飲湖上初晴後雨 其二 蘇軾
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/09 21:08 投稿番号: [464 / 735]
飲湖上初晴後雨
其二
蘇軾 (蘇東坡)(1036〜1101)
湖上に飲す
初めは晴れ後に雨ふる
水光瀲艷晴方好
水光瀲艷(れんえん)として晴れて方(まさ)に好し
山色空濛雨亦奇
山色空濛(くうもう)として雨も亦た奇なり
欲把西湖比西子
西湖を把(と)って西子に比せんと欲すれば
淡粧濃抹総相宣
淡粧濃抹総て相宣(よろ)し
さざ波を浮かべた水の光は、晴れわたった今こそまさにすばらしい
一方、霧のように山をつつんだ雨の景色も、またひときわの眺めだ
晴れても雨でも美しい西湖の姿を、いにしえの越の美女西施にたとえてみるならば
薄化粧、丹念な化粧、なべてみな風情がある
★石川忠久『蘇東坡100選』NHK出版、より
★西湖は浙江省杭州市にある有名な観光地です。
★蘇東坡、五十四・五歳のころ長官として赴任し、西湖を南北に縦断する
堤の一大改修工事を行いました。
その功績を称えて、その堤は今なお蘇堤と呼ばれています。
★前半は、水と山、晴と雨を対句とし、それぞれ「好」「奇」と詠み、
後半は、湖と西施という絶世の美女の異質の美とを対比させ、新鮮・奇抜です。
晴れた西湖を西施の「濃抹」(濃い化粧)、
雨にくすぶる西湖の風情を西施の「淡粧」(薄化粧)にたとえています。
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これは メッセージ 459 (ajisai110701 さん)への返信です.
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