1939年9月17日 ソ連軍ポーランド侵攻
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2013/01/25 19:01 投稿番号: [2203 / 2250]
〔昭和14年9月18日
東京日日〕
〔モスクワ本社特電十七日森特派員発〕
先般来大規模な動員を行い、その行動を注目されていたソ連では、
十七日午前六時 (日本時間十七日午後一時) を期しポーランド領に進入を開始した。
この赤軍のポーランド進入の目的は
白ロシア人、ウクライナ人の救済のためであるとされている。
〝 波既に潰滅、条約解消 〟 〔ベルリン本社特電十七日発〕
ドイツ宣伝省は、ソ連軍が十七日午前六時を期しポーランド領に進軍せる旨を確認、
右はドイツと完全なる諒解のもとに行われた旨付け加えた。
なおDNBのモスクワ特電は、ソ連の駐ソポーランド大使グルジボウスキー氏に
手交せる対波通牒内容として、次のごとく伝えている。
ソ連は北はポロックより南はカメネッポドリスクに至る全国境より進軍するが、
右行動の目的はソ連自身の権益および白ロシアおよびウクライナ少数民族を
保護するにあり。
ソ連はポーランド内に進軍するも、刻下の戦争には中立を維持するものである。
ポーランド国はすでに現存せるものと認め得ない故に、
ソ連はソ波間の諸条約は解消したものと認める。
〔ロンドン本社特電十七日発〕 ポーランド筋から得た情報によれば、
ソ波国境のミンスク・ウイルナ鉄道の接続地点モトデツノ付近において
進入し来たったソ連軍に対し、波国境警備兵は抵抗、激戦を続けていると。
〔パリ本社特電十七日発〕
ソ連軍のポーランド入りは一週間余りの準備の後、まずミンスクに主力を集中、
プリペット沼沢地帯の北に連なる平原から国境を越えて行われたもので、
国境ではなんらの抵抗にも遭わなかったが、ウイルノにあった
ポーランド軍は東進してソ連軍を遊撃したものと解される。
〔ロンドン本社特電十七日発〕
モロトフ・ソ連外相は十七日朝、最初のラジオ放送を行った。要旨、次の通り。
ポーランド内白露及びウクライナの同胞に援助の手を差しのべることは、
われわれの義務でなければならぬ。
ソ連政府はポーランド国民をその無能、暴戻な支配下から解放し、
その悲境から救い出すことを希望する。 この二週間来の事態は、
ポーランドが国家として全く破産してしまっていることを実証した。
ポーランドはこの産業中心地のすべてを失い、
ワルソーはもはやポーランドの首都ではなくなった。
今や何人もポーランドの存在を知るよしもなくなった。
かかる状態に対しソ連は、国防上断じて晏如たり得ない。
ソ連は最後まで中立を守っていたが、
事態がかくなる以上もはや中立を守ることは出来ない。
われわれはウクライナ人と白露人の運命のために中立たることは出来ないからである。
これゆえ政府は軍最高司令部に対し、わが赤軍をして国境を越えて
西部ウクライナ人及び西部白露人の生命財産を保護せしめるよう命令を発した。
わが忠良なる赤軍兵士諸君は、あくまでこの民族解放の崇高な闘争のために戦え。
〔モスクワ本社特電十七日森特派員発〕
先般来大規模な動員を行い、その行動を注目されていたソ連では、
十七日午前六時 (日本時間十七日午後一時) を期しポーランド領に進入を開始した。
この赤軍のポーランド進入の目的は
白ロシア人、ウクライナ人の救済のためであるとされている。
〝 波既に潰滅、条約解消 〟 〔ベルリン本社特電十七日発〕
ドイツ宣伝省は、ソ連軍が十七日午前六時を期しポーランド領に進軍せる旨を確認、
右はドイツと完全なる諒解のもとに行われた旨付け加えた。
なおDNBのモスクワ特電は、ソ連の駐ソポーランド大使グルジボウスキー氏に
手交せる対波通牒内容として、次のごとく伝えている。
ソ連は北はポロックより南はカメネッポドリスクに至る全国境より進軍するが、
右行動の目的はソ連自身の権益および白ロシアおよびウクライナ少数民族を
保護するにあり。
ソ連はポーランド内に進軍するも、刻下の戦争には中立を維持するものである。
ポーランド国はすでに現存せるものと認め得ない故に、
ソ連はソ波間の諸条約は解消したものと認める。
〔ロンドン本社特電十七日発〕 ポーランド筋から得た情報によれば、
ソ波国境のミンスク・ウイルナ鉄道の接続地点モトデツノ付近において
進入し来たったソ連軍に対し、波国境警備兵は抵抗、激戦を続けていると。
〔パリ本社特電十七日発〕
ソ連軍のポーランド入りは一週間余りの準備の後、まずミンスクに主力を集中、
プリペット沼沢地帯の北に連なる平原から国境を越えて行われたもので、
国境ではなんらの抵抗にも遭わなかったが、ウイルノにあった
ポーランド軍は東進してソ連軍を遊撃したものと解される。
〔ロンドン本社特電十七日発〕
モロトフ・ソ連外相は十七日朝、最初のラジオ放送を行った。要旨、次の通り。
ポーランド内白露及びウクライナの同胞に援助の手を差しのべることは、
われわれの義務でなければならぬ。
ソ連政府はポーランド国民をその無能、暴戻な支配下から解放し、
その悲境から救い出すことを希望する。 この二週間来の事態は、
ポーランドが国家として全く破産してしまっていることを実証した。
ポーランドはこの産業中心地のすべてを失い、
ワルソーはもはやポーランドの首都ではなくなった。
今や何人もポーランドの存在を知るよしもなくなった。
かかる状態に対しソ連は、国防上断じて晏如たり得ない。
ソ連は最後まで中立を守っていたが、
事態がかくなる以上もはや中立を守ることは出来ない。
われわれはウクライナ人と白露人の運命のために中立たることは出来ないからである。
これゆえ政府は軍最高司令部に対し、わが赤軍をして国境を越えて
西部ウクライナ人及び西部白露人の生命財産を保護せしめるよう命令を発した。
わが忠良なる赤軍兵士諸君は、あくまでこの民族解放の崇高な闘争のために戦え。
これは メッセージ 2201 (kir**gotowa**me さん)への返信です.