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牛乳「有害」説

投稿者: meliosma 投稿日時: 2006/08/21 10:35 投稿番号: [1492 / 1694]
MSN毎日の同じ記事
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060818k0000e040076000c.html
から、もう少し詳しい記事がリンクされています。

#取りあえず、
「硫酸エストロンはビスフェノールAなどの環境ホルモン(内分泌かく乱物質)よりも強い」
レモンの×倍のビタミンC、みたいな話ですね。

知っておきたい「牛乳有害説」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/shoku/gyunyu/news/20060801hog00m100001000c.html

牛乳有害説の根拠聞く   新谷さん「臨床データから得た」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/shoku/gyunyu/news/20060801hog00m100002000c.html
# 「自然の摂理に反します」「『牛乳』『毒』のキーワードでネット検索すると700本ぐらいの文献が見つかります」「過酸化物質」あたりが…

牛乳有害説」に北大名誉教授・仁木さんが反論
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/shoku/gyunyu/news/20060801hog00m100003000c.html
# ハーバード大の研究については、元論文が読めればどちらが正しいか容易に判断できそうです。

上げ

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/08/18 22:37 投稿番号: [1491 / 1694]
あげ。(夏のためか落ちるのが早い)


牛乳が有害ねぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060818-00000054-mai-soci

勉強不足のせいか、「医者が長年の臨床経験から導き出した食生活改善法」で、後で疫学調査等で科学的根拠に裏付けられたものって、全然思い浮かばないのですが。

上げ

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/08/14 23:24 投稿番号: [1490 / 1694]
上げ。

ネタがないのでチラシの裏。
本当にクールビズって効果があるのでしょうか?
ネクタイ外しても、暑いものは暑いんですけど。

ほげ

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/08/05 14:17 投稿番号: [1489 / 1694]
保守&上げ

あげ

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/07/28 22:13 投稿番号: [1488 / 1694]
上げます。

あげ

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/07/19 21:34 投稿番号: [1487 / 1694]
messengerofnonmalt_2002さんにレスしようと再勉強中・・・

あげ

投稿者: messengerofnonmalt_2002 投稿日時: 2006/07/10 01:43 投稿番号: [1486 / 1694]
落ちそうなのであげます。

Re: 伊東家の食卓

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/06/28 00:17 投稿番号: [1485 / 1694]
>10円玉は、ウォーターバス(SUS製)の水がすぐ汚くなってしまうのを
>防止する働きがあるのは体験済みです。銅線とかでもいいんですが。

面白そう!
今度10円玉を入れて培地を作ってみよう。

大きいシャーレだったら、阻止円ができるのが見えるのでしょうか?

Re: 伊東家の食卓

投稿者: TBDD 投稿日時: 2006/06/24 08:19 投稿番号: [1484 / 1694]
いろいろ調べましたが、一番確からしいのは、花瓶や道管の中に雑菌が
繁殖して水が通りにくくなってしまうので、雑菌繁殖を抑えるために
10円玉や金属、漂白剤などを入れるとよいというものですかね。
10円玉は、ウォーターバス(SUS製)の水がすぐ汚くなってしまうのを
防止する働きがあるのは体験済みです。銅線とかでもいいんですが。

Re: 伊東家の食卓

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/06/21 23:29 投稿番号: [1483 / 1694]
本当の理由は何なのでしょう?

砂糖や酒を入れると花が長もちするのは知っていますが、ヘアピンでは理由が違いそうですし。

伊東家の食卓

投稿者: TBDD 投稿日時: 2006/06/21 19:08 投稿番号: [1482 / 1694]
ヘアピンを花瓶に入れると花が長持ちするというのをやってました。
理由がすごい。
「水分子はばらばらな方向を向いていて道管を通りづらいが、鉄を加えてやる
ことで水分子の向きがそろい、道管を通りやすくなるため長持ちする」
そうです。
そのときに示されたポンチ絵もすごい。水分子の大きさと道管の大きさが
ほぼ同じ。

さすが日テレ。

Re: リスク論について:損失余命の定義2

投稿者: messengerofnonmalt_2002 投稿日時: 2006/06/15 02:50 投稿番号: [1481 / 1694]
2000字越したので続きです。

