イラク戦争

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「開戦から2年 現地は今」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/22 22:08 投稿番号: [4633 / 5091]
  「開戦から2年   現地は今」
  NHKBS(2005.3.22(火)放映)

・米軍:使命が変化?
  米ABCは、
「任務が変わったのです。今、イラク治安部隊の訓練に100%集中しています」
「休暇が明けても何人かは戻りません。殺されてしまうのです」

  NHKのバグダッドの別府記者は、
「米軍への攻撃は毎日平均して約40件ほど。一時期に比べ減ったとしています」
「米軍は、イラクの部隊や警察を治安維持の最前線に立たせ、
  米軍は市内などのパトロールを減らしています」
「このことは、米軍への攻撃を減らすことになりましたが、
  逆にイラク側の犠牲が増え続けることを招いています」
「首都バグダッドの夜間外出禁止令は出たままです」
「武装勢力の攻撃は、ここにきて更に無差別化する様相を見せています」

  バグダッド中心部の商店街の一角、洋服の生地を売る店数件に白昼、
武装勢力が銃を撃ちながら、なだれ込んで店員三人を殺害。
  事件後、警察官の制服に使う生地を扱う販売店はアメリカの手先だとして
脅迫が寄せられていたことが明らかになりました。
  しかし、生地を扱っているという程度の繋がりだけで攻撃を受けるとは
誰も考えてもみませんでした。

  葬儀で、24歳の末っ子を失った父親は、「なせだ、なぜなんだ」と号泣して
いました。

「人々は、戦争でイラクが、外国からのテロリストを招き寄せる磁石のように
  なってしまったと感じています」
「何故、自分達の国が、アメリカが地球規模で進めるテロとの戦いの最前線に
  押し出されたのか」
「何故、安心して街を歩けないような国になってしまったのか、
  人々は納得できないでいます」


・イスラム主義の高まり
  バグダッドの床屋で散髪に加えて、男性に人気があるのは、糸を使ってヒゲを
  抜くサービスです。
  ヒゲはイスラム教徒の象徴ともされていますが、イラクでは、これまでは、
  すっきり剃るのが一般的でした。
  「週に一度はやってもらうよ。さっぱりするからね」
  最近、このサービスを止める床屋が相次いでいます。
  ヒゲを抜くのはイスラムの教えに反する行為だとして、イスラム過激派の勢力
  から床屋に対して、いっせいに脅迫が寄せられているからです。
  当初は脅迫に屈したくないと続けていた店も、店の近くに爆発物が仕掛けられ
  たので止めました。「これ以上続けるのは危険だと思いました」
  客も、「ヒゲを抜くのが戒律にかかわるなんて思いもしませんでした。
   でも殺されたくないからもうやめましたよ」

  女性団体の事務所にも脅迫が寄せられるようになっています。
女性の権利の拡大を望まない過激なイスラム勢力が背後にいるとみられています。
メンバーの女性達は社会の変化を敏感に感じています。
街を歩いていても、突然見知らぬ人から、イスラム女性ならばスカーフを被れ
と言われることが増えたといいます。
以前なら考えられなかったことです。
「最近は神を冒涜した服装だなどと罵られることもあります」
「スカーフをしていないというだけで銃殺された女性もいます」

「事態はアメリカが思い描いていた民主化の方向とは逆の方向にいっている」

「いつ自分や家族が殺されてもおかしくない、人々はそんな不安の中で過ごして
  もう二年になります」


  <私の感想>
  イラク警察に納める生地を扱っていたという理由だけで殺害するとは、
言語道断です。床屋に爆弾?
  こんなテロリズムは断じて許せません。
なによりイラク人自身が、このようなテロリストを憎んでいると思います。

  イスラム原理主義過激派が跋扈するイラク社会
こんなものを現出させるだけだったのなら
イラク戦争とは何だったのかということが根底的に問われると思います。

  No to American Terrorism
No to Isramic Terrorism

  私は現在では上記のスローガンに最も共鳴します。

  外国の軍隊の駐留に反対し、イスラム原理主義過激派の暴力にも反対する。
反対する闘争形態は、非暴力のものが望ましいです。
平和的なデモや、労働組合運動、地域住民の組織化等です。

  個人的には、スンニ派武装勢力の提示した停戦に応じ、
スンニ派武装勢力側は外国軍撤退時期の明記に拘らず、
選挙で選ばれた政権が外国軍の撤退を要求すれば、外国軍は撤退するという
当たり前の線で妥結して欲しいです。
その上で、約束通りアルカイダ系は排除することを実行する。

  アメリカは、2004年4月のファルージャでの妥協後、ファルージャが反米の
拠点化、要塞都市化したという苦い経験から、もう一度スンニ派武装勢力\xA4

「開戦から2年 現地は今」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/22 22:08 投稿番号: [4633 / 5091]
  「開戦から2年   現地は今」
  NHKBS(2005.3.22(火)放映)

・米軍:使命が変化?
  米ABCは、
「任務が変わったのです。今、イラク治安部隊の訓練に100%集中しています」
「休暇が明けても何人かは戻りません。殺されてしまうのです」

  NHKのバグダッドの別府記者は、
「米軍への攻撃は毎日平均して約40件ほど。一時期に比べ減ったとしています」
「米軍は、イラクの部隊や警察を治安維持の最前線に立たせ、
  米軍は市内などのパトロールを減らしています」
「このことは、米軍への攻撃を減らすことになりましたが、
  逆にイラク側の犠牲が増え続けることを招いています」
「首都バグダッドの夜間外出禁止令は出たままです」
「武装勢力の攻撃は、ここにきて更に無差別化する様相を見せています」

  バグダッド中心部の商店街の一角、洋服の生地を売る店数件に白昼、
武装勢力が銃を撃ちながら、なだれ込んで店員三人を殺害。
  事件後、警察官の制服に使う生地を扱う販売店はアメリカの手先だとして
脅迫が寄せられていたことが明らかになりました。
  しかし、生地を扱っているという程度の繋がりだけで攻撃を受けるとは
誰も考えてもみませんでした。

  葬儀で、24歳の末っ子を失った父親は、「なせだ、なぜなんだ」と号泣して
いました。

「人々は、戦争でイラクが、外国からのテロリストを招き寄せる磁石のように
  なってしまったと感じています」
「何故、自分達の国が、アメリカが地球規模で進めるテロとの戦いの最前線に
  押し出されたのか」
「何故、安心して街を歩けないような国になってしまったのか、
  人々は納得できないでいます」


・イスラム主義の高まり
  バグダッドの床屋で散髪に加えて、男性に人気があるのは、糸を使ってヒゲを
  抜くサービスです。
  ヒゲはイスラム教徒の象徴ともされていますが、イラクでは、これまでは、
  すっきり剃るのが一般的でした。
  「週に一度はやってもらうよ。さっぱりするからね」
  最近、このサービスを止める床屋が相次いでいます。
  ヒゲを抜くのはイスラムの教えに反する行為だとして、イスラム過激派の勢力
  から床屋に対して、いっせいに脅迫が寄せられているからです。
  当初は脅迫に屈したくないと続けていた店も、店の近くに爆発物が仕掛けられ
  たので止めました。「これ以上続けるのは危険だと思いました」
  客も、「ヒゲを抜くのが戒律にかかわるなんて思いもしませんでした。
   でも殺されたくないからもうやめましたよ」

  女性団体の事務所にも脅迫が寄せられるようになっています。
女性の権利の拡大を望まない過激なイスラム勢力が背後にいるとみられています。
メンバーの女性達は社会の変化を敏感に感じています。
街を歩いていても、突然見知らぬ人から、イスラム女性ならばスカーフを被れ
と言われることが増えたといいます。
以前なら考えられなかったことです。
「最近は神を冒涜した服装だなどと罵られることもあります」
「スカーフをしていないというだけで銃殺された女性もいます」

「事態はアメリカが思い描いていた民主化の方向とは逆の方向にいっている」

「いつ自分や家族が殺されてもおかしくない、人々はそんな不安の中で過ごして
  もう二年になります」


  <私の感想>
  イラク警察に納める生地を扱っていたという理由だけで殺害するとは、
言語道断です。床屋に爆弾?
  こんなテロリズムは断じて許せません。
なによりイラク人自身が、このようなテロリストを憎んでいると思います。

  イスラム原理主義過激派が跋扈するイラク社会
こんなものを現出させるだけだったのなら
イラク戦争とは何だったのかということが根底的に問われると思います。

  No to American Terrorism
No to Isramic Terrorism

  私は現在では上記のスローガンに最も共鳴します。

  外国の軍隊の駐留に反対し、イスラム原理主義過激派の暴力にも反対する。
反対する闘争形態は、非暴力のものが望ましいです。
平和的なデモや、労働組合運動、地域住民の組織化等です。

  個人的には、スンニ派武装勢力の提示した停戦に応じ、
スンニ派武装勢力側は外国軍撤退時期の明記に拘らず、
選挙で選ばれた政権が外国軍の撤退を要求すれば、外国軍は撤退するという
当たり前の線で妥結して欲しいです。
その上で、約束通りアルカイダ系は排除することを実行する。

  アメリカは、2004年4月のファルージャでの妥協後、ファルージャが反米の
拠点化、要塞都市化したという苦い経験から、もう一度スンニ派武装勢力

「米団体がヒズボラ、ハマスと会合」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/22 21:46 投稿番号: [4632 / 5091]
  「米団体がヒズボラ、ハマスと会合」
  アルジャジーラ(NHKBS 2005.3.22(火)放映)

レバノンのベイルートで米政策決定にも影響力を持つとされる民間団体の代表と
ハマス・ヒズボラなどのイスラム過激派幹部との会合が開かれました。

  ハマス、ヒズボラの幹部がこのような会合に参加するのは初めてです。

  前例のない会合は、ベイルートのひっそりとしたスポーツクラブで開かれ
ました。
  米政府がテロリストと認定するハマス、ヒズボラの幹部と欧米の代表者、
特にホワイトハウスをはじめとする米政治に影響力を持った人物が会合を
持ったのです。

  ハマスのアブ・マルズーク政治局員は、
「この人達はアラブ・イスラエル紛争についての私達の考え方、目的などを
  我々の口から直接聞きたいということです。確かに前例のない集まりです」
  つまり彼らは、アラブとイスラエルの問題についてのイスラム過激派の
考え方を調査する為に来たんです。
  彼らは彼らの資格が非公式、民間であるということに拘っており、
紛争解決の為のフォーラムという米民間団体のメンバーとして参加していますが
この団体は、政策決定に強い影響力を持つ人々が参加していることで知られて
います。

  今後、武装闘争を放棄して、政治勢力として活動するつもりがあるかについて
も意見が交わされた可能性があります。


  <私の感想>
  ハマスは、ガザの地方選の圧勝を受け、7月の自治評議会選挙にもうってでる
ことを表明し、更にはPLOそのものにも参加を表明しています。
  武装闘争を放棄した訳ではありませんが、議会を通しての改革という路線への
ウェイトを強めていると思います。
  私は、このこと自体は肯定的に評価しています。
  ヒズボラは、ハマスとよく似たモメントも多いと思っています。
  つまり、武装部門を持ちつつも、一般住民への手厚い医療・教育・福祉活動を
行っており、その為、一般住民に強い支持を得ているという側面です。
また、ヒズボラは、議会に11議席を持っており、次回の選挙では、躍進が予想
されています。
  ヒズボラも、ハマスと同じように、議会選挙路線へのウェイト比重を移して
いくという方向に向かうのならば、それはとりあえず肯定的に評価できるのでは
ないかと思っています。

連続の非連続、非連続の連続

投稿者: ukiahcom 投稿日時: 2005/03/21 23:12 投稿番号: [4631 / 5091]
  確かに旧フセイン政権での悪行はきちんと裁かれるべきだと思います。
しかし、実行者に対しては、刑罰が与えられるべきだと思いますが、
末端のバース党下部党員で、実行者でない者にまで刑罰は及ぶかどうかは別です。
  実行者は罰せられるべきだということと、下部バース党員全てに対してまで
復讐するとしたら、行き過ぎです。

  フセイン独裁政権を生み出してしまったということを、旧バース党員は一人
一人、その精神内面で思想的にも反省し、自己批判し、過去の己と思想的に
決別する必要があると思います。

  私は、本来のバース思想までをも否定する必要はないと思います。
独裁者を生み出し、イラク国民を苦しめてしまったことを、思想的に真摯に反省
すればよいのであって、本来のバース思想まで否定する必要はありません。
  本来のバース思想は、アラブ民族主義と社会主義とがないまぜになったもの
だと聞いています。
  一つの思想、世界観として、それを自らの価値観、思想体系とするのは、
思想的自由なのだからです。

