イスラエル/パレスチナ和平

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Re: Three killed in Hamas-Fatah clashes

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2006/05/10 03:50 投稿番号: [9694 / 20008]
昨日3人死亡の戦闘を受けて、ハマスとファタハの幹部らが事態の沈静化を呼びかけていたが、、、
今日はハマスのガンマンたちが、ファタハのトップ幹部の家へ押し寄せ、家の中にいたファタハメンバーを狙撃。銃撃戦に。学童8人を含む10人のパレスチナ人が負傷。
この銃撃戦はガザのど真ん中で行われ、モスクが住民に避難する様にスピーカーで呼びかけたという。
ハマスは「ファタハ側がハマスの戦闘員3人を拉致したので、救出に駆けつけて戦闘になった」と説明しているが、ファタハは拉致の話を否定。

Earlier in the day, eight schoolchildren were among 10 Palestinians wounded in clashes between militants from the two groups in downtown Gaza City, witnesses and paramedics said.

The clashes erupted after Hamas gunmen arrived at the home of a top Fatah official and opened fire at Fatah activists inside, witnesses said. The Fatah gunmen returned fire and 10 were injured in the exchange, including eight schoolchildren, hospital officials said.

At least one of the wounded was a Hamas gunman, officials said. No further details were available regarding the identity of the wounded.

According to Hamas officials, bodyguards working for Samir Mashrawi, a top Fatah leader in Gaza, kidnapped three members of the Hamas military wing earlier in the morning and the Hamas gunmen had arrived on the scene to free them. Fatah officials denied the accusations.

Bystanders gathered to watch Tuesday's clashes in downtown Gaza City, as mosque loudspeakers encouraged them to flee the scene.


ハニヤ首相とアッバスの会談も失敗。さすがにまずいとPLOとハマスのトップが事態の沈静化を呼びかけた。
The leader of the Islamic militant group Hamas in Syria, Khaled Mashaal, and a leader in the Palestine Liberation Organization's Fatah faction, Farouk Kaddoumi, made an "urgent call" for calm among Palestinians after renewed clashes between the supporters of both groups in the Gaza Strip.
http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/713981.html
Fatah, Hamas leaders in Damascus call for calm in Gaza

ついには「海外組」で強硬派筆頭のマシャールまで調停に乗り出した。

これで沈静化しなかったら、どうなるんだろう?
逆に成功したら、ハマスとPLOそれぞれの「ディアスポラ組」の影響が強まりそう。

「オルメルト新政権」(NHK)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/10 02:41 投稿番号: [9693 / 20008]
NHKの澤畑剛記者は
「28歳で最年少の国会議員となったオルメルト氏
1993年から十年間エルサレム市長を務める

エルサレムの人口比
    ユダヤ人:パレスチナ人
1967年:75%   : 25%
2005年:66%   : 34%

パレスチナ人の出生率はユダヤ人の二倍近い為
このままいけば、2030年頃には逆転と推定

オルメルト氏はエルサレム市長時代
・エルサレム市とその近郊での大規模なユダヤ人入植地の建設
・エルサレム近郊のパレスチナ人の住宅の強制的取り壊し

メイル・マルガリート氏(エルサレム市議会元野党議員)は
オルメルト氏は、どんな方法を採っても、パレスチナ人の
人口増加を抑えることができないのを誰よりもよく知っている。


NHKの渡辺常唱記者は
連立を組んだ宗教政党シャスはガザ撤退にも反対している
シャスは西岸の小規模入植地撤去に賛成している訳ではない
それが連立を組む合意内容にも含まれていない



イスラエル新内閣の主要閣僚の横顔
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1926052/detail

イスラエル総選挙を終えて -- 消えた政治的争点
http://palestine-heiwa.org/note2/200604010152.htm

西岸地区で「隔離壁」建設を加速へ   イスラエルが閣議決定
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1905805/detail

イスラエルが無許可の入植地建設の処分計画
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1939125/detail

「イスラエルが奪った村を返せ」   パレスチナ難民が悲痛な叫び
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1935360/detail

「イスラエル独立記念日」=「パレスチナ・ナクバの日」
http://palestine-heiwa.org/news/200605050424.htm

怒りのコラム、ギデオン・レヴィ「テロリストはどっちだ!」
http://palestine-heiwa.org/news/200604171056.htm</a>

一人のタクシー運転手の死
http://palestine-heiwa.org/news/200605060501.htm</a>

Three killed in Hamas-Fatah clashes (AL

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/09 06:26 投稿番号: [9692 / 20008]
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/C1A3C65A-8886-4693-A362-057372549551.htm

「特派員の報告によりますと、
ガザ地区ハンユニスのアバサーンで、
ファタハとハマスに所属するメンバーの間で戦闘が発生し、
ハマスのメンバー一人と、ファタハのメンバー二人が死亡しました。
治安当局によれば、
両派閥がお互いのメンバーを拉致する行動をとっていた所、
これが戦闘に発展したということで、
約十人の負傷者の多くはファタハ側に出ています。

『新たな戦闘は起きていませんが、現場は依然大変緊張しています。
ガザ地区南部に位置するハンユニスで起きたこの戦闘は、
両者にとって非常事態であり、
もしこの暴発を両者が抑え込むことができなければ、
戦闘が拡大し、内戦を引き起こしかねないことを
誰もが十分承知しています。
パレスチナでは政治危機が政党間の対立から、
市民生活のレベルにまで拡大していることが、
この一連の展開によって分かります。
今回はお互いのメンバーを誘拐する作戦が繰り広げられ、
その末に戦闘がありました。
関係者の話を総合すると、
ハマスがファタハの治安幹部側近の一人を誘拐しようとし、
両者の間で緊張が高まりました。
話し合いが行われ、事態は一旦解決に向かいましたが、
この停戦合意を知らなかった一派が発砲した為、
このような結果となりました。
事態は緊張していますが、静寂は保たれています。
パレスチナの諸勢力の他、ガザに駐在しているエジプト大使館の
関係者らが仲介に乗り出し、問題解決にあたっています」


Kidnappings:誘拐

The violence on Monday began before dawn in the farming community of
Abassan in southeastern Gaza. Hamas tried to kidnap a Fatah member,
apparently to settle an old score dating back to the January election,
said Tawfiq Abu Khoussa, a Fatah spokesman.
月曜日の夜明け前の暴力はガザ南東のアバサーンの農村地帯で始まりました。
ハマスはファタハメンバーを誘拐しようとしました。

The two sides exchanged fire, and a Hamas member was seriously wounded,
Abu Khoussa said.
両サイドは戦火を交えました。
ハマスメンバーが重傷を負いました。

The shooting prompted a series of kidnappings in which Hamas seized
three Fatah members, and Fatah briefly captured four Hamas militants.
The captives were released after negotiations.
Gunmen hiding in fields exchanged fire across Abassan's main road,
sending civilians ducking for cover.
At one point, Hamas fighters ambushed Fatah members driving along
the main road in two Jeeps with red Palestinian Authority licence plates
.One vehicles was hit by a shoulder-held missile and the second
was riddled with bullets.
Ten men were wounded, including one who was in a serious condition.



http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4800/news/20060508id21.htm
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=NGK&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006050801003785


Three die in Fatah-Hamas clashes
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4983510.stm

Hamas, Fatah leaders call for calm after 3 dead in Gaza clashes
http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/713543.html


Report: Israel thwarted Hamas plot to assassinate Abbas
http://www.haaretz.com/hasen/spages/713138.html

Hamas denies British paper's report on assassination plot
http://www.palestine-info.co.uk/am/publish/article_18122.shtml

内戦+議事堂放火?

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2006/05/09 05:02 投稿番号: [9691 / 20008]
パレスチナでハマスとファタハ衝突、銃撃戦3人死亡

パレスチナ自治区のガザ地区南部ハンユニス近郊で8日、自治政府を率いるイスラム原理主義組織ハマスと、アッバス議長のファタハの武装組織間で銃撃戦が起き、3人が死亡した。
自治区内の治安組織掌握を巡る対立が武力衝突に発展したと見られ、3月のハマス内閣発足後、最悪の事態となった。

ハマス筋によると、今月初旬、ファタハ系武装組織がハマスの3人を拉致。報復としてハマス側がファタハの4人を拉致し一気に緊張が高まった。双方は7日夜、解決を目指して協議したが、対立がこじれて銃撃戦に発展。ハマスの1人、ファタハの2人が死亡した。

パレスチナ自治区では従来、ファタハが治安組織を掌握。ハマス内閣は発足後も治安組織を指揮することができず先月、ハマス主導の治安組織新設を発表。アッバス議長はこれを無効化する議長令を出して対抗し、自治区全土でファタハ、ハマス双方の緊張が高まっていた。
ハマス内閣は事態の沈静化を求めているが、ハマスの拠点であるガザ地区ではハマス、ファタハ双方の小競り合いが頻発しており、治安組織掌握をめぐってなお抗争が激化する恐れもある。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060508id21.htm

ハーレツによるとファタハ側がハマスの4人、ハマスがファタハの3人を拉致したとなっているが、いずれにせよこの人質交換の場で話がこじれて衝突したというのは読売新聞と同じ。対戦車砲まで持ち出されたというから、かなり本格的なものだったのだろう。

http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/713543.html

なお、西岸の自治政府議事堂が火災。ハマス出身の議長はファタハ系活動家による放火を示唆しているが。。。。

ヘブロンのユダヤ人入植者を強制退去

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/09 04:01 投稿番号: [9690 / 20008]
投石でパレスチナ人児童4人が負傷   ユダヤ人入植者が嫌がらせ襲撃
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1931850/detail

ヘブロンのユダヤ人違法入植者、イスラエル警察が強制排除
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200605080005.html

Israeli police evict Hebron settlers
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/D153ED67-65D4-49DC-953F-BC8F45A5043E.htm


The routine of violent eviction
http://www.haaretz.com/hasen/spages/713275.html

On Saturday settlers from Maon and the Maon Farm outpost attacked Arab
children on their way to school. These children have been "enjoying"
a military escort for some time, but it turns out that when the army
assists Arabs, the army itself becomes a target of the settlers.
Two soldiers were wounded by stone-throwing after they were forced to
shoot in the air to disperse their Jewish assailants.
土曜日に Maon と Maon 農場からの入植者達が、学校に行く途中のアラブの
子供達を攻撃しました。子供達はしばらくの間、軍のエスコートを「楽しんで」
いました。しかし軍がアラブ人を助ける時、軍自身が入植者の攻撃目標になる
ということが分かります。軍がユダヤ人攻撃者を退散させる為に空中に発砲する
ことを強いられた後、2人の兵士が投石によって傷を負いました



独ZDF
「日曜日朝、ヘブロン旧市街に住むユダヤ人入植者の家族は、
パレスチナ人の家に偽の売買契約で住み着いていたとして
強制退去させられました。
千人以上の兵士と七百人の警官がイスラエル新政府によって動員されました。
警官と入植者のつかみ合いのシーンは、
この地区における住民の自衛権や違法行為は
イスラエル政府が容赦なくコントロールするということを示す象徴的なものです

"In every case where the law is violated,
we will respond without compromise,
and we won't reconcile ourselves to illegal facts on the ground,"
『違法行為も既成事実を作ろうとする試みに対しても
妥協することなく、即刻対応していきます』
(オルメルト首相)

オルメルト首相は、許可のない住居や守り難い入植地を整理させていく意向です

ヘブロンは特別な情況にあります。
12万人のパレスチナ人が住む中、
450人の過激派のイスラエル入植者が住んでいます。
ヘブロンでもハマスは強い影響力を持っています」

イスラエルがアッバス暗殺を阻止?

