イラク戦争

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「砂漠に暮らす遊牧民」①(豪ABC)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/04/16 08:28 投稿番号: [4663 / 5091]
  NHKBS(2005.4.15(金)放映)

  イスラエル南部ネゲブ砂漠に住むアラブ系遊牧民。
人口に占める割合は1、2%。
イスラエル政府は遊牧民の一部が武器などの密貿易を行っているとみており、
その防止策としても遊牧民の定住化政策を推し進めています。

遊牧の民ベドウィンは七世紀にわたり荒野のネゲブ砂漠で暮らしてきた人々です
この大地に穀物を作り、家畜を飼って生き延びてきました。
しかし、砂漠の民の伝統的な生活は今終わろうとしています。
イスラエル政府は遊牧民の集落を認めず、45の村の撤去が予定されています。

ネゲブ砂漠北部アザズメさん一族はこの地域を支配する七つの部族の一つです。
シェイク・サラマ・アル・アザズメさんはイスラエルが建国された1948年より
前からここに住んでいます。
「昔はラクダと羊を飼っていてよく乳を搾ったものだ。素晴らしい生活だった。
  誰も我々に出て行けとか移動しろなんて言わなかった。あっちへ行け、こっち
  へ行けと言われるようになったのはイスラエルの統治が始まってからだよ」
  彼らは間もなく移住しなければなりません。
  イスラエル政府は、この地域を軍の射撃訓練場にするとして、立ち退き命令を
出したのです。
しかし、アザズメさんは納得できません。
最近すぐそばにユダヤ人が養鶏場を作ったからです。

  ネゲブ砂漠の遊牧民はオスマントルコの時代から土地の所有権を認められて
きました。
  しかし今イスラエル政府は、オルメルト副首相の下、遊牧民を排除しようと
しています。

「遊牧民はネゲブ砂漠に暮らしています。しかし最近自分達の土地以外にも
  居住場所を広げています。他の人達や政府の所有地に無断で住んでいるのです
  我々全員が守るべき伝統的なルールに従わないのは遊牧民の方なのです」
(オルメルト副首相)

  アザズメさんは、イスラエル市民として裁判所に提訴しました。
しかしこれまで遊牧民が政府に勝ったことはありません。

  イスラエルの遊牧民政策は成功しているようです。
生活保護費が支給される日、ラハトの街は四万五千の遊牧民でごったがえし、
銀行の前には行列ができます。
かつて牧畜と農業を営んでいた誇り高き人々の現在の姿です。

  ラハトは遊牧民を都市に順応させる為にイスラエル政府が作った
七つある特別区域の一つです。
犯罪が多発し、イスラエルで最も治安の悪い地域です。
成人の七割が失業し、子供は学校へ行っていません。

  アフメド・アル・クラノウィさんは、ラハトに最初に移って来た
遊牧民の一人です。かつての生活を捨てられず、裏庭で羊を飼っています。
「ここはまるで刑務所だよ」
  クラノウィさんは、裏庭のテントの中でくつろぎます。
テントには一家の思い出が詰まっています。
ラハトに住むほとんどの遊牧民は生活保護を受けています。
「辛いね。時々砂漠に住んでる友達の所に行くんだけど、平和で穏やかな
  生活ですよ。爽やかな風、新鮮な空気が懐かしい。戻りたいな」
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