  ただ、その場合も、思想的自己批判は不可欠だと思っています。

  まあ、個人的には、「バース党」という名前に拘る必要はないとも考えて
います。
  「真バース党」とか、「新生バース党」とか、或いは、もう「バース」の名は
捨てて、「アラブ民族主義者党」とかにした方が、軋轢は少ないと思うのですが。

  また、もう少し具体的に考えると、一つには
・「党内民主主義の確立」という課題があると思います。
  また、一人一人の自覚の問題もあると思います。

  いずれにせよ、独裁者を生み出してしまったということを、痛苦に反省する
作業を抜きには、次の一歩は歩み出せない筈だと考えています。

  この作業を曖昧にしてしまえば、思想としては、もはや生命力の死を意味する
と考えています。
  何故なら、自らの内面を支え、他者の内面をも支える力をもはや持てないの
だからです。

「Iraqi Justice」英BBC

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/21 23:12 投稿番号: [4630 / 5091]
「Iraqi Justice」英BBC (NHKBS 2005.3.21(月)放映)

「シーア派やクルド系住民がかつての抑圧者を許すか、
  正義を求め更に暴力悪化の道を辿るか厳しい選択を迫られています」

  キャロライン・ホーリー記者のレポートです。

  シーア派のサイド・オムランさんが生き残れたのは幸運でした。
投獄された際受けた拷問の傷はまだ痛みます。
当時自分を拷問で苦しめた係官の内、少なくとも一人は自由に生活していると
オムランさんは言います。
拷問で肩を脱臼し、耳や乳首に電気ショックを受けたとオムランさんは言います。
数多くの友人が殺害された時のことがまだ今も忘れることができないと語ります。
「和解をと言いますが、悪魔とどう和解するのでしょうか」
「法律に違反すれば罰を受けるべきです。でなければ再び悲劇が起こる可能性が
  あります」
沢山の人々が殺害されましたが、加害者の多くはまだ誰も罰せられていません。
大規模な虐殺を支える組織なしには、こうした虐殺は実行できなかったでしょう。
多くのバース党員が報復を恐れています。
裁判所判事が襲撃されるなど一連の攻撃事件が発生しています。
宗教家指導者が自制を呼びかけなければ、更にこうした事件が起きる可能性が
あります。

  イラクの外務副大臣ハミド・アル・バヤチ氏は有力なシーア派で、
拷問を受けた経験があります。
「大半の場合、犯罪者は裁かれないでしょう。
  裁かれる者は少数にとどまると思います」
「過去ではなく、将来をみていく必要があると考えます」

  多くの市民にとっては過去は簡単には忘れられないものです。
それこそこれからの新政権の課題でしょう。
旧フセイン政権の下、最も抑圧された市民達は正義を強く求めています。
その気持ちを満たそうとして、更に襲撃事件が起こる可能性があるのです。

シャリーア、ヒジャーブ、ブルカ、タリバン

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/21 17:02 投稿番号: [4629 / 5091]
  イラクでも、イランのようなイスラム法シャリーアが導入されるかどうかは、
微妙だと思っています。
  かつての世俗国家イラクは崩壊しました。
  世俗性を支えた中間層が一度壊滅しました。
しかし、今また、新たな新中間層が構築されていけば、また政治的力関係は
変わっていくとも考えています。

  何故、イスラム諸国で、イスラム復興が力を得つつあるのかは、根底的な
問題だと思います。

  現代イランの政治権力は、宗教保守派が握っています。
しかし、現代イラン国民の過半数は、1979年のイラン革命を知らない若い世代で
あり、時間と共にその構成比は増えつつあります。

  若い男性は、ジーンズを好み、欧米の映画や音楽を好んでいます。
政治権力は保守派が握っていようと、
文化面、意識面では、次代を担う若者達とのギャップは日々拡大再生産されて
いるのだと思っています。
情報面でも、規制は完全には行えません。

モロッコでは、2004年2月に、女性の権利向上を記した新家族法が成立しました。

  現代イランの映像を観る限りでは、若い女性も、ヒジャーブを被っている人も
多いですが、被っていない人も結構見かけました。
そのヒジャーブも、結構カラフルで、ファッションとして楽しんでいるかのよう
にも見受けられます。
  内発的な自由意志でヒジャーブを被っているのか、それとも、何らかの外的な
強制で被っているのかは、外見からは、分かりませんからね。
  内発的な意思なのか、外的強制かという二つのモメントが、各個人の意識の
内面で、どう反映されているのか、つまり、その二つのモメントが、どう個人の
意識内で葛藤し、現実的に解決されているのかは、個々人によって違うのでしょ
うね。
  例えば、ある人は、外的強制に反発し、しかし、被らないという選択までは
  せずに、カラフルなヒジャーブを被ることで、矛盾を現実的に解決しているの
  かもしれません。
  ある人は、何の抵抗もなく日々ヒジャーブを被っているのかもしれません。
  ある人は、街頭でだけ被っているのかもしれません。
  ある人は、その日の気分や、その日の服装に合わせて、被る被らないを決めて
  いるのかもしれません。


  <参考>「タリバン」(田中宇:光文社新書)を読むと、
「タリバン兵がブルカを着用していない女性に暴力をふるう。
  アメリカの女性団体が女性差別だと声を上げた。
  しかし、パキスタンの難民キャンプで生まれ、パキスタンの神学校で育った
  「戦争しか知らない子供達」であるパシュトンの息子達であるタリバン兵は、
  実は祖国で生活したことすらなかった。
  もしアフガニスタンの農村で、見知らぬ女性に危害を加えたら、その女性の
  親族による復讐を覚悟しなければならないという。
  故国を知らないタリバン兵は、そんな故郷の「常識」すら知らなかったのだ。
  (まあ、もう既に故郷は、内戦で破壊し尽されていて、最早存在さえしていな
   いのだが、、、)

  ブルカは伝統的な上着であって、ブルカ自体を着たくないという女性は一割し
  かいないという調査結果が出ているという。
  彼女達が嫌悪しているのは、たまたま何らかの理由でブルカを着ていない女性
  に対して、タリバンが暴力をふるったり、投獄したりすることであるという。
  だから、アメリカの女性団体が、ブルカの存在自体が「女性差別」であると
  主張しているが、これはアフガニスタンの女性達にとっては、民族衣装を否定
  されたことになるため、アフガニスタンの多くの女性達が怒っているという」

「“イラク戦争”とメディア」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/21 17:01 投稿番号: [4628 / 5091]
  「“イラク戦争”とメディア」①テロの脅威がアメリカを変えた
  NHKBS(2005.3.20(日)放映)

  米ABCのピーター・ジェニングス氏の報道に対する批判が高まる。
9・11直後、大統領は大統領専用機に乗り込んだ後、どこへ向かっているか
不明というニュースの中で、
「4万フィート上空の大統領専用機の中なら安全でしょう」
批判のメールや手紙は一万件にのぼる。
ABCの視聴率は、8.6から6.9へと下がる。

2002年9月、New York Times 一面記事
イラクがウラン濃縮機の遠心分離機に使う特殊なアルミ管を購入する意欲がある
という報道。
米エネルギー省の核技術の専門家達は当初から、これは不自然だという意見が
ありました。
イラクで査察を行った経験を持つ
米科学国際安全保障研究所(ISIS)所長デビッド・オルブライト氏は、
「アルミ管を使えば、イラクが1991年の時点で持っていたウラン濃縮装置の
五分の一以下の能力しか得られないのです。しかもその為に他の部分の設計を
し直す必要があるのですから、全く現実的な話ではなかったのです」
NYタイムズの記者の政府見解への疑問記事は、18面に記載。
イラク戦争後、アルミ管は核兵器開発に使われなかったということが明らかに
なっています。

  パウエル国務長官の国連での「大量破壊兵器の存在」発言に疑問を投げ掛けた
ワシントンポストのピンカス記者の記事は、開戦4日前の3/16日、17面に記載。



  「“イラク戦争”とメディア」②アメリカ・問われる報道姿勢

  米軍と一体化して報道するケーブルテレビ局FOX NEWS は、百万人ちょっとの
規模から、三百五十万人へと三倍近い視聴者数を増大させました。

・イラクとアルカイダがつながっている証拠が見つかったと思う
  ・メディア全体の平均:48%
  ・FOX視聴者 :67%

・大量破壊兵器がすでに見つかっていると思う
  ・メディア全体の平均:22%
  ・FOX視聴者       :33%


  <私の感想>
9・11というのは、やはりアメリカ人にとって驚天動地の大事件だったのですね。
  リベラル派のメディアでさえ、政府批判ができないような状況だったのだから
です。
  戦争賛成派も、戦争反対派も、共に、自由に意見を公表し、議論できるという
ことが、民主主義の根幹なのであって、特定の意見が抑圧されるということは、
民主主義の根幹の危機でもあると思います。

  これだけネットが普及しているので、もう既に情報は過剰に氾濫しています。
その情報の洪水の中から、自己にとって必要で、貴重な情報を探し出すことの
方が、難しくなっているのではないかとも思います。

  かつて「第四の権力」とさえ言われたメディアが、権力側からのプロパガンダ
のみを流布するだけであるならば、それはメディアの生命の死を意味します。

北朝鮮の公開処刑復活の意味するもの

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/20 20:28 投稿番号: [4627 / 5091]
  「真相報道バンキシャ」2005.3.20(日)放映

  ここ2、3年はほとんど行われていなかった公開処刑。
2005年3月1日会寧市、中朝国境の街。
翌3月2日遊仙(会寧から12キロ)

「昔の公開処刑は殺人犯だけでしたが、今は祖国反逆罪という
  理不尽な法律を作りそれに全部当てはめて人々を殺しているのです」
(脱北者:朝鮮日報記者カン・チョルファン氏)

  公開処刑の場で、宣伝カーは「国境の徹底封鎖」を連呼していました。
3月2日の遊仙の公開処刑の場では、
「違法的に不法越境を図ったり、不純録画物を流布させる者は革命の敵と認め
  厳罰に処し」と宣伝カーががなっていました。

「不純録画物」とは韓国ドラマのビデオを指します。
会寧の向かい側の中国の延吉市のビデオショップの店員は、
「北朝鮮の人は少ないんですが、北朝鮮に売っている人(バイヤー)が
  よく買いに来ます」と答えていました。

  RENK代表の李英和氏によると、北朝鮮の内部文書には、
「異色的な録画物と出版物を利用・流布させる現象と力強く闘争しよう」
「かつての東欧社会主義の苦い教訓が示している」

  中国延吉の携帯電話ショップの店員は、
「北朝鮮で基本的に使えます」
「買うのに証明書とか要るんですか?」との質問には、
「最近は要りません」と答えていました。
国境に近い地域では、北朝鮮側でも中国の携帯電話が使えるという。

  韓国にいる脱北者は、北朝鮮の知人と携帯電話で連絡をとっている。
北朝鮮の知人は、時刻を決めて、その時だけ携帯の電源を入れるという。
「(長電話すると)探知機があって追跡してくるのです」
「10分までとにかく気をつければ電話できます」

  映像を入手したジン・ネット代表高世仁氏は、
「公開処刑が一番多かったのは90年代後半で、飢餓で、牛を殺して食べたとか
  工場から資材を盗んだとか」
「国境の街で公開処刑が復活したというのが非常に重要で、つまり国境で起こっ
  ている事態を金正日政権が危機的な事態だと認識していることを示している」
「逆に言うと、今、北朝鮮にとっての最大の弱点は国境にある」


  <私の感想>
・脱北者の増加
・不純録画物の流入
・携帯電話の流入
  これらに対する独裁者の対抗的な見せしめ、恫喝が、公開処刑の復活だと
  思います。
・公開処刑復活の場が中朝国境付近だということ
・処刑されているのが、脱北者を手引きした者だということ

  独裁者自身が「かつての東欧社会主義の苦い教訓が示している」と、
  事態を正確に認識していると思います。
  そして、それは、もはや留めることは不可能です。
  それ故、独裁体制崩壊の必然性はあると思っています。

