イラク戦争

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投稿者: seasonal_zone 投稿日時: 2004/11/20 01:34 投稿番号: [2653 / 5091]
  Jakejakeboysさん、私も一市民でしかありませんから、「今のイラク混迷がブッシュ政権の目論見の範疇である」という認識が正しいのか、間違っているのかは分かりません。

  私たちはテレビや新聞、刊行物やインターネットで得た情報で情勢を判断するしかないのですが、これら情報は果たして正しく事実を伝えているのか、分析は偏っていないかを疑いながら見なければなりません。

  報道はファルージャ攻略で却って過激派を飛散させてしまったので、今後イラク各地でテロが頻発し収集がつかなくなる恐れについて語ります。一方、イラク政府と米軍は、「過激派の背骨は完全にへし折った。今後散発的攻撃はあるかもしれないが、大勢は終わった。軍事的には大勝利したので、今後はイラク政府が政治的に勝利する必要がある」と語ります。どちらがより真実に近いのでしょうか?

  確かに混乱を長引かせればイラク国民の不満は高まり、反米感情が吹きだす危険性はあるでしょう。

  しかし、アメリカ及びその連合軍はその危険性に対処していないとお考えですか?復興のための民生事業についてお考えになったことは無いですか?

  ニュースでは伝えられないけれど、確実に電気・水道・道路などのインフラの復旧・整備は確実に進んでいると思いますし、イラク人による警察活動も拡大していると考えるべきです。イラク国営放送も当然のことながら国家の復興や、国民の日常生活について報道していると思います。イラク2千数百万人の全ての人々の周りで戦闘が続いているわけではない。

  ファルージャ攻撃に際して、イラク政府は避難を呼びかけていましたし、攻撃により家屋が破壊された場合には補償することを伝えていたと記憶しています。事実、攻撃終了後、イラク政府は1世帯当たり100ドルの見舞金に加え、破損した家屋などの修復も補償すると発表しています。また、米軍は破壊されたモスクの再建のために資金提供することを伝えています。その一方で、ファルージャ攻撃に対する批判を押さえ込む狙いから、スンニ派の一部聖職者を「米軍や治安部隊への攻撃を扇動している」として逮捕し始めている。
  いわば硬軟取り混ぜた対応を行っている。多くのイラク国民にとっては、生活を立て直すと言うことのほうが最優先で、自ら銃を手に死を覚悟でアメリカ軍の戦車に立ち向かおうとなどとは考えていないと思います。

  だから、イラク全土で反米デモが吹き荒れ、収集がつかないという社会情勢にはならないと考えているのです。派手な攻撃シーンや被害者の映像だけではイラクの真の実情は伝わってこないということを冷静に考えてみる必要があると思います。

  とはいえ、イラクには銃や爆弾・火薬があふれていますから、イラクからテロがなくなることは無いでしょうし、アメリカも完全に平和が回復されれば存在する必要性がなくなりますから、それは望んでいないと思います。要は混乱がアメリカの掌中にあるかどうかの問題です。

  アメリカはスンニはやシーア派、クルド人などの対立を巧妙に利用しながら(決して団結させないようにしながら)イラク統治を進めていくのだろうと思っています。

  ところで、身勝手とも思えるアメリカの戦略についていった我が日本は、イラク問題に今後どのような態度で臨むべきとお考えですか。よろしければお聞かせください。

  私は、イラク復興支援を行なうことは日本の罪滅ぼしであり、できる限りの支援をすることが、今後日本が国際社会での地位と名誉を取り戻すことに繋がるのだろうと思っています。だから、自衛隊撤退など絶対すべきでないし、むしろ活動範囲を拡大すべきであると考えています。勿論、復興支援に限ってですが。
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