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2006/05/07 19:02 投稿番号: [9689 / 20008]
「ハマスによるアッバス暗殺計画をイスラエルが事前に知り、
アッバスに知らせて暗殺を阻止した」とイギリスのThe Sunday Times of London紙が報道。
各当事者からのコメントはない。
http://www.haaretz.com/hasen/spages/713138.html

暗殺未遂報道の正確さは不明だけど、ハマスとファタハの緊張が極限にまで高まっている。ハニヤ首相とアッバス議長が今日会談し、妥協点を探る予定。

OUT OF PLACE Memories of Edward Said②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/07 01:36 投稿番号: [9688 / 20008]
彼がずっと拘っていたのは、パレスチナ側の問題だけではなくて、
敵対しているユダヤ人の社会、イスラエルの中にも
サイードの思想と呼応する人達が一杯いて、
両サイドをちゃんと見ていかなきゃいけないと彼はずっと言っていた訳なんで、
両サイドの暮らしに出会っていくというのが、この映画が伝えたいこと。
暮らしに出会っていけば、あっなんだそんなに特別なことじゃないじゃないか
という風に感じてもらえれば、それで僕は十分だと思っています』



(マリアム・サイード未亡人)
『サイードの足跡をたどるこの映画は彼の自伝に基づいて、
監督の佐藤さんが美しい作品に完成させてくれました。
サイードは全く登場しませんが、映画は彼の存在にあふれています』


<映画の中では、アラブ、イスラエルが決して白黒はっきり分かれる世界では
ないということを映し出しているんですけれども、非常に印象的だったのが
サイードの息子さんの言葉で、
『多くの支持者がいたにも関わらず、父は常に無力感を感じていた』
という言葉が非常に印象的だったんですが、
一方では、常に勇気ある発言を続けました。
サイードさんが生涯を通じて強く訴えたかったものは何だったのでしょう?>

『多様性という言葉を使うかどうかは分かりません。
パレスチナとイスラエルの問題はとても複雑なんです。
この映像が示しているのは、
多様性、複雑性というのが、両方にあるということです。
ただエドワードが伝えたかったのは、パレスチナの人々に対して行われている
不正義、これはイスラエルが一度も認めたことがないんです。
そしてこの不正義は、今でも占領が続いており、家々が壊され、
樹も根こそぎにされ、土地も併合され、入植地が違法に作られているんです。
彼は生涯を通してそのことを世界に伝えようとしてきたんです』

<彼は決して希望は捨てなかったと思います。
ただ、仰ったように圧倒的なイスラエルとパレスチナの力の差、
世界のメディアもやはりイスラエルから多く出る情報をより伝える傾向がある。
非常に不均衡な関係があったと思うんですけれども、
それを大変嫌がっていたという風に我々は感じていますけれども、
サイード氏自身は、そういう大きな力の不均衡を
どういう風に考えていたんでしょうか>

『力の不均衡、これははっきりしていました。
片や占領しているということを最悪の形で使っていました。
パレスチナの人々は全く力がありませんでした。
そしてメディアの人達はこれを白黒とはっきりと切り分けて描いていました。
善があり、悪がある。
悪がパレスチナ、善がイスラエルとそのように書いていた訳です。
でもエドワードは、イスラエルが国として何をしているか、
パレスチナの人々に対して何をしているのか、
土地に何をしているのか、
そしてあらゆる所で何をしているのか、
占領が何を行っているのかを描こうとしていました。
この40年近い間、それを打ち出し続けていたのです』

<サイード氏はイラク戦争については一体どういう風にみていたのでしょうか>

『彼はサダム・フセインのファンという訳ではありませんでしたし、
彼に反対することも書いていました。
湾岸戦争、イラク戦争を通して、彼はどちらの戦争にも反対していました。
全く理に適わないものであると、これは国を破壊するものであり、
国民を駄目にするものであると、戦争を戦う理由などないと言っていました。
彼はどうなるか分かっていたんです。
もし彼が生きていたらきっと彼が戦争について書いたこと、
これはもう今はっきりと見えていると思います。
ですから彼は本当に戦争には反対していたんです。
そして他の国を理由なく占領することに断固反対していました』

<日本人が中東和平にどういう風に関わっていくことができるとお考えですか>

『エドワードは最後にはヒューマニズムの話をしていました。
イラクでの戦争が行われる前、アメリカが攻撃を始めようとした時、
彼は希望を持っていました。
というのも世界がきっとヒューマニズムに立ち返ると思っていたんです。

(イスラエルとパレスチナ)この紛争は解決されるのであれば、
双方が平等でなければならないと言っていました。
そうして初めて解決できるのだと言っていました』

<今、仮に生きていたら>

『彼は、ヒューマニティ、人というものを信じていたんです。人の善意に。
そしていずれは共生がはかられるだろうとそう信じていました』

OUT OF PLACE Memories of Edward Said①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/07 01:35 投稿番号: [9687 / 20008]
NHKきょうの世界(2006.5.2)

ドキュメンタリー映画
「OUT OF PLACE   Memories of Edward Said」
http://www.cine.co.jp/said/index.html

「サイードはパレスチナのキリスト教徒の家庭に生まれ、
後年アメリカに移り住んで、国籍も所得しました。
多様な背景を抱えていたことから、常に自分とは何かを問い続け、
単純化したものの見方に潜む危険を指摘したサイード。

特に9.11同時多発テロ以降は、一国主義への志向を強めるアメリカに対し、
辛辣な批判を加えました。

『アメリカのイラク攻撃に、
私はアメリカ人として、アラブ人として、
大いなる悲しみと恥を感じます。
この方法は決してうまくいきません。
民族の意志や思想の力は消去不能です。
思想の力とは何か。
それは、平等、共存であり、続けられる生活ということです。
環境・土地・社会の問題を問わず、これが守るべき原則なのです。
過去やかつての黄金時代に夢を見出そうとする幻想は駄目です。
現在こそが私達の戦場です。
そして最大の武器は知識なのです』
(イラク開戦直前にカイロのアメリカン大学で行った講演より)


『街の人の誰に尋ねてもサイードのことも、ましてその墓の場所も知らない。
人知れず、余りにひっそりとしているのに驚いた』

(サイードの西エルサレムの生家を訪ねて)
『当時とは、通りの名前も番地もすっかり変わってしまっている。
その為探し当てるのに何時間もかかってしまった』


『彼はパレスチナ人であるだけではない。
パレスチナ系米国人だけでもないのだ。
アイデンティティは自ら築くものだ。
彼は境界上に自分を置いたのだ。
東と西の境界に
パレスチナとイスラエルの境界に』
(Michel Warschawski:イスラエル人人権活動家)


『人々を分断し、仕切りに閉じ込め
人種、民族、国籍で分け隔てている
ナショナリズムの排外的な言葉を
乗り越えられると彼は考えていました
むしろこの多様性を糧にして
一つの哲学を築き上げました』
(Gauri Viswanathan:コロンビア大学比較文学)


サイードは多様性を認め、和解と共生を実現すべきだと訴え続けました。
しかしパレスチナの絶望的な現実を前に、
自分の無力を嘆くこともあったといいます。


『父は自分の非力に罪悪感を持ち、もっと主張せねばと思っていました。
あんなにたくさん本を書き、支持者やファンが大勢いたのに
現実が変わらないので無力を感じていた』
(Wadie Said)


『彼は知っていました。
この世の一切のものは他の存在への影響を免れない。
他者との交渉を絶っては存在しえないのです』
(Daniel Barenboim:イスラエル人   指揮者・ピアニスト)



(イスラエルに住むアラブの老人)

<イスラエル人との関係は?>

『関係っていうと?』

<タバコを売るとか>

『タバコを買いに来る。一キロとか半キロとか』

<彼らをどう感じる、好意を持てる?>

『どこに住んでると思ってる?
イスラエルだぞ、うまくやらないと』

<しかたがない?>

『そういうことだ』



一つにまとまっているかに見えるユダヤ人社会でも
様々なルーツを持った人々がそれぞれに問いかけながら暮らしていました。

(ハンガリー系ユダヤ人)
『私達の人生は根こそぎにされた樹だった。引き抜かれた私達の根っこ
私達はそれを新たに育て直しているんだ』

(シリア系ユダヤ人)
『いい暮らしだった、アレッパだってダマスカスだって
兄弟のように一諸に暮らしていたのよ
ユダヤにアラブにアルメニア
イスラム教徒もキリスト教徒も
同じ庭を囲んで一諸に暮らしていた』


『あるべき所から外れ、彷徨い続けるのが良い
決して本拠地など持たず
どのような場所にあっても
自分の住まいにいるような気持は
持ちすぎない方が良いのだ』


佐藤真監督は、
『余り政治的なリサーチとか、運動的なアプローチとかなしに、
普通の市井の人達に出会いに行こうということでスタートした。
そしたらやっぱりものの見事にイスラエルにもパレスチナの側にも
普通の暮らしをしている人達が、当たり前ですけれども、一杯いて、
そういう人達と出会うことで、その人達はサイードのことは
一切知らない訳ですけれども、サイードが言ってたように、
アイデンティティを自分で選び取っている、
ボーダー上に揺れている人達が一杯いる。

パレスチナ和平

投稿者: fuji_rook_06 投稿日時: 2006/05/06 05:38 投稿番号: [9686 / 20008]
PLOもテロ組織

Re: アメリカの思惑

投稿者: gogatuno_rira 投稿日時: 2006/04/30 15:37 投稿番号: [9685 / 20008]
ネットで検索して長いものは、印刷してコタツで読むので、どこのサイトのものだったかわからないのだが、ハマスが圧勝したときのイラク労組の声明の文章に、(ハマスの勝利はシャロンの政策の大きな勝利である)という部分があってよくわからなかったのですが、わかるような気がしてきました。

(交渉パートナーとなりうる勢力を破壊し続けた結果もっとも大きな獲物が引っかかった!ということでしょうか?

