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「シリア〝民主化〟への攻防」NHKBS①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/07/18 18:27 投稿番号: [9378 / 20008]
  2005.7.9(土)放映

  バース党内部で、民主化を巡り、改革派と守旧派が対立。

スーク(市場)は賑わっている
ウマイヤドモスクは現存するモスクの中で世界最古
第四の聖地として世界中から巡礼者が訪れる
中国をモデルにした市場経済の導入を進めている
欧米スタイルの店も次々にオープン
インターネット・カフェは若者に人気

憲法「バース党は国家と社会を指導する」:一党独裁体制
野党の活動は認められていません

2000年7月アサド大統領就任:国民投票で97%の信任
・言論統制を徐々に緩和
・衛星放送を解禁
・インターネット解禁

・シリア国営テレビにも改革
  政治討論番組:放送部長マジド・ハリーメ氏
  バース党大会前
「討論の広場」反体制派作家ミシェル・キロ氏出演
「私の目から見てもバース党員は優遇されすぎています。
  差別ととられても仕方がありません」(政権支持派)
「集会は禁じられています。意見もまともに発表できない。禁止だらけです。
  どうやって市民が政治に参加できるっていうんですか」(キロ氏)
「新しい政党法を作って複数政党制を導入すれば、
  国の政策について活発な議論ができるようになるはずです」(政権支持派)
「もしバース党がこれまでの路線を変えることができないのであれば、
  シリアは今の停滞した状態から抜け出せないと思います」(政権支持派)
「バース党に何を期待しろと言うんですか。国営テレビの最新世論調査では、
  バース党大会に期待するものは何もないという答えが一番多かったんです。
  国民は諦めムードです。改革なんて掛け声だけです。期待を持てなんて
  無理な話です」(一般市民)
「シリアにとって今最も大事なのは自由です。国民に自由がなければ、
  国はいずれ崩壊してしまうでしょう。誰もが政治に参加することができ、
  自由に意見を発表できる権利を認めるんです。それができないのならば、
  いくら改革、改革と言っても何の説得力もありません」(キロ氏)


  キロ氏も参加する市民団体フリヤート:合法的団体を目指して政府に活動申請
「シリアは重大な危機にあります。この国を厳しい未来から救う為には、今こそ
真剣な行動が必要なんだということを考えなくてはならないのです」(キロ氏)


  シリア国民の多くは民主化が順調に進んでいるとは考えていません。
しかし、圧力を掛け続けるアメリカにも強い反感を抱いています。

  ダマスカスの国立劇場での風刺劇が市民の人気を集めていました。
「アフワン   アメリカ」:ごめんよ、アメリカ
舞台はダマスカス。米女性が、日頃から生活の不満を漏らしている男に、
一緒にアメリカに行くことを提案します。
「この国にいても良いことがある?   勉強したくてもできない。仕事もない。
  治安機関に国民は監視されている」
「アメリカには自由がある。人権が守られている。繁栄の国よ」
しかし、どうしても割り切ることができない男はジレンマに悩みます。
「誰がパレスチナ人を殺している?」「アメリカ」
「誰がイラク人を殺している?」「アメリカ」
「どんな状況になろうとアメリカと手をつなぐのは不可能だ」
悩んだ末に男は結論を出します。
「すまないが私達の尊厳は地球よりも重い。
  私達はアメリカの言う通りにはならない」
(会場は拍手喝采)

  シリアに民主化が必要だと認めつつも、自分達の手で成し遂げるというのが
劇のメッセージです。

  会場の市民達は、
「押し付けの民主化はいやよ」
「アラブの誇りを台無しにしてまで民主化をしたくはありません」

・米の圧力
・反体制派の要求
・根強い反米感情
  バース党はそれを、どう調整しながら改革を進めていくべきなのか

  アサド大統領が党大会前に、100万人のバース党員に宛てた質問状
「世界が大きく変化している中、党の思想、組織、行動を新しくする必要がある」
「シリア国民にとって民主主義とはどのようなものなのだろうか」
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