イラクの女性の現状について②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/20 16:38 投稿番号: [4626 / 5091]
  <参考資料>
「バグダッド・バーニング」
  女性の立場ならではの観察も多い。イスラム原理主義の台頭による女性の政治
的・経済的立場の後退に対する危機感も強い。
  現在のイラクでは女性は外出するのさえ、家族の同意、誰が同行するか等々、
様々な制約がある。
「戦争前、バグダッドの女性の約55%がヒジャーブ(スカーフ)を被っていた。
以前はヒジャーブを被るかどうかは個人の自由だった。男性は娘や妻や姉妹
  にヒジャーブを被せている。抑圧するためでなく、守るために。」(8/23)
「ヒジャーブの目的は、女性をセクシャルハラスメントから守ることだ。
  一種のセーフガードとしての働きがある」(10/1)
「イラクでは男女同一賃金だった。」(8/24)
「占領開始以来、バグダッドだけで400人の女性が誘拐された。この数字は報告
されたものだけだ。たいていの家族は誘拐を米軍に届けない。無駄だと知って
  いるからだ」(8/29)
「誤解しないでほしい。クルアーンとムハンマドによる原姿のイスラム法は、
  女性に永久かつ固有の確たる権利を認めている」
「イラク憲法の下で男性と女性は平等。世俗法であるこれまでの家族法の下では
  、女性は離婚権、結婚権、相続権、親権、離婚扶養料取得権を持っていた」
(2004/1/15)
  4月から6月にかけてチャラビのINCの民兵が車を『押収』し、転売
「イスラム国家・イスラム原理主義に回帰している。原因は恐怖心と失業のため
  失業率65%のイラクで、イスラム原理主義グループは『支持』と引き換えに、
『賃金』を支払ってくれるからだ。『支持』とは、投票、爆破、押収、誘拐、
乗っ取り、、、を意味する。」(8/23)
「2日前、バグダッドのベリディヤート地区で、バドル旅団によって女性の校長
  が2人、”処刑”された。」(9/9)
「試験中の学校にサドル派やハキーム派などの過激派が侵入して、”サーフィラ
  ート”(ヒジャーブを被っていない女性のこと)を試験会場からつまみ出し、
  脅している」(9/16)

イラクの女性の現状について①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/20 16:38 投稿番号: [4625 / 5091]
  3/19(土)の朝日新聞の記事によると、バグダッドの街頭では、
女性の姿をほとんど見かけることはできなくなったと書かれていました。
  治安の極度の悪化により、つまり、誘拐、強盗、強姦という犯罪が蔓延して
いる為、女性が一人では、外出もできない状況だそうですね。
  その為、物売りで生計をたてている女性という貧困層にとっては、
大打撃だという記事を読んで、憂鬱な気持ちになりました。

  バグダッドでは、女性が一人では外出もできないとは、リバーベンドの
「バグダッド・バーニング」を読んで、知ってはいたのですが、、、

・戦争による混乱、経済状態の悪化、高失業率、低賃金等々が原因で、
  若者を中心にイスラム原理主義過激派にリクルートされるという状況。
・精神的支柱を求めて、宗教に回帰する。
  このような条件により、イスラム復古勢力が勢力拡大を果たしつつあると
思っています。

  今回の選挙では、法律で三割以上の女性議員が誕生しました。
イスラム世界では、断トツのトップに躍り出ました。

  もともとイラクは、イスラム世界でも、一、ニの世俗国家でした。
しかし、イスラム復古勢力が跋扈し出しているというのも事実だと思います。
  選挙後、
・アラブ民族とクルド民族の民族対立
・スンニ派とシーア派の宗派対立
  がクローズアップされていますが、
・<世俗派>と<イスラム復古派>の対立
  という観点も重要だと考えています。

2004年3月8日の国際女性デーに、イラクのいくつもの女性団体等がデモを行い、
イスラム法シャリーアの制定を破棄させようと運動を行いました。
この決議137号は、結果的に見送られましたが、予断を許さない状況です。
力関係によっては、シャリーアを法体系に組み込むことが普段に目論まれている
と思います。

  イラク女性自由協会(OWFI)のホウザン・マフマウド女史は、
「政治的イスラム勢力が非常な勢いで伸びていて、女性の生活に口を出し、
  非常に生活しにくくさせています」
  イラク女性自由協会は、バグダッドとキルクークに女性の為のシェルターを
設置しています。
親族による『名誉の殺人』から逃れてきたレイプ被害の女性を保護しています。
「女性は2級市民として扱われており、法律の力では解決できません」

  ハディール・ジャワッドさんは、親族からの『名誉の殺人』から逃れて、
イラク女性自由協会のバグダッドのシェルターに逃れました。
そしてその後、現在では、バグダッド地区の責任者となり、国際女性デーには、
数百人の女性をデモに組織し、デモの先頭に立ちました。
「最初はベールで顔を隠し目立たぬようにしていた。おどおどした感じで
  ほとんどしゃべらなかった」
「ベールを被り自分の身に起こったことも言えなかった女性が集会を呼びかけ
  デモの先頭に立つ。
  一人の女性が自立していく物語はそのままOWFIの歴史を形作っている」

  イラク女性自由協会は、日仏などの連帯組織からのカンパで、
バグダッドに市民ラジオ局エル・アル・アマム(前へ!)を開局し、
「女性の自由」という番組を放送しています。
しかし、ラジオ局の電波はバグダッドの一部でしか聞くことができず、
更なる出力の増大を計画していますが、資金がありません。
また、若者は、ほとんどラジオを聞かず、テレビを見るという問題もあります。
女性の為のシェルターはバグダッドとキルクークの二箇所にありますが、
ナシリーヤやバスラでも開設の必要がありますが、資金がない状況です。

また、代表には、暗殺予告、脅迫が何度も行われています。
アフガニスタンでは、女性運動の代表が実際に殺害されています。

  ちなみに、丁度現在、イラク女性自由協会の代表が来日しており、各地で
講演を行っています。


  出典:「イラク市民レジスタンス」MDSフォトレットNo.2 (667円+税)
  http://www.mdsweb.jp/doc/magazine/riron.html

  このブックレットによると、イラクでは「売春は社会的現象になっています」
と書かれていました。
  また、イスラム原理主義過激派が、
「美容院に爆弾を投げ込み逃げ出してきた女性を捕まえて髪を切り、
  酒やCDの店を爆破しています」とも書かれていました。

イラクの女性の現状について

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/20 16:38 投稿番号: [4625 / 5091]
  3/19(土)の朝日新聞の記事によると、バグダッドの街頭では、
女性の姿をほとんど見かけることはできなくなったと書かれていました。
  治安の極度の悪化により、つまり、誘拐、強盗、強姦という犯罪が蔓延して
いる為、女性が一人では、外出もできない状況だそうですね。
  その為、物売りで生計をたてている女性という貧困層にとっては、
大打撃だという記事を読んで、憂鬱な気持ちになりました。

  バグダッドでは、女性が一人では外出もできないとは、リバーベンドの
「バグダッド・バーニング」を読んで、知ってはいたのですが、、、

・戦争による混乱、経済状態の悪化、高失業率、低賃金等々が原因で、
  若者を中心にイスラム原理主義過激派にリクルートされるという状況。
・精神的支柱を求めて、宗教に回帰する。
  このような条件により、イスラム復古勢力が勢力拡大を果たしつつあると
思っています。

  今回の選挙では、法律で三割以上の女性議員が誕生しました。
イスラム世界では、断トツのトップに躍り出ました。

  もともとイラクは、イスラム世界でも、一、ニの世俗国家でした。
しかし、イスラム復古勢力が跋扈し出しているというのも事実だと思います。
  選挙後、
・アラブ民族とクルド民族の民族対立
・スンニ派とシーア派の宗派対立
  がクローズアップされていますが、
・<世俗派>と<イスラム復古派>の対立
  という観点も重要だと考えています。

2004年3月8日の国際女性デーに、イラクのいくつもの女性団体等がデモを行い、
イスラム法シャリーアの制定を破棄させようと運動を行いました。
この決議137号は、結果的に見送られましたが、予断を許さない状況です。
力関係によっては、シャリーアを法体系に組み込むことが普段に目論まれている
と思います。

  イラク女性自由協会(OWFI)のホウザン・マフマウド女史は、
「政治的イスラム勢力が非常な勢いで伸びていて、女性の生活に口を出し、
  非常に生活しにくくさせています」
  イラク女性自由協会は、バグダッドとキルクークに女性の為のシェルターを
設置しています。
親族による『名誉の殺人』から逃れてきたレイプ被害の女性を保護しています。
「女性は2級市民として扱われており、法律の力では解決できません」

  ハディール・ジャワッドさんは、親族からの『名誉の殺人』から逃れて、
イラク女性自由協会のバグダッドのシェルターに逃れました。
そしてその後、現在では、バグダッド地区の責任者となり、国際女性デーには、
数百人の女性をデモに組織し、デモの先頭に立ちました。
「最初はベールで顔を隠し目立たぬようにしていた。おどおどした感じで
  ほとんどしゃべらなかった」
「ベールを被り自分の身に起こったことも言えなかった女性が集会を呼びかけ
  デモの先頭に立つ。
  一人の女性が自立していく物語はそのままOWFIの歴史を形作っている」

  イラク女性自由協会は、日仏などの連帯組織からのカンパで、
バグダッドに市民ラジオ局エル・アル・アマム(前へ!)を開局し、
「女性の自由」という番組を放送しています。
しかし、ラジオ局の電波はバグダッドの一部でしか聞くことができず、
更なる出力の増大を計画していますが、資金がありません。
また、若者は、ほとんどラジオを聞かず、テレビを見るという問題もあります。
女性の為のシェルターはバグダッドとキルクークの二箇所にありますが、
ナシリーヤやバスラでも開設の必要がありますが、資金がない状況です。

また、代表には、暗殺予告、脅迫が何度も行われています。
アフガニスタンでは、女性運動の代表が実際に殺害されています。

  ちなみに、丁度現在、イラク女性自由協会の代表が来日しており、各地で
講演を行っています。


  出典:「イラク市民レジスタンス」MDSフォトレットNo.2 (667円+税)
  http://www.mdsweb.jp/doc/magazine/riron.html

  このブックレットによると、イラクでは「売春は社会的現象になっています」
と書かれていました。
  また、イスラム原理主義過激派が、
「美容院に爆弾を投げ込み逃げ出してきた女性を捕まえて髪を切り、
  酒やCDの店を爆破しています」とも書かれていました。

「永遠のハバナ」フェルナンド・ペレス監督

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/20 00:51 投稿番号: [4624 / 5091]
  NHKBS(2005.3.19(金)放映)

  実際にハバナに暮らす12人の日常を淡々と描いたドキュメンタリー映画。
街の音と音楽だけで、ナレーションもインタビューも一切ない。
30万人が劇場に足を運びました。

・障害児を育てる父親
・物売りの老婆
・豊かさを求めてアメリカに旅立つ若者の姿。
・革命時の演説をテレビで無表情で見つめる老婆

  エピローグでは、映画に登場した人物の夢が綴られます。
・父の夢「決して息子から離れない」
・祖母の夢「孫が自立できるよう導くこと」
・渡米した男の夢「家族を呼び寄せること」


  フェルナンド・ペレス監督は、
「観客は映画のスクリーンの中に自分達の姿が映し出されていると感じた」
「映画の中で年老いた女性が無表情でテレビの革命演説を見ているシーンが
  あります。
  革命直後の演説がいかに自信過剰なものであったかを伝えたかったのです。
  演説は、私達が今いる現実の社会を語るのではなく、理想の社会について
  延々と語っているのです。
  革命直後のキューバでは、人々は自発的に国旗を持って政治集会に参加して
  いたものでした。
  しかし今では、その行為も形式的なものに変わってきていると思います。
  私はまるで振り付けられたように旗を振る人々の姿をを見ていると不安に
  なります。
  政治的な演説は今後ますますダイナミックさを失い、機械的に繰り返される
  だけの儀式になってしまうのではないかと不安になるのです」
「革命後の60年代は素晴らしい時代でした。
  誰もが平等で公正な社会を達成するんだという夢を抱いていました。
  当時私は歴史は真っ直ぐに進むものだと信じていました。
  しかし、現実は、私が望むようにはなりませんでした。
  私はキューバの将来に希望を持っています。無償の医療や教育。
  革命が達成したさまざまな社会的成果がいつまでも守られていくことを
  願っています。
  同時に、今の社会を活性化させる為、柔軟な考えを持って、既存の制度を
  見つめ直して欲しいと思います」


  現代企画室編集長太田昌国氏は、
「官僚主義を批判する映画も作られた。
  そういう多様化の果てにこの映画も作られた」
「世界情勢が変わって、一体自分達のあの熱狂は何だったんだろうと
  捉え返さざるを得なくなっている」
「カストロが国際的に果たしている、経済格差を批判したり、第三世界が何故
  債務を抱えているかということに対する批判は正しいだろうけれども、
  もっと国内の矛盾について率直に語らなければ、高揚期のような革命的な演説
  だけで酔いしれている状況では、庶民自身がなくなっているという暗黙の批判
  が込められている」
「どんなに現状に批判的な観点を持っていようと、革命世代の人々は、革命が
  もたらしたメリット、プラス面もたくさん感じ取っている、経験してきている
  第三世界に対する医療援助、自分達で開発できたエイズ治療薬を安く分ける
  とか自己犠牲的な政策を一貫して採っている。
  国際的な連帯心、国内的な貧しさの平等、そういうものに裏付けされた精神が
  世界的なグローバリズムの動きの中で失われていくのは、耐えられない」

