入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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1938年1月14日 中国の返答に反発する日本1

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2013/01/20 15:54 投稿番号: [2192 / 2250]
児島襄著   『日中戦争4』   267〜269p


《 王部長の口上書は、一月十四日午後四時すぎ、

駐日ドイツ大使H・ディルクセンから外相広田弘毅に伝達された。


「一九三七年十一月五日、日本側提案になるいくつかの和平条件が、

貴大使 (註、トラウトマン) の好意によって南京で提示された……」


広田外相は、まずこの口上書の書き出しに眉をひそめた。



和平条件をドイツを通じて提示したのは、たしかに日本側である。

だが、それは、国際紛争を鎮静させ、とくに中国を   「破滅から救おう」

というドイツの意向があり、中国側の和平意思も確認されたからである。

それなのに、口上書の語調は、

いかにも日本側から中国に   「和ヲ請ウ」   たかの印象をあたえる。



読みすすむにつれて、広田外相は眉のひそみを深めていたが、大使ディルクセンに、

「これは明らかに逃げ口上ですな。中国側は、諾否いずれにせよ、

回答するために必要な材料をあたえられたはずです。

だいいち、敗けて和平をもとめるのは中国であって、日本ではない」

大使ディルクセンも、内心では、広田外相の論評に同感であった。



「和平交渉の機会をとらえなかったのは、むしろ中国側であったといえる。

蒋介石がトラウトマンに会おうとしなかったこと、

中国政府が日本側条件についての正式会議をひらかなかったことなどが、

その事情を告げている」


大使ディルクセンは、のちに、そう外相Cノイラートに報告するが、

口上書をうけとったときも、

それが中国側の   「拒否回答」   であることを感得していた。



それでも、大使ディルクセンは、日本側の四条件はともかく、

細目条項は文書では中国側に伝達していない、

書面にして提示してはどうか、と、進言した。》


つづく
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