西岸での入植地の拡大と壁建設を停止しなければ、
イスラエルに対して今後援助しないと圧力をかけて欲しいです。

  日本一国だけの圧力では、不足ですが、日本がそういう姿勢を示すことは、
とても重要だと思います。
  日本のアラブ諸国への国益という観点からも大切だと思うのですが、、、

アッバス議長:NHKとのインタビュー②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 07:09 投稿番号: [4680 / 5091]
  <ガザ撤退が最初で最後になる恐れを持っていらっしゃいませんか?>

「シャロン首相自身も占領地から撤退するのは、ガザが最初で最後だと考えて
  いるかもしれません。そんなことは受け入れられません。
  米にもイスラエルにも、この考えは伝えています。
  和平への進め方を定めたロードマップに沿って、ガザからの撤退の後、
  西岸からも撤退しなければならないのです」


  <ガザから撤退する一方で、入植地の拡大を行い、壁建設をしています。
  イスラエルの政策のパッケージになったような現状をどのように捉えるか?>

「それは平和を望まない者の戦略です。
  平和を望む者は入植地を拡大したりはしません。矛盾しています。
  ガザ地区の入植地から出て行きながら、西岸では入植地を拡大するなんて
  一体何を考えているのでしょうか。
  パレスチナ人は毎日のように土地を奪われ、入植地が建設されるのを
  目の当たりにすれば、平和への希望を失ってしまいます。
  イスラエルがパレスチナの土地に侵入して家を建て、自分のものだと言って、
  既成事実を積み上げようとするなら、何の解決にもなりません。
  問題を本当に解決したいのであれば、まずイスラエルがパレスチナ人の権利を
  認めるべきです。私達もイスラエルの領土と存在を認めます。
  お互いに平和と安全の下、暮らしていけるのです。
  イスラエルは、平和には対価が必要だということを理解すべきです。
  イスラエルがパレスチナの土地から撤退すれば、
  私達は彼らを正常な国として承認します」


  <パレスチナの人々は、首脳会談が開かれても何にも変わっていないという
   気持ちが強いのではありませんか>

「イスラエルは連日続けている入植地や壁の建設を止めるべきです。
  壁は人種差別につながります。あんな壁があってはいけません。
  壁は暴力を止めることも、武力衝突を止めることもできないのです。
  その一方で、壁は相互の信頼を断ち切ってしまうのです。
  パレスチナとイスラエルの人々が共に安全で平和に暮らすために
  信頼関係を築かねばなりません」


  <米の姿勢を公平で公正だと感じていますか?>

「公正だとまでは言えません。
  ブッシュ大統領は、和平の実現に真剣であるとは思います。
  ただ本当に公正かどうかは最終的な交渉が始まった時に分かるでしょう。
  その時、米の態度が公正かつ公平か、それともイスラエルびいきか
  分かるはずです」


<アラファト議長に対しては、テロを抑え込まないと交渉相手にしなかった。
  一方で入植地をロードマップに反して拡大するシャロン首相に対しては
  何の罰則も与えない米の姿勢は?>

「まさにその点が最大の問題なのです。
  米はイスラエルも同じように扱うべきです。
  一方が過ちを犯した時、それを罰するならば、
  もう一方が過ちを犯した時も罰するべきです。
  しかし米はそうはしていません。
  アラファト議長がイスラエルによって三年間も軟禁状態におかれましたが、
  米はその責任をアラファト議長になすり付けました。
  シャロン首相は実に多くの過ちをパレスチナ人に対して犯しているのですよ」


  <合意までかなり近づいた所まである一時来ていましたが、
   この四年余りの間にこれだけ事態が悪化しました>

「今後できるだけの努力をしていきます。ただ私の力だけでは不可能です。
  イスラエル側の協力が欠かせません。
  この紛争は百年以上続いてきたのですから、一週間や二週間程度の会談で
  全てを解決することなど不可能です。交渉は続けなければなりません」


