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アッバス議長:NHKとのインタビュー①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 07:08 投稿番号: [4679 / 5091]
  「和平は近づいたのか〜パレスチナ・アッバス議長〜」
   NHKクローズアップ現代(2005.5.16(月)放映)

  <今の状況をどのように捉えているか?>

「事態は沈静化しており、衝突は収まっています。
  確かに双方の一部で問題は起きています。
  しかし、暴力はほとんど抑えられています。
  ごく一部のグループが和平プロセスを妨害しようとしているだけです。
  我々はこうした行動を阻止するため全力を尽くしており、
  いずれ成功するでしょう」
「今もイスラエルの軍事作戦は続き、攻撃が行われています。
  しかし、これまでとは状況は違います。
  イスラエル軍による拘束や殺害は単発的なものです。
  イスラエルとは日常的に連絡を取り合っています。
  状況を把握し、暴力行為を阻止するためです。
  ただ決して楽観はできません。
  再び暴力が激化する可能性もあります。
  私達は治安の確保と和平プロセスの進展を望んでいます。
  その実現は私達パレスチナとイスラエルの出方しだいです」


  <アラファト議長と武装闘争にも参加された経験をお持ちですけども、
   何故和平の道は対話でしかないと信じるようになられたんでしょうか?>

「確かに私はパレスチナの解放闘争を始めたメンバーの一人です。
  当初は武力を用い、武力に頼っていました。
  それが和平を実現するための手段だったのです。
  戦うこと自体が目的だったわけではありません。
  私達が武装闘争を始めたのは、和平を実現するためであり、
  イスラエルに交渉相手と認めさせるためだったのです。
  その後私は、イスラエルの人々や世界各地のユダヤ人に
  共存の必要性を呼びかけてきました。
  パレスチナ暫定自治に関する交渉にも責任者として臨みました。
  交渉はうまく合意に達し、私は和平プロセスに関する
  イスラエルとの全ての合意文書に署名しています。
  対話によってこそ和平は実現されるという考えを早くから持っていました。
  私達パレスチナ人は難民として祖国を追われた当初は、
  国際社会は私達のことに関心を持ってくれませんでした。
  だから世界の関心を引くために武装闘争という手段を用いたのです。
  私の政治手法は交渉と外交努力を基にしています。
  武装闘争の路線には戻りません。
  平和を信望し、民主主義を信じていることを世界に証明したいと思います」


<議長に就任されてからパレスチナ内部のまとまりを維持していく難しさは?>

「議長になってから私達は様々な声に耳を傾け、
  多くの取り組みを進めてきました。
  民主主義の実践や治安機関の統合、それに経済や財政、
  司法の改革を始めました。
  これらの全てについて実際に行動を起こしたのです。
  更に治安機関の人事刷新にも取り組み、多くの幹部を交代させました。
  改革は進んでいます。確かに困難ではありますが、今後も続けていきます。
  短い期間にしては、成果は十分挙がっていると思います」


<パレスチナ過激派による迫撃砲・ロケット弾による入植地・イスラエル領への
  攻撃が続いている。法律的にみて、武器を持つことが許されるのは治安当局
  だけだと繰り返し仰っているが、もし武装解除という方法を強権的に行うこと
  によって、内部対立、内戦という事態を懸念されているんでしょうか?>

「それを強行すれば内戦が起きる可能性もあるでしょう。
  私達は治安機関以外が武器を所持することを禁止しています。
  そして過激派を政治組織に移行させることにしています。
  パレスチナの各組織は、こうした方針に同意しているのですから、
  パレスチナ人同士が武力で対決することはなくなるはずです」


  <ハマスが七月の自治評議会選挙でも躍進すると議長にとって誤算ですか?>

「そうは思いません。
  私達自身が民主的なプロセスを受け入れた以上、民主主義のルール、
  つまり投票の結果を受け入れなければなりません。
  人々の決定はどんな結果でも受け入れる。それが民主主義というものです。
  イスラエルの外相は、ハマスが選挙で勢力を拡大したら、
  ガザからの撤退を中止すると言いましたが、非民主的な発言です。
  自分の都合に合わせた民主主義など受け入れられません」


<これだけハマスへの支持が集まるというのは、今の指導者、これまでの指導者
に対する不満が強いという表れ。今までの何が間違っていたとお考えですか?>

「指導部への不満が、ハマスが人々の支持を集めている要因の
  一つかもしれません。ですから私達は改革を主張しているんです」

アッバス議長:NHKとのインタビュー

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 07:08 投稿番号: [4679 / 5091]
  「和平は近づいたのか〜パレスチナ・アッバス議長〜」
   NHKクローズアップ現代(2005.5.16(月)放映)

  <今の状況をどのように捉えているか?>

「事態は沈静化しており、衝突は収まっています。
  確かに双方の一部で問題は起きています。
  しかし、暴力はほとんど抑えられています。
  ごく一部のグループが和平プロセスを妨害しようとしているだけです。
  我々はこうした行動を阻止するため全力を尽くしており、
  いずれ成功するでしょう」
「今もイスラエルの軍事作戦は続き、攻撃が行われています。
  しかし、これまでとは状況は違います。
  イスラエル軍による拘束や殺害は単発的なものです。
  イスラエルとは日常的に連絡を取り合っています。
  状況を把握し、暴力行為を阻止するためです。
  ただ決して楽観はできません。
  再び暴力が激化する可能性もあります。
  私達は治安の確保と和平プロセスの進展を望んでいます。
  その実現は私達パレスチナとイスラエルの出方しだいです」


  <アラファト議長と武装闘争にも参加された経験をお持ちですけども、
   何故和平の道は対話でしかないと信じるようになられたんでしょうか?>

「確かに私はパレスチナの解放闘争を始めたメンバーの一人です。
  当初は武力を用い、武力に頼っていました。
  それが和平を実現するための手段だったのです。
  戦うこと自体が目的だったわけではありません。
  私達が武装闘争を始めたのは、和平を実現するためであり、
  イスラエルに交渉相手と認めさせるためだったのです。
  その後私は、イスラエルの人々や世界各地のユダヤ人に
  共存の必要性を呼びかけてきました。
  パレスチナ暫定自治に関する交渉にも責任者として臨みました。
  交渉はうまく合意に達し、私は和平プロセスに関する
  イスラエルとの全ての合意文書に署名しています。
  対話によってこそ和平は実現されるという考えを早くから持っていました。
  私達パレスチナ人は難民として祖国を追われた当初は、
  国際社会は私達のことに関心を持ってくれませんでした。
  だから世界の関心を引くために武装闘争という手段を用いたのです。
  私の政治手法は交渉と外交努力を基にしています。
  武装闘争の路線には戻りません。
  平和を信望し、民主主義を信じていることを世界に証明したいと思います」


<議長に就任されてからパレスチナ内部のまとまりを維持していく難しさは?>

「議長になってから私達は様々な声に耳を傾け、
  多くの取り組みを進めてきました。
  民主主義の実践や治安機関の統合、それに経済や財政、
  司法の改革を始めました。
  これらの全てについて実際に行動を起こしたのです。
  更に治安機関の人事刷新にも取り組み、多くの幹部を交代させました。
  改革は進んでいます。確かに困難ではありますが、今後も続けていきます。
  短い期間にしては、成果は十分挙がっていると思います」


<パレスチナ過激派による迫撃砲・ロケット弾による入植地・イスラエル領への
  攻撃が続いている。法律的にみて、武器を持つことが許されるのは治安当局
  だけだと繰り返し仰っているが、もし武装解除という方法を強権的に行うこと
  によって、内部対立、内戦という事態を懸念されているんでしょうか?>

「それを強行すれば内戦が起きる可能性もあるでしょう。
  私達は治安機関以外が武器を所持することを禁止しています。
  そして過激派を政治組織に移行させることにしています。
  パレスチナの各組織は、こうした方針に同意しているのですから、
  パレスチナ人同士が武力で対決することはなくなるはずです」


  <ハマスが七月の自治評議会選挙でも躍進すると議長にとって誤算ですか?>

「そうは思いません。
  私達自身が民主的なプロセスを受け入れた以上、民主主義のルール、
  つまり投票の結果を受け入れなければなりません。
  人々の決定はどんな結果でも受け入れる。それが民主主義というものです。
  イスラエルの外相は、ハマスが選挙で勢力を拡大したら、
  ガザからの撤退を中止すると言いましたが、非民主的な発言です。
  自分の都合に合わせた民主主義など受け入れられません」


<これだけハマスへの支持が集まるというのは、今の指導者、これまでの指導者
に対する不満が強いという表れ。今までの何が間違っていたとお考えですか?>

「指導部への不満が、ハマスが人々の支持を集めている要因の
  一つかもしれません。ですから私達は改革を主張しているんです」

「パレスチナから報告します」アミラハス②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 02:13 投稿番号: [4678 / 5091]
  イスラエルが悪者で、パレスチナが正義という訳ではない。
アラファト独裁体制であり、民主的な体制ではなかった。

  パレスチナの民衆の怒りは、イスラエル政府と軍だけでなく、
自治政府の腐敗、圧政に対しても向けられる。

  自治政府が四つの専売事業(小麦粉、煙草、コンクリート、燃料)を独占して
いること。これらの利益が年間予算が組まれる公の財務省財源には組み込まれず
裏資金として蓄えられていること。年間数億ドルにものぼること。

  彼女の論理は、宗教対立、民族対立を超えて、階級対立にこそその根幹を
置いていると思う。
  イスラエル人対パレスチナ人の対立の背後にある、支配階級と被支配階級の
論理に則り、だからこそ、パレスチナ自治政府のパレスチナ民衆に対する圧政を
も同様に告発できるのだと思う。

  パレスチナの刑務所には、正式に起訴される訳でもなく、罪状さえはっきり
しないまま長期勾留されている数百人がいる。
  立法府の議員は恣意的かつ違法な拘禁を何度も非難し、「起訴手続きが
とられていない」者の釈放を保証する決議を何度も通過させてきた。
  パレスチナ高等裁判所の裁判官が正当な理由もなく拘禁されている者を
釈放せよと何度も命令している。
しかし、裁判所の決定を強制執行させる権限を持つ機関はない。
イスラエルの刑務所では、少なくとも拘禁が解かれて釈放されるおよその日程は
知らされた。

  イスラエルの刑務所に拘束されている人に対しては、政治的立場等に関係なく
社会全体が支援するが、パレスチナの刑務所に入れられている人に対しては、
複雑な反応をみせるという。
しかし、その子供が学校で仲間はずれにされることはないという。
まさに現地で人間関係を構築していなければ、知り得ないであろう、
細やかな感情の起伏まで読み取れていることに感服する。
  ハマスなどの宗教勢力の拘禁者の家族を支援している諸組織は、
皮肉なことに、旧共産党やPFLPなどの左翼の援助団体だ。

  オスロ合意は、パレスチナ国家の成立を否定するものであるから、
誤りだと彼女は考えている。

  彼女は私はパレスチナ問題の特派員と呼ばれているが、イスラエルの占領政策
の現実をイスラエル国民にこそ訴えたいという。
「占領を生きている」という立場から、
  ユダヤ人として、母国が軍事占領を続けるような国家であって欲しくない
ということだと思う。
  1944年ユダヤ人収容所へ送られた両親へのドイツ人の『無関心の好奇心の目』
「傍観者」にはならない。
それもまた彼女を衝き動かす本質的な要因の一つだろう。
左翼の両親に育てられ、自らも左翼を自称する著者。

  彼女は『どっちもどっち』という立場ではない。占領こそが本質だと言う。
占領地からの撤退なしに、この問題の解決はないという。そういう立場だ。
確かに、入植地によって幾つにも寸断されたパレスチナなど、国家という名に
値しないと私も思う。

「パレスチナから報告します」アミラハス②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 02:13 投稿番号: [4678 / 5091]
  イスラエルが悪者で、パレスチナが正義という訳ではない。
アラファト独裁体制であり、民主的な体制ではなかった。

  パレスチナの民衆の怒りは、イスラエル政府と軍だけでなく、
自治政府の腐敗、圧政に対しても向けられる。

  自治政府が四つの専売事業(小麦粉、煙草、コンクリート、燃料)を独占して
いること。これらの利益が年間予算が組まれる公の財務省財源には組み込まれず
裏資金として蓄えられていること。年間数億ドルにものぼること。

  彼女の論理は、宗教対立、民族対立を超えて、階級対立にこそその根幹を
置いていると思う。
  イスラエル人対パレスチナ人の対立の背後にある、支配階級と被支配階級の
論理に則り、だからこそ、パレスチナ自治政府のパレスチナ民衆に対する圧政を
も同様に告発できるのだと思う。

  パレスチナの刑務所には、正式に起訴される訳でもなく、罪状さえはっきり
しないまま長期勾留されている数百人がいる。
  立法府の議員は恣意的かつ違法な拘禁を何度も非難し、「起訴手続きが
とられていない」者の釈放を保証する決議を何度も通過させてきた。
  パレスチナ高等裁判所の裁判官が正当な理由もなく拘禁されている者を
釈放せよと何度も命令している。
しかし、裁判所の決定を強制執行させる権限を持つ機関はない。
イスラエルの刑務所では、少なくとも拘禁が解かれて釈放されるおよその日程は
知らされた。

