海軍は本当に英大使を銃撃したのか?
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/04/07 18:48 投稿番号: [799 / 2250]
海軍はなぜ、こうまで頑強に認めなかったのでしょうか。
北博昭著 『 日中開戦 』 107〜108p には
《 海軍省法務局は、とりたててイギリスに謝罪しなくてもよいというその理由を
こう述べる(『海軍司法法規』)。国際法の立作太郎の見解に基づいている。
双方の軍隊の現に対立する際 又は両軍の対立状態の将 (まさ) に形成されんと
する際に於て、両軍の既成戦線 又は 将に成らんとする戦線間の中間区域
又は是 (かく) の如き戦線の直後の地域に於て、敵の現に軍用に供する道路を
通行する非戦闘員の如きは実際の戦闘の現に行わるる地域(戦場)に在る
非戦闘員と同視するを得べく、戦闘の間接の損害を受けねばならぬものと
謂い得べきで、(略)非戦闘員と知りながら悪意を以て攻撃を加えるか
又は悪意に匹敵すべき重大過失に因り、戦闘員と誤認して攻撃を加えたるに
非ざる以上は責任を負わぬものと考えられる。
英国大使負傷事件に付、仮令 (たとい) 我軍の航空機が襲撃を行ったとするも
非戦闘員と知り乍 (なが) ら攻撃を加えたことはあり得ぬ所であって、
又当時の実際の状況に照して戦闘員が搭乗すると誤認したとするも、
重大過失があったと云うを得ないことは明白である。
是の如き場合に於て重大過失の存することを主張せんとせば、
主張者より其存在を証明せねばならぬ。》
とあります。また、104pには
《 松本重治氏は 「 当時、蒋介石が前線を視察するという情報があり、
中華民国の青天白日旗とイギリスの国旗は、遠くから見ると、
ちょっと似ているので、海軍機が誤って爆撃を加え、
機銃掃射したわけです 」 (『昭和史への一証言』)》
とあります。 こういう弁解の口実があったのなら、 「 間違えた 」 と
言えば済んだ事です。しかし、頑として認めませんでした。
もしかしたら、海軍は本当にやっていなかったのではないでしょうか?
また、このことについて、『 将軍の真実 南京事件 松井石根人物伝 』 を
書かれた早瀬利之氏は 53〜54p で
《 この日、海軍の飛行機は飛んでいなかった ( ?その場所にはという意味か )。
松井は参謀たちを通じて調査をした結果、日本軍の飛行機ではないことが判明する。
その意味では、むしろ南京にいるイギリス大使館筋か、または南京政府の方が、
情報をつかんでいたのではないか。イギリス大使館に勤めている中国人か、
または国民政府がもぐらせていた中国人が、イギリス大使の行動を知っていて、
偽装日本軍機に着手させた、と見るのが自然である。
襲った飛行機は、松井も海軍も、日本軍機というより、
中国軍機であろうと判断している。
日本政府は9月21日、外交折衝により解決することになるが、
和平の機会を崩したくない配慮から一歩下がったふしがある。 》
と書いています。
これについての論評は次で行います。
つづく
北博昭著 『 日中開戦 』 107〜108p には
《 海軍省法務局は、とりたててイギリスに謝罪しなくてもよいというその理由を
こう述べる(『海軍司法法規』)。国際法の立作太郎の見解に基づいている。
双方の軍隊の現に対立する際 又は両軍の対立状態の将 (まさ) に形成されんと
する際に於て、両軍の既成戦線 又は 将に成らんとする戦線間の中間区域
又は是 (かく) の如き戦線の直後の地域に於て、敵の現に軍用に供する道路を
通行する非戦闘員の如きは実際の戦闘の現に行わるる地域(戦場)に在る
非戦闘員と同視するを得べく、戦闘の間接の損害を受けねばならぬものと
謂い得べきで、(略)非戦闘員と知りながら悪意を以て攻撃を加えるか
又は悪意に匹敵すべき重大過失に因り、戦闘員と誤認して攻撃を加えたるに
非ざる以上は責任を負わぬものと考えられる。
英国大使負傷事件に付、仮令 (たとい) 我軍の航空機が襲撃を行ったとするも
非戦闘員と知り乍 (なが) ら攻撃を加えたことはあり得ぬ所であって、
又当時の実際の状況に照して戦闘員が搭乗すると誤認したとするも、
重大過失があったと云うを得ないことは明白である。
是の如き場合に於て重大過失の存することを主張せんとせば、
主張者より其存在を証明せねばならぬ。》
とあります。また、104pには
《 松本重治氏は 「 当時、蒋介石が前線を視察するという情報があり、
中華民国の青天白日旗とイギリスの国旗は、遠くから見ると、
ちょっと似ているので、海軍機が誤って爆撃を加え、
機銃掃射したわけです 」 (『昭和史への一証言』)》
とあります。 こういう弁解の口実があったのなら、 「 間違えた 」 と
言えば済んだ事です。しかし、頑として認めませんでした。
もしかしたら、海軍は本当にやっていなかったのではないでしょうか?
また、このことについて、『 将軍の真実 南京事件 松井石根人物伝 』 を
書かれた早瀬利之氏は 53〜54p で
《 この日、海軍の飛行機は飛んでいなかった ( ?その場所にはという意味か )。
松井は参謀たちを通じて調査をした結果、日本軍の飛行機ではないことが判明する。
その意味では、むしろ南京にいるイギリス大使館筋か、または南京政府の方が、
情報をつかんでいたのではないか。イギリス大使館に勤めている中国人か、
または国民政府がもぐらせていた中国人が、イギリス大使の行動を知っていて、
偽装日本軍機に着手させた、と見るのが自然である。
襲った飛行機は、松井も海軍も、日本軍機というより、
中国軍機であろうと判断している。
日本政府は9月21日、外交折衝により解決することになるが、
和平の機会を崩したくない配慮から一歩下がったふしがある。 》
と書いています。
これについての論評は次で行います。
つづく
これは メッセージ 798 (kireigotowadame さん)への返信です.