1月27日 ラーベの日記
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/02/09 18:45 投稿番号: [1446 / 2250]
一月二十七日
《・・・
ラジオ上海によると、フランス政府は、
ジャキノ神父にレジオンドメール勲章を授けることにしたそうだ。
われわれの経てきた道のり、十五人ものメンバーが力を合わせ、
艱難
(かんなん)
辛苦に耐えてようやく克服できた数々の困難を思うにつけ、
この人が、ひとりきりでそれを成し遂げたと思うと信じられない気がする。
叙勲も当然だ。
今日、午前中にローゼンと車で東部地区をまわった。家という家は軒並み
略奪されてがらんとしており、しかもそのほぼ三分の一が焼けていた。
たった今、背筋が寒くなるような知らせが舞いこんだ。鼓楼病院の責任者マッカラムが、
押し入ってきた二人の日本兵に銃剣で襲われ、喉をけがしたのだ。
幸い命には別状ないらしいが、これは実にゆゆしき事件だ。
ただちにアメリカと日本の政府に電報が打たれた。
またまた H がこまったことをしでかした!
パンチェン・ラマといえばダライ・ラマにつぐチベットの権威者だが、
そのラマの使用人から、H は素晴らしい車を二百ドルで買い取ったのだ。
いま自治委員会がこの車を買い取ろうとしているが、
H の言い値の千九百ドルではなく、たった六百ドルでといっている。
H が二百ドルで買ったのはわかっているからだ。 おまけに自治委員会は、
使用人には国民政府の財産である車を売る権利はないといってきた。
今後も闇取引をやめないようなら、
日本当局は H に赤恥をかかせてそのうちに南京から追放するだろう。》
(この後はラーベが妻にあてた手紙なので省略)
*
「ジャキノ神父にレジオンドメール勲章・・・ひとりで成し遂げた」
とんでもない勘違いだ。
ティンパーレ、松本重治氏、日高参事官、松井大将の協力があり、
仏軍・日本軍の協力があってできたもの。
南京を攻略した日本軍は、上海を解放した日本軍。
殆ど同じ人間。
同じ日本軍の占領下で、上海は上手く行き、南京は酷くなった。
その場合、科学的考察では、原因は日本軍ではなく、別の何かにあると見る。
これは メッセージ 1432 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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