  イスラエルの刑務所に拘束されている人に対しては、政治的立場等に関係なく
社会全体が支援するが、パレスチナの刑務所に入れられている人に対しては、
複雑な反応をみせるという。
しかし、その子供が学校で仲間はずれにされることはないという。
まさに現地で人間関係を構築していなければ、知り得ないであろう、
細やかな感情の起伏まで読み取れていることに感服する。
  ハマスなどの宗教勢力の拘禁者の家族を支援している諸組織は、
皮肉なことに、旧共産党やPFLPなどの左翼の援助団体だ。

  オスロ合意は、パレスチナ国家の成立を否定するものであるから、
誤りだと彼女は考えている。

  彼女は私はパレスチナ問題の特派員と呼ばれているが、イスラエルの占領政策
の現実をイスラエル国民にこそ訴えたいという。
「占領を生きている」という立場から、
  ユダヤ人として、母国が軍事占領を続けるような国家であって欲しくない
ということだと思う。
  1944年ユダヤ人収容所へ送られた両親へのドイツ人の『無関心の好奇心の目』
「傍観者」にはならない。
それもまた彼女を衝き動かす本質的な要因の一つだろう。
左翼の両親に育てられ、自らも左翼を自称する著者。

  彼女は『どっちもどっち』という立場ではない。占領こそが本質だと言う。
占領地からの撤退なしに、この問題の解決はないという。そういう立場だ。
確かに、入植地によって幾つにも寸断されたパレスチナなど、国家という名に
値しないと私も思う。

「パレスチナから報告します」アミラハス①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 02:12 投稿番号: [4677 / 5091]
  イスラエルの中道左派と思われる日刊紙「ハアレツ」の女性特派員として、
93年からガザに住み、97年からは、西岸に住み、現地から記事を送り続けた。
ガザからの報告は「Drinking the Sea at Gaza」に収録されている。
本書では、西岸での97年から2002年までの37本の記事が収録されている。

彼女は、ジャーナリズムに中立はないと言う。
反占領の立場から書いているのだと断言する。
だからこそ、ユダヤ人であるにもかかわらず、
パレスチナに何年も住み続けることができ、
現地住民も心を開いて話してくれるのだろう。

  彼女は、有名人、役人、公的機関を信用しない。
現地住民の生の声からこそ学ぶのだという。
  彼女を衝き動かすのは、不正への怒りだという。
同時にパレスチナの民衆から人間の尊厳を学び、
自らの内面が豊かになったという。

  徹底した現場取材を行い、現地住民の何百という生の声に基づいて
記事を書いている。そのリアルな描写には圧倒される。
まるで自分も現地に実在しているかのようにリアルに迫ってくる。

イスラエル政府と軍の過酷で非人間的な政策を一つ一つ具体的に暴き出していく。

  例えば、住宅建設許可制の欺瞞については、
「これほど大規模に法律が破られる事実は、違反者についてよりも
  立法者について多くを語っている」
  イスラエルは、形式上法治国家だ。
従って、パレスチナ人の住宅を次々と破壊する法的根拠がなければならない。
西岸の約七割はC地区であり、住宅の建設を許可しない、あるいは、耐え難い
ほどのろのろと出すという戦術を通して、「違法家屋」を次々と破壊していく。
法制度という偽装のもとに。

  パレスチナ人労働者からも同率で社会保険料を天引きしてきた。
ところが、個々の諸手当は、イスラエル人が受け取る額より極めて少ない。
失業手当を受けたことがない。

  その批判の矛先はイスラエル政府と軍だけでなく、同じ論理に基づいて
パレスチナ自治政府の統治形態をも容赦なく批判する。
  アラファトは彼女を二度追放しようとしたという。
しかし二度とも周囲の反対に遭い、撤回したという。

  例えば、私はパレスチナの教員組合について、その内実を初めて学んだ。
92年にできた教員組合(GUPP)は指名制で大部分がファタハ関係者だった。
  組合で総選挙を実施するよう要求する運動を展開してきた。
97年春、官製の教員組合に対抗して、下から自主的な教員の賃上げ要求運動に
  対して、自治政府はこれに波状逮捕で答えた。
97年7月、一万人の教師の署名を集めた嘆願書が自治政府に提出された。
  嘆願内容は組合代表者を指名ではなく、選挙によって選ばれることだった。
99年、組合指導者が再び指名された。22名中15名がファタハ出身者だった。
2000年、西岸の1069校で働く17935人の教師達はゼネストを回避した。
  教師の拡大するストを指導する統合委員会のインタビューを放送したラジオ局
とテレビ局は自治政府によって数日間閉鎖された。
  教組運動の活動家達は、活動を沈黙させる手段として民族闘争が利用される
ことにうんざりしている。いまや民族闘争と階級闘争は片方だけでは不完全だと

  まるで、官製の労組とは別に、独立労組連帯を下から組織したポーランド労働
者達の闘いのように。
ポーランド連帯の闘いがソ連圏崩壊の本質的一要因となったように、
パレスチナの労働者達の闘いは、イスラエルの労働者達の闘いとも連帯しながら
事態の本質的な解決をもたらす潜在的な本質的力を持っていると思う。

「パレスチナから報告します」アミラハス

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/17 02:12 投稿番号: [4677 / 5091]
  イスラエルの中道左派と思われる日刊紙「ハアレツ」の女性特派員として、
93年からガザに住み、97年からは、西岸に住み、現地から記事を送り続けた。
ガザからの報告は「Drinking the Sea at Gaza」に収録されている。
本書では、西岸での97年から2002年までの37本の記事が収録されている。

彼女は、ジャーナリズムに中立はないと言う。
反占領の立場から書いているのだと断言する。
だからこそ、ユダヤ人であるにもかかわらず、
パレスチナに何年も住み続けることができ、
現地住民も心を開いて話してくれるのだろう。

  彼女は、有名人、役人、公的機関を信用しない。
現地住民の生の声からこそ学ぶのだという。
  彼女を衝き動かすのは、不正への怒りだという。
同時にパレスチナの民衆から人間の尊厳を学び、
自らの内面が豊かになったという。

  徹底した現場取材を行い、現地住民の何百という生の声に基づいて
記事を書いている。そのリアルな描写には圧倒される。
まるで自分も現地に実在しているかのようにリアルに迫ってくる。

イスラエル政府と軍の過酷で非人間的な政策を一つ一つ具体的に暴き出していく。

  例えば、住宅建設許可制の欺瞞については、
「これほど大規模に法律が破られる事実は、違反者についてよりも
  立法者について多くを語っている」
  イスラエルは、形式上法治国家だ。
従って、パレスチナ人の住宅を次々と破壊する法的根拠がなければならない。
西岸の約七割はC地区であり、住宅の建設を許可しない、あるいは、耐え難い
ほどのろのろと出すという戦術を通して、「違法家屋」を次々と破壊していく。
法制度という偽装のもとに。

  パレスチナ人労働者からも同率で社会保険料を天引きしてきた。
ところが、個々の諸手当は、イスラエル人が受け取る額より極めて少ない。
失業手当を受けたことがない。

  その批判の矛先はイスラエル政府と軍だけでなく、同じ論理に基づいて
パレスチナ自治政府の統治形態をも容赦なく批判する。
  アラファトは彼女を二度追放しようとしたという。
しかし二度とも周囲の反対に遭い、撤回したという。

  例えば、私はパレスチナの教員組合について、その内実を初めて学んだ。
92年にできた教員組合(GUPP)は指名制で大部分がファタハ関係者だった。
  組合で総選挙を実施するよう要求する運動を展開してきた。
97年春、官製の教員組合に対抗して、下から自主的な教員の賃上げ要求運動に
  対して、自治政府はこれに波状逮捕で答えた。
97年7月、一万人の教師の署名を集めた嘆願書が自治政府に提出された。
  嘆願内容は組合代表者を指名ではなく、選挙によって選ばれることだった。
99年、組合指導者が再び指名された。22名中15名がファタハ出身者だった。
2000年、西岸の1069校で働く17935人の教師達はゼネストを回避した。
  教師の拡大するストを指導する統合委員会のインタビューを放送したラジオ局
とテレビ局は自治政府によって数日間閉鎖された。
  教組運動の活動家達は、活動を沈黙させる手段として民族闘争が利用される
ことにうんざりしている。いまや民族闘争と階級闘争は片方だけでは不完全だと

  まるで、官製の労組とは別に、独立労組連帯を下から組織したポーランド労働
者達の闘いのように。
ポーランド連帯の闘いがソ連圏崩壊の本質的一要因となったように、
パレスチナの労働者達の闘いは、イスラエルの労働者達の闘いとも連帯しながら
事態の本質的な解決をもたらす潜在的な本質的力を持っていると思う。

「the human bombs」米ABC NIGHTLINE 5/10

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/12 05:59 投稿番号: [4676 / 5091]
  「the human bombs」米ABC NIGHTLINE 5/10(NHKBS 2005.5.11(水)放映)

「イラクの米軍がテロの呼び水となっている」(政府高官、軍幹部)
世界中のテロリストをイラクに結集させ、米本土からテロの脅威を一掃する作戦

  4月135件:米占領以来最多

SUICIDE BONBERS
・Young man
・Little training
・Foreign

FROM:
・Saudi Arabia
・Syria
・Mideast & Gulf

「自分を犠牲にすれば家族や祖国の誇りを取り戻せると信じ込ませている」
  イラクでは「大義」が切り札です。
  イラク全土にビデオやDVDがばら撒かれている

「外国人の犯行と見る報道が多いが、イラクの組織もかかわった可能性も
  十分考えられる」(ABC軍事アナリスト:TONY CORDESMAN)

  何百人と逮捕・拘束しても、代わりが次々とやって来る。
  長い国境から進入するのは簡単

「この20年間で自爆テロ作戦は13回実行され、そのうち7回でテロリストは
  政治的大義のために歩み寄りを引き出すことに成功した。
  83年平和主義者でもないレーガン大統領がレバノンから米軍を全面撤退させた
  それが「自爆テロは効果がある」というメッセージを送ることになった。
  大規模な軍の駐留を何年も続けることで米は自爆テロ犯に活力を与えた」
(「勝つ為に死ぬ」の著者ロバート・フェイク氏)

「危険な分子が交じり合っています。イスラム原理主義者やアルカイダの
  メンバー、旧バース党員、イラクの原理主義者、アンサール・イスラム等々。
  その多くはイラク人でしょう。中でも危険なのは、実は少数派なのですが、
  アフガニスタンで訓練を受けたアルカイダのメンバー
  イスラム聖戦を本気で信じ込んでいる。
  彼らの扱いは非常に難しい。
  旧ソ連もアフガニスタンで手を尽くしたと思うが、うまくいかなかった。
  イラクを米への効率的な攻撃の足場として勢いづくことができる。
  米が採れる最善の策は撤退。
  米が撤退すれば武装勢力も攻撃を続ける大きな口実や隠れ蓑を失う。
  戦いを続けるのが困難になる」
(ABDEL BARI ATWAN:London Al-Quds Newspaper 編集局長)

「新世代の兵士、ヒーローが生まれている。
  我々は怒りの温床を作っている。怒りを示す場を作っている。
  シリアの支援を受けている。
  シリアの情報当局がいかに国境を管理し、人の流れを自由に操作できるか
  イランの情報当局、革命防衛隊の役割を無視することはできません
  特にアンサール・イスラムを保護していることは無視できない
(MICHAEL WARE:Time Magazine イラク支局長)


  <私の感想>
  イラクで自爆テロが急増している。
テロを行っているから、それはテロリストだ。
私はテロを絶対に許せない。
一般市民への被害も増大している。
こんなものがイラクの一般市民の支持を得る筈がない。
一般市民による通報も増えているようだ。
当然だと思う。

  アフガニスタンでは旧タリバンの内、ムタワキル元外相を中心とする穏健派は
武装解除に応じ、選挙にも参加し、政権にも協力している。

  チェチェンでもゲリラの投降者が増えている。
彼らは、政府側治安部隊として、武装勢力と戦っている。

  イラクでも、選挙後、各武装勢力内で、今後の路線を巡って論議が行われて
いる筈だと思う。
  少なくとも、穏健な部分は、スンニ派の宗教指導者を通じて、米軍との停戦を
呼びかけている。
条件によれば武装解除にも応じると思う。
更には治安維持部隊の最前線にも立てるとも思う。

  新国防相のドレイミ氏は、ファルージャ近郊のドレイミ部族を背景にしている
だろうから、スンニ派武装勢力と交渉できる立場にいると思う。
  スンニ派武装勢力も、イラク人をたくさん殺す自爆テロには反対だと思う。
  スンニ派武装勢力と交渉し、停戦し、生命を保証するなりして、武装解除、
または、治安部隊として採用し、外国からのテロ組織と戦うということも
可能だと思う。
事実、彼ら自身の提案によると、米軍が停戦に応じれば、アルカイダ系は
排除すると声明しているからだ。

