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1939年5月31日 ノモンハン事件10 引き揚げ

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/11/02 18:50 投稿番号: [2021 / 2250]
辻正信著   「ノモンハン秘史」   毎日ワンズ
121〜123p


《 山縣支隊は二十九日朝、ようやく東支隊の戦場を整理し、原位置に待機していたが、

ハルハ河左岸より撃ち出す敵の砲兵は、目に増して猛威をふるい始めた。

前面の敵は、戦線を整理し、さらに兵力を増してハルハ河右岸に

橋頭堡   (きょうとうほ)   を確保している。

我が砲兵は、僅かに連隊砲   (山砲)   四門だけで、到底太刀打ちできるものではない。



師団長は、さらに山砲二中隊と、速射砲一中隊を増加し、

三十一日払暁からハルハ河左岸の敵砲兵に対し、火蓋を切った。

しかし、地形的に見て、利は敵にある。

ハルハ河左岸の外蒙領は、右岸の満領を見下ろすことができる。

根本的にはこの自然条件を考えねばならぬ。

焦れば焦るほど敵に好餌   (こうじ)   を与えることになる。



師団長は、以上のようなことを考え合わせ、

山縣支隊を一時カンヂュル廟付近に引き揚げることに決し、

三十一日の夜、戦場を離脱して転進についた。

僅かに数日の緒戦であったが、それを通じて見られることは、

第二十三師団の左右の団結が薄弱であることと、対戦車戦闘の未熟な点であろう。



山縣連隊長が東支隊を見殺しにし、隊長以下全員玉砕させたという一事は、

師団長として堪え難い苦痛であっただろう。

僅かに生き残った東支隊の負傷者が、口を揃えて山縣連隊を呪った。

新設師団の最大弱点は上下の団結と、左右の友情が足りないことである。



外蒙騎兵がこんなに多くの戦車を持っていようとは、誰しも考え及ばなかった。

もちろんその操縦者の過半はソ連兵ではあるが、

脚を鎖で戦車内に縛りつけられている外蒙操縦士も少なくはなかった。

戦場に遺棄された外蒙兵の屍体には、食糧もなく、煙草もないが、

手榴弾と小銃弾はふんだんに持たされていた。

異民族を駆り立てて巧みに第一線の犠牲を分担させるソ連の戦略は、

ここばかりではない。》


つづく
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