  革命への期待を依然として抱いているが、うまくいかない現実とのジレンマ
複雑な気持ち

  そういう監督のメッセージをキューバ国民も肯定的に受け止めているから、
この映画がヒットしたのでしょうね。

イラクの最新テレビ事情

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/20 00:29 投稿番号: [4623 / 5091]
  「イラクの最新テレビ事情」:NHKBS世界のリポート
   (2005.3.19(金)放映)

イラク初の民間放送局、アルシャルキーヤ。
英BBCの「ニューズナイト」より。

  フセイン時代、こんな冗談があったそうです。
「画面にフセインの肖像画を張ればテレビをつける手間も省ける」
フセイン崇拝の番組ばかりで国民はうんざりしていました。

  米が数百万ドルの資金提供している「アルイラキーヤ」は、エジプトや
レバノンから番組を買い付け、それも放映していますが、古い内容です。
「アルイラキーヤは国民の支持を失いました。モスクの映像を流し、イスラム
  教徒に配慮したつもりでも、映像に欧米の音楽を乗せれば宗教を冒とくした
  ことになります」

  今、イラクで最も人気のあるテレビ局は、「アルシャルキーヤ」です。
東洋を意味します。
イラク独自の放送を目指している為、外国の番組は放送しません。
海外のニュースも放送されます。
イラクの文化や歴史的な人物を紹介する番組。
占い師が視聴者からの質問に電話で答える番組。
コメディ番組も人気です。
「悲惨な映像にイラクの人々は飽き飽きしていました」
「彼らが求めているのは普通のイラク人を描いた番組です」
「アルイラキーヤが放送する外国の古い番組とは違います」
・風刺の効いたホームドラマ「現代の州知事」
  ある回の内容は、国立美術館から略奪された宝物を返却しようとする主人公と
  売り払おうとする妻との間の攻防。夫の浮気が発覚。
「コメディやドラマはイラクの現状を反映しています」
アルシャルキーヤで最も人気があるのは、生活情報番組やドキュメンタリー番組
です。
「悲惨な映像を流す海外の番組などに対抗して作られました」
「日常生活を取り上げた番組です」
・「幸せな結婚式」という番組では、結婚間近のカップルの生活を紹介します。
  挙式の費用は番組が負担します。
「暴力が横行しているからこそ平穏な生活を描いた番組が人気なんです」
・「労働と材料」:戦争などで苦しんでいる人々を取り上げた番組
   出演者の中には自宅を修復して貰った人もいます。
   「あなたが選ばれました。明日から修復工事です」
・「風刺漫画」:それぞれの立場を逆転させるというコメディ番組
   ・大人を誘拐した子供が身代金を要求する
   ・交通違反の取締りで、違反した運転手に警察官が賄賂を贈る
「以前のイラクは全く冗談が通用しない社会でした」
「今では風刺の効いた面白い番組が次々と登場しています」

  こうしたテレビの変化を快く思わない人達もいるようです。
シスターニ師のウェブサイトでは、ウェブ上のやり取りからは、
新しいテレビ番組を楽しむ人々と保守派の人々との間の温度差がうかがえます。
「神もお手上げです」
「もう後戻りはできません」
「イラクの人々は新しいテレビ番組で自由を享受してしまったのです」

ハマス幹部ハレド・マシャル氏インタビュー

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/19 02:41 投稿番号: [4622 / 5091]
  NHKBS(2005.3.18(金)放映)

「パレスチナ各派の異なった政治的立場をどう近づけ、我々の権利を実現させる
  政策をいかに統一するか、そうした問題解決に我々は至ったのだ。
  もともと問題はパレスチナ側にはない。
  イスラエルの占領にこそ問題があると世界に向けて発信したのだ。
  我々は合意を守る。
  ただしイスラエルも停戦を守るという条件付きだ。
  暗殺、追放、拘禁、家屋破壊といった暴力をやめ、拘禁されているパレスチナ
  人の解放の約束をイスラエルが守れるかどうかにかかっている。
  我々は抵抗する権利を放棄しているわけではない。
  占領されている限り決して武器を捨てない」
「我々は政治的により重要な役割を果たしたいと考えている。
  その為1月の地方選挙にも参加し、7月の自治評議会選挙にも臨む。
  パレスチナの政治のあり方を根本的に再編して、統一した指導体制を作る
  必要があると考えている。
  そのためにはPLOの改革が必要だ。
  私達はPLOに参加して政治を担ってゆくつもりだ。
  パレスチナ社会もさまざまな面で改革が必要だ。
  パレスチナの全ての政治勢力が協力してこの改革を進めるべきだ。
  我々が政治の民主化を進め、腐敗を一掃することで、パレスチナ人は独立国家
  を建設する権利があるのだと国際社会にアピールしようと思う」

  ファタハが主体の暫定自治政府は腐敗していると住民から強い批判があがって
います。
  ハマスはガザ地区の地方選挙で圧勝したことで自信を深めています。

  アッバス議長にとっても、ハマスがより穏健な政治組織に近づくよう、
政治参加を促していくというのが現実的な選択となっています。

  政治参加は意思決定に参加することを意味し、指導部としての決定に相応の
責任を負うことにもつながる。

イタリアのベルルスコーニ首相は

投稿者: gokuakulivable 投稿日時: 2005/03/16 18:54 投稿番号: [4621 / 5091]
15日夜(日本時間16日早朝)、イラクに展開する同国部隊について、9月から段階的な撤退を始めることを明らかにした。国営イタリア放送協会(RAI)の番組で語った。親米路線を貫いてきた同首相が撤退を表明したのは初めて。イタリア人女性記者らに対する米兵の銃撃事件で国民の反米感情が高まっており、来月の統一地方選への影響を懸念しての決断とみられる。

イラク市民レジスタンス

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/13 22:32 投稿番号: [4620 / 5091]
<イラク市民レジスタンス>
  スローガンは、自由・平等・政教分離
・イラク労働者評議会労働組合連合(FWCUI)
・イラク失業労働者組合(UUI)(組織規模30万人)
・イラク女性自由協会(OWFI)
・イラク労働者共産党
・クルディスタン子どもの権利センター
  その他多数
  バグダッドに「前へ!」というラジオ放送局を構え、各団体が番組を放送

  イラク市民レジスタンス戦線のモアヤド・アフマド氏は、
「国際社会には3つの幻想があると思います。
・米軍がイラクで役に立つと考えていること
・イスラムの武装勢力に共感をいだく人たちがいること
・国連に期待したほうがいいという人
  私たちの経験からすると、それはどれもが幻想であり、
イラクの大衆を組織化して、自分たちで再建の努力をすることが
唯一の道だということです」

  イラク女性自由協会のホウザン・マフマウド女史は、
「政治的イスラム勢力が非常な勢いで伸びていて、女性の生活に口を出し、
  非常に生活しにくくさせています」
  イラク女性自由協会は、バグダッドとキルクークに女性の為のシェルターを
設置している。
  親族による『名誉の殺人』から逃れてきたレイプ被害の女性を保護している。
「女性は2級市民として扱われており、法律の力では解決できません」

  キルクーク、アルタザムン(連帯)地区
  アラブ、クルド、トルクメンの三民族一万四千人の住民が協力して自治を
行っている。
  連帯という町の名も住民投票で決定
連帯地区評議会アジズ議長
市当局へ働きかけ、電気・ガス・水道などの改善、仕事の提供などを実現させた
市民レジスタンスの協力により、識字学級や無料の診察クーポンなども提供

  バグダッド、アル・ジハード地区
  UUIによる衣類配布

  イラク労働者評議会労働組合連合(FWCUI)
・2003年10月   バグダッド   織物工場   支部結成
・キルクーク   北部石油工場組合集会
・2004年11月   バスラ   石油化学工場組合集会
  石油、ガス、電力などの基幹産業で組織化が進んだ
  民主的選挙で代表が選ばれている
・2004年11月26日   FWCUIバスラ支部第一回大会
  南部一帯から350名の代表が結集


「イラク市民レジスタンス」
  http://www.jca.apc.org/iraq/

「マブイ・シネコープ」
http://homepage2.nifty.com/cine-mabui/
VHS・DVD「イラク市民レジスタンス」32分3500円


  <私の感想>
「イラク市民レジスタンス」という存在自体を知らなかった。
私の推測では、おそらく、イラクの自由主義者、民主主義者、社会主義者、
非武装闘争派の共産主義者の統一戦線のようなものではないかと思われる。

  民族対立、宗派対立ばかりが、取り上げられるイラクなのだが、実は、
労働者階級という、第三の基軸が存在する。
いや、民族対立、宗派対立として現象している事象のその根底には、実は、
階級対立という根本的モメントが基底的動因として存在しているのだと思う。
部族社会といっても、実は、部族長は地主階級であり、一般部族民は、小作人
階級である。
  都市部での、労働者階級の労働組合への組織化こそが、社会の根底的動因に
なると思われる。

  選挙後、<イスラム復興派>か<世俗派>かという二大対立がクローズアップ
されているが、実は、労働者階級の組織化こそ、第三のより根底的な動因になる
と思う。
  とりあえず、反宗教派ではあるので、世俗派とは同一歩調がとれると思う。
  労働組合の組織化が進めば、一大勢力となると思う。
次第に力を付けるに従って、圧力も増大していくだろうと思われる。
また、社会的勢力として台頭するにつれて、現在は統一行動をとっていても、
種々の思想的潮流に分化していくとも思われる。

イラク市民レジスタンス

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/13 22:32 投稿番号: [4620 / 5091]
<イラク市民レジスタンス>
  スローガンは、自由・平等・政教分離
・イラク労働者評議会労働組合連合(FWCUI)
・イラク失業労働者組合(UUI)(組織規模30万人)
・イラク女性自由協会(OWFI)
・イラク労働者共産党
・クルディスタン子どもの権利センター
  その他多数
  バグダッドに「前へ!」というラジオ放送局を構え、各団体が番組を放送

  イラク市民レジスタンス戦線のモアヤド・アフマド氏は、
「国際社会には3つの幻想があると思います。
・米軍がイラクで役に立つと考えていること
・イスラムの武装勢力に共感をいだく人たちがいること
・国連に期待したほうがいいという人
  私たちの経験からすると、それはどれもが幻想であり、
イラクの大衆を組織化して、自分たちで再建の努力をすることが
唯一の道だということです」

  イラク女性自由協会のホウザン・マフマウド女史は、
「政治的イスラム勢力が非常な勢いで伸びていて、女性の生活に口を出し、
  非常に生活しにくくさせています」
  イラク女性自由協会は、バグダッドとキルクークに女性の為のシェルターを
設置している。
  親族による『名誉の殺人』から逃れてきたレイプ被害の女性を保護している。
「女性は2級市民として扱われており、法律の力では解決できません」

  キルクーク、アルタザムン(連帯)地区
  アラブ、クルド、トルクメンの三民族一万四千人の住民が協力して自治を
行っている。
  連帯という町の名も住民投票で決定
連帯地区評議会アジズ議長
市当局へ働きかけ、電気・ガス・水道などの改善、仕事の提供などを実現させた
市民レジスタンスの協力により、識字学級や無料の診察クーポンなども提br>
  バグダッド、アル・ジハード地区
  UUIによる衣類配布

  イラク労働者評議会労働組合連合(FWCUI)
・2003年10月   バグダッド   織物工場   支部結成
・キルクーク   北部石油工場組合集会
・2004年11月   バスラ   石油化学工場組合集会
  石油、ガス、電力などの基幹産業で組織化が進んだ
  民主的選挙で代表が選ばれている
・2004年11月26日   FWCUIバスラ支部第一回大会
  南部一帯から350名の代表が結集


「イラク市民レジスタンス」
  http://www.jca.apc.org/iraq/

「マブイ・シネコープ」
http://homepage2.nifty.com/cine-mabui/
VHS・DVD「イラク市民レジスタンス」32分3500円


  <私の感想>
「イラク市民レジスタンス」という存在自体を知らなかった。
私の推測では、おそらく、イラクの自由主義者、民主主義者、社会主義者、
非武装闘争派の共産主義者の統一戦線のようなものではないかと思われる。

  民族対立、宗派対立ばかりが、取り上げられるイラクなのだが、実は、
労働者階級という、第三の基軸が存在する。
いや、民族対立、宗派対立として現象している事象のその根底には、実は、
階級対立という根本的モメントが基底的動因として存在しているのだと思う。
部族社会といっても、実は、部族長は地主階級であり、一般部族民は、小作人
階級である。
  都市部での、労働者階級の労働組合への組織化こそが、社会の根底的動因に
なると思われる。