(1995年、ファッルージャのドレイミ族がフセイン政権に反乱を起こし、
  鎮圧され、処刑者を150人も出しました)

「イラク新政権」酒井啓子(世界6月号)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/12 04:24 投稿番号: [4675 / 5091]
・ダアワ党は亡命イラク人諸勢力の中では、例外的にイラク戦争に反対し続けて
  きた政党。米政権との関係も2002年までは公式の接触を拒否してきた

・副大統領のSCIRIのアブドゥルマフディは、60年代にはバアス主義、毛沢東
  思想に走った後、70年代にイスラーム主義に転向。その時代の「革命」思想を
  左へ右へと渡り歩いてきた人物

・国会副議長のKDP(クルディスタン民主党)のタイフールは、96年にKDPが
  フセインと手を結んでPUK(クルディスタン愛国連盟)を攻撃した時の司令官

  <容バアス党路線から反バアス党路線への転換>
・第四党(五議席)の「イラキューン」が組閣に参加しているが、
  第三党(四十議席)のアラウィの「イラク・リスト」は全く登用されていない。

・ダアワ党はフセイン政権下で「ダアワ党員は死刑に処せられる」
  との法律を制定された経験を持つ唯一の政党

  <クルドによる治安権確保要求>
・主要勢力の多くが独自の民兵組織をいまだに維持し、それを母体に
  将来の治安体制を確立しようとしていること
  (クルドのペシュメルガ、SCIRIのバドル旅団)
  ①軍や警察が政党の民兵に独占されて国家機構が政治的中立性確保できない
  ②中央軍とは別の政治性の強い民兵組織が各地域で自立的な治安システムを
   確立し、中央による治安対策が困難となる
・本来イラクの政治勢力が有する民兵組織は、一年前の暫定政権成立時に
  解体され国軍に編入される予定であった
・ペシュメルガへの例外措置は、他の政治勢力にはダブルスタンダードと映り、
  その後の治安維持、反米勢力の武装解除に障害となった
「ペシュメルガは温存されているのに何故自分達のみが解体を強要されるのか」
・クルド側の自治権拡大の核は、自治区での軍事・治安権の確保にある
・「ペシュメルガを公式民兵として存続承認するかわりに、SCIRIのバドル旅団
  などの他の11の民兵組織も同様に公認する」との合意が成立(ハヤート紙3/21)

  <イスラーム「革命」勢力の登場>
・新政府の特徴を一言で言えば、「静かなる『革命政権』」
・ダアワ党、SCIRIは、少なくとも湾岸戦争以前は「イスラーム国家建設」
  という目標を公言してきた
・イラク・イスラーム党は、スンニ派イスラーム運動としては最も老舗の
  ムスリム同胞団を母体とし、歴史的にサウジ、エジプトの同胞団と密接な関係


  <ダアワ党首相の持つ意味>
・ダアワ党は80年代にイランに亡命。90年代半ばに在シリア、在ロンドン支部と
  在テヘラン支部の間で方針の齟齬が顕在化し、98年にはイランへの忠誠を明言
  するテヘラン支部とロンドン支部が衝突、ロンドン支部が党の主導権を握る。
  この時主流派の頂点に立ったのがロンドン支部のジャファリ。
・ダアワ党は長年イラク国内で活動。その為ダアワ党は他の亡命政党のような
  「余所者」扱いをされずに済んでいる。
・戦後イラクでの世論調査ではダアワ党への支持率が常に最も高かった。
・親米亡命政党が並ぶ新政府の中で、唯一一定の大衆的支持を得ている
・「多元性を認めた穏健路線」
・「現在の移行政府で早急なイスラーム化政策が取られることは
   あまり考えられない」
・ダアワ党とSCIRIは統治評議会時代、既存の世俗民法を廃止しようとした

・南部湿地帯のゲリラ指導者だったヒズブッラーのムハンマダーウィは三月、
  統一同盟からの離脱を表明
・サドル派はその一部が「国民エリート団」として選挙に参加し三議席を獲得
  「早急に組閣が実現できなければ連立交渉の内情を暴露する」
・イラク統一同盟にはサドル派に近い急進的イスラーム主義勢力も含まれている
  (ファディーラ党:南部諸県ではダアワ、SCIRI以上の支持を得る)

「スンナ派、シーア派、クルドのそれぞれの社会は、異なる戦後復興の段階に
  あって、それぞれの「そこにある危機」に関する認識が異なってしまった」


  <私の感想>
  ダアワ党とSCIRIの、歴史的形成過程、構成実体、支持層等々については、
酒井啓子女史の「イラクにおけるシーア派イスラーム運動の展開」で学んだ。
  宗教学者主体のSCIRIと、商人に支持基盤・担い手を持つダアワ党。
ダアワ党は、その構成実体・支持層からして、SCIRIのような、宗教的イスラム
原理主義とは一線を画している。ましてやイスラム原理主義過激派ではない。
「イスラーム勢力」と一言で言っても、その思想内容、路線、支持層等々、
言わばその「イスラーム度」が違う。
他の政治勢力(クルドや世俗派等々)との力関係で、一定の方向性が決まって
いくのでしょうね。

「イラク新政権」酒井啓子(世界6月号)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/12 04:24 投稿番号: [4675 / 5091]
・ダアワ党は亡命イラク人諸勢力の中では、例外的にイラク戦争に反対し続けて
  きた政党。米政権との関係も2002年までは公式の接触を拒否してきた

・副大統領のSCIRIのアブドゥルマフディは、60年代にはバアス主義、毛沢東
  思想に走った後、70年代にイスラーム主義に転向。その時代の「革命」思想を
  左へ右へと渡り歩いてきた人物

・国会副議長のKDP(クルディスタン民主党)のタイフールは、96年にKDPが
  フセインと手を結んでPUK(クルディスタン愛国連盟)を攻撃した時の司令官

  <容バアス党路線から反バアス党路線への転換>
・第四党(五議席)の「イラキューン」が組閣に参加しているが、
  第三党(四十議席)のアラウィの「イラク・リスト」は全く登用されていない。

・ダアワ党はフセイン政権下で「ダアワ党員は死刑に処せられる」
  との法律を制定された経験を持つ唯一の政党

  <クルドによる治安権確保要求>
・主要勢力の多くが独自の民兵組織をいまだに維持し、それを母体に
  将来の治安体制を確立しようとしていること
  (クルドのペシュメルガ、SCIRIのバドル旅団)
  ①軍や警察が政党の民兵に独占されて国家機構が政治的中立性確保できない
  ②中央軍とは別の政治性の強い民兵組織が各地域で自立的な治安システムを
   確立し、中央による治安対策が困難となる
・本来イラクの政治勢力が有する民兵組織は、一年前の暫定政権成立時に
  解体され国軍に編入される予定であった
・ペシュメルガへの例外措置は、他の政治勢力にはダブルスタンダードと映り、
  その後の治安維持、反米勢力の武装解除に障害となった
「ペシュメルガは温存されているのに何故自分達のみが解体を強要されるのか」
・クルド側の自治権拡大の核は、自治区での軍事・治安権の確保にある
・「ペシュメルガを公式民兵として存続承認するかわりに、SCIRIのバドル旅団
  などの他の11の民兵組織も同様に公認する」との合意が成立(ハヤート紙3/21)

  <イスラーム「革命」勢力の登場>
・新政府の特徴を一言で言えば、「静かなる『革命政権』」
・ダアワ党、SCIRIは、少なくとも湾岸戦争以前は「イスラーム国家建設」
  という目標を公言してきた
・イラク・イスラーム党は、スンニ派イスラーム運動としては最も老舗の
  ムスリム同胞団を母体とし、歴史的にサウジ、エジプトの同胞団と密接な関係


  <ダアワ党首相の持つ意味>
・ダアワ党は80年代にイランに亡命。90年代半ばに在シリア、在ロンドン支部と
  在テヘラン支部の間で方針の齟齬が顕在化し、98年にはイランへの忠誠を明言
  するテヘラン支部とロンドン支部が衝突、ロンドン支部が党の主導権を握る。
  この時主流派の頂点に立ったのがロンドン支部のジャファリ。
・ダアワ党は長年イラク国内で活動。その為ダアワ党は他の亡命政党のような
  「余所者」扱いをされずに済んでいる。
・戦後イラクでの世論調査ではダアワ党への支持率が常に最も高かった。
・親米亡命政党が並ぶ新政府の中で、唯一一定の大衆的支持を得ている
・「多元性を認めた穏健路線」
・「現在の移行政府で早急なイスラーム化政策が取られることは
   あまり考えられない」
・ダアワ党とSCIRIは統治評議会時代、既存の世俗民法を廃止しようとした

・南部湿地帯のゲリラ指導者だったヒズブッラーのムハンマダーウィは三月、
  統一同盟からの離脱を表明
・サドル派はその一部が「国民エリート団」として選挙に参加し三議席を獲得
  「早急に組閣が実現できなければ連立交渉の内情を暴露する」
・イラク統一同盟にはサドル派に近い急進的イスラーム主義勢力も含まれている
  (ファディーラ党:南部諸県ではダアワ、SCIRI以上の支持を得る)

「スンナ派、シーア派、クルドのそれぞれの社会は、異なる戦後復興の段階に
  あって、それぞれの「そこにある危機」に関する認識が異なってしまった」


  <私の感想>
  ダアワ党とSCIRIの、歴史的形成過程、構成実体、支持層等々については、
酒井啓子女史の「イラクにおけるシーア派イスラーム運動の展開」で学んだ。
  宗教学者主体のSCIRIと、商人に支持基盤・担い手を持つダアワ党。
ダアワ党は、その構成実体・支持層からして、SCIRIのような、宗教的イスラム
原理主義とは一線を画している。ましてやイスラム原理主義過激派ではない。
「イスラーム勢力」と一言で言っても、その思想内容、路線、支持層等々、
言わばその「イスラーム度」が違う。
他の政治勢力(クルドや世俗派等々)との力関係で、一定の方向性が決まって
いくのでしょうね。

「コンゴを救えるか〜国連PKOの舞台裏〜」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/09 03:40 投稿番号: [4674 / 5091]
  NHKBS(2005.5.8(日)放映)

「コンゴのような所で監視活動だけのPKOを行うのは非常に難しいと思います。
  人々の期待と実際にできることとのギャップが多きすぎて活動自体が
  維持できなくなるんです」
「ウルグアイの部隊は非常に大きな貢献をしました。
  彼らがそこに居たおかげで世界のメディアが実態を報道できたんです。
  コンゴで虐殺が起きていても、危険すぎて記者が近寄ることができなければ、
  実際に何が起きているのか伝えられません。
  今は政治家も知らないふりをしていればいいとは言えなくなりました。
  報道による世論の変化は安保理に影響を及ぼすと私は思っています」
(国連PKO担当事務次官ジャン・マリ・ゲエノ氏)

「イトゥリには六つの武装勢力がいます。皆ウガンダの同じスポンサーから
  資金提供を受けています。それが諸悪の根源です。
  武器をあげるから鉱物資源をよこせ。ここには兵器工場はありません。
  ルワンダやウガンダでは金は取れない筈です。
  この数年その二国が金と木材の主要な生産者として名を連ねています。
  そうやって金儲けをしている人達の後ろで国も利益を得ているんです。
  つまり彼らは紛争を後ろで操っているんです。」
(イトゥリ暫定行政府議長ンメ・ペトロニル・パウェカ)

「コンゴ愛国者同盟(UPC)リーダーのルバンガは全国レベルの役職を望んでいま
す。その口実を得る為にイトゥリを利用しているんです。取引の為に。」


  2005年夏には総選挙が予定されています。

バーレーンでの反政府集会

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/08 01:16 投稿番号: [4673 / 5091]
  NHKBS(2005.5.7(土)放映)
  アルジャジーラ(日本時間午前3時放送)

  5月6日、バーレーンの首都マナーマで、
2002年の国会議員選挙をボイコットした四つの政治団体の呼びかけで
数千人のデモが行われました。
多数派のシーア派住民が反政府集会
憲法を改正し、国会の立法権限拡大を訴える

  バーレーン政府は、デモを組織した団体「反体制憲法会議」は
非合法の団体であると述べ、憲法改正は国会を通して行うべきだと述べました。

バーレーンでの反政府集会

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/05/08 01:16 投稿番号: [4673 / 5091]
  NHKBS(2005.5.7(土)放映)
  アルジャジーラ(日本時間午前3時放送)

  5月6日、バーレーンの首都マナーマで、
2002年の国会議員選挙をボイコットした四つの政治団体の呼びかけで
数千人のデモが行われました。
多数派のシーア派住民が反政府集会
憲法を改正し、国会の立法権限拡大を訴える

