対イラク武力行使

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勝ち負けなどナンセンスである

投稿者: kibi_dangoro 投稿日時: 2006/05/06 08:11 投稿番号: [91215 / 118550]
たとえば選挙において勝ち負けはあるが、負けが
死滅を意味するわけではない。イラク市民がいる
限り、異教徒に対するあらゆる抵抗は止むことが
無い。ブッシュのバカな頭の中身は、このような
現実をかび臭い歴史時代の戦争感覚において
しか捉えられない点にある。この掲示板にも同様
のバカが溢れているがね。異教徒に「勝ち」など
ないし、イラクに暮らすイラク市民に「負け」など
もともとないのだ。バカがもともと有りもしない
勝ちを求めて始めた戦争なのである。軍需産業
の棚卸という現実的な目的だけが存在するのだ。

疑問に思う事

投稿者: yankeejapan 投稿日時: 2006/05/06 08:08 投稿番号: [91214 / 118550]
どうして日本人は情緒にのめり込み、冷静な判断が出来ないのか?

数値分析

投稿者: yankeejapan 投稿日時: 2006/05/06 08:06 投稿番号: [91213 / 118550]
  イラク理解には色々な感受性があるだろうが、分析としては全て迷いだ。
  比較的、信憑性の有る数値分析では米軍は何の問題もない。

  現在イラクの米軍13万人
  米軍の撤退は3万程度
  13−3=10
  10万人体制は50年〜100年維持される
  現実に10万人常駐体制の為に、米軍住宅の建設ラッシュ。
  巨大飛行場の建設。娯楽設備の建設...。

Re: 交渉と妥協;共存と並存 ①

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/06 08:05 投稿番号: [91212 / 118550]
>もし、米軍が、この問題に本気で対処しようと思うなら、そこまで踏み込んで、
・スンニ派地域では、現状のようにシーア・クルド主体ではなく
  スンニ派主体の治安維持部隊に、
  スンニ派地域では治安維持活動を担ってもらうこと
・その場合、米軍は、距離を置くこと。

私にはちょっと驚きなんですが、妹の山さんはイラクの多くの都市でもうすでにイラク軍やイラク警備隊によって治安維持がされているということをご存じないようですね。また、イラク軍の主体はシーアやクルドではなくスンニが多いのですよ。ご存じのようにイラク軍はアメリカ軍の管轄だったため、腐敗が少なく州派差別がありません。皮肉なことに世俗主義のスンニのほうが軍人としては質がいいみたいですね。(苦笑)

問題は警察のほうです。警察はアメリカ軍管轄ではなく、イラクの内務省の管轄だったためサドルのマフディ軍などが占拠してしまったという問題が生じましたが。いまではイラク警察の小部隊にアメリカ兵の監督がつき人権侵害にならないような教育をしています。

この間サドルシティの治安維持が米軍からイラク軍に譲渡されたこともご存じないですか?   アメリカ軍は外側で距離をおいてサドルシティを見守っています。

>その一都市だけでもよいから、一都市ずつ、スンニ派主体の治安維持部隊だけで、治安維持活動を担わせたらどうですか。そしてその面を広げていけばどうですか。

アメリカ軍はまさしくそれをやってますよ。

下記のニュースは海兵隊の新聞に載ったものですが、イラク軍のみで対テロ戦闘をした模様がきされています。
http://www.marines.mil/marinelink/mcn2000.nsf/main5/00B406FFC2F258C485257136003B0DFE?opendoc ument

かかしはアメリカの味方ではない

投稿者: kibi_dangoro 投稿日時: 2006/05/06 07:23 投稿番号: [91211 / 118550]
アメリカの「バカ」の味方である。この小さい
但し書きが極めて重要である。今やもう少
数派でぼろぼろなブッシュの味方なのである。
このようなアメリカの苦境を導いたバカブッシュ
の信奉者である。詳しく言うと、かかしはアメ
リカの味方でも日本の味方でも中国の味方
でもないのである。野蛮時代に憧れるバカの
代表なのだよ。

Re: 交渉と妥協;共存と並存 ①

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/06 05:49 投稿番号: [91210 / 118550]
妹の山さん、あなたが提案していることは全くその通りで、米軍はもうすでに行ってますよ。

あなたは米軍側の対策をあまりご存じないみたいですね。ま、主流メディアが報道しないからしょうがないんですが。

いま時間がないので紹介できませんが、詳細を後で書きます。

掲示板にいりびたってブログを怠ってるんで、あっちでちょっと書いてからまたきます。では。

交渉と妥協;共存と並存 ②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/06 05:13 投稿番号: [91209 / 118550]
Iraqis Begin Duty With Refusal
Some Sunni Soldiers Say They Won't Serve Outside Home Areas
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/05/01/AR2006050100854_pf.html

Local leaders in Anbar have long demanded that soldiers recruited from
the province also serve there. They have accused the country's
predominantly Shiite army of committing abuses against the Sunnis living
there, and say this is why so many of the province's residents have
supported the insurgents .
Anbar の地元のリーダーが長い間同じ州から入隊した軍人がそこで勤めることを
要求しました。彼らはそこに住んでスンニ派に対して虐待を犯したとして国の
主にシーア派の陸軍を告訴しました。そしてこれが州の住民のそれほど多くの
人達が反抗分子を支援した理由であると言います。

"We had volunteered to serve our cities and communities,particularly our
families in Ramadi and Fallujah, who have been mistreated by the present
soldiers of the Iraqi army, who come in large part from Shiite areas,"
said one of the recruits, Ahmad Mahmoud Azzawi. "If they disperse us to
Shiite and Kurdish areas, we will not go. Frankly, we would much rather
go back to our land,to plant and reap our produce,than to serve others."
「我々はシーア派のエリアから主に来るイラクの陸軍の現在の兵士達によって
虐待された Ramadi とファルージャで我々の市と共同体、特に我々の家族を勤め
ようと申し出ていました」と新兵の1人、アーマド・マハムード Azzawi が
言いました。「もし彼らがシーア派の、そしてクルドのエリアに我々を散らす
なら、我々は行かないでしょう。率直に言って、我々はずっとどちらかと言えば
我々の土地に、プラントに戻るであろう、そして他の人たちにサービスするため
に我々の産物、を獲得してください。」

But Negard said the soldiers knew what they were getting into when they
enlisted. "They're recruited for national service, and they know this,"
he said. "They're prepared from the beginning to serve where the needs
of the Iraqi army go."
"Diversity is good for the force," he said. "The bottom line is,
when they're under fire and they're training,
there are no signs of sectarianism."