  選挙後、<イスラム復興派>か<世俗派>かという二大対立がクローズアップ
されているが、実は、労働者階級の組織化こそ、第三のより根底的な動因になる
と思う。
  とりあえず、反宗教派ではあるので、世俗派とは同一歩調がとれると思う。
  労働組合の組織化が進めば、一大勢力となると思う。
次第に力を付けるに従って、圧力も増大していくだろうと思われる。
また、社会的勢力として台頭するにつれて、現在は統一行動をとっていても、
種々の思想的潮流に分化していくとも思われる。

嘘をつき、ごまかし、開き直る

投稿者: rinannnn 投稿日時: 2005/03/08 19:35 投稿番号: [4619 / 5091]
アメリカのいつもの行動。

アメリカは平気で嘘をつき、
嘘がばれるとなんとかごまかそうとし、
ごまかしきれないとなると開き直る。

イラクのイタリア女性記者への『誤射』事件ですが、
恐らく上のパターンをたどると思うので見ていてください。

「イラクでテロに抗議する数千人規模デモ」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/06 18:13 投稿番号: [4618 / 5091]
「イラクでテロに抗議する数千人規模デモ」

http://mbs.jp/news/part_news/part_news1144668.html

動画映像も観ることができます。


  先月28日に起きた自爆テロで、120人以上の死者を出したイラク中部の
ヒッラで、4日、テロに抗議する数千人規模のデモがありました。
  デモには数千人のイラク人が参加し、プラカードを掲げたり、シュプレヒ
コールをあげながら町を練り歩きました。

  参加者は「テロの首謀者は 処罰されるべき」としたうえで、武装勢力との
交渉を提案する一部の指導者を非難しました。
 
  ヒッラでは先月28日、治安機関への就職を希望する人たちの列に、自動車が
突っ込んで爆発し、120人以上が死亡しました。(4日 23:53)

「イラクでテロに抗議する数千人規模デモ」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/06 18:13 投稿番号: [4618 / 5091]
「イラクでテロに抗議する数千人規模デモ」

http://mbs.jp/news/part_news/part_news1144668.html

動画映像も観ることができます。


  先月28日に起きた自爆テロで、120人以上の死者を出したイラク中部の
ヒッラで、4日、テロに抗議する数千人規模のデモがありました。
  デモには数千人のイラク人が参加し、プラカードを掲げたり、シュプレヒ
コールをあげながら町を練り歩きました。

  参加者は「テロの首謀者は 処罰されるべき」としたうえで、武装勢力との
交渉を提案する一部の指導者を非難しました。

  ヒッラでは先月28日、治安機関への就職を希望する人たちの列に、自動車が
突っ込んで爆発し、120人以上が死亡しました。(4日 23:53)

「スンニ過激派掃討論 シーア派我慢の限界

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/06 18:12 投稿番号: [4617 / 5091]
「ヒッラ自爆テロ   スンニ過激派掃討論も   シーア派「我慢の限界」

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/irq/news/20050301ddm007030055000c.html

  ヒッラの人口は約36万人だと聞いています。


  【カイロ小倉孝保】28日、100人を超す死者を出した自爆テロが起きた
イラク中部ヒッラはシーア派住民が多い地域だ。公務員の職を求めたシーア派
住民を暫定政府への協力者と見て攻撃した可能性が高く、シーア派部族長や宗教
指導者の中に、スンニ派過激派を掃討すべきだという意見が強まるのは確実だ。
移行政府樹立までの政治的空白を狙ったテロともいえ、住民からは新政府づくり
が遅れていることにも不満が募っている。

  ヒッラのあるバビロン県は8割がシーア派だが、同県北部には過激なスンニ派
が暮らし、しばしばシーア派住民を狙った攻撃が発生している。特にシーア派が
移行国民議会選挙(1月30日)に積極参加し、多数を獲得したため、選挙を
ボイコットし、危機感を強めたスンニ派過激派がシーア派のモスクや、シーア派
聖職者の写真を掲げる店舗などを狙った攻撃を繰り返すようになった。

  現地ジャーナリストによると、こうした攻撃に対し、シーア派の聖職者や部族
長が最近、同派最高権威のシスタニ師を訪ね、「我々は、もうがまんができない
」と語り、スンニ派過激派掃討作戦にでるべきだとの考えを伝えたとされる。

  シスタニ師は「内戦を避けねばならない」と語り、同意しなかったというが、
今回、多数が犠牲になるテロが起きたことで、シーア派部族・宗教幹部から具体
的な行動などを求める声がさらに高まることは確実だ。

  また、移行国民議会選挙後、約1カ月になるのに、いまだに政府樹立のめどが
立たず、新政府ができれば現在のポストを離れる多くの治安幹部には、責任を
全うする意欲がないという。住民からは、首相や大統領職獲得のための政治
ゲームに熱中する政治家への風当たりも強くなっている。

通りすがりの者ですが

投稿者: kameloid007 投稿日時: 2005/03/05 23:21 投稿番号: [4616 / 5091]
ブッシュのいってた民主化ドミノ現象。中東以外の所で発生してるような気がする。
グルジア->ウクライナ->レバノン(中東ではなくて近東ということで)

台湾、チベットにも波及してほしい。

パレスティーナ、イラク、サウジでの選挙は民主化の動きは感じられなかった。どちらかというとイスラム教シーア派主化のような...

検証:2005年、多国籍軍平均戦死者数

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/03/05 05:59 投稿番号: [4615 / 5091]
検証:2005年、毎月の多国籍軍一日平均戦闘戦死者数

下記の数字は武装組織の攻撃で発生した多国籍軍の死者。
攻撃で発生した死者の数を検証する為、
非戦闘時の死者は除外される。
()は一日平均の死者。
尚、一日平均の端数は切り捨てとする。
3月の死者は5日までの数値。

数値は下記のサイトより
http://icasualties.org/oif/

1月74名(2.38)
2月42名(1.50)
3月03名(0.75)

3月5日現在(日本時間)までに攻撃の為に死亡した
多国籍軍の死者は月を重ねるごとに一日平均の死者が減少していることがわかる。
治安が悪化したり武装勢力の攻撃が激化しているとも伝えられているが、
実際には米軍の死者で見る限りでは、
逆に沈静化している思われる。

「イラク撤退 住民集会」米ABC NIGHT LINE

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/05 02:23 投稿番号: [4614 / 5091]
  「イラク撤退   住民集会」米ABC NIGHT LINE
  (NHKBS 2005.3.4(金)放映)

  バーモント州、人口61万9千人。
  毎年3月第一週に、TOWN MEETING 市民集会で問題を話し合うという伝統が
あります。草の根の直接民主主義の伝統が息づいています。
  1400世帯から、イラクに派兵されており、州兵の半数が召集を受け、
州兵の派兵比率は全米でハワイに次ぎ、第二位です。
  今年、3月1日、バーモント州各地で53のTOWN MEETING が行われました。
大統領と議会に対して、イラクからの米軍撤退を要求する共通決議が、53の内、
49で採択されました。
  これには、法的拘束力はありません。

  バーモント州、州兵の費用は、1億5千万ドルを連邦政府が、300万ドルを州が
負担。

  独立戦争当時、義勇軍、グリーン・マウンテン・ボーイズを結成。
山の番人達と呼ばれていました。
南北戦争での兵士の死亡率も北部諸州で最高。

  バーモント州では、高校卒業後、大学に進学しない場合、ほとんど就職先が
ありません。「だから軍に入隊するんです」

  マーク・ワーナー、ヴァージニア州知事(民主党)全米州知事協会会長は、
・「州兵の再入隊者が減ってきているという問題がある」
・「イラクの兵の52%は、州兵か予備役です」
・「州兵の家族の支援ネットワークがない。
   その責任は州にあるのか、連邦政府にあるのかも問題」
  ・州内だけの任務に当たる州兵と
  ・海外への派兵に応じるという州兵(報酬をより多く支払う)
  州兵を二つに分けるという提案をしている。

「イラク撤退 住民集会」米ABC NIGHT LINE

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/05 02:23 投稿番号: [4614 / 5091]
  「イラク撤退   住民集会」米ABC NIGHT LINE
  (NHKBS 2005.3.4(金)放映)

  バーモント州、人口61万9千人。
  毎年3月第一週に、TOWN MEETING 市民集会で問題を話し合うという伝統が
あります。草の根の直接民主主義の伝統が息づいています。
  1400世帯から、イラクに派兵されており、州兵の半数が召集を受け、
州兵の派兵比率は全米でハワイに次ぎ、第二位です。
  今年、3月1日、バーモント州各地で53のTOWN MEETING が行われました。
大統領と議会に対して、イラクからの米軍撤退を要求する共通決議が、53の内、
49で採択されました。
  これには、法的拘束力はありません。

  バーモント州、州兵の費用は、1億5千万ドルを連邦政府が、300万ドルを州が
負担。

  独立戦争当時、義勇軍、グリーン・マウンテン・ボーイズを結成。
山の番人達と呼ばれていました。
南北戦争での兵士の死亡率も北部諸州で最高。

  バーモント州では、高校卒業後、大学に進学しない場合、ほとんど就職先が
ありません。「だから軍に入隊するんです」

  マーク・ワーナー、ヴァージニア州知事(民主党)全米州知事協会会長は、
・「州兵の再入隊者が減ってきているという問題がある」
・「イラクの兵の52%は、州兵か予備役です」
・「州兵の家族の支援ネットワークがない。
   その責任は州にあるのか、連邦政府にあるのかも問題」
  ・州内だけの任務に当たる州兵と
  ・海外への派兵に応じるという州兵(報酬をより多く支払う)
  州兵を二つに分けるという提案をしている。

イラン軍「民衆蜂起なら6時間持たない」

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/03/04 23:53 投稿番号: [4613 / 5091]
イラン革命防衛軍「首都テヘランで民衆が蜂起すれば6時間持たない」
http://www.iranfocus.com/modules/news/article.php?storyid=1555

翻訳

【テヘラン・2月24日】最近になってイラン最高主導者アリ・ホメイニ氏の為に作成されたと思われる極秘調査でイラン革命防衛軍は首都テヘランで6時間以上続けて民衆が蜂起すれば治安部隊が鎮圧できなくなることを指摘した。

レポートでは「社会は不安定な状態にある、首都テヘランは、この状態ではカオスで激情し、首都テヘランで6時間以上に及ぶ民衆蜂起が起きて広がれば、鎮圧は不可能になる」としている。

イランの首都は、この数ヶ月間、市民と現地治安部隊の衝突が発生していた。

イラン政府は、この数年間、取り締まりを強化して反体制の弾圧を実施してきた。

衝突は、この数週間、他の地域でも発生していた。金曜にはイラン西部のクルド系住民がみっつの町で治安部隊と激しく衝突、多くの負傷者を出し、百人単位の市民が拘束された。

目撃者の報告としてサルダシュト、サックェズ、バネーのみっつの町で石油不足からデモを行っていた市民を治安部隊が武力で治安したことから暴動に発展したという。

デモは暴動に発展して市民はイランの政府を主導する法学者を批難するスローガンを叫びながら治安部隊に抵抗した。

また、ライフラインの供給停止から数日後、クルド人地区のマハバドでは2月中人に数千人の市民が治安部隊と衝突した。

中東民主化 ブッシュ戦略評価の動き

投稿者: yasei7 投稿日時: 2005/03/04 10:29 投稿番号: [4612 / 5091]
中東民主化   ブッシュ戦略評価の動き   「変化の始まりはイラク進攻」

【ワシントン=近藤豊和】中東での相次ぐ民主化の動きをめぐり、米国内でブッシュ政権の中東戦略を評価する動きが急速に拡大している。評価の動きは、ブッシュ政権の「強い米国」の方針を支持していたグループに限らず、批判的だった論陣にも見られている。

  ブッシュ政権に批判的な米紙ニューヨーク・タイムズは一日、レバノンの駐留シリア軍撤退をめぐる大規模デモ、イラクやパレスチナでの選挙実施、エジプトの大統領選民主化計画などを受けた「中東の風向きの変化」と題する社説の中で、「中東で長年にわたって固まっていた政治状況にひび割れが始まった」と指摘し、「ブッシュ政権は、中東の多くの前進について、評価を得るに値する。サダム・フセイン(元大統領)がまだイラクにいたなら、イラクで一月に選挙は実施できなかった」と述べた。

  また、レバノンの反政府グループ指導者は、ワシントン・ポスト紙に対して「奇妙なことだが、変化の始まりは、米国のイラクへの進攻から始まった。イラクで八百万人の人が投票するのを見たが、それは新しいアラブの始まりだった。シリアやエジプトの人々などもすべて、何かが変わったと思っている。ベルリンの壁は崩壊した。われわれは、それを(中東で)見ることができるかもしれない」と話している。

