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進化論  3

投稿者: theme_from_papillon 投稿日時: 2004/10/07 22:48 投稿番号: [55269 / 118550]
>「進化の原理に関する根本的な見直しをテーマ」にした論文を一例でもいいから挙げてみて。

1988年にネイチャーに発表され、大論争を巻き起こした、実験に基づく適応変異に関する論文を知らないの?

適応変異はジョン・ケアンズが発見した不思議な現象である。
適応変異は、それが細胞にとって有利なときに頻度が高くなるが、これはドーキンスが言うような
標準的な新ダーウィン進化論と完全に矛盾する。

新ダーウィン進化論は、突然変異の起こりやすい領域とそうでない領域があることは認める
ものの、突然変異は進化的方向に関してつねにランダムに起こるとしている。

ケアンズの示したものは、環境に適応する突然変異の頻度が高かったというものであったが、
彼の、大腸菌の細胞とラクトースを使った実験は最近になり否定されたという情報もある。
最初の実験のものが否定され、他のものは未だ論争の種になっているということかもしれない。

ジョンジョー・マクファデン著「量子進化」には下記の記述もある。
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その後、バリ・ホール教授をはじめとする、他の人々も、様々な細菌の系で適応変異を見出した。
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日本ではこのサイトも参考になる。
http://sentan1.hmro.med.kyoto-u.ac.jp/~top/teams/index_k_kinoshita.html
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京都大学医学研究課   先端領域医学研究機構   進化遺伝グループ

進化における多様性増大機構の探索

  このグループでは進化の源である突然変異がいかにして生じるのかを調べています。ダーウィンが突然変異と生物の進化をむすびつける学説を唱えて160年以上経っていますが、意外なことにこの突然変異がどのようにして生まれるのかということはほとんど分かっていないのです。多くの人は細胞分裂に伴う偶発的な DNA 複製エラーが突然変異の原因であろうと想像し、わかったような顔をしていますが実はそうではないということが、少なくともバクテリアなどの単純な生物では解明されてきました。そのような生物では環境に応じて積極的に突然変異の頻度を高めたり低めたりする仕組みがあるのです。そうすることで変化する環境に適応できる子孫を残すチャンスを高めているのでしょう。この適応変異と呼ばれる仕組みは私たち人間を含む脊椎動物などのより複雑な生物にもあるのでしょうか?
  免疫で重要な役割を担う抗体の遺伝子に起こる突然変異は AID というタンパク質によって積極的に起こされているものであることが分かりました。このタンパク質のおかげで無限ともいえる種類の抗体を作ることが可能になり、外敵から身を守ることができるのです。これは適応変異と呼ばれる仕組みが脊椎動物にも存在することを示すいまのところ唯一の例です。しかし、AID による突然変異は体細胞での現象であり、次世代に受け継がれる生殖細胞でこのような現象があるのかは分かっていません。私たちは抗体の遺伝子で見られる適応変異の仕組みを足掛りとして、生殖細胞レベルで積極的に突然変異を導入する仕組みがあるのかどうかを調べています。
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