Mohammad Abdulla Alawin, a recruit from Ramadi, said he wouldn't serve
anywhere else; sectarian violence was one of his biggest worries.
"We are afraid of the Shiite death squads which are found inside
the Iraqi army, and who might kill us if we serve outside our province."
モハマド Abdulla Alawin 、Ramadi からの新兵は彼が他のどこにも勤めない
だろうと言いました;派閥の暴力は彼の最も大きい心配の1つでした。
「我々はイラク軍の中のシーア派の暗殺団を恐れています。
もし我々が我々の州の外で勤めるなら、我々は殺されるかもしれません」



訓練を終えたイラク軍新兵が任務を拒否
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060502/1146552214

「イラク軍を再建するという米軍の最終目標を達成するにあたって、
スンニ派アラブ人(イラク人)を新兵に採用することが重要なステップになって
いるという。しかし米軍側からすると、故郷の街や州内で任務に就かせると、
彼らがレジスタンス勢力に協力するのではないかという懸念がぬぐえないようだ
兵士の側には、「故郷の街やコミュニティーを守るために軍に志願した」、
「特にラマディやファルージャでは、シーア派のイラク軍兵士から家族が乱暴な
扱いを受けたから」といった意識が強い。
はっきりと、「シーア派またはクルド人の地域に派遣されるなら、
家に帰って作物を植えたり収穫する方がよい」と宣言する兵士もいる。
また、現在のイラク軍にはシーア派至上主義者によって編成された暗殺チームが
あることを知っていて、その餌食にされることを警戒する者も少なくない」

交渉と妥協;共存と並存 ①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/06 05:10 投稿番号: [91208 / 118550]
>イラク人は妥協ということをいままでしてこなかった。
>力あるものがないものを弾圧してきただけです。
>だが今やそれはかなわない。
>それぞれの政党が協力し妥協しあって
>共存する方法を彼等は模索しているのです。
>彼等が殺しあわずに政治を行えるようになれば、

そうですね、この点は大いに同感します。

そもそも、イラクで、政治的権利意識すら存在していたとも思えませんからね。
大衆的なデモですら、殆ど経験がないでしょうね。
自由意志による投票も初めてでしょうね。(1962年以来かな?)
一千万人以上の自由意志による投票により選出された政治的代表達が、
その支持基盤を背景に、政治的ネゴシエーションを行う経験も、
政治家自身にとっても初めてでしょうからね。
民衆も政治家も、武装勢力でさえ、
色々と学びつつあると思います。

交渉し、妥協するということをマスターすることも重要なことですね。



>この間ファルージャで自爆テロがあり、
>警察に志願しようとしていたスンニ派市民が多く殺されましたね。
>でも考えてみて下さい。このテロには二つの重要点があるのです。
>1)スンニ派市民が警察官になってイラク治安に参加しようとしている。
>2)アルカイダがスンニ派を殺している。
>つまり、スンニ市民の多くが武力抵抗をやめ、テロを容認するどころか、
>テロに対抗すべく立場に志願しているということですよ。

スンニ派地域での警察官は、もう何年も前から、地元の人間だったと思います。
「ファルージャ   栄光なき死闘」でもそう記述されています。

私はスンニ派地域で、スンニ派地元住民自身が
アルカイダ系と戦うことを支持します。

1920年革命旅団やアンバール革命軍は、アルカイダと戦うとはっきり述べて
いるし、他の組織にも呼びかけています。
私はそれを肯定的にみています。

しかし、スンニ派地域では、
・イラク軍
・イラク警察を傀儡だと判断し、攻撃し、殺害する諸組織もあります。
アルカイダ系だけでなく、レジスタンスもそうです。

米軍が存在する以上、イラク警察・軍は傀儡側、占領者の協力者だとい
彼らの決めつけにも、一定の根拠はあります。
現に現状ではスンニ派地域にいるイラク軍はシーア・クルド主体ですからね。

しかし、実際に応募する地元スンニ派の人達は、
・高失業率であるから経済的理由であったり、
・現状のイラク軍は、シーア派・クルド主体で、彼らがスンニ派地域で
地元スンニ派に蛮行を働いている。
だから、俺達が、自分の街を自分達で守るんだという、
積極的な要素もあると思います。

しかし、せっかくのその積極的な要素も、
米軍と協力している以上、殺害の対象になってしまうという問題があります。

ここでは、
<占領容認派>と<占領反対派>というのが、本質的な対立です。

もし、米軍が、この問題に本気で対処しようと思うなら、
そこまで踏み込んで、
・スンニ派地域では、現状のようにシーア・クルド主体ではなく
  スンニ派主体の治安維持部隊に、
  スンニ派地域では治安維持活動を担ってもらうこと
・その場合、米軍は、距離を置くこと。
  何故なら、米軍と協働していれば、殺害の対象となってしまうのだからです。

本当は、その都市から撤退すべきだと思います。
その一都市だけでもよいから、一都市ずつ、
スンニ派主体の治安維持部隊だけで、治安維持活動を担わせたらどうですか。
そしてその面を広げていけばどうですか。

地元でのコンセンサスが大事だと思います。
地元住民が合意していること。
つまり、
・米軍はその一都市に立ち入らない。
・スンニ派主体の治安維持部隊が、その一都市の治安維持を担う
・部族、長老、有力者が合意し、
  スンニ派治安部隊を攻撃する者は、レジスタンスではないと警告する
・できれば、アルカイダとは戦うと表明しているレジスタンスを
  巻き込む。
  ・米軍がその一都市から撤退するのなら、
   治安部隊を攻撃しないという言質を得る。
  ・更には、そういうレジスタンスを治安部隊に編入する。

ダルフールでは、武装勢力を正規軍に編入することで合意しました。
イラクでも、反政府武装勢力を、正規軍に編入する努力も
必要ではないでしょうか。

決して不可能だとも思えません。
ただ一つ、二つの都市で、実験的に行ってみればどうですか。
駄目なら、駄目でまた考えればいいではないですか。

米軍は勝てます!

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/06 04:21 投稿番号: [91207 / 118550]
妹の山さんが悲観的な著名人の意見を紹介してくれてるので、均衡を保つため楽観的な観測をしている重要人物を紹介しましょう。このひとはバリー*マッカフェリーという退役将軍です。彼はクリントン時代のひとで、ラムスフェルド長官のやりかたには非常に批判的だし、イラク戦争への反対意見を遠慮なく声高に述べていたひとです。

が、しかし、地元でただただ戦争反対を言ってるだけじゃなく、彼は実際にイラクに出かけていって自分の目で状況を確かめようと、2003年から今年にかけて数回イラクを視察訪問しています。そしてその度に彼のイラク状況に対する見解が良い方向へ変化しています。そして最近になって、イラク状況は自分が予測していたよりもずっと良い状況になっていると認めているのです。

『イラク軍は本物で、成長し、戦う意志がある。急速に広がる地域や人口のなかで率先的な行動をしている。志願者もスンニを含むすべての宗派から集まっている。これは純粋に大成功だ。』

将軍はイラク警察がシーア民兵や反イラク組織によって腐敗しているという事実を認めながらも、ピーターソン将軍の元に、全国警察の特別部隊は優秀でアメリカの警察と負けずとも劣らぬ技術を持ち、下手をすればアメリカの警察よりも情報徴収はすぐれていると語っています。そして将来について、『我々は確実に成就することができる』と語っています。

将軍はアメリカ政府内部の内輪もめにもかなり批判的ですが、これについてはまた別に書きます。妹の山さんが翻訳を頼っているひとに、ニューリパブリックに掲載されたマッカフェリー将軍の記事を翻訳してもらうことをお勧めします。この記事の概要と分析は下記のブログで読めます。元記事へのリンクもつながります。(英語ですみません)
http://biglizards.net/blog/archives/2006/05/barry_bends.html#more

米軍は勝てません②

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/06 03:37 投稿番号: [91206 / 118550]
勝てる勝てないをいう前に、いったい勝利条件とは何なのかということを考えなければならないでしょう。アメリカの勝利条件とは、イラクに安定した民主主義が確立し、アメリカ軍が撤退しても、イラク軍およびイラク警察がイラク治安と独立を守ることができる状態です。

私はイラクはその道を着々と歩んでいると考えます。

妹の山さんは、イラクの状況が全く良い方へ向かってないという印象をもっているようですが、それは情報の多いあなたでも、情報源があまりにも主流メディアに偏っているので、すべてが非常に悲観的に見えるのだと思いますね。

