入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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12月7日 松井大将と柳川中将の喧嘩

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/10/14 18:47 投稿番号: [211 / 2250]
早瀬利之著『将軍の真実   南京事件   松井石根人物伝』139〜140p

この入城式典直後のことである。
首都飯店の方面軍司令官室で、松井と柳川との大喧嘩が起きた。

柳川平助は参謀長の田辺と二人だった。松井司令官室で二人だけの話となると、
田辺はとなりの角良晴副官室でようすをうかがっている。

そのとき、となりの松井の部屋で、突然、
松井にしては珍しく大声で怒鳴る声が聞こえた。


二人のようすが変なので、田辺は角副官に、「なんとかしてくれ」 と心配そうに言う。
角は、日ごろから、柳川平助の、方面軍司令官を無視した行動といい、

直接東京の下村定第一部長と連絡して南京攻撃に出たことといい、
腹にすえかねていたことも多く、松井の気持ちがよく分かっていた。

田辺の慌てぶりに、女房役の角は、「弱い参謀長殿だな」 と思いながら、
「大将と中将です。二人が取っ組み合いのケンカをするはずもないし、

軍政の根本問題ですから、しばらくやらしておきましょう」
と言って、ほっとくことにした。


このとき角が耳にした松井の声とは、
「支那のことは支那人にまかせ、日本軍はオブザーバーになれ」 だった。

これに対し柳川平助は、
「皇軍が血を流して取ったところである。

日本みずから、軍政を敷いてやるのが当然である」
と反論した。

この二人の激論から、占領後の南京をめぐり、軍政を敷くという柳川と、
中国人の自治体づくりによる政権、国際的視野を広げることとする松井との、

対立だったことが推測できる。


大激論がひとまずおさまった頃合いを見て、角はコーヒーを持って入った。
すると、二人とも黙り込んでいた。角はそのとき、「話し合いは決裂だな」 と直感した。

このときの会談は、柳川の方から申告されていて、
それに対して松井方面軍司令官が持論を曲げずに、柳川を説き伏せた形である。

頭ごしの 「軍政」 と 「中国人の自治政権」 との意見の相違だった。
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