対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

宗派間抗争の名の下のもう一つの戦い

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/03/23 20:49 投稿番号: [89475 / 118550]
イラクでの宗派間抗争と言われるものの下で、
もう一つ違う「闘争」が行われているのかもしれないなという直感もあります。
<地方分権派対中央集権派>の闘争という側面です。
地方分権派のクルドとSCIRIが、
中央集権派のスンニと世俗派を攻撃している。
政治家や支持者を襲撃することで、その政治力を削ぎ落としているという
側面もあるのではないかという直感です。
そういう目でみると、クルドとシーア主体の治安部隊がスンニ派地域で、
横暴なことをすること、
それをシーア、クルド主体の中央政府も黙認、あるいは容認、
あるいは積極的に加担しているのではないか。

しかし、そう考えると、サドル派は地方分権派ではない。
そのサドル派もスンニ派襲撃を行っているということの説明にはならない。
サドル派内の原理主義過激派がスンニやシーアの世俗派を襲撃している
ということなら理解できる。

サドル派と近い関係にあったファディーラ党がサドル派と対立しているのは、
ファディーラ党が石油相ポストに固執しているからかもしれない。
そういう自己の利害で行動しているのではないか。
SCIRIの南部地方自治政府(シュメール連邦)樹立構想は、
ファディーラ党には受け入れられるものかもしれない。

スンニ政治家が現在アラウィ氏らの世俗派と組んでいることの説明はつくが、
しかし、ならば何故現在スンニ政治家はクルドと組んでいるのか
ということの説明がつかない。


現在のイラクでは、多くの要因が重層的に組み合わされているように感じます。
もちろん、占領こそが本質矛盾であることに何の変わりもないのですが、
占領だけで全ての事象を説明できません。
・占領と反占領
・地方分権と中央集権
・原理主義過激派と世俗派市民

ホッブスが「リヴァイアサン」で述べた通り
市民社会は「万人の万人に対する闘争」だということです。
自己の属する
・民族の利害
・宗派の利害
・部族の利害
・親族の利害

資本主義経済もかなり浸透していますので、
階級的利害対立もあります。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)