私は現場で仕事をやっている米軍兵や従軍記者、視察にいった退役軍人などの話から、イラク復興はうまくいってると非常に楽観的な観測をしています。IEDや狙撃などという方法は、相手に精神的な打撃を与えるという意味では効果がありますが、戦闘としてはあんまり効果のある作戦じゃありません。一度に一人二人の米兵を殺してみても、戦局には全く影響を与えませんからね。それに馬鹿ボンボンみたいに米兵の戦死者の数をせっせと数えていれば気が付いたはずなんですが、戦死者の数は2004年のピークから比べてずっと減少方向にあるのです。米軍はIEDの察知に敏感になったし、地元市民からの通報で爆破を未然に防ぐという件数も増えています。また、狙撃などに対する新兵器もアメリカではどんどん発明されており、スンニ抵抗軍にしろアルカイダにしろ、従来のやり方では米軍にこれまでどおりの打撃をおわすことはできなくなっているのです。

戦闘作戦や新兵器開発で競争させたら、テロリストはアメリカにはかないませんからね。長期戦になればなるほどアメリカは有利なんですよ。

この間ファルージャで自爆テロがあり、警察に志願しようとしていたスンニ派市民が多く殺されましたね。でも考えてみて下さい。このテロには二つの重要点があるのです。
1)スンニ派市民が警察官になってイラク治安に参加しようとしている。
2)アルカイダがスンニ派を殺している。
つまり、スンニ市民の多くが武力抵抗をやめ、テロを容認するどころか、テロに対抗すべく立場に志願しているということですよ。

こういう状況がすこしづつイラクでは起きている。確かにイラクの政治家たちはそれぞれの権力争いに忙しく、本気でイラクをおさめるつもりがあるのだろうかといらだちますが、それでもジャファーリのようなあからさまなイランの犬を候補から下げ、マキリ(だったっけ?)という新しい候補をあげたというだけでも、彼等は政治的な妥協というものを学びつつあると私は思います。

イラク人は妥協ということをいままでしてこなかった。力あるものがないものを弾圧してきただけです。だが今やそれはかなわない。それぞれの政党が協力し妥協しあって共存する方法を彼等は模索しているのです。彼等が殺しあわずに政治を行えるようになれば、アメリカの役割はおわるのです。

それがイラクにとってもアメリカにとっても勝利なのです。

「イランの核開発に打つ手はあるか」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/06 02:34 投稿番号: [91205 / 118550]
「イランの核開発に打つ手はあるか」(FOREIGN AFFAIRS)(論座6月号)

「確かに03年から04年にかけては、テヘランはアメリカのことを恐れていた。
アフガニスタンにもイラクにもアメリカが軍事プレゼンスを持っていたからだ。
だがそうした情況は今や消え去りつつある。CNNをみれば、
アメリカがイラクの泥沼に足を取られていることは誰にでもわかる」
(リュエル・マーク・ゲレット:アメリカン・エンタープライズ研究所)

「イランは既にイラクで大きなネットワークを築き上げており、
アメリカに大きなダメージを与える力を持っている。
アメリカに積極的に協力している訳ではないが、
イランは、自分達の利益からみて、
イラクでの内戦を煽り立てるべきではないと判断し、
自分達と関係の深いイラクのシーア派に
アメリカの復興・再建活動に参加することを促した。
我々がイラクで何がしかの成功を収めている部分があるとすれば、
こうしたイランの路線が幸いしている。
イラクがまだ完全に無力化していないとすれば、
それは、イランが自己利益の観点から
イラクにおいてはアメリカとの協調路線を選んだからだ。
しかし、我々がイランを空爆すれば、
イラク情勢を巡るイランの判断は根本的に変化する筈だ」
(ケニース・M・ポラック:ブルッキングス研究所)

「イラク人の協力なしで、イラン人がイラクでできることには限界がある。
もちろんイランのイラク介入によって米軍が身動きがとれなくなる危険もある。
おそらくペンタゴンは、イラクが更なる混迷に陥れられることを懸念して、
イランに対する予防攻撃には反対するだろう」
(リュエル・マーク・ゲレット:アメリカン・エンタープライズ研究所)

「限定的な攻撃が、無限大の軍事作戦へとエスカレートしていく危険がある」
(リチャード・N・ハース:米外交問題評議会会長)

かかしさんへ:米軍は勝てません②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/06 02:29 投稿番号: [91204 / 118550]
もちろん、スンニ派一般住民の多数が、
「屈辱と感じても、とにかく武力抵抗をやめて、平和的に政治に参加し、
なるべく早くアメリカに出ていってもら」おうと自分達自身で、
決めるのなら、私もそれについて反対もしません。
確かにそうなるかもしれませんね。


私の危惧は、Takfiris です。
狂信的な反シーア派主義者です。


私は、従来は、
・ごく少数のアルカイダ系
・大多数の地元武装勢力

という単純なニ分法でしか認識していなかったのですが、
数十から百とかというグループ数の武装勢力には、多種多様で、
そんなニ分法では、類別できないのではないかという直感があります。
例えば、アルカイダではないのだが、シーア派の殺害は容認するとか、
もっと色々な要素が混在しているようにも思えます。

例えば、ハマスはアルカイダとは全然違いますが、
無差別テロを一部認めています。
そのように、無差別テロを絶対に認めないという訳では
必ずしもないという組織も多いのかもしれません。


そうはいっても、スンニ派武装勢力の内、主要な組織はいくつかに絞られます。
・イラク・イスラム軍
・ムジャヒディン軍
・1920年革命旅団
・アンサール・スンナ

米軍への攻撃をサイト上で声明する主要組織は
この四組織に限定されていると言えるのではないでしょうか。

かつての停戦を申し出たレジスタンス十組織の統一司令部というのが、
現在はどうなっているのか、私には分かりません。
その十組織と上記の四組織との関係も分かりません。
重なっているのか、全然別なのかも分かりません。

上記四組織はタラバニ大統領との交渉を否定しています。
停戦といっても、一体どの組織と交渉すればいいのかさえ分かりません。
しかし、それでも、停戦交渉をする必要があると思います。
是非頑張って欲しいです。
アチェでは武装解除し、政治犯も釈放され、政治参加の方向に向かっています。
IRAやバスクでも同様の方向に向かっています。

交渉し、停戦し、政治参加への方向に向かう、
イラクでもできないことはないと思っています。

かかしさんへ:米軍は勝てません①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/06 02:28 投稿番号: [91203 / 118550]
「米軍の兵士は、内戦に割って入り戦闘を止めようと試みていないし、
イラク人を守っている訳でも、治安の改善に貢献している訳でも、
イラク人の人心を勝ち取っている訳でもない。
アメリカのイラク占領は、この国を破壊し、
いまや血生臭い国家分裂が起きようとしている」
(Nir Rosen:FOREIGN AFFAIRS:March 2006)


「米軍は敵が誰であるか分からない状態で、
当事者よりも傍観者としての役割に追いやられている。
今や力を持っているのは武装組織と宗教指導者だ。
イラク議会、そして権力ポストを射止めることにしか関心がない政治家が
国を管理できると信じているふりをするのを我々は止めて、
力を持つ勢力と交渉する必要がある」
(Marina Ottaway:FOREIGN AFFAIRS:March 2006)



