台湾紀行
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2008/02/12 01:07 投稿番号: [1449 / 3149]
司馬遼太郎の「台湾紀行」を読み返している。昔、新刊本で買ったこの本が「また読んでくれ」と言わんばかりにヒョイと出て来たのである。これはそんな安い本ではなかったので買った本屋まで覚えている。巻末には、当時は初対面だった中華民国総統・李登輝との対談が載っていて興味深い。だが、この李登輝と言う人がわたしにはいまだに謎である。総統就任時の記者会見で「2.28事件」についての感想を求められたとき、この台独の宗家のような人が、「君のように若い人がどうしてそんな昔のことを聞くのか」と、けんもほろろにこれを一蹴している。これが本心でなかったのは自明だが、このあたりは常人にマネのできることではない。前の投稿で「お追従だって本気でやれば誰も気がつかない」と書いたが、蒋経国にはあの大きな口を開けて、これ以上はできないような笑顔を向けていた画像を記憶している。彼は孫文、訒小平、葉剣英などと同族の客家人であるが先鋭的な「反中国」で、今日の民主台湾を築き上げた特別功労者でもある。大変な親日家であり、「尖閣は日本の領土」と発言してもいる。だが、先の選挙で一挙に政治基盤を失い、もはや影響力はまったくない。ちょっと言いにくいことを思い切って言えば、真実を言えば、日本の保守層や右翼陣営が喜ぶ、「親日、反中国」も、度を越すと台湾の政治地図から追放されるのである。
これは メッセージ 1447 (tokyo_cachito3 さん)への返信です.
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