  バーレーン政府は、デモを組織した団体「反体制憲法会議」は
非合法の団体であると述べ、憲法改正は国会を通して行うべきだと述べました。

「ベトナム終戦30年」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/30 02:10 投稿番号: [4672 / 5091]
「経済成長と共産党支配」NHKBS(2005.4.27(水)放映)

  8000万人の人口、経済成長年率7%
1995年米越国交正常化
現在、米は日を抜き、ベトナム最大の貿易輸出国

  在外ベトナム人=越僑
越僑からの送金はODA総額に匹敵するレベルに達する。
ホーチミン市郊外の高級住宅地フーミーフン:ベトナムのビバリーヒルズ
住民の多くは海外から戻ってきた越僑
五年前、在外ベトナム人への投資上の制限を撤廃
去年は越僑への敵視政策完全撤回を党として公式に宣言
政府はHPでも帰郷を訴えている
海外の若い越僑を招く交流会も開催


「今も残る戦争の傷あと」NHKBS(2005.4.28(木)放映)

枯葉剤被害者は百万人に達する
米政府は枯葉剤と健康被害の因果関係を一切認めていません
80年代に化学メーカーを相手に米兵が訴えた訴訟では和解が成立し
和解金が支払われる
米化学メーカーに損害賠償を訴える訴訟
今年三月米裁判所は却下、原告団は控訴を決意
ベトナム政府は被害者に支給していますが、百万人以上に支払う余裕はない

不発弾:北緯17度線のクアンチ省
戦後30年間、クアンチ省だけで不発弾の被害者は七千人
クアンチ省の一部だけで二千箇所
これまでに処理できた面積は半分
米退役軍人会が不発弾処理や被害者180世帯を支援
「彼はベトナム人の痛みを理解しています。わだかまりを癒して協力すべきです
」(支援事務所スタッフ)
「ベトナム人は昔の敵である私達元米兵を温かく迎えてくれました。
  ベトナム人の寛容な心と和解への姿勢に私は大いに教えられました」
(元米兵チャック・サーシー氏)

  米司法省は枯葉剤被害者の損害賠償訴訟について、判決を控えた今年一月
声明を発表。
「敵国の被害者への損害賠償を認める判例を作れば、将来、米軍の戦闘行動上の
  選択肢を狭める可能性がある」

「在韓米軍再編:揺らぐ同盟」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/26 06:15 投稿番号: [4671 / 5091]
NHKBS(2005.4.25(月)放映)

「『韓国を防衛する戦力』から『他の地域にも素早く展開できる部隊』へ」

  韓国にある大小43の基地を半数以下にする計画

  兵力を三分の一削減する代わりの戦力強化
・アパッチ・ヘリ:一機で陸上部隊200人に相当する戦闘能力
  米本土以外に常駐するのは韓国だけ
・最新鋭のパトリオット・ミサイルの配備
  110億ドル以上を使いハイテク兵器を整備

「再編してより高い能力の装備を持ち込み抑止力を強化する」
(在韓米軍陸軍アイビー参謀長)

  12500人の在韓米軍を2008年までに三段階に分けて削減する
(一年以内とし、イラクに振り向けたい米に対して、韓国のイラク追加派遣で
  バーター:韓国3600人:米英に次ぐ三番目の規模)


<在韓米軍の活動範囲>
  米韓安保政策構想会議
  三隻しかない高速船TSVの内、一隻を米韓合同演習に参加
(時速百キロ、一度に千人の兵士や戦車を輸送)
機動性の高い装備を配備することで、朝鮮半島以外の地域にも活動範囲を広げる

・米韓相互防衛条約:「韓国の領土内・付近に配備される」
  「韓国の主権が及ばない地域に在韓米軍を派遣することは条約違反」

「在韓米軍が朝鮮半島以外に派遣される可能性が最も高いのは台湾周辺です。
  もし問題が起こり在韓米軍が派遣されたら韓国は支援せざるをえません。
  そうなれば韓国と中国の関係が厳しくなるというのが政府の判断です」
(国家安全保障会議イ・サンヒョン諮問委員)


<「戦時」の指揮権>
  戦時には、韓国軍の指揮権は米軍に移ることが決められています。
  米韓連合軍司令部司令官は米国人、副司令官は韓国人。


・韓国海兵隊は単独上陸訓練
・国産超音速戦闘機の練習機を開発
・2008年までに国防予算を増額し、GDPの3.2%まで段階的に増加
・北東アジアのバランサー(調整役)を果たすべき
  「韓国軍は自立的に行動して北東アジアの調整役として平和を守るべきだ」
  (ノ・ムヒョン大統領)


  <私の感想>
  米軍の地球規模での再編:不安定の弧への対処:東アジアでは、
・在韓米軍:韓国
・在日米軍:日本(沖縄と本土)
・グアム
  この三つの拠点から、紛争地へ、緊急展開部隊を即派遣する

・<米の思惑>
・<日の思惑>
・<韓の思惑>
  この三つの<同一性>と<区別性>

  これらをきちんと把握し、分析せねばならないと思っています。

教育基本法、反日デモ、教科書検定

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/25 05:44 投稿番号: [4670 / 5091]
   2005.4.24(日)のテレビ番組

  NHK BS DEBATE 「国を愛する心:教育基本法改正をめぐって」
  国際基督教大学教授の藤田英典氏は、
・Nation:国民
・Nation State:国家権力、国家機構
・Country:郷土、自然、文化、伝統
・Public:公共
  四つの要素を区別する必要

  「私」の「ム」は「ム」だけでも「わたくし」と読み、
「肘を腰に当て、収穫物を独り占めするという意味」
  それを開くと「公」

「稲むらの火」:戦前の文学作品:津波から逃れる方向を示した火


  <私の感想>
  戦前の軍国主義教育への否定感を訴えるだけでは、
いやそうではない、戦時のように国家への滅私奉公は間違っており、
そうならないようにすると反論されれば、無力になってしまうと感じた。
郷土愛、風土、自然を愛することは当然だ。
しかし、憲法を変える、米軍再編と自衛隊、自衛隊を海外派兵し、国連の名の
下では海外での武力行使も行う、海外での治安維持活動も担う、
そういう一連の動きと、教育基本法の改定も軌を一にしている、
そういうものとして、まずは捉える必要があると思う。



「サンデープロジェクト」
田原氏は、
「扶桑社の教科書を読みました。満州事変、日中戦争について日本が正当だった
  なんて一言も書いていない。満州事変については、中国側が満州鉄道を爆破し
  た、柳条湖事件、しかし、実際は関東軍が自ら爆破したものだったと書いて
  ある。南京事件についても民衆にも多数の死傷者が出たと書いてある」

町村外務大臣は、
「李外交部長に、『失礼だけども、日本の教科書読んだことないでしょ』とまで
  言いました。『ありません』と言ってました」
「韓国の外務大臣と話した時には、韓国はかなり読んでるのかなという印象を
  受けました。韓国側から実は反論はなかったんです」



「報道特集」
  4月21日
  ネットで中国語で「デモ」と打って送信しようとすると、エラー、
時間オーバーと表示され、発信できないという規制が掛けられていた。



「時事放談」で
  聖路加国際病院理事長の日野原重明氏は、
私は、従軍し、16ミリフィルムで、南京虐殺や人体実験のフィルムを観た。
と発言していました。

「南スーダン20年ぶりの和平」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/23 04:14 投稿番号: [4669 / 5091]
  NHKBS(2005.4.21(木)放映)

  アフリカ53か国中最大の国土を持つスーダン
  20年以上の内戦、犠牲者は200万人以上
今年一月包括的和平協定調印
日本もスーダンへのODAを13年ぶりに再開を決定

  南部油田の支配権を巡る対立

・南部中心都市ルンベック
援助物資を運ぶ為にも道路の整備が必要で、国連は道路の補修工事に地元住民を
動員し、給与を支払い、援助と雇用という一石二鳥の効果を狙っています。
地雷の撤去をしながらの作業はなかなか進んでいません。
スーダン南部には主要なものだけでも部族が26あり、部族間抗争も続いています

・中部ヌバ山:南北の境目:激戦地

・故郷への帰還を始めている難民
「故郷に戻っても薪を拾って売り歩く惨めな暮らしです」

  多くの人が期待を膨らませながら、次々と南部に戻っていますが、
故郷に着いた途端、期待が絶望に変わり、不満を募らせていく。

  和平合意では、南部の独立を問う住民投票を六年後に行うことが
盛り込まれました。

  スーダン南部の石油利権を巡り、米中が火花を散らしています。
住民達は石油資本の恩恵を全く受けていません。

アフガニスタン最も復興の進む都市ヘラート

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/23 02:40 投稿番号: [4668 / 5091]
  NHKBS(2005.4.21(木)放映)

  アフガニスタン西部の都市ヘラート
人口約十万人
タジク人が多数を占める
古くからシルクロードのオアシス都市として栄え、ティムール帝国の首都
三年前には土埃が舞っていた道路は綺麗に舗装されていました。
市中心部の18階建てのビル:ビジネスセンターで街の復興の象徴
市内の幹線道路は多くが舗装されています。
国内の他の都市ではほとんど見かけない公衆電話が設置
市内通話では回線のトラブルもほとんどない
市民達は、
「生活は良くなっています。復興はとてもうまくいっています」
「ヘラートは一番進んだ街です。首都カブールの人もうらやましがっています」
「景気も良くなってみんな大喜びです」

  街に溢れる品物はイランからの輸入品です。
イラン企業が相次いで進出
イランからの投資が地元の経済を活性化させ、復興を支えている。
イランのペルシャ語はヘラートで使われているダリ語と極めて似ている為、
通訳なしで商談ができます。
売上げは伸び続けています。
「アフガニスタンの投資環境は年々良くなっています」
(イランの企業家)

  ヘラートを拠点にしている軍閥指導者のイスマイル・ハーン氏
国境貿易での利権を一手に掌握してきました。
「治安も我々が確保している」

アフガニスタン・イラン国境:商品を運ぶトラックが頻繁に行き交っています。

ヘラートを中心とするアフガニスタン西部はイランと歴史的に深い関係が
あります。
古くからイランの文化が入り込んでいました。

<イランの狙い>
・米への牽制:米の影響力がこの地方に及ぶのを阻止
・中央アジアへの交易ルートの確保:アフガニスタンを経由する物資の輸送
  現在、ヘラートから先の幹線道路の建設も進めている

  軍閥とイラン双方の思惑が一致

  <軍閥解体を目指すカルザイ政権>は、軍閥を中央政権に取り込む形で
  影響力の低下を図る
・ハーン氏をエネルギー相に登用し、中央に呼び寄せる
・イランからの投資には魅力を感じる:最初の外遊先にイランを選ぶ
  今年一月ハタミ大統領と会談:国境周辺の共同開発で合意


  軍閥が民主化に抵抗したくても、抵抗できない環境を作っていこうというのが
カルザイ政権の狙い
  軍閥を中央政府の統治システムに取り込む

「女性のためのラジオ局」アフガニスタン

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/20 07:25 投稿番号: [4667 / 5091]
  NHK(2005.4.20(水)放映)

  アフガニスタンでは、今も保守的な地域では、女性が一人で自由に外出する
こともできません。
  女性達に暮らしに役立つ情報などを電波に乗せて届けようとラジオ局が
活躍しています。
  ヘラートにある女性のためのラジオ局「サハール」(夜明け)
  地元の女性達が立ち上げました。
  ある主婦は、ラジオをつけたままにして家事を行います。

  アフガニスタンの女性の約八割は字を読むことができません。
そのため、女性達にとって、ラジオが大切な情報源になっています。

  欧米のNGOの協力で女性向けのラジオ局が五つ設立され、
今は地元の人達が広告を取って自力で運営しています。

モーラ・ルジカ(CIVIC)自爆テロの犠牲に

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/20 06:35 投稿番号: [4666 / 5091]
  NHKBS(2005.4.18(月)放映)

4月16日、イラクで自爆テロの犠牲となった米国人女性モーラ・ルジカさん(28)
は、2003年に CIVIC=紛争による罪なき犠牲者のための運動を創設。
事実上一人で活動を続けてきました。
イラクの犠牲者の為に、米政府から一千万ドルの支援金を獲得し、
更に先週追加の一千万ドルも認可された所でした。

「統計の数字は人間を表します。父、母、そして失われた人生なんです」

  好きな言葉は、「真の革命家は愛に満ちている」


CIVIC:http://www.civicworldwide.org/
  http://www.civilians.info/iraq/

『Raed in the Middle』日本語:Raed in the Japanese Language:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2838/translation/raed_03and042004.html
2004年4月4日(日)

http://cnn.co.jp/usa/CNN200504180003.html
http://www.asahi.com/international/update/0418/002.html

モーラ・ルジカ(CIVIC)自爆テロの犠牲に

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/20 06:35 投稿番号: [4666 / 5091]
  NHKBS(2005.4.18(月)放映)