>合法だろうと正当だろうと勝てなきゃ意味ないでしょう。

直対応させて頂ければ、米軍は勝てませんよ。
負けはしませんけれどもね。

それはスンニ派地元武装勢力も同様で、
彼らも勝てはしないけれども、負けはしません。

スンニ派地元武装勢力が、現在の戦術を採る限り、つまり
・IED
・IEDと待ち伏せ攻撃の組み合わせ
・スナイパーによる狙撃

この戦術を採る限り、軍事的には、
米軍は負けはしませんが、勝てもしません。
スンニ派地元武装勢力側も勝てはしませんが、負けもしません。

ブレジンスキー氏がそれを正しくも「消耗戦」だと喝破しているではないですか。


>スンニ派抵抗軍にいいたいことは、武力抵抗そのものがたとえ合法であれ、
>正当であれ、現実的に効果がないどころか、かえって自分らの安全を損なう
>結果を招いている以上、ここは屈辱と感じてもとにかく武力抵抗をやめて
>平和的に政治に参加し、なるべく早くアメリカに出ていってもらうよう
>つとめるべきだってことです。アメリカもスンニもそしてサドルの民兵たちに
>しても、アメリカ軍の早期撤退という希望は同じなのですからね。

効果はありますね。
それもかなりの効果が現実にありますね。
世界最強の米軍に負けていないというだけでも、
大いに善戦していると言えると思いますよ。

ひょっとしたら、アメリカの世界戦略を転換させてしまったとまで
言えるかもしれません、それ程の大きな効果があったと思いますよ。

アフガニスタンで、スティンガーという一つの武器が果たした役割を
想起させますね。
何とあのソ連圏を崩壊させてしまったんですからね。
(それはちょっと単純化し過ぎていますね、
もっと政治的・経済的要因が根底ですが)

グリーンゾーンって何?

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/05 20:23 投稿番号: [91202 / 118550]
馬鹿ボンボンが、本当にバカの一つ覚えで繰り返すグリーンゾーンだけど、イラクの状況をきちんと把握している常識ある人間なら分かるはずだが、アメリカ軍はグリーンゾーンで隠れてるわけじゃないし、イラク政府の要員たちはグリーンゾーン内にすんでるわけじゃないよ。

いったい馬鹿ボンボンは何がいいたくてグリーンゾーン、グリーンゾーンといい続けるんだろうか?   グリーンゾーンでミント茶をすすってるのは怠慢なバカサヨジャーナリストだけだと思うけどね。

注:アメリカ兵が戦死するのは、たいていがパトロールの最中。グリーンゾーン外での出来事。アメリカ兵の死体を毎日ほくそえんで数えてる馬鹿ボンボンがそれに気が付かないはずはないんだけどね。

Re: ロバくんデ〜ス

投稿者: yankeejapan 投稿日時: 2006/05/05 20:13 投稿番号: [91201 / 118550]
米戦略目的とは何?

案山子さん ラムちゃんの弁明画像も見てね

投稿者: mayfeir_lady_in_london 投稿日時: 2006/05/05 19:40 投稿番号: [91200 / 118550]
講演が騒然!聴衆が米国防長官を厳しく批判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20060505/20060505-00000034-nnn-int.html

読売系のニュースだからバカサヨメディアじゃないわよ。

ウププッ。

.

ロバくん

投稿者: mayfeir_lady_in_london 投稿日時: 2006/05/05 19:25 投稿番号: [91199 / 118550]
相変わらずねぇ〜。

能無し。

ウププッ。

.

Re: 象徴的な出来事 1、2、3、4

投稿者: yankeejapan 投稿日時: 2006/05/05 19:21 投稿番号: [91198 / 118550]
  全てどうでもいい様な小さな事。
  ご苦労様さまサンシャイン!
  今日は死体を数えないのかい、テニスボーイ?

Re: 象徴的な出来事 4

投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2006/05/05 19:00 投稿番号: [91197 / 118550]
アメリカがそうなったのも奴らは外国に言っても英語が通じると思い、ご丁寧にもアメリカコンプレックスのハムちゃんとかが文句つけるのも英語でいうという卑屈さがそれを助長している。
なぜ、アメリカに美しい自国語で文句をいわん。4千円、じゃない、4千年の歴史があるんだろう。

Re: カリフとイマムの違い=牧師と神父の違

投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2006/05/05 18:56 投稿番号: [91196 / 118550]
大して違わないが

案山子さんの嘘つき!

投稿者: mayfeir_lady_in_london 投稿日時: 2006/05/05 18:55 投稿番号: [91195 / 118550]
>ア〜〜、無視リストがなぜか無効になって、こういうくだらない投稿を読んでしまった。

いつも全部読んでるくせに。アハハ。

だってアメリカの成功者のくせに日本の掲示板に入り浸るのが楽しみなんでしょ?


うそと言えば

「なぜうそをついた」   米国防長官、散々の講演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000051-kyodo-int

米国防長官、イラク戦争に関し厳しい質問を受ける
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000227-reu-int.view-000

うそはいけないわねぇ。

ウププッ。

.

Re: グアム移転費 2兆円以上に・・又か!

投稿者: evangelical_knight 投稿日時: 2006/05/05 18:52 投稿番号: [91194 / 118550]
>アメリカ様がまず許しません。

ていうことはずっとアメリカのポチでいるしかないというわけか。


>日本はアメリカの【ATM】として、重宝だもんねー。

>言いなり外交、これ地球の常識。

地球の常識だからアメリカのポチであることも仕方ないと。


>どんな理由で?
攻撃して利益は?
いつ頃?


あれ〜、アメリカは許さないんでしょう?
であれば、日本が離れれば核攻撃だわな。
中国と北朝鮮については、尖閣諸島への侵略がある。無論、中国が日本の領有権を認めればよいが。


>無関係ではないから、中韓は反発している。


なんの関係もないが。なんの関係がある?



>ああ、それは中国からも言える理屈。

そう、中国からも言えるし、日本からも言える理屈。


>共産党一党独裁をやめないと話も出来ないか?


靖国は内政干渉。一党独裁に文句言われたくないだろう。中国も

象徴的な出来事 4

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/05/05 18:45 投稿番号: [91193 / 118550]
人間というのは、手っ取り早く海外に出て自分で歩き回るとか、それなりの想像力がないと、いつまでも自分の育った環境の価値観でものごとを見ることから抜け出せない。イラクが侵略されてから、明らかになったことで最も重要なことは、「屈辱」よりは「死」を選ぶ人間がこの世界に厳然として存在しているということだ。米国はもちろんのこと、日本の成金信仰の価値観とまるで違うのだ。そうでも考えなければ、これだけ圧倒的な天と地ほどの軍事力・武器の差がありながら、スンニ派を主体としたイラクの反占領勢力が3年以上も戦い続ける理由が理解できないだろう。

そうした人たちにとって、高そうなスーツを着込んであったこったら言っている政治家(?)が登場するグリーンゾーン政治など、どうでもいいに違いない。

Re: 重箱の隅=「決壊」か「溢れた」かの違

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/05 18:39 投稿番号: [91192 / 118550]
ア〜〜、無視リストがなぜか無効になって、こういうくだらない投稿を読んでしまった。

決壊と溢れたの差がわからんやつがカリフとイマムの違いなんつう話をするな、あほ!