  このほか、米メディアは「イラクでの選挙実施で、中東各国に民主化への強い要求が生まれている」(ギンズバーグ元モロッコ大使)、「中東地域をめぐる潮目に変化が出てきた。中東各国の圧政の恐怖が侵食されてきた」(ロス元中東特使)などの肯定的な見解を相次いで紹介している。

  また、民主化の兆しの拡大を「民主化のドミノ現象」と表現する米メディアも出ており、一月のイラクの選挙実施を「東西冷戦終結に匹敵する歴史的出来事」と評価していた保守派論陣の旗手である米有力誌ウイークリー・スタンダードのクリストル編集長などは、持論にさらに自信を深めている。

  ブッシュ政権は発足当初から、「イラクのフセイン政権崩壊による中東の安定化」を標榜(ひょうぼう)し、二〇〇三年三月のイラクへの武力行使開始以来、「中東の民主化によって、テロを撲滅できる」との効用を強調し続けてきた。
  ホワイトハウスのマクレラン報道官は記者会見で、「民主主義と自由は邁進(まいしん)している。民主的改革に向けた動きが中東各国で出てきている」と述べ、さらに、米国が中東民主化に関与していく方針を強調した。

      ◇
《レバノン》
  ハリリ前首相暗殺を引き金に大規模デモ発生。カラミ内閣が総辞職し、シリア軍撤退機運強まる
《エジプト》
  ムバラク大統領が大統領選で複数の立候補など民主的選挙実施を表明
《サウジアラビア》
  初の地方選を実施中
《イラク》
  1月に民主的な国民議会選挙実施
《パレスチナ》
  より民主的な選挙を実施

(産経新聞) - 3月4日2時17分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000011-san-int

-

シリア、世論には逆らえず=サウジ皇太子

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/03/03 09:35 投稿番号: [4611 / 5091]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000696-jij-int

【カイロ2日時事】2日付のアラブ圏紙アルハヤトが報じたところでは、サウジアラビアのアブドラ皇太子は、先にサウジを訪問したシャラ・シリア外相に対し、サウジやエジプトは、レバノン駐留シリア軍の全面撤退を求めるレバノンの世論や国際社会にあらがうことはできないと伝えた。
  駐留軍の撤退を求めたものとみられ、シリアはアラブ内でも圧力にさらされているようだ。
(時事通信) - 3月2日23時1分更新

シリア、世論には逆らえず=サウジ皇太子

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/03/03 09:35 投稿番号: [4611 / 5091]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000696-jij-int

【カイロ2日時事】2日付のアラブ圏紙アルハヤトが報じたところでは、サウジアラビアのアブドラ皇太子は、先にサウジを訪問したシャラ・シリア外相に対し、サウジやエジプトは、レバノン駐留シリア軍の全面撤退を求めるレバノンの世論や国際社会にあらがうことはできないと伝えた。
  駐留軍の撤退を求めたものとみられ、シリアはアラブ内でも圧力にさらされているようだ。
(時事通信) - 3月2日23時1分更新

中東に民主化ドミノの兆し=米で評価の声

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/03/02 17:40 投稿番号: [4610 / 5091]
時事:中東に民主化ドミノの兆し=米で評価の声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000607-jij-int

  【ワシントン2日時事】中東民主化をめぐる最近の動きを積極的に評価する意見が、米国内で急速に広がってきた。一部には「民主化のドミノ」という表現も使われている。イラクでは戦争終結後最悪の自爆テロ事件が発生するなど混乱が続くが、中東民主化の動きを1989年の「ベルリンの壁崩壊」に匹敵する出来事だと称賛している新保守派(ネオコン)だけでなく、これまでイラク戦争に批判的だったメディアなどにも同様の声が出てきている。
(時事通信) - 3月2日17時1分更新

中東に民主化ドミノの兆し=米で評価の声

投稿者: cpa_03 投稿日時: 2005/03/02 17:40 投稿番号: [4610 / 5091]
時事:中東に民主化ドミノの兆し=米で評価の声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000607-jij-int

  【ワシントン2日時事】中東民主化をめぐる最近の動きを積極的に評価する意見が、米国内で急速に広がってきた。一部には「民主化のドミノ」という表現も使われている。イラクでは戦争終結後最悪の自爆テロ事件が発生するなど混乱が続くが、中東民主化の動きを1989年の「ベルリンの壁崩壊」に匹敵する出来事だと称賛している新保守派(ネオコン)だけでなく、これまでイラク戦争に批判的だったメディアなどにも同様の声が出てきている。
(時事通信) - 3月2日17時1分更新

「フセインをどう裁くのか」NHKBS③

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/01 04:48 投稿番号: [4609 / 5091]
・1991年シーア派虐殺:3万人にのぼる虐殺
  武器拡散抑止センター、ピーター・ガルズレイズ氏は、
「シーア派の蜂起は全面的に米の責任です。
  第一に、フセインを軍事的に叩いたことで蜂起の可能性を生み出しました。
  第二に、ブッシュ大統領は、2月15日にフセイン打倒に立ち上がるよう二度も
  イラク国民に呼びかけたのです」
  大統領の呼びかけは繰り返し、イラクで放送されました。

  米国連大使(89〜93年)トマス・ピカリング氏は、
「戦闘の準備は完璧でしたが、戦争が終わった後のことは考えていませんでした
  無計画だった。戦争が終わったら、この先何をすべきかも検討していなかった
  バグダッドに行きたくないという以外、何も考えていなかったのです」
<後のことを考えずに、数十万も派兵を?>
「全くその通りです。今も同じ状況なのに、何故91年のことを聞くんですか」

  91年、停戦協定に調印する際、米はイラクに航空機の飛行を禁止しましたが、
ヘリは除かれていました。このヘリが民衆蜂起の鎮圧に使われたのです。
  蜂起の生き残り達は言います。
「ヘリが私達を爆撃した時、飛行機が何機も上空で旋回するのが見えた。
  まるで米が護衛をしているようだった。上空からヘリを守っていたんだ」
「サダムに空軍がなかったら、91年に政権は終わっていた筈だ」

「ブッシュ政権は民衆蜂起を煽っておきながら、その成功を望みませんでした」

  ベーカー国務長官
「イラクで蜂起したグループに武器支援の予定はありません」
「権力の空白状態は望みません」

  元仏外相ローラン・デュマ氏は、
「米は言った、この国を手放さない者がいる。しばらく様子をみてみようと」
「フセインは残虐な方法で国を支配していました。許すべきことではないが、
  現実的な政策がとられたのです」

  その政策が民衆にどんな結果をもたらしたのか

  91年イラク南部に駐留していた米特殊部隊ロッキー・ゴンザレス氏は、
「いかなる手助けもするなという命令でした」
「心理作戦部隊が投下したビラには、『立ち上がって政権と戦い、自らを解放
  せよ』と書いてありました」

  米は中立を保っていた訳ではありません。
民主蜂起の鎮圧に手を貸したという見方もあります。
米部隊がバグダッドで反体制の抗議デモをどう阻止したか生存者が語ります。
「米軍のヘリが道路に着陸して私達の行く手を阻み、行進の邪魔をしました。
  米兵士に戻らなければ殺すと脅されたんです」

  米は大量の武器を押収し、廃棄していました。
「この目で見たんだ。ナシリアで凄い量の武器が爆破されてた。あれが手に
  入っていたら、蜂起が成功して歴史の流れが変わっていたかもしれない」

  凄惨な殺戮が始まりました。フセインはそれを隠そうとするどころか、
映像をイラクのテレビで流すよう命じました。
刃向かう者への見せしめとする為です。


・経済制裁
  国連イラク人道調整官(97〜98年)デニス・ハリデー氏は、
「経済制裁の影響で、50万から100万人以上のイラク人が死亡しました」
「まさに大量虐殺です」
この計画では水道と送電網も破壊されました。
湾岸戦争でも空爆の第一目標とされました。
「住民が川の水をそのまま飲むようになった為、チフスなど飲み水が原因の
  伝染病があっという間に広がりました」
この結果は、予め想定されていました。
「イラクの水処理の弱点」と題する91年の米国防総省の極秘報告書では、
イラクの給水システムを破壊すれば、死亡率も疾病率も激増すると予測されて
います。
米は禁輸措置により、水処理システムの復旧に必要な物資の輸入を阻止しました
その物資のことも、国防総省の極秘報告書に明記されています。
「イラクの国民を苦しめ、子供達を殺せば、民衆が怒り、専制君主を倒す蜂起が
  起こる筈だという理論です。しかし、国民は制裁に対する恨みをフセインでは
  なく、米と国連に向けました」


  イラク占領監視センター、ガズワン・アルムフタル氏は、
「人殺しはどちらでしょう。制裁かサダムか。
  サダムは極悪な暴君ですが、制裁を決めた欧米諸国はもっとひどい。
  フセインよりもたくさんのイラク人を殺したんですから」

「フセインをどう裁くのか」NHKBS②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/01 04:47 投稿番号: [4608 / 5091]
・1988年ハラブジャ虐殺事件:五千人以上の民間人が犠牲
  中東ジャーナリスト・エリック・ルロー氏は、
「米仏の対応は同じでした。大虐殺を黙殺したのです。
  話を封じ込めて、この事件について、誰も語ろうとしなかったのです」

  元仏外相ローラン・デュマ氏は、
「イラクをかばったのではありません。あれは当時の外交的な表現でした」
「欧米はルール違反にほんの少し目をつぶりました」
「イラクは中東のバランスを保つ上で、戦略的に重要だったのです」

  当時の上院スタッフ、ピーター・ガルブレイスは、虐殺の証拠を持つクルド人
指導者を国務省に紹介しようとしますが、実現できませんでした。
「米政府はクルド人指導者との面会を拒否しました。
  しかも私達は反イラク勢力との接触を禁じられていたのです」
<理由は?>
「皆、フセインを困らせたくなかったからです」
「レーガン政権も、ブッシュ政権も、毒ガスや被害を受けたクルド人の話など
  トラブルの原因になることは一切聞きたくなかったのです」
「制裁法案に反対する姿勢を取りまとめたのは、当時の安全保障問題担当補佐官
  パウエルでした」

  武器取引問題専門家ゲイリー・ミルホリン氏は、
「イラクの化学兵器開発に一番貢献したのは独です。仏もかなりの物資を供給
  していたようです。仏はプロテクという会社を中心に独企業数社と共に数百万
  ドル相当の化学プラントをイラクに輸出していたのです」
「それがどんな結果を招くか分かっていたのでしょうか?」
「分かっていたでしょう。少なくとも強い疑念は抱いていた筈です」
プロテク社は、1987年バグダッドの北に化学プラントを建設していました。
当時、プロテク社と独企業数社は、イラクに建設したのは、化学肥料工場だと
していました。
  問題の真相は、国連査察団が長年に渡りイラクで押収した膨大な資料の中に
書かれている可能性があります。
  現在、それらの資料は、ニューヨークの国連本部に機密扱いで保管されて
います。
<国連は?>「極秘だと」「理由があるとすれば、企業をかばっているのです」


・1990年クウェート侵攻
  ブッシュ大統領は、イラク軍が戦時動員されたという情報に対策を講じません
でした。フセインのジェスチャーだとみたからです。
ブッシュは、まだフセインを懐柔しようと必死になっていたと言われます。
イラクを将来有望な市場とみていたというのです。

  武器拡散抑止センター、ピーター・ガルズレイズ氏は、
「米には幻想がありました。中東で次に覇権を握るのはイラクだ。
  底無しに金を持っている。米の重要なパートナーになるという幻想です」

更に米外交官は、イラクがクウェートを侵攻しても米は介入しないという印象を
フセインに与えてしまったのです。
侵攻の八日前、米大使のエイプリル・グラスピーと接見していました。
大使は国境紛争に米は介入しないと確約しました。

二日後、ワシントンでは、ジョン・ケリー国務次官補が公聴会に出席しました。
リー・ハミルトン下院議員は、「フセインがクウェートに侵攻したらどう対応
するのか」と問いただしました。
「条約上の義務があるのかと聞くと、次官補が義務は一切ないと答えたのを
  覚えています」

「フセインをつけあがらせた責任は逃れようがありません」
(トム・ラントス下院議員)

  仏企業トムソンが数億ドルでイラクに売った超高性能の防衛レーダーシステム
仏軍からシステムの仕組みや弱点を教えてもらう。
仏は自国のシステムを解体する羽目になりました。

  80年代、イラク軍の精鋭部隊は、米陸軍のグリーンベレーで特殊訓練を受ける
為、米に派遣されました。
「グリーンベレーではゲリラ戦の訓練を行っていました。もしイランが優勢に
  戦争を進めたら、イラク軍の部隊は地下へ潜り、抵抗を続ける必要があった
  からです。その為、イラク軍部隊は自国でゲリラ戦を展開できるよう訓練され
  たのです」

「フセインをどう裁くのか」NHKBS①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/01 04:46 投稿番号: [4607 / 5091]
  「フセインをどう裁くのか〜欧米が育てた独裁政権〜」
  NHKBS(2005.2.28(月)放映)

・1980年イラン侵攻
  TOP SECRET/SENSITIVE
  フセインに攻撃のサインを出したのは、アメリカだったことを示す文書
1982年、ヘイグ米国務長官がレーガン大統領に宛てた文書。
カーター大統領がサウジアラビアを通じてイランとの戦争にGOサインを出したと
書かれています。
CARTER GAVE THE IRAQIS A GREEN LIGHT TO LAUNCH THE WAR AGAINST IRAN
THROUGH FAHD.