4月16日、イラクで自爆テロの犠牲となった米国人女性モーラ・ルジカさん(28)
は、2003年に CIVIC=紛争による罪なき犠牲者のための運動を創設。
事実上一人で活動を続けてきました。
イラクの犠牲者の為に、米政府から一千万ドルの支援金を獲得し、
更に先週追加の一千万ドルも認可された所でした。

「統計の数字は人間を表します。父、母、そして失われた人生なんです」

  好きな言葉は、「真の革命家は愛に満ちている」


CIVIC:http://www.civicworldwide.org/
  http://www.civilians.info/iraq/

『Raed in the Middle』日本語:Raed in the Japanese Language:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2838/translation/raed_03and042004.html
2004年4月4日(日)

http://cnn.co.jp/usa/CNN200504180003.html
http://www.asahi.com/international/update/0418/002.html

「そして息子は戦死した」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/18 01:31 投稿番号: [4665 / 5091]
  NHK地球街角アングル(2005.4.17(日)放映)

  スー・ニ−デラーさんは、一人息子(セス大尉)をイラクで亡くしました。
はやくに離婚し、女手一つで育て上げました。
大学に行く為に借りた学費のローンが120万円あり、早く返済したいと考えて
いました。
「息子は家計のため必死で働く私の姿を見て育ちました」
「自分に借金が重くのしかかり焦っていたのね」

「君なら仕官になれる。士官になれば戦争になっても前線には行かない」と
勧誘されました。

  休暇からイラクに戻る時、涙ながらにこう語ったという。
「本当はイラクには戻りたくない。
  敵がだれなのかすら分からない。全てが無意味だ」
「しかし部下を見捨てる訳にはいかない」と言い残し、去って行きました。


  米陸軍のリクルーターは7500人、月に二人の志願兵を獲得するという
ノルマが課せられています。

  スーさんは今、リクルート・ステーションから出てきた若者達一人一人に
声を掛ける活動を続けています。
パンフレットを手渡していました。  
「軍の勧誘に関する問題や軍隊に行かずに大学へ進む方法などが書いてある」
「いつでも電話ちょうだい」

戦死者が眠るアーリントン国立墓地への埋葬を拒み、
自宅近くの墓地に息子の亡骸を納めました。

「そして息子は戦死した」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/18 01:31 投稿番号: [4665 / 5091]
  NHK地球街角アングル(2005.4.17(日)放映)

  スー・ニ−デラーさんは、一人息子(セス大尉)をイラクで亡くしました。
はやくに離婚し、女手一つで育て上げました。
大学に行く為に借りた学費のローンが120万円あり、早く返済したいと考えて
いました。
「息子は家計のため必死で働く私の姿を見て育ちました」
「自分に借金が重くのしかかり焦っていたのね」

「君なら仕官になれる。士官になれば戦争になっても前線には行かない」と
勧誘されました。

  休暇からイラクに戻る時、涙ながらにこう語ったという。
「本当はイラクには戻りたくない。
  敵がだれなのかすら分からない。全てが無意味だ」
「しかし部下を見捨てる訳にはいかない」と言い残し、去って行きました。


  米陸軍のリクルーターは7500人、月に二人の志願兵を獲得するという
ノルマが課せられています。

  スーさんは今、リクルート・ステーションから出てきた若者達一人一人に
声を掛ける活動を続けています。
パンフレットを手渡していました。
「軍の勧誘に関する問題や軍隊に行かずに大学へ進む方法などが書いてある」
「いつでも電話ちょうだい」

戦死者が眠るアーリントン国立墓地への埋葬を拒み、
自宅近くの墓地に息子の亡骸を納めました。

「砂漠に暮らす遊牧民」②豪ABC

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/16 08:29 投稿番号: [4664 / 5091]
  イスラエル政府は無料で水道や電気を提供し、土地も与えると約束して
移住を勧めました。

「遊牧民の扱いについて私達は恥ずべきです。彼らに市民権さえ
  与えていないんですから」(労働党コレット・アビタル議員)
  政府の対応に異議を唱える議員もいます。
「イスラエルの全ての市民は子供を学校に通わせなければならないと法律で定め
  られています。ところが政府は彼らの居住区に充分な数の学校を作らない上に
  遊牧民が自分達の学校を作ることも認めていません。つまり政府が法律を
  守っていないということですよ」

「何を仰ってるんですか。我々は電気を供給してますし、特別区でも
  ネゲブ砂漠でも公共サービスを提供してますよ。でもネゲブ砂漠の
  全てのテントにそれぞれ独立したインフラを整備するなんて無理でしょう」
(オルメルト副首相)

  イスラエル政府は近くのガザ地区に住む数千人のイスラエル人を
ネゲブ砂漠に移住させたいと考えています。
その為遊牧民を法律でネゲブ砂漠から排除しようとしているのです。
去年七月ここに「緑の警備隊」と呼ばれるイスラエルの悪名高い軍事組織が
突然現れ、遊牧民の簡素な家を破壊しました。
都市への定住化政策を強力に推し進めるイスラエル政府の典型的なやり方です。
遊牧民はただ呆然と見ているだけでした。

  この二年、イスラエルのやり方は過激さを増しています。
遊牧民が育てている農作物に政府が飛行機で毒薬を撒いたという話も聞きました
「畑に毒薬を撒いたのですか」
「知りません。そんなことはないでしょう」(オルメルト副首相)
オルメルト副首相はこの政策の陣頭指揮を執っています。
「確かにそういった報告はありますよ。
  しかしこういう問題では噂にすぎない場合が多いでしょう。
  遊牧民がそう訴えているのでしょうが、政府の政策ではありません」
インタビューの二週間前、イスラエルの高等裁判所は、毒薬散布の事実を認め、
中止する命令を出しています。

「遊牧民は兵役に就き、税金を納め、イスラエルに忠誠を尽くす市民です。
  今の政策では彼らを敵に変えてしまいます。利口な方法とは言えません」
(労働党コレット・アビタル議員)


  <私の感想>
  ネゲブ砂漠といえば、まず「アラビアのロレンス」を思い出します。
  誇り高きベドウィンは、イスラエルの定住化政策に翻弄され、
イスラエルから支給される生活保護という施しで生き長らえているんですね。
これもまた悲劇ですね。

「砂漠に暮らす遊牧民」①(豪ABC)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/16 08:28 投稿番号: [4663 / 5091]
  NHKBS(2005.4.15(金)放映)

  イスラエル南部ネゲブ砂漠に住むアラブ系遊牧民。
人口に占める割合は1、2%。
イスラエル政府は遊牧民の一部が武器などの密貿易を行っているとみており、
その防止策としても遊牧民の定住化政策を推し進めています。

遊牧の民ベドウィンは七世紀にわたり荒野のネゲブ砂漠で暮らしてきた人々です
この大地に穀物を作り、家畜を飼って生き延びてきました。
しかし、砂漠の民の伝統的な生活は今終わろうとしています。
イスラエル政府は遊牧民の集落を認めず、45の村の撤去が予定されています。

ネゲブ砂漠北部アザズメさん一族はこの地域を支配する七つの部族の一つです。
シェイク・サラマ・アル・アザズメさんはイスラエルが建国された1948年より
前からここに住んでいます。
「昔はラクダと羊を飼っていてよく乳を搾ったものだ。素晴らしい生活だった。
  誰も我々に出て行けとか移動しろなんて言わなかった。あっちへ行け、こっち
  へ行けと言われるようになったのはイスラエルの統治が始まってからだよ」
  彼らは間もなく移住しなければなりません。
  イスラエル政府は、この地域を軍の射撃訓練場にするとして、立ち退き命令を
出したのです。
しかし、アザズメさんは納得できません。
最近すぐそばにユダヤ人が養鶏場を作ったからです。

  ネゲブ砂漠の遊牧民はオスマントルコの時代から土地の所有権を認められて
きました。
  しかし今イスラエル政府は、オルメルト副首相の下、遊牧民を排除しようと
しています。

「遊牧民はネゲブ砂漠に暮らしています。しかし最近自分達の土地以外にも
  居住場所を広げています。他の人達や政府の所有地に無断で住んでいるのです
  我々全員が守るべき伝統的なルールに従わないのは遊牧民の方なのです」
(オルメルト副首相)

  アザズメさんは、イスラエル市民として裁判所に提訴しました。
しかしこれまで遊牧民が政府に勝ったことはありません。

  イスラエルの遊牧民政策は成功しているようです。
生活保護費が支給される日、ラハトの街は四万五千の遊牧民でごったがえし、
銀行の前には行列ができます。
かつて牧畜と農業を営んでいた誇り高き人々の現在の姿です。

  ラハトは遊牧民を都市に順応させる為にイスラエル政府が作った
七つある特別区域の一つです。
犯罪が多発し、イスラエルで最も治安の悪い地域です。
成人の七割が失業し、子供は学校へ行っていません。

  アフメド・アル・クラノウィさんは、ラハトに最初に移って来た
遊牧民の一人です。かつての生活を捨てられず、裏庭で羊を飼っています。
「ここはまるで刑務所だよ」
  クラノウィさんは、裏庭のテントの中でくつろぎます。
テントには一家の思い出が詰まっています。
ラハトに住むほとんどの遊牧民は生活保護を受けています。
「辛いね。時々砂漠に住んでる友達の所に行くんだけど、平和で穏やかな
  生活ですよ。爽やかな風、新鮮な空気が懐かしい。戻りたいな」

「和解に向けた市民交流」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/16 06:25 投稿番号: [4662 / 5091]
  (2005.4.15(金)放映)

  エルサレムで去年11月に始まった指圧教室。
日本の文化を伝える活動を続けているNGOが
目の不自由な人を対象に教えています。
講師を務めるイスラエル人のエラン・マフネスさんは、
国内の専門学校で指圧の技術を身に付けました。
目の不自由な人が仕事の機会を広げられるよう、指圧の指導を引き受けました。
教室の生徒は、イスラエル人とパレスチナ人とが半々です。
「触れるということは本当にすごいことです。
  お互いの間に繋がりが生まれるんですから」(パレスチナ人生徒)
「指圧は人にやさしい日本の文化です。これまで話す機会もなかった双方の
  架け橋になるんだとわかりました」(エラン・マフネスさん)

  マフネスさんは、テルアビブの自宅で指圧の治療院を営んでいます。
これまでパレスチナ人との日常的な付き合いはありませんでした。
指圧教室でパレスチナの人達と触れ合うなかで、交流をより深めたいと
考えるようになりました。
「政治の世界だけでなく私のような市民が何かをすることも重要なんです」
指圧教室で出会ったパレスチナ人の生徒の招きで、エルサレム旧市街の
パレスチナ人地区を訪ねました。
暴力の応酬が続いていた一年前なら考えられなかったことだといいます。
アラビア語を本格的に学ぼうと思い立ちました。
指圧教室を続けていく上で、直接会話ができればパレスチナの人達と
もっと理解し合えるだろうと考えたのです。
「パレスチナ人でも通える指圧教室を今後も続けていきたいです。
  その為にも何とか直接話ができるようになりたいのです」
  マフネスさんは、将来的には、パレスチナ暫定自治区でパレスチナ人を
対象にした指圧教室を開きたいという希望を持つようにもなっています。


  最近、イスラエルとパレスチナが共同で行った世論調査によると、
今後十年、もしくは、近い将来に双方が和解する可能性について悲観的に捉えて
いる人が、イスラエル人の半数以上、パレスチナ人は四分の三に至っています。


  イスラエル人口の20%を占めるイスラエル国籍を持つアラブ系イスラエル人。
ほとんどが別々の学校に通っています。
双方の高校生20人が共同で演劇を上演しました。
演劇「ロードブロック」(路上の障害物)

  共同作業を進めるなかで、同世代間で分かり合える部分も多いと
感じるようになったといいます。

  演劇はそれぞれの街で披露されました。評判は上々だったそうです。
このグループは今後も一年間活動を続けるそうです。

  イスラエル系アラブ人は、将来パレスチナ国家ができても、
イスラエル国民として暮らしていく希望を持っている人がほとんどです。
イスラエル国内の課題として残ることは間違いない問題です。
息の長い取り組みが必要だとされています。


  <私の感想>
イスラエルの内と外での和解と共存の取り組みが必要だと思います。
政治的歩み寄りを、市民レベルで下支えすることができれば素晴らしいことだと
思います。
イスラエルの大学での研究発表によると、イスラエル人に最も近いDNAは、
パレスチナ人だということです。まあそうなんでしょうね。

「中央アジアの民主化」NHK視点論点

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/15 03:17 投稿番号: [4661 / 5091]
  (2005.4.12(火)放映)

  山内昌之氏は、

「ソ連の時代からそのまま大統領の地位にとどまり、民主化や市民生活の改善に
  背を向ける独裁者の多い中央アジア各国の首脳にとって、今度の事件は教訓に
  満ちたシグナルとなったことでしょう。
  グルジアやウクライナのような平和な変革が中央アジアのどこでも起こり得る
  ことを示しました。
  キルギスの変動は、民主化という政治的要求よりも、むしろ貧困や地域格差に
  対する南部市民の不満という社会的・経済的な要求の方が大きかったように
  思われます。