>さて、このような損失余命の概念をエンドポイントとして用いることで、
  異なるリスクを統一的な指標を用いて比較することが可能になりました。
  上の例だと、労働災害はがんよりも40倍のリスクがあるというように。

例えばこのがんの発生原因がアスベストと思われる中皮腫を伴うものだったらどうでしょう?
この場合、避けるべきリスクは労働災害もがんも同等です。
アスベストが原因と思われるがんは吸入後、数10年後に発生する事が多いようですが、
例えその発生が平均寿命前後に発生したとしても、やはり大きな問題である事に変わりはないでしょう。
また労災は実は年齢や熟練度合いに関係なく、各年齢に満遍なく発生しているものなのですが、
当然ながらその対策には、若年は気をつけて、高齢者は気をつけなくてよいなどという政策は
採られていないし、今後もその様な事は起こらないでしょう。
前にも書きましたが、日本では損失余命は統一的な指標にはならないし、
今後もなるかどうかは難しい気がします。簡単に人権問題に発展しそうですしね。

この辺の問題はMsg.1477でも書かれていますが。

あと、余談ですが

>少なくとも社会的な貢献度という観点から見た場合、これから教育を受ける必要のある0歳児よりも、
  教育期間が終了しこれから存分に働くことができる20歳の方が価値が高いとは言えるでしょう。

よくある目安として定年前後まで働いた場合の獲得賃金を算出する事がありますが、
その場合パーソナリティが確定していない子どもが一律的に算出されるのに対し、
そろそろ確定しつつある20歳の方が具体的に算出しやすいというのがあります。
生命は全ての人に平等ですが、個人の能力は人によって違いがあるという事ですね。
個人の能力を個別に評価する事は一般にも認められていますが、
生命の価値と個人の能力の違いをごっちゃにしない事が肝要か思います。

あと最後になりますが、あるものさしを当てはめて、比較する事に個人的には意味を感じません。
個の多様性を尊重する時代に、全体主義に繋がる様な比較は社会主義国ならいいでしょうが、
日本にはそぐわない気がします。
そういうものが必要になる場合もあるのかも知れませんが、
私にはよく分かりません。

Re: リスク論について:損失余命の定義

投稿者: messengerofnonmalt_2002 投稿日時: 2006/06/15 02:47 投稿番号: [1480 / 1694]
損失余命はおろか、リスク論について何かの講習の時になめた程度しか
知識がないものが書くのも失礼とは思いますが

ざっと見たところですが、損失余命の一番大きな問題点は、寿命を定義できない事だと思います。
目安として平均寿命というのがありますが、人間の寿命はそれよりも短い人もいれば、もっと長い人もいる。
サケのように繁殖行動後に全て寿命を迎えるような生物であれば余命分が確定できますが、
寿命が分からない以上、この部分が非常に曖昧です。
これによってどの様な問題が起こるかというと、例えば平均寿命を寿命と定義した場合、
もし平均寿命分生きた人がいたとすると、その人のこれから生きる分の寿命はどうなるのかという
問題が生じてしまいます。もちろん日本ではその後の寿命が1年であろうと10年であろうと
寿命がある限りその尊厳を保障するのが普通ですから、
この様にある時期を寿命と考えて当てはめていく考え方は少なくとも日本にはそぐわないと思います。

では、日本ではどうなるかとという事を考えてみましたが、
日本の場合は死後評価以外は出来ないと思います。
死因が大きな問題になるという事ですね。

msg1470で損失余命の定義をされておられますので引用させて頂きますが、

>「損失余命を簡単に定義すると、そのことがなければまっとうしたであろう寿命が
  どの程度短くなってしまったのか、その時間ということになります」。

寿命が来れば人は死にますが、寿命による死因も色々あります。
つまり「その事」と寿命による死因とを区別しないと損失余命の判定は出来ないということです。
例に上げて頂いた、「老衰」による死と「交通事故」による死、「がん」と「労働災害」による死、
二つを評価すると、「がん」「老衰」が寿命である可能性があるのに対し、
交通事故、労災は人災である可能性が高い、
従って人災の場合に対してのみ、損失余命が当てはまるという事です。