馬鹿ボンボンではないが、変態おやじに課題をだしてやろう。カテゴリー5のハリケーンがルイジアナを襲ったハリケーンアンドリューというのがある。その時、堤防は氾濫したが決壊しなかった。その時の被害状況とカトリーナの被害状況を調べて御覧。この差が重箱の隅を突く程度の差かどうか自分で調べてみるんだね。

変態おやじ、汚らわしいから私に二度と話しかけるな。

さっさと無視リストを有効にせねば、目が腐る。

象徴的な出来事 3

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/05/05 18:23 投稿番号: [91191 / 118550]
俺も覚えがあるが、人間、自分に都合の良い方向に風が向いているときは、けっこうそれなりの言葉を思い付くものだ。ブッシュくんだったら、艦上で行った「Mission Impossible」ならぬ「Mission Accomplished」発言とか(まあ、元はライターが考えたんだろうけど)。しかし、もはやそんな言葉も思い付かなくなっているというか。

昨日の記事だが、ブッシュくんの発言を一部でも読むと、けっこう笑える。

イラクの転換点と称賛   米大統領、新指導部に期待
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060502-00000044-kyodo-int

記事によれば、

・新政府樹立に向けた指導体制が固まったことについて、「イラク市民にとっての転換点だ」と称賛、「イラクでの勝利」への決意を重ねて示した。

ところが、普通にイラク関係の記事を読んでいれば、マリキさんが選ばれたところで、ジャファリさんと大した違いがないことは、すでに明らかだ。グリーンゾーン政治の表舞台に出てくる顔が変わっただけ。グリーンゾーン内のわずか数百人のイラク人でも、ブッシュくんの脳みそだと「イラク市民」になっちゃうんだろうなあ。さすが「神懸かり」だけある。

・ また、ブッシュくんは「米国は中東で自由なイラクが生まれ、イラクをテロリストの隠れ場所にしないことの戦略的重要性を理解している」と述べ、米軍の早期撤退をあらためて否定した、という。

自由なイラク?どこが?イラクの女子学生を撮った、この写真を見比べると、ブッシュくんの抱く「自由」というのがどういものか、よく理解できる。さすが「神懸かり」だけある。

http://photos1.blogger.com/blogger/7220/2167/1600/formatura2.jpg
(上の写真が1963〜1964頃の女子学生で、下が現在)

イラクの女子学生は、こういうブラックジョークを発せられるだけ、すごーいインテリジェント。どっかの国の、自分だけはインテリジェントと思い込んでいる、マヌケ揃いと違う。

重箱の隅=「決壊」か「溢れた」かの違い

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2006/05/05 17:51 投稿番号: [91190 / 118550]
そして、重箱の隅と言うのは
水が堤防の決壊によって溢れたか
堤防の能力を超えて溢れ出たか
程度の事を言うわけで
カリフとイマームの違いよりは遙かに小さいと言うことだ(笑)

カリフとイマムの違い=牧師と神父の違い?

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2006/05/05 17:49 投稿番号: [91189 / 118550]
やっぱり何も分かっていないのこいつは…
牧師と神父の違いじゃなくて、牧師と教皇ほどの違いがあるって事だ

ラバーバンド姫の妄想

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/05 16:36 投稿番号: [91188 / 118550]
「バグダッドは燃えている」というフィクションを書き続けている、元バース党員の娘、深窓のおお嬢様として何の苦労もなく育った世界がアメリカ軍によって崩壊したので、いまだにアメリカにくしの思想だけをたよりに生きてる悲しい人物。

その彼女の新しい妄想は、イラクがイランに完全に支配されつつあるというものだ。確かにシーア派はイラン寄りの思想を持っている。だが、イランから直接指示をうけているのはサドルだけで、後のシーア派は、まずイラク人、次にアラビア人、(イランはペルシャ人)そして最後にシーアの順だ。イラクのシーアは決してイランの手下に成り下がる気はない。

ラバーバンド姫はアメリカがイランと戦争をはじめたら、イラクにいるイラン忠誠派が立ち上がってアメリカ軍に戦いを挑むだろうと考えているらしい。アメリカ軍はそれが恐いからイランに立ち向かえないのだと本気で思ってるらしい。あほちゃうか!

私は先ず、イラクのシーア派がイランに同情してアメリカに戦いをいどむなどというバカなことをするとは思えない。サドルのように一部そういう不心得ものがいたとしても、アルカイダやスンニ抵抗軍が3年かかってできないことを、どうしてシーアの民兵ならできると彼女は思うのだろうか?   シーアの数はスンニの比ではないというかもしれないが、イラクにおいて権力をもつことができるシーアが危険をおかしてアメリカと戦争をやる意味などない。いくらイランに同情していたとしても、イラクのほうが大切なはずだ。

ラバーバンド姫は憎しみだけで生きているような気がする。彼女はアメリカを憎み、シーアを憎み、イランを憎んでいる。憎しみを忘れイラクを愛する気持ちを持って欲しいものだ。

サドルがカリフの勉強

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/05/05 14:27 投稿番号: [91187 / 118550]
カリフじゃなくてイマムだっていいたいんでしょう。

牧師と神父程度の差じゃん。いちいち重箱の隅をつつくなよ、くだらない。

(ってヤンキーさんにいってるわけじゃないです。)

Re: 無知の恥=カカシ サドルがカリフの勉

投稿者: mayfeir_lady_in_london 投稿日時: 2006/05/05 10:55 投稿番号: [91186 / 118550]
またロバ並の発言を・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060502-04411213-jijp-int.view-001

ウププッ。

.

Re: 無知の恥=カカシ サドルがカリフの勉

投稿者: yankeejapan 投稿日時: 2006/05/05 10:47 投稿番号: [91185 / 118550]
  フセインがアメリカ、ブッシュの事を良く知って、亡命していれば。
  イラクはこんな不様な...   (笑う

勿論、無知の「恥」と言うことだ

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2006/05/05 07:11 投稿番号: [91184 / 118550]
「」付けにするのを忘れた。

無知の恥=カカシ サドルがカリフの勉強?

投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2006/05/05 06:40 投稿番号: [91183 / 118550]
>そしてサドルは父親とは段違いの出来損ないでお経ひとつ読めない文盲だってことも、カリフとしての勉強も途中で放り出してしまった落ちこぼれだってことも知ってますよ。イラク人いいわせるとサドルの演説はイラン人のゴーストライターに下書きしてもらってないと、教養あるアラビア語さえはなせないそうです。親の七光りがなければ価値のない男ですよ。


「知ってますよ」と宣言しているが、シーア派のサドルがカリフの勉強だって?(大爆笑)イスラムの事がまったく理解できていないくせに闇雲に突っ込んでいった、無知なアメリカ人の姿がここにあると言う事だ。

酒井啓子さんの論文への賛同と疑問②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/05 02:51 投稿番号: [91182 / 118550]
また、カギカッコ付きであるとはいえ、
「革命」と表現していることも斬新だった。
内からの革命ではなく、下からの革命でもなく、
更には上からの革命でさえもないのだが、
外からの革命とは言えなくもない。
フセイン独裁体制が戦争により崩壊した後、
次の政治体制がどうなるのか、
もちろん、ブッシュ政権は、自らに都合の良い政権の構築に四苦八苦してきた。
その思惑は、ことごとく破産してきた。
ブッシュ政権の思惑を破産せしめてきたもの、
それは、各階層のイラクの人民による戦いによるものだ。
しかし、イラク人民自体が、分裂している。
2500万人もいるのだから、分裂していて当然ではある。
民族、宗派、部族、地縁、血縁、階級、等々の要素により分裂している。
それらの力関係の総体によりある方向へ向かっている。