・キルギスの多くの地方では失業率が50%を超えている
・平均所得が一日一ドルにすぎない
・貧富は個人格差と南北格差の絡んだ複雑なものになっている
・北部はロシア化した工業地帯
・南部はイスラームや氏族・部族の影響の強い農耕牧畜社会

・「中央アジアのスイス」と謳われ、他国のモデルと高く評価:優等生だった
・日欧米からの投資、NGO、顧問が流入
  対外債務が増加、政治家・官僚に汚職・腐敗が蔓延る
・他の中央アジア四か国は、もっと抑圧、腐敗の度合いが高い
  民主的反対派や野党の存在が許されていない

  <米>
・9・11以降、米は中央アジア諸国から、軍事基地提供
  その為に体制を動揺させる民主化運動や市民の不安を無視しがち
・中央アジアの独裁者にとっては、地元の民主化要求運動や反対派をテロリスト
  とレッテルを張り、排除するのにも有用だった
・過去四年間、ブッシュ政権は中央アジアの体制安定を優先させたことは明らか

  <露>
・タジキスタンとキルギスに軍事基地を所有
・トルクメニスタンのガスの開発・供給・輸送を独占

  <中>
・新疆ウイグル自治区のムスリム住民の抵抗・分離運動


  <私の感想>
  中央アジアでも政治力学が変動を始めた。
  カスピ海資源を巡る米露の角逐
  <経済的な戦い>と<政治的な戦い>と<軍事的角逐>
  縦糸と横糸のように絡み合い、
  しかも、<米>対<中・露>対<EU>という三つ巴の戦いでもあると思う。

  これら三実体は、色々な局面で、<歩み寄り>と<反発>を繰り返しながら、
  それぞれの利害貫徹を狙っていくと思う。

  現在は、<米>からのジャブを数発連続して喰らった<露>も、
  当然、それを分析し、巻き返しを図ってくると思う。
  米の策謀を<どう分析>し、<どう反撃していく>のか
  諸実体の動向を注視し続けねばならない。

「中央アジアの民主化」NHK視点論点

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/15 03:17 投稿番号: [4661 / 5091]
  (2005.4.12(火)放映)

  山内昌之氏は、

「ソ連の時代からそのまま大統領の地位にとどまり、民主化や市民生活の改善に
  背を向ける独裁者の多い中央アジア各国の首脳にとって、今度の事件は教訓に
  満ちたシグナルとなったことでしょう。
  グルジアやウクライナのような平和な変革が中央アジアのどこでも起こり得る
  ことを示しました。
  キルギスの変動は、民主化という政治的要求よりも、むしろ貧困や地域格差に
  対する南部市民の不満という社会的・経済的な要求の方が大きかったように
  思われます。

・キルギスの多くの地方では失業率が50%を超えている
・平均所得が一日一ドルにすぎない
・貧富は個人格差と南北格差の絡んだ複雑なものになっている
・北部はロシア化した工業地帯
・南部はイスラームや氏族・部族の影響の強い農耕牧畜社会

・「中央アジアのスイス」と謳われ、他国のモデルと高く評価:優等生だった
・日欧米からの投資、NGO、顧問が流入
  対外債務が増加、政治家・官僚に汚職・腐敗が蔓延る
・他の中央アジア四か国は、もっと抑圧、腐敗の度合いが高い
  民主的反対派や野党の存在が許されていない

  <米>
・9・11以降、米は中央アジア諸国から、軍事基地提br>   その為に体制を動揺させる民主化運動や市民の不安を無視しがち
・中央アジアの独裁者にとっては、地元の民主化要求運動や反対派をテロリスト
  とレッテルを張り、排除するのにも有用だった
・過去四年間、ブッシュ政権は中央アジアの体制安定を優先させたことは明らか

  <露>
・タジキスタンとキルギスに軍事基地を所有
・トルクメニスタンのガスの開発・供給・輸送を独占

  <中>
・新疆ウイグル自治区のムスリム住民の抵抗・分離運動


  <私の感想>
  中央アジアでも政治力学が変動を始めた。
  カスピ海資源を巡る米露の角逐
  <経済的な戦い>と<政治的な戦い>と<軍事的角逐>
  縦糸と横糸のように絡み合い、
  しかも、<米>対<中・露>対<EU>という三つ巴の戦いでもあると思う。

  これら三実体は、色々な局面で、<歩み寄り>と<反発>を繰り返しながら、
  それぞれの利害貫徹を狙っていくと思う。

  現在は、<米>からのジャブを数発連続して喰らった<露>も、
  当然、それを分析し、巻き返しを図ってくると思う。
  米の策謀を<どう分析>し、<どう反撃していく>のか
  諸実体の動向を注視し続けねばならない。

「麻薬ゲリラと戦うコロンビア」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/14 04:29 投稿番号: [4660 / 5091]
2005.4.13(水)放映

  世界最大のコカインの生産国と言われるコロンビア
(国別栽培面積の56%)
ウリベ大統領:支持率は六割
去年は殺人・誘拐件数は半分に減る

・コカ栽培農家を森林保護員として雇用
・家具に使われるチークの木への転農を促進
  チーク栽培を条件に月一万円を支払う
  一家族が生活できる金額
  育った作物が売れれば、利益の一部も支給
  一年前から実施、栽培地は全国35か所
  15000人以上を雇用

  反政府ゲリラ勢力は二万人以上
・投降を歓迎する式典
・元ゲリラ兵に当面の生活費として支援金を支給
・社会復帰を支援
  NGOが運営する職業訓練所
  月一万円の賃金を支給し、二年間は衣食住も保証
  これまで六千人以上が組織から離れました。
  大半が十代後半から二十代の若者達です。
  ゲリラ兵の多くはゲリラが支配する地域で育った子供達です。

  元ゲリラ兵は、
「理想の為に戦って死ぬのが当然だと思っていました。
  死を覚悟したこともあります。
  このような支援には本当に感謝しています」

  元ゲリラの宿泊施設
  社会の偏見や差別が激しいことから、元ゲリラ兵やその家族が一緒に暮らし、
社会復帰への一歩を踏み出すことができるようにしているのです。

  左翼ゲリラに対しては強硬姿勢
  右派ゲリラに対しては柔軟な対応:交渉大詰め:減刑も検討


  <私の感想>
「テロ撲滅」と声高に叫ぶことはたやすいですが、
現実世界で、本当に進展させるには、きめ細かい、地道な政策と努力と継続が
必要なんでしょうね。
それで、初めて、やっと、ほんの少しずつ進展していくのでしょうね。

「麻薬ゲリラと戦うコロンビア」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/14 04:29 投稿番号: [4660 / 5091]
2005.4.13(水)放映

  世界最大のコカインの生産国と言われるコロンビア
(国別栽培面積の56%)
ウリベ大統領:支持率は六割
去年は殺人・誘拐件数は半分に減る

・コカ栽培農家を森林保護員として雇用
・家具に使われるチークの木への転農を促進
  チーク栽培を条件に月一万円を支払う
  一家族が生活できる金額
  育った作物が売れれば、利益の一部も支給
  一年前から実施、栽培地は全国35か所
  15000人以上を雇用

  反政府ゲリラ勢力は二万人以上
・投降を歓迎する式典
・元ゲリラ兵に当面の生活費として支援金を支給
・社会復帰を支援
  NGOが運営する職業訓練所
  月一万円の賃金を支給し、二年間は衣食住も保証
  これまで六千人以上が組織から離れました。
  大半が十代後半から二十代の若者達です。
  ゲリラ兵の多くはゲリラが支配する地域で育った子供達です。

  元ゲリラ兵は、
「理想の為に戦って死ぬのが当然だと思っていました。
  死を覚悟したこともあります。
  このような支援には本当に感謝しています」

  元ゲリラの宿泊施設
  社会の偏見や差別が激しいことから、元ゲリラ兵やその家族が一緒に暮らし、
社会復帰への一歩を踏み出すことができるようにしているのです。

  左翼ゲリラに対しては強硬姿勢
  右派ゲリラに対しては柔軟な対応:交渉大詰め:減刑も検討


  <私の感想>
「テロ撲滅」と声高に叫ぶことはたやすいですが、
現実世界で、本当に進展させるには、きめ細かい、地道な政策と努力と継続が
必要なんでしょうね。
それで、初めて、やっと、ほんの少しずつ進展していくのでしょうね。

「イラクの戦場に送られる若者たち」世界

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/14 04:29 投稿番号: [4659 / 5091]
  「イラクの戦場に送られる若者たち」米国のもう一つの真実
   世界五月号:堤未果

  2002年春、ブッシュ政権が出した法案「落ちこぼれゼロ法案」
(No Child Left Behind Act)に、
「米国内の高校は、米軍リクルーターに生徒の個人情報を渡すこと。
  拒否した場合は州からの助成金が打ち切られる」
  成績、親の職業・年収、国籍、市民権の有無、住所、携帯電話番号等々、、が
米軍リクルーターは、これらの情報を手に、貧しい地区の高校生を次々に
ピンポイントで勧誘してゆく。

  2003年の新兵数は21万二千人。
  リクルーターは、入隊と引き換えに、大学費用、健康保険、職業訓練など
貧しい若者達が喉から手が出るほど欲しがっているものを約束する。
  市民権も条件に加え、三万七千人の非市民を入隊。
入隊した兵士達の志望理由のNo.1は大学費用。
入隊すると最高五万ドルまでの大学費用を約束。

  NYのNGO「インターナショナル・アクション・センター」のデータによると、
入隊してから実際に軍から大学費用を受け取る兵士は全体の35%、
その内卒業するのはわずか15%だという。
大学費用を受け取る為には1200ドルの前金を支払うという条件が付いている。
貧しさから逃れようと入隊した若者にその金額は厳しい。
実際受け取る大学費用は平均を遥かに下回る額の為、
安い時給でアルバイトしながら通学する二重生活の辛さに、
多くの兵士は、結局続けられずに途中であきらめてしまう。

  大学費用に次いで魅力的な入隊条件は健康保険だ。
米で健康保険を持たない人口は約4500万人。
これに加えて2005年には新たに75万人の子供が健康保険を失う。
それに反比例して医療費は上がり続け、自己破産を宣告する理由の半数以上が
高すぎる医療費が払えないことが理由になっている。
軍人は兵役中は国防総省の傘下にいるが、帰国後は退役軍人会(VA)が責任を持つ
VAは一切の医療サービスを無料で提供する。
しかし米政府はVA予算を2003年から毎年一億ドルずつ減らしていった。
その為、VAの病院は次々に閉鎖される。
NY州ではVAの病院に診察を頼んでも予約は一年先まで一杯。
その為、現実には他の病院で有料で治療を受けざるを得ない。

  国防総省の俸給表では、最下級兵士の給料は年収で15550ドル。
毎月の給料の中から学費の前金として100ドルや生命保険の20ドルなど
さまざまな諸費用が天引きされる。
加えて新しい軍服(無料で支給されるのは最初の一着のみ)や細々した日用品を
買うと、手元に残るのはほんのわずかになってしまう。

  兵士のカウンセリングで一番多いのは経済的な問題だという。
「生活苦から逃れたくて入隊しても、結局は弱肉強食のアメリカ社会と軍という
  ピラミッド型システムの底辺から底辺へと横にスライドするだけだ」

  バグダッドの兵士達は自らローンを組んで防弾チョッキを購入したという。
「多くの兵士がイラク人の家のドアを叩き、靴下などの日用品と引き換えに水や
食料を貰っていた。帰国した後もまだ防弾チョッキのローンを払い続けている」

  米国のホームレス協会の調査によると、現在米国内には約350万人の
ホームレスがいて、その内の50万人が帰還兵だという。
VAがサービスを提供できているのは、その内わずか10万人だ。
残りの40万人は何のサービスも受けられないままに放り出されている。

  アメリカでホームレスがシェルターを申し込む時には色々規定がある。
最優先されるのは家庭内暴力を受けて家を逃げ出した人間で、殆どが女性だ。
優先順位の項目リストに「帰還兵」は入っていない為、
申し込んでも必ずリストの一番下になってしまう。


  米国で貧困ライン以下の生活をしている人口は3460万人。
二人家族で年収140万円以下。

  米国で次にいつ食べ物を口に出来るかわからない「飢餓人口」は、3100万人。
2004年の農務省の報告では、国民の十人に一人が政府の食糧配給切符で生活して
いるという。

「貧しさから逃れたいばかりに入隊する若者達
  歩兵隊に行かされたくないあまりに過剰なリップサービスをしてしまう
  米軍リクルーター
  戦場で極限状態の恐怖に晒されながらも翌月の家賃の心配をする薄給の兵士達
  帰国後に無用のごみのように棄てられる、増え続けるホームレス帰還兵達
  彼らは皆、弱者ががんじがらめにされるアメリカ社会で
  『戦争というビッグビジネス』を続ける為の捨て駒なんです」