老齢になれば寿命が死因になる場合もある、
しかし若いうちに老衰で死ぬ事は、特殊な病気の場合を除いて全くない、
死因の多くは天災などの場合を除いて人為的な影響が大半を占める訳ですから、
損失余命の評価には上記の例のように、死因が人為的なものかどうかが非常に重要になるでしょう。
ですから先に損失余命からリスクを評価するのではなく
死因が何かを評価してから損失余命の話が出てくる事になると思います。
どこかに生前評価の話が出てきましたが、この事から見るに生前評価は日本では無理な気がします。

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/06/11 10:17 投稿番号: [1479 / 1694]
上げます。

感想:
平均寿命も毎年変わっています。
当然、損失余命もころころ変わるわけで、その補正とかが大変そう。
(その点も解決済みなのでしょうけど。)

Re2: 胎児の損失余命

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/05/31 20:09 投稿番号: [1478 / 1694]
前回も少し書きましたが、生命は本来連続したものであり、単純に出生前と出生後でスパッと分割できるような性質のものではありません。
しかしながら、法律やその他、社会的な決めごとにおいては「人間」と「人間でないもの」を区分する必要に迫られます。
その境界線としてもっとも便利なのが出産というラインなんだろうと思います。
ですが、その境界は便宜的なものに過ぎないので、境界線近くではいろいろと問題が起きるのでしょう。
minaduki_bunさん紹介の例はいずれも境界例であり、従来人間でないものとして扱われたケースに対して、できる限り実態に近い、人間並の取り扱いをしようとした試みなのでしょう。

リスク論に関していえば、現状ではやはり「人間」と「人間でないもの」は明確に区分されているようです。ただ、このような状況は将来改善されていくのではないかと期待しています。

リスク論について:損失余命の問題(2)

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/05/30 18:16 投稿番号: [1477 / 1694]
さて、前回「人の命は有限で、その価値は初めは皆同じだが、使っていくうちに(年を重ねるごとに)だんだん減っていく」という法則の導入を試みましたが、今回早くも問題に直面します。

それは、人の命の価値はそんなに線形性があるものなのか?という疑問です。もちろんこれは、損失余命というものさしにも直接関わる問題です。

たとえば、人の寿命を80年とします。もし70歳で死亡したら損失余命は10年、40歳で死亡したら損失余命は40年です。このような場合、両者を比較してどちらの命の価値が高いか、どちらの命を優先して救うべきかについてさほど異論はなかろうかと思います。
では、20歳で死亡した場合の損失余命60年と0歳で死亡した場合の損失余命80年を比較するとどうでしょう。0歳児の命の方が価値が高い、と単純に結論づけることは難しいのではないでしょうか。
少なくとも社会的な貢献度という観点から見た場合、これから教育を受ける必要のある0歳児よりも、教育期間が終了しこれから存分に働くことができる20歳の方が価値が高いとは言えるでしょう。
もちろん、このような見方が全てではありませんが、損害賠償額の算出ではこのような考え方に基づいて命の価値を見積もっているようです。

この他にも出生前と出生後の比較においてほころびが明らかになります。
出生したばかりの0歳児の損失余命は80年となり、もっとも価値が高い一方で、出生前の胎児の価値は算出されません。出産の前後でこれほど価値が激変するというのは常識的に考えてかなり奇妙です。そこで、仮にこの問題を解消するために出生前の胎児にもある程度の価値を認めるとしましょうか。この場合、出産直前の胎児より受精卵の方が価値が高いというのはおかしいので、胎児が成長するにつれて価値が高くなるような評価になるでしょう。そうすると、命の価値は受精からだんだん上昇し、出生でピークを迎え、その後下降するという山型の折れ線を描くでしょう。となると、20歳の若者と妊娠中後期の胎児の命の価値が等しい、という結論が導かれます。これも常識的に考えればかなり奇妙です。

これに対する解決方法は私にもわかりません。ただ、この問題を考えていくうちに気づいたのは、人の命の価値には誰が見るか、どのような点について見るかで多様性を持つであろうこと、そしてそれゆえに誰もが納得できる唯一のものさしを作ることはできないであろうことです。ただし、これは損失余命、あるいはそれの代わりになるようなものさしを作るのは無意味だ、ということを意味しません。誰もが納得できるものさしを作るのは無理でも、多くの人がそれなりに納得できるものであれば、そのものさしはそれなりに有用であるでしょう。損失余命というものさしがそれなりに有用であるように。だからこそ、この問題は専門家だけの議論にとどめるのではなく、社会全体で考えるべきではないでしょうか。