アラファトを無力化させ、都合よくテロ攻撃してくる武装勢力を、イスラエルのパレスチナへの経済的破滅と地域的な破壊を進める政策にとって、いうなれば、対話のパートナーを拒否する大義名分が整ったということでしょうか?

此処幾日かは、アメリカのネオコンやユダヤ人系の組織についての内容をジックリ読みました。

ボルトン国連大使がユダヤ人系の代弁者だとか(ボルトンを大使にするとき、ブッシュは閣僚会議も持たないで決めたということは前に新聞で見ました)、

ケリー民主党が、前言と反対のイスラエル擁護の論説をあげ、今度の選挙では、アメリカで絶大なる力を誇っているユダヤ系は、ブッシュを棄ててケリーのほうになだれていくだろう、なんていうのもどこかしらで読みました。

選挙ですよね。1にも2にも・・

アタシはこのトピの新参者なので以前に(オルガ・アピール)に関して話題があったかどうか知りません。

しかしこういうものを、読んでいたいですね。

又   天木直人(私はハマスを応援する)の宣言の中で国際世論を武器にして・・というのなどに束の間の心の平安というところです。

裏の裏の裏はゲンナリしてきました。アメリカはここのところ裏の裏が機能不全で失敗することが、多くなったような気がします。

でも民主主義を標榜しながら世界戦略に駆け足をして、パレスチナ問題やイラク問題で、世界の信用を落としているのはつまらなくないですかね。

日本のノーテンキな政治家みたいにみんな長生きしているのでしょうか?

又、乙女チックなことをいいましたが、裏の裏は教えてください。

アメリカの思惑

投稿者: repko_pko_pkf 投稿日時: 2006/04/30 13:39 投稿番号: [9684 / 20008]
>一体アメリカは何を望んでいるのか。

前回も言いましたが、アメリカが実際何を考えているのか私ごときに分かる筈も無いので、以下に言う事はすべて私の独断と偏見と憶測によるものですが、悪しからずご了承下さい。

貴女の言う通り、アッバス議長(ファタハ)を推すアメリカが、まるでハマスを後押しするかのごとく、議長(ファタハ)サイドの不利を十分に理解しながらもあえて選挙を強行させました。
確かにこの行動は一見不可解であり、しかもその後のハマス政権誕生とそれに対する否定声明や援助停止には、さらに混乱、困惑させられます。

しかし、まるで矛盾するようなこれらの言動ですが、実はアメリカにとって大変理にかなったものでもあると思うのです。

その理由は、、、
あえて選挙を強行させたのは、アッバスやファタハを引き摺り下ろす為でも、ましてやハマスに政権を獲らせる為でもなく、和平をプロデュースしているアメリカとしては、自分達のシナリオ通りに事態を推移させる事が第一であり、その為にはまず第一段階として彼等の用意した舞台の上に役者達を立たせる、つまりハマスを引きずり出す事が肝要で、そう考えれば当時のようなハマスが有利な状況の方がより事が運び易く、理想的とさえ言えたかも知れません。
そして、第二段階で選挙やその結果とそれに対応するプランを実行し、その一つとして舞台に立った役者に対し様々な注文を付けているだけだと思っています。

またハマスにしても、どのような理由からであろうと、あえてアメリカの思惑に乗り舞台に昇ったという事は、それなりの覚悟があったはずですから、それを期待する観客達に少しでも早く応える事が重要であり、自分達が進もうとする道をもっと明確に現しアピールすべきでしょう。

ARAB MEDIA (PBS)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/30 01:45 投稿番号: [9683 / 20008]
http://www.pbs.org/newshour/bb/media/jan-june06/arab_4-27.html
(VIDEO映像を観ることもできます)


sits at home juggling five remotes
and choosing between more than 500 different channels.
自宅で五つのリモコンを持ち、
五百以上のチャンネルから番組を選んで観ています。

But through the home satellite dishes that have sprouted here like
mushrooms, Jordanians can also now watch networks like Nile TV of Egypt,
the Koran Channel, Hamas TV from the Palestinian Territories,
Israeli TV, Arabic music, cooking and movie channels, and even
the output of tiny local stations, like Mauritanian Television.
この地域で雨後の竹の子のように急増した衛星アンテナのおかげで
ヨルダンの人々はエジプトのナイルテレビ、コーランテレビ、
パレスチナから流されているハマステレビ、イスラエルテレビ、
あるいはアラブの音楽番組や料理番組、映画番組
更にはモーリタニア・テレビなど
ごく小さな放送局の番組すら観ることができるのです。

SIMON MARKS: Also popular in these impoverished neighborhoods,
the religious networks that transmit meetings from the Koran around
the clock. And it is these gritty townships that channels owned and
operated by terrorist organizations, like Hamas and Hezbollah,
also find a small but loyal audience.
この難民キャンプで他に人気があるのは、
24時間ぶっ通しでコーランを読み上げる宗教テレビ局、
また、貧しいこの地区でハマスやヒズボラのようなテロ組織が運営する
テレビ局も、数は少ないものの、いつでも観ているという視聴者がいます。

People are realizing that all of these stations have certain agendas,
and I believe that the Arab world and the people want an independent
media to hear from them.
視聴者は全ての放送局には、それぞれの主張があると
理解するようになってきました。
アラブ社会やアラブの人達は独立したメディアを望んでいます。

MAHDI DAKHLALLAH, Former Minister of Information (through translator):
Any Syrian today can watch over 300 Arab satellite channels,
and they have a variety of sources for information.
This makes directed media impossible, 100 percent impossible, and public
opinion is pressuring the government for more liberalization of media.
元情報大臣:シリアの国民は三百以上のアラブ衛星チャンネルを
観ることができます。また様々な情報源を利用することができます。
メディアを100%コントロールすることはもう不可能なんです。
政府には報道を更に自由化するようにという世論の圧力が掛かっています。

as Syria and the wider Arab world tries to come to terms with
a media revolution that is playing out on the small screen and also in
the corridors of power.
シリアとアラブ世界はメディア革命に歩調を合わせようとしています。
それはお茶の間だけでなく、権力の中枢にも影響を与えているようです」


  <全文を読む>
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2006/04/arab_media_pbs.html

>>一方的停戦宣言と暗殺攻撃の継続

投稿者: repko_pko_pkf 投稿日時: 2006/04/29 10:08 投稿番号: [9682 / 20008]
>そもそもイスラエルというのは、テロ国家で、戦争犯罪国家でしょう。

イスラエルがどういう国家だとしても、一方の当事者であることに変りはなく、彼等の合意無くして和平など無いのは厳然とした事実です。
問題は双方がどのような者かではなく、関係改善の方法を見出し、和平に向け如何に努力するかです。

>テロ国家イスラエルがハマスをテロ集団と言うのは、大泥棒がこそ泥を泥棒というのに似ているな。

そうかもしれません。どっちもどっち、五十歩百歩と言える部分も確かにありますし。

>家族のため祖国のために特攻した戦前の日本と、自爆テロとは似ているとも言える。

基本的に争いという行為のすべてがその目的において共通しているとも言え、戦争自体その一方法でしかなく、自爆テロや特攻などはどちらも、さらにその中の戦術の一つだという考え方も可能ですので、似ていても不思議はないです。

ただ戦争という行為が、国際社会では外交の一手段として実質的に認められているのに対して、自爆テロという行為は犯罪と認識されている点が大きく違う所です。

もちろん、だからと言って戦争の方が正しいとか人道的だとかいいませんし、正当化しようとも思いませんが、、、

ようは、どういった視点から見るか、です。

Re: >Re: 獅子身中の虫

投稿者: repko_pko_pkf 投稿日時: 2006/04/29 08:36 投稿番号: [9681 / 20008]
>ファタハは自らの腐敗が住民の制裁を受けたことを反省してパレスチナのために譲歩できないか。きれいごとすぎますか?

たしかにきれいごとですが、そうする事が最も望ましいのも事実ですし、できればその方向へ進んでほしいです。
ただ現実では、それぞれに欲や思惑があり、もちろんそれを捨てさせる事などは論外ですし、抑える事でさえ至難の技なのです。

ゆえに、前回も言いましたが、本格的にハマス政権が国政のスタートラインに立つ為にまず、イスラエルや欧米各国はもとよりファタハなど有力勢力の妨害をを押さえ込めるよう出来るだけ早期に何らかの政治的実績を内外に対し示すべきだと言っているのです。
それが出来て初めて、彼等を取り巻く環境は、大きく変化し始めるだろうと予想しています。

>ハマスはファタハの政権腐敗に対する批判票を吸い上げて政権参加が出来た。だれよりそれを痛感しているのはハマスだと思う。

だからこそ、反(敵)対勢力に簡単に潰されないような強固な基盤を築かなければならず、それにはまずファタハへの批判を自らへの支持に変える事が必要なのです。

>武装集団だったファタハが政権党に脱皮したようにハマスは変化しうると嬉しい希望を語っていた。

私もそれを期待していますし希望もありますし、当然変化していくでしょう。
ただ、のんびりし過ぎて大きく変化する前に叩き潰され、元の過激な武装勢力に戻ってしまうのを危惧してもいますが、、、

>ただヒトツハマス以外のパレスチナ組織がハマスを牽制する意味で自爆テロを行うなんて何おかいわんや!である。

これこそが最も単純で最も効果的な自治政府いじめであり、アラファトやラビンを苦しめ、その努力を踏みにじって来た元凶の一つであり、ハマスも政権の座に就いたからには、たとえ変化しても、というか和平への道を進めば進むほど、こういった事態に悩まされることになるでしょうし、宿命とさえ言えるかも知れませんが、これを越えないかぎり、和平の実現、さらには国家建設など夢まぼろしではないでしょうか?

