入って中国人に南京事件真相議論しましょう

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

1939年 丁黙邨らとの会談1

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/08/30 18:38 投稿番号: [1864 / 2250]
晴気慶胤著   『上海テロ工作76号』   毎日新聞社
45〜47p


《 長い楽しい食事がすんで客間でゆったりとくつろいだ私たちは、

日華間の戦争の将来についていろいろ率直に意見を交換したが、

そのとき、丁黙邨は   「蒋介石を相手にせず」   という国民党を否定した

日本の減党政策を論じて、次のように結論づけた。



「日本側が和平を達成するには、まず中国民衆に協力を求めねばなりません。

ところが民衆は国民党を信頼し、国民党の政府に従っています。

民衆を実際に動かし世論を現実に定めるのは、

彼らに日頃、直接接触して彼らを常時指導している国民党の青年党員です。



だが国民党員は必ずしも抗戦を主張するものばかりではなく、

その中には和平派も少なくありません。

和平派はみんな日本と協力して、一日も早く和平を図りたいとひそかに念願しています。

しかし、抗戦とか和平とか争っていても彼らは等しく党を愛し、

党を滅ぼしたくないと思っています。

蒋介石を相手にしない日本の滅党政策は和平派の党員を絶望させ、

日本側が彼らを敵側に強いて立たせている形になっています」



それはまさに丁黙邨の言葉の通りであった。

私は重慶と日本のいずれにもいれられない丁黙邨たちの苦しい立場に、

深く同情せざるを得なかった。

次に私は日本側がつくった維新政府の将来について、

彼らがどんな考えを持っているかをただしてみた。

「維新政府は国民党に全面的に反対していますから、

国民党の和平派もこれと一緒にはなれないでしょう」



私は丁黙邨らの和平運動、すなわち国民党の更生運動は、

維新政府をどう考えているのか、それが知りたかったのである。

それは彼らの和平運動が敵にどんな大きな打撃を与えるものであっても、

決して味方を傷つけるものであってはならない。

いいかえると、それは建設途上にある維新政府を動揺させるものであってはならない。

華北における呉佩孚工作の失敗は、身にしみている。



それに対して丁黙邨はいった。

「いいえ、それは違います。

国民党も立党精神は今のような排他的なものではありませんし、

維新政府の方でも国民党の和平派までも本心から排撃しているとは思えません。



それにわれわれは維新政府の力の及ばない租界で和平運動を起こして

国民党更生の基礎をつくろうとするだけで、

政権の把握などはまだ考えてもおりません。

もちろん将来はわれわれの手で政府を組織して

和平を全国に推し進めねばならない時がくるでしょうが、

それはわれわれのこの運動が上海で成功して実力を獲得した後のことです。


しかし、そうなったときでも、われわれは維新政府の諸公を

和平運動の先輩として、あくまで尊敬するつもりです」



せっかちな私には、のらりくらりとして捕まえどころのない

北方の中国人との交渉は苦手だったが、南方の丁黙邨は、

こうしてざっくばらんに本心を打ち明けてくれるのでたいへんに助かる。


これで彼らが企図する運動の方向はだいたい了承できた私は、

国民党の更生運動は維新政府に影響を与えずに行うことができると知ったので、

それならばこれを援助しても差し支えがないようにも考えたが、

丁黙邨たちにそれを完遂できる実行力が果たしてあるかどうかには

疑問があると思った。それを知るため、またこんな質問をした。》


つづく
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)