1939年6月6日 英租界、犯人引き渡しを拒否
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/11/06 18:55 投稿番号: [2033 / 2250]
〔昭和14年6月7日
東京朝日〕
英、犯人引き渡し拒否の回答
〔天津特電六日発〕
程連銀支店長狙撃犯人引き渡しを繞
(めぐ)
る
対英租界問題は、我が方より七日正午までに回答を求める最後通牒を発するに及んで、
ついに重大局面に到達し、遷延、糊塗をよくする英租界当局も
問題の解決を回避し得ない破目となったが、
ジャミーソン在天津英総領事は六日、田代総領事を日本総領事館に訪れ、
ロンドンよりの回訓に基づくものなりとして、左のごとき回答を正式に行った。
回答の内容は四項に分かれているが、我が方が租界問題解決の当面の問題として
要求せる程連銀支店長狙撃犯人の引き渡しはこれを拒否し、
第九路軍参謀長と称する者の引き渡しを以って
問題の重点を巧みに回避せんとする老獪、不誠意極まるもので、
全体として見る場合は我が方の要求を全面的に拒否せるものであることは否み得ない。
回答の内容、次のごとし。
一、日本側は程氏狙撃犯人たる藍外三名の支那側引き渡しを主張するも、
彼等の犯行に付いては単なる自供あるのみで、
他になんら物的その他の有力な証拠の提示がない故、
目下の所引き渡し要求には応じ兼ねる。
二、今回の事件発生前、英租界内で爆弾携帯等の廉で英租界側で逮捕、
監禁している第九路軍参謀島外一名は支那側に引き渡す。
この引き渡しは、彼等が前記藍外三名の上官故、その取調べの結果、
藍等に関する更に有力なる証拠を発見し得る可能性ありと見られる。
三、英租界工部局には他に十数名の抗日分子を逮捕、監禁中だが、
これらの者に付いては
この機会に情状により英租界外に追放その他、
適当の措置を講ずる。
四、将来の英租界内抗日分子取り締まりに対しては、
近く厳重なる布告を発するとともに、英租界内の警備を厳重にし、
これら不穏分子の策動を徹底的に弾圧する意向である。
これは メッセージ 2027 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/ffea4ca4fcf9qbfma4kfn5febbv7obfbfaj5doc0a47a4dea47a4ga4a6_1/2033.html