対イラク武力行使

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投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/06/26 04:35 投稿番号: [73953 / 118550]
私が主流メディアの力といっているのは長年にわたる観察の結果なのさ。メディアの一部だけをみて全部がそうだと判断しているのではなく、メディア全体をみてアメリカのメディアには(日本もそうだが)左よりの傾向があると判断しているのだ。それが私の主観かどうか、君自身でメディアをもうすこし批判的な目でみれば明白だ。

嘘やガセネタを報道してるという極端な例でなくても、いったいある特定のメディアム(媒体)にどのような偏向があるのか、それはどの事実を選んで報道するかという姿勢からも現れる。

まず例をあげてみよう。あるテレビ局は毎週イラクで戦死者が出る度にその兵士の名前をあげ写真を掲げてその兵士が軍隊に行く前はどうだったとか、残された妻子や親などの泣いている姿を映したりしている。この映像が狙う反応は、「あたら若い命をしょうもない戦で失くすとは、アメリカ軍はさっさとイラクから引き取って欲しいものだ」というものだ。

だが、戦死者に焦点をあてずに、勇敢な戦い方をした兵士に焦点をあてたらどうなるだろう。たとえば一兵士が勲章をもらったり、勲章を推薦されたりするたびにその兵士のプロフィールや勇ましい戦闘の模様などを毎週一回特集したら、視聴者が得る印象は全く別のものになってくる。

どちらも嘘ではないが、どの記事を報道するかという選択によってその放送局なり新聞なりの姿勢がはっきりするわけだ。

べトナム戦争の時もテット攻撃の際、当初はベトコンの抜き打ち作戦が功をなしてアメリカ軍は圧倒されたとはいうものの、結果的には北ベトナムの方が圧倒的に兵を失い、アメリカの勝ち戦で終わった。にもかかわらず、アメリカ国内ではこの戦闘は惨敗したと報道された。これを機に国内でのベトナム戦争支持は大幅減少したのである。ま、君も指摘しているようにベトナムとイラクでは事情が違う。一番の差は当時のアメリカは徴兵があったため、戦争に行きたくない若者が狩り出された。今はすべてが志願兵だから一般庶民の軍隊に対する敵対心のようなものが少ない。それにベトナム戦争当時の戦死者の数と今では雲泥の差だ。もしベトナムが泥沼だったというなら、同じ表現をイラクで使うのはベトナムでの犠牲者に対する冒涜ともいえる。

だから主流メディアの「イラクは泥沼」というキャンペーンにも説得力が欠けるのだろう。

>僕はメディアであること、ブログであることで全てに共通する信用に対する保証の構造を問うているんだよ。

残念ながらどのような媒介においてもそのような構造は存在しない。   我々にできることは、情報源の偏向を認識し、それを踏まえたうえでどの情報を信用するか自分なりに判断するしかない。
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