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1939年6月 ノモンハン事件12 態度を検討

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/11/17 15:37 投稿番号: [2056 / 2250]
辻正信著   「ノモンハン秘史」   毎日ワンズ
130〜132p


《 第二十三師団は、 「防衛の責任上進んでさらに徹底的に膺懲したい」

との意見を具申してきた。

たたくべきか、黙殺すべきかを決せねばならぬ。

作戦室には寺田高級参謀以下作戦参謀全員集合し、軍の採るべき態度について研究した。

寺田参謀はおもむろに口を開いた。曰く、



「関東軍司令官が防衛上の責任においてこれを撃破駆逐するのは当然であるが、

シナ事変を処理するに最も重大影響を持つものは対英処理である。

いまやこの根本問題が順調に軌道に乗ろうとしているとき、

満州でソ連との間に大規模の紛争を起こすことは、中央部の気分をこの方面に牽制し、

対英処理を不徹底に終わらしめる原因となるおそれがある。



既往の経験より見ると、張鼓峰事件は、漢口作戦の最も重要な時期で

あったにかかわらず、中央部全部、とくに作戦関係は

上下すべて張鼓峰に牽制せられシナ作戦はお留守になった。

であるから、ノモンハンの始末は対英処理がある程度進捗した時機に選定してはどうか」


まさに穏健妥当、一理ある所論であった。

著者の意見はこれと全く反対であった。



「不拡大を欲せば、侵犯の初動において、徹底的に殲滅することが必要であり、

相手は我が譲歩で満足するような良心的な敵ではない。

日英会談を効果的ならしめる方法はむしろ、不言実行の威力である。

万一ノモンハンで明瞭な敵の挑戦を黙視せば、必ずや第二、第三のノモンハン事件が、

さらに重要な東正面あるいは北正面においても続発し、

ついに全面衝突に至るおそれなしとしない」


と、徹底膺懲を主張した。



三好、服部両先輩も、大体において、著者の意見に同意を表され、

さらに慎重審議の結果、寺田参謀以下全員積極論に一致し、

次いで第二、第三課長も合同して、寺田参謀よりの説明企図を諒承し、

対外蒙作戦要綱を立案したのであった。

この半日の検討は、ノモンハン事件処理を左右する重大な意義がある。



もし、素直に寺田参謀の意見を採用し、攻勢時期を日英会談終了後に延期したら、

当然秋となり、間もなく冬を迎えるから、

第二次ノモンハン事件は、あるいは翌年に持ち越され、

または欧州情勢の変化で立ち消えになったかも知れない。

しかし、それはスターリンの意志によってのみ決定し得たであろう。



第一次ノモンハン事件の処理において、

関東軍が如何に慎重に不拡大方針を堅持したかは、前にも述べた通りである。

山縣支隊を不徹底な打撃のまま撤退させたとき踵   (きびす)   を接して再侵犯し、

しかも満領内の二要点   (カンヂュル廟と温泉)   に大規模の爆撃を

加えてきたソ連の動向を見究めると、

このまま温順   (おとな)   しく引き退がる相手ではない、と断じたのであった。》


つづく
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