なんだかまとめのようになってしまいましたが、まだ続きます。

科学ジャーナリスト賞:毎日新聞元村記者に

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/05/29 18:24 投稿番号: [1476 / 1694]
閑話休題。

--
科学ジャーナリスト賞:毎日新聞・元村記者に大賞   長期連載「理系白書」で評価
  優れた科学ジャーナリスト活動を顕彰する「第1回科学ジャーナリスト賞」の受賞者5人が26日、発表された。5人の中から「大賞」に、毎日新聞科学環境部の元村有希子記者=が選ばれた。受賞理由は「ブログを含む『理系白書』の報道」。また、毎日新聞大阪本社社会部編集委員の大島秀利記者=が、兵庫県尼崎市で昨年発覚した「アスベスト(石綿)被害と救済に関する報道」で受賞した。

  同賞は「日本科学技術ジャーナリスト会議」(小出五郎会長)が、創立10周年を記念して新設。過去1年間の報道や著作、博物館での活動など、科学技術を社会に伝える仕事に対して贈られる。

  ◇アスベスト問題で大島記者入賞

  大賞を受賞した元村記者は、日本の研究者・技術者の現状を描いた毎日新聞の長期連載「理系白書」(2002年1月〜)の取材班キャップとして、科学と社会のあり方についてさまざまな問題提起をしてきた。読者との交流の場として04年秋に開設した「理系白書ブログ」では管理人を務め、1日平均5000件のアクセスがある。

  大島記者は、昨年6月29日夕刊「10年で51人死亡   アスベスト関連病で」などの記事を特報し、アスベスト被害が社会問題化するきっかけをつくり、その後も行政を動かす連載などを紙面化した。

  26日、東京都内で表彰式があり、選考委員でノーベル賞受賞者の白川英樹・筑波大名誉教授が大賞の元村記者にトロフィーを贈り、「ブログや新聞連載で科学技術を広く社会に伝え、理系の問題を喚起してくれた」と励ました。元村記者は「理系白書には延べ16人の記者がかかわってきた。4年間の活動が認められ、うれしい」と述べた。
められ、うれしい」と述べた。

  他の受賞者と受賞理由は次のとおり。(敬称略)

  フリーカメラマン、中村梧郎(ベトナム戦争の枯れ葉剤被害を追及する報道姿勢)▽青山学院大教授、福岡伸一(分子生物学者として斬新な視点からBSEを分析し、一般向け科学書にまとめた)▽朝日放送アスベスト取材班代表、石高健次(アスベスト問題に取り組み、住民被害の実態と救済を訴えた報道)

毎日新聞   2006年5月27日   東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060527ddm041040060000c.html
--

理系白書の記事は私も割と評価している。

Re: 胎児の損失余命

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/05/28 17:43 投稿番号: [1475 / 1694]
丁寧な解説をありがとうございました。

環境中の生物に対しては、「致死」や「変異」の他に「再生産(子孫を作る能力)」に対してもリスクを調査していたと思いますが、これも関連があるのでしょう。


刑法上は、日本の場合、生まれてきた人と胎児は区別されているようです(傷害の場合は諸説ありますが)が、アメリカでは多くの州で胎児の殺害は「殺人罪」となるようです。

ただ、こんな例も
http://response.jp/issue/2006/0405/article80908_1.html
(死亡した胎児を人とみなす…交通事故では初の適用)
これは特別な例でしょうけど。

また、この記事にも書かれているように、水俣病で胎児が亡くなった時もそういう判例があるそうです。



リスク論って奥が深そうですね。
これからの解説も楽しみにしています。

胎児の損失余命

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/05/25 18:54 投稿番号: [1474 / 1694]
>流産した場合、損失余命は平均寿命?
>平均寿命+出産予定までの時間?
>それとも生まれていないから損失余命は0?
>
>堕胎してしまった場合は0?
>
>ネットでぐぐりましたが、出てきませんでした。
>もし御存知でしたら、お教え下さい。

