1937年11月24日の南京 ラーベの日記
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/07/09 18:44 投稿番号: [1757 / 2250]
11月24日
《 ロイター通信社がはやくも国際委員会の計画について報じた。
すでにきのうの昼、ローゼンも、ラジオで聞いたという。
それによると、東京で抗議の動きがあるとのこと。
とっくに南京から逃げ出したくせになんでアメリカがでしゃばるのか、
ということらしい。それを受けてローゼンは上海のドイツ総領事館あてに
こんな電報を打った。いつものようにアメリカ海軍の仲介だ。
当地の国際委員会、ドイツ・ジーメンス社のラーベを代表に、
イギリス人、アメリカ人、デンマーク人、ドイツ人の各委員は、
中国および日本に、南京に直接戦闘行為が及んだ場合の
一般市民安全区の設置を求めております。
アメリカ大使は総領事館を通じ、この件を上海の日本大使と東京へ伝えました。
この保護区は一朝有事の際に、非戦闘員にのみ安全な避難先を提供するものです。
ドイツ人の代表に免じ、この人道的な提言に対する、
非公式の、とはいえ公式の場合に劣らない温かいご支援を乞う次第です。
私の手元にはザッツブーフ*しかありません。
よってこれを東京に転送し、米海軍を介してドイツ総領事館および
日本当局の返信を頂きたいと思います。
ローゼン
*
外務関係で用いられた暗号対照コード表で、
ドイツ語の単語がすべて五ケタの数字で表記される。
機密が保護されないため、極秘電報には用いられない。
中央病院院長のJ・ヘンリー・劉先生が去り、
「後を託された」
医師たちも二人ともいなくなってしまった。
伝道団のアメリカ人医師たちがいてくれなかったら、
この大ぜいの負傷者はどうなってしまったかわからない。
先日、贈られたトラックを一台動員した。
車が徴発されないよう、運転手の劉漢臣はドイツ国旗を掲げて走っている。
中国兵はトラックとみれば残らずとり上げてしまう。
カルロヴィッツ社のクリスティアン・クレーガーの話では
「命令」
が出たという。
つまり、南京の住民はすべて町を離れるようにという指令である。》
これは メッセージ 1751 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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