1937年 杭州湾上陸作戦2
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/06/05 18:48 投稿番号: [1691 / 2250]
戦史叢書
『中国方面海軍作戦〈1〉』
439〜440p
《 23:45
「川内」
から第二船団あて、 「泊地進入用意、K隊進出セヨ」
が下命され、
「若葉」
誘導の下にK隊は右に出て増速、C隊も右に出てK隊に続行し、
第一分隊と並び三列縦隊となった。
当時の情況を第一水雷戦隊司令部事変日誌は
「・・・折シモ海上平穏ニシテ
殆ド満天雲ニ掩ハレ
新月二日ノ暗夜ハ
奇襲進入ニ最適・・・次第ニ濛気ヲ発生・・視界ハ日出後迄モ
依然トシテ不良
・・・揚陸状況ハ
元ヨリ上陸後ノ状況等モ
少シモ知ルコトヲ得ザリキ」
と記している。・・・
05:15
上陸用舟艇に移乗した陸軍部隊は、
濃霧の中を陸岸に向け輸送船を発進、上陸を開始した。
上陸軍は左側支隊正面で若干の抵抗を受けただけで、
06:30
完全に奇襲上陸に成功した。
10:50
には早くも金山衛城に日章旗が掲げられた。六日正午、上海においては、
「日軍百萬上陸杭州北岸」
のアドバルーンが掲げられ、士気大いに上がった。
左側支隊は海岸線付近陣地による敵の頑強な阻止にあい、水際付近で対峙した。
杭州湾は潮の干満差は五米に及び、このため生ずる潮流は
最大五節 (ノット) にも達するところであり、
左側支隊は時間の経過とともに潮が満ちて肩付近まで水に浸り対戦し、苦戦となった。
護衛艦隊は艦載機の全力を挙げて陸戦に協力した。
陸軍側の要望により、揚陸用桟橋を構築することとなり、連合工作隊の編成が下命された。
上陸兵団の作戦進ちょく状況にかんがみ、
第二次船団搭載の重器材は上海に揚陸することとなり
「有明」
は 08:00 泊地発、 17:00呉淞に到着、
「 朝日」
と協同し輸送船の世話及び情況連絡等に従事した。
この日揚陸作業は大いに進ちょくした。
十一月十一日、第百十四師団の戦列部隊は揚陸を完了した。
また上陸以来進撃を続けた第六師団は、上海派遣軍と完全に連係を確保した。
「有明」
は引き続き第一船団一二隻の荷揚促進に努めたが、
兵船在泊輸送船は総数約六〇隻に達し埠頭待ちのため作業は進ちょくしなかった。》
*
上海の港が混雑し埠頭待ちのため、荷揚げが遅れ、
第十軍への物資の補給が遅れました。
これは メッセージ 1689 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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