対イラク武力行使

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投稿者: whitejazz2005 投稿日時: 2005/07/04 23:04 投稿番号: [74338 / 118550]
ヒトラーはマスコミの力を熟知していたから、ナチスの政権獲得のための手段として、過去の誰よりも大胆に周到にと徹底的にマスコミを活用した。そして独裁政権獲得後には彼に不都合な言論の圧殺を徹底し、国民は彼を熱狂的に迎える中で、実は彼によって公正な目と耳を、あらゆる権利を奪われていった。
メディアが権力側、または権力を欲する人間に濫用されたら洒落にならないってことの実例だよ。メディアにはそういった取り返しの付かない失敗がまだ近い歴史として存在している。そして敗戦のショックと深刻な不況を抱えていたとはいえヒトラーが台頭した時のドイツはワイマール憲法を有する共和国だったんだよ。
人心を乱す巨大な脅威あるところは、メディアが濫用される危機感と隣りあわせといっても過言ではない。
そういった危機感を考えればメディアと政府の意思が接近すること、情報を統制しメディアを自分に引き寄せようとする動きには僕は不安を抱くよ。僕が当時のドイツ国民であったのなら、恐らくヒトラー支持に熱を上げていただろう。彼らは僕らより劣っているからヒトラーを支持したわけではない。それだけ強力な力が濫用されたということだよ。
そういった経験を経て先進国のメディアは存在している。こういったら失礼だと思うけど、君が常に憤慨してるくらいの視点でいるほうが、僕はメディアの立ち位置として丁度いいと感じるよ。聞いてる限りではね。

それに個人的には、きっとその兵士がテレビに出てくれないと思うよ。兵士の手柄には多くは人の生死が関わってるしスポットライトを浴びせるならそこは避けて通れない。それに注目を浴びることで触れられたくないところにも視線が行ってしまうかもしれないしね。攻撃加えてる最中に、実は市民が巻き添えになっていたとかそういったことが判明したらもうヒーローには戻れない。戦争であっても死は重たい話題であることに変わりはないし、多くはそれを経て成り立つ兵士の手柄の話は今の時代では結局後味の悪い所にしか行き着けないと思うよ。
多分メディアも政府もジェシカリンチで懲りたんじゃない?個人的にはあの人はちゃんとヒロインになった上に、うそつきの謗りを受ける前に自分で嘘を告白しちゃってなおかつちゃっかりお金もゲットしてるんだから、上手くこなしたもんだって変に感心してみてたけどね。

僕は今のような戦争描写は世論を動かすということのみならず、事実を大きく捻じ曲げているのだと感じるよ。僕らは戦中アメリカの空爆や進軍する戦車の映像は沢山見たが、その空爆の下で腕足を失ったり臓物をはみ出したり、黒い血を流して息絶えてる人間の映像は見ることはなかった。
メディアが映そうが映さなかろうが、現実としてこの戦争では何万という人間が死んでいる。やるやらないの決断はともかく、我々は自分がしていることを正面から見据える覚悟は必要だと感じるよ。それはただ戦争を支持するだけに比べて何倍も苦痛を伴う行動だからね。だが今のメディアにはそれがない。同じ過ちを再び繰り返す予兆を感じずにはいられないよ。


>べトナム戦争の時もテット攻撃の際、当初はベトコンの抜き打ち作戦が功をなしてアメリカ軍は圧倒されたとはいうものの、結果的には北ベトナムの方が圧倒的に兵を失い、アメリカの勝ち戦で終わった。にもかかわらず、アメリカ国内ではこの戦闘は惨敗したと報道された。これを機に国内でのベトナム戦争支持は大幅減少したのである。

米軍にとってはこの攻撃そのものが想定外のことだった。実際に兵士たちの動揺は凄まじく、また勝手の違うゲリラ戦法との戦いに疲弊しはじめていた。この報道に関する事実は掴めなかったけど、奇怪な戦術を用いるゲリラの戦いに翻弄される様を見続けてきた多くの米国民にとって、この戦争ではアメリカ伝統の通常戦略。つまり敵の人的補給を上回るペースで人的損害を与えて勝利を目指すという消耗戦略が有効な打撃を与えていない。殺傷数が単純に勝利には繋がらないということがわかり始めてたんじゃないか?
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