  <私の感想>
  真実を正確に認識することは至難の業だと思っています。
  この記事のデータが事実かどうか、私には確信がありません。
  もしかした\xA4

「イラクの戦場に送られる若者たち」世界

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/14 04:29 投稿番号: [4659 / 5091]
  「イラクの戦場に送られる若者たち」米国のもう一つの真実
   世界五月号:堤未果

  2002年春、ブッシュ政権が出した法案「落ちこぼれゼロ法案」
(No Child Left Behind Act)に、
「米国内の高校は、米軍リクルーターに生徒の個人情報を渡すこと。
  拒否した場合は州からの助成金が打ち切られる」
  成績、親の職業・年収、国籍、市民権の有無、住所、携帯電話番号等々、、が
米軍リクルーターは、これらの情報を手に、貧しい地区の高校生を次々に
ピンポイントで勧誘してゆく。

  2003年の新兵数は21万二千人。
  リクルーターは、入隊と引き換えに、大学費用、健康保険、職業訓練など
貧しい若者達が喉から手が出るほど欲しがっているものを約束する。
  市民権も条件に加え、三万七千人の非市民を入隊。
入隊した兵士達の志望理由のNo.1は大学費用。
入隊すると最高五万ドルまでの大学費用を約束。

  NYのNGO「インターナショナル・アクション・センター」のデータによると、
入隊してから実際に軍から大学費用を受け取る兵士は全体の35%、
その内卒業するのはわずか15%だという。
大学費用を受け取る為には1200ドルの前金を支払うという条件が付いている。
貧しさから逃れようと入隊した若者にその金額は厳しい。
実際受け取る大学費用は平均を遥かに下回る額の為、
安い時給でアルバイトしながら通学する二重生活の辛さに、
多くの兵士は、結局続けられずに途中であきらめてしまう。

  大学費用に次いで魅力的な入隊条件は健康保険だ。
米で健康保険を持たない人口は約4500万人。
これに加えて2005年には新たに75万人の子供が健康保険を失う。
それに反比例して医療費は上がり続け、自己破産を宣告する理由の半数以上が
高すぎる医療費が払えないことが理由になっている。
軍人は兵役中は国防総省の傘下にいるが、帰国後は退役軍人会(VA)が責任を持つ
VAは一切の医療サービスを無料で提供する。
しかし米政府はVA予算を2003年から毎年一億ドルずつ減らしていった。
その為、VAの病院は次々に閉鎖される。
NY州ではVAの病院に診察を頼んでも予約は一年先まで一杯。
その為、現実には他の病院で有料で治療を受けざるを得ない。

  国防総省の俸給表では、最下級兵士の給料は年収で15550ドル。
毎月の給料の中から学費の前金として100ドルや生命保険の20ドルなど
さまざまな諸費用が天引きされる。
加えて新しい軍服(無料で支給されるのは最初の一着のみ)や細々した日用品を
買うと、手元に残るのはほんのわずかになってしまう。

  兵士のカウンセリングで一番多いのは経済的な問題だという。
「生活苦から逃れたくて入隊しても、結局は弱肉強食のアメリカ社会と軍という
  ピラミッド型システムの底辺から底辺へと横にスライドするだけだ」

  バグダッドの兵士達は自らローンを組んで防弾チョッキを購入したという。
「多くの兵士がイラク人の家のドアを叩き、靴下などの日用品と引き換えに水や
食料を貰っていた。帰国した後もまだ防弾チョッキのローンを払い続けている」

  米国のホームレス協会の調査によると、現在米国内には約350万人の
ホームレスがいて、その内の50万人が帰還兵だという。
VAがサービスを提供できているのは、その内わずか10万人だ。
残りの40万人は何のサービスも受けられないままに放り出されている。

  アメリカでホームレスがシェルターを申し込む時には色々規定がある。
最優先されるのは家庭内暴力を受けて家を逃げ出した人間で、殆どが女性だ。
優先順位の項目リストに「帰還兵」は入っていない為、
申し込んでも必ずリストの一番下になってしまう。


  米国で貧困ライン以下の生活をしている人口は3460万人。
二人家族で年収140万円以下。

  米国で次にいつ食べ物を口に出来るかわからない「飢餓人口」は、3100万人。
2004年の農務省の報告では、国民の十人に一人が政府の食糧配給切符で生活して
いるという。

「貧しさから逃れたいばかりに入隊する若者達
  歩兵隊に行かされたくないあまりに過剰なリップサービスをしてしまう
  米軍リクルーター
  戦場で極限状態の恐怖に晒されながらも翌月の家賃の心配をする薄給の兵士達
  帰国後に無用のごみのように棄てられる、増え続けるホームレス帰還兵達
  彼らは皆、弱者ががんじがらめにされるアメリカ社会で
  『戦争というビッグビジネス』を続ける為の捨て駒なんです」


  <私の感想>
  真実を正確に認識することは至難の業だと思っています。
  この記事のデータが事実かどうか、私には確信がありません。
  もしかした

Back to the Front:News Week 4/6

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/14 01:27 投稿番号: [4658 / 5091]
  News Week 日本語版 4/6号のP.88から91にかけて、
Back to the Front   傷ついても戦いを挑むタフな男たち
と題する記事が掲載されています。

  数度の手術、ハイテク義足、歩く・走る・泳ぐという過酷なリハビリを経て、
何と軍への復職を果たす人も何人かいるということを知りました。

  かつては、戦地で重傷を負った兵士の多くは生きて帰れませんでした。
手足を失って帰国した兵士は自動的に除隊となりました。

  これまで、「軍務に耐えうる」というお墨付きを貰った兵士は
12人足らずだそうです。
  しかし、今も多くの兵士が復帰を目指して訓練を受けているそうです。
「体は前と違っても、兵士たちにはそれを補って余りある強い精神力がある」

「軍務への復帰は、金銭的に得になるとはかぎらない」
  除隊するなら大学の学費を支給し、住宅ローンも保証するとの提案を拒否して
まで軍への復帰を希望する人もいるそうです。

  足首を失った兵士は、医師から、もっと上から切断しないと最高の義足は
使えないと告げられ、ひざの辺りまで脚を切断した者もいるそうです。

  ハイテク義足よりも古いタイプの義足の方が戦場では維持管理がし易い為に、
あえて古いタイプの義足で訓練をする者もいるそうです。

  何が彼らをそう駆り立てるのかは、私には分かりません。
また、一人一人その内容も同じとは限りません。
ただ、現実にそういう人達も存在するのだということは認めざるを得ません。

ROAD TO RECOVERY:米ABC NIGHT LINE

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/14 00:53 投稿番号: [4657 / 5091]
  NHKBS(2005.4.7(木)、13(水)放映)
  米ABC NIGHT LINEが二週にわたって放映しました。

  TIME の戦場カメラマンであるジェームズ・ナクトウェイ氏。

  現場は、ウォルターリード陸軍病院の重傷外科病棟。

「自分の目で見なければ、彼らが払った犠牲の大きさや
  今の苦労は、本当には理解できないでしょうね」

・負傷した兵士のその後の人生
・負傷兵の苦しい闘い
・外からは見えない心の傷

  27歳のジョーイ・ボーデック軍曹の療法の様子を二日間追いました。
乗っていた車輌が地雷に触れ、両足と右腕を失いました。
義足と義手を付けた訓練には痛みも伴います。
「彼の真の強さとプライドを持って頑張る姿に頭が下がりました」
「見る人に勇気を与える姿です」

http://www.time.com/time/photoessays/scars/2.html

「あの写真を選んでくれて嬉しいです」
「あの写真は私の表情や体の状態、義足を付けてリハビリをしている様子から、
  単に私が腕と両足を失ったことだけでなく、私はこれからその障害を持って
  どのように生きていくのかということを伝えているんです」(ボーデック軍曹)

「写真により、客観的な記述や数字では出てこない人間の顔を報道することが
  できます」


  <私の感想>
  重傷を負った人は、その後の人生をずっとその障害を
背負って生きていかねばならない訳ですね。
日々の報道で、「死者何名、負傷者何名」と報道されても、
私の場合は、「ああ、そうなの」で終わってしまいます。
毎日毎日そういう報道が続くんですからね。
日々その人達に想いを馳せるのは、とても難しいですね。
でも、こういう写真や報道を知ると、鈍感な私でも今後は
少しは変わるかもしれません。
  三人の負傷兵が心と体に傷を負いつつも、それを受け止め、
葛藤しながらも、前向きに生きていこうとする姿には感銘を受けました。

「入植地拡大計画の波紋」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/09 02:04 投稿番号: [4656 / 5091]
NHKBS(2005.4.7(木)放映)

  3500世帯の建設拡大計画を進めているしているマアレ・アドゥミム市の
ベニ・カスリエル市長(リクード)13年間市長を務める
市長「市民に子供が産まれ、人口の自然増への対応が必要」

  NHKエルサレム支局の渡辺常唱記者は、
「市街地北の建設計画地とは別に東側で住宅の建設が実際に進んでいる現場に
  出くわしました。五年前から段階的に進められていると言います」
「一体どれだけの人口の自然増を見込んでいるのか、
  その点を市長に問いただしてみると、
  建設される住宅の半分以上は、自然増への対応ではなく、
  新たに移住して来る入植者に供給されるものだと認めました。
  この入植地を現在の人口の二倍の六万人の都市に拡大する開発計画に沿うもの
  だと言うのです」

市長「西岸の三つの大規模入植地はイスラエルの安全保障にとっても重要です。
  マアレ・アドゥミムがなければエルサレムが危険にさらされます。
  この入植地はいわばイスラエルの防波堤なのです」

  オルメルト副首相は、
「マアレ・アドゥミムは将来もイスラエル領です。
  これはブッシュ大統領とシャロン首相が共有している認識です。
  最終的には撤去される他の入植地とは扱いが異なります。
マアレ・アドゥミムでの住宅建設の是非はこの点を考慮する必要があるのです」

  自然増への対応も含めて、入植地建設凍結が義務付けられています。
まして、外からの入植者を想定した建設は論外です。
ブッシュ大統領も懸念を表明しています。

「戦闘の最前線にいる子どもたちは」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/07 07:32 投稿番号: [4655 / 5091]
  NHKBS(2005.4.7(水)放映)

15歳未満の子供が兵士として直接戦闘に参加することはジュネーブ条約で
禁じられています。

  Global Report 2004 によると Child Soldiers は、
・18歳未満数十万人が今なお戦闘に参加(国連は30万人以上と発表)
  28の国と地域に存在
・アフリカには推定十万人の子供兵士

  国際刑事裁判所が、去年ウガンダで初めて実態調査に乗り出しました。

  二十年以上も内戦が続くウガンダでは、
  二万人以上の子供達が誘拐され、兵士として最前線に送り込まれています。
  故郷の村をも襲撃させ、略奪や殺人、親を殺すよう命じられた子供までいます
「従わなければ自分が殺されてたんだ」
命令に背けば容赦のない虐待
  そのまま殺される子供達も多くいます

  ウガンダ反政府勢力:LRA 神の抵抗軍は、兵力不足を補う為、
ニ万人以上の子供達を誘拐、戦闘員の八割以上が子供達だと言われています。
スーダン南部を拠点にしている。

  ビデオジャーナリストの鶴見昌彦氏によると、
・北部では、地域住民の47%に当たる約160万人が国内避難民として
  難民キャンプで生活
・NGO・国連が運営する数ヵ所のリハビリセンター:
  帰還した子供兵士の社会復帰を援助
  近年、政府軍の攻撃の強化により、保護される子供の数は増加
  地域経済が崩壊している中、長期的支援を受けることは困難

「五人殺したらホンモノの兵士だと言われた」
「俺にやらせろって誰もが競い合って殺してた」
「疲れて歩けなくなった多くの子供を命令されて殺しました」

  特に周囲からの偏見が強く社会復帰が難しいのが、child mother と呼ばれる
少女兵士です。
  彼女達は誘拐された後、大人の兵士と無理やり結婚させられ、子供を出産、
自分の意思とは無関係に母となりました。
重いトラウマを抱える母親が子供を殺してしまう悲劇も起きているといいます。

  教会の運営する child mother の支援施設もあります。

  生活費を得る手段として政府軍に参加せざるを得ない者もいます。

  元子供兵士十人が去年四月NGO「子供戦争被害者の会」を発足
  公的な支援がない中、自分達で自立の道を開きたいと会を結成
  1985人の登録者、
  メンバーの大半は無職ですが、金を出し合い、活動資金に充てています。
  将来は自分達が働く農場、コンピュータースクールの設立、サッカーを通して
のリハビリなどを計画しています。

  午後六時、避難民キャンプでは、子供達の大移動が始まります。
LRAによる誘拐から身を守る為、安全な街中で夜を過ごすのです。
子供達は毎晩、蚊帳もない冷たいコンクリートの上に身を横たえています。

  北部の宗教指導者達が「平和創設委員会」を作り、LRAとの対話を試みている
去年11月LRAリーダーのジョセフ・コニーも対話を求める動きが出てきた。
スーダン南北内戦とも連動している。