損失余命は死をエンドポイントにしているので、そもそも独立した人間として認知されていない胎児の死亡は人間の損失とは見なされない、と理解しています。
妊婦が交通事故で死亡しても死亡者2名とは計算されませんので。

となると、出生前後で損失余命に著しい差が出る、ということになってしまいます。出生前に死亡しても損失余命として計算されませんが、出生後に死亡すると80年近い損失余命として計算されます。これには大きな違和感がありますが、かといって単純に胎児の損失余命=平均寿命+出産予定までの時間というわけにもいかないようです。

このあたりは次回以降にでも説明していきたいと思います。まあ説明できるほど知識があるわけでもないんですが。

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/05/25 00:35 投稿番号: [1473 / 1694]
マターリといきましょう。

Re:損失余命

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/05/20 18:39 投稿番号: [1472 / 1694]
素朴な疑問として

流産した場合、損失余命は平均寿命?
平均寿命+出産予定までの時間?
それとも生まれていないから損失余命は0?

堕胎してしまった場合は0?

ネットでぐぐりましたが、出てきませんでした。
もし御存知でしたら、お教え下さい。

リスク論について:損失余命の問題(1)

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/05/15 19:04 投稿番号: [1471 / 1694]
前回紹介した損失余命ですが、いくつかの問題をはらんでいるように思います。

一つめは、差別との関係。
損失余命で人の命を比較するということは、人の命の価値を年齢で差別化するということと同じです。

以下、環境リスク学、中西準子著より引用(以下の引用は同著より引用する)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  もちろん、損失余命でも差別問題が噴出することはあるのです。大気汚染によって主として老人が命を失う場合と、事故などで若者も含めて命を失う二つの場合を考えます。大気汚染だと、若者の被害者は少ないが、老人の被害者は多いのです。そこで、大気汚染の対策と、事故の対策を比べる必要があるとします。死の数では一緒だとしても、損失余命で考えたら、若者は三十何年から五十年の生命を失うから、年寄り一人より若者一人を救う政策の方がいいということになります。つまり、損失余命で年寄りは六年だが、若者は四十年から五十年ありますので、若者一人死ぬことは、年寄りが六〜七人死ぬのと同じ価値ですよ、ということになります。だから、損失余命だけを使うと、若者を救うべきということになるのです。(p133)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

若者と老人が死亡したときの損失余命は異なるので、損失余命で見た場合、若者の方が命の価値が高いということになるのです。
これってなにか違和感を感じませんか?人間の命には同じ価値があると思っていた私にとって、この事実には考えされられました。だって、若者と老人にそれぞれ自分を当てはめてみると、確かにその価値が異なるのが理解できたからです。若いうちに死ぬよりは年をとってから死んだ方がマシですから。でも、若者と老人にそれぞれ別人を当てはめるとやはり違和感を感じるのです。「両者の命は同価値」と心の中で誰かが囁くのです。
しばらく考えて、ある一つの法則を導入することで解決を試みました。
その法則は以下のようなものです。

「人の命は有限で、初めは皆同じだが、使っていくうちに(年を重ねるごとに)だんだん減っていく」

こう考えることによって、なんとか折り合いをつけることに成功しました。若者も老人も元々の価値は同じだったけれど、老人は年を重ねて価値を減少させていったので両者の価値に差が出た、と考えるようにしたのです。

中西準子も同様の記述をしています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
若い人が人生で、楽しいことを経験せずに死ぬ。年をとった人なら、これまでの社会の役割を果たしてきたし、人間にも寿命があるのだから、いいではないか。いいではないかというと不穏当かもしれませんが、私ももう歳なので、私の気持ちとして聞いてください。ここには、死という不連続なものを恐れるだけではないものが、人間にはあるということです。つまり、ある種平均寿命的なものを生きる覚悟と、そしてやがて死ぬ覚悟です。だから、損失余命は一つの尺度になるかと思います。そこまで私も考えて使うことにしました。最初に損失余命を認めるかどうかというときにさんざん考えて、これはいいだろうと。(p132)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私が思うに、これは損失余命の「問題」というよりは「仕様」といったほうが適切なのかもしれません。なんとなくマイクロソフト的な匂いがしますが。
ただし、行政のようにリスクを管理する側はこういったことをきちんと認識して、適切に用いるおく必要があるように思います。人の命の価値を判断するのは私でも中西でもなく、社会なのですから。そして、差別的な使われ方がなされないよう十分注意して使っていく必要があるでしょう。