  米がイランへの攻撃計画の立案を手伝ったとする指摘もあります。
イランのバニサドル元大統領が指摘。パリのホテルで行われた。
文書コピーを入手。
<偽の文書では?>
「その計画書の通りに攻めてきました」
「事前に攻撃計画を入手していたので、イランは救われた」

UPI記者リチャード・セール氏は、
米がイランに関する情報を操作してフセインに流していたと証言。
「米はフセインに幻想を抱かせ、状況を実際より有利に思わせようとしました」
「楽勝だと思わせたんです」

元仏外相ローラン・デュマ氏は、
武器商人からも大いに歓迎されたと言います。
「イランと戦う国はどこであれ欧米にとって大歓迎」

1981年仏情報機関ピエール・マリオンは、
「仏ダッソー社がイラクにミラージュ戦闘機を売却、巨額の利益を得る」
「あの戦争で一番儲けたのはダッソー社でした」

最新鋭の戦闘機だけでなく、仏はフセインにパイロットまで提供していた可能性
があります。
UPI記者リチャード・セール氏は、
「機体の整備などとごまかして、仏空軍は実際にイラクで飛行任務を行っていた
  んです。米国防総省にも確認しました」
<仏も否定しなかった?>
「いいえ、否定しませんでした」


・1983年化学兵器使用:イランとクルドに
米は化学兵器を使わないよう警告したのでしょうか?
1983年、レーガン大統領はラムズフェルドを中東特使に任命
特使としての使命は、米とフセインとの関係強化でした。
ラムズフェルドは、イラク外相に、
「化学兵器を使用しないようフセインに警告しました」
この訪問から四ヵ月後、米ジャーナリストが確認
ジョー・トレント氏は、
「戦場の上を低空で飛ぶと砂漠に無数の死体が見えました。どの死体も無傷で
  横たわっているので、パイロットに何があったんだと尋ねたんです。すると、
  マスタードガスですとの答えでした」
トレントはバグダッドの米大使館に報告しましたが、誰も驚かなかったと
いいます。
「米はフセインのことをよく知っていました。マスタードガスのような違法な
  毒ガスのこともね。毒ガスの製造に必要な物資が独から輸入されていて、
  それが何に使われていたかもです。米が知っていたのは明らかです。
  何もかも分かっていながら、行動を起こさなかったのです」
 
  米はマスタードガスのことを知っていながら、偵察衛星からの情報を提供して
、イラン軍の居場所を正確に知らせていたのです。

  1988年、米空軍のトム・フランコーナ大尉が、情報支援の為、バグダッドに
派遣されます。攻撃目標の正確な位置をイラク軍に知らせて、イランの攻撃力を
破壊する為でした。
「我々はイランの攻撃力を鈍らせようとしていました。イランが攻勢に出れば、
戦争はイランの勝利で決着するおそれがある。それだけは避けたかったのです」

しかし、フランコーナは、イラクが更に殺傷力の高い化学兵器を使い始めたこと
を知ります。ワシントンの上司に報告すると、すぐに命令が下されました。
「ワシントンで状況を分析するまで、イラクへの協力は一切停止するよう命じ
  られました。連日のように会議が開かれました。
  イランに勝たせない為にどのようにすればいいのか。
  イラク支援を続けるべきか、あるいは、支援を止めて、自力で戦わせるか。
  その場合、イラクの敗戦は濃厚でした。
  どちらの選択肢も好ましくはありませんが、結局支援を続けることになり、
  我々はバグダッドへ戻りました。それまで通りに協力した」

「フセインをどう裁くのか」NHKBS

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/03/01 04:46 投稿番号: [4607 / 5091]
  「フセインをどう裁くのか〜欧米が育てた独裁政権〜」
  NHKBS(2005.2.28(月)放映)

・1980年イラン侵攻
  TOP SECRET/SENSITIVE
  フセインに攻撃のサインを出したのは、アメリカだったことを示す文書
1982年、ヘイグ米国務長官がレーガン大統領に宛てた文書。
カーター大統領がサウジアラビアを通じてイランとの戦争にGOサインを出したと
書かれています。
CARTER GAVE THE IRAQIS A GREEN LIGHT TO LAUNCH THE WAR AGAINST IRAN
THROUGH FAHD.

  米がイランへの攻撃計画の立案を手伝ったとする指摘もあります。
イランのバニサドル元大統領が指摘。パリのホテルで行われた。
文書コピーを入手。
<偽の文書では?>
「その計画書の通りに攻めてきました」
「事前に攻撃計画を入手していたので、イランは救われた」

UPI記者リチャード・セール氏は、
米がイランに関する情報を操作してフセインに流していたと証言。
「米はフセインに幻想を抱かせ、状況を実際より有利に思わせようとしました」
「楽勝だと思わせたんです」

元仏外相ローラン・デュマ氏は、
武器商人からも大いに歓迎されたと言います。
「イランと戦う国はどこであれ欧米にとって大歓迎」

1981年仏情報機関ピエール・マリオンは、
「仏ダッソー社がイラクにミラージュ戦闘機を売却、巨額の利益を得る」
「あの戦争で一番儲けたのはダッソー社でした」

最新鋭の戦闘機だけでなく、仏はフセインにパイロットまで提供していた可能性
があります。
UPI記者リチャード・セール氏は、
「機体の整備などとごまかして、仏空軍は実際にイラクで飛行任務を行っていた
  んです。米国防総省にも確認しました」
<仏も否定しなかった?>
「いいえ、否定しませんでした」


・1983年化学兵器使用:イランとクルドに
米は化学兵器を使わないよう警告したのでしょうか?
1983年、レーガン大統領はラムズフェルドを中東特使に任命
特使としての使命は、米とフセインとの関係強化でした。
ラムズフェルドは、イラク外相に、
「化学兵器を使用しないようフセインに警告しました」
この訪問から四ヵ月後、米ジャーナリストが確認
ジョー・トレント氏は、
「戦場の上を低空で飛ぶと砂漠に無数の死体が見えました。どの死体も無傷で
  横たわっているので、パイロットに何があったんだと尋ねたんです。すると、
  マスタードガスですとの答えでした」
トレントはバグダッドの米大使館に報告しましたが、誰も驚かなかったと
いいます。
「米はフセインのことをよく知っていました。マスタードガスのような違法な
  毒ガスのこともね。毒ガスの製造に必要な物資が独から輸入されていて、
  それが何に使われていたかもです。米が知っていたのは明らかです。
  何もかも分かっていながら、行動を起こさなかったのです」
 
  米はマスタードガスのことを知っていながら、偵察衛星からの情報を提供して
、イラン軍の居場所を正確に知らせていたのです。

  1988年、米空軍のトム・フランコーナ大尉が、情報支援の為、バグダッドに
派遣されます。攻撃目標の正確な位置をイラク軍に知らせて、イランの攻撃力を
破壊する為でした。
「我々はイランの攻撃力を鈍らせようとしていました。イランが攻勢に出れば、
戦争はイランの勝利で決着するおそれがある。それだけは避けたかったのです」

しかし、フランコーナは、イラクが更に殺傷力の高い化学兵器を使い始めたこと
を知ります。ワシントンの上司に報告すると、すぐに命令が下されました。
「ワシントンで状況を分析するまで、イラクへの協力は一切停止するよう命じ
  られました。連日のように会議が開かれました。
  イランに勝たせない為にどのようにすればいいのか。
  イラク支援を続けるべきか、あるいは、支援を止めて、自力で戦わせるか。
  その場合、イラクの敗戦は濃厚でした。
  どちらの選択肢も好ましくはありませんが、結局支援を続けることになり、
  我々はバグダッドへ戻りました。それまで通りに協力した」

「イスラム女性新時代」モロッコ

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/02/25 23:04 投稿番号: [4606 / 5091]
  「イスラム女性新時代」モロッコ・カサブランカ
  NHKBS地球街角アングル(2005.2.25(金)放映)

  カサブランカで有名なモロッコ王国。
カサブランカでは携帯電話を片手に闊歩するビジネスマンの姿が多く見られます

・1957年制定の家族法
  ・妻は保護者である夫に従うこと
  ・女性は結婚に際し男性家族の許可を得ること
  ・一夫多妻を認める
  ・夫は同意なく妻を離婚することができる

・新家族法2004年2月
  ・家庭における夫婦の責任を同等とする
  ・女性は自分自身で結婚を決めることができる
  ・結婚時に妻は夫に複数の妻を持たないよう求めることができる
  ・女性からも離婚を請求できる

  2004年1月に家庭裁判所が初めて創設されました。
「離婚の手続きをしに来ました。前よりずっと手続きが早くなりました」
「家庭裁判所はじっくりと人の話を聞いてくれます」
  イスラム教の国では、結婚する時に、結納金の額や、離婚した時の
子供の養育権に至るまで細かい内容の契約書を交わすのが普通です。
  家庭裁判所では、新家族法に基づき、女性に不利な点が契約書に
残らないよう指導します。
「結婚を決めるのは愛情なんだ」

  新家族法は、まだまだ国民全体に根付いていないのが現状です。
その原因の一つは、女性の教育の遅れです。
2000年の調査によれば、女性の三人に二人は読み書きができません。
これまでの男性優位の社会では、女性に教育は必要ないとする考え方が
一般的だったからです。

  ある女性人権団体は、成人女性を対象に識字教育や無料相談などを行い、
女性の新しい権利を浸透させようとしています。
「読み書きを習ったおかげで、今では町や役所、駅でも困りません。
  子供の宿題も見てやれるようになりました」
「読み書きの出来ない人や地方に住んでいる人にはまだまだ浸透していない
  のです」

・女性企業家振興協会エスポッド
  女性の企業を支援、融資の支援等々
  女性が銀行から金を借りることは難しいことだった。
  女性の為の職業訓練施設を支援(美容・裁縫の研修・資金調達)


<私の感想>
  モロッコでは、女性の社会進出は既にかなり進んでいました。
女性の経済進出という現実を、法律が事後的に追認したものとも言えると
思います。
  ダボス会議に出席していたアラブ紙のアルハヤトの編集長は、
「モロッコでも民主主義なんてない。国王は、いつでも好きな時に、
  取り止めることもできるのだから」と述べていました。
まあ、それはそうなのかもしれませんが、世界の動向、他のイスラム諸国の
動向から、完全に”自由”である訳もないとも思います。
  また、モロッコ一国の経済発展それ自身からいっても、男女平等の社会の方が
より良い社会的基盤になるとも思います。
  更には、一度男女平等が実現されれば、そこから逆行することには、
かなり難しいのではないかとも思われます。

「イスラム女性新時代」モロッコ

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/02/25 23:04 投稿番号: [4606 / 5091]
  「イスラム女性新時代」モロッコ・カサブランカ
  NHKBS地球街角アングル(2005.2.25(金)放映)

  カサブランカで有名なモロッコ王国。
カサブランカでは携帯電話を片手に闊歩するビジネスマンの姿が多く見られます

・1957年制定の家族br>   ・妻は保護者である夫に従うこと
  ・女性は結婚に際し男性家族の許可を得ること
  ・一夫多妻を認める
  ・夫は同意なく妻を離婚することができる

・新家族法2004年2月
  ・家庭における夫婦の責任を同等とする
  ・女性は自分自身で結婚を決めることができる
  ・結婚時に妻は夫に複数の妻を持たないよう求めることができる
  ・女性からも離婚を請求できる

  2004年1月に家庭裁判所が初めて創設されました。
「離婚の手続きをしに来ました。前よりずっと手続きが早くなりました」
「家庭裁判所はじっくりと人の話を聞いてくれます」
  イスラム教の国では、結婚する時に、結納金の額や、離婚した時の
子供の養育権に至るまで細かい内容の契約書を交わすのが普通です。
  家庭裁判所では、新家族法に基づき、女性に不利な点が契約書に
残らないよう指導します。
「結婚を決めるのは愛情なんだ」