  <対話と圧力が必要だという声も聞こえて来るんですが、
   本当に対話だけで和平は可能ですか?>

「私達が求めているのは、対話と交渉です。
  圧力はむしろイスラエルの国民がシャロン首相に対してかけるべきでしょう。
  国際社会と超大国もシャロン首相に圧力をかけるべきです。
  私達は暴力に訴えたいとは考えていません。
  世界はそのことを理解して欲しい。
  もし国際社会の助けがなければ、私達は希望を失ってしまうでしょう。
  希望を失った人々を抑えることはできません。
  世界はパレスチナ人の希望を奪ってはなりません。
  今私達には希望があります。暴力の文化と決別したのです。
  パレスチナ人が希望を失わず、権利を回復するために助けが必要です。
  それはイスラエルの問題でもあり、また全世界の問題でもあると言える
  でしょう」

アッバス議長:NHKとのインタビュー①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 07:08 投稿番号: [4679 / 5091]
  「和平は近づいたのか〜パレスチナ・アッバス議長〜」
   NHKクローズアップ現代(2005.5.16(月)放映)

  <今の状況をどのように捉えているか?>

「事態は沈静化しており、衝突は収まっています。
  確かに双方の一部で問題は起きています。
  しかし、暴力はほとんど抑えられています。
  ごく一部のグループが和平プロセスを妨害しようとしているだけです。
  我々はこうした行動を阻止するため全力を尽くしており、
  いずれ成功するでしょう」
「今もイスラエルの軍事作戦は続き、攻撃が行われています。
  しかし、これまでとは状況は違います。
  イスラエル軍による拘束や殺害は単発的なものです。
  イスラエルとは日常的に連絡を取り合っています。
  状況を把握し、暴力行為を阻止するためです。
  ただ決して楽観はできません。
  再び暴力が激化する可能性もあります。
  私達は治安の確保と和平プロセスの進展を望んでいます。
  その実現は私達パレスチナとイスラエルの出方しだいです」


  <アラファト議長と武装闘争にも参加された経験をお持ちですけども、
   何故和平の道は対話でしかないと信じるようになられたんでしょうか?>

「確かに私はパレスチナの解放闘争を始めたメンバーの一人です。
  当初は武力を用い、武力に頼っていました。
  それが和平を実現するための手段だったのです。
  戦うこと自体が目的だったわけではありません。
  私達が武装闘争を始めたのは、和平を実現するためであり、
  イスラエルに交渉相手と認めさせるためだったのです。
  その後私は、イスラエルの人々や世界各地のユダヤ人に
  共存の必要性を呼びかけてきました。
  パレスチナ暫定自治に関する交渉にも責任者として臨みました。
  交渉はうまく合意に達し、私は和平プロセスに関する
  イスラエルとの全ての合意文書に署名しています。
  対話によってこそ和平は実現されるという考えを早くから持っていました。
  私達パレスチナ人は難民として祖国を追われた当初は、
  国際社会は私達のことに関心を持ってくれませんでした。
  だから世界の関心を引くために武装闘争という手段を用いたのです。
  私の政治手法は交渉と外交努力を基にしています。
  武装闘争の路線には戻りません。
  平和を信望し、民主主義を信じていることを世界に証明したいと思います」


<議長に就任されてからパレスチナ内部のまとまりを維持していく難しさは?>

「議長になってから私達は様々な声に耳を傾け、
  多くの取り組みを進めてきました。
  民主主義の実践や治安機関の統合、それに経済や財政、
  司法の改革を始めました。
  これらの全てについて実際に行動を起こしたのです。
  更に治安機関の人事刷新にも取り組み、多くの幹部を交代させました。
  改革は進んでいます。確かに困難ではありますが、今後も続けていきます。
  短い期間にしては、成果は十分挙がっていると思います」


<パレスチナ過激派による迫撃砲・ロケット弾による入植地・イスラエル領への
  攻撃が続いている。法律的にみて、武器を持つことが許されるのは治安当局
  だけだと繰り返し仰っているが、もし武装解除という方法を強権的に行うこと
  によって、内部対立、内戦という事態を懸念されているんでしょうか?>

