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第2次満蒙独立運動5 日本政府の変心2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/05/07 18:43 投稿番号: [434 / 2250]
波多野勝著 『満蒙独立運動』 PHP新書

188〜189p
《上泉としてはともかくパプチャプや宗社党の後始末対策が心配だった。

「……機会に乗じて清朝の回復を謀らんとするの念は、此遺臣絶滅せざる間は
決して巳むの時無し、故に余は当分南北を分立せしめ……」

統一が不可能である以上、旧清朝グループを支援するのはこれまでの経緯をみても
上泉には当然だった。川島と同じ発想である。

「彼等は自己の計画を以て最上の忠義たるべきものと信じ居るを以て
政府の政策には容易に服従せざるべし」 と述べると、

石井外相も同情はするが、政府としては大局的視野からの対応が必要だった。

「支那の宗社党然るべし、然れども日本人にして之と共にするものは
政府の意途に反してまでも盲動することなかるべきを信ず……」


政府は局面をコントロールしなくてはならなかった。反袁政策が終了した以上、
いかに全体の鉾 (ほこ) をおさめるかにあった。しかし上泉は違った。

「政府の政策には容易に服従せざるべし」

これを聞いた石井外相としては捨て置くわけにはいかない。
「そは一大事なり、外国の徒党と連合して政府の命に背かんとするものなりや」

石井外相は上泉らが中央突破してくると思ったのであろう。
しかし、上泉にも言い分があった。

「然れども此計画を為さしめたるものは政府にあらざるや……」

  反袁政策を推進して宗社党の蜂起を促しておきながら、
今さら中止とは何事かというわけである。》


190p
《さらに石井外相は、従来 「……支那の宗社党なるものは充分なる優遇法を受くるも
猶満足せざるものなりや」 と尋ねると上泉は、

「満足せざるべし……寧 (むし) ろ山間僻地 (へきち) たりとも独立せる一家を立て
閑日月を楽しみながら窃 (ひそか) に之が復仇を計るは人情にあらずや」 と

離散した家族が再び集まることに喜びを求めることを例に出しながら
清朝復活を力説したのである。さすがに石井外相は何も言えなかった。》


194
《川島には二度めのことであり無念さは筆舌に尽くせないものだった。

「例の浪人等は外務省より全く君等を是迄利用したる訳なれども
今後は用事なしと云ひたるに対し、大に憤怒して皆宗社党に走り、

且つ小池政務局長を此儘 (このまま) には置かすと云ふて怒り出し、……」(『原敬日記』)

浪人の一部が現地に走り、小池政務局長は板挟みになった。しかし時すでに遅く、
これに呼応して大連で蜂起する宗社党の各部隊が、集結していた。

だが、外交方針の転換のため、蜂起しようにも出来ない状況となっていたのである。》


195
《三十日外務省秘密会議では、ついに満州の宗社党の解散が決まった。
ついに政府主導で解散に追い込むことになった。

当初は利用し、結局はトカゲのしっぽ切りのような露骨なやり方でもあった。》


つづく
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