  新家族法は、まだまだ国民全体に根付いていないのが現状です。
その原因の一つは、女性の教育の遅れです。
2000年の調査によれば、女性の三人に二人は読み書きができません。
これまでの男性優位の社会では、女性に教育は必要ないとする考え方が
一般的だったからです。

  ある女性人権団体は、成人女性を対象に識字教育や無料相談などを行い、
女性の新しい権利を浸透させようとしています。
「読み書きを習ったおかげで、今では町や役所、駅でも困りません。
  子供の宿題も見てやれるようになりました」
「読み書きの出来ない人や地方に住んでいる人にはまだまだ浸透していない
  のです」

・女性企業家振興協会エスポッド
  女性の企業を支援、融資の支援等々
  女性が銀行から金を借りることは難しいことだった。
  女性の為の職業訓練施設を支援(美容・裁縫の研修・資金調達)


<私の感想>
  モロッコでは、女性の社会進出は既にかなり進んでいました。
女性の経済進出という現実を、法律が事後的に追認したものとも言えると
思います。
  ダボス会議に出席していたアラブ紙のアルハヤトの編集長は、
「モロッコでも民主主義なんてない。国王は、いつでも好きな時に、
  取り止めることもできるのだから」と述べていました。
まあ、それはそうなのかもしれませんが、世界の動向、他のイスラム諸国の
動向から、完全に”自由”である訳もないとも思います。
  また、モロッコ一国の経済発展それ自身からいっても、男女平等の社会の方が
より良い社会的基盤になるとも思います。
  更には、一度男女平等が実現されれば、そこから逆行することには、
かなり難しいのではないかとも思われます。

「南アフリカ:豊かさへの道」

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/02/25 05:35 投稿番号: [4605 / 5091]
  「南アフリカ:豊かさへの道〜優遇される黒人ビジネス〜Road to Riches」
NHKBS世界のドキュメンタリー(2005.2.23(水)放映)

  1990年代初頭にアパルトヘイトを廃止した南ア。
1994年平和的に民主化を成し遂げました。

  民主化の実現から10年。
人口の約10%の白人の収入は増えている。
黒人の収入は減っている。

  ブラック・エコノミック・エンパワーメント政策。
黒人企業家の育成。

国は経済の三分の一を占める公共事業では、黒人が多く働いている企業を優遇
します。

  国営宝くじ、毎週2800万枚、年商5億ドル。
1999年、運営の許可を得る為に、従業員は南アの民族・人種・男女比構成、
株の7割が国内所有、一万人分の雇用創出。

  アパルトヘイトから解放された喜びが次第に薄れてきた頃、富を掴む夢が
人々の心を掻き立てました。アフリカン・ドリーム。
土曜の夜、二週に一度の宝くじ抽選会。

  宝くじ印刷会社では、株の六割を社員に保有。
新たに、中小規模の会社を11社創設。

  南アでは500万人がHIVに感染、2000万人が貧困に喘いでいます。

  民主化が実現した時、水道設備があるのは国土の半分。
国民の半数が電気のない暮らし。
7年間に150万軒の家が建てられ、水道も国土の85%に行き渡る。
しかし、仕事を求めて都市に人口が殺到した結果、約700万人が粗末なバラック
小屋での生活を余儀なくされている。

  2001年の国勢調査では失業率40%を超える。

  30人の女性達が共同組合を作って、学校の体操着を作る縫製工場を創設。
組合を作るのに5年かかりました。

「全く腹立たしいのは、私達が選んだ政府が食料品の値段を一方的に上げている
  ことです」

  アパルトヘイト時代に黒人の教育制度が崩壊した為、仕事に必要な知識や技術
を持つ人は僅かです。
  若者達の鬱屈した気分を表す音楽、南ア版ヒップホップのクワイトが人気を
集めています。
  クワイトは現実からの逃避を求める若者達から絶大な支持を得ています。
「僕の音楽は怒りなんです」
  音楽業界への進出を目指す黒人企業家は、クワイトに注目しました。
レコーディングから流通、小売に至るまで、業界は今も白人が経営する企業が
独占しています。
  公共事業の受注に頼る産業とは違い、国内に確固とした基盤がある産業では
黒人の経営参加を促す圧力が殆どかかりません。
  南アでは、政府が積極的に介入しなければ、黒人の経営参加は思うように
進まないのです。

「所有権が白人から一部の黒人へ移行するだけだと思います。
  社会の底辺にいる黒人には大した違いはもたらさないでしょう」

この改革は少数の黒人エリート層を生み出すだけではないかという指摘がある。

「この十年間行われてきたのは、一部の白人から一部の黒人への資産譲渡だった
  と言えます。しかも黒人側のメンバーは大抵いつも同じ。
  政治的に結びつきがあると見られる小数の人々だったのです。
  詳しく調べた所、その数は僅か数百人にすぎませんでした」

「米国における保守主義運動」NHK視点論点

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/02/25 03:06 投稿番号: [4604 / 5091]
  「米国における保守主義運動」NHK視点・論点
  (2005.2.23(水)放映)

  日本国際問題研究所主任研究員の中山俊宏氏

<アメリカ人の価値観が保守化しているという現象>と
<政治勢力としての保守派が台頭したという事実>は、
ある程度区別して考えた方が理解し易いと思われる。
  勿論、両者は連動している。

前者は時代精神の変容
後者は自覚的な政治運動であり、明確な思想と政治戦略がある

後者の側面を無視すると保守主義を条件反射的な一過性の勢力と誤認してしまう
危険性がある。

保守派は約40年の年月をかけて、いかに現在の地位を獲得していったのか

1950年代初頭に誕生。政治運動というより思想運動。
1953年アイゼンハワー共和党政権誕生。
当時の共和党員にとっては期待外れ
原因はアイデアの不在
この空白を埋めるべく思想運動としての保守主義が産声を上げる。

<保守主義の三つの潮流>
・リバタリアニズム(自由至上主義)
・トラディショナリズム(伝統主義)
・アンチ・コミュニズム(反共主義)

・リバタリアニズムは、計画経済に対する徹底した不信感が特徴
  共産主義、社会主義、ニューディールなどあらゆる計画経済的なるものに対し
  敵対意識を持つ勢力
  大きな政府への不審という形で現在も息づいています。
・伝統主義は、安定した秩序への回帰を求める勢力
  欧州のような回帰すべき安定した過去を持たない米において、いかに伝統的な
  保守主義を導入できるかという試み
  後の宗教の復権という動きとも連動
・反共主義:当時は、マッカーシーの赤狩りと同一視される
  反共保守派は排外主義とは明確に区別し、確固たる政治的立場として確立しよ
  うとした。
  冷戦後も「強いアメリカの維持」というメッセージを軸に影響力を発揮
  ネオコンもこの分派

  この三つの潮流は必ずしも同じ方向を向いているとは限りません。
・市場経済を伝統破壊の一因とみなす伝統主義は、市場経済を絶対視する
  リバタリアニズムと対立する場合がある
・積極的な外交安全保障政策には結びつかない伝統主義やリバタリアニズムは
  時に反共主義の積極介入主義と相容れない場合があった

  この相異なる思想を束ね、保守主義として一つの政治運動にまとめ上げる
役割を果たしたのが、1955年創刊のナショナル・レビュー誌という雑誌であり、
その編集者であったウィリアム・バックリーJr.
「三つの勢力にとって、それぞれに問題はリベラリズムだということを納得させ
  一つの運動を作り上げていった」
バックリーの定式化は、
リベラリズムは
・大きな政府
・伝統破壊
・容共主義の温床
  こう定式化すれば、三つの相異なる保守的な潮流は一つの方向を向いて運動を
展開することができる
 
・1950年代後半:保守思想の交通整理=保守主義の誕生
・1960年代:表舞台への登場:政治運動化:バリー・ゴールドウォーター
・1970年代:準備期間:シンクタンク・人脈ネットワーク・若手の育成等々
・1980年代以降:保守革命

<勝因>
・異なる思想的傾向を一つに束ね得た
・早い時期での極右の排除(ジョンバーツ協会)
・単に過去や伝統への回帰ではなく、新しいビジョンを提供するものと支持者に
  納得させることに成功
・宗教心と愛国心に訴えかけたこと
 
  アメリカにおいて、権力への階段に宗教的懐疑心の場所がないことは、
近年益々明らかになっています。
  これを保守派は早い時期から見抜いていた。

  最も重要なのは、アメリカの保守派は、当初、共和党再建の為に、保守主義を
導入したのではなく、保守層を実現する為に共和党を利用したという点。

  1950年代に運動が輪郭を見せ始めた当初、共和党内においてさえ異端であった
保守派は、今、その最盛期にあると言えましょう。

「米国における保守主義運動」NHK視点論点

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/02/25 03:06 投稿番号: [4604 / 5091]
  「米国における保守主義運動」NHK視点・論点
  (2005.2.23(水)放映)

  日本国際問題研究所主任研究員の中山俊宏氏

<アメリカ人の価値観が保守化しているという現象>と
<政治勢力としての保守派が台頭したという事実>は、
ある程度区別して考えた方が理解し易いと思われる。
  勿論、両者は連動している。

前者は時代精神の変容
後者は自覚的な政治運動であり、明確な思想と政治戦略がある

後者の側面を無視すると保守主義を条件反射的な一過性の勢力と誤認してしまう
危険性がある。

保守派は約40年の年月をかけて、いかに現在の地位を獲得していったのか

1950年代初頭に誕生。政治運動というより思想運動。
1953年アイゼンハワー共和党政権誕生。
当時の共和党員にとっては期待外れ
原因はアイデアの不在
この空白を埋めるべく思想運動としての保守主義が産声を上げる。

<保守主義の三つの潮流>
・リバタリアニズム(自由至上主義)
・トラディショナリズム(伝統主義)
・アンチ・コミュニズム(反共主義)

・リバタリアニズムは、計画経済に対する徹底した不信感が特徴
  共産主義、社会主義、ニューディールなどあらゆる計画経済的なるものに対し
  敵対意識を持つ勢力
  大きな政府への不審という形で現在も息づいています。
・伝統主義は、安定した秩序への回帰を求める勢力
  欧州のような回帰すべき安定した過去を持たない米において、いかに伝統的な
  保守主義を導入できるかという試み
  後の宗教の復権という動きとも連動
・反共主義:当時は、マッカーシーの赤狩りと同一視される
  反共保守派は排外主義とは明確に区別し、確固たる政治的立場として確立しよ
  うとした。
  冷戦後も「強いアメリカの維持」というメッセージを軸に影響力を発揮
  ネオコンもこの分派

  この三つの潮流は必ずしも同じ方向を向いているとは限りません。
・市場経済を伝統破壊の一因とみなす伝統主義は、市場経済を絶対視する
  リバタリアニズムと対立する場合がある
・積極的な外交安全保障政策には結びつかない伝統主義やリバタリアニズムは
  時に反共主義の積極介入主義と相容れない場合があった

  この相異なる思想を束ね、保守主義として一つの政治運動にまとめ上げる
役割を果たしたのが、1955年創刊のナショナル・レビュー誌という雑誌であり、
その編集者であったウィリアム・バックリーJr.
「三つの勢力にとって、それぞれに問題はリベラリズムだということを納得させ
  一つの運動を作り上げていった」
バックリーの定式化は、
リベラリズムは
・大きな政府
・伝統破壊
・容共主義の温床
  こう定式化すれば、三つの相異なる保守的な潮流は一つの方向を向いて運動を
展開することができる

・1950年代後半:保守思想の交通整理=保守主義の誕生
・1960年代:表舞台への登場:政治運動化:バリー・ゴールドウォーター
・1970年代:準備期間:シンクタンク・人脈ネットワーク・若手の育成等々
・1980年代以降:保守革命

<勝因>
・異なる思想的傾向を一つに束ね得た
・早い時期での極右の排除(ジョンバーツ協会)
・単に過去や伝統への回帰ではなく、新しいビジョンを提供するものと支持者に
  納得させることに成功
・宗教心と愛国心に訴えかけたこと
 
  アメリカにおいて、権力への階段に宗教的懐疑心の場所がないことは、
近年益々明らかになっています。
  これを保守派は早い時期から見抜いていた。

  最も重要なのは、アメリカの保守派は、当初、共和党再建の為に、保守主義を
導入したのではなく、保守層を実現する為に共和党を利用したという点。

  1950年代に運動が輪郭を見せ始めた当初、共和党内においてさえ異端であった
保守派は、今、その最盛期にあると言えましょう。
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