「それを強行すれば内戦が起きる可能性もあるでしょう。
  私達は治安機関以外が武器を所持することを禁止しています。
  そして過激派を政治組織に移行させることにしています。
  パレスチナの各組織は、こうした方針に同意しているのですから、
  パレスチナ人同士が武力で対決することはなくなるはずです」


  <ハマスが七月の自治評議会選挙でも躍進すると議長にとって誤算ですか?>

「そうは思いません。
  私達自身が民主的なプロセスを受け入れた以上、民主主義のルール、
  つまり投票の結果を受け入れなければなりません。
  人々の決定はどんな結果でも受け入れる。それが民主主義というものです。
  イスラエルの外相は、ハマスが選挙で勢力を拡大したら、
  ガザからの撤退を中止すると言いましたが、非民主的な発言です。
  自分の都合に合わせた民主主義など受け入れられません」


<これだけハマスへの支持が集まるというのは、今の指導者、これまでの指導者
に対する不満が強いという表れ。今までの何が間違っていたとお考えですか?>

「指導部への不満が、ハマスが人々の支持を集めている要因の
  一つかもしれません。ですから私達は改革を主張しているんです」

アッバス議長:NHKとのインタビュー

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 07:08 投稿番号: [4679 / 5091]
  「和平は近づいたのか〜パレスチナ・アッバス議長〜」
   NHKクローズアップ現代(2005.5.16(月)放映)

  <今の状況をどのように捉えているか?>

「事態は沈静化しており、衝突は収まっています。
  確かに双方の一部で問題は起きています。
  しかし、暴力はほとんど抑えられています。
  ごく一部のグループが和平プロセスを妨害しようとしているだけです。
  我々はこうした行動を阻止するため全力を尽くしており、
  いずれ成功するでしょう」
「今もイスラエルの軍事作戦は続き、攻撃が行われています。
  しかし、これまでとは状況は違います。
  イスラエル軍による拘束や殺害は単発的なものです。
  イスラエルとは日常的に連絡を取り合っています。
  状況を把握し、暴力行為を阻止するためです。
  ただ決して楽観はできません。
  再び暴力が激化する可能性もあります。
  私達は治安の確保と和平プロセスの進展を望んでいます。
  その実現は私達パレスチナとイスラエルの出方しだいです」


  <アラファト議長と武装闘争にも参加された経験をお持ちですけども、
   何故和平の道は対話でしかないと信じるようになられたんでしょうか?>

「確かに私はパレスチナの解放闘争を始めたメンバーの一人です。
  当初は武力を用い、武力に頼っていました。
  それが和平を実現するための手段だったのです。
  戦うこと自体が目的だったわけではありません。
  私達が武装闘争を始めたのは、和平を実現するためであり、
  イスラエルに交渉相手と認めさせるためだったのです。
  その後私は、イスラエルの人々や世界各地のユダヤ人に
  共存の必要性を呼びかけてきました。
  パレスチナ暫定自治に関する交渉にも責任者として臨みました。
  交渉はうまく合意に達し、私は和平プロセスに関する
  イスラエルとの全ての合意文書に署名しています。
  対話によってこそ和平は実現されるという考えを早くから持っていました。
  私達パレスチナ人は難民として祖国を追われた当初は、
  国際社会は私達のことに関心を持ってくれませんでした。
  だから世界の関心を引くために武装闘争という手段を用いたのです。
  私の政治手法は交渉と外交努力を基にしています。
  武装闘争の路線には戻りません。
  平和を信望し、民主主義を信じていることを世界に証明したいと思います」


<議長に就任されてからパレスチナ内部のまとまりを維持していく難しさは?>

「議長になってから私達は様々な声に耳を傾け、
  多くの取り組みを進めてきました。
  民主主義の実践や治安機関の統合、それに経済や財政、
  司法の改革を始めました。
  これらの全てについて実際に行動を起こしたのです。
  更に治安機関の人事刷新にも取り組み、多くの幹部を交代させました。
  改革は進んでいます。確かに困難ではありますが、今後も続けていきます。
  短い期間にしては、成果は十分挙がっていると思います」