リスク論について:損失余命の定義

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/05/09 19:32 投稿番号: [1470 / 1694]
遅筆で迷惑かけます。

さて、前回の続きで、何をエンドポイントとするか、ということですが、たとえば死をエンドポイントとすると、老衰による死と交通事故による死を区別できなくなってしまいます。また、がんのように老齢になってから起こりやすい死因と労働災害のような比較的若年層に起こりやすい死因を区別することもできません。がんにならなければあと1年長く生きられた、という場合と、労働災害にあわなければあと40年長く生きられたという場合とを比較した場合、どちらを避けるべきかは明らかでしょう。

このような問題を解決するために、損失余命という概念ができました。損失余命を簡単に定義すると、そのことがなければまっとうしたであろう寿命がどの程度短くなってしまったのか、その時間ということになります。ちなみにこれは中西準子方式のほうで、他にハーバード大学の方式もあるようですが、細かくなりそうなので止めておきます。

さて、このような損失余命の概念をエンドポイントとして用いることで、異なるリスクを統一的な指標を用いて比較することが可能になりました。上の例だと、労働災害はがんよりも40倍のリスクがあるというように。

じゃあこれで無問題かというと、私はどうもそう簡単にはいかないように思うのです。

つづく

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/05/09 00:33 投稿番号: [1469 / 1694]
上げます。




まさかと思うけど、一日坊主?
(三日すらもたない。。。。。)
だとしたら
  (・∀・)人(・∀・)ナカーマ

上げ

投稿者: messengerofnonmalt_2002 投稿日時: 2006/04/27 03:44 投稿番号: [1468 / 1694]
書き込みお待ちしています。

リスクをどのように定義づけるべきか

投稿者: hechiko 投稿日時: 2006/04/14 20:11 投稿番号: [1467 / 1694]
最近リスク論についての勉強を始めているのだけれど、どうもいまいちよくわからなかったり、疑問に思ったりすることがあるので、この場を借りていろいろ書いておこうと思ってます。

幸いにも?過疎ってるトピなので、少しずつゆっくりやっていこうかと思います。もちろん、話の途中でのコメントや補足、批判等歓迎。



今考えているのは、リスクをどのように定義づけするのがいいのだろう?ということです。
リスクを一言で言うなら、「どうしても避けたいこと(=エンドポイント)が起こる確率」となるでしょう。
これは非常にわかりやすいですね。
問題は、このエンドポイントをどのように定義づけるのが適切か、ということです。
例えば、人体に対するリスクならどうしても避けたいのは「死」が思い浮かぶでしょう。また環境に対するリスクなら、種の絶滅あたりが思い浮かぶでしょうか。

じゃあ単純にそれをエンドポイントとしていいかというと、どうもそうではないようです。

これじゃあ日本の理科は良くならない。

投稿者: Sudbury_igneous_complex 投稿日時: 2006/04/02 18:46 投稿番号: [1466 / 1694]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000003-yom-soci

それも一つの手だとは思うが,「教員の資質向上」の方を優先させるべきではないか?

NUCLENの停止について

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/04/02 17:52 投稿番号: [1465 / 1694]
「原子力文献DB NUCLENは世界の原子力やエネルギー関係の文献に日本語の要約を付けて分かり易くしたデータベースとして、ご利用者の方々に無料でご提供させて頂いて参りましたが、平成18年3月をもって終了させて頂きました。」

だそうです。NUCLENは原子力以外にも放射線生物学や放射線医学、放射化学、核物理等の情報等も入っていたので便利だったのですが、非常に残念です。

「なお、今後は、NUCLENファイルの提供元であるJ Dream II にてご利用いただきます様、お願い致します。」
とあったので、調べてみたらNUCLENはもう、諸般の事情で更新しないのだそうです(しかも、あと半年ぐらいで利用停止だそうです)。

