南京空襲の予告
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/04/03 16:02 投稿番号: [795 / 2250]
公大飛行場を確保した長谷川長官に、海軍中央部から、
中国に引き渡し予定の英国機九機が九龍付近で組み立て中、
ソ連機数十機南京着、9月15日上海方面空襲の算ありとの情報が入りました。
しかし九龍は、英国の領域ですので、手が出せません。
代わりに、輸送中継地である広東が攻撃目標となります。
長谷川長官は、二連空に上海付近の敵飛行場の偵察を命じます。
しかし、敵機は見つかりませんでした。
それで、南京、広東、漢口、南昌への空襲が決まりました。
ただし南京空襲には、外国から非難があっていましたので、事前に予告しました。
戦史叢書
『中国方面海軍作戦 〈1〉』
407p
《 南京空襲実施にあたり、長谷川長官は戦禍が第三国人
及び
一般市民に及ぶのを
避けんがため、九月十九日岡本上海総領事を通じ在上海各国総領事あて、
南京空爆の予告を通告した。
更に二十日付、中国非戦闘員に対し避難を勧告する宣言を発した。 》
〔昭和12年9月20日
大阪毎日
(号外)〕
《
長谷川長官の通告正文
〔上海二十日発同盟〕
第三国に対する通告
支那軍の敵対行為を終息せしめ、もって時局の迅速なる収拾をはかることは
我が軍の作戦の目的とするところにして、
南京は支那軍作戦の中枢なりと認め、我が海軍航空隊は九月二十一日正午以後、
南京市およびその附近における支那軍隊、ならびに作戦および軍事などに関係ある
いっさいの施設に対し、爆撃その他の加害手段を加えることあるべし。
右の場合においても、友好国の船舶および国民の生命財産はこれを尊重する意向
なること勿論なるも、日支交戦の結果、万一にも危害がおよぶことなきを
保しがたき状況なるに鑑み、第三艦隊長官においては南京市および
附近に在住する友好国官憲および国民に対し、
自発的に適宜安全地域に避難の措置をとられんことを強調せざるを得ず。
なお揚子江上に避難せらるる向きおよび警備艦船は、
下関 (シャーカン) 上流に避泊せられんことを希望す。》
*
しかし、この予告は逆効果になりました。
中国は、国際連盟に訴えたのです。
つづく
これは メッセージ 785 (kireigotowadame さん)への返信です.
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