<占領者の思惑と実践>と<被占領者の思惑と実践>
更には<被占領者間の対立>

・占領容認派と抵抗派
・宗教勢力と世俗派勢力
・自治を享受するクルド
・自治を享受しつつある南部シーア派諸県

地域によっても治安情況、経済状況、占領軍の存在の有無、
等々とかなり条件自体が異なる。

しかし、ジャファリ首相続投問題は、
イラクという統一国家を維持するのか、
緩やかな連邦制という名の下に、分断・固定化されるのか、
という問題だと捉えるべきだと思う。


イラク戦争後にイラク人の間に他者との差異性意識が植えつけられたと
酒井女史は述べているのだが、
果たしてそうだろうかという根本的な疑問がある。
クルドとシーアは、戦争以前からフセイン体制によって、
他者との差異性という意識を嫌でも既に植え付けられていたのではないか。
スンニ派を意図的に優遇し、クルドには何度も軍事侵攻したし、
シーア派に対しても、宗教活動を抑圧したり、
湾岸戦争後のシーア派の蜂起に対しては、徹底的に弾圧し、
その後も抑圧を続けていたと思う。
つまり、クルドとシーア派は自ら望まないにも関わらず
既に分断されてきたと思う。

もちろん、それを基礎にして、
・戦後に形成されたもの
・最近の「宗派対立」によって、更に加速的に形成されたもの
という風に、更に深刻化したと捉えるべきではないか。


更には私の個人的問題意識として
<イラクのチェチェン化>というものもあります。
チェチェン南部山岳地帯で現在戦っているのは、
元独立派の兵士と独立派兵士
つまり、チェチェン人同士です。
闘争戦術としては無差別テロを路線を採り、
民族独立運動路線を逸脱し、
過激なイスラム国家建設運動へと変質した
『チェチェン独立派』から抜け出し、
体制側へと身を投じる元『独立派』兵士は
後を絶ちません。

イラクでも、イラク人同士の戦い
・占領容認派と占領反対派の戦い
という地獄へと向かっているのではないかという直感もあります。
スンニ派武装勢力の内、体制側の民兵へと組織編入される者と
あくまでも反体制側で戦う者とは、
そういう関係に陥ってしまうかもしれません。

また、現在のチェチェンの独立派は、もはや独立派というより、
チェチェン周辺の他の民族のイスラム教徒と共に
カフカスにイスラム国家を建設しようとする運動
といった方がより適当だと思われます。

イラクでも、イスラム国家建設を目指す勢力は多いと思います。
イスラム原理主義勢力です。
それは体制側と反体制側の両方にいます。
体制側では、シーア派各派や、スンニ派の宗教勢力ですね。
ただ、彼らは合法的に徐々にやっていこうということだと思います。
スンニ派武装勢力の中の過激な部分は、Takfiris であり、
過激なイスラム国家建設運動という様相を呈しているとも思えます。
そういう分子が、スンニ派内で主導権を握ってします可能性は
なくはないとも思えます。
そうなると、スンニ派地域では、
イラクのチェチェン化が進行してしまうかもしれません。

酒井啓子さんの論文への賛同と疑問①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/05 02:50 投稿番号: [91181 / 118550]
  <私の感想>
さすが酒井啓子女史である。
現象的な記述に留まることなく、
・実体を措定し、
  その実体の
  ・歴史的経緯
  ・イデオロギー
  ・組織構成
  ・支持階層、その支持階層の要望
  等々、という下向分析を行っている。
その分析が妥当かどうかはともかく、
各メディアに於いて、こういう分析自体が貧困だと思う。
そういうしっかりした分析があって初めて、
ではその分析内容は内容的に妥当か否かという議論が始まる。

私は酒井女史の分析内容を全面的に肯定する訳でもない。

ある政治勢力と、その政治勢力を支持する社会階層と
その社会階層の要望という観点が重要だと思う。
そういう社会学的、社会科学的分析が貧困だったと思う。

ある政治勢力が、政治勢力たり得るのは、
それを社会的に支えている社会集団が存在しているからであり、
その支持集団の要求に応えなければ、存在自体を存続できないと思う。

ジャファリ首相続投問題を巡る対立を、
「イラクの今後の国家体制をどうするか、という基本的な問題を巡って
発生していると考えるべきである」と述べている。
それはその通りだと思う。
連邦制か中央集権制か、
クルドの求める<独立性の高い連邦制>
SCIRIの「南部シュメール連邦構想」も<独立性の高い連邦制>と言えると思う

それに対して、あくまでも<統一国家イラク>を求める者達。
基本的には、そういう観点が根底になければならないと思う。

しかし、ならば、
①スンニ派やアラウィ氏の世俗派は、何故ジャファリ氏続投に反対したのか
②同じダアワ党のマリキ氏なら何故肯定するのか

という疑問が直ちに浮かぶ。

①について
スンニ派がジャファリ首相続投に強硬に反対したのは、ジャファリ氏というより
SCIRIの内務省ポスト維持に反対だったという要素の方が強いと思う。
スンニ派は本来は連邦制に反対であり、その限りでは、
ジャファリ氏に反対している訳ではないと思う。
ジャファリ氏の中央主権制に反対したのではないと思う。

酒井女史はスンナ派政治家は「まがいもの」とみているようだ。
そういう観点は斬新だ。
しかし、スンナ派政治家は、2005年10月の憲法制定国民投票では、
一致団結して反対票を組織化している。
そういう意味では、当時のUIAは、憲法草案賛成であり、
ダアワ党もサドル派もその方針に賛成していたのだから、
スンナ派よりも中央集権制を強く求めているとは言えないと思う。
もちろん、憲法草案国民投票は、連邦制か中央集権制かを
唯一の争点にしていた訳ではなく、
政治プロセスを進める為のものという要素が強かったとも思うが。


②について
ジャファリ氏かマリキ氏かという、<個人的資質の問題>も確かにあるだろう。
しかし一国の首相を決定するのに、<個人的資質の問題>が第一義的な問題
だとは思えない。
しかるに、スンニ派その他は、ダアワ党のマリキ氏なら歓迎するという。
同じダアワ党なのだから、政治的立場、政治的方針にそう大きな違いがあるとは
思えない。違いがあるとしてもダアワ党という一つの党の方針の枠内である筈だ
まあ四か月の混乱自体を早急に収める必要があったのであるから妥協した訳だが
一体何をどう妥協したのかさえ明らかではない。


また、一言で、スンナ派政治家といっても、
・イラク合意戦線と
・イラク対話評議会とでは、
  その支持層が違うようである。
・イラク合意戦線は、イラク・イスラム党を中核とするアラブ・スンナの
  宗教勢力を支持基盤としており、
・イラク対話評議会は、元バース党員のムトラクが党首なのだから、
  旧バース党支持層や、各種アラブ民族主義者や、アラブ・スンナの世俗派を
  支持基盤にしているものと思われる。

スンナ派二大会派は、石油資源の乏しいスンニ派アラブ人にとって、
石油利益の配分比率という死活問題に対しては、
<スンニ派アラブ人>という利害関係でまとまるのは当然だと思う。

革命か分断かイラクのパレスチナ化の真相③

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/05 02:47 投稿番号: [91180 / 118550]
ダアワ党やサドル潮流の掲げる原則主義的なイスラーム主義によって
統一的なイラクが運営されるよりも、
・世俗性を残したクルド地域、
・必要に応じて対米友好関係も築くことの出来るSCIRI率いる南部シーア派地域
・ある程度旧体制派の登用を容認された中西部スンナ派地域に
イラクを分断して、個別に監督する方が米政権としてはやり易いと考えている。

