入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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1938年1月13日 中国の返答と日本の会議

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2013/01/18 18:42 投稿番号: [2188 / 2250]
児島襄著   『日中戦争4』   266〜267p


《 国際情勢は、必ず反日親中国の味方をもたらす。

戦ってさえいれば、 「日本亦終必帰於失敗也」   蒋介石は、かねての持論をくり返し、

適宜に (日本側に) 対応せよ、と、外交部長王寵恵に指示した。



   −   唖然、あるいは呆然、

という表現があてはまる表情で、駐支ドイツ大使O・トラウトマンは、

外交部長王寵恵を注視した。

王外交部長は、前日、閣議で検討したうえで日本側への回答をつたえる、と述べ、

さっそく一夜あけたこの日、一月十三日、その回答を大使トラウトマンに提示した。



閣議がひらかれた様子もなかったので、大使がその点をたしかめると、

じつは回答は前夜にできていた、と、王部長は、涼しい顔で返答した。

大使トラウトマンは、そう述べたときの外交部長王寵恵の唇のゆがみに、

ふと不審感をさそわれたが、手渡された口上書を一読して仰天した。



口上書は、これまでの大使トラウトマンの日中間の 〝伝書使〟 的業績を

回顧したあと、日本側の   「改変された条件」   は範囲がひろすぎる、と

指摘して、次のように結文していた。

「ゆえに、中国政府は、慎重な検討と明確な決定をおこなうために、

新たに提議された条件の性質と内容を確定されることを望む」

それだけである。



日本側の条件については、全体としても、各個にも、諾否も修正要求も示されていない。

大使トラウトマンは、さんざんに待ち、かつ、催促をかさねて得た回答が、

たったそれだけであったことに驚くとともに、不安を感じた。

「外相閣下、閣下は、日本側がこの回答をいいのがれとみなす懸念があるとは、

お考えになりませんか。私には、この回答は、

(日本側条件を)   理解する意思がない旨の表明と思えます」



大使トラウトマンは、既述したように、戦争がつづけば中国は敗北すると

信じこんでいる。いま日本と講和するのが、

中国と国民政府が生きのびるためのまたとないチャンスであろう。

そのチャンスを逃がすのか − との意をこめての大使トラウトマンの発言であったが、

外交部長王寵恵は、日本側条件の詳細を知るまではなにもいえない、というだけであった。




戦史叢書   『支那事変   陸軍作戦1』   473〜474p


《 一方、日本では、十三日の閣僚会合で

「いつまでも便々として中国側の回答を待っておるわけにもいかないから、

十五日中に中国側から確答がない場合には、直ちに、

国民政府との交渉に期待をかけず、事態処理の第二手段をとる旨の声明を出すべきである。

これは明十四日の閣議で決定する」   という話し合いが成立した。》
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