「イラク人のためのイラクへ」坂本卓
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/03/23 20:25 投稿番号: [89472 / 118550]
DAYS JAPAN
http://www.daysjapan.net/dj/index.html
4月号特集:「イラク 仕組まれた内乱」
「2005年、私はアクレの刑務所に拘置中のアンサール・スンナ軍、
イラク聖戦アルカイダ組織らのメンバーらを取材した。
爆弾で米軍車輌を攻撃したスンナ軍ハウィージャ部隊のカミル・アマルーフ
(35歳)は、昨年3月に警察に逮捕されるまで、15回の米軍襲撃作戦に加わった。
『米軍のイラク攻撃で、自分の中に反米の意識が生まれた。
イスラム国家をつくり、占領者を追い出したかった』という。
『市民を狙うのは間違いだ。誘拐や斬首も許されない行為だと思う』と話すが、
『組織の仲間が人質の斬首を求めてきたらどうするか』と問うと、
彼は一瞬沈黙し、『わからない』と首を横に振った。
今、武装勢力は変質し始めている。二年前にバグッドで取材した時、
武装組織のメンバーの多くは、家族や友人を米軍に殺されたり、
イラクが占領で踏みにじられてたと感じた若者達だった。
ファルージャで米軍に抵抗したのは、地区の自警団的組織のメンバーが多く、
そこに国外からの過激な義勇兵が一部加わっていた。
それから各地で摘発が相次ぐ中、反米聖戦を確信する
組織の中核メンバーは地下に潜った。
互に顔も知らない部隊同士が、
連絡役を通じて結ばれるネットワークができあがった。
爆弾の設置などは、貧しいイラク人が
わずかな報酬を貰って雇われる例が増えている。
昨年2月、警官、市民28人を爆弾で殺害したスンナ軍キルクーク部隊の
ムハンマド・アベトアイサ(27歳)は、日雇いの建設作業員だった。
一日百ドルの仕事があるとモスクで知り合った男に
もちかけられ、爆弾を置いて回った。
いったん組織に加わると、今度は脅されてやめることができなくなった。
『まともな仕事さえあれば、組織には加わらなかった』と彼はうつむいた。
イラク人組織に合流してくるのが、国外からの過激な義勇兵だ。
自爆犯のほとんどがこうした外国人といわれる。
自爆で殉教したいと願い、イラクに入国し逮捕されたリビア人の
ムハンメド・ムスタファ(32歳)は、
『イスラムの同胞を苦しめる米軍に報復することは義務と感じる。
これは聖戦だ』と力説した。
モスルで武装勢力掃討作戦を指揮したイラク軍司令官は言う。
『精巧な爆弾装置や資金援助など、シリアの情報機関が関与している。
もうイラクだけの問題ではない』
人々の意識も変わった。
(モスルの)タクシー運転手のサミュエル・アハマドさん(27歳)は、
スンナ派アラブ人。
武装勢力が市内を支配下においた2004年秋、広場で十数人の黒覆面の男達が
ナイフで治安部隊の兵士の首を切り落とすのを目撃した。
『米軍協力者は殺す』という脅迫状が家々に投げ入れられ、
クルド人やキリスト教徒は町から逃げ出した。
『かつて武装勢力に抱いていた共感はなくなった』と彼は言う。
『米軍は住宅地に爆弾を落とし、町を戦場にした。占領には反対だ。
だが、いま米軍が撤退すれば疑獄になる。アメリカには治安回復の責任がある』
普通の生活を取り戻す為に、米軍に留まってもらうことを願うイラク人の心境は
複雑だ。
イラク各地から、治安が比較的安定しているクルド自治区に
避難、移住する人々が急増している」
http://www.daysjapan.net/dj/index.html
4月号特集:「イラク 仕組まれた内乱」
「2005年、私はアクレの刑務所に拘置中のアンサール・スンナ軍、
イラク聖戦アルカイダ組織らのメンバーらを取材した。
爆弾で米軍車輌を攻撃したスンナ軍ハウィージャ部隊のカミル・アマルーフ
(35歳)は、昨年3月に警察に逮捕されるまで、15回の米軍襲撃作戦に加わった。
『米軍のイラク攻撃で、自分の中に反米の意識が生まれた。
イスラム国家をつくり、占領者を追い出したかった』という。
『市民を狙うのは間違いだ。誘拐や斬首も許されない行為だと思う』と話すが、
『組織の仲間が人質の斬首を求めてきたらどうするか』と問うと、
彼は一瞬沈黙し、『わからない』と首を横に振った。
今、武装勢力は変質し始めている。二年前にバグッドで取材した時、
武装組織のメンバーの多くは、家族や友人を米軍に殺されたり、
イラクが占領で踏みにじられてたと感じた若者達だった。
ファルージャで米軍に抵抗したのは、地区の自警団的組織のメンバーが多く、
そこに国外からの過激な義勇兵が一部加わっていた。
それから各地で摘発が相次ぐ中、反米聖戦を確信する
組織の中核メンバーは地下に潜った。
互に顔も知らない部隊同士が、
連絡役を通じて結ばれるネットワークができあがった。
爆弾の設置などは、貧しいイラク人が
わずかな報酬を貰って雇われる例が増えている。
昨年2月、警官、市民28人を爆弾で殺害したスンナ軍キルクーク部隊の
ムハンマド・アベトアイサ(27歳)は、日雇いの建設作業員だった。
一日百ドルの仕事があるとモスクで知り合った男に
もちかけられ、爆弾を置いて回った。
いったん組織に加わると、今度は脅されてやめることができなくなった。
『まともな仕事さえあれば、組織には加わらなかった』と彼はうつむいた。
イラク人組織に合流してくるのが、国外からの過激な義勇兵だ。
自爆犯のほとんどがこうした外国人といわれる。
自爆で殉教したいと願い、イラクに入国し逮捕されたリビア人の
ムハンメド・ムスタファ(32歳)は、
『イスラムの同胞を苦しめる米軍に報復することは義務と感じる。
これは聖戦だ』と力説した。
モスルで武装勢力掃討作戦を指揮したイラク軍司令官は言う。
『精巧な爆弾装置や資金援助など、シリアの情報機関が関与している。
もうイラクだけの問題ではない』
人々の意識も変わった。
(モスルの)タクシー運転手のサミュエル・アハマドさん(27歳)は、
スンナ派アラブ人。
武装勢力が市内を支配下においた2004年秋、広場で十数人の黒覆面の男達が
ナイフで治安部隊の兵士の首を切り落とすのを目撃した。
『米軍協力者は殺す』という脅迫状が家々に投げ入れられ、
クルド人やキリスト教徒は町から逃げ出した。
『かつて武装勢力に抱いていた共感はなくなった』と彼は言う。
『米軍は住宅地に爆弾を落とし、町を戦場にした。占領には反対だ。
だが、いま米軍が撤退すれば疑獄になる。アメリカには治安回復の責任がある』
普通の生活を取り戻す為に、米軍に留まってもらうことを願うイラク人の心境は
複雑だ。
イラク各地から、治安が比較的安定しているクルド自治区に
避難、移住する人々が急増している」
これは メッセージ 89471 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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