入って中国人に南京事件真相議論しましょう

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

7月30日 天皇陛下のご軫念

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/01/14 18:43 投稿番号: [710 / 2250]
注:軫念 (しんねん)   うれえ思う。   悲しむ。   心配する。

松本重治著『上海時代・下』中公新書
175〜177p

《 三十日午後四時、議会に出席中の近衛首相に対し、
「御召しの御沙汰あらせられたので、首相は直ちに広田外相、杉山陸相、米内海相、

賀屋蔵相と各個別に会見して各方面の情報を仔細 (しさい) に聴取し、
互いに意見交換を遂げたのち四時三十分恐懼 (きょうく) して参内、

天皇陛下に拝謁仰せ付けられ、最近の時局に関して委曲奏上 (いきょくそうじょう)、
種々御下問に奉答して同五時四十分宮中を退出し、直ちに入った。



而して (首相は) 院内大臣室において杉山陸相と会見し、陛下が時局に関し
御軫念あらせられている御趣を伝達したのち、前後一時間にわたり

『北支』   事変を中心に今後の対策につき慎重協議を遂げ、
つづいて首相は広田外相とも会見し同七時会談を終った。

右に関し政府は左のごとく発表した。

『〔政府発表〕 陛下には時局を御軫念遊ばされ、総理大臣を御召しあり、
総理大臣は委曲奏上して退下した』」(「朝日」七月三十一日附朝刊記事をそのまま引用)。



石射東亜局長によると、彼は広田外相から、
「二十九日(ママ)の夕、お召しによって伺候した近衛首相に対し、

『もう、この辺で外交交渉により問題を解決してはどうか』   とのおことばがあった」
と聞かされた   (石射猪太郎著『外交官の一生』二四五ページ)。

この話が   「陸軍に伝えられ、それが利いたものと見え、三十一日 (陸軍省の)
柴山軍事課長が (東亜局に) 来訪し、停戦を中国側からいい出させる工夫は

あるまいかと相談をかけてきた。 軍は面目上、
停戦を中国からいい出させたいというけちな考えにとらわれていたのだが、

それを咎めている暇はない。 工夫あり、私 (石射) の持つ全面的国交調整案を、
停戦交渉と平行的に試みるならば、停戦の可能性ありと告げて私は、

国交調整案を柴山課長に説明した。 柴山氏も私の考察を了承して帰っていった」
(石射氏同上、二四五ページ)。



同じ七月三十一日、参謀本部の石原作戦部長は、天皇に対して
軍事情勢に関する御進講をしたが、その際、

「軍としては保定の線に進むことが精一杯で、それ以上の戦線の拡大には自信がもてない。
したがってそこまで行く前に、外交手段により兵を収めることを最善の策と信ずる」

旨を言上し、天皇も同感の意を表されたといわれる
(上村伸一著『日本外交史』第二十巻、一〇三ページ参照)。

石原氏は最後的の努力を傾注して、海軍首脳部がすでに外交手段による局面の
収拾を支持していたので、福富 (繁) 作戦課長にも会い、

米内海相を通じて杉山陸相を説得するよう依摂したりして、
政府関係省間のとりまとめに尽力した。》


*   天皇陛下は戦争をうれえ、 『もう、この辺で外交交渉により問題を解決してはどうか』
  と   言われたらしいが、陛下も典型的な日本人、

   中国の方から、仕掛けているとの発想が欠けておられる。
   仕掛けた方がやめない限り、仕掛けられた方はやめようがないのだ。


   石射猪太郎は、陸軍が、「停戦を中国側からいい出させる工夫はあるまいか」
   と相談をもちかけたのに対し、

   「軍は面目上、停戦を中国からいい出させたいというけちな考えに
   とらわれている」、と妄想している。

   日本側から停戦を提案したが、中国は停戦協定を踏みにじっているのだ。
   後で判るが、彼の、自信たっぷりの秘策も、中国には通用しない。


つづく
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)