  <私の感想>
  私にとっては、かなり衝撃的でした。
世の中には数多くの悪が存在すると思ってきましたが、
悪の中にも、更に悪質な悪があるんですね。
究極の悪という感じです。禁じ手である筈だと思います。
未来社会を担う子供に手を出すとは、未来社会を予め破壊する
ということですから、そこには何の大義名分もあり得ません。

  国際社会からの支援が不十分な中、誰も助けてくれないから、自分達で
何とかしようという動きがあることが一つの明るい兆しだと感じました。

「密着 北朝鮮経済視察団がゆく」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/07 04:23 投稿番号: [4654 / 5091]
  NHKBS(2005.4.6(水)放映)

  朴奉珠首相、貿易相、科学工業相など経済担当閣僚など二十人。

  訪れたのは
・北京:ビール工場、携帯電話工場
・上海:リニアモーターカー
・瀋陽:元々国営だった製鉄所や機械メーカーを視察
  海外の資本や技術を積極的に導入するなど近代化や国際化に力を
  入れている工場
  北朝鮮の経済建て直しの為に参考になる点はないか、
  訪れた先々で熱心に質問をしていました。
・遼寧省:農業科学研究所:穀物脱穀技術の説明
  ランの苗木の栽培研究に対しては、
  「野菜!   野菜は?」
  「温室で栽培すると原価が高くなります」
  「...」

  急なスケジュールの変更に報道陣が戸惑う場面がありました。
  北朝鮮側が突如、研究所の幹部に技術支援を求め、話し合いが長引いた為

  瀋陽のガラス製造メーカー:北朝鮮でも工場の建設を進めるメーカー
               中朝経済協力の象徴

  六日間で三つの都市で八箇所の経済視察


  同行取材した塚本記者は、
「確かに熱心さは感じました」
「私はできるだけ朴首相に接近してマイクを向けようとし、警備の人達はそれを
  遮ろうとしましたが、朴首相本人は嫌がる素振りをただの一回も見せませんで
  した。むしろカメラを意識しながら質問をしているのではないかという印象
  すら受けました」

  中国としては、
「改革解放の方向に徐々に導くことで経済を安定させた上で、
  核開発問題の解決を目指すのが長期戦略」
「自らのより一層の経済成長を実現する為にも、
  朝鮮半島情勢の安定が不可欠だからです」


  <私の感想>
  今更経済改革なんてもう手遅れと言ってしまえば、そうとも言えるとも思うの
ですが、(今までも多くの取り組みがあり、それがことごとく失敗してきたのは
何故なのかという問題)
  まあ、金政権が崩壊した後の北朝鮮を立て直す経済実務官僚を教育しておく
という意味では、無意味ではないかもしれないとも思えなくはないです。

  金政権の延命にプラスに働くのなら問題ですが、こういう実務視察が
即効性のものとも思えません。

  むしろ、日本の取材陣の同行を許し、当然制限があるとはいえ、それなりの
密着取材を許したという点の方が、画期的ということなのかもしれません。

「密着 北朝鮮経済視察団がゆく」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/07 04:23 投稿番号: [4654 / 5091]
  NHKBS(2005.4.6(水)放映)

  朴奉珠首相、貿易相、科学工業相など経済担当閣僚など二十人。

  訪れたのは
・北京:ビール工場、携帯電話工場
・上海:リニアモーターカー
・瀋陽:元々国営だった製鉄所や機械メーカーを視br>   海外の資本や技術を積極的に導入するなど近代化や国際化に力を
  入れている工場
  北朝鮮の経済建て直しの為に参考になる点はないか、
  訪れた先々で熱心に質問をしていました。
・遼寧省:農業科学研究所:穀物脱穀技術の説明
  ランの苗木の栽培研究に対しては、
  「野菜!   野菜は?」
  「温室で栽培すると原価が高くなります」
  「...」

  急なスケジュールの変更に報道陣が戸惑う場面がありました。
  北朝鮮側が突如、研究所の幹部に技術支援を求め、話し合いが長引いた為

  瀋陽のガラス製造メーカー:北朝鮮でも工場の建設を進めるメーカー
               中朝経済協力の象徴

  六日間で三つの都市で八箇所の経済視察


  同行取材した塚本記者は、
「確かに熱心さは感じました」
「私はできるだけ朴首相に接近してマイクを向けようとし、警備の人達はそれを
  遮ろうとしましたが、朴首相本人は嫌がる素振りをただの一回も見せませんで
  した。むしろカメラを意識しながら質問をしているのではないかという印象
  すら受けました」

  中国としては、
「改革解放の方向に徐々に導くことで経済を安定させた上で、
  核開発問題の解決を目指すのが長期戦略」
「自らのより一層の経済成長を実現する為にも、
  朝鮮半島情勢の安定が不可欠だからです」


  <私の感想>
  今更経済改革なんてもう手遅れと言ってしまえば、そうとも言えるとも思うの
ですが、(今までも多くの取り組みがあり、それがことごとく失敗してきたのは
何故なのかという問題)
  まあ、金政権が崩壊した後の北朝鮮を立て直す経済実務官僚を教育しておく
という意味では、無意味ではないかもしれないとも思えなくはないです。

  金政権の延命にプラスに働くのなら問題ですが、こういう実務視察が
即効性のものとも思えません。

  むしろ、日本の取材陣の同行を許し、当然制限があるとはいえ、それなりの
密着取材を許したという点の方が、画期的ということなのかもしれません。

「〝圧政国家〟ジンバブエの実態」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/06 03:25 投稿番号: [4653 / 5091]
  NHKBS(2005.4.5(火)放映)

  1980年ジンバブエ独立。
それまではローデシアと呼ばれていた。
ゲリラ闘争の指導者がムガベ大統領。

「アフリカの穀倉地」と呼ばれた肥沃な土地。
金やクロムなどの鉱物資源もある。

  英BBCの選挙リポートには、大統領側の集会に潜入し、
支持者に食料が配られる様子を隠し撮りしています。
「与党は食糧で権力を維持しているのです」
取材したBBCのクルーは投票日を前に国外追放となりました。

  ジンバブエ議会選挙(3月30日)
・与党:ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線:78議席
・野党:民主変革運動:41議席


  イギリスITN(Independennt Television News)

「この地域では、食料を買う為には役所に登録することになっています。
  ところが野党支持者は登録してもなかなか食料を手にできません」

「この国の食料は全て与党が押さえています。誰もタッチできないのです。
  彼らは食料を政治の材料として利用しています。」
(カソリック司祭ピアス・ヌコベ氏)

  今回の選挙で野党側は、これまでと違って政府批判を口にできるように
なりました。
  治安当局や与党支持者からの脅迫も減ったといいます。

投票で選ばれる120議席の他に、ムガベ大統領が30人を任命できます。
与党の優位は動きません。
選挙区の区割りは与党有利に行われる。


  日本大学教授の青木一能氏は、
(2002年の大統領選挙に日本政府の選挙監視団として参加)
「非政府系のメディアもありますし、しかし爆破されているんですけども、
  少なくともアメリカが言う圧制国家、全部横並びでジンバブエも一緒、
  例えば北朝鮮と同じように扱うのは、ちょっと考えなくちゃいけないな。
  かなり発言の自由はありますし」
「2002年の大統領選挙の時は、集会を厳しく制限していた。
  それと比べると今回の総選挙はある種自由な雰囲気があった。
  他方、大統領選挙から三年間かけて、与党側がかなり与党有利の仕組みを
  作ってきた。例えば、選挙登録、投票所の管理」

「1990年代に経済状況が悪化し、白人の農園を不法占拠する。それに対して
  ムガベ政権は黙認し、1992年には土地収用法で白人農園を占拠する。
  結果として白人農園主が流出し、肥沃な農地が荒廃していく」


  <私の感想>
  イギリスの植民地支配からの民族独立を勝ち取った英雄であることは
歴史的事実だ。
  しかし、そのことが、その全てを肯定し、批判を許さないということには
ならない。
  現在の経済的失敗状況の責任はある。
その責任を排外主義的に転嫁することは間違っている。
  肥沃な農地に恵まれ、鉱物資源も豊富ということから、
本来は豊かな国の筈なのだが、国民が貧窮している責任からは免れない。
  植民地支配も悪だが、非民主的支配も悪だ。

  しかし、一口に非民主的国家といっても、あの北朝鮮と同一レベルではない。
限界はあるが、野党も存在するし、政府批判も公然と行われている。
そういう意味では、民主的な方向へ向かっている、向かわざるを得ないとも
言えるのではないか。
問題なのは、非民主的な国家を、より民主的な方向へ向かわせることであって、
非民主的国家とレッテル張りし、軍事的に叩いてもよいのだということには
ならない。

「米軍再編〜変わる世界戦略〜」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/06 01:25 投稿番号: [4652 / 5091]
  「米軍再編〜変わる世界戦略〜」
   NHKクローズアップ現代(2005.4.5(火)放映)

  不安定の弧への対処
グアム戦力の強化
・海軍:原潜三隻が新たに配備:活動範囲を広げている中国の潜水艦を監視
     空母用に岸壁を拡張工事
・空軍:(米軍全体でも20機しかない)B2ステルス爆撃機3機を配備
     (B2の常駐は米本土以外では初めて)
     戦闘機20機分の爆弾を搭載し、朝鮮半島まで二時間で到達
     米空軍は無人偵察機の配備など、今後六年間で約1200億円をかけて
     グアムの強化を進める計画です

  アラスカのフォート・リチャードソン基地
新型装甲車ストライカー280輌がいつでも展開できる態勢を整えている
(戦車は船でしか運べませんが、ストライカーは飛行機で運べるよう軽量化)
(戦闘だけでなく、作戦の指揮や偵察などでも威力を発揮します)
「世界中どこにでも96時間以内に展開することが可能です」

  再編のもう一つのポイントは、「不安定の弧」の中に米軍が使用できる施設を
数多く確保することです。
  その数は、これまで足場がなかった地域の空港や港など、少なくとも18ヵ所に
のぼります。
米軍は常駐しないものの、訓練で頻繁に使用し、有事の際には前線基地にします
  こうして「不安定の弧」に対処するネットワークを作るのが狙いです。

  拓殖大学教授川上高司氏は、
①全世界でテロをいつでもどこでも機敏に機動的に叩ける
②それを可能にしたのがハイテク化された軍事革命
③常駐させるよりも本土に置く方がコストとリスクが低い

  インド、パキスタン、フィリピン等に確保している
「今までの基地という考え方を改めまして、いつでもそこを攻撃の足場として
  使えるという関係を築く。何かあると足場を固めて兵力を投入する」

  在韓米軍の削減に伴って、韓国にアパッチヘリとパトリオットが新たに配備
ストライカーも海外では初めて韓国に派遣
最高時速百キロの高速輸送船を米韓演習に参加
(千人の兵士や戦車を搭載)

「米軍再編〜変わる世界戦略〜」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/06 01:25 投稿番号: [4652 / 5091]
  「米軍再編〜変わる世界戦略〜」
   NHKクローズアップ現代(2005.4.5(火)放映)

  不安定の弧への対処
グアム戦力の強化
・海軍:原潜三隻が新たに配備:活動範囲を広げている中国の潜水艦を監視
     空母用に岸壁を拡張工事
・空軍:(米軍全体でも20機しかない)B2ステルス爆撃機3機を配備
     (B2の常駐は米本土以外では初めて)
     戦闘機20機分の爆弾を搭載し、朝鮮半島まで二時間で到達
     米空軍は無人偵察機の配備など、今後六年間で約1200億円をかけて
     グアムの強化を進める計画です

  アラスカのフォート・リチャードソン基地
新型装甲車ストライカー280輌がいつでも展開できる態勢を整えている
(戦車は船でしか運べませんが、ストライカーは飛行機で運べるよう軽量化)
(戦闘だけでなく、作戦の指揮や偵察などでも威力を発揮します)
「世界中どこにでも96時間以内に展開することが可能です」

  再編のもう一つのポイントは、「不安定の弧」の中に米軍が使用できる施設を
数多く確保することです。
  その数は、これまで足場がなかった地域の空港や港など、少なくとも18ヵ所に
のぼります。
米軍は常駐しないものの、訓練で頻繁に使用し、有事の際には前線基地にします
  こうして「不安定の弧」に対処するネットワークを作るのが狙いです。

  拓殖大学教授川上高司氏は、
①全世界でテロをいつでもどこでも機敏に機動的に叩ける
②それを可能にしたのがハイテク化された軍事革命
③常駐させるよりも本土に置く方がコストとリスクが低い

  インド、パキスタン、フィリピン等に確保している
「今までの基地という考え方を改めまして、いつでもそこを攻撃の足場として
  使えるという関係を築く。何かあると足場を固めて兵力を投入する」

  在韓米軍の削減に伴って、韓国にアパッチヘリとパトリオットが新たに配備
ストライカーも海外では初めて韓国に派遣
最高時速百キロの高速輸送船を米韓演習に参加
(千人の兵士や戦車を搭載)
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