だがそこには政治エリートの長さえ把握しておけばよしとする、
イラク戦争以前からの米政権の発想を軌道修正する気配はない。


戦後のイラクで進行していることは、実態としての「革命」である。
強権的な世俗独裁政権であるフセイン政権を取り除いた時に、そこに忍従して
いた持たざる不満層は、独裁政権の下で苦渋をなめ続けた自分達こそが
「イラク人」であるとして、「イラク」と言う国の主人であることを要求した。
その新生イラクの求心力となる思想に、イスラーム主義を掲げたのが
サドル潮流であり、それに共闘するのがダアワ党である。
戦争という体制転換の機会を捉えて、彼らが目指したのは、
米軍ではなく、自分達の手による事後的な「革命」である。
彼らにとっては、領土的にイラクを分割して異なる国家理念と共存することは、
「革命」の頓挫である。
その意味では、連邦選挙後の正式政権の産みの苦しみは、
新生イラクが「革命」を追求するのか、途中で妥協的な分断のまま終結するのか
を巡る、深刻な路線対立によるものだといえよう。


<結語>

米政権がこだわる宗派・民族別の統治という発想は、
「異なる社会集団が、リアリズムに基いた利害関係によって平和裏に並存する」
ことを前提としている。
中東社会はそれぞれの社会集団の並存によって成り立ち、それぞれの社会集団は
各代表を持って「ボス交」をする、との認識が、米政権の発想の根底にある。
イラクの戦後政治は、米政権にとっては各集団のボス選びである。
この「異なる社会集団が、リアリズムに基いた利害関係によって平和裏に並存
する」ことは、共存と同義ではない、共存相手の生活に同情し共感することに
よって「共存」が成立するほど現実は理想的ではないから、自分の治安を確保
する為に他者に対して現実的な妥協を行う、その過程でリアリズムに基づいた
「並存」の「平和」が達成できる。ここで構築される「平和」においては、
人々は他者/他の宗派、他の民族の安全には興味がない。自分達の安全にしか
興味がない。あるいは、自分達が何をしているか/するかしか、興味がない。
そうした発想は、現在のイスラエルにおける「自分達の治安を確保する為に
一方的に占領地から撤退する」という行動を、「和平の実現」と呼ぶのと
同じである。
更にいえば、米軍の撤退を求める米国世論もまた、「共存」ではない「並存」を
前提とした平和を求めているに過ぎない。米軍の撤退を求める声は、米国人が
イラクで何をしているのかに興味を持つことから発声される。彼らの多くは、
「イラクを占領している」あるいは、「イラク人を虐待している」
米国民としての行動に責任を取ることだけを、問うているに過ぎない。
戦争以前のイラク社会において、リアリズムに徹する為に必要な
「他者がどうあれ自分達が何をしているか」についての責任感意識は成立して
いなかった。換言すれば、自分達の利害を第一に考えて「並存の平和」を
選択するという発想は存在していなかった。ここで「なかった」というのは、
責任感を持たなかったことを問題視しているのではない。
「自分達とは誰か=何の宗派か、何の民族か、何の部族か」の
明確な弁別意識がなかった、ということである。
戦争、占領と続く過程で、国民は複数の宗派への帰属意識に矮小化され、
弁別されていく。
混乱の続く戦後のイラクを評して、「イラクのパレスチナ化」と
しばしば言われる。しかしその言いが正しいのは、形態としての占領という
共通性によってではなく、これまで共存してきた同胞の他者化を強いられる
ということと、自己社会に対してのみ責任意識を持つことでしか平和が構築
しえない、という発想が植えつけられる、という点で、パレスチナとイラクは
同じ不幸な道を辿っているからである。

革命か分断かイラクのパレスチナ化の真相②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/05 02:46 投稿番号: [91179 / 118550]
ジャファリが所属したダアワ党ロンドン支部は、湾岸戦争以降党活動の中心で
あったダアワ党テヘラン支部と政治方向を巡って内部対立を生じ、1990年代末
以降ロンドン支部とダマスカス支部が党の主導権を握ってイランと距離を置いた
ダアワ党は、水面下で米英政府と交渉を持ってはいたものの、
イラク戦争開戦まで、軍事攻撃と米軍の威を借りた政権交替に反対していた。

「シーア派代表としてのシーア派イスラーム主義政党」という
位置づけに対して、ダアワ党を始めとするイスラーム主義政党は、反発した。
イスラーム主義者にとって、イスラーム主義は
シーア派社会にのみ適用されるべき思想ではなく、広くイスラーム社会全体、
つまりイラク社会全体に適用されるものだとの観点から、
「シーア派」社会のみの政党として認識されることに抵抗を示したのである。

SCIRIの「シーア派」限定性は、ダアワ党との
組織構成上の相違に起因するとも考えられる。
ダアワ党は、政党政党成立前、その構成員の一部がスンナ派のイスラーム主義
政党であるイスラーム解放党やムスリム同胞団に所属していたという経験を持つ
初期においてはスンナ派党員もダアワ党に加盟していたとの説もあり、
超宗派性を持つ。
ダアワ党は、党員及び幹部に、非ウラマーを多く持ち、
バグダードやバスラなどの都市部青年層での活動に一定の基礎を持つが、
SCIRIはウラマーの関与度が高い。
SCIRIにとっては、シーア派聖地という「一地域」としてのシーア派社会が
最も重要であるといえるだろう。


  <イラク・ナショナリズムか、「有力者の手打ち」か>

都市青年層に比重を置くダアワ党とウラマー中心のSCIRIという差異は、
実はサドル潮流とSCIRIとの間に、より鮮明に見られる。
「イラク人であること」よりも、
「ナジャフ・カルバラで学んだウラマーとの関係」が
むしろ重要な要素を占める海外亡命組のSCIRIに対して、
純粋国内培養のサドル潮流は「イラク人としてイラクに生まれ育った」ことを
前面に押し出して、対抗意識を燃やしてきた。
特にサドル家とハキーム家という、
それぞれの組織の創立者のウラマー名家同士の対立も反映されている。

国内での大衆的支持は、イラク戦争直後から
国内組イスラーム主義組織にむしろ集まった。
特にサドル潮流が魅了したのは、イラン・イラク戦争から始まってイラク戦争に
至る戦時にも関わらず、そしてフセイン政権の圧政下にも関わらず国内に留まり
自分達の「時」が来るのを待ちわびていた「持たざる人々」であった。
それは主として都市部貧困地域の青年層であったが、サドル潮流の指導者である
ムクタダ・サドルの歯に衣着せぬ反米的言動、権威に対する反抗は、
彼自身の若さと相まって、特に戦後の不満層を代弁することとなったのである。

国内勢力であるサドル潮流は、亡命期間の長かったダアワ党に対しても、
批判的姿勢をとっている。しかしSCIRIに比較して、
サドル潮流のダアワ党への一定の「信頼」は明らかであろう。
サドル潮流の反米武装抵抗運動が激化した2004年に、サドル潮流は
SCIRIに対してはその「対イラン依存」姿勢を糾弾したが、
ダアワ党のジャアファリ党首に対する批判は、
「かつてのダアワ党はそのように対米追随ではなかったではないか」
といったトーンになっていることは、興味深い。

