1938年1月7日 川越大使の談話
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2013/01/08 18:45 投稿番号: [2168 / 2250]
児島襄著
『日中戦争4』
261〜263p
《 近衛首相は、六日、四相会議
(首相、陸、海、外相)
を招集して、
十二日までは待てぬ、十日までにする、と定め、
回答を催促する内閣書記官長談を発表した。
この声明をうけて、翌日、駐支大使川越茂が、上海で、談話を発表した。
「日本軍占領地域内の支那民衆は、
国民政府からはなれて新しい国家の出現を熱望している
―
。
新しい中支の政権は従来の南京政府の如き軍閥政権でもなく、
古い政治家の政権でもなく……財界人、実業家を中心とする
『経済的民衆的国家』
が出現するものと思われる。
新政権が出現するには、日本政府が南京政府を公式に否認することが必要だ。
……日本は腰をすえて、支那民衆を援助する。
再び国民党政権の復活はあり得ないことを、十分に認識させてやらねばならない」
蒋介石が和平を求めてこなければ、
北支のほかに中支にも新政権を誕生させるぞ、というよりも、
もはや蒋政権に用はない、
はやく否認すべきだとの趣意がうかがわれる発言である。》
戦史叢書
『支那事変
陸軍作戦1』
473p
《 このような情勢のうちに、現地にある川越大使もまた一月七日、
上海で新聞記者に対し
「中支新政権が出現するためには、
日本改府が国民政府を公式に否認することが必要だ」
という意見を発表した。》
これは メッセージ 2162 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/ffea4ca4fcf9qbfma4kfn5febbv7obfbfaj5doc0a47a4dea47a4ga4a6_1/2168.html