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キルギス「元側近が語る政変の裏側」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/29 20:41 投稿番号: [4645 / 5091]
  「元側近が語る政変の裏側」
   NHKBS(2005.3.28(月)放映)

  日銀出身の田中哲二氏は、1993年から二年間、IMFからキルギスに派遣される
形で、キルギス中央銀行最高顧問としてキルギスの経済運営にあたり、
その後もアカーエフ大統領の経済顧問を務めました。
  議会選挙後23日までキルギスにいて、24日は隣国カザフスタンにいました。

「南部で軍・警察まで反政府側に立ったと聞いて、今までよりエスカレートして
  いると感じた」
「キルギスは山国で北部と南部の間に大きな山脈があるので、その山脈を越えて
  デモ隊が北上する、軍・警察が南へそれを抑えに行くのは、雪解けを待たない
  とないのではないかと思っていた」
「ところが、これだけ早く事態が進んだというのは、軍・警察が反政府側に
  付いたということが、事態を加速させてしまった」

「私達が今直面する課題は法に従って政権移譲を行うことだ」
(テケバーエフ議会議長)

  自警団の創設により略奪行為は収まりつつある。

「バキーエフ氏は実務家肌の有能な官僚、行政能力はある」
「クーロフ氏は、独立前の旧軍の参謀総長で、軍・警察に睨みの利く人」
「人気のあるクーロフ氏を大統領、実務能力のあるバキーエフ氏を首相という
  のが、現時点でベストのセレクションではないか」
「1992年頃から、米国系の民主化支援団体が入り込んでいてずっと活動をして
  いたので、今回もその人達が相当に活躍しただろうということは類推するに
  やぶさかではない」

  <アカーエフ政権の15年間>
・ソ連崩壊直前、共産党候補に圧勝して大統領就任
  「中央アジアで最も開明的な指導者」
・市場経済導入、価格自由化、土地私有を許す、独自通貨導入
・IMF勧告に従い、緊縮財政を敷き、インフレ抑制
  「中央アジアの優等生」(IMF)
・1998年WTO加盟(旧ソ連の国としては初めて)
・米軍駐留基地

・2000年、憲法の三選を否定
・貧富の格差が広がり、国民の六割は貧困層

  田中氏は、
「90年代後半からは、経済成長が進まない、隣国カザフやウズベクと比べて
  国民生活水準が上がらない、国民に不満が鬱積、軍・警察の強化で強権的に
  反政府勢力を抑える」
「部族主義:アカーエフ氏は部族の代表でもある。一族の経済的利権拡大要求に
  Noとは言えなかった」

「キルギスの政変は『民主化』という帽子をかぶっているが、
  その実体は封建的な地縁血縁のグループ間の対立が原因だ」
(ロシアの政治評論化ミヘーエフ氏)


  <私の感想>
  キルギス周辺国:カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、
トルクメニスタンはいずれも10年〜15年という長期独裁政権です。
  政治的、経済的、文化的等々、むしろキルギスより後進的であり、
強権度・独裁度は遥かに高いそうです。
  キルギスより強権度・独裁度が高い故に、反政府活動は芽の内に摘み取られて
いるそうです。
  皮肉と言えば、皮肉な結果とも思います。
長期的には、中央アジアでも『民主化』の波は避けられないとは思いますし、
肯定的には評価します。
  石油・天然ガスという資源があり、経済的には、それなりに成長を遂げいて
いる国と、そうでない国とでは、経済的条件が違うという一つのモメントの違い
もあるとも思います。
  <カスピ海石油資源争奪戦>というモメントもあると思います。
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