<パレスチナ過激派による迫撃砲・ロケット弾による入植地・イスラエル領への
  攻撃が続いている。法律的にみて、武器を持つことが許されるのは治安当局
  だけだと繰り返し仰っているが、もし武装解除という方法を強権的に行うこと
  によって、内部対立、内戦という事態を懸念されているんでしょうか?>

「それを強行すれば内戦が起きる可能性もあるでしょう。
  私達は治安機関以外が武器を所持することを禁止しています。
  そして過激派を政治組織に移行させることにしています。
  パレスチナの各組織は、こうした方針に同意しているのですから、
  パレスチナ人同士が武力で対決することはなくなるはずです」


  <ハマスが七月の自治評議会選挙でも躍進すると議長にとって誤算ですか?>

「そうは思いません。
  私達自身が民主的なプロセスを受け入れた以上、民主主義のルール、
  つまり投票の結果を受け入れなければなりません。
  人々の決定はどんな結果でも受け入れる。それが民主主義というものです。
  イスラエルの外相は、ハマスが選挙で勢力を拡大したら、
  ガザからの撤退を中止すると言いましたが、非民主的な発言です。
  自分の都合に合わせた民主主義など受け入れられません」


<これだけハマスへの支持が集まるというのは、今の指導者、これまでの指導者
に対する不満が強いという表れ。今までの何が間違っていたとお考えですか?>

「指導部への不満が、ハマスが人々の支持を集めている要因の
  一つかもしれません。ですから私達は改革を主張しているんです」

「パレスチナから報告します」アミラハス②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 02:13 投稿番号: [4678 / 5091]
  イスラエルが悪者で、パレスチナが正義という訳ではない。
アラファト独裁体制であり、民主的な体制ではなかった。

  パレスチナの民衆の怒りは、イスラエル政府と軍だけでなく、
自治政府の腐敗、圧政に対しても向けられる。

  自治政府が四つの専売事業(小麦粉、煙草、コンクリート、燃料)を独占して
いること。これらの利益が年間予算が組まれる公の財務省財源には組み込まれず
裏資金として蓄えられていること。年間数億ドルにものぼること。

  彼女の論理は、宗教対立、民族対立を超えて、階級対立にこそその根幹を
置いていると思う。
  イスラエル人対パレスチナ人の対立の背後にある、支配階級と被支配階級の
論理に則り、だからこそ、パレスチナ自治政府のパレスチナ民衆に対する圧政を
も同様に告発できるのだと思う。

  パレスチナの刑務所には、正式に起訴される訳でもなく、罪状さえはっきり
しないまま長期勾留されている数百人がいる。
  立法府の議員は恣意的かつ違法な拘禁を何度も非難し、「起訴手続きが
とられていない」者の釈放を保証する決議を何度も通過させてきた。
  パレスチナ高等裁判所の裁判官が正当な理由もなく拘禁されている者を
釈放せよと何度も命令している。
しかし、裁判所の決定を強制執行させる権限を持つ機関はない。
イスラエルの刑務所では、少なくとも拘禁が解かれて釈放されるおよその日程は
知らされた。

  イスラエルの刑務所に拘束されている人に対しては、政治的立場等に関係なく
社会全体が支援するが、パレスチナの刑務所に入れられている人に対しては、
複雑な反応をみせるという。
しかし、その子供が学校で仲間はずれにされることはないという。
まさに現地で人間関係を構築していなければ、知り得ないであろう、
細やかな感情の起伏まで読み取れていることに感服する。
  ハマスなどの宗教勢力の拘禁者の家族を支援している諸組織は、
皮肉なことに、旧共産党やPFLPなどの左翼の援助団体だ。

