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満蒙独立運動5 挙事工作の中止2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/04/23 18:46 投稿番号: [419 / 2250]
波多野勝著 『満蒙独立運動』 PHP新書


89p
《日本政府が挙事工作中止に必死に奔走する中で、すでに現地では工作が進行していた。
しかし、蒙古軍に武器、弾薬を送るといっても簡単なことではなかった。

ここで川島らが目をつけたのが公主嶺東方小孤山付近にいた
日本人グループの一団二十六人だった。

首領は薄益三 (はくますみ) といい、自身を天鬼将軍と名乗っていた。

彼は馬賊左憲章 (さけんしょう) と協力して付近一帯を支配して
満蒙独立義勇軍と称していたのである。


川島らがこの一団を利用しない手はなかった。   挙事はあきらめたものの、
武器・弾薬の手渡しについては彼らは実行に移そうとしていた。

・・・
明治四十五 (一九一二) 年三月二十五日福島次長は多賀に対し、

清朝の皇族を引き付けるのには好機だが、
「挙兵若しくは之に類する行動の如きは今尚時機に非ず」 と促した。

急な命令だった。それは 「一に外交関係上己 (や) むを得さるに
出てたるものなる」 ことを福島は強調している。

90
・・・こうして満州挙事は中止になった。


91〜93p
さて、困難が伴った武器・弾薬は、四月十九日ようやく大連に到着した。

すぐに第二回分の武器輸送も決まり、他方で輸送のため松井大尉が
四平街で多賀少佐と会い、具体的な方法を決めて出発した。

五月二日満州に入っていた多賀は 「例の事殆ど不可能」 と打電した。
前述したように横やりが入ったのである。

福島次長はすでに現役将校が表舞台で関係することは 「甚た宜しからさる」 ため、
これ以後は裏面に於て極めて必要の助言のみに止め、

実際の仕事は 「直接関係商人等をして遂行せしむる」 様に訓戒したのである。


そこで武器輸送は、民間の薄益三が率いる一団や馬賊の左憲章らの
全面的協力を得ることになった。・・・

こうした状況を知って驚いた日本政府は参謀本部を通じて川島を呼びもどした。
福島参謀次長が彼に会った。

「君は満蒙独立運動をしているそうだが、政府の閣議で、斯 (かく) の如き
行動は一切差止めることになった。今後は断然中止して呉給え」

今まで黙認状態であったにもかかわらず、ここで突然中止にするというのは
川島も納得いくはずもない。・・・川島は理由を聞いた。


「……何分にも今日は閣議で決した命令を君に伝える役目を命ぜられているのだ。
この立場にある以上、いつまでも君と議論を闘す訳には行かない。

議論があれば外務大臣の処へ行って述べて戴きたい」
命令を伝えるしかないという福島の言い分である。内田外相は川島に会見した。

「この際、満蒙を衝かれると外交上猜疑を受けて困るのだ。
……殊に列国の間には借款団ができて、日本は遠からずそれに加わる手筈になっている。

今満蒙に事を起すというようなことがあっては、国家の為に極めて面白くない。
是非、貴下の計画は中止して呉れ」》


つづく
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