結局、出来る範囲で精一杯努力しながら、一歩一歩着実に歩みを重ねていくしかないのでしょう、、たぶん、、、

>ただアタシはアメリカの戦略というものが猫の眼のようでよくわからないし、信用できない。
>一体アメリカは何を望んでいるのか。

アメリカだけが特別信用できないとは思いませんが、
自ら仲介役を任じているのに、現在に至るまでイスラエル側に偏った言動が多くみられ、たとえパレスティナ側の者でなくとも、その公平さに対して明らかな疑問や疑惑を持つのが普通でしょう。
なぜアメリカがそのような事をしているのかは分かりませんが、単なるイスラエル贔屓や反ムスリムだけが理由だとは思えません。
そもそもアメリカという国は何よりも自分の思惑が第一で、それをもとに動く国ですので、そういう意味でも和平の為だけに動いているとは到底思えません。

それゆえ、アメリカの和平活動をそのまま信じることなど愚の骨頂でしかありませんが、それは国際社会では普通の事であり、もちろん他の国々にも、もちろんイスラエルやパレスティナにも言える事なのです。

つまり、少なくともパレスティナ問題に関しては、アメリカという超大国を信じるのではなく、たとえどのような意図があったとしてもそれに惑わされず、その強大な力と言動に対しては、和平という観点からのみ評価すれば良いのであり、正義感などで測っても虚しいだけで大して意味があるとは思えません。

ただ、アメリカやロシアの持つ力はあまりにも強大で時に最も危険でもあるので、その潜在的(顕在的)脅威に対する注意や牽制は、今後の国際社会全体の課題でもあるのですが、、、

Re: >一方的停戦宣言と暗殺攻撃の継続

投稿者: gogatuno_rira 投稿日時: 2006/04/25 11:36 投稿番号: [9680 / 20008]
中東では(テロリスト)という言葉を日本やアメリカとは、違う使い方をされています。

イスラエル以外の中東諸国では、(テロリスト)と云ったら、アメリカとイスラエルを指すのだそうです。

中東問題の基本構図は(イスラエル・アメリカの国家テロ)対(パレスチナ人のレジスタンス)なのだということ。

小泉が歴史認識に疎くて(テロテロ)と安易に言葉を発する愚を立花隆が記事で書いていました。

イラク人質事件で、自衛隊を撤退させれば、人質は解放すると声明がきたとき、(テロリストの卑怯な脅かしに屈するようなことはしません)と、云い、会見で首相は何度もテロリストと犯行グループを呼びました。

そのため救出が一時頓挫してしまったそうです。彼等を救ったのは日本政府でなく聖職者関係と本人達の普段の活動にあったんですね。

現状を認識していて、米国を支持するならまだしも、パレス問題に中立を宣言している日本の首相としては勉強不足であるといわれます。

産油諸国にもアメリカにもボイコットされては困る日本は、昔からパレスチナ問題ではドッチつかずの中立で行くのが、政策の基本なのであるのに、安易なテロリスト発言をしたことは、犯行グループとの間に立った聖職者の言葉でも、認識の足りなさがわかります。

(日本の首相がテロリストと呼んだため、いったんは人質を解放すると宣言した犯人グループが態度を変えたと聞いている)

イラク問題はイスパレの問題でもあります。

23日、

カタールの衛星テレビ(アル・ジャジーラ)が、ビンラー・ディンの肉声とされる録音テープで、ハマスが主導するパレスチナ自治政府への、援助停止なる欧米の対応を批難して、

(シオニストと十字軍が、対イスラム戦争を仕掛けている証拠だ!)

と声明したことが載っていました。

Re: >一方的停戦宣言と暗殺攻撃の継続

投稿者: satoumtr314 投稿日時: 2006/04/24 23:04 投稿番号: [9679 / 20008]
更なる横スレの雑感です。

そもそもイスラエルというのは、テロ国家で、戦争犯罪国家でしょう。

テロ国家イスラエルがハマスをテロ集団と言うのは、大泥棒がこそ泥を泥棒というのに似ているな。

家族のため祖国のために特攻した戦前の日本と、自爆テロとは似ているとも言える。違いを探せば違いは出てくるでしょうが、同じ側面が強いと思う。
人が絶対に相手に勝てないと感じたら自爆することが多いのでは。

テロという言葉が、英米等が行う殺戮に対しては使われないのは何故でしょうね。
それともね小規模であればテロで、大規模であれば正しい戦争なんですかね。

Re: イスラエル/パレスチナ和平

投稿者: lohaloha387 投稿日時: 2006/04/24 20:59 投稿番号: [9678 / 20008]
昨日なんとなくTBSの報道特集見てたら、ハマスのアッパス議長がインタビューに答えてましたね。それもビックリですが、インタビュア−が重信メイ。
日本赤軍、重信房子の娘ですよ!今回はダイジェストだったんで次回の放送が楽しみです。

Re: >Re: 獅子身中の虫

投稿者: gogatuno_rira 投稿日時: 2006/04/24 09:48 投稿番号: [9677 / 20008]
感情的に書きすぎました。あなたの仰る通りです。

物事は相対的に見なければいけないとは重々心得ているのに。そしてハマス政権に邪魔をするファタハ陣営を書きながら、ハマス組織が過去においてどんなにか、ファタハを邪魔してきたかと個別の事実は知らないながら思ったものである。

しかし権力争いのような形はいけない。ファタハは自らの腐敗が住民の制裁を受けたことを反省してパレスチナのために譲歩できないか。きれいごとすぎますか?

アッバス議長が豪壮なマンションに住み、ハニヤ氏が難民キャンプにいる。
単純なオンナ子供はそれだけで、グッとくる。

ハマスはファタハ前政府から7億ドルの財政赤字を引き継いだという。そしてハマスが政権を継ぐことに決定してから、アッバス議長時代のアメリカからの支援金余剰分はすぐ返済したと聞いた。

ハマスはファタハの政権腐敗に対する批判票を吸い上げて政権参加が出来た。だれよりそれを痛感しているのはハマスだと思う。

あるパレスチナの学者が云っていたが、ハマスの政権参加は賛成だし、政権入りすれば、現実的対応を迫られ和平プロセスを否定できなくなる。強硬派の指導者が次々イスラエルによって暗殺され、政治重視の穏健路線に傾いているように見えると。

10年以上オスロ合意(パレスチナ暫定自治宣言・1993年)を否定する立場をとりながら、勝算があるとみて、オスロ合意に基づく評議会選挙に打って出たハマス。
自爆テロも控えている。その教授がいうには世論に敏感に反応する世俗的な性格が強いという。

ハニヤ氏が穏健派ということで説明つくかもしれない。

更にパレスチナ人は極めて世俗的で、原理主義国家の樹立は支持を得られない。ハマスはそれを熟知しているはずでアフガンのタリバンのような原理主義国家をめざすことはない。

米国が中東民主化を主張すればするほど、各地で宗教勢力が台頭するのは皮肉なハナシだが、武装集団だったファタハが政権党に脱皮したようにハマスは変化しうると嬉しい希望を語っていた。

ただヒトツハマス以外のパレスチナ組織がハマスを牽制する意味で自爆テロを行うなんて何おかいわんや!である。

今朝の新聞でも見たが、ハマスの治安部隊創設に関し、ファタハ支持者のハマスに対する抗議デモがあり発砲の騒ぎとなった。ハマス、ファタハ双方の支持者が投石しあい自治区全体で約40人が負傷した。

これの原因は、ファタハが治安部隊の権限をにぎって、尚且つ部隊を自党の幹部で固めているアッバスの責任が、ハマス政権が治安部隊を独自で持たざるを得ないという構図なのではないのか?

蛇足だが、
ただアタシはアメリカの戦略というものが猫の眼のようでよくわからないし、信用できない。

今回のパレスチナの選挙のとき、すでにハマスが勝つことが予想されて、アッバス議長とイスラエル側は、投票時期を延期して欲しいと望んだ。しかしアメリカは予定より遅らせたら何らかの制裁をするとアッバスに圧力をかけた。

一体アメリカは何を望んでいるのか。

実際、田中宇の国際ニュース解説(世界はどう動いているか)の3月31日分のコメントにはアメリカのイスラエルの戦略が書いてあって面白い。

>Re: 獅子身中の虫

投稿者: repko_pko_pkf 投稿日時: 2006/04/24 03:04 投稿番号: [9676 / 20008]
ハニヤ首相はじめ新政権が努力しているのは分かりますし、非協力的なファタハや政権失墜を狙う欧米各国の自分本位の姿勢には少なからず不信感や憤りを感じたりもします。

しかし考えてみてください。それが世界の現実であり、今までもそうだったのです。
例えば、アラファト率いるファタハ主導自治政府の和平努力を何度も窮地に追い込み、状況悪化と悲劇を繰り返させたのは、欧米各国だけでなくヒズボラやイスラム聖戦などの強硬派武装勢力側にも重大な責任があり、そしてハマス自身もその一つだったのですから。
それが、政権の座に就いたからといって、いきなり他者の信頼を得られるはずもなく、当然国際社会の反応もそれほど良くはありませんし、ましてやその存在自体を否定され多くの国民を殺害されてきたイスラエルはもちろん、これまで和平努力を妨害されてきた欧米諸国やファタハが急に友好的、協力的になるはずがありません。

それに選挙での勝利も貴女の言う通り、パレスティナ最大のカリスマでありシンボルであったアラファトという主柱を失い、さらに追い討ちをかけるように腐敗が次々と表面化した結果、ファタハから民心が離れた事が最大の要因であり、ハマス自身への支持率がどれほどあったのかは疑問視せざるを得ません。
それゆえ欧米各国も余計にゆさぶりをかけ易かったでしょうが。

つまり、武装勢力としてではなく、為政者としての力量や求心力を疑問視されているのです。
だからこそ、まずハマスが何らかの形で結果を出し、その政治力や存在感を示すと同時に、過激で好戦的な危険集団というマイナスイメージを払拭していかなければならないのです。
それが出来なければ、内外の反ハマス勢力によって遠からず政権の座から引き摺り下ろされる可能性が高いでしょうし、もちろんその程度の存在であれば国際社会を2分するような事態になるとは考え難いです。

>ハマスの変化を求めるなら、対外的な国などの兵糧攻めは、かえって逆効果だと思う。

たしかに一理ありますが、残念ながら現時点で欧米各国がハマスに対して最も望んでいるのは、変化ではなく退場なのです。
もともとハマスをテロ集団として犯罪者扱いし否定してきた国々が、たとえ選挙の結果であってもその犯罪者の政権自体を認めるわけがありませんし、何度も言いますが、それどころか逆に政権失墜を狙っているのです。

つまり相手がハマスの変化を望んでいるのではなく、変化しなければハマス自身が為政者として前に進めず、遠からず自滅しかねないということであり、それはすなわちパレスティナの利益に何ら寄与しないという事です。

それに、自らが変らないのに相手が変るはずありません(しかも力関係で明らかに勝っている者が相手ではなお更です)。

もし、それでもかまわないと言うのなら何も言う事はありませんが、、、

ハリー君へ

投稿者: himuka21 投稿日時: 2006/04/23 20:39 投稿番号: [9675 / 20008]
ハリー君へ


ひむかも前線へ行かれることは反対です。

ひむかはおふたりが普通の男の子として成長されることを望みました

でもそれは   いわばプライベートでお仕事とは違います。
ハリーの一番大切なお仕事では、公務であり   お体を悪くされたり、怪我をされては大変です   ハリーは王子さまなんだから   普通の男の子とは違います。

そんな自覚も必要です

それに将来ひむかと一緒のボランティアもできなくなっては大変です。

Re: 獅子身中の虫

投稿者: gogatuno_rira 投稿日時: 2006/04/23 20:28 投稿番号: [9674 / 20008]
前政権の腐敗で住民が原理主義のハマスに政権を委ねた。

