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Re: リスク論について:損失余命の定義

投稿者: messengerofnonmalt_2002 投稿日時: 2006/06/15 02:47 投稿番号: [1480 / 1694]
損失余命はおろか、リスク論について何かの講習の時になめた程度しか
知識がないものが書くのも失礼とは思いますが

ざっと見たところですが、損失余命の一番大きな問題点は、寿命を定義できない事だと思います。
目安として平均寿命というのがありますが、人間の寿命はそれよりも短い人もいれば、もっと長い人もいる。
サケのように繁殖行動後に全て寿命を迎えるような生物であれば余命分が確定できますが、
寿命が分からない以上、この部分が非常に曖昧です。
これによってどの様な問題が起こるかというと、例えば平均寿命を寿命と定義した場合、
もし平均寿命分生きた人がいたとすると、その人のこれから生きる分の寿命はどうなるのかという
問題が生じてしまいます。もちろん日本ではその後の寿命が1年であろうと10年であろうと
寿命がある限りその尊厳を保障するのが普通ですから、
この様にある時期を寿命と考えて当てはめていく考え方は少なくとも日本にはそぐわないと思います。

では、日本ではどうなるかとという事を考えてみましたが、
日本の場合は死後評価以外は出来ないと思います。
死因が大きな問題になるという事ですね。

msg1470で損失余命の定義をされておられますので引用させて頂きますが、

>「損失余命を簡単に定義すると、そのことがなければまっとうしたであろう寿命が
  どの程度短くなってしまったのか、その時間ということになります」。

寿命が来れば人は死にますが、寿命による死因も色々あります。
つまり「その事」と寿命による死因とを区別しないと損失余命の判定は出来ないということです。
例に上げて頂いた、「老衰」による死と「交通事故」による死、「がん」と「労働災害」による死、
二つを評価すると、「がん」「老衰」が寿命である可能性があるのに対し、
交通事故、労災は人災である可能性が高い、
従って人災の場合に対してのみ、損失余命が当てはまるという事です。

老齢になれば寿命が死因になる場合もある、
しかし若いうちに老衰で死ぬ事は、特殊な病気の場合を除いて全くない、
死因の多くは天災などの場合を除いて人為的な影響が大半を占める訳ですから、
損失余命の評価には上記の例のように、死因が人為的なものかどうかが非常に重要になるでしょう。
ですから先に損失余命からリスクを評価するのではなく
死因が何かを評価してから損失余命の話が出てくる事になると思います。
どこかに生前評価の話が出てきましたが、この事から見るに生前評価は日本では無理な気がします。
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