入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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7月29日 通州虐殺事件4  近水楼3

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/01/02 15:07 投稿番号: [688 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
389〜390p

《 私はポケットの中の百元の旅費を、スッカリまき上げられてしまったばかりでなく、
さらに商売道具のカメラまで取られてしまい、それこそ着のみ着のままになってしまいました。

この際、金なんかてんで問題じゃありません。生命さえ保証してくれるんだったら、
百元が千元でも決して惜しいとは思わなかったんです。



ところがどうでしょう。金を全部集め終ると、保安隊はどこからか麻縄を持ち出して来て、
私達の腕を片ッ端しから縛り始めました。

私は今までによく、中国の巡警が賭博犯人や何かを捕まえて、
何人も数珠つなぎにして引っ張って行くのを見た事がありますが、

今の私達は、全くあれと同じにされてしまったのです。
二階から降されて玄関まで来ると、どうでしょう。

まだ真新しい壁、柱に、小銃弾や拳銃弾が沢山食い込んでいて、
そこの板張りには、朱色の血潮がダブダブ一面に流れているのです。



私は歩きながら、チラリと左の方、女中部屋をのぞき込みました。

そこには三、四名の女中が、惨殺されたばかりと見えて、深紅に染まって
折り重なっており、まだ完全に死に切れないでピグピグうごめいているんです。

残忍眼をおおわしめるといおうか気の弱いご婦人なんかにこの場の光景をお見せしたら、
即座に貧血を起して倒れてしまう事は確実です。私達はこの日朝から、

今か今かと、立て続けに生命の脅威におびえ続けてきたもんですから、
大分肚も据わってしまい、冷静に情況を判断するだけの余裕が出来ておりました。


私共が近水楼の玄関前に曳き出された時、そうです。もう十一時にはなっていたでしょう。
時計が無いからわからんのですよ。真夏の陽が、頭の真上からカンカン照りつけて

おりました。そこへ先程の隊長がやって来て、
「生命を保護する」   といった言葉なんかてんで忘れ、部下に対し   「オイ、

こいつ等を北門内の槍斃場 (チャンピージャン) へ連れて行け!」   と命じました。
槍斃場 (チャンピージャン)、つまり銃殺場、

このくらいの中国語は皆わかるもんですから、そこで一同愕然 (がくぜん) として!
さてはやっぱり銃殺だったのか   −   と、今さらながら瞞 (だま) された事に気がつきました。



武装した数名の保安隊に護衛され、銃殺場に引き立てられて行く途中、私は
  −   どうせこうなったら、我我何もおとなしく保安隊のいう事なんか聴く必要はない。

生きるか死ぬかの瀬戸際じゃないか。一つこの縄、ブチ切って逃げてやろう。
逃げられるだけ逃げて、それで失敗したからといっても、死ぬ事においては

結局同じじゃないか。万が一助かるという事がないでもあるまい。   −

盛んにそんな気持にかり立てられました。
その時、その中の一人の婦人が

「皆さん、殺されると決まったら、日本人として立派に覚悟いたしましょう」
と、キッパリ大声で言い放ちました。》


つづく
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