1937年12月19日 ラーベの日記2
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/11/23 14:45 投稿番号: [2067 / 2250]
十八時
《 日本兵が六人、塀を乗り越えて庭に入っていた。
門扉を内側から開けようとしている。
なかのひとりを懐中電灯で照らすと、ピストルを取り出した。
だが、大声で怒鳴りつけ、ハーケンクロイツ腕章を鼻先に突きつけると、
すぐにひっこめた。全員また塀を乗り越えて戻っていくことになった。
おまえらにはそれで十分だ。なにも扉を開けてやることはない。
わが家の南も北も大火事になった。水道はとまっているし、
消防隊は連れていかれてしまったのだから、手の打ちようがない。
国府路ではどうやら一ブロックがそっくり燃えているようだ。
空は真昼のように明るい。
庭の難民は、三百人だか四百人だか正確にはわからないのだが、
筵
(むしろ)
や古いドア、ブリキ板で掘ったて小屋をつくって、
少しでも雪と寒さを防ごうとしていた。
だがこまったことに、なかで料理をはじめてしまったのだ。
火事が心配だ。禁止しなければ。
大きい石油缶が六十四個もおいてあるので、気が気ではない。
けっきょく二カ所だけ、料理をしても良い場所をきめることにした。》
*
「懐中電灯で照らすと、ピストルを取り出した」?
はて?
日本兵はピストルを持っていないのだが?
日本軍は、ピストルなど支給していない。
将校は自決用に持っているが、これは、自前だから弾を無駄に使えない。
日本軍の弾薬はピストル用ではない。
*
大量の日本兵が、今、去って行っている最中だというのに、
南京では、不埒な
“日本兵”
が沢山徘徊しているとは。
実に不思議な事だ。
果たして、この
“日本兵”
は本当に日本人なのか?
これは メッセージ 2065 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/ffea4ca4fcf9qbfma4kfn5febbv7obfbfaj5doc0a47a4dea47a4ga4a6_1/2067.html