サドル潮流のダアワ党に対する親近感には、サドル潮流のムクタダ・サドルの父
サーディク・サドルが元々ダアワ党と密接な関係を持っていたこと、
そもそもダアワ党創設者であるバーキル・サドルがムクタダの叔父にあたること
それ以上に、ダアワ党とサドル潮流の共通点は、
いずれもイラク国内での活動に力点を置き続けたこと、
そしてイラク一国としての統一を重視することにある。
初期ダアワ党の持っていた超宗派性を、より明示的な形で提示しているのが、
現在のサドル潮流だということもできる。
サドル潮流とダアワ党への支持の根源には、
彼らの持つ「イラク・ナショナリズム」があるといえよう。

「南部シーア派地域での地方自治政府樹立構想を明らかにしたSCIRIは
南部油田の利権獲得を見越して、
北部のクルドと「領地分割」で手打ちを行うことが可能である。
SCIRIとクルドの「現実的」な姿勢は、
国際社会としてはむしろ扱い易いものである。

革命か分断かイラクのパレスチナ化の真相①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/05 02:41 投稿番号: [91178 / 118550]
「「革命」か、「分断」か   イラクの「パレスチナ化」の真相」酒井啓子(現代思想5月号)

「学歴や出身校、習得した技術を尋ねる前に、どの宗派に属するのかを聞く
西欧人の無神経さに、不愉快な思いを隠せないイラク人知識人は少なくない。
物理的な破壊や経済的停滞よりも何よりも、
「イラク戦争で半世紀も一世紀も後退した」とイラク人が嘆くのは、
そうした帰属意識の矮小化である。

一連の「宗派」対立は、あくまでもイラク戦争後の
イラクの政治社会的環境が作り出した、「政治の産物」である。

・地域間利害を先鋭化させた結果
・主要政党が宗教的な動員力に依存した結果
イラク社会のイスラーム化、地域分断化が進行したのである。

第一にはブッシュ米政権の政策的な「間違い」
第二には、その「間違い」を超えて、米軍の武力による「政権交替」が
実質的には「革命」ともいえる社会変化を誘発しながら、
その「革命」の帰結が米政権の望まない方向で進行している、という現実。


  <治安悪化の新たな要因>

2005年4月の移行政府成立以降、イラク人化政策が
逆に治安悪化をもたらす原因を作っている。
内相ポストがSCIRI出身者によって占められ、
治安機関がSCIRI系のバドル組織に独占されたことが、その主要因である。

イラン・イラク戦争期にイランの支援を受けて、イランからイラク国内に
潜入させられたバドル部隊に対して、それを「外敵」として戦った
経験と記憶を持つ、あるいは彼らによって命を失ったイラク人は少なくない。

バドル組織の治安機関への独占が進むにつれて、
・イスラーム主義政党対旧バアス党員という対立項に加えて、
・「シーア派イスラーム政党」対「スンナ派」との対立項が浮かび上がってきた


  <政治が生み出した宗派対立>

イラク国内の治安情勢は、移行政府成立以前は基本的に外国軍の占領や
外国主導の国家建設に反対する形で武力衝突が発生していたのに対して、
移行政府成立後は、イスラーム主義対世俗・旧バアス党系勢力の対立といった
イデオロギー的路線対立が新たな衝突原因となっている。
そしてそれが、宗派を基軸とした対立として回収され、
宗派対立的様相を促しているのである。
同時に、「選挙」を前にして、最も短絡的に票を獲得できるのが、
宗教と部族的紐帯の利用だということも、
宗派性を過度に強調する政治状況を生み出している。

宗派的統一性をこれまで全く持たなかったスンナ派社会が、
「スンナ派」としての政治行動を求められるようになったのは、
これらの一連の選挙の結果であるといってもよいだろう。

スンナ派政治家の登用が一見、スンナ派住民の民意代弁の目的の為に進められて
いるように見えながら、実際には移行政府及び米政権の目的は別の所にあった
ことに留意する必要がある。それは、スンナ派政治家の登用を通じて、
あい続くスンナ派住民居住地域での反米、反政府武装活動をいかに制御できるか
ということであった。スンナ派政治家には、住民代表としての性格よりも、
スンナ派地域の武装勢力に対する説得、統御が求められたのである。
それ以降多くの野心あふれるスンナ派政治家が、武装勢力との接触、
彼らとの交渉能力や人脈をプレイアップして政界への進出を図るようになった。

国民投票は同時にまた、「スンナ派」地域での他地域との政治志向の違いを
明確にする結果を生んだことで、これまで「スンナ派」としての宗派意識の
希薄であった地域に、「スンナ派」意識を植えつけることともなった。

「スンナ派」という宗派意識と、「一地域」としての利害意識の一致とが、
重なりあうこととなった。
それを「スンナ派」政治家が掬い取るようにして、「スンナ派」社会の代表性を
喧伝しつつ、国政に名乗りをあげていったのである。


  <イラクの将来像を巡る対立>

(ジャファリ首相続投を巡る混乱は)
イラクの今後の国家体制をどうするか、という基本的な問題を巡って
発生していると考えるべきである。

ダアワ党は、1950年代末にバーキル・サドルを思想的中核として成立した、
イラク国内のシーア派社会における最初のイスラーム主義政党
その後の殆どのシーア派イスラーム主義政党は、
ダアワ党を母体として分派、新設された。
SCIRIもまたダアワ党出身者を中心に、イランに亡命した
イスラーム主義政治家やウラマーが1982年にイランで設立したものである。

サドルとブッシュの類似性

投稿者: mayfeir_lady_in_london 投稿日時: 2006/05/05 00:57 投稿番号: [91177 / 118550]
>そしてサドルは父親とは段違いの出来損ないでお経ひとつ読めない文盲だってことも、カリフとしての勉強も途中で放り出してしまった落ちこぼれだってことも知ってますよ。イラク人いいわせるとサドルの演説はイラン人のゴーストライターに下書きしてもらってないと、教養あるアラビア語さえはなせないそうです。親の七光りがなければ価値のない男ですよ。


まるでジョージ・W・ブッシュその人を紹介した文章みたい。

サドルとブッシュってなんて良く似てるの。

サドルは出世するわ。きっと。

ウププッ。

.

Re: グアム移転費 2兆円以上に・・又か!

投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2006/05/05 00:01 投稿番号: [91176 / 118550]
>>日本には、非核三原則がある。

>改正すればよろし。

ま、無理でしょう。

アメリカ様がまず許しません。

彼らの存在意義がなくなるから。

日本はアメリカの【ATM】として、重宝だもんねー。

言いなり外交、これ地球の常識。




>>日本がどの国から【攻撃】される?


>アメリカ、中国、北朝鮮など


どんな理由で?
攻撃して利益は?
いつ頃?


>>日本は【過去の侵略を真に反省していない・・靖国問題など】と思われているし、中国の【核】は、台湾以外のアジアを狙っているのか?

>別に過去のことなんてまるで関係なし。靖国は単なる墓参りのお話。

墓じゃないけど?

無関係ではないから、中韓は反発している。


>中国の核が台湾以外を狙えないという保証はない。
それにそもそも日本の核が防衛以外のどこの国を狙うというのだろうか。


ああ、それは中国からも言える理屈。


>>是非そうありたいが、日米一体化爆走中の今の日本政府では、信頼されない。

>だから安保を見直すという話があるが。しかし、中朝一体化爆走中の中国政府では信頼されないが。


軍事同盟でも結んだのか?
初耳だが?


>>まず【靖国】参拝止めないと、話も出来ない。

>共産党一党独裁をやめないと話も出来ないか?

意味不明。
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