「諸般の事情」って多分、「原子力情報なび」等のホームページの件なんだろうな。
だからって何もNUCLENまで巻き添えにしなくても。。。。orz




このトピックに投稿している人は、利用していないのかな。

土曜フォーラム: 環境ホルモンの影響評価

投稿者: meliosma 投稿日時: 2006/04/02 13:15 投稿番号: [1464 / 1694]
04月01日(土) - 午後 11:30 〜 翌 00:40 - 教育テレビ
土曜フォーラム
「野生生物の異変をどうとらえるか〜環境ホルモンの影響評価」
須之部友基(千葉県立博物館研究員)
安間繁樹(農学博士・ほ乳動物生態学者)
崎田裕子(環境ジャーナリスト)
中山エミリ(タレント)
富岡克寛(群馬県自然環境調査研究会)
桑村哲生(中京大学教授)
チャールズ・タイラー(英・エクセター大学教授)
【司会】北野大(明治大学教授)

偶然見たんですが、

・人への被害の「可能性」ではなく野生生物への影響の実証的データが中心
・SPEED98の結果と環境省の方針転換のバイアスのないまとめ
・英国のパーチの例を一部始終紹介
・精巣卵は自然状態でも見られることがある
・自然状態で性転換をする魚種もある
・「異変」に気づくには平常時の実態調査が必要

などなど、以前の最盛期の環境ホルモン報道とは、ずいぶん方向性の違うものでした。

上げ

投稿者: shinpanjp 投稿日時: 2006/03/20 01:23 投稿番号: [1463 / 1694]
上げます

Re: ある複雑系の

投稿者: bien_au_vif 投稿日時: 2006/03/05 13:30 投稿番号: [1462 / 1694]
本を読んでいるとめまいがして、ちっとも先に進まない。

理系の人間に数式の読み方を訊いても、必要だと思われる参考書を手渡されても、めまいが眠気に変わるばかりで。

音楽や美術や文学なんかの楽しさが分からない理系の人間って少ない(いないことはないし、気にするところが違うような気はする)と思うのだけれど、高校数Ⅲ(数Ⅱでも)数式が分かる文系はあんまりいないようだ。

数学にめまいを感じることがなければ、もう少し人生を楽しくすることができるかもしれない。

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/02/19 18:08 投稿番号: [1461 / 1694]
上げます。
ネタはありません。




意味も無く上げるのは、これで最後にします。
皆様、ありがとうございました。

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/02/04 21:40 投稿番号: [1460 / 1694]
上げます。
ネタはありません。






なんか、疲れた。。。。。

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/01/21 23:01 投稿番号: [1459 / 1694]
折角なので、1500まで上げます。

「買ってはいけない」の第三弾が出たんですね。
立ち読みする気にもなりませんが。

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/01/14 16:55 投稿番号: [1458 / 1694]
「水からの伝言」を小学校の授業で使っているというのは数年前から聞いていて、心配していたのですが、今回結構大きく批判的な動きが出て来たので安心しました。

リンク先のリンクのブログを読んで、これを使って教えている内容が、科学的な批判以前に、外見による差別の助長や対話における思考放棄を誘発することについては、自分の思いが至らなかったことを恥じています。

面白そうな話ですが、聞きに行くにはちょっと遠すぎるので、行けそうにありません。マスコミがどう取り上げるか(全く取り上げないか?)、興味のあることろです。

ネタ提

投稿者: Sudbury_igneous_complex 投稿日時: 2006/01/06 01:03 投稿番号: [1457 / 1694]
がんばれ!
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/events/JPSsympo0306.html

新年あげまして

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2006/01/01 00:17 投稿番号: [1456 / 1694]
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

今年こそは、もう少しまともな話が書き込めるようになれればと思っています。

信頼の科学新書BLU

投稿者: oxsama_bin_ladin 投稿日時: 2005/12/25 20:08 投稿番号: [1455 / 1694]
時期を狙って出してきた「プリオン説はほんとうか?」ってどうよ?
読んだ人いますか?

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2005/12/21 23:45 投稿番号: [1454 / 1694]
来年こそ、良い年でありますように。
(まだ早いけど)

上げます

投稿者: minaduki_bun 投稿日時: 2005/12/10 22:15 投稿番号: [1453 / 1694]
私が、このトピックに対してできることはこれぐらい。。。。
(何の役にもたっていないということですが。)
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