  オスロ合意は、パレスチナ国家の成立を否定するものであるから、
誤りだと彼女は考えている。

  彼女は私はパレスチナ問題の特派員と呼ばれているが、イスラエルの占領政策
の現実をイスラエル国民にこそ訴えたいという。
「占領を生きている」という立場から、
  ユダヤ人として、母国が軍事占領を続けるような国家であって欲しくない
ということだと思う。
  1944年ユダヤ人収容所へ送られた両親へのドイツ人の『無関心の好奇心の目』
「傍観者」にはならない。
それもまた彼女を衝き動かす本質的な要因の一つだろう。
左翼の両親に育てられ、自らも左翼を自称する著者。

  彼女は『どっちもどっち』という立場ではない。占領こそが本質だと言う。
占領地からの撤退なしに、この問題の解決はないという。そういう立場だ。
確かに、入植地によって幾つにも寸断されたパレスチナなど、国家という名に
値しないと私も思う。

「パレスチナから報告します」アミラハス②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 02:13 投稿番号: [4678 / 5091]
  イスラエルが悪者で、パレスチナが正義という訳ではない。
アラファト独裁体制であり、民主的な体制ではなかった。

  パレスチナの民衆の怒りは、イスラエル政府と軍だけでなく、
自治政府の腐敗、圧政に対しても向けられる。

  自治政府が四つの専売事業(小麦粉、煙草、コンクリート、燃料)を独占して
いること。これらの利益が年間予算が組まれる公の財務省財源には組み込まれず
裏資金として蓄えられていること。年間数億ドルにものぼること。

  彼女の論理は、宗教対立、民族対立を超えて、階級対立にこそその根幹を
置いていると思う。
  イスラエル人対パレスチナ人の対立の背後にある、支配階級と被支配階級の
論理に則り、だからこそ、パレスチナ自治政府のパレスチナ民衆に対する圧政を
も同様に告発できるのだと思う。

  パレスチナの刑務所には、正式に起訴される訳でもなく、罪状さえはっきり
しないまま長期勾留されている数百人がいる。
  立法府の議員は恣意的かつ違法な拘禁を何度も非難し、「起訴手続きが
とられていない」者の釈放を保証する決議を何度も通過させてきた。
  パレスチナ高等裁判所の裁判官が正当な理由もなく拘禁されている者を
釈放せよと何度も命令している。
しかし、裁判所の決定を強制執行させる権限を持つ機関はない。
イスラエルの刑務所では、少なくとも拘禁が解かれて釈放されるおよその日程は
知らされた。

  イスラエルの刑務所に拘束されている人に対しては、政治的立場等に関係なく
社会全体が支援するが、パレスチナの刑務所に入れられている人に対しては、
複雑な反応をみせるという。
しかし、その子供が学校で仲間はずれにされることはないという。
まさに現地で人間関係を構築していなければ、知り得ないであろう、
細やかな感情の起伏まで読み取れていることに感服する。
  ハマスなどの宗教勢力の拘禁者の家族を支援している諸組織は、
皮肉なことに、旧共産党やPFLPなどの左翼の援助団体だ。

  オスロ合意は、パレスチナ国家の成立を否定するものであるから、
誤りだと彼女は考えている。

  彼女は私はパレスチナ問題の特派員と呼ばれているが、イスラエルの占領政策
の現実をイスラエル国民にこそ訴えたいという。
「占領を生きている」という立場から、
  ユダヤ人として、母国が軍事占領を続けるような国家であって欲しくない
ということだと思う。
  1944年ユダヤ人収容所へ送られた両親へのドイツ人の『無関心の好奇心の目』
「傍観者」にはならない。
それもまた彼女を衝き動かす本質的な要因の一つだろう。
左翼の両親に育てられ、自らも左翼を自称する著者。

  彼女は『どっちもどっち』という立場ではない。占領こそが本質だと言う。
占領地からの撤退なしに、この問題の解決はないという。そういう立場だ。
確かに、入植地によって幾つにも寸断されたパレスチナなど、国家という名に
値しないと私も思う。
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