9月21〜23日 ヒューゲッセン事件 解決
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/04/06 18:48 投稿番号: [798 / 2250]
海軍が認めないのに、外務省が勝手に謝罪の回答を出すことはできません。
英国の対日感情は悪化していますから、外務省としては困ってしまいました。
外務省が海軍を説得したのでしょう。
海軍が譲歩しました。
北博昭著 『 日中開戦 』106〜107p
《 堀内謙介外務次官の尽力で海軍側も譲歩し、
海軍次官山本中将が遺憾の意を表わすにいたる。
そして九月二十一日、この遺憾の意を記した日本政府の最終回答が
広田外務大臣からクレーギ一大使に出された。
六日の中間回答とは異なり、つっぱねる感じはない。
しかし、遺憾の意を表わしたものとはいえ、イギリスと海軍の双方の体面を
傷つけないように配慮されており、表現はつぎのように明確さを欠く。
すなわち、調査の結果、ヒューゲッセン大使が負傷したのと同じ地点で同じ時刻に、
海軍機二機が中国軍将兵を輸送中と確信される自動車を銃爆撃したことがわかった。
銃爆撃は、大使の自動車を中国軍の自動車と誤認しての行為だったかもしれない。
故意ではないが攻撃は海軍機の 『行為に因りたるやも計り難き次第なるに鑑み』、
日本政府はイギリス政府に深い遺憾の意を表する。
この回答から二日目の二十三日、クレーギ一大使は、イギリス政府は日本の
回答に満足する、ヒューゲッセン問題はこれで解決した、と伝えてきた。
このあたりが引き際とみた政治的解決である。》
*
なんか、これを見ていると、本当はやっていないのだけど、
やった事にしなければ納まりがつかないので、周りが圧力をかけて、
無理やり
「とにかく謝れ」
とやったかのように見えます。
いかにも、日本的解決法のようです。
つづく
これは メッセージ 783 (kireigotowadame さん)への返信です.
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