ハマスがこの意を重く受けて努力しているのがよくわかる。

浅はかなオンナのオセンチ意識でハマスの獅子身中の虫には気がつかなかった。

ハマス主導の新政府が正式発足したことで首相に就任したハニヤ氏は、記者会見の席で(アッパス議長とイスラエルの和平交渉は、議長の特権であるから、我々は反対しない)と述べ、内政に専念する構えをみせた。

又後日、アッパス議長のファタハが握る治安部隊が、武器提携の問題のときであるが、新政府の自由に出来ないのがわかっても、アッパス議長に権限を委ね、内政に専念するとハニヤ氏は再び語った。

このときはほかでも書いたが、政府が治安部隊を指揮できないなんて、こんなことあるのか!と思ったものだ。

連立の要請を拒否したのは、ファタハ達のほうである。

単独の閣僚名簿の_顔ぶれを見たとき、もし連立が組めたら、強硬派の閣僚は引いてもらっただろうか、という問いが心の中で起こった。

ハニヤ氏は覚悟して人民に応えようとしている、と思っていたのではあったが、何故パレスチナ側では協力しないのだろう?と考えた。

問題は多くともハマス政府は正当な選挙で成立した。
ハマスの変化を求めるなら、対外的な国などの兵糧攻めは、かえって逆効果だと思う。

ハマスの踏ん張りはそれに負けないことであろう。

ただ、中東の紛争の根源はパレスチナ問題だといわれる。

国際的なハマスへの経済制裁は世界を2分してしまう助けになって、しまうのではないかと恐ろしくなる。

Re: イスラエル/パレスチナ和平

投稿者: repko_pko_pkf 投稿日時: 2006/04/23 18:31 投稿番号: [9673 / 20008]
新政権が誕生した事で、和平交渉は暗礁に乗り上げ資金援助も凍結され、パレスティナは苦境に立たされていますし、自治政府自体もファタハ勢力との確執が随所で表面化し混乱していますが、ここを如何に乗り切るか新政権の真価が問われているのです。
そもそもこれらの状況はある程度予想された事であり、この程度のゆさぶりや混乱にうまく対処出来ないようでは、為政者として政治能力の低さを露呈することになり、政権の座に長く留まる事は難しいでしょうし、もちろんそれが欧米各国のねらいでもあるのです。

しかしこれはチャンスでもあるのです。つまり、逆にこの状況をうまく乗り切れば、国内的にはもちろん国際社会の見方も変化するでしょうし、政権失墜を狙う欧米各国もその政治力を認めざるを得なくなり、何らかの方針変更や軌道修正を余儀なくされるでしょうから。

ただし、かつてのIRA(アイルランド解放戦線、現アイルランド共和国軍)やPLO(パレスティナ解放機構)などの変遷と同様にハマス自身も変らざるを得ないでしょうし、当然変ってゆかなければなりません。

今までは、徹底抗戦を唱える反イスラエル武装組織の一つでしかなく、その政治力はほとんどすべて対イスラエルと自身の存在や勢力拡大にのみ向けていられたのですが、国政という重責を担うということは、想像を絶する重圧を背負うことでもあり、その重圧を撥ね返すにはより高い政策力や決断力、統率力、その上さらに柔軟性や忍耐力など、これまでとは別次元と言えるほど高度な政治力のすべてが要求されるからです。

ゆえに、彼らが本当にパレスティナ全体の将来を想いうのならば、かつてのIRAやPLOのように変化、分裂を繰り返しながら国政を担うべき集団へと成長してゆかなければならないのです。

変化がなければ停滞するだけであり、もしそれが彼等の望む事でないのなら、為政者という立場に昇った(変化した)のですから、同時に彼等自身もより高く変らなければ意味がないのですから。

Re: メールください。

投稿者: gogatuno_rira 投稿日時: 2006/04/23 13:40 投稿番号: [9672 / 20008]
(パレスチナ国家の主権を認めると宣言するならば、共存に耳を傾けよう)とイスラエルに向かってハマスは宣言した。

そしてハマスの(イスラエル殲滅)という基本方針を転換する用意がある)のニューアンスでもあるだろう、と思う。

単なる政治的揺さぶりでなく、選挙で民に選ばれたハマスはこのところ、メディアに対しても、イメチェンに必死であった。

(メールください)と国際社会にも呼びかけた。

ハマスが攻撃停止宣言をしているのに、イスラエルは空爆続行している。

国際的にはハマスへの経済制裁を、殲滅スローガンを理由にしているが、占領したのはイスラエル側だし、その軍事力たるや核爆撃だって出来る国だ、パレスチナは難民の国である。

そのイスラエルが対話を拒否していたら何も前進しないだろう。

Re: イスラエル/パレスチナ和平

投稿者: gogatuno_rira 投稿日時: 2006/04/22 21:33 投稿番号: [9671 / 20008]
ハマスは再三ファタハに連立を申し込みました。ハマスが単一の組閣を組んだのもアッパス議長側の非協力がありました。

パレスチナの治安部隊は、ハマス政府の自由にはならないのです。

アッパス議長は6日新設の治安担当長官にファタハ幹部で側近のアブシュバク治安警察司令官を任命した。議長令を出し、ガザ検問所のパレスチナ側警備は議長直轄とした。とこれは新聞の記事ですが、

治安部隊はファタハがにぎっていて、新政権の自由にならないということを知りました。

政府に治安部隊の権限がないとは何ごとぞや!と思い、ハニヤ氏の苦労がいかばかり、と思いましたよ。

ハマス内閣が新治安部隊を創設しなければならなかったのも、もともと政府に治安部隊の権限をもたせなかったこの権力構図にあるのではないですか。

家の中?で割れてしまってはもう世界にも敵にも負けます。前政権の腐敗に対してハマスにかけた住民のことはどうなるのでしょうか。

Abbas blocks Hamas security force (BBC)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/22 07:39 投稿番号: [9670 / 20008]
アルジャジーラ(2006.4.20)
「パレスチナ暫定自治政府のシアム内相は、
パレスチナ諸派の武装部門からなる特殊治安部隊を創設すると発表しました。
警察機関の支援を行う為です。
また内相は、パレスチナ組織の人民抵抗委員会のJamal Abu Samhadana司令官を
内務省の総監に任命すると発表しました。

ガザにいるパレスチナ内務省のアブ・ヒラール報道官とつながっています。

<報道官、この部隊創設の理由は何ですか>

「皆さん御存知の通りパレスチナの警察は二つの困難に直面しています。
パレスチナ社会は様々な問題を抱え、混乱し、武器が野放しにされています。
全ての子供達が被害を受けています。
また、少数の犯罪者達が警察に対する攻撃をエスカレートさせ、
更には外国人ジャーナリストの誘拐、政府要人への襲撃、
公共機関への攻撃といった危険な犯罪行為を行っています。
このような情況において、パレスチナ警察の役割を支援強化する目的で
新たな部隊が創設されたのです」



アッバス議長は大統領令でこれを否定。



イスラエルの住宅大臣 Zeev Boim がラジオとのインタビューで、
「この司令官を暗殺の標的にする」と警告。



ABBAS VETO(BBC):(JON LEYNE:Jerusalem)
「現在アッバス議長は、まず治安状態を固めるべきだと言っていますが、
首相の方はこれに反対している訳です」

<その幹部はいずれもイスラエルの獄中で過ごしたことがある人達ですね>

「現在の所、治安部隊を率いるような人材は見当たらないかもしれません。
しかしこの問題にはいくつかの違った見方があります。
ハマスとしては、何とかガザ地区の治安を安定させる為の
機構を作り出そうとしている訳です。
その一番の方策は、イスラエルに対する攻撃の
歴史を持っている人物を任命することです。
しかしアッバス議長はイスラエルの味方とみられている訳です」



Abbas blocks Hamas security force (BBC)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4929704.stm

Hamas, Abbas on collision course
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/FC59C4F0-4056-4C3B-A1CC-2FB30F414BE5.htm

Hamas reveals new security force
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4928152.stm

Mr Siyam's move is an attempt to draw all the armed factions into
the effort to maintain law and order, says our correspondent,
by making them part of the system instead of having them challenge it
from the outside.
Siyam 氏の動きは全ての武装した派閥を彼らが外部から挑戦するようにする
代わりに、彼らをシステムの一部にすることによって、
法と秩序を維持する努力に引き込む試みだと、我々の通信者が言います。

Re: >一方的停戦宣言と暗殺攻撃の継続

投稿者: repko_pko_pkf 投稿日時: 2006/04/22 07:35 投稿番号: [9669 / 20008]
横レスです。

>多くのイスラエル人の命を奪ったことが分かっているテロリストを逮捕しても、イスラエルには「死刑制度」がないので、結局終身刑以上にはできません。

死刑制度云々はイスラエルの問題であって、パレスティナに責任はありません。

>イスラエル治安部隊はテロリストを逮捕せず殺害することで、被害者であるイスラエル人遺族をはじめとするイスラエル人一般の復讐心を満たす

一時的には満たされるのかもしれませんが、それがさらなる悲劇を生んできた事も事実です。

>テロリストを生かすことによって生じる様々な将来の禍根を断ち切りたいとの思いから、往々にしてそのような選択をしているということではないでしょうか。

どのような根拠から、暗殺で禍根が断ち切れると考えるのか理解出来ませんし、更なる泥沼化を引き起こす可能性もあるということは考慮されているのでしょうか?

>「イスラム聖戦」の自爆テロは、初めから無差別テロであり、いわばイスラエル人全てを標的にしたものなので、イスラエル人全てが納得がいかないだけでなく、世界もこれを擁護しようがありません。

自爆テロなど擁護する必要はありませんし、厳しく対処すべきでしょう。
ただし、同時に暗殺に対しても相応の対処が必要でしょう。

一方を押さえつけるだけではなかなか事態が打開しないのは、これまでの経緯からも明らかですし、何よりも一方的に押さえつけられた側は納得出来ないでしょうから、その不満は余計に高まり、結果その矛先は相手だけでなく、押さえつけた者にまで向けられかねません。

何よりもまず必要なのは、血で血を洗う報復の連鎖を食い止める事であり、それには双方の努力が必要なのですから、今以上にその方向で国際社会が動いていくべきではないでしょうか?

シリアとハマス

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/22 05:19 投稿番号: [9668 / 20008]
(アルジャジーラ)2006.4.21

パレスチナ暫定自治政府のザハール外相は、シリア政府との間で、
ダマスカス駐在のパレスチナ外交代表のレベルを上げるとの
合意が成立したと述べました。
シリアを訪問し、モアレム外相と会談した後、ザハール外相はシリア当局が
数か月前からイラク・ヨルダン国境で足留めれているパレスチナ難民の
シリアへの受け入れに同意したことを明らかにしました。
シリア政府は、パレスチナ政府との関係において、
これまでになく前向きな姿勢を見せています。
関係の良好化は、シリアとパレスチナの両外相が、ダマスカス駐在の
パレスチナ外交代表のレベルを上げることに合意したことに表れています。
ザハール外相は、モアレム外相との会談後に、この合意について発表しました。

シリアは国内にハマスやイスラム聖戦の幹部らを滞在させており、
そのパレスチナ諸派への対応を変えるよう国際的な圧力を受けています。
しかしシリアはパレスチナ人民への支援を減らすことはないと断言しました。
更にザハール外相のシリア訪問は1948年以来、イラクに暮らすパレスチナ難民達
の苦難にシリアが対処するとの吉報をもたらしました。
パレスチナ人は旧フセイン政権側だったと見られた為、
これら難民の多くは、イラク戦争後の迫害を恐れて
ヨルダンとの国境地帯へ移動し、キャンプを立てました。
しかし大勢の子供を含む難民達の問題はより深刻なものとなりました。
ヨルダン政府が更なる難民が押し寄せることを恐れて、
彼らのヨルダン領への入国を拒否したからです。
その為、難民達は今この時も国境に足留めされているのです」



ヨルダン・イラク報告
2005.09.06
難民キャンプ
http://rep-eye.cocolog-nifty.com/iraq02/2005/09/post_b64f.html

ヨルダン-イラク国境、無期限閉鎖
http://blog.livedoor.jp/jordan_cafe/archives/50456841.html

ジューデ・ヨルダン政府報道官、人権団体が国家主権を侵害していると発言
http://blog.livedoor.jp/jordan_cafe/archives/50561231.html

「財政危機・緊急事態のパレスチナ」(NHK)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/22 05:18 投稿番号: [9667 / 20008]
(NHKきょうの世界   2006.4.20)
パレスチナ自治政府の財政

自治政府の人件費と運営費
1億6500万ドル/月

去年の平均では、
・3000万ドル:暫定自治区内での独自の税収
・6000万ドル:イスラエルが自治政府に代わって徴収する関税など
・3000万ドル:国際社会からの財政支援
・4500万ドル:金融機関からの借り入れ

二月にイスラエルによる代理徴収の送金が凍結
今月に入ってから国際社会からの財政支援の内、欧米の支援も停止

歳出の六割を占める15万人の公務員給与

公務員の家族を合わせると、自治区人口の四分の一

NHKのエルサレムの渡辺常唱記者は、
「ハマスは財政を引き継いだ際、
予想以上に情況が悪いことに驚きを隠しませんでした。
つまり厳しい情況を認識はしている。
しかしだからといって、イスラエルや欧米諸国の圧力に
簡単に屈することはできないという事情もあります。
ハマスにとっては、イスラエルへの武装闘争が組織の理念です。
それ以外に求心力を保つ術はないと考えているようにもみえます。
今の所財政難への決め手となるような有効な手立てはありません。
ハマスの内閣がまずできることと言いますと、
アラブ・イスラム諸国からの支援の取り付けです。
今週、イランとカタールが5000万ドルずつ支援することを表明し、
更にサウジも9000万ドルの支援を約束したと伝えられています。
しかしハマスのアブドルラゼクの財務長官は、NHKの取材に対し、
支援がいつ履行されるかは、はっきりしない、
つまりお金がいつ来るかは分からないと述べた上で、
更なる支援の取り付けを最優先課題に挙げました。
(アブドルラゼクの財務長官)
「我々は再びパレスチナ問題をアラブ全体の問題にする決意です。
アラブ・イスラム諸国からの支援は歓迎しますが、
まだ十分とは言えず、更なる支援が必要です」

「現在給料の支払われていない暫定自治政府の
職員や警察官、治安当局の要員の多くは、
自治評議会では野党に回ったファタハに所属する人や支持する人達なんですが、
今の所、こうした人達の間からも、その不満の矛先が
ハマスに対して向けられるという傾向は余り見られません。
暫定自治政府の職員の現状を取材しました。

財政危機の影響をまともに受ける職員の不安、そして不満は募る一方です。
『一、ニか月以上はもちません。この先どうやって暮らせというの』
『ハマスを口実に私達に圧力をかけるなんて間違っているよ』

西岸ベツレヘムにある内務省事務所の広報担当スレイマン・ハムリ氏
10年間公務員として務めてきましたが、
これ程将来の生活に不安を感じたことはないといいます。
ハムリ氏は専業主婦の妻と四人の子供の六人家族です。
日本円で十万円の給料が一家の暮らしを支えていますが、
今月はまだ支払われていません。
妻とも厳しくなった家計の遣り繰りについて話すことが多くなりました。
『子供達の学費の支払いはいくらくらい残ってる?』
『大部分は払ったけど、学校はそう待ってはくれないわ』
『スクールバス代は払った?』
『もちろんまだ払ってないわ』
ハムリ氏はファタハの中堅幹部でもあります。
今年一月の自治評議会選挙には、ファタハからの立候補を真剣に検討した程で、
強硬な路線を掲げるハマスとは立場を異にしています。
しかし民主的な選挙の結果は尊重すべきと考えています。
にもかかわらず欧米諸国はパレスチナ側に余りに厳しいと不満を強めています。
『ハマスが和平への合意を守ることは基本的なことです。
でも国際社会は私達と同じようにイスラエルにも圧力を加えるべきです』
元々ファタハの支持者が多い内務省の同僚達の多くも、その不満の矛先を
ハマスではなく、国際社会、そしてイスラエルに対して向けているといいます。
『欧米諸国はこの地を再び激しい紛争に追いやろうとしています。
そうなればパレスチナ人は再び立ち上がることになります。
それはハマスに対するものではなく、イスラエルなど外に向けたものでしょう』

  <続きを読む>
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2006/04/nhk_3bfb.html

>一方的停戦宣言と暗殺攻撃の継続

投稿者: pesiticider 投稿日時: 2006/04/20 10:26 投稿番号: [9666 / 20008]
>私には、イスラエル側が、何故逮捕・拘束・取調べに限定せず、それに止まらず、暗殺攻撃を続けるのか理解できません。

多くのイスラエル人の命を奪ったことが分かっているテロリストを逮捕しても、イスラエルには「死刑制度」がないので、結局終身刑以上にはできません。するとテロリストは獄中の仲間の釈放を求め、また新たに人質を取るなどの方法で圧力を掛け政治的交渉に持ち込もうとします。イスラエル政府は表立っては「テロリストと妥協はしない」という方針ですが、実際には過去に何度も「人質交換」などがあり、実際にテロリストが釈放されたケースも何件かありました。釈放後に再びテロ活動の先頭に立ったテロリストも何人かいます。
治安部隊が往々にして逮捕よりも殺害を選択するというのは、一般的観点からは決して好ましい傾向とはいえませんが、イスラエル治安部隊はテロリストを逮捕せず殺害することで、被害者であるイスラエル人遺族をはじめとするイスラエル人一般の復讐心を満たすと共に、テロリストを生かすことによって生じる様々な将来の禍根を断ち切りたいとの思いから、往々にしてそのような選択をしているということではないでしょうか。

>私や貴方が喫茶店でコーヒーを飲んでいました。その近くの席にイスラエルがテロ容疑者とみなす者がたまたま着席しました。そこに突然ミサイルがぶち込まれました。そのテロ容疑者は即死。私や貴方も重傷を負います。
さて、重傷を負った貴方は、この攻撃は正しいと言い切れますか?
私は重傷を負って、この攻撃は正しいなどとは、思いません。こんなことは、民主主義的行為とは到底思えません。

テロ容疑者と見なす者を標的にしたミサイル攻撃でとばっちりを食った人は、もちろん納得がいかないでしょう。世界もこうした方法は乱暴過ぎると感じ、もっと無関係な人を巻き込まない方法、テロ容疑者に限定した方法はなかったのかと批判するでしょう。当然のことだと思います。
しかし、一方の「イスラム聖戦」の自爆テロは、初めから無差別テロであり、いわばイスラエル人全てを標的にしたものなので、イスラエル人全てが納得がいかないだけでなく、世界もこれを擁護しようがありません。
「ハマス」がこれに理解を示せば、「ハマス」も無差別テロを肯定していると見なされるでしょうし、イランが「イスラム聖戦」に資金援助しているとなれば、イランはテロ支援国家と見なされるでしょう。これまた当然のことだと思います。

一方的停戦宣言と暗殺攻撃の継続

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/20 06:30 投稿番号: [9665 / 20008]
イスラエルはハマスとは交渉しないので、
イスラエル政府がハマスと停戦を結んでいる訳ではないと思います。
ハマスは、一方的停戦を宣言し、それをほぼ守っています。
ハマスとイスラエル政府が協議し、合意した停戦ではないと思います。
ハマスの停戦を受け入れ、イスラエル側も攻撃しない、
そういう合意が形成された訳ではないと思います。
ハマスは、イスラエル政府の意思に関係なく、
一方的に停戦を宣言しただけだと思っています。
そして、一年以上にわたって自爆攻撃は行っていません。
しかし、イスラエル側はハマスの一方的停戦宣言にもかかわらず、
一方的にハマス活動家を殺害してきました。
それに対して、ハマス側もカッサム・ロケットを何度も発射してきました。

イスラエル側の言い分は、過去のテロ事件の容疑者も逮捕・拘束し、
取り調べろというものです。
事実、イスラエルは、多くの容疑者を逮捕・拘束し、取り調べています。
私には、イスラエル側が、何故逮捕・拘束・取調べに限定せず、
それに止まらず、暗殺攻撃を続けるのか理解できません。
相手は、どうせ、どこにも逃げないのですから、とりあえず逮捕・拘束に限定し
ハマスが停戦宣言しているのですから、ハマスと協議したくなくとも、
暗殺攻撃さえ停止すれば、ハマス側の攻撃も止まる筈です。
事実、ハマス側は、攻撃を受けない限り、反撃もしてきていません。

イスラエルの言い分も一定は理解はできます。
ハマスとも交渉したくもないのでしょう。
交渉したくなくても良いのです。
ハマスが一方的停戦を宣言しているのですから、
イスラエル側も暗殺攻撃を停止すればいいだけのことが何故できないのでしょう
過去のテロ容疑者を未来永劫、野放しにするという訳でもありません。
とりあえず、一時的に、暗殺攻撃は止めて、
『合法的』な逮捕・拘束にだけ留めるということが何故できないのでしょうか?


パレスチナ側は、イスラエル側に経済援助をしろと
要求している訳ではないと思います。
消費税等代理徴収しているものをパレスチナ側に返還することは、
イスラエル側の義務だと思います。
カルニ検問所を閉鎖していたことは、不当な兵糧攻めです。

120万人のガザの民衆に対して、
『餓死させるつもりはない、ちょっとダイエットしてもらっているだけだ』
などと言い放つこと自体、傲慢な言いようだと思います。

大多数の一般民衆の生活を脅かしているのです。
ガザの農民が作った作物が次々と腐って、捨てている映像を何度か観ました。
こんなことをすることが傲慢だと思います。


テロの容疑者を逮捕・拘束し、裁判にかける、
民主主義国家を自称するなら、これが筋です。
テロ容疑者だとみなす者に対して、いきなりミサイルをぶち込むことは、
民主主義国家のやることではありません。
しかも予め『付随的被害』が生じることも重々知っての上の行為です。


私や貴方が喫茶店でコーヒーを飲んでいました。
その近くの席にイスラエルがテロ容疑者とみなす者がたまたま着席しました。
そこに突然ミサイルがぶち込まれました。
そのテロ容疑者は即死。
私や貴方も重傷を負います。
さて、重傷を負った貴方は、この攻撃は正しいと言い切れますか?
私は重傷を負って、この攻撃は正しいなどとは、思いません。
こんなことは、民主主義的行為とは到底思えません。



  <参照>
「なぜ、民主主義を世界に広げるのか」ナタン・シャランスキー
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/08/post_0656.html

Interview with SAMYA HAMMAD (BBC)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/20 06:11 投稿番号: [9664 / 20008]
「自爆テロ翌日の18日、取材班は西岸にある実行犯の自宅に向かいました。
18日は警備の兵士が増えていました。
この道路を使うのはパレスチナ人ですが、
イスラエルは、占領以来およそ40年にわたり、
こうした道路を支配してきました。
目を光らせているのはテロ犯ということで
イギリス人である我々は、簡単に検問所を通ることができました。
しかしパレスチナ人はこのように長い列を作り、毎日屈辱を味わっています。
ようやくアルアルカの村に到着しました。
そして21歳の自爆テロ犯ハマド容疑者の母親に会うことができました。
事件からおよそ一時間後、現場に向かいましたが、
遺体が散らばり、罪のない住民が殺害され、怪我を負っていました。

<何故あのような自爆テロが当然の行為と仰るんですか>

「世界はパレスチナとイスラエルの情況が余りにも違うことを非難しています。
イスラエル人がパレスチナ人のように飢え、子供を殺害され、住宅が壊されたら
パレスチナの気持ちが分かるでしょう」

しかしこれまでの所、新しく発足したパレスチナ自治政府は
自爆テロの為、国際社会から孤立を深めています。
終わりの見えないイスラエルとパレスチナの紛争。
昨日の17日、この道を歩いて、犯行現場に向かった自爆テロ犯からも
分かるように、イスラエルとパレスチナの双方は、
敵から身を守る為には自己防衛しかないとみています。
自爆テロでさえ、自己防衛の一環だと言うのです。
また現在、この暴力の連鎖に歯止めをかける政治の仕組みは存在しません。

昨日の17日のテロで亡くなった九人の犠牲者の最初の葬儀が18日行われました。
参列者は悲しみと怒りに震えていました。
自爆テロが発生する度にイスラエルは交渉の意欲を失ってしまいます。
イスラエルの市民に話を聞いてみました。
「パレスチナは、イスラエルが平和に暮らし、
交渉による問題解決を模索していることを理解しようとしません。
そこでイスラエルも防衛に立ち上がるしかないんです」

テロ現場では、蝋燭に火を燈し、犠牲者を悼みました。
多くの犠牲者を出し続けるイスラエルとパレスチナの紛争は、
いつ終わるのでしょうか」



テルアビブ自爆テロは貧しい大学生の犯行   後に40人が続くと生前に言明
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1866420/detail

パレスチナ人虜囚の日   ガザ地区で家族らが解放求めてデモ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1866497/detail

Re: TEL AVIV:各国の報道

投稿者: bell_desuta 投稿日時: 2006/04/19 23:18 投稿番号: [9663 / 20008]
ハマスの対応を見れば、アラブの大義なんて笑っちゃうね。
結局、自分の責任が追求されない立場の時はさんざんテロをやり、
政権取ったら押さえに回る。所詮アラブの大義なんて、そんな程度のものだ。
愉快犯の、ただの方便。

TEL AVIV:各国の報道

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/19 00:37 投稿番号: [9662 / 20008]
・英BBC
「(KHALED BATASH:Islsmic Jihad spokesman)
『イスラエルよる占領と暴力に抵抗してと闘うのは
パレスチナ人民の権利だと思います』


・独ZDF
「(Sami Abu Suhri:Hamas Sprecher)
『テルアビブで起きたことは当然の結果です。
世界中が我々を包囲し、イスラエルが侵略してくるのですから』


・日NHK
「パレスチナ側はパレスチナ住民がイスラエルに対する攻撃を行った場合でも、
逮捕はしないという方針を示してきていて、今回のような自爆テロを
引き起こすのではないかとイスラエル側もずっと懸念を持っていた。
ファタハ傘下のアルアクサ殉教者旅団は、ハマスに対する対抗心、
自らの存在感をより示したいということで、今回のような攻撃に
出るのではないかという見方もあった。
イスラム聖戦は活動資金をイランに頼っている組織」

NHKの渡辺常唱記者は、
「武装闘争を基本原則として維持する以上、他の過激派組織による攻撃やテロも
認めなければ矛盾をきたすことになり、これまでの立場を繰り返す以外、
ハマスに選択肢はなかったと言えます」


・仏F
「ガザではイスラム聖戦の活動家達が祝っています。
(銃を持った活動家達が喜びの抱擁を交わしている映像
  銃を持った活動家達がカンパの箱を差し出して回る映像)

一週間ほど前、パレスチナの内相は、
パレスチナのテロを阻止することはしないと宣言しています。
確かにハマス自身はテロを停止するという約束を守っていますが、
その他の組織は一種の政府の許可を得て、約束を守っていません。
政権党にとってこれは耐え難い情況と言えます。
アラブ諸国においてもエジプトが『孤立化は避け難い』と警告しています」


・英BBC
「(DENNIS ROSS:Former US envoy to the Middle East)
「無力に感じられます。
その他の勢力の暴力行為を止めようとしない訳ですから。
イスラエルとしては、一方的に攻撃すれば、
自分達にとっては良い情況がつくれると考えるでしょう。
自分達の治安は自分で守る、パレスチナとは一線を画すということで、
そうするとハマスは、国際的に孤立を深めます。
そうなれば国際社会がハマスを自分で孤立化させているということです」

<これはイスラエルの政策を固めると仰いましたが、
そんなことはあるんでしょうか>

そうは言えないと思います。
一人では平和を作ることはできません。
このような行動は、ハマス政権は非難しなければなりません。
カフェを自爆犯が爆発させるなどということが、自衛の策とは言えません。
でもハマス政権はそうだと言っているんです。
これはまさに恐怖です。
テロ行為を正当化することをこれからも続けるということです。
一方的なやり方では解決は得られません」

<ロス氏はブッシュ政権に非常に批判的でいらっしゃいますよね。
アメリカはどのような対策を採るべきでしょうか>

「まず米政権がハマスとは接触しない。
ハマスとは関係を持たないし、支援しないというのは正しいと思います。
しかし同時にそれではパレスチナの人々を助けることにはなりません。
パレスチナの人々に対してはアメリカは支援する
という姿勢を見せなければなりません。
これは和平的なやり方でということです。
アッバス議長との関係を続けるということ。
アッバス議長の議長府を何とか使ってでも
パレスチナの人々への支援を続けるべきだと思います。
パレスチナ自治政府の予算の透明性を高めて欲しいと思います。
そのチャンスにもなるでしょう。
新しい政府がプライベイトな分野での活動を活発にして、
学校や病院などを充実させることになるでしょう。
そうすればパレスチナの人々の雇用を増やすことができるでしょう。
経済的な大被害ということを避けることができるでしょう。
つまりNGOをつくって、ハマスと対立するようにする訳です。
つまり今、学校や病院はハマスがつくっています。
そうではなくて、そこに対立するようなNGOをつくって、
一般の人々の生活をより良くしていかなければならないんです。
政教分離した学校をつくることもできるでしょう。
政教分離したハマスとは別のNGOをつくるということです。
ハマスはアラワと呼ばれる慈善事業を行ってきました。
今、政権を掌握して、アラワを続けることが難しくなっています」



テルアビブで自爆テロ
http://blog.livedoor.jp/moshejp/archives/50092479.html

ハマス・イスラエル双方へのインタビュー③

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/18 06:53 投稿番号: [9661 / 20008]
ハマスはもう一年以上も一方的停戦を守っている。
ハマスはもう一年以上も自爆攻撃を行っていない。
イスラエルがハマス側を一方的に殺害してきた。
ハマスもそれへの反撃としてカッサム・ミサイルは何度か発射した。
これも問題だと思う。
停戦宣言し、それを守っているハマスを一方的に攻撃するイスラエルは
非難されるべきだと思う。
ハマスはそれへの組織防衛と反撃する権利はあると思う。
しかし、カッサム・ミサイルを発射する行為自体は間違っていると思う。
一体どこへ飛んでいって、誰に命中するか分からない代物だからだ。
打ち上げ花火のような代物だが、
さすがに直撃すれば、一人か二人くらいは殺害できる。
(事実、ガザ撤退前のガザ入植地で、入植地で働くパレスチナ人と
アジア系労働者を殺害した)

イスラエルがガザを撤退したことは肯定的に評価する。
しかし、撤退後のガザを経済封鎖している。
カルニ検問所を封鎖し、食糧難を引き起こした。
(「餓死させるつもりはない、ダイエットしてもらっている」と発言)
あるいは農作物の出荷を足止めし、作物をたくさん腐らせた。

これでは、ガザは巨大なゲットー以外の何物でもない。


イスラエルが壁を建設することは自由だ。
自国を防衛する権利がある。
壁を建設することは倫理的には、立派なこととは言えないかもしれないが、
防衛の為に壁を建設すること自体はイスラエルの自由だ。
ただ、問題は、建設するなら、国境線より内側に建設しなければならない。
相手側に大きく食い込んでいることが問題なのだ。

壁を建設したければ、建設すれば良い、
ただし、国境線の内側でなければならない。

世界が認める客観的基準は厳として存在する。
1967年の停戦ラインだ。
これが国際社会の合意であり、国連決議だ。
そのラインを超えているから、占領なのだ。
しかも占領地での入植地建設など許されない。
アメリカの歴代大統領でさえ、この国際的合意を認めている。
現ブッシュ大統領でさえ、マアレ・アドミムなどの
「巨大入植地を撤去するのは現実的ではない」と発言しただけだ。
この発言は色々と解釈できるが、入植地を肯定したとは必ずしも言い切れない。
現ブッシュ政権ですら、少なくとも公式にはイスラエルの政策を認めていない。
(裏側でどういう合意が形成されているかは分からないが)

ハマスは百年の停戦を申し出ている。
百年の停戦とは、ほぼ永久の停戦と同意なのではないか。
イスラム聖戦も停戦を申し出た。
イスラエルが本当に和平を望むなら、
ハマスやイスラム聖戦への攻撃を停止し、
停戦提案を受け入れればよいと思うのだが、、、
これまでのテロの首謀者を始末するという行為が、
次のテロを生むということは明らかだと思うのだが、、、

イスラエル側は暗殺行為を停止し、
パレスチナ側は停戦を守る、
これだけでも和平は大きく前進するのではないか。
そして話し合えばよいと思うのだが、、、


パレスチナ側には自己を防衛する権利がある。
ハマスやイスラム聖戦の活動家を暗殺しようとする
イスラエルに対して自己防衛する権利がある。
例えば、攻撃しようとするイスラエルの攻撃ヘリに反撃するというなら、
理解できるし、正当防衛だ。
しかしイスラエルの一般市民への自爆テロが何故、自己防衛と言えるのだろう。
理解できない。
こんなものは自己防衛ではない。
罪も無い一般市民を殺傷することが何故自己防衛なのか。

もちろん、イスラエルの攻撃ヘリに反撃するといっても、
そんな武器はないのかもしれない。
またそんな反撃に対しては、更なるイスラエル側の攻撃があるだろう。
しかし、それが戦闘というものではないか。
戦闘員同士の戦闘であれば、当事者以外は文句を言えないのではないか。
軍事的に反撃できないのであれば、他の方法で、
しかし、一般市民へは被害が出ない形で反撃せねばならないのではないか。
合法的なデモ、ストライキ、
イスラエル国籍を持つイスラエル・アラブとの共闘。
イスラエル・アラブの国会議員との共闘。
イスラエル国会での政治的闘争。
等々
そういう合法的闘争をするべきではないか。
武装闘争を否定しないし、武装解除しろとも言えないが、
武装闘争は、あくまで自衛的なものでなければならないのではないか。

ハマス・イスラエル双方へのインタビュー②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/18 06:52 投稿番号: [9660 / 20008]
Tel Aviv suicide bomb kills nine
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4915868.stm

Palestinians split over Tel Aviv blast
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/3D27E17D-01B4-4CAD-9F6C-EB3538B5D411.htm

Sami Abu Zuhri, the official spokesman for Hamas, said
the attack was "a natural result of the continued Israeli crimes"
against Palestinians.
Sami アブ Zuhri 、ハマスの公式の報道官は、
攻撃がパレスチナ人に対して「継続的なイスラエルの犯罪の自然な結果」
であったと言いました。

"The Israeli occupation bears responsibility for the continuation of
its aggression. Our people are in a state of self-defence and they have
every right to use all means to defend themselves," he said.
「イスラエルの占領はその侵略の継続に対する責任を負います。
我々は自己防衛の状態にあります、そして自身を守るために使う全ての権利を
持っています

Hamas interior ministry spokesman Khaled Abu Helal also said
the bombing was a legitimate response to Israeli "aggression".
ハマス内務省報道官カーリッド・アブ Helal は同じく
爆撃がイスラエルの「侵略」に対する合法的な回答であったと言いました。

"This operation...is a direct result of the policy of the occupation and
the brutal aggression and siege committed against our people," he said.
「このオペレーション・・・ 占領の政策の直接の結果です、
そして残忍な侵略と我々に対して犯された包囲攻撃」

Meanwhile, Moussa abu Marzouk, a Hamas leader in Syria, told Al Jazeera
that "the Israeli side must feel what the Palestinian feels".
一方、ムッサ abu Marzouk 、シリアのハマスのリーダー、はアルジャジーラに
「イスラエルの側がパレスチナ人が感じるものを感じなくてはなりません」

"The Palestinian defends himself as much as he can," he said.


Well over a dozen Palestinians have died in recent weeks,
nearly all of them militants.
20人以上のパレスチナ人が、ここ数週間で死にました、
殆ど全て闘士。




問題の本質はイスラエルによる占領にある。
占領に対する抵抗は正当だ。
しかし、占領に抵抗するとは、何をやっても良いとはならない。
市民への無差別テロは絶対に許されない。

イスラエルのリヴニ外相も述べている。
占領軍への攻撃なら『正当な攻撃と言える』と、
しかし、市民への無差別テロは絶対に許されない。

その行為が許されない行為であるから、
非難されるべき内容、質だからこそ非難されるべきなのだ。
その実践こそが、判断の基準だ。
無実の一般市民へのテロという行為であるが故にこそ非難されるべきなのだ。

その行為が非難されるべきであって、
その実行行為者が誰かによって、非難したり、非難しなかったりというのは、
まさにダブル・スタンダードだ。

一般市民を殺傷する行為者が、誰であれ、つまり、
・米軍であれば、米軍を非難するべきだし、
・自称レジスタンスであれば、その自称レジスタンスを非難すべきだし、
・パレスチナ解放闘争という名であれ、それを非難すべきであり、
・イスラエルによる一般市民殺傷もまた非難されるべきなのだ。

ハマス・イスラエル双方へのインタビュー①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/18 06:50 投稿番号: [9659 / 20008]
(BBC)
(MAHMOUD AL-RAMAHI:Hamas spokesman)
「私はこの攻撃を支持するとも、非難するともできません。
ただ言えることは、イスラエル政府が続けている、今も続けている
殺人、破壊に対するパレスチナ人の反応だということだけです。
人々の飢え、怒りの表明なんです。
ハマスに経済支援が必要です。
ハマスに是非機会を与えようではありませんか」

<イスラエルは、ファタハやアラファト前議長に対してと同様に
治安の責任を求めるでしょう。
ハマス政府はどうなさいますか>

「でもハマスにこれまでこの地域を治める機会を
与えられたことはなかったんです。
イスラエルの続ける暴力や殺人に立ち向かわなければなりません」

<パレスチナ自治政府の治安当局は、
こういった攻撃を止めるよう指令を受けていますか>

「治安部隊に対して、イスラエルが占領を続けている中、
治安を行うようにということはできません。
ですから、一般市民の流血を止める為には、情況を理解しなければなりません。
パレスチナ人の一部の人々のイスラエルの政治に対する怒るの発露なのです」



(DAN GILLERMAN:Israeli Ambassador to the UN)
「残念ながら、今回の発言を理解するには、一つしか方法はないと思います。
つまり今回の攻撃は正当化できるということです。
しかし九人のイスラエル人が死亡し、67人が怪我をするという
流血の攻撃だったんです。
こういった攻撃を正当化する政権が一体どんな政権なのか、
つまりテロリストの政権であり、自分達のことしか考えていない、
イスラエルのことを認知しようともしない、
破壊しようとしている政権だということが分かります」

<イスラエル認知に向け、ハマスが憲章を変える可能性はないと考えますか>

「そのような可能性があるとは考えられません。
ハマスがイスラエルを認知することはありえないと思います。
24時間前に悪の枢軸の首都であるテヘランに悪の人物達が集まりました。
イランの大統領がイスラエルを地図上から抹殺するとまた迫ってきたんです。
そして今日テルアビブで起こったこと。
これはイランの大統領の発言に声を合わせるだけではありません。
実際に言っていることを実施したことなんです。
この行動こそが明らかな証拠です」

<イランからの発言を含めて、今となっては、
ハマスがイスラエルに対する姿勢を緩和することはないと考えますか>

「ハマスがイスラエルに対する立場を穏健化するとは考えられません。
数日前のテヘランの出来事は、新たな悪の枢軸が結成されたと言えるでしょう。
イランが主導者であり、ヒズボラ、ハマスなどがここに入っています。
イスラエルを破壊しようとしているんです。
イスラエルだけでなく、世界全体を破壊しようとしているんです。
今私達の目の前にあるのは、残念ながら、21世紀初めての世界大戦の種、
その始まりと言えるでしょう。
この悪の枢軸達が世界大戦を起こそうとしているんです。
残念ながら、これからどうなるかの前兆と言えるでしょう」

提案について

投稿者: himuka21 投稿日時: 2006/04/17 00:48 投稿番号: [9658 / 20008]
国際政府樹立というのが、ちょっとはっきりしません。
私は国連みたいなのを作ることだと解釈しました

>イスパレを超越した国際協調提案をして行くことが現実的でしょう。つまり、世界政府樹立に関する国際的合意を米国に提案して合意することしかないと思う。米国が相手にしなければ、世界に提案していくのもいいと思う。

この内容はっきりしません

ハマスにも理解されていないような気がするのですが

私ごとですが

投稿者: himuka21 投稿日時: 2006/04/17 00:42 投稿番号: [9657 / 20008]
現地を訪れてみてからが、はじめてこの問題の取り組みの始まりで、それまでは、下準備だと思っています。

それまで、アドベン先生に教えていただいたり、みなさんのお話を参考にさせていただいたり、私も思ったことがあれば、発言ぐらいはしようと思っています。

それに、私の神様の聖地の問題を、片手間にかたずけることなんてできません。やはり、人生をかけた取り組みなのだと、心のどこかで思っていました。

この問題は、イスパレだけではなく、アラブを巻き込んで、とてもやっかいな問題ということは、みなさんご存知のとうりです。

簡単にはかたずかないのではないでしょうか

Eメール チミヤ君へ

投稿者: himuka21 投稿日時: 2006/04/17 00:29 投稿番号: [9656 / 20008]
私のために、Eメールアドレスを設定してくださってありがとうございます。

でも、私にはE-メールを送る勇気もありません。

何かご用がございましたら、私が出しておりますyahooのアドレスまで、お知らせくださいませ。

パソコンのメールにて返信させていただきます。

調べてみましたら、私はT_miya1960さんとは相性は大凶でした。私もがっかりです。私はアドベンの影に隠れているのがちょうどいいくらいの存在ではないかと思われます。

宮崎で2度お会いしています。といっても道路で見ていただけ    それでおわかりになったのであれば、とても光栄です。私もお話したいことはたくさんあります

いつかおあいできてお話できたらよいと思っております。

☆おめでとう☆

投稿者: himuka21 投稿日時: 2006/04/17 00:12 投稿番号: [9655 / 20008]
おめでとう   ございます

T_miya1960さんを、このトピックのメンバーとして   認定します

ちみや君が仲間いりしたのでは、TDGの旗はかかげられませんね

やはり、日本丸か   それとも   